Cisco Unity メンテナンス ガイド IBM Lotus Domino版 Release 5.x
保守タスクのための Cisco Unity の設定
保守タスクのための Cisco Unity の設定
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 983KB) | フィードバック

目次

保守タスクのための Cisco Unity の設定

ステータス モニタ

イベント監視サービス

SNMP 通知の設定

イベント通知の設定

ユーザ メールボックスのサイズを管理するためのベスト プラクティス

保守タスクのための Cisco Unity の設定

ステータス モニタ

ステータス モニタは、Cisco Unity サーバ上の Web ベースのアプリケーションで、Cisco Unity システム管理から独立して動作します。ステータス モニタには、システムのステータス、ポート、レポート、およびディスク ドライブに関する情報を提供するページが含まれています。ステータス モニタの各ページでは、画面の下部のタスクバーに、他のステータス モニタ ページからの主なステータス情報が表示されます(ステータス モニタの各ページについては、 表2-1 を参照してください)。

ステータス モニタにアクセスするには、次の 2 つの手順のいずれかを使用します。ステータス モニタにログオンする方法は、ステータス モニタが使用する認証方式によって異なります。Cisco Unity システム管理およびステータス モニタで使用できる認証方式の詳細については、『 Cisco Unity セキュリティ ガイド 』の「Cisco Unity アプリケーションの認証」の章にある「Cisco Unity システム管理およびステータス モニタで使用する認証方式の決定」の項を参照してください。Cisco Unity へのアクセスに使用できるアカウントの詳細については、同じマニュアルの「アカウントの保護」の章にある「Cisco Unity システム管理へのアクセスに使用するアカウントのベスト プラクティス」の項を参照してください。このマニュアルは、
http://cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。

統合 Windows 認証を使用している場合にステータス モニタにログオンする


ステップ 1 管理アカウントまたは適切な Active Directory アカウントを使用して、Cisco Unity サーバ上の(またはリモート コンピュータ上の)Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバでステータス モニタにログオンする場合は、ステータス モニタへのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

Cisco Unity サーバ以外のコンピュータからステータス モニタにログオンする場合は、Internet Explorer を起動し、 http://<Cisco Unity サーバ名>/status に移動します。

ステップ 3 Internet Explorer からユーザ名とパスワードの入力を求められた場合は、管理アカウントまたは適切な Active Directory アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメインを入力します。


 

Anonymous 認証を使用している場合にステータス モニタにログオンする


ステップ 1 ローカル コンピュータにログオンする権限を持つ任意のドメイン アカウントを使用して、Cisco Unity サーバ上の(またはリモート コンピュータ上の)Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバでステータス モニタにログオンする場合は、ステータス モニタへのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

Cisco Unity サーバ以外のコンピュータからステータス モニタにログオンする場合は、Internet Explorer を起動し、 http://<Cisco Unity サーバ名>/status に移動します。

ステップ 3 Cisco Unity のログオン ページで、次のいずれかの手順を実行します。

適切な Cisco Unity ユーザ アカウントに関連付けられた Domino アカウントのユーザ名とインターネット パスワードを入力し、 [ログオン] をクリックします。

[ログオンに使用するアカウント: Windows アカウント] をクリックします。

ステップ 4 Cisco Unity のログオン ページで、管理アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメイン、または適切な Active Directory アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメインを入力し、 [ログオン] をクリックします。


 

表2-1 に、ステータス モニタの各ページについての説明を示します。

 

表2-1 ステータス モニタのページ

ボタン
ページ名
説明

 

システム状況

Cisco Unity が動作しているかどうかを示します。また、Cisco Unity を起動および終了できます。すべての通話が終了してから Cisco Unity を終了するか、進行中の通話にメッセージで割り込んでからすべての通話を切断して Cisco Unity を終了するかを選択できます。

 

ポート状況

各ポートのステータスを表示します。このページは、テストやトラブルシューティングに役立ちます。たとえば、着信通話を監視して、その通話がどのコール ハンドラに転送されるかを確認できます。

 

レポート ステータス状況

生成されたレポートのステータスを表示します。

 

ディスク ドライブ状況

Cisco Unity サーバ上の各ドライブとパーティションの合計サイズと使用可能容量を表示します。

 

ヘルプ

ヘルプを表示します。

ステータス モニタへのアクセスは、サービス クラスによって制御されます。ステータス モニタのページを表示するには、Internet Explorer も必要です。

