Cisco Unity インストレーションガイド (Microsoft Exchange版) Release 4.0(3)
インストールの準備
インストールの準備
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

インストールの準備

Cisco Unity ライセンス ファイルの入手

ドキュメントとツールの準備

Cisco Unity システム ファイルの配置先ドライブの決定

小規模システムでのファイル配置先ドライブ

中規模システムでのファイル配置先ドライブ

大規模システムでのファイル配置先ドライブ

インストールの準備


フェールオーバー:Cisco Unity のセカンダリ サーバをインストールする場合は、この章を省略してください。


この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。

1. Cisco.com に登録情報を入力し、該当するライセンス ファイルを入手します。「Cisco Unity ライセンス ファイルの入手」を参照してください。

2. インストールに必要なドキュメントおよびツールを準備します。「ドキュメントとツールの準備」を参照してください。

3. Cisco Unity システムのアプリケーション、ログ、およびデータベース ファイルの配置先のドライブを決定し、記録します。「Cisco Unity システム ファイルの配置先ドライブの決定」を参照してください。

この章が完了したら、 第 1 章「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」 に戻り、引き続き Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。


) リスト内のタスクでは、『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity マニュアルに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくインストールを完了してください。


Cisco Unity ライセンス ファイルの入手

ライセンス ファイルは、Cisco Unity ソフトウェアのインストール、一部のアップグレード、ライセンス機能の追加または変更で必要となります(購入した機能はライセンス ファイルにより使用可能になります)。Cisco.com で登録情報を入力すると、ライセンス ファイルを入手できます。

登録が終わると、その少し後にシスコからライセンス ファイルが電子メールで送信されます。このシスコからの電子メールには、これらのファイルの保存、格納手順も記述されています。『 Cisco Unity インストレーション ガイド 』の後半には、ライセンス ファイルごとの使用方法が記載されています。ライセンスの詳細については、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/whitpapr/licenses.htm から入手可能な
White Paper : Licensing for Cisco Unity 』を参照してください。


) フェールオーバーを使用するシステムでは、プライマリ サーバだけにライセンス ファイルをインストールします。


登録には、次の情報が必要です。

Cisco Unity コンピュータに装着されたネットワーク インターフェイス カード(NIC)の MAC アドレス(物理アドレス)

Cisco Unity DVD 1 または CD 1 のケースの前面のステッカーに記載されている製品認定キー
(PAK)

次の 2 つの手順を順番に実行します。

Cisco Unity コンピュータの MAC アドレスを取得する


ステップ 1 Cisco Unity をインストールするコンピュータ上で、Windows の[スタート]メニューから、 [プログラム] >[アクセサリ] >[コマンド プロンプト] をクリックします。

ステップ 2 [コマンド プロンプト]ウィンドウで「 ipconfig /all 」と入力して Enter キーを押します。

ステップ 3 Physical Address の値を、書き留めておくか(ハイフンを除いて)またはオンライン登録時にアクセスできるファイルに保存しておきます。たとえば、Physical Address が 00-A1-B2-C3-D4-E5 であれば、00A1B2C3D4E5 と記録します。

サーバに複数の NIC が装着されている場合、各 NIC に対して 1 つの値が表示されます。プライマリ NIC に対する値を使用します。

ステップ 4 [コマンド プロンプト]ウィンドウを閉じます。


 

登録し、ライセンス ファイルを入手する


ステップ 1 該当する登録サイトを参照します(URL は大文字/小文字を区別します)。

 

Cisco.com に登録されているユーザ

http://www.cisco.com/go/license

Cisco.com に登録されていないユーザ

http://www.cisco.com/go/license/public

ステップ 2 [Voice Products]セクションで、[Cisco Unity Software]の下の[ 4.0 New Install & Add-On Feature Licenses ]をクリックします。

ステップ 3 必要な情報を入力し、 [Submit] をクリックします。

ステップ 4 登録が終わると、その少し後に、Cisco Unity ライセンス ファイルの添付された電子メールが送信されてきます。

ライセンス ファイルを紛失した場合は、最大 1 営業日でファイルを再取得できます。


 

1 時間以内にライセンス ファイルが送られてこない場合やライセンス ファイルを再取得する場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)の Licensing Team にご連絡ください。連絡先は次のとおりです。

 

アメリカ合衆国内

800 553-2447

アメリカ合衆国以外

最寄りの Cisco TAC の電話番号については、
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml を参照してください。

