Cisco Unity ボイス メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange版 (フェールオーバーなし) Release 5.x
Exchange のセットアップ
Exchange のセットアップ
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Exchange のセットアップ

パートナー Exchange サーバの決定

サーバへの Exchange ソフトウェアのインストール

サーバへの Exchange2003 管理ソフトウェアのインストール

サーバへの Exchange2003 のインストール

用の Active Directory スキーマの拡張

組織単位とメールボックス ストアの作成

Exchange のセットアップ

この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。

1. Cisco Unity に接続する Exchange サーバを選択します。これは、パートナー Exchange サーバと呼ばれます。「パートナー Exchange サーバの決定」を参照してください。

2. Exchange 管理ソフトウェアまたは Exchange を Cisco Unity サーバにインストールします。
「Cisco Unity サーバへの Exchange ソフトウェアのインストール」を参照してください。

3. Cisco Unity 用に Active Directory スキーマを拡張します。「Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張」を参照してください。

4. 必要に応じて、ユーザや同報リスト用の Active Directory の組織単位やメールボックス ストアを作成します。「組織単位とメールボックス ストアの作成」を参照してください。

この章が完了したら、「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。


) リスト内のタスクでは、『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のドキュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくインストールを完了してください。


パートナー Exchange サーバの決定

Cisco Unity ソフトウェアの設定時に、Cisco Unity に接続する Exchange サーバを選択するように要求されます。このサーバは、パートナー Exchange サーバまたはパートナー サーバと呼ばれます。次の情報に基づいて、パートナー サーバとしてどのサーバを使用するかを決定します。

Cisco Unity サーバに Exchange がインストールされている場合は、Cisco Unity サーバがパートナー Exchange サーバです。

すべての Cisco Unity ユーザ メールボックスが同じ Exchange サーバをホームにしている場合、そのサーバをパートナー サーバとして使用します。

Cisco Unity ユーザ メールボックスが 2 台以上の Exchange サーバをホームにしている場合は、次の一般的なガイドラインに従って、どのサーバをパートナー サーバとして使用するかを決定します。

外部の発信者からのすべてのボイス メッセージは、パートナー サーバを経由して、ユーザのメールボックスに送信されます。追加トラフィックに対する対処能力に基づいて Exchange サーバを使用します。

Exchange 2003 または Exchange 2000 をアクティブ/アクティブまたはアクティブ/パッシブ クラスタリング用に構成する場合、クラスタ外の Exchange サーバまたはクラスタ内の Exchange 仮想サーバを使用できます。


注意 Cisco Unity サーバに Windows Server 2003 がインストールされている場合は、Exchange 2003 サーバをパートナー サーバとして使用する必要があります。

インストール手順の後半でパートナー サーバを指定します。

Cisco Unity サーバへの Exchange ソフトウェアのインストール

Cisco Unity サーバにインストールする Exchange ソフトウェアは、Exchange を Cisco Unity サーバにインストールするかどうかによって決まります。

 

Exchange 2003
(別の Exchange サーバに
インストールした場合)

Exchange 2003 システム マネージャを Cisco Unity サーバにインストールします。


) シスコでは、Cisco Unity システムのインストールを開始する前に、Microsoft のドキュメントに従って、Exchange が別のサーバにインストールおよび設定されていることを前提としています。


「Cisco Unity サーバへの Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール」を参照してください。

Exchange 2003
(Cisco Unity サーバに
インストールした場合)

Exchange 2003 のフル バージョンを Cisco Unity サーバにインストールします。

「Cisco Unity サーバへの Exchange 2003 のインストール」を参照してください。

Cisco Unity サーバへの Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール

Exchange 2003 が別のサーバにインストールされている場合は、Exchange 2003 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールします(このソフトウェアに Microsoft の Messaging API(MAPI)が含まれているため)。MAPI は、Cisco Unity が Exchange との通信でメッセージの宛先指定、送信、および取得を行うために使用するアプリケーション プログラミング インターフェイスです。