ステータス モニタへのアクセスを設定または変更する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、任意の [ユーザ] >[サービス クラス] ページに移動します。

ステップ 2 [検索] アイコンをクリックします。

ステップ 3 変更するサービス クラスをダブルクリックします。

ステップ 4 [システム アクセス] ページに移動します。

ステップ 5 [Cisco Unity 管理者アプリケーションへのアクセス]チェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [トラブルシューティングと管理]で、[ステータス モニタへのアクセス]チェックボックスをオンにします。

ステップ 7 [保存] アイコンをクリックします。


 

イベント監視サービス

Event Monitoring Service(EMS; イベント監視サービス)ユーティリティは、Cisco Unity サーバ上のエラー状態または起こり得る問題に対応して、電子メールとボイス メッセージのどちらかあるいは両方をユーザまたはパブリック同報リストに送信します。EMS は、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)の設定に関する SNMP 警告および syslog 通知を送信することもできます。このユーティリティは、Windows アプリケーション ログを監視して、特定のイベントが発生した場合に「ディスクがもうすぐ一杯になります」などの通知を送信します。

EMS には、[すべての Unity エラー]という 1 つのイベント通知があらかじめ定義されています。これは、Cisco Unity コンポーネントから発生したすべてのエラーについて通知を送信します。あらかじめ定義されているこのイベント通知は、デフォルトで無効になっており、削除することはできません。ただし、個々のソースを除外することにより、[すべての Unity エラー]のイベントを変更できます。

EMS を使用して、次の作業を行うことができます。

新しいイベント通知を作成する。

既存のイベント通知を変更する。

受信者を追加する。

受信者を削除する。

イベント通知を有効または無効にする。

特定の受信者に対してイベント通知の受信を個別に有効または無効にする。

受信者が特定のイベントに関する通知を受け取る頻度を設定する。

EMS が受信者への通知に使用するメッセージ タイプを選択する( 表2-2 を参照)。

 

表2-2 EMS が送信できるメッセージ通知のタイプ

メッセージのタイプ
説明

ボイス メッセージ

録音済みの通知が、1 人以上のユーザまたは 1 つ以上のパブリック同報リストに送信されます。このオプションでは、デフォルト メッセージを使用することも、送信するメッセージを録音することもできます。WAV ファイルに録音する必要があります。Cisco Unity がフェールオーバー用に設定されている場合は、セカンダリ サーバにも WAV ファイルを保存する必要があります。アクティブなプライマリ サーバ上の録音再生デバイスを使用して、メッセージを録音できます。

電子メール メッセージ

テキスト メッセージが、1 人以上のユーザまたは 1 つ以上のパブリック同報リストに送信されます。

SMTP メッセージ

IIS を搭載した SMTP サーバを使用して、テキスト メッセージが送信されます。この機能は、別のロケーションの電子メール アドレスにインターネット経由で通知を送信する場合に役立ちます。この方法は、Cisco Unity に依存せずに通知を行うため、Cisco Unity の致命的な障害を示すイベントの監視に使用できます。

SNMP トラップ

SNMP トラップ通知は、Remote Serviceability Kit(RSK)と連携して、監視対象の Windows イベント ログ エントリに関する SNMP 通知を設定できるようにします。SNMP の宛先は、Windows のサービス設定マネージャの SNMP サービスのプロパティで設定します。Cisco Unity サーバで SNMP を設定する方法については、「SNMP 通知の設定」を参照してください。

Syslog

Windows のイベント ログ エントリが、IP ネットワーク経由で syslog サーバに送信されます。

フェールオーバー

フェールオーバー通知は、その受信者に対して有効になっているイベントが発生すると、フェールオーバーを開始します。このタイプの通知は、細心の注意を払って使用してください。フェールオーバー通知用の一意の受信者を作成し、非常に特殊な Cisco Unity エラー イベントだけにその受信者を使用します。

EMS は Windows イベント ログを監視しますが、システム ログにもセキュリティ ログにもイベントを書き込みません。Cisco Unity サーバ上のすべてのアプリケーション イベントに関するイベント ログ レポート、または Cisco Unity にだけ適用されるイベントに関するイベント ログ レポートを生成する方法については、「イベント ログ レポート」を参照してください。アプリケーション イベントの表示は、Windows イベント ビューア([スタート]メニューから、[プログラム] >[管理ツール] >[イベント ビューア]をクリック)を使用しても行うことができます。Cisco Unity イベントは、先頭が CiscoUnity のイベント(たとえば、「CiscoUnity_LogMgr」)として識別できます。Windows イベントの詳細については、Windows イベント ビューアのヘルプを参照してください。

