Cisco Unity メンテナンス ガイド
Cisco Unity 8.x でのリモート アクセス
Cisco Unity 8.x でのリモート アクセス
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity 8.x でのリモート アクセス

8.x へのリモート アクセス

8.x でのリモート デスクトップの使用

8.x での Windows ターミナル サービスの使用方法

Windows ターミナル サービスの制限事項

8.x でのバーチャル プライベート ネットワークの使用方法

Cisco Unity 8.x でのリモート アクセス

Cisco Unity 8.x へのリモート アクセス

Cisco Unity サーバにリモートでアクセスする方法はいくつかあり、アップデートやパッチのロード、ファイルの転送などのタスクを実行できます。リモート アクセスを使用しない場合、このようなタスクをローカルで実行する必要があります。ご使用のサイトに応じ、次の各項の説明に従って Cisco Unity サーバへのリモート アクセスを設定できます。

「Cisco Unity 8.x でのリモート デスクトップの使用」

「Cisco Unity 8.x での Windows ターミナル サービスの使用方法」

「Cisco Unity 8.x でのバーチャル プライベート ネットワークの使用方法」

Cisco Unity 8.x でのリモート デスクトップの使用

デフォルトでは、リモート デスクトップはサーバ上で無効になっています。リモート デスクトップを使用してサーバでのソフトウェア インストールやリモート管理を行うには、次の手順を実行します。


注意 クライアント コンピュータでリモート デスクトップを設定する場合には、クライアント コンピュータでサウンドが鳴るようなオプションは選択しないでください。選択すると、すべての着信通話がただちに切断されます。代わりに、[ローカル リソース(Local Resources)] タブの [リモート コンピュータのサウンド(Remote Computer Sound)] リストで、[リモート コンピュータで再生する(Leave at Remote Computer)] をクリックします。


注意 Cisco Unity サーバで Windows からログアウトせずに [リモート デスクトップ(Remote Desktop)] ウィンドウを閉じないでください。予期しない動作が生じることがあります。[リモート デスクトップ(Remote Desktop)] ウィンドウを閉じると、Cisco Unity サーバ上でリモート デスクトップが使用するデスクトップ ヒープ メモリが解放されません。デスクトップ ヒープ メモリが使い尽くされると、システム動作は予測不能となります。考えられる問題として、Cisco Unity Administratorのページを表示できない、トレイ アイコンを使用して再起動を試みたときに Cisco Unity を起動できない、デスクトップのヒープに関する警告や DCOM エラーがシステム イベント ログに記録される、などが挙げられますが、これ以外にも問題が発生することがあります。boot.ini ファイルに /3GB スイッチを追加して、サーバに 96 を超えるボイス メッセージ ポートを設定すると、問題発生の可能性が高くなります。利用できるデスクトップ ヒープ メモリが少なくなるためです。


注意 リモート デスクトップを使用して Cisco Unity サーバにリモートにログオンするときは、/console オプションを使用しないでください。使用すると、すべての着信通話はただちに切断されます。


注意 Cisco Security Agent for Cisco Unity でのポップアップ通知はコンソール 0(Console 0)にのみ表示されるため、Cisco Unity サーバの近くにいない場合や、VNC を使用してサーバにアクセスしている場合は、ポップアップ通知を確認できません。このことは、ファイルの修正や、Cisco Unity 8.x よりも前のアプリケーションのインストールを行ったときに、重大な問題が引き起こされる原因となります (Cisco Unity System Setup Assistant for Cisco Unity 8.x 以降のバージョンでは、必要に応じて Cisco Security Agent for Cisco Unity を自動的に停止して再起動する処理が自動的に行われます)。リモート デスクトップを使用して他のソフトウェアをインストールするには、Cisco Security Agent for Cisco Unity を停止して無効にしてから、インストールを開始してください。インストールと必要なサーバの再起動が完了してから、サービスを再び有効にして開始します。

リモート デスクトップを有効にする


ステップ 1 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[設定(Settings)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [システム(System)] をクリックします。

