Cisco Unity リコンフィギュレーション アップグレード ガイド (IBM Lotus Domino 版)
Domino サーバの変更
Domino サーバの変更
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Domino サーバの変更

Cisco Unity 4.0(5) 以降のユーザのアドレス帳の設定で指定されている Domino サーバの変更

Cisco Unity 4.0(4) 以前のユーザのプライマリ アドレス帳の設定で指定されている Domino サーバの変更

Cisco Unity がボイス メッセージを送信する Domino サーバの変更

Domino サーバの変更

Cisco Unity をインストールするときには、Domino サーバと、ユーザのプライマリ アドレス帳として使用するディレクトリ データベース(またはアドレス帳)を選択します。Cisco Unity はそこにデータを保存し、ユーザおよび同報リストはそこからインポートされます。また、デフォルトでは、Cisco Unity は、インストール時に指定した Domino サーバにすべてのボイス メッセージを送信します。それらのボイス メッセージはこのサーバを経由して、Cisco Unity ユーザがホームにしている Domino サーバに送信されます。いずれかのサーバ設定を変更する場合(たとえば、インストール時に指定した当初の Domino サーバを交換する場合)は、この章の各項を参照してください。

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unity 4.0(5) 以降のユーザのアドレス帳の設定で指定されている Domino サーバの変更」

「Cisco Unity 4.0(4) 以前のユーザのプライマリ アドレス帳の設定で指定されている Domino サーバの変更」

「Cisco Unity がボイス メッセージを送信する Domino サーバの変更」

Cisco Unity 4.0(5) 以降のユーザのアドレス帳の設定で指定されている Domino サーバの変更


注意 変更を行っている間は、Cisco Unity の機能の大部分が動作しません。この項の手順は、通常の業務時間には実行しないでください。

Cisco Unity がユーザおよびリストをユーザのプライマリ アドレス帳からインポートするために使用する Domino サーバを変更するには、この項の 4 つの手順を順番に実行します。この Domino サーバは、Cisco Unity が Domino ディレクトリへの変更を監視しているサーバです。

Cisco Unity 4.0(5) 以降では、Cisco Unity システム管理を使用して、追加の(セカンダリの)ユーザ アドレス帳を 1 個、監視対象のアドレス帳を最大 8 個追加できます。この項の手順を実行すると、変更するサーバ名を使用しているすべてのユーザのアドレス帳または監視対象アドレス帳に設定されているサーバ名が変更されます。

Cisco Unity にフェールオーバーが構成されている場合は、先にプライマリ Cisco Unity サーバでこれらの手順を実行します。セカンダリ Cisco Unity サーバに切り替えるタイミングについては、手順の中で説明しています。

Domino ディレクトリ内の Cisco Unity Person レコードを変更する


ステップ 1 現在 Cisco Unity が実行中でない場合は、ここで起動します。

ステップ 2 Domino Administrator を起動します。

ステップ 3 Unity メッセージの Person レコードを開きます。

ステップ 4 [メール サーバー]フィールドの値を、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前に変更します。必要に応じて任意の組織単位および組織を含めます。<ServerName>/<OU>/.../<Organization> の形式を使用します。

ステップ 5 変更内容を保存し、レコードを閉じます。

ステップ 6 サンプル管理者の Person レコードに対してステップ 3ステップ 5 を繰り返します。

ステップ 7 必要に応じて、サンプル ユーザの Person レコードに対してステップ 3ステップ 5 を繰り返します(Cisco Unity 4.0(3) では、サンプル ユーザの Person レコードは削除されていますが、旧バージョンの Cisco Unity からアップグレードした場合は、そのアカウントがアップグレード プロセス中に削除されないため、サンプル ユーザの Person レコードが残っていることがあります)。

ステップ 8 変更がドメイン全体でディレクトリのレプリカに複製するために変更されるのを待つか、または強制的に変更して複製します。


 

Cisco Unity は Domino ディレクトリの変更を監視し、それらの変更を Cisco Unity サーバ上の SQL Server または MSDE データベースに複製します。前の手順で Domino ディレクトリに加えた変更は、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する Domino サーバの変更を続行する前に Cisco Unity データベースに複製する必要があります。変更が複製されたことを次の手順によって確認します。

Domino ディレクトリへの変更が Cisco Unity データベースに複製されたことを確認する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理を起動します。

ステップ 2 [ユーザ]ページで、サンプル管理者アカウントの情報を検索して表示します。

ステップ 3 [プロファイル]ページの一番下にある[Domino 情報]で、[サーバ]フィールドの値が、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前になっていることを確認します(この値は前の手順で入力しています)。