または、licensing@cisco.com まで電子メールを送付してください。

Cisco Unity の所有権を確認するために、たとえば、購入注文番号 や PAK などの情報を提供していただく必要があります(PAK は、Cisco Unity DVD 1 または CD 1 のケースの前面のステッカーに記載されています)。


) Cisco Unity ソフトウェアは、最小限の設定を持つデフォルトのライセンス ファイルと共に出荷されています。このライセンス ファイルでは、Cisco Unity デモンストレーション システムをインストールできます。デモンストレーション システムのインストールに関する情報およびインストール手順については、『Cisco Unity リリース ノート』の「Cisco Unity デモンストレーション システムのインストール」の項を参照してください。


ドキュメントとツールの準備

Cisco Unity システムのインストールおよびコンフィギュレーション時には、次のアイテムが必要です。

次の Cisco Unity のマニュアルを入手してください。

Cisco Unity Release 4.0(3) リリース ノート

Cisco Unity Release 4.0(3) Service Release 1 リリース ノート

Cisco Unity インストレーション ガイド Release 4.0(3)

使用する電話システムに対応する『Cisco Unity Integration Guide』

Cisco Unity を Cisco CallManager と連動する場合は、適用するバージョンに応じた Cisco Unity-CM TSP のリリース ノート

Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド Release 4.0(3)

フェールオーバーを設定する場合は、『 Cisco Unity フェールオーバー コンフィギュレーション アドミニストレーション ガイド Release 4.0

Cisco Unity デジタル ネットワーク、AMIS、SMTP、または VPIM ネットワークを設定する場合、『 Cisco Unity のネットワーク機能 Release 4.0(3)

Bridge ネットワークを設定する場合は、適用するバージョンに応じた Cisco Unity Bridge のリリース ノート、『 Cisco Unity Bridge Installation Guide Release 3.0 』、および『 Cisco Unity Bridge Networking Guide Release 3.0

AMIS、Bridge、SMTP、または VPIM ネットワークを設定する場合は、適用するバージョンに応じた『Release Notes for Cisco Unity Voice Connector for Microsoft Exchange』

Cisco Unity のドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_documentation.html で入手できます。

システム修復ディスクを作成するための、空の 3.5 インチ 1.44 MB ディスク

テスト用の電話 2 台

Cisco Unity システム ファイルの配置先ドライブの決定

次の目的を達成するために、Cisco Unity システムのアプリケーション、ログ、およびデータベース ファイルの配置先ドライブを検討します。

Cisco Unity、Microsoft Exchange、および SQL Server または MSDE のトランザクション ログの性能、データの連動性、信頼性を最適化する。

Cisco Unity データについての性能、記憶領域、アクセス容量を最適化する。

Cisco Unityサーバ上の論理ドライブをセットアップする方法と、そのドライブに配置するアプリケーション、ログ、およびデータベース ファイルは、Cisco Unity システムの規模、使用する RAID ボリューム コンフィギュレーション、システムをボイス メッセージ(VM)とユニファイド メッセージ(UM)のどちらのコンフィギュレーションでインストールするか、および Exchange を Cisco Unity サーバとは別のサーバ上で稼動させるかどうかに依存します。


) フェールオーバーを使用するシステムでは、ファイルの場所はプライマリ サーバとセカンダリ
サーバで同じである必要があります。


次の項のうちの 1つを使用して、インストールする Cisco Unity システムに適切なファイルの配置先ドライブを判定し、書き留めておきます。

「小規模システムでのファイル配置先ドライブ」

「中規模システムでのファイル配置先ドライブ」

「大規模システムでのファイル配置先ドライブ」

Cisco Unity インストレーション ガイド 』は、ここで書き留めたファイルの配置先の参照について、以降のインストール手順の中で説明しています。

小規模システムでのファイル配置先ドライブ

小規模システムとは、ユーザ数 1,100 まで、ポート数 32 までのシステムです。

表2-1 は、次の小規模 RAID ボリューム構成に適用されます。

1 つの RAID 1 ボリューム

1 つの RAID 5 ボリューム

RAID なし(Cisco Unity サーバ上、または別サーバ上、それぞれの Exchange コンフィギュレーションに適切な配置先ドライブを使用します)。


) システム ドライブ、つまりドライブ C を除いて、さまざまなドライブ文字を使用してドライブを識別できます。


 