注意 Exchange メッセージング サービスおよびコラボレーション サービスを Cisco Unity サーバにインストールしないでください。

インストール作業の後半で、パートナー Exchange サーバを指定します。

次の 3 つの手順を順番に実行します。

Exchange 2003 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールする


ステップ 1 Cisco Unity サーバ上で、Cisco Unity Message Store 2003 ディスクまたは Exchange Server 2003 ディスクを DVD ドライブに挿入します。

ディスクが自動的に実行されない場合は、ルート ディレクトリを参照し、 Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 2 [Exchange デプロイメント ツール] をクリックします。

ステップ 3 [Exchange システム管理ツールのみのインストール] をクリックします。

ステップ 4 [Exchange システム管理ツールのみのインストール]ページで、ステップ 4 にスクロール ダウンし、 [今すぐセットアップ プログラムを実行] をクリックします。


) Exchange 2003 の初期のエディションでは、オペレーティング システムが Windows 2000 Server の場合、[Exchange システム管理ツールのみのインストール]ページのステップ 3 は、間違って Windows Server 2003 Administration Tools Pack をリストします。Exchange 2003 の後期のエディションでは、Microsoft Knowledge Base 記事 826966 で説明されているように、この要件はヘルプから削除されています。


ステップ 5 [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ]で、 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [使用許諾契約書]ダイアログボックスで、 [同意します] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

ステップ 7 [コンポーネントの選択]ダイアログボックスの[アクション]カラムで、次の 3 つのコンポーネントのアクションを設定します。

 

Microsoft Exchange 2003

アクションを [カスタム] に変更します。

Microsoft Exchange メッセージング サービス
およびコラボレーション サービス

アクションを [何もしない] に変更します。

Microsoft Exchange システム管理ツール

アクションを [インストール] のままにします。

ステップ 8 [次へ] をクリックします。

ステップ 9 画面の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 10 サーバを再起動します。


 

次の手順を実行して、「インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード」の項でダウンロードした Exchange Server 2003 サービス パックをインストールします。

最新の Exchange Server 2003 サービス パックをインストールする


ステップ 1 Exchange Server 2003 サービス パックと現行バージョンの Cisco Unity との適合性が、現行バージョンのリリース後に確認された場合は、サービス パックのダウンロード時に印刷またはダウンロードした指示書に従ってインストールします。その後、ステップ 5 に進みます。

Exchange Server 2003 サービス パックを、該当する Cisco Unity Service Packs CD からインストールする場合は、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 該当する Cisco Unity Service Packs CD 上で、Exchange_2003_SP<n>\Setup\I386 ディレクトリを参照し、 Update.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 画面の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 4 サーバを再起動します。

ステップ 5 パートナー Exchange サーバ、および Cisco Unity ユーザ メールボックスがホームとするすべての Exchange 2003 サーバに対して、この手順を繰り返します(未処理の場合)。


 

Exchange 用の最新の Microsoft アップデートをインストールする


ステップ 1 最新バージョンの Cisco Unity Server Updates ウィザードを使用して焼き付けたディスクを DVD ドライブに挿入します。

ステップ 2 ServerUpdatesWizard.exe を実行します。

ステップ 3 画面の指示に従って Exchange アップデートのインストールを完了します。

ステップ 4 Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Cisco Unity サーバへの Exchange 2003 のインストール

ここでは、6 つの手順について説明します。該当する場合は、記載されている順序のとおりに手順を実行します。インストールの後半で、Cisco Unity が接続するパートナー Exchange サーバを指定します。

必要なサービスがインストールおよび有効化されていることを確認する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、適切なアカウントを使用して Windows にログオンします。

Cisco Unity サーバがフォレスト内で最初の Exchange サーバである場合は、Schema Admins グループのメンバーになっているアカウントを使用してログオンします。

Cisco Unity サーバがフォレスト内で最初の Exchange サーバでない場合は、Domain Admins グループのメンバーになっているアカウントを使用してログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity Message Store 2003 ディスクまたは Exchange Server 2003 ディスクを DVD ドライブに挿入し、ルート ディレクトリを参照します。

