Cisco Unity 仮想化設計ガイド
パフォーマンス テストの情報
パフォーマンス テストの情報
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2011/08/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 575KB) | フィードバック

目次

パフォーマンス テストの情報

テスト シナリオ

大規模展開シナリオで使用した負荷サーバ

中規模展開シナリオで使用した負荷サーバ

ネットワーク レイアウト

ディスク レイアウト

ネットワーク I/O テスト結果

大規模展開のネットワーク I/O テスト結果

中規模展開ネットワーク I/O テスト結果

ディスク I/O テスト結果

大規模展開のディスク I/O テスト結果

中規模展開 ディスク I/O テスト結果

音声品質比較

パフォーマンス テストの情報

この付録の構成は、次のとおりです。

「テスト シナリオ」

「ネットワーク I/O テスト結果」

「ディスク I/O テスト結果」

「音声品質比較」

テスト シナリオ

負荷テストは、大規模および中規模の仮想化 Cisco Unity 展開のサンプルに対して実施しました。Cisco Unity 仮想マシンのホストインフラストラクチャの設計に役立つように、ネットワーク I/O およびディスク I/O の特性を記載しています。

ネットワーク I/O は、Cisco Network Analysis Module を使用して 5 分間データ収集しました。

ディスク I/O は、VMware vscsiStats ユーティリティを使用して 10 分間データ収集しました。VMware vscsiStats はディスク I/O 作業負荷の特性を評価するユーティリティで、vDisk ごとの結果をヒストグラム形式で提示します(VMware の Web サイトで vscsiStats についてより詳しく掲載されています - ファイル名が iiswc_2007_distribute.pdf の『 Easy and Efficient Disk I/O Workload Characterization in VMware ESX Server 』というドキュメントを探してください)。

Cisco Unity サーバでは、Call Flow Diagnostics、Call Control(MIU)Traces(TAPI システム用、つまり TAPI サブトレースのみがオン)、および Skinny TSP Traces の各マクロ トレースがオンになっています。これらのレベルでの診断はディスク I/O の増加を引き起こし、提供されるテスト結果に反映されます。これらの診断トレースは、トラブルシューティングのための診断の典型的なレベルであり、診断トレースの可能な限りの最大の組み合わせを示しているわけではありません。

大規模展開シナリオで使用した負荷サーバ

4 台の Bomber XP コール ジェネレータ。Bomber XP はシスコの負荷生成ツールです。144 ポート構成に関連する標準的な負荷をかけるように設定しました。

1 台の HTTP 生成サーバ。Cisco Personal Communications Assistant Web サイトへの Web 要求をシミュレーションしました。このサーバは、15,000 ユーザにわたって 1 分あたり 100 個の要求を作成しました。

1 台の IMAP 生成サーバ。典型的なエンドユーザ IMAP アクティビティをシミュレーションしました。このサーバは、3 時間ごとに 1,875 個のメールボックスに対して、ログインとログアウトを実行しました。この 3 時間のループの間に、1 時間ごとに 1 つのメッセージを取得、1 時間ごとに 15 回のメッセージ フラグ変更、1 時間ごとに 3 回のメッセージの削除、および 1 分ごとに 1 回のメッセージボックスへのポーリングを実行しました。

中規模展開シナリオで使用した負荷サーバ

2 台の Bomber XP コール ジェネレータ。Bomber XP はシスコの負荷生成ツールです。48 ポート構成に関連する標準的な負荷をかけるように設定しました。

1 台の HTTP 生成サーバ。Cisco Personal Communications Assistant Web サイトへの Web 要求をシミュレーションしました。このサーバは、5,000 ユーザにわたって 1 分あたり 60 個の要求を作成しました。

1 台の IMAP 生成サーバ。典型的なエンドユーザ IMAP アクティビティをシミュレーションしました。このサーバは、3 時間ごとに 1,250 個のメールボックスに対して、ログインとログアウトを実行しました。この 3 時間のループの間に、1 時間ごとに 1 つのメッセージを取得、1 時間ごとに 15 回のメッセージ フラグ変更、1 時間ごとに 3 回のメッセージの削除、および 1 分ごとに 1 回のメッセージボックスへのポーリングを実行しました。

ネットワーク レイアウト

図 A-1 に、大規模展開シナリオで使用したネットワーク レイアウトを示します。中規模展開シナリオのネットワーク レイアウトも、Exchange 1 サーバだけを使用したという部分を除いて、基本的に同じです。

図 A-1 ネットワーク レイアウト

 

ディスク レイアウト

使用したディスク レイアウトを次に示します。

Cisco Unity アプリケーション サーバ

ディスク 1:オペレーティング システム ファイル

ディスク 2:バイナリ

ディスク 3:SQL ログ、Cisco Unity ログ

ディスク 4:SQL/Cisco Unity データベース、Cisco Unity メッセージ リポジトリ

Exchange 1 および Exchange 2 サーバ

ディスク 1:オペレーティング システム ファイル

ディスク 2:バイナリ

ディスク 3:Exchange ログ、Active Directory ログ

ディスク 4:Exchange データベース、Active Directory データベース


) 中規模展開テストでは、Exchange 1 サーバだけを使用しました。


Cisco Unity 音声認識サーバ

ディスク 1:オペレーティング システム ファイル、バイナリ

ネットワーク I/O テスト結果

次の項に、ネットワーク I/O テスト結果の詳細を示します。

「大規模展開のネットワーク I/O テスト結果」

「中規模展開ネットワーク I/O テスト結果」

大規模展開のネットワーク I/O テスト結果

表 A-1 に、典型的な大規模仮想化 Cisco Unity 展開で、サーバ間に生成されたトラフィックを示します。

 