ステップ 2 [システムのプロパティ(System Properties)] コントロール パネルで、[リモート(Remote)] タブをクリックします。

ステップ 3 [リモート デスクトップ(Remote Desktop)] で、[このコンピュータのリモート デスクトップを有効にする(Enable Remote Desktop on This Computer)] をクリックします。

ステップ 4 [OK] をクリックしてリモート接続の使用に関するメッセージを閉じます。

ステップ 5 [OK] をクリックして [システムのプロパティ(System Properties)] ダイアログボックスを閉じます。


 

Cisco Unity 8.x での Windows ターミナル サービスの使用方法


注意 Cisco Security Agent for Cisco Unity でのポップアップ通知はコンソール 0(Console 0)にのみ表示されるため、Cisco Unity サーバの近くにいない場合や、VNC を使用してサーバにアクセスしている場合は、ポップアップ通知を確認できません。このことは、ファイルの修正や、Cisco Unity 8.x よりも前のアプリケーションのインストールを行ったときに、重大な問題が引き起こされる原因となります (Cisco Unity System Setup Assistant for Cisco Unity 8.x 以降のバージョンでは、必要に応じて Cisco Security Agent for Cisco Unity を自動的に停止して再起動する処理が自動的に行われます)。Windows ターミナル サービスを使用して他のソフトウェアをインストールするには、Cisco Security Agent for Cisco Unity を停止して無効にしてから、インストールを開始してください。インストールと必要なサーバの再起動が完了してから、サービスを再び有効にして開始します。

リモート コンピュータで WTS を設定して使用するには、次の手順を実行します。

WTS の詳細については、Cisco Unity サーバ上のターミナル サービス サーバ プログラムから利用可能なヘルプ、またはリモート コンピュータにインストールするターミナル サービス クライアント プログラムから利用可能なヘルプを参照してください。Microsoft 社の Web サイトも参照できます。

Windows 2000 を使用している Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity Administratorまたは Cisco Personal Communications Assistant に WTS でアクセスする場合に、Media Master で貼り付け機能を使用するには、貼り付ける WAV ファイルが G.711 形式である必要があることに注意してください。

Windows ターミナル クライアントのインストール ディスクを作成する

リモート コンピュータで WTS を使用するには、まず、Cisco Unity サーバで WTS ホスト プログラムを使用してインストール ディスク セットを作成する必要があります。この手順を実行するには、2 枚のブランク ディスクが必要です。それぞれ「ディスク 1」、「ディスク 2」というラベルを付けます。


ステップ 1 Cisco Unity サーバの Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [ターミナル サービス クライアント クリエータ(Terminal Services Client Creator)] をクリックします。

ステップ 2 [インストール ディスクの作成(Create Installation Disk(s))] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

a. [32 ビット x86 Windows 用ターミナル サービス(Terminal Services for 32-bit x86 Windows)] をクリックします。

b. [ディスクをフォーマットする(Format Disk(s))] チェックボックスをオンにして、ディスク上の既存のデータがすべて消去されるようにしてから、[OK] をクリックします。

ステップ 3 画面の指示に従って、2 枚のインストール ディスクを作成します。

ステップ 4 [インストール ディスクの作成(Create Installation Disk(s))] ダイアログボックスを閉じます。


 

リモート コンピュータで WTS クライアントを設定する


ステップ 1 リモート コンピュータの A ドライブにディスク 1 を挿入し、 Setup.exe を実行します。

ステップ 2 画面の指示に従って、インストールを完了します。

ステップ 3 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [ターミナル サービス クライアント(Terminal Services Client)] > [クライアント接続マネージャ(Client Connection Manager)] をクリックします。

ステップ 4 [クライアント接続マネージャ(Client Connection Manager)] ウィンドウで、[ファイル(File)] > [新しい接続(New Connection)] をクリックします。

ステップ 5 画面の指示に従って、接続ウィザード(Connection Wizard)を完了します。


 