ステップ 4 Cisco Unity システム管理を閉じます。


 

ユーザのアドレス帳へのアクセスに使用される Domino サーバを変更する


ステップ 1 Cisco Unity ソフトウェアを終了します。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで [ファイル名を指定して実行] をクリックします。

ステップ 3 cmd を実行します。

ステップ 4 コマンドラインで OSQL -E と入力し、OSQL を起動します。


注意 -e ではなく -E を使用してください。

ステップ 5 次のように入力して、
use UnityDb
Enter
キーを押します。

ステップ 6 次のように入力して、
go
Enter
キーを押します。

ステップ 7 既存の Domino サーバ名を確認するには、次のように入力して、
SELECT Server from DominoAddressBook
WHERE Type = 7
go
Enter
キーを押します。サーバの名前が出力されます。

ステップ 8 Domino サーバ名を変更するには、次のように入力して、
UPDATE DominoAddressBook
SET Server = '<New server name>'
WHERE Server = '<Old server name>'
go
Enter
キーを押します。

ステップ 9 次のように入力して、
exit
Enter
キーを押して OSQL を閉じます。

ステップ 10 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 11 フェールオーバーが構成されている場合は、「複製を確認し、セカンダリ Cisco Unity サーバを再起動する」の手順に進みます。


 

フェールオーバー構成では、前の手順でプライマリ サーバに行った変更がセカンダリ サーバに複製された後、セカンダリ サーバを再起動する必要があります。次の手順を実行して、変更が複製されたことを確認し、セカンダリ サーバを再起動します。

複製を確認し、セカンダリ Cisco Unity サーバを再起動する


ステップ 1 セカンダリ サーバで、Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 [システム] >[コンフィギュレーション] >[ユーザのアドレス帳] ページに移動します。

ステップ 3 [プライマリ アドレス帳]の下にある[Domino サーバ]フィールドで、フィールドの値が、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前になっていることを確認します。ユーザのセカンダリ アドレス帳に同じ Domino サーバが設定されている場合、そのサーバ名も[セカンダリ アドレス帳]の下で更新されています。

ステップ 4 Cisco Unity システム管理を閉じます。

ステップ 5 複製を確認したら、セカンダリ Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Cisco Unity 4.0(4) 以前のユーザのプライマリ アドレス帳の設定で指定されている Domino サーバの変更


注意 変更を行っている間は、Cisco Unity の機能の大部分が動作しません。この項の手順は、通常の業務時間には実行しないでください。

Cisco Unity がユーザおよびリストをユーザのプライマリ アドレス帳からインポートするために使用する Domino サーバを変更するには、この項の 3 つの手順を順番に実行します。この Domino サーバは、Cisco Unity が Domino ディレクトリへの変更を監視しているサーバです。

Cisco Unity にフェールオーバーが構成されている場合は、先にプライマリ Cisco Unity サーバでこれらの手順を実行します。セカンダリ Cisco Unity サーバに切り替えるタイミングについては、手順の中で説明しています。

Domino ディレクトリ内の Cisco Unity Person レコードを変更する


ステップ 1 現在 Cisco Unity が実行中でない場合は、ここで起動します。

ステップ 2 Domino Administrator を起動します。

ステップ 3 Unity メッセージの Person レコードを開きます。

ステップ 4 [メール サーバー]フィールドの値を、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前に変更します。必要に応じて任意の組織単位および組織を含めます。<ServerName>/<OU>/.../<Organization> の形式を使用します。

ステップ 5 変更内容を保存し、レコードを閉じます。

ステップ 6 サンプル管理者の Person レコードに対してステップ 3ステップ 5 を繰り返します。

ステップ 7 必要に応じて、サンプル ユーザの Person レコードに対してステップ 3ステップ 5 を繰り返します(Cisco Unity 4.0(3) では、サンプル ユーザの Person レコードは削除されていますが、旧バージョンの Cisco Unity からアップグレードした場合は、そのアカウントがアップグレード プロセス中に削除されないため、サンプル ユーザの Person レコードが残っていることがあります)。

ステップ 8 変更がドメイン全体でディレクトリのレプリカに複製するために変更されるのを待つか、または強制的に変更して複製します。


 

Cisco Unity は Domino ディレクトリの変更を監視し、それらの変更を Cisco Unity サーバ上の SQL Server または MSDE データベースに複製します。前の手順で Domino ディレクトリに加えた変更は、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する Domino サーバの変更を続行する前に Cisco Unity データベースに複製する必要があります。変更が複製されたことを次の手順によって確認します。

Domino ディレクトリへの変更が Cisco Unity データベースに複製されたことを確認する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理を起動します。

