Cisco Unity メンテナンス ガイド
概要
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発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

概要

概要: 8.x の保守

8.x での保守タスクのスケジューリング

8.x のテスト環境の設定

概要

概要:Cisco Unity 8.x の保守

Cisco Unity サーバに関連するすべてのソフトウェアおよびハードウェアでは、可用性を確保するために保守が必要となります。インストールされているどのソフトウェアの機能が低下しても、サーバのパフォーマンスに影響する可能性があります。定期的な保守を実施すると、予定外のダウンタイムが発生する可能性を低くすることができます。

詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「Cisco Unity 8.x での保守タスクのスケジューリング」:システムの保守タスクの概要、および推奨される実施頻度を示します。

「Cisco Unity 8.x のテスト環境の設定」:推奨されるテスト環境と実稼動環境について説明します。

Cisco Unity 8.x での保守タスクのスケジューリング

保守の頻度をどのようにスケジューリングするかは、ご使用の環境によって異なります。システムの規模、構成、トラフィック レベルなどを考慮に入れて決定します。少なくとも、 表 1-1 に示すように保守をスケジューリングし、実施することを推奨します。すでに推奨頻度より頻繁に次のタスクを実行している場合は、推奨スケジュールではなく現在のスケジュールを使用してください。

 

表 1-1 保守タスクと実施頻度

タスク
毎日
毎月
その他

宛先不明メッセージを適切な受信者に転送します。詳細については、「Cisco Unity 8.x での正しい受信者への宛先不明メッセージの転送」を参照してください。

常時

ウイルスをスキャンします。「Cisco Unity 8.x でのウイルスのスキャン」を参照してください。

X

Cisco Unity サーバをバックアップします。 「Cisco Unity 8.x システムでのバックアップについて」 の章を参照してください。

X

Unity Messaging Repository(UMR)内のメッセージが送信されていることを確認します。

X

フェールオーバーが発生したかどうかを確認します。

X

使用されていないが Cisco Unity によって解放されていない Cisco Unity Administrator システム管理セッションがないかどうかを確認します。

X

システム バックアップが次の始業時間前に完了していることを確認します。

X

バックアップ メディアに Cisco Unity サーバの全内容をバックアップするだけの十分なスペースがあることを確認します。

X

Exchange:サイズ制限を超えた Exchange メールボックスがないかどうかを確認します。「Cisco Unity 8.x でサイズ制限を超えたメールボックスがないかどうかを確認する」を参照してください。

X

Exchange:Message Store Manager をスケジューリングして、古いメッセージの削除や Subscriber Message Store Status レポートの実行など、メールボックスの保守タスクを実行します。「Cisco Unity 8.x で Message Store Manager ユーティリティを使用する」を参照してください。

X

または、必要に応じて毎日または毎週

最新の Cisco Unity 認定サービス パックとセキュリティ ホット フィックスをインストールします。 「Cisco Unity 8.x の最新のサービス パックとアップデートのインストール」 の章を参照してください。

X

Cisco Unity Directory Walker(DbWalker)ユーティリティを実行して、データベースの完全性を確認します。発生したエラーを画面の指示に従って修正します。「Cisco Unity 8.x での DbWalker ユーティリティの実行」を参照してください。

X

システム クロックを更新します。「Cisco Unity 8.x でのシステム クロックの更新」を参照してください。

X

Cisco Unity サーバにディスク フラグメンテーションが発生していないかどうかを確認します。フラグメンテーションの合計が 10 % を超えているような場合、または Cisco Unity のファイルが過度にフラグメント化されている(フラグメントが 500 を超える)場合は、ボリュームをデフラグします。

6 か月ごとにオフラインのデフラグ

Exchange:Eseutil ユーティリティを使用して Exchange データベースをデフラグします。Microsoft 社の Web サイトで、記事 ID 192185「How to Defragment with the Eseutil Utility (Eseutil.exe)」を参照してください。この記事は Exchange 2000 と Exchange 2003 について言及していますが、Microsoft 社の Web サイトに、Eseutil は Exchange 2007 にも使用されると記載されています。

6 か月ごとにオフラインのデフラグ

ウイルス スキャン定義を更新します。「ウイルス スキャン定義の更新」を参照してください。

新しい定義が利用可能になったとき

Cisco Unity サーバを再起動します。「スケジュールに従った定期的な Cisco Unity 8.x サーバの再起動」を参照してください。

現在のスケジュールに従って、または必要に応じて

Cisco Unity レポートを生成して確認します。「Cisco Unity 8.x でのレポートの生成」を参照してください。

必要に応じて

システム リソースとパフォーマンスを監視します。 「Cisco Unity 8.x でのパフォーマンスの監視」 の章を参照してください。

現在のスケジュールに従って、または必要に応じて

使用可能なディスク領域およびデータベースの増加率を監視します。


注意 ディスク使用率が 80 % を超えると、パフォーマンスが大幅に低下します。使用率が 80 % を超えたディスクでは、ファイル トランザクションを完了するために必要なデータ読み書き回数が増え、Cisco Unity の応答時間に悪影響を及ぼします。ディスクが完全に一杯になると、データベースが増加できなくなり、Cisco Unity は機能を停止します。

現在のスケジュールに従って、または必要に応じて

Cisco Unity の利用可能なフォーラムを監視します。

必要に応じて

保守のチェックリストも参照してください。このチェックリストは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。

Cisco Unity 8.x のテスト環境の設定

システム リソースが許す場合は、Cisco Unity 全体を展開した状態のテスト環境を確立することを推奨します。テスト環境の規模は実稼動環境より小さくてもかまいませんが、設定の特性は同じにする必要があります。

どの変更案も、実稼動システムに実装する前にテスト環境で検証します。検証の対象となるのは、Cisco Unity に対するすべてのアップグレードやパッチ、電話システム、およびネットワーク(自動受付、ポート、スケジュール、コール ハンドラ、サービス クラス、同報リスト、言語、メール ストア、サードパーティのソフトウェアなどを含む)です。

実稼動環境とテスト環境の両方の初期設定を記録し、どのような変更を加えたかをすべて記録しておきます。このような記録がないと、実稼動環境で Cisco Unity をサポートすることが困難になる可能性があり、サポート担当者が未記録の変更に対処する必要がある場合に、無駄な遅れが生じることになります。また、現在の環境の記録、およびテスト システムと実稼動システムに対するすべての変更の記録がないと、将来、システムの拡張や大幅なアップグレードを効率的かつ正常に行うことが困難になる可能性もあります。