ステップ 3 Setup.exe を実行します。

ステップ 4 [Exchange Server 2003 セットアップへようこそ]ページで、 [Exchange デプロイメント ツール] をクリックします。

ステップ 5 [Exchange Server デプロイメント ツールへようこそ]ページで、 [最初の Exchange 2003 サーバーの展開] をクリックします。

ステップ 6 [最初の Exchange 2003 サーバーの展開]ページで、 [新しい Exchange 2003 のインストール] をクリックします。

ステップ 7 [新しい Exchange 2003 のインストール]ページで、 [Windows サービスの有効化] をクリックします。

ステップ 8 「Windows Server 2003 でサービスを有効にするには」の手順を実行します。

ステップ 9 ステップ 8 の手順で Windows ディスクの挿入を求められた場合は、Windows ディスクを DVD ドライブから取り出し、Cisco Unity Message Store 2003 ディスクを挿入します。

ステップ 10 [Windows サービスの有効化]ページで、 [戻る] をクリックして、[新しい Exchange 2003 のインストール]ページに戻ります。


 

次の手順、「Cisco Unity サーバ上で Exchange 2003 ForestPrep を実行する」は、Cisco Unity サーバがフォレスト内で最初の Exchange 2003 サーバである場合にのみ実行してください。

Cisco Unity サーバ上で Exchange 2003 ForestPrep を実行する


ステップ 1 すべてのドメイン コントローラがネットワークに接続されていることを確認します。Forestprep スキーマによって複製をアップデートするには、すべてのドメイン コントローラがオンラインになっている必要があります。

ステップ 2 [新しい Exchange 2003 のインストール]ページで、 [今すぐ ForestPrep を実行] をクリックします。

現行バージョンの Windows との互換性の問題を示すメッセージ ボックスが表示された場合、Cisco Unity のマニュアルに従って Windows をインストールしたときは、 [今後、このメッセージを表示しない] チェックボックスをオンにして、 [続行] をクリックします。

ステップ 3 [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします。

ステップ 4 [使用許諾契約書]ページで、 [同意します] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

ステップ 5 [コンポーネントの選択]ページで [次へ] をクリックします。

ステップ 6 画面の指示に従って、ForestPrep を完了します。


 

次の手順、「Cisco Unity サーバ上で Exchange 2003 DomainPrep を実行する」は、Cisco Unity サーバがドメイン内で最初の Exchange 2003 サーバである場合にのみ実行してください。

Cisco Unity サーバ上で Exchange 2003 DomainPrep を実行する


ステップ 1 [新しい Exchange 2003 のインストール]ページで、 [今すぐ DomainPrep を実行] をクリックします。

ステップ 2 [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします。

ステップ 3 [使用許諾契約書]ページで、 [同意します] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

ステップ 4 [コンポーネントの選択]ページで [次へ] をクリックします。

ステップ 5 画面の指示に従って、DomainPrep を完了します。


 

Forestrep が実行されてから、Active Directory スキーマへの変更がフォレスト全体に複製されるには 15 分以上かかります。変更の複製が完了してから Exchange のインストールを行ってください。

Exchange Server 2003 を Cisco Unity サーバにインストールする


ステップ 1 [新しい Exchange 2003 のインストール]ページで、 [今すぐセットアップ プログラムを実行] をクリックします。

ステップ 2 [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします。

ステップ 3 [使用許諾契約書]ページで、 [同意します] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

ステップ 4 [コンポーネントの選択]ページで、次の手順を実行します。

a. Microsoft Exchange メッセージング サービスおよびコラボレーション サービスと Microsoft Exchange システム管理ツールのインストールを選択します。

b. 必要に応じて Exchange 2003 アプリケーション ファイルをインストールするドライブとパスを変更します。このドライブには、「Cisco Unity サーバ ファイルの配置先の決定」で書き留めた場所を指定します。

ステップ 5 [インストールの種類]ページで、[次へ]をクリックしてデフォルト値の[新しい Exchange 組織を作成する]を使用します。


注意 [既存の Exchange 5.5 組織に追加、または既存の Exchange 5.5 組織をアップグレードする]オプションは選択しないでください。Exchange 5.5 はサポートされていません。