SNMP 通知の設定

EMS で SNMP 通知を使用する場合は、次の手順を実行します。詳細な SNMP 設定情報については、Microsoft Windows のヘルプを参照してください。

Remote Serviceability Kit を設定する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Diagnostic Tool]の[ Remote Serviceability Kit Configuration Wizard] をダブルクリックします。

ステップ 3 画面の指示に従います。

ステップ 4 次の「SNMP セキュリティを設定する」の手順に進みます。


 

SNMP セキュリティを設定する

Windows 2000 SNMP エージェントは、コミュニティ名と認証トラップを使用してセキュリティを確保します。


ステップ 1 Cisco Unity サーバの Windows の[スタート]メニューで、 [設定] >[コントロール パネル] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 2 [SNMP Service] を右クリックします。

ステップ 3 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 4 [セキュリティ] タブをクリックします。

ステップ 5 [受け付けるコミュニティ名]フィールドで、 [追加] をクリックします。

ステップ 6 [コミュニティ名]フィールドに、コミュニティの名前を入力します。

ステップ 7 [コミュニティの権利]フィールドで、 [読み取りのみ] または [読み取り、書き込み] を選択します(Cisco Unity の設定パラメータを変更できるようにする場合は、 [読み取りのみ] を選択します)。

ステップ 8 [追加] をクリックします。

ステップ 9 SNMP 拡張エージェントへの問い合せを特定の Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)ホストだけに許可する場合は、 [これらのホストから SNMP パケットを受け付ける] オプションを選択します。

ステップ 10 [追加] をクリックします。

ステップ 11 SNMP 拡張エージェントへの問い合せを許可するホストの IP アドレスを入力します。

ステップ 12 [追加] をクリックします。

ステップ 13 SNMP 認証失敗トラップを受信する場合は、 [認証トラップを送信する] チェックボックスをオンにします。

ステップ 14 次の「SNMP トラップ レシーバーを設定する」の手順に進みます。[SNMP のプロパティ]ページを閉じないでください。


 

SNMP トラップ レシーバーを設定する


ステップ 1 [トラップ] タブをクリックします。

ステップ 2 [コミュニティ名]フィールドに、このホストから生成されたトラップ メッセージに使用するコミュニティ名を入力します。

ステップ 3 [一覧に追加] をクリックします。

ステップ 4 [トラップ送信先]フィールドで、 [追加] をクリックします。

ステップ 5 [トラップ送信先]フィールドに、トラップ送信先の IP アドレスまたはホスト名を入力します。

ステップ 6 [追加] をクリックします。

ステップ 7 必要なトラップ送信先ごとに、ステップ 4ステップ 6 を繰り返します。

ステップ 8 [OK] をクリックします。

ステップ 9 次の「Cisco Unity SNMP 拡張エージェントを起動する」の手順に進みます。[SNMP のプロパティ]ページを閉じないでください。


 

Cisco Unity SNMP 拡張エージェントを起動する

SNMP サービスは、Cisco Unity サーバが起動または再起動すると自動的に開始されるはずです。SNMP サービスが正しく設定されていることを確認する場合、および現在実行されていない SNMP サービスを開始する場合は、次の手順を実行します。


ステップ 1 [全般] タブをクリックします。

ステップ 2 [スタートアップの種類]が [自動] であることを確認します。[スタートアップの種類]が他の値に設定されている場合は、 [自動] に変更します。

ステップ 3 [サービスの状態]が [開始] であることを確認します。[サービスの状態]が他の値に設定されている場合は、 [開始] をクリックします。

ステップ 4 [OK] をクリックします。


 

イベント通知の設定

イベント通知を設定するには、次の手順を実行します。イベント、メッセージ タイプ、または受信者を変更する方法については、EMS のヘルプを参照してください。

イベント通知を設定する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをクリックします。

ステップ 2 [Tools Depot]ウィンドウの左ペインで、 [Diagnostic Tool] を展開し、 [イベント監視サービス] をダブルクリックします。

