Cisco Unity インストレーションガイド IBM Lotus Domino版 (フェールオーバーあり) Release 5.x
Domino のセットアップと Lotus Notes のインストール
Domino のセットアップと Lotus Notes のインストール
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Domino のセットアップと Lotus Notes のインストール

用 Domino サーバの準備

サーバでの Lotus Notes のインストールおよび設定

Domino のセットアップと Lotus Notes のインストール

この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。


) タスク 1. は、フェールオーバーのペアのうち最初にインストールするサーバだけに対して実行してください。


1. Cisco Unity 用の Domino サーバを準備します。「Cisco Unity 用 Domino サーバの準備」を参照してください。

2. Cisco Unity サーバで IBM Lotus Notes をインストールし、設定します。「Cisco Unity サーバでの Lotus Notes のインストールおよび設定」を参照してください。

この章が完了したら、「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。


) リスト内のタスクでは、『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のドキュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくインストールを完了してください。


Cisco Unity 用 Domino サーバの準備


) シスコは、Cisco Unity システムをインストールする前に、Domino 環境がセットアップされ動作していることを前提にしています。


この項では、次のように行います。

UnityServers という名前の Domino グループを作成します。

Lotus Notes を Cisco Unity サーバ用メール システムとして用い、ユーザを登録します。

Admin4.nsf に対する Access Control List(ACL)において、UnityServers グループに対して「編集者」の許可を与えます。

Admin4.nsf は、各 Domino サーバ上で動作する Administrative Process タスクで使用されます。Domino ユーザが Cisco Unity にインポートされた場合、Cisco Unity は Adminp タスクに署名付きの要求を送信します。このタスクは要求を Admin4.nsf に追加します。IBM Lotus Domino Unified Communications (DUC) for Cisco は、Cisco Unity ユニファイド メッセージ機能を使用してユーザのメール ファイルを変更します。変更は、ユーザのメール ファイルを含むサーバのデータベースに行われます。UnityServers グループでは、Cisco Unity ユーザに対するメール ファイルを含む各サーバ上の Admin4.nsf データベースに対して編集者レベルの許可が必要です。

Domino セキュリティ ポリシーは、Cisco Unity に対して、要求にデジタル署名を行うように求めています。要求はドキュメントであり、このドキュメントに署名するにはドキュメントを変更する必要があります。したがって、UnityServers グループは、Administrative Process データベースに送信された要求に署名する特権が必要です。これは、ACL の編集者レベルの許可に対応しています。

Names.nsf に対する Access Control List において、UnityServers グループに「編集者」および「文書の削除」の権限を与えます。

デフォルトでは、Domino ドメインのメイン ディレクトリ データベースは Names.nsf です。Cisco Unity が、データベースのドキュメント(または「notes」)の読み込み、編集、作成、および削除を行うためには、データベースの ACL に対する適切な権限が必要です。

Domino アドレス帳サーバの[サーバ]ドキュメントの[セキュリティ]タブで、UnityServers グループに「データベースとテンプレートの作成」の権限を与えます。

[Cisco Unity メッセージ ストアのコンフィギュレーション]ウィザードでの Cisco Unity のインストール中に、アドレス帳サーバとして使用する Domino サーバを指定します。このウィザードでは、指定した Domino サーバ上でデフォルト アカウント(Unity Messaging System アカウントなど)に対するメール ファイルを作成できます。

Domino サーバに DUC for Cisco コンポーネントをインストールします。

認定されていない Domino サーバ名の IP アドレスを、Cisco Unity が解決できるようにネットワークが設定されていることを確認します

Cisco Unity サーバは、そのユーザのメール ファイルに対して、管理者レベルでのアクセスも行います。これは、Domino ユーザが Cisco Unity にインポートされたときに、DUC for Cisco によってそのユーザのメール ファイルの ACL に Cisco Unity が追加されるからです。つまり、Cisco Unity は、既読リストと未読リストにアクセスして、変更できる権限が必要になります。Domino ユーザが Cisco Unity にインポートされた後、Cisco Unity がメール ファイルにアクセスする能力を妨げる明示的な拒否リストまたはセキュリティ設定がないことを確認してください。

Cisco Unity 用 Domino サーバを準備する


ステップ 1 Cisco Unity サーバ用に「多目的」タイプのグループを作成し、 UnityServers という名前を付けます。該当する IBM Lotus のドキュメントを参照してください。


) 多目的は推奨するタイプですが、Access Control List のみも許容範囲です。


ステップ 2 Cisco Unity サーバのユーザ登録をします。ほとんどの設定は Cisco Unity の機能に影響しませんが、次の手順は必ず実行してください。