ステップ 6 画面の指示に従ってインストールを完了します。


 

次の手順を実行して、「インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード」の項でダウンロードした Exchange Server 2003 サービス パックをインストールします。

最新の Exchange Server 2003 サービス パックをインストールする


ステップ 1 Exchange Server 2003 サービス パックと現行バージョンの Cisco Unity との適合性が、現行バージョンのリリース後に確認された場合は、サービス パックのダウンロード時に印刷またはダウンロードした指示書に従ってインストールします。その後、ステップ 5 に進みます。

Exchange Server 2003 サービス パックを、該当する Cisco Unity Service Packs CD からインストールする場合は、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 該当する Cisco Unity Service Packs CD 上で、Exchange_2003_SP<n>\Setup\I386 ディレクトリを参照し、 Update.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 画面の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 4 サーバを再起動します。

ステップ 5 パートナー Exchange サーバ、および Cisco Unity ユーザ メールボックスがホームとするすべての Exchange 2003 サーバに対して、この手順を繰り返します(未処理の場合)。


 

Exchange 用の最新の Microsoft アップデートをインストールする


ステップ 1 最新バージョンの Cisco Unity Server Updates ウィザードを使用して焼き付けたディスクを DVD ドライブに挿入します。

ステップ 2 ServerUpdatesWizard.exe を実行します。

ステップ 3 画面の指示に従って Exchange アップデートのインストールを完了します。

ステップ 4 Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張

Cisco Unity を正常に動作させるために Active Directory スキーマにいくつかの変更を加える必要があります。スキーマ更新プログラムが行う変更は、Cisco Unity DVD 1 に収められている
Schema\LdifScripts ディレクトリの Avdirmonex2k.ldf ファイルで確認できます。

Active Directory スキーマへの変更がフォレスト全体に複製されるには 15 分以上かかります。変更の複製が完了してから Cisco Unity のインストールを行ってください。

Cisco Unity の Active Directory スキーマを拡張する


ステップ 1 すべてのドメイン コントローラがネットワークに接続されていることを確認します。
Active Directory スキーマの拡張による複製には、すべてのドメイン コントローラがオンラインになっている必要があります。

ステップ 2 スキーマ マスターの役割をするコンピュータ(通常は、フォレスト内の最初の DC/GC)で、Schema Admins グループのメンバーとして Windows にログオンします。

ステップ 3 Cisco Unity DVD 1 上で、 ADSchemaSetup ディレクトリを参照し、 ADSchemaSetup.exe をダブルクリックします。

ステップ 4 [Active Directory スキーマ セットアップ]ダイアログボックスで [Exchange ディレクトリ モニタ] チェックボックスをオンにします。

ステップ 5 VPIM ネットワークや Cisco Unity Bridge ネットワークを使用する場合は、該当するチェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [OK] をクリックします。

ステップ 7 スキーマの拡張が終了すると、Ldif.log ファイルと Ldif.err ファイルがデスクトップに保存されます。拡張が成功したかどうかを確認するには、これらのファイルの内容を参照します。


 

組織単位とメールボックス ストアの作成

指定した場所にユーザや同報リストを作成できます。ユーザや同報リストを特別な組織単位(OU)に作成する場合は、ここで組織単位を作成します。いずれの組織単位も同一のドメインにある必要がありますが、Cisco Unity サーバとは同一のドメインでなくてもかまいません。組織単位の作成については、Active Directory ユーザとコンピュータのヘルプを参照してください。

Cisco Unity システム管理を介して追加されたユーザや CSV ファイルからインポートされたユーザに対して、カスタム メールボックス ストアをデフォルトとして作成するオプションもあります。カスタム メールボックス ストアの作成については、Exchange System Manager のヘルプを参照してください(インストール作業の後半で、メールボックス ストアを使用するように Cisco Unity を設定します)。

Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方に対して、同一のカスタム OU とメールボックス ストアを使用する必要があります。