Cisco Unity ユニファイド メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange 2003/2000 版 (フェールオーバーあり) Release 4.0(5) and Later
ハードウェアのセットアップ
ハードウェアのセットアップ
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

ハードウェアのセットアップ

ボイス カードのインストール

周辺装置の取り付けと電話システムの接続

ハードウェアのセットアップ

この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。

1. ボイス カードを使用して回線交換電話システムと連動する Cisco Unity システムの場合: ボイス カードをインストールします。「ボイス カードのインストール」を参照してください。

2. Cisco Unity サーバをセットアップします。「周辺装置の取り付けと電話システムの接続」を参照してください。

この章が完了したら、 第1章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」 に戻り、引き続き Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。


) リスト内のタスクでは、『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のドキュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくインストールを完了してください。


ボイス カードのインストール


) ボイス カードを使用して回線交換電話システムと連動しないシステムの場合は、この項を省略してください。


すべてのボイス カードは、同じサーバまたは同じ拡張シャーシ内に装着する必要があります。したがって、すべてのボイス カードが Cisco Unity サーバに適合しない場合は、それらすべてを拡張シャーシに装着してください。

Cisco Unityと互換性があるボイス カードはすべて 33 MHz PCI カードです。ユニバーサル PCI(uPCI)カードは 5 Vdc または 3.3 Vdc PCI および PCI-X スロットで動作します。それ以外の PCI カードは 33 MHz(5-Vdc)スロットのみで動作します。

uPCI ボイス カードをインストールしている場合、通常はサーバまたは拡張シャーシの物理的に互換性があるスロットにカードを取り付けることができます。ただし、選択したスロットが 3.3-Vdc PCI スロットまたは PCI-X スロット(66 MHz 以上の速度に設計されたもの)である場合、同一の論理 PCI バス セグメント上にあるこれらのスロットまたはこれらに隣接するスロットは、33-MHz のカードに適応するために 33-MHz まで速度が落ちます(たとえば、133-MHz RAID コントローラの隣りにある PCI-X スロットに 33-MHz のボイス カードが配置されており、これらが同一の論理セグメントを共有している場合、RAID コントローラの速度は 33 MHz まで下がります)。

最終的に 3.3-Vdc または 5-Vdc、33-MHz ボイス カードを設置するスロットを決定する前に、製造元のドキュメントで PCI バス トポロジの情報を参照してください。

Windows デバイス マネージャを使用してボイス カードを確認すると、このデバイス用のドライバがインストールされていないことを表す警告とともに、このカードが不明な PCI デバイスとして表示される場合があります。インストール中または Cisco Unity サーバを再起動したときに、各カードに対して[新しいハードウェアの検出ウィザード]が起動することもあります。これらの状態はいずれも予測されている動作であり、エラーまたは何らかのアクションが必要な状態を示すものではありません。[新しいハードウェアの検出ウィザード]を無効にして、Cisco Unity サーバを再起動してもこのウィザードが表示されないようにすることができます。『Cisco Unity インストレーション ガイド』は、この手順の実行について、以降のインストール手順の中で説明しています(「ボイス カードに対する[新しいハードウェアの検出ウィザード] の無効化」)。


警告 この装置は、立ち入りの制限された区域に設置することが想定されています。立ち入りの制限された区域には、特別なツール、錠と鍵、または他のセキュリティ手段によりアクセスできます。ステートメント 1017



警告 システムを電源に接続する前に、インストール手順書を読んでください。ステートメント 1004



警告 システムにオン/オフ スイッチがある場合は、まず電源をオフにし、電源コードを電源プラグから抜きます。ステートメント 1



警告 この装置は、アースする必要があります。アース線は必ず有効にしてください。アースを適切に使用することなしに、機器を動作させないでください。適切なアースが使用可能かどうか不明な場合は、電気設備調査機関または電気技術者にお問い合せください。ステートメント 1024



警告 バッテリ交換が正しく行われないと、爆発する危険があります。バッテリは、製造元が推奨するものと同一か同等のタイプのものと交換してください。使用済みのバッテリの廃棄については、製造元の指示に従ってください。ステートメント 1015



警告 装置のラックへの設置作業または保守作業を行う際は、けがを防ぐため、ラック システムの安定性に十分に配慮する必要があります。安全に作業を行うため、次のガイドラインに従ってください。
• ラックにこの装置のみを設置する場合は、ラックの一番下に設置してください。
• ラックにすでに別の機器が設置されている場合は、最も重いコンポーネントがラックの一番下になるようにして、下から上へ重い順に設置してください。
• ラックに安定用器具が付属しているときは、安定用器具を取り付けてからラックに機器を設置してください。ステートメント 1006