表 A-1 ネットワーク トラフィック - 大規模展開

サーバ
送信(バイト/秒)
受信(バイト/秒)

Cisco Unified Communications Manager - コール ジェネレータ

24289

13671

Cisco Unity アプリケーション - Cisco Unified Communications Manager

13330

27576

Cisco Unity アプリケーション - HTTP ジェネレータ

125045

3815

Cisco Unity アプリケーション - コール ジェネレータ

1592626

291459

Cisco Unity アプリケーション - Cisco Unity 音声認識

66438

10126

Exchange 1 - IMAP ジェネレータ

734626

45516

Exchange 1 - Exchange 2

161871

49850

Exchange 1 - Cisco Unity アプリケーション

381668

317919

Exchange 2 - Cisco Unity アプリケーション

228356

121992

中規模展開ネットワーク I/O テスト結果

表 A-2 に、典型的な中規模仮想化 Cisco Unity 展開で、サーバ間に生成されたトラフィックを示します。

 

表 A-2 ネットワーク トラフィック - 中規模展開

サーバ
送信(バイト/秒)
受信(バイト/秒)

Cisco Unified Communications Manager - コール ジェネレータ

8680

5025

Cisco Unity アプリケーション - Cisco Unified Communications Manager

4384

8549

Cisco Unity アプリケーション - HTTP ジェネレータ

82404

2355

Cisco Unity アプリケーション - コール ジェネレータ

741653

134095

Cisco Unity アプリケーション - Cisco Unity 音声認識

93758

13883

Exchange 1 - IMAP ジェネレータ

171253

10817

Exchange 1 - Cisco Unity アプリケーション

227842

166710

ディスク I/O テスト結果

次の項に、ディスク I/O テスト結果の詳細を示します。

「大規模展開のディスク I/O テスト結果」

「中規模展開 ディスク I/O テスト結果」

大規模展開のディスク I/O テスト結果

表 A-3 に、典型的な大規模仮想化 Cisco Unity 展開でのディスク I/O テスト結果の概要を示します。

VMware vscsiStats ユーティリティによる、大規模展開のディスク I/O のテスト結果の全出力については、 http://www.ciscounitytools.com/Documents/Virtualization/VirtualUnityLargeScenario-DiskIO.xls にある Cisco Unity Tools Web サイトのドキュメントを参照してください。

 

表 A-3 ディスク I/O テスト結果の概要 - 大規模展開

ディスク
合計 IOPS1
最大 IOPS ブロック サイズ(対合計 IOPS 比)
読み取り/書き込み
パーセント比

Cisco Unity ディスク 1

37

4096(43% にて)

2 / 98

Cisco Unity ディスク 2

72

65536(66% にて)

45 / 55

Cisco Unity ディスク 3

56

512(48% にて)

4 / 96

Cisco Unity ディスク 4

7

8192(89% にて)

63 / 37

Exchange DC1 ディスク 1

5

4096(73% にて)

64 / 36

Exchange DC1 ディスク 2

4

4096(62% にて)

0 / 100

Exchange DC1 ディスク 3

32

512(56% にて)

0 / 100

Exchange DC1 ディスク 4

489

4096(80% にて)

58 / 42

Exchange DC2 ディスク 1

2

4096(57% にて)

2 / 98

Exchange DC2 ディスク 2

4

4096(59% にて)

0 / 100

Exchange DC2 ディスク 3

16

512(59% にて)

0 / 100

Exchange DC2 ディスク 4

88

4096(74% にて)

49 / 51

Cisco Unity 音声認識ディスク

2

4096(58% にて)

0 / 100

1.I/O Operations Per Second(IOPS; 1 秒あたりの I/O 処理)。

中規模展開 ディスク I/O テスト結果

表 A-4 に、典型的な中規模仮想化 Cisco Unity 展開でのディスク I/O テスト結果の概要を示します。

VMware vscsiStats ユーティリティによる、中規模展開のディスク I/O のテスト結果の全出力については、 http://www.ciscounitytools.com/Documents/Virtualization/VirtualUnityMediumScenario-DiskIO.xls にある Cisco Unity Tools Web サイトのドキュメントを参照してください。

 

表 A-4 ディスク I/O テスト結果の概要 - 中規模展開

ディスク
合計 IOPS2
最大 IOPS ブロック サイズ(対合計 IOPS 比)
読み取り/書き込み
パーセント比

Cisco Unity ディスク 1

31

4096(49% にて)

0 / 100

Cisco Unity ディスク 2

16

65536(44% にて)

33 / 66

Cisco Unity ディスク 3

37

4096(43% にて)

2 / 98

Cisco Unity ディスク 4

1

8192(91% にて)

59 / 41

Exchange DC1 ディスク 1

4

4096(74% にて)

58 / 42

Exchange DC1 ディスク 2

1

4096(96% にて)

0 / 100

Exchange DC1 ディスク 3

19

512(63% にて)

0 / 100

Exchange DC1 ディスク 4

280

4096(80% にて)

64 / 36

Cisco Unity 音声認識ディスク

2

4096(59% にて)

0 / 100

2.I/O Operations Per Second(IOPS; 1 秒あたりの I/O 処理)。

音声品質比較

図 A-2 および図 A-3 に、Cisco Unity 仮想マシンと Cisco Unity 物理サーバで 144 ポート負荷の下で 5 分間計測した平均および最大ジッタ統計情報を示します。

Cisco Unity 仮想マシンでは、Cisco Unity 物理サーバよりも多くのジッタが示されましたが、このジッタ量は IP 電話、ゲートウェイなどのエンドポイントで通常バッファされる範囲に収まっています。

図 A-2 平均ジッタ統計情報

 

図 A-3 最大ジッタ統計情報