Cisco Unity メンテナンス ガイド Microsoft Exchange版 Release 5.x
Cisco Unity データとログ ファイル、お よびユーザ メールボックスとシステム メールボックス
Cisco Unity データとログ ファイル、およびユーザ メールボックスとシステム メールボックス
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity データとログ ファイル、およびユーザ メールボックスとシステム メールボックス

データとメッセージ格納域の概要

ネットワークがダウンした場合の の機能

ログ ファイルとデータベース ファイルの場所の管理

ユーザ メールボックスの移動

Unity メッセージ システム、UAmis、UVPIM、UOmni、および USbms の Exchange メールボックスの移動

Unity メッセージ システムのメールボックス

UAmis メールボックス

UVPIM メールボックス

UOmni メールボックス

USbms メールボックス

Cisco Unity データとログ ファイル、およびユーザ メールボックスとシステム メールボックス

Cisco Unity データとメッセージ格納域の概要

ユーザ アカウントに関する情報およびその他の Cisco Unity データは、Cisco Unity サーバ上の SQL Server データベースに格納されます。さらに、Cisco Unity の情報の小さなサブセットが Active Directory に格納されます。Cisco Unity は、このディレクトリと SQL Server データベースの情報の同期化を維持ます。

Cisco Unity は、そのデータを SQL Server データベースに格納することにより、パフォーマンス、信頼性、およびスケーラビリティの上で多くの利点を得ることができます。ディレクトリに格納される情報が非常に少なく、その情報があまり変更されないため、最初にユーザ アカウントを作成した後、Cisco Unity データの変更によるディレクトリ複製が最小限に抑えられます。

ネットワークがダウンした場合の Cisco Unity の機能

Cisco Unity サーバには、ユーザの名前と内線番号を含む SQL データベースに加え、Unity Messaging Repository(UMR)も存在します。パートナー Exchange サーバがダウンしたり、Cisco Unity ユーザのメールボックスがホームとしている Exchange サーバがダウンしたり、あるいはネットワークがダウンしたりした場合でも、Cisco Unity では、着信の応答、身元不明発信者によるユーザ内線番号の検索、およびボイス メッセージの録音が可能です。このようなダウンが発生している間、新しいボイス メッセージは、Cisco Unity サーバ上の UMR に格納されます。ボイス メッセージを確認するユーザには、UMR ガイダンスが再生されます。このガイダンスでは、Exchange サーバは使用不能であっても、ダウンしてから残されたボイス メッセージにユーザがアクセスできることが説明されます。Exchange サーバまたはネットワークがオンラインに復帰した場合、UMR に保管されたボイス メッセージはユーザのメールボックスに転送されます。メッセージが UMR にある間にユーザがメッセージを聞いた場合でも、そのメッセージはユーザのメールボックスに送信されるときに新規のマークを付けられます。したがって、ユーザがすでにメッセージを聞いた場合でも、ユーザの MWI が点灯します。

ログ ファイルとデータベース ファイルの場所の管理

Cisco Unity サーバ上の論理ドライブのパーティション構成と内容は、Cisco Unity システムの規模、使用する RAID ボリューム構成、システムを Voice Messaging Only(ボイス メッセージ専用)と Unified Messaging(UM; ユニファイド メッセージ)のどちらとしてインストールするか、および Exchange をオンボックスとオフボックスのどちらで使用するかによって異なります。

システムの保守を実施する場合は、『Cisco Unity インストレーション ガイド』に記載されている、パーティションとドライブの内容に関する推奨事項に従う必要があります。

ユーザ メールボックスの移動

ユーザのメールボックスを、より高速なサーバまたはより多くの使用可能ディスク領域を持つサーバに移動することが必要になることがあります。また、ネットワークに新しいサーバを追加する際に、メールボックスを移動する場合もあります。Cisco Unity をシャットダウンせずにサーバ間でユーザを移動できます。


注意 複数のユーザ メールボックスを一度に移動する場合は、Unity メッセージ システム、UAmis、UVPIM、UOmni、または USbms Exchange のメールボックスを誤って選択していないことを確認してください。これらの特殊なメールボックスを移動する方法については、「Unity メッセージ システム、UAmis、UVPIM、UOmni、および USbms の Exchange メールボックスの移動」を参照してください。

サーバ間で Exchange メールボックスを移動する場合は、Microsoft Exchange のマニュアルに記載されている手順に従ってください。

Unity メッセージ システム、UAmis、UVPIM、UOmni、および USbms の Exchange メールボックスの移動

Unity メッセージ システム、UAmis、UVPIM、UOmni、および USbms のメールボックスは、それぞれ固有の機能を持つ特殊な Exchange メールボックスです。ほとんどの場合は、Exchange の通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順で、これらの特殊なメールボックスを移動します。ただし、これらのメールボックスの移動後に発生する可能性のある問題を回避するため、いくつかの追加手順を実行します。

複数のユーザ メールボックスを移動するときに、Unity メッセージ システム、UAmis、UVPIM、UOmni、または USbms のメールボックスを誤って移動しないように、これらのメールボックスの Exchange 表示名を変更して、「特殊な」処理が必要なメールボックスであることを明確に識別できるようにすることを検討してください。