警告 シャーシを開ける前に電話線を取り外し、電話網の電圧に接触しないようにします。ステートメント 2



警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えることや、ケーブルの接続または取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 火災の危険を防ぐため、No.26 AWG 以上の通信回線コードのみを使用します。ステートメント 1023



警告 この装置のインストール、交換、または保守は、訓練を受けた有資格者のみが行う必要があります。ステートメント 1030



警告 この装置のインストールおよび保守は、AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnel に定められているサービス要員のみが行う必要があります。ステートメント 88



警告 この製品には安全カバーが不可欠です。安全カバーを設置していない装置は操作しないでください。安全カバーが正しく設置されていない装置を扱うと、安全認可が無効になり、火災や電気による事故を引き起こす恐れがあります。ステートメント 117



警告 ブランク フェイスプレートとカバー パネルには次の 3 つの重要な機能があります。それは、シャーシ内の危険な電圧や電流にさらされるのを防ぐこと、他の装置を妨害する可能性のある電磁妨害(EMI)を阻止すること、そして、シャーシ内を冷却する空気の流れを作ることです。カード、フェイスプレート、前方カバー、および後方カバーをすべて設置していないシステムは、取り扱わないでください。ステートメント 1029


Cisco Unity サーバまたは拡張シャーシにボイス カードを装着する


ステップ 1 サーバの電源がオンになっている場合は、シャットダウンします。

ステップ 2 電源コードを外します。

ステップ 3 サーバに触れる前に、静電気防止用リスト ストラップを着用してから接地してください。

警告 この作業の間は、ESD によるカードの損傷を防ぐために、アース用のリスト ストラップを着用してください。手や金属の道具でバックパネルに直接触れると、感電する可能性があります。ステートメント 94

ステップ 4 各カード上のスイッチおよびジャンパを設定します。 付録A「ボイス カードと PIMG ユニット」 の「ハードウェア設定」の項を参照してください。

カードによっては、カードの順序を示すハードウェア設定がある場合があります。同一モデルのカードを 2 つ以上装着する場合は、ステップ 6 で正しい順序でカードを装着できるように、カードを順序通りにしておいてください。

Intel Dialogic D/120JCT-EURO または D/240PCI-T1 のカードを装着する場合、この時点では、 付録A「ボイス カードと PIMG ユニット」 の使用中のカードに対応する「ソフトウェア設定」の手順を実行しないでください。『 Cisco Unity インストレーション ガイド は、この手順の実行について、以降のインストール手順の中で説明しています。

ステップ 5 PCI 拡張シャーシを使用していない場合は、 ステップ 6 に進みます。

PCI 拡張シャーシを使用している場合は、使用するプラットフォームに該当するスロットにホスト カードを装着してください。各プラットフォームで必要となるスロットを次に示します。

 

プラットフォーム
必要なホストカード スロット

Cisco MCS-7835-I1-ECS1

スロット 3 または 4

Cisco MCS-7845-I1-ECS1

スロット 3 または 4

Cisco MCS-7845-I1-ECS2

スロット 3 または 4

Dell PowerEdge 4400

スロット 1

Hewlett-Packard DL580G1

スロット 6

Hewlett-Packard DL580G2

スロット 4 ~ 6

Hewlett-Packard ML570G1

スロット 6

Hewlett-Packard ML570G2

スロット 4 ~ 6

IBM x Series 232

スロット 4

IBM x Series 342

スロット 4

IBM x Series 345

スロット 3 または 5

IBM x Series 346

スロット 3 または 4


) この表で示したスロットの割り当てはボイス カードには適用されないことに注意してください。


サポートされるプラットフォームでここに挙げられなかったものについては、ホスト カードはどのスロットにも装着できます。拡張シャーシの使用をサポートしているプラットフォームについては、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_data_sheets_list.html から入手可能な『 Cisco Unity がサポートするプラットフォーム一覧 』を参照してください。

お客様が用意されたサーバ管理カード(たとえば、Hewlett-Packard Remote Insight Lights-Out Edition)のスロットの位置が、ホスト カード用に必要となるスロットと競合する場合は、ホスト カードを優先します。