WTS でリモート セッションを開始する

WTS を使用してリモート コンピュータから Cisco Unity サーバに接続すると、リモート コンピュータがサーバを制御します。リモート コンピュータのウィンドウに Cisco Unity サーバの画面が表示され、通常は、サーバのどのファイルおよびアプリケーションにもアクセスできます。Cisco Unity サーバが一度にホストする WTS 接続は、1 つだけにすることを推奨します。


ステップ 1 リモート コンピュータで、次のいずれかの操作を実行します。

[クライアント接続マネージャ(Client Connection Manager)] ウィンドウで、「リモート コンピュータで WTS クライアントを設定する」の手順で作成した新しい接続のアイコンをダブルクリックします。

Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [ターミナル サービス クライアント(Terminal Services Client)] > [<新しい接続のアイコン>] をクリックします。新しい接続のアイコンのデフォルトの場所を変更した場合は、「リモート コンピュータで WTS クライアントを設定する」の手順で指定した場所に移動します。

ステップ 2 適切な名前とパスワードで Cisco Unity Administratorにログオンします。


 

ファイル転送を行う


ステップ 1 リモート コンピュータで、 ¥¥<Cisco Unity サーバの IP アドレス>¥c$ を実行します。

ステップ 2 適切な名前とパスワードで Cisco Unity Administratorにログオンします。

ステップ 3 Windows コマンドのコピー アンド ペーストまたはドラッグ アンド ドロップを使用して、ファイルを転送します。


 

Windows ターミナル サービスとのリモート セッションを終了する


ステップ 1 リモート コンピュータで、Cisco Unity Administratorを終了します。

ステップ 2 リモート コンピュータで、Windows からログオフします。


注意 Windows からログオフしない状態で WTS ウィンドウを閉じないでください。予期しない動作が生じることがあります。[WTS] ウィンドウを閉じると、Cisco Unity サーバ上でリモート デスクトップが使用するデスクトップ ヒープ メモリが解放されません。デスクトップ ヒープ メモリが使い尽くされると、システム動作は予測不能となります。考えられる問題として、Cisco Unity Administratorのページを表示できない、トレイ アイコンを使用して再起動を試みたときに Cisco Unity を起動できない、デスクトップのヒープに関する警告や DCOM エラーがシステム イベント ログに記録される、などが挙げられますが、これ以外にも問題が発生することがあります。boot.ini ファイルに /3GB スイッチを追加して、サーバに 96 を超えるボイス メッセージ ポートを設定すると、問題発生の可能性が高くなります。利用できるデスクトップ ヒープ メモリが少なくなるためです。


 

Windows ターミナル サービスの制限事項

WTS は Cisco Unity サーバへのリモートのアクセスがサポートされていますが、制限事項があります。詳細については、該当するバージョンの『 Release Notes for Cisco Unity 』を参照してください。このマニュアルは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html から入手できます。「Limitations and Restrictions」の項で「Windows Terminal Services」を参照してください。ユーザ ワークステーション上で、WTS は Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook での使用がサポートされていません。

Cisco Unity 8.x でのバーチャル プライベート ネットワークの使用方法

Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)は、公衆電話回線(場合によってはケーブル モデム)を利用する専用網です。プライバシーの維持には暗号とセキュア プロトコルが使用されます。VPN を使用してファイアウォール経由で Cisco Unity にアクセスする場合は、そのネットワークの内部にいるかのように Cisco Unity を使用できます。

次のような場合は、VPN が必要です。

ネットワーク ファイアウォールの外部にあるリモート コンピュータから Cisco Unity Administratorの Web サイト( http://<Cisco Unity サーバ名>/web/sa )( http://<Cisco Unity サーバ名>/web/sa )にアクセスする必要がある。

Distributed Component Object Model(DCOM; 分散 COM)を使用して、ファイアウォール経由でリモート コンピュータを Cisco Unity サーバに接続し、Media Master コントロール バーを使用してボイス名およびグリーティングを録音する必要がある。


) リモート アクセスに VPN を使用していない場合は、ファイアウォール経由で DCOM を設定する方法について Microsoft 社の Web サイトを参照してください。


VPN の設定方法については、LAN 管理者と相談してください。