ユーザ用の Lotus Notes メール ファイルを作成します。


) すべての Cisco Unity ボイス メッセージは、Lotus Notes メール ファイルを作成する Domino サーバ上の mail.box に送信されます。メッセージは、次に、Cisco Unity ユーザのホームである Domino サーバに送信されます。ネットワークに適切に接続されている Domino サーバ上に Lotus Notes メール ファイルを作成します。


ユーザ用のユーザ ID ファイルを、Domino ディレクトリ(デフォルトのオプション)以外の場所に保存します。[ユーザー登録 -- 新規登録]ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

a. [詳細] チェックボックスをオンにします。ダイアログボックスの左側にタブが表示されます。

b. [ID 情報] タブをクリックします。

c. [Domino ディレクトリ] チェックボックスをオフにします。


注意 ID ファイルを Domino ディレクトリに保存した場合は、ファイルにも保存するかどうかにかかわらず、Cisco Unity は正常に機能しません。

d. [ファイル] チェックボックスをオンにします。

e. ID ファイルの場所を選択し、保存した場所を書き留めておきます。インストールの後半で、Cisco Unity サーバ上に Lotus Notes を設定するときに使用します。

ステップ 3 Cisco Unity ユーザを、ステップ 1 で作成した UnityServers グループに追加します。該当する IBM Lotus のドキュメントを参照してください。

ステップ 4 Admin4.nsf に対する Access Control List において、 UnityServers グループに 「編集者」 の許可を与えます。

ステップ 5 Names.nsf に対する Access Control List において、 UnityServers グループに 「編集者」 および 「文書の削除」 の権限を与えます。

ステップ 6 Domino アドレス帳サーバの[サーバ]ドキュメントの[セキュリティ]タブで、 UnityServers グループに 「データベースとテンプレートの作成」 の権限を与えます([Cisco Unity メッセージ ストアのコンフィギュレーション]ウィザードでの Cisco Unity のインストール中に、アドレス帳サーバとして使用する Domino サーバを指定します)。

ステップ 7 次のサーバに、DUC for Cisco のサーバ コンポーネントである csServer をインストールします。

Cisco Unity ユーザがホームとする各 Domino サーバ

ステップ 2 で Lotus Notes メール ファイルを作成した Domino サーバ


注意 Cisco Unity サーバ上に csServer をインストールしないでください。

ステップ 8 ステップ 7 の csServer のインストール中に、メール テンプレートの MailX.ntf(X は、使用している Domino のバージョン。たとえば、Domino 6.0 では Mail6.ntf)を選択した場合は、ステップ 9 に進みます。

ステップ 7 の csServer のインストール中に、MailX.ntf(X は、使用している Domino のバージョン。たとえば、Domino 6.0 では Mail6.ntf)以外のメール テンプレートを選択した場合は、Cisco Unity のアドレス帳サーバとして使用する Domino サーバへの csServer のインストールを再実行します(アドレス帳サーバは、Cisco Unity がプライマリ アドレス帳への変更を監視する Domino サーバであり、そのサーバ上でデフォルト オブジェクトを作成します)。複数メール テンプレートを DUC 対応にするオプションを選択し、該当する MailX.ntf ファイルを選択します。


注意 MailX.ntf テンプレートを DUC 対応にしない場合、Cisco Unity によって作成されるデフォルト オブジェクト(Unity メッセージ アカウントなど)は、正常に機能しないことがあります。

ステップ 9 通常は Domino ディレクトリの管理に使用するサーバ上の Domino 管理者または Lotus Notes クライアントにおいて、Domino ディレクトリの管理サーバに対して Designer 以上のアクセス権を持つ Notes ID に切り替えてから、Domino 管理者および Lotus Notes クライアントを含むすべての Windows アプリケーションを閉じます。


) この切り替えは、次の手順で必要となります。この手順を開始した後では、別の Notes ID に切り替えることはできません。


ステップ 10 DUC for Cisco の管理コンポーネントである csAdmin をインストールして、Domino ドメインのディレクトリ データベースをアップデートします。このデータベースは、通常 Names.nsf と呼ばれていますが、システムによっては別名を使用している場合もあります。ドメインに対して csAdmin を 1 回だけインストールします。インストール手順の詳細については、該当する IBM Lotus のドキュメントを参照してください。