ステップ 6 各カードを確実にサーバのスロットまたは拡張シャーシへ挿入し、コンピュータの背面にねじで固定します。該当する場合は、次の事項に注意してください。

同一モデルのボイス カードを 2 つ以上装着する場合で、そのカードに順序を示すハードウェア設定がある場合は、設定で指定されている順序通りにカードを装着します。

同一サーバに異なるモデルのボイス カードを複数インストールする場合は、同じモデルが隣接するようにカードを装着します。

適切なバス セグメントで物理的に互換性のあるスロットを選択します。PCI バス トポロジ情報の詳細については、製造元のドキュメントを参照してください。


注意 33-MHz Intel Dialogic ボイス カードを、66-MHz PCI または 100-to-133-MHz PCI-X インターフェイス カードと同一の論理セグメント内の物理インターフェイス スロットに配置すると、論理セグメントの両方のスロットで速度が 33 MHz に落ちて、プラットフォーム全体のパフォーマンスが低下します。

ステップ 7 H.100 バス コネクタを装備するボイス カードを複数装着する場合は、それらのカードをケーブルで 1 つに接続します。ケーブル上の赤い線がカード コネクタのピン 1 に対応するように、カードごとにケーブルを接続します。コネクタが確実に接続されているか確認します。


注意 カードをケーブルで 1 つに接続していないと、ボイス カード ソフトウェアが起動せず Cisco Unity が応答しません。

ケーブルのコネクタの数の方がサーバにあるボイス カードの数よりも大きい場合は、最初と最後のコネクタを使用し、使用しないコネクタはケーブルの中間に残します。これは、ケーブルの端を接続せずにそのままにしておくと、無線アンテナの役割をしてバスからのノイズを拾ってしまうためです。

3 つ以上のカードを 1 つに接続する場合は、ケーブルの 1 番目のコネクタを 1 番目のカードに、ケーブルの 2 番目のコネクタを 2 番目のカードに、というようにして接続します。


 

周辺装置の取り付けと電話システムの接続

Cisco Unity サーバを専用の無停電電源に接続することを推奨します。

シスコから購入した Cisco Unity サーバは、特定のハードウェア構成用に設定されています。ボイス カード、メモリ、テープ ドライブ、外部モデムまたはレール キットの増設を除き、サーバにはハードウェアの増設や変更は行わないでください。

周辺装置の取り付けと電話システムの接続を行う


ステップ 1 サーバを、乾燥していて涼しく、埃のない場所に配置します。状況に応じて、次の事項に注意してください。

Cisco Unity サーバをネットワークに接続する場合、ネットワーク接続の近くに配置します。

ボイス カードを使用して回線交換電話システムと連動する Cisco Unity システムの場合、サーバを電話システムの近くに配置します。

PIMG ユニットを使用して回線交換電話システムと連動する Cisco Unity システムの場合、PIMG ユニットを電話システムおよびネットワーク接続の近くに配置します。


注意 Cisco Unity との使用が推奨されている Microsoft サービス パックおよびアップデートのインストールが終了するまで、サーバにネットワーク ケーブルを接続しないでください。『Cisco Unity インストレーション ガイド』では、サービス パックおよびアップデートのインストールと、ネットワークへの接続について、以降のインストール手順の中で説明しています。

ステップ 2 サポートしている周辺装置をサーバに接続します。製造元のインストール手順およびテスト手順に従ってください。

ステップ 3 電話システムと接続します。接続方法は、連動用にシステムでボイス カードと PIMG ユニットのどちらを使用するかによって異なります。

 

回線交換電話システムに対してボイス カードを使用

電話システムに対応する Cisco Unity のインテグレーション ガイドに従って、電話システムを Cisco Unity サーバに接続します。

ピン配置の詳細については、 付録A「ボイス カードと PIMG ユニット」 の該当するボイス カードの項を参照してください。

回線交換電話システムに対して PIMG ユニットを使用

電話システムに対応する Cisco Unity のインテグレーション ガイドに従って、電話システムを PIMG ユニットに接続します。

ピン配置の詳細については、「Intel NetStructure PBX-IP Media Gateway(PIMG)」を参照してください。

Cisco Unity のインテグレーション ガイドは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guides_list.html で入手可能です。

ステップ 4 アメリカ合衆国以外で Cisco Unity システムをインストールする場合、サーバがフェライト クランプに付属のボイス カードを装備しているときは、アナログ電話線の、できるだけサーバに近い部分にクランプを取り付けます。