Cisco Unity ユニファイド メッセージング インストレーション ガイド Microsoft Exchange版 (フェールオーバーなし) Release 5.x
Exchange のセットアップ
Exchange のセットアップ
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Exchange のセットアップ

パートナー Exchange サーバの決定

サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール

サーバへの Exchange2003 管理ソフトウェアのインストール

用の Exchange 2007 の設定

用の Active Directory スキーマの拡張

組織単位とメールボックス ストアの作成

Exchange のセットアップ

この章では、次のタスクを順序どおりに実行します。

1. Cisco Unity に接続する Exchange サーバを選択します。これは、パートナー Exchange サーバと呼ばれます。「パートナー Exchange サーバの決定」を参照してください。

2. Exchange 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールします。「Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール」を参照してください。

3. Exchange 2007 サーバをパートナー Exchange サーバとして選択した場合: Exchange 2007 を設定します。「Cisco Unity 用の Exchange 2007 の設定」を参照してください。

4. Cisco Unity 用に Active Directory スキーマを拡張します。「Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張」を参照してください。

5. 必要に応じて、ユーザや同報リスト用の Active Directory の組織単位やメールボックス ストアを作成します。「組織単位とメールボックス ストアの作成」を参照してください。

この章が完了したら、「Cisco Unity インストールに必要なタスクの概要」に戻り、引き続き Cisco Unity システムを正しくインストールしてください。


) リスト内のタスクでは、『Cisco Unity インストレーション ガイド』およびその他の Cisco Unity のドキュメントに記載されている詳細な手順を参照します。これらのドキュメントに従って、正しくインストールを完了してください。


パートナー Exchange サーバの決定

Cisco Unity ソフトウェアの設定時に、Cisco Unity に接続する Exchange サーバを選択するように要求されます。このサーバは、パートナー Exchange サーバまたはパートナー サーバと呼ばれます。次の情報に基づいて、パートナー サーバとしてどのサーバを使用するかを決定します。

すべての Cisco Unity ユーザ メールボックスが同じ Exchange サーバをホームにしている場合、そのサーバをパートナー サーバとして使用します。

Cisco Unity ユーザ メールボックスが 2 台以上の Exchange サーバをホームにしている場合は、次の一般的なガイドラインに従って、どのサーバをパートナー サーバとして使用するかを決定します。

外部の発信者からのすべてのボイス メッセージは、パートナー サーバを経由して、ユーザのメールボックスに送信されます。追加トラフィックに対する対処能力に基づいて Exchange サーバを使用します。

Exchange 2003 または Exchange 2000 をアクティブ/アクティブまたはアクティブ/パッシブ クラスタリング用に構成する場合、クラスタ外の Exchange サーバまたはクラスタ内の Exchange 仮想サーバを使用できます。

Cisco Unity ユーザ メールボックスが Exchange 2003 と Exchange 2000 のいずれかまたは両方をホームにする場合、ほとんどのトポロジに対して、Exchange 2003 を実行するサーバをパートナー サーバとして選択することをお勧めします。そのように選択しない場合、パートナー サーバを新しいバージョンの Exchange にアップグレードする際に、Cisco Unity ユーザ メールボックスはアップグレードの間、メッセージにアクセスできません。さらに、Cisco Unity サーバ上にインストールされた Exchange 管理ソフトウェアをアップグレードする必要があります。

ただし、Exchange 2003 を実行しているサーバが最適な選択肢ではない場合もあります。Cisco Unity サーバとパートナー Exchange サーバ間を通過するデータの量が多いので、パートナー サーバは Cisco Unity サーバと同じサイトにある必要があります。Cisco Unity ユーザ メールボックスが複数のサイト上の Exchange をホームにしていて、Exchange 2003 を実行しているサーバだけがリモート サイトにある場合、次のいずれかを実行します。

Cisco Unity をインストールする前に、ローカル サーバを Exchange 2003 にアップグレードします。

Exchange 2000 を実行していて、Cisco Unity サーバと同じサイトにある Exchange サーバを使用します。

Cisco Unity ユーザ メールボックスのホームが Exchange 2007 および Exchange 2003、また場合によって Exchange 2000 にある場合は、前述の考慮事項、サーバにインストールされた役割、および Exchange 2007 へのアクセスのしやすさに基づいて、パートナー サーバを選択します。