表2-1 小規模システムでのファイル配置先ドライブ

論理ドライブ
ボイス メッセージのファイル(Cisco Unity サーバ上に Exchange がインストールされている場合)
ボイス メッセージまたはユニファイド メッセージのファイル(別のサーバ上に Exchange がインストールされている場合)

C

オペレーティング システム

ページ ファイル

MSDE バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション)

オペレーティング システム

ページ ファイル

MSDE バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション)

D

メッセージ ストア(Exchange)

Exchange のトランザクション ログ

SQL Server 2000 データベースまたは MSDE 2000 データベース

SQL Server または MSDE のトランザクション ログ

Unity Message Repository(UMR)

バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション、Cisco Unity や SQL Server を含む)

Cisco Unity のトレース ログ

SQL Server 2000 データベースまたは MSDE 2000 データベース

SQL Server または MSDE のトランザクション ログ

Unity Message Repository(UMR)

バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション、Cisco Unity や SQL Server を含む)

Cisco Unity のトレース ログ

中規模システムでのファイル配置先ドライブ

中規模システムは、Cisco Unity サーバ上のユーザ数 2,200 まで、または別サーバ上のユーザ数 2,500 まで、ポート数が 33 以上 48 以下のシステムです。

表2-2 は、次の中規模 RAID ボリューム構成に適用されます。

3 つの RAID 1 ボリューム

2 つの RAID 1 ボリューム

1 つの RAID 1 ボリュームと 1 つの RAID 5 ボリューム(ホット スペア ドライブの有無によらない)


) システム ドライブ、つまりドライブ C を除いて、さまざまなドライブ文字を使用してドライブを識別できます。


 

表2-2 中規模システムでのファイル配置先ドライブ

ディスク
アレイ
論理ドライブ
ボイス メッセージのファイル(Cisco Unity サーバ上に Exchange がインストールされている場合)
ボイス メッセージまたはユニファイド メッセージのファイル(別のサーバ上に Exchange がインストールされている場合)

1 番目

C

オペレーティング システム

ページ ファイル

オペレーティング システム

ページ ファイル

1 番目

D

バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション、Cisco Unity、Exchange 2000、および SQL Server を含む)

Cisco Unity のトレース ログ

SQL Server 2000 のトランザクション ログ

バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション、Cisco Unity や SQL Server 2000 を含む)

Cisco Unity のトレース ログ

2 番目

E

Exchange のトランザクション ログ

SQL Server 2000 または MSDE 2000 のトランザクション ログ

SQL Server 2000 データベース

Unity Message Repository(UMR)

3 番目

F

Exchange 2000 データベース

SQL Server 2000

Unity Message Repository(UMR)

N/A

大規模システムでのファイル配置先ドライブ

大規模システムは、Cisco Unity サーバ上のユーザ数 3,000 まで、または別サーバ上のユーザ数 7,500 まで、ポート数が 49 以上のシステムです。

表2-3 は、次の大規模 RAID ボリューム構成に適用されます。

3 つの RAID 1 ボリューム

2 つの RAID 1 ボリュームと 1 つの RAID 5 ボリューム(ホット スペア ドライブの有無によらない)

2 つの RAID 1 ボリュームと 1 つの RAID 10 ボリューム(ホット スペア ドライブの有無によらない)

2 つの RAID 1 ボリューム(別サーバ上で Exchange を使用)


) システム ドライブ、つまりドライブ C を除いて、さまざまなドライブ文字を使用してドライブを識別できます。


 

表2-3 大規模システムでのファイル配置先ドライブ

ディスク
アレイ
論理ドライブ
ボイス メッセージのファイル(Cisco Unity サーバ上に Exchange がインストールされている場合)
ボイス メッセージまたはユニファイド メッセージのファイル(別のサーバ上に Exchange がインストールされている場合)

1 番目

C

オペレーティング システム

ページ ファイル

オペレーティング システム

ページ ファイル

1 番目

D

バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション、Cisco Unity や SQL Server 2000 を含む)

Cisco Unity のトレース ログ

バイナリ(関連ファイルを伴うアプリケーション、Cisco Unity や SQL Server 2000 を含む)

SQL Server 2000 のトランザクション ログ

Cisco Unity のトレース ログ

2 番目

E

Exchange のトランザクション ログ

SQL Server 2000 のトランザクション ログ

SQL Server 2000 データベース

Unity Message Repository(UMR)

3 番目

F

Exchange 2000 データベース

SQL Server 2000 データベース

Unity Message Repository(UMR)

N/A