次の各項では、これらのメールボックスについて説明し、これらのメールボックスを正しく移動する方法を示します。

「Unity メッセージ システムのメールボックス」

「UAmis メールボックス」

「UVPIM メールボックス」

「UOmni メールボックス」

「USbms メールボックス」

Unity メッセージ システムのメールボックス

身元不明発信者(外部発信者、またはユーザ アカウントに関連付けられていない電話機(会議室の電話機など)から電話をかけている組織内の発信者)がユーザにメッセージを残す場合、Cisco Unity はそのメッセージをパートナー Exchange サーバに送信します。その後、パートナー サーバは、そのユーザのメールボックスがホームとしている Exchange サーバにメッセージを送信し、メッセージはユーザのメールボックスに格納されます。身元不明発信者からのメッセージの送信者は、パートナー Exchange サーバをホームとする Unity メッセージ システム メールボックスとなります。表示名は Unity メッセージ システムです。

Unity メッセージ システムのメールボックス、およびそれに関連付けられている Active Directory アカウントの詳細については、『 Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド 』の「メッセージ処理とデフォルト アカウントの概要」の章を参照してください。このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。

Unity メッセージ システムのメールボックスは、必ず、パートナー Exchange サーバ上に存在する必要があります。メールボックスを別の Exchange サーバに移動する処理は、パートナー Exchange サーバを変更することによって行う必要があります。パートナー Exchange サーバを変更する手順については、『 Cisco Unity リコンフィギュレーション アップグレード ガイド 』の「パートナー Exchange サーバの変更」の章を参照してください。このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html から入手可能です。

UAmis メールボックス

発信 AMIS メッセージは、UAmis_<サーバ名> という表示名の特殊な Exchange メールボックスに置かれます。UAmis メールボックスの詳細については、『 Cisco Unity のネットワーク機能 』の「AMIS ネットワーク」の章にある「UAmis アカウント」の項を参照してください。このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手可能です。

UAmis メールボックスを移動する


ステップ 1 メールボックスを移動するための、Exchange の標準的な手順を使用して、メールボックスを移動します。詳細については、Exchange のマニュアルを参照してください。

ステップ 2 移動後に UAmis メールボックスにメッセージが残らないようにするために、システム トレイのアイコンを使用して、Cisco Unity を停止し、再起動します。


 

UVPIM メールボックス

VPIM ユーザを作成、変更、または削除するための Exchange ボイス コネクタからの管理メッセージは、UVPIM_<サーバ名> という表示名の特殊な Exchange メールボックスに置かれます。

UVPIM メールボックスの詳細については、『 Cisco Unity のネットワーク機能 』の「VPIM ネットワーク」の章にある「VPIM ユーザ ディレクトリの自動更新」の項を参照してください。このマニュアルは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手可能です。

UVPIM メールボックスを移動する


ステップ 1 VPIM ブリッジヘッド サーバの Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 2 [サービス]ウィンドウで、 CsVPIMConnector を停止します。これは、ボイス コネクタによって UVPIM メールボックスに置かれたディレクトリ メッセージを処理するサービスです。

ステップ 3 メールボックスを移動するための、Exchange の標準的な手順を使用して、メールボックスを移動します。詳細については、Exchange のマニュアルを参照してください。

ステップ 4 [サービス]ウィンドウで、 CsVPIMConnector を再起動します。


 

UOmni メールボックス

Bridge ユーザを作成、変更、または削除するための Cisco Unity Bridge からの管理メッセージは、UOmni_<サーバ名> という表示名の特殊なメールボックスに置かれます。UOmni メールボックスの詳細については、『 Networking Guide for Cisco Unity Bridge 』の「About Bridge Networking」の章にある「UOmni Account」の項を参照してください。このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手可能です。

UOmni メールボックスを移動する


ステップ 1 Cisco Unity ブリッジヘッド サーバの Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 2 [サービス]ウィンドウで、 CsBridgeConnector を停止します。これは、ボイス コネクタによって UOmni メールボックスに置かれたディレクトリ メッセージを処理するサービスです。

ステップ 3 メールボックスを移動するための、Exchange の標準的な手順を使用して、メールボックスを移動します。詳細については、Exchange のマニュアルを参照してください。

ステップ 4 [サービス]ウィンドウで、 CsBridgeConnector を再起動します。


 

USbms メールボックス

ブロードキャスト メッセージは、USbms_<サーバ名> という表示名の特殊なメールボックスに置かれます。ブロードキャスト メッセージの詳細については、『 Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド 』の「ブロードキャスト メッセージの設定」の章を参照してください。このマニュアルは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。

USbms メールボックスを移動する


ステップ 1 Cisco Unity サーバの Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 2 [サービス]ウィンドウで、 CsBMsgConnector を停止します。これは、ブロードキャスト メッセージを処理するサービスです。

ステップ 3 メールボックスを移動するための、Exchange の標準的な手順を使用して、メールボックスを移動します。詳細については、Exchange のマニュアルを参照してください。

ステップ 4 [サービス]ウィンドウで、 CsBMsgConnector を再起動します。