パートナー Exchange サーバとして使用するには、Exchange 2007 サーバにメールボックス サーバの役割がインストールされている必要があります。

Exchange 2007 サーバを選択した場合、以降のインストール手順で Cisco Unity メッセージ ストア コンフィギュレーション ウィザードを実行すると、スクリプトが作成されます。このスクリプトは、パートナー Exchange 2007 サーバ、または Exchange 管理シェルがインストールされた別の Exchange 2007 サーバのいずれかで実行する必要があります(このスクリプトを使用すると、Cisco Unity からは直接 Exchange 2007 に作成できない Exchange メールボックスが作成されます)。デフォルトでは、スクリプトをリモートで実行できないので、Exchange 2007 サーバから実行する必要があります。Exchange サーバへの物理的なアクセスが制限されている場合は、Exchange 2003 サーバまたは Exchange 2000 サーバをパートナー Exchange サーバとして選択すると、Cisco Unity でアカウントが自動的に作成されます。


注意 Cisco Unity サーバに Windows Server 2003 がインストールされている場合は、Exchange 2007 サーバまたは Exchange 2003 サーバをパートナー サーバとして使用する必要があります。

インストール手順の後半でパートナー サーバを指定します。

Cisco Unity サーバへの Exchange 管理ソフトウェアのインストール


) シスコは、Cisco Unity システムをインストールする前に、Exchange 環境がセットアップされ動作していることを前提にしています。


パートナー Exchange サーバにインストールされた Exchange のバージョンに関係なく、Exchange 2003 システム マネージャを必ず Cisco Unity サーバにインストールします。「Cisco Unity サーバへの Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール」を参照してください。

Cisco Unity サーバへの Exchange 2003 管理ソフトウェアのインストール

Exchange 2003 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールします(このソフトウェアに Microsoft の Messaging API(MAPI)が含まれているため)。MAPI は、Cisco Unity が Exchange との通信でメッセージの宛先指定、送信、および取得を行うために使用するアプリケーション プログラミング インターフェイスです。


注意 Exchange メッセージング サービスおよびコラボレーション サービスを Cisco Unity サーバにインストールしないでください。

インストール作業の後半で、パートナー Exchange サーバを指定します。

次の 3 つの手順を順番に実行します。

Exchange 2003 管理ソフトウェアを Cisco Unity サーバにインストールする


ステップ 1 Cisco Unity サーバ上で、Cisco Unity Message Store 2003 ディスクまたは Exchange Server 2003 ディスクを DVD ドライブに挿入します。

ディスクが自動的に実行されない場合は、ルート ディレクトリを参照し、 Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 2 [Exchange デプロイメント ツール] をクリックします。

ステップ 3 [Exchange システム管理ツールのみのインストール] をクリックします。

ステップ 4 [Exchange システム管理ツールのみのインストール]ページで、ステップ 4 にスクロール ダウンし、 [今すぐセットアップ プログラムを実行] をクリックします。


) Exchange 2003 の初期のエディションでは、オペレーティング システムが Windows 2000 Server の場合、[Exchange システム管理ツールのみのインストール]ページのステップ 3 は、間違って Windows Server 2003 Administration Tools Pack をリストします。Exchange 2003 の後期のエディションでは、Microsoft Knowledge Base 記事 826966 で説明されているように、この要件はヘルプから削除されています。


ステップ 5 [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ]で、 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [使用許諾契約書]ダイアログボックスで、 [同意します] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

ステップ 7 [コンポーネントの選択]ダイアログボックスの[アクション]カラムで、次の 3 つのコンポーネントのアクションを設定します。

 

Microsoft Exchange 2003

アクションを [カスタム] に変更します。

Microsoft Exchange メッセージング サービス
およびコラボレーション サービス

アクションを [何もしない] に変更します。

Microsoft Exchange システム管理ツール

アクションを [インストール] のままにします。

ステップ 8 [次へ] をクリックします。

ステップ 9 画面の指示に従ってインストールを完了します。

Exchange 環境に Exchange 2007 サーバだけが含まれる場合は、インストールの終了時に、Exchange 2003 セットアップを /forestprep スイッチ付きで実行するように求めるメッセージが表示されます。forestprep は実行しないでください。フォレスト内に Exchange 2003 サーバがないため必ず失敗します。Cisco Unity は正常に機能します。

ステップ 10 サーバを再起動します。


 

次の手順を実行して、「インストールを行うためのソフトウェアのダウンロード」の項でダウンロードした Exchange Server 2003 サービス パックをインストールします。

最新の Exchange Server 2003 サービス パックをインストールする


ステップ 1 Exchange Server 2003 サービス パックと現行バージョンの Cisco Unity との適合性が、現行バージョンのリリース後に確認された場合は、サービス パックのダウンロード時に印刷またはダウンロードした指示書に従ってインストールします。その後、ステップ 5 に進みます。