ステップ 2 [ユーザ]ページで、サンプル管理者アカウントの情報を検索して表示します。

ステップ 3 [プロファイル]ページの一番下にある[Domino 情報]で、[サーバ]フィールドの値が、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前になっていることを確認します(この値は前の手順で入力しています)。

ステップ 4 Cisco Unity システム管理を閉じます。


 

ユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用される Domino サーバを変更する


ステップ 1 Cisco Unity ソフトウェアを終了します。

ステップ 2 Regedit を起動します。


注意 不正なレジストリ キーの変更や、不正な値の入力によって、サーバが起動しなくなることがあります。レジストリを編集する前に、問題発生時のレジストリの復元方法を確認してください(レジストリ エディタ ヘルプの「復元」項目を参照してください)。レジストリ キー設定の変更に関するご質問は、Cisco TAC にお問い合せください。

ステップ 3 レジストリの現在のバックアップがない場合は、 [レジストリ] >[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックしてから、ファイルにレジストリ設定を保存します。

ステップ 4 次のキーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\Directory Connectors\DirSynchDomino\1.00\
Mail Servers\AddressBook1

ステップ 5 [ServerName] をダブルクリックし、[値のデータ]フィールドを、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前に変更します。必要に応じて任意の組織単位および組織を含めます。<ServerName>/<OU>/.../<Organization> の形式を使用します。

ステップ 6 次のキーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\Directory Connectors\DirSynchDomino\1.00\
Monitored Servers\AddressBook1

ステップ 7 [ServerName] をダブルクリックし、[値のデータ]フィールドを、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する新しい Domino サーバの名前に変更します。必要に応じて任意の組織単位および組織を含めます。<ServerName>/<OU>/.../<Organization> の形式を使用します。

ステップ 8 キー LastResynchTime を削除します。

このキーを削除すると、Cisco Unity は Cisco Unity データベースをディレクトリと再同期化します。ディレクトリのサイズによっては、再同期化に数分から 1 時間以上かかることがあります。

ステップ 9 Cisco Unity サーバをシャットダウンし、再起動します。

ステップ 10 Cisco Unity にフェールオーバーが構成されている場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバでステップ 1ステップ 9 を実行します。


 

Cisco Unity がボイス メッセージを送信する Domino サーバの変更

Cisco Unity は、すべてのボイス メッセージを、1 台の Domino サーバを経由して Cisco Unity ユーザがホームにしている Domino サーバへと送信します。この項の手順では、Cisco Unity が Domino メールボックスにルーティングするためにメッセージを送信する Domino サーバを変更します。


) Cisco Unity がルーティングのためにメッセージを送信する Domino サーバは、Cisco Unity がユーザのプライマリ アドレス帳へのアクセスに使用する Domino サーバと同一のサーバである必要はありません。この手順はオプションです。


Cisco Unity にフェールオーバーが構成されている場合は、先にプライマリ Cisco Unity サーバでこの手順を実行します。セカンダリ Cisco Unity サーバに切り替えるタイミングについては、手順の中で説明しています。

Cisco Unity がすべてのボイス メッセージを送信する Domino サーバを変更する


ステップ 1 Unity サーバ メール ファイルを、Cisco Unity がすべてのボイス メッセージを送信する Domino サーバから新しい Domino サーバに移動します。

a. Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Lotus Application] >[Lotus Domino Administrator] をクリックします。

b. [ファイル] タブをクリックします。

c. 左ペインで、 [Mail] をクリックします。

d. 右ペインで、 [Unity Server] を右クリックし、 [移動] をクリックします。

e. Cisco Unity がルーティングするすべてのボイス メッセージの送信を開始する Domino サーバをクリックします。

f. [OK] をクリックします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバで、Lotus Notes を起動します。

ステップ 3 [Welcome]画面の右下隅の Notes ステータス バーでロケーション リストをクリックし、 [ロケーションの編集] をクリックします。


注意 現在の場所を変更しないでください。変更すると、Cisco Unity の動作が停止します。

ステップ 4 [サーバー] タブをクリックします。

ステップ 5 [ホーム/メール サーバー]フィールドの値を、Cisco Unity がボイス メッセージを送信する新しい Domino サーバの名前に変更します。必要に応じて任意の組織単位および組織を含めます。<ServerName>/<OU>/.../<Organization> の形式を使用します。

ステップ 6 [保存して閉じる] をクリックします。

ステップ 7 Notes を閉じます。

ステップ 8 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 9 Cisco Unity にフェールオーバーが構成されている場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバでステップ 1ステップ 8 を実行します。