注意 Cisco Unity サーバ上に csAdmin をインストールしないでください。

ステップ 11 認定されていない Domino サーバ名の IP アドレスを、Cisco Unity が解決できるようにネットワークが設定されていることを確認します(たとえば、Domino サーバ名が「MailServer」の場合、Cisco Unity サーバでコマンドラインに「ping mailserver」と入力すると、Domino サーバの IP アドレスが返されます)。


 

Cisco Unity サーバでの Lotus Notes のインストールおよび設定

Cisco Unity は Notes ソフトウェアを使用して Domino と通信するため、Cisco Unity サーバ上に Lotus Notes をインストールします。

Notes を問題の解決(たとえば、メッセージが Cisco Unity サーバから取得され、Domino ユーザに送られるかどうかの決定)に使用することもできますが、Notes を起動する前に Cisco Unity を停止する必要があります。問題の解決が終了したら、Notes ソフトウェアを終了して、Cisco Unity サーバをシャットダウンして、再起動します。


注意 Cisco Unity の実行中は、Cisco Unity サーバ上で Notes を実行しないでください。実行すると、Cisco Unity の機能が停止します。


注意 サポートされていないバージョンの Notes を Cisco Unity サーバにインストールしないでください。Cisco Unity サーバでサポートされている Notes バージョンのリストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html から入手可能な、該当する『Cisco Unity システム要件』を参照してください。


注意 DUC for Cisco のクライアント コンポーネントである csClient または csiNotes を Cisco Unity サーバにインストールしないでください。

次の 3 つの手順を順番に実行します。

Lotus Notes を Cisco Unity サーバにインストールする


ステップ 1 Cisco Unity サーバ上で、IBM Lotus Notes のディスクを DVD ドライブに挿入します。

ステップ 2 Lotus Notes ディレクトリを参照し、 Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 画面の指示に従って、ユーザ名と組織の入力を要求されるまで、デフォルト設定を受け入れます。

ステップ 4 ユーザ名と組織を入力し、 [ユーザ名のみ] をクリックします。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 プログラムとデータの両方のフォルダについて、配置先フォルダを指定するように求められたら、「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先の決定」で書き留めておいたバイナリ ファイル用の配置先ドライブを使用します。

次の手順で必要になるので、プログラム フォルダのドライブおよびディレクトリの情報を書き留めておいてください。

ステップ 7 [次へ] をクリックします。

ステップ 8 画面の指示に従ってデフォルト設定を受け入れます。

ステップ 9 置き換えられるファイルが読み取り専用であることを警告するメッセージが表示された場合、 [次から表示しない] チェックボックスをオンにし、 [いいえ] をクリックします。

ステップ 10 [完了] をクリックします。


 

Lotus Notes のプログラム フォルダの場所を System Path 環境変数に追加する


ステップ 1 Windows デスクトップで [マイ コンピュータ] アイコンを右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 2 [詳細] タブをクリックします。

ステップ 3 [環境変数] をクリックします。

ステップ 4 [システム環境変数]リストで、 [Path] をクリックし、 [編集] をクリックします。

ステップ 5 [システム変数の編集]ダイアログボックスの [変数値] フィールドの最後に、セミコロン(;)を入力し、Lotus Notes プログラム フォルダのドライブとディレクトリを入力します。

ステップ 6 [OK] をクリックし、[システム変数の編集]ダイアログボックスを閉じます。

ステップ 7 [OK] をクリックし、[環境変数]ダイアログボックスを閉じます。

ステップ 8 [OK] をクリックし、[システムのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。


 

Cisco Unity アカウントを使用するように Lotus Notes を設定する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、Windows の[スタート メニュー]から [プログラム] >[ロータス アプリケーション] >[ノーツ クライアント] をクリックします。

ステップ 2 [セットアップへようこそ]画面で [次へ] をクリックします。

ステップ 3 [ユーザーの情報]画面で、ユーザ名と Cisco Unity メール ファイルを作成した Domino サーバの名前を入力します。

ステップ 4 [ドミノ サーバーへ接続する] チェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 「Cisco Unity 用 Domino サーバを準備する」でユーザ ID ファイルを保存した場所を参照し、ファイルをダブルクリックします。

ステップ 7 Cisco Unity ユーザ用のユーザ ID ファイルをローカルにコピーするには [はい] をクリックし、 [次へ] をクリックします。


注意 ユーザ ID ファイルを Cisco Unity サーバにコピーしない場合、Cisco Unity は正常に機能しません。

ステップ 8 [パスワードの入力]ダイアログボックスが表示された場合、Cisco Unity アカウントのパスワードを入力します。

ステップ 9 設定を完了するには、画面の指示に従ってデフォルト設定を受け入れます。

ステップ 10 Lotus Notes を終了します。