Exchange Server 2003 サービス パックを、該当する Cisco Unity Service Packs CD からインストールする場合は、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 該当する Cisco Unity Service Packs CD 上で、Exchange_2003_SP<n>\Setup\I386 ディレクトリを参照し、 Update.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 画面の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 4 サーバを再起動します。

ステップ 5 パートナー Exchange サーバ、および Cisco Unity ユーザ メールボックスがホームとするすべての Exchange 2003 サーバに対して、この手順を繰り返します(未処理の場合)。


 

Exchange 用の最新の Microsoft アップデートをインストールする


ステップ 1 最新バージョンの Cisco Unity Server Updates ウィザードを使用して焼き付けたディスクを DVD ドライブに挿入します。

ステップ 2 ServerUpdatesWizard.exe を実行します。

ステップ 3 画面の指示に従って Exchange アップデートのインストールを完了します。

ステップ 4 Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Cisco Unity 用の Exchange 2007 の設定

Exchange 2007 サーバをパートナー Exchange サーバとして選択した場合は、使用している Outlook のバージョンに関係なく、Outlook 2003 以前のオフライン アドレス帳を設定してください。これを設定しないと、Cisco Unity が正常に機能しません。

Cisco Unity 用に Exchange 2007 を設定する


ステップ 1 Exchange 2007 サーバにログオンし、 Exchange 管理コンソール を起動します。

ステップ 2 コンソール ツリーで、 [Microsoft Exchange] をクリックします。

ステップ 3 結果ペインで、 [展開の完成] タブをクリックします。

ステップ 4 [メールボックス]セクションで、 [Outlook 2003 以前のクライアント用のオフライン アドレス帳 (OAB) の配布の構成] をクリックします。

ステップ 5 手順に従って、パブリック フォルダ データベースを作成し、デフォルトのオフライン アドレス帳を設定します。


 

Cisco Unity 用の Active Directory スキーマの拡張

Cisco Unity を正常に動作させるために Active Directory スキーマにいくつかの変更を加える必要があります。スキーマ更新プログラムが行う変更は、Cisco Unity DVD 1 に収められている Schema\LdifScripts ディレクトリの Avdirmonex2k.ldf ファイルで確認できます。

Active Directory スキーマへの変更がフォレスト全体に複製されるには 15 分以上かかります。変更の複製が完了してから Cisco Unity のインストールを行ってください。

Cisco Unity の Active Directory スキーマを拡張する


ステップ 1 すべてのドメイン コントローラがネットワークに接続されていることを確認します。Active Directory スキーマの拡張による複製には、すべてのドメイン コントローラがオンラインになっている必要があります。

ステップ 2 スキーマ マスターの役割をするコンピュータ(通常は、フォレスト内の最初の DC/GC)で、Schema Admins グループのメンバーとして Windows にログオンします。

ステップ 3 Cisco Unity DVD 1 上で、 ADSchemaSetup ディレクトリを参照し、 ADSchemaSetup.exe をダブルクリックします。

ステップ 4 [Active Directory スキーマ セットアップ]ダイアログボックスで [Exchange ディレクトリ モニタ] チェックボックスをオンにします。

ステップ 5 VPIM ネットワークや Cisco Unity Bridge ネットワークを使用する場合は、該当するチェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [OK] をクリックします。

ステップ 7 スキーマの拡張が終了すると、Ldif.log ファイルと Ldif.err ファイルがデスクトップに保存されます。拡張が成功したかどうかを確認するには、これらのファイルの内容を参照します。


 

組織単位とメールボックス ストアの作成

指定した場所にユーザや同報リストを作成できます。ユーザや同報リストを特別な組織単位(OU)に作成する場合は、ここで組織単位を作成します。いずれの組織単位も同一のドメインにある必要がありますが、Cisco Unity サーバとは同一のドメインでなくてもかまいません。組織単位の作成については、Active Directory ユーザとコンピュータのヘルプを参照してください。

Cisco Unity システム管理を介して追加されたユーザや CSV ファイルからインポートされたユーザに対して、カスタム メールボックス ストアをデフォルトとして作成するオプションもあります。カスタム メールボックス ストアの作成については、Exchange System Manager のヘルプを参照してください(インストール作業の後半で、メールボックス ストアを使用するように Cisco Unity を設定します)。

Cisco Unity のプライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方に対して、同一のカスタム OU とメールボックス ストアを使用する必要があります。