ステップ 3 イベント監視サービスを初めて開始する場合は、メッセージが表示されたら、AvCsMgr サービスがログオンに使用するアカウントのパスワードを入力し、 [OK] をクリックします。それ以外の場合は、ステップ 4 に進みます。

ステップ 4 [ファイル]メニューの [新規] >[受信者] をクリックします。[新しい受信者の作成]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 5 [受信者名]フィールドに、受信者の名前を入力します。

ステップ 6 この受信者への通知方法を選択するには、必要に応じて次の 1 つまたは複数のタブで情報を指定します。

[ボイスメール] タブをクリックします。 [ユーザ] または [同報リスト] を選択します。

[電子メール] タブをクリックします。 [ユーザ] または [同報リスト] を選択します。

[SMTP] タブをクリックします。通知を受信させる完全修飾 SMTP アドレスを入力します。 [>>] をクリックし、[SMTP アドレス]リストに 1 つまたは複数の SMTP アドレスを追加します。

[SNMP トラップ] タブをクリックします。 [SNMP トラップ機能可能] チェックボックスをオンにします。

[システム ログ] タブをクリックします。 [システムログ機能可能] チェックボックスをオンにします。[サーバ]フィールドに、イベント ログ メッセージを受信させる syslog サーバの IP アドレスを入力します。

[フェールオーバー] タブをクリックします。フェールオーバーの開始だけに使用する一意の受信者を作成することをお勧めします。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 [ファイル]メニューの [新規] >[イベント] をクリックします。[新しいイベント追加]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 9 [ソース]リストで、監視するエラーのソース名をクリックします。または、Windows イベント ログからクリップボードにコピーしたイベントをインポートすることもできます。

ステップ 10 [ID]で、次のいずれかをクリックします。

 

すべてのイベント ID

ステップ 9 で選択したソースからのすべてのイベント ログ メッセージについて通知を送信します。

特別イベント ID

このオプションの右側にあるフィールドに入力したイベント ID に限り通知を送信します。

ステップ 11 [タイプ]リストで、次のいずれかをクリックします。

 

エラー

イベント ログに表示されるエラー イベントに限り通知を送信します。

エラーならびに警告

イベント ログに表示されるエラー イベントと警告イベントについて通知を送信します。

エラー、警告、情報

イベント ログに表示されるエラー イベント、警告イベント、および情報イベントについて通知を送信します。

ステップ 12 [通知する] チェックボックスをオンにします。

ステップ 13 [メモ]フィールドに、このイベントの監視対象を示すテキストを入力します。

ステップ 14 メッセージ通知で使用するボイス メッセージを設定するには、ステップ 15 に進みます。

メッセージ通知で使用する電子メールまたは SMTP の内容を設定するには、ステップ 16 に進みます。

ステップ 15 次の手順を実行して、ボイス メッセージ通知で使用するボイス メッセージを選択します。

a. [ボイスメールのファイル名]フィールドの右側にある [...] をクリックし、ボイス メッセージとして使用する WAV ファイルを参照して、 [OK] をクリックします。EMS は、この録音をボイス メッセージとして使用します。

b. [ボイスメール優先度]リストで、必要に応じて [重要度が高い(緊急)] [標準] 、または [重要度が低い] をクリックします。

c. ステップ 17 に進みます。

ステップ 16 次の手順を実行して、電子メール通知または SMTP 通知で使用する電子メールまたは SMTP の内容を設定します。

a. [電子メールの件名]フィールドに、EMS が送信する電子メール通知または SMTP 通知の件名を入力します。テキストを入力することも、右クリックして EMS が提供する挿入文字列のメニューを表示することもできます。たとえば、「 Cisco Unity のフェールオーバーが発生しました 」のように入力できます。

b. [電子メール優先度]フィールドで、必要に応じて [重要度が高い(緊急)] [標準] 、または [重要度が低い] をクリックします。

c. [電子メール(本文)]フィールドで、デフォルトの本文を受け入れるか、または EMS が送信する電子メール通知または SMTP 通知のカスタマイズしたテキストを入力します。テキストを入力することも、右クリックして EMS が提供する挿入文字列のメニューを表示することもできます。

d. [OK] をクリックします。

e. ステップ 17 に進みます。

ステップ 17 [イベント監視サービス]ウィンドウの右ペインにある[受信者]で、 [受信者の追加] アイコンをクリックします。

ステップ 18 [受信者の選択]ダイアログボックスで、イベント通知を受信させる受信者の [通知する] チェックボックスをオンにして、 [OK] をクリックします。

ステップ 19 右ペインの上部で、 [適用] をクリックします。

ステップ 20 [イベント監視サービス]ウィンドウおよび[Tools Depot]ウィンドウを閉じます。


 

ユーザ メールボックスのサイズを管理するためのベスト プラクティス

ユーザ メールボックスのサイズは、次の方法で管理できます。

一杯になったメールボックスを Cisco Unity が処理する方法、およびメールボックス サイズがパフォーマンスに及ぼす影響を理解する

メールボックスが一杯になったユーザを Cisco Unity が処理する方法の詳細については、『 Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド 』の「メッセージ処理とデフォルト アカウントの概要」の章の「メッセージの処理について」の項にある「一杯になったメールボックスに対する Cisco Unity の処理」の項を参照してください(このマニュアルは、
http://cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です)。

ユーザがログオンしてメッセージを確認するときにメッセージがリアルタイムで処理されるため、メールボックスのサイズが Cisco Unity カンバセーションのパフォーマンスに直接影響します。メールボックスの推奨サイズおよびパフォーマンス上のその他の考慮点については、「Cisco Unity のパフォーマンスに関する管理上の監視のガイドライン」を参照してください。

コーデックの選択がメッセージのファイル サイズに影響することを理解する

表2-3 に示すように、ボイス メッセージの録音に使用するコーデックは、メッセージのファイル サイズに影響を及ぼします。G.711 Mu-Law および A-Law コーデックで録音されたメッセージを格納するには、最大のディスク領域が必要です。一方、G.729a コーデックは最小のファイル サイズを実現します。

格納されたボイス メッセージは、大量のディスク領域を消費する可能性があります。WAV ファイルが使用する格納域の量は、コーデックが使用する圧縮の種類(存在する場合)によって異なります。圧縮率が高いほど、ファイルが小さくなり、データベースおよびユーザ ワークステーションのディスク領域に及ぼす影響が小さくなります。ただし、録音中に圧縮したメッセージを再生時に圧縮解除すると、音質が低下したり、CPU 処理のオーバーヘッドが発生したりすることがあります。


) 音質は主観的なものであるため、ここでは完全にサポートされているさまざまなコーデックの基本的な比較だけを示します。


 

 

表2-3 ボイス メッセージのファイル サイズと音質

オーディオ コーデック
ファイル サイズの概算値
(1 分間のメッセージ)
音質

G.711 Mu-Law および A-Law

480 KB

最優良

G0.726 32 Kbps

240 KB

優良

OKI ADPCM 8 kHz

240 KB

優良

OKI ADPCM 6 kHz

180 KB

優良

GSM 6.10

98 KB

G.729a

60 KB

 

Cisco Unity がボイス メッセージの録音に使用するオーディオ コーデックを変更するには、Tools Depot にある Set Record Format ツールを使用します(Tools Depot を開くには、Cisco Unity サーバのデスクトップ上にある[Cisco Unity Tools Depot]アイコンをダブルクリックします)。

ユーザの休暇中または長期不在中にメールボックスが一杯にならないようにする

ユーザのオプション グリーティングが有効である限り、発信者がユーザにメッセージを残せないように Cisco Unity を指定できます。この指定により、ユーザが不在でメッセージを定期的に確認する予定がない場合に、メールボックスのサイズが増加しないようにすることができます。また、発信者がグリーティングをスキップできないように Cisco Unity を指定することにより、発信者にユーザの不在をより明確に認識させることができます。

ユーザのオプション グリーティングの発信者オプションを設定する方法については、『 Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド 』の「ユーザまたはユーザ テンプレート設定によって制御される機能の設定」の章にある「ユーザ グリーティング設定の指定」の項を参照してください(このマニュアルは、
http://cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です)。

自分のメールボックスのサイズをしっかり管理するようにユーザを訓練する

ユニファイド メッセージ ユーザは、メッセージ(必要に応じて、Lotus Notes の送信フォルダおよびごみ箱フォルダのメッセージを含む)を削除することにより、またはメッセージをハード ドライブに保存することにより、メールボックスにスペースを確保できます。

これらの処理および詳細なヒントについては、『 Cisco Unity 電話インターフェイス ユーザ ガイド 』の「メールボックスのサイズの管理」の章を参照するようにユーザに勧めてください(このマニュアルは、 http://cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_user_guide_list.html から入手可能です)。