Cisco Unity ネットワーキング ガイド
Cisco Unity 8.x 内のプライマリ ロケーション 設定
Cisco Unity 8.x 内のプライマリ ロケーション設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/10/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity 8.x 内のプライマリ ロケーション設定

8.x のプライマリ ロケーション プロファイルの設定

ダイヤル ID の割り当て

ダイヤル ID と内線番号の割り当てに関するガイドライン

ダイヤル ID の最小長の変更

8.x のプライマリ ロケーション宛先オプションの設定

ユーザ宛先オプション

の一致名の検索方法

の一致番号の検索方法

ロケーション宛先オプション

Cisco Unity 8.x 内のプライマリ ロケーション設定

各 Cisco Unity サーバにはプライマリ ロケーションがあり、これはインストール中に作成され、削除できません。プライマリ ロケーションは Cisco Unity サーバを識別し、Cisco Unity サーバまたはその他のボイス メッセージ システムなどの他のロケーションとの通信に必要なネットワーク機能情報が含まれています。パブリック同報リストを除き、Cisco Unity サーバで作成されたすべてのユーザおよびその他の Cisco Unity オブジェクト(コール ハンドラなど)が直接または間接的にプライマリ ロケーションと関連付けされます。

Cisco Unity がボイス メッセージの送受信に使用するネットワーク機能オプションに関係なく、Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションをカスタマイズする必要があります。

次の項を参照してください。

「Cisco Unity 8.x のプライマリ ロケーション プロファイルの設定」:このセクションでは、他の Cisco Unity サーバやその他のボイス メッセージ システムに対して Cisco Unity サーバを識別する設定に関する情報と、ロケーション ダイヤル ID の割り当てに関するガイドラインを提供します。

「Cisco Unity 8.x のプライマリ ロケーション宛先オプションの設定」:このセクションでは、ユーザが電話を使用して、名前や内線番号でメッセージの宛先指定を行うときに実行される検索の範囲を選択できる設定に関する情報を提供します。

Cisco Unity 8.x のプライマリ ロケーション プロファイルの設定

プライマリ ロケーション プロファイル設定には、Cisco Unity サーバを他の Cisco Unity サーバや他のメッセージ システムと識別するために必要なネットワーク情報が含まれています。使用しているネットワーク機能オプションに関係なく、プライマリ ロケーション プロファイル設定をカスタマイズする必要があります。

プライマリ ロケーション設定の詳細については、『 Interface Reference Guide for the Cisco Unity Administrator Release 8.x 』の 「Cisco Unity 8.x Network Settings」 の章の 「Primary Locations Profile Page」 の項を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/interface_reference/guide/8xcugrgx.html から入手できます。

ダイヤル ID の割り当て

プライマリ ロケーション プロファイル設定には、ダイヤル ID が含まれていて、Cisco Unity がロケーションの ID として使用します。特に互いにネットワーク接続されている複数の Cisco Unity サーバが組織内にある場合、プライマリ ロケーションおよび配信ロケーションの両方に対して、ダイヤル ID として選択する番号を慎重に計画する必要があります。慎重に計画を立てないと、ダイヤル ID の割り当てにより、Cisco Unity が別のロケーションでメッセージ受信者を検索できなくなってしまう可能性もあります。

互いにネットワーク接続された複数の Cisco Unity サーバがインストールされている場合、プライマリ ロケーションおよび作成した配信ロケーションのダイヤル ID に使用できる番号について、必ず他の Cisco Unity サーバの管理者と協議するようにしてください。ローカル Cisco Unity サーバのダイヤル ID が他の Cisco Unity サーバで使用されているダイヤル ID および内線番号と競合しないことを確認する必要があります。

ダイヤル ID と内線番号の割り当てに関するガイドライン

ダイヤル ID および内線番号を割り当てる番号計画は、Cisco Unity が、メッセージの宛先指定を行う際にユーザが入力した番号と同じものをどれだけ簡単に検出できるのかに影響する可能性があります。次のガイドラインを推奨します。

ダイヤル ID の固定長を設定して、可能であれば内線番号の固定長を設定します。

一意のダイヤル ID を割り当てます。ダイヤル ID は、ユーザ、コール ハンドラ、インタビュー ハンドラ、またはパブリック同報リストに割り当てられた他のダイヤル ID や内線番号と一致してはいけません (互いにネットワーク接続された複数の Cisco Unity サーバのインストールでは、残念ながらディレクトリ複製の遅延時間によって一意でないダイヤル ID を割り当てられてしまうことに注意してください)。

内線番号で使用されないダイヤル ID の番号範囲を割り当てます。たとえば、ダイヤル ID に対して先頭にゼロがある番号(001、002 など)を割り当てることができます。

可変長ダイヤル ID および内線番号を使用する場合、ダイヤル ID は、内線番号とは異なる番号範囲になります。たとえば、ローカル内線番号が 750123 の場合、このロケーションに内線番号 123 がある可能性があれば、ロケーションにダイヤル ID 750 を割り当てないでください。

可変長ダイヤル ID を使用する場合、各 ID の最初の桁は他のダイヤル ID に対して一意になります。たとえば、ID が 750 のロケーションがある場合、別のロケーションに ID 7503 を割り当てないでください。この例では、ブラインド アドレッシング中に、Cisco Unity は常にユーザによって入力されたブラインド アドレスがロケーション 750 と一致し、ロケーション 7503 とは一致しないようになります。

これらのガイドラインに従わない場合、メッセージの宛先指定を行う際にユーザは次の問題に遭遇する可能性があります。

Cisco Unity が一致を検索している間の遅延

番号の複数一致

別のロケーションにある受信者の検出失敗

ダイヤル ID の最小長の変更

組織で番号計画に対応する必要がある場合、後述の「ロケーション ダイヤル ID の最小長を変更するには」の手順で説明しているように、レジストリ キーを変更することにより、プライマリ ロケーション ダイヤル ID の最小長を 1 または 2 桁減らすことができます。ただし、1 または 2 桁のダイヤル ID は、アドレス検索中にプライベート同報リスト ID と競合する可能性があることに注意してください。1 または 2 桁の番号を入力することでユーザがメッセージの宛先指定を行う際に、まず Cisco Unity が一致するプライベート同報リストを検索します。一致が検出されると、検索が停止します。したがって、検索する範囲を特定のロケーションに絞り込むために、ロケーション ダイヤル ID を入力してユーザがメッセージの宛先指定を行う際に、入力した番号がプライベート同報リスト ID と一致する場合、カンバセーションは宛先としてプライベート同報リストだけを提供します。ユーザが、最初にダイヤル ID を入力することによってメッセージを別のロケーションに宛先指定しない場合、競合は発生せず、複雑な番号計画を収容するためにダイヤル ID の最小長を減らすことができます。


) Cisco Unity フェールオーバーの場合、レジストリ変更は複製されないため、1 つの Cisco Unity サーバで行われたレジストリ変更は他の Cisco Unity サーバで手動で行う必要があります。


ロケーション ダイヤル ID の最小長を変更するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下の [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[管理:ロケーションの最小内線番号長を設定する(Administration - Set the Minimum Extension Length for Locations)] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] ボックスに番号を入力して、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら、[OK] をクリックします。レジストリ変更を有効にするために Cisco Unity サーバを再起動する必要はありません。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。


 

プライマリ ロケーション設定の詳細については、『 Interface Reference Guide for the Cisco Unity Administrator Release 8.x 』の 「Cisco Unity 8.x Network Settings」 の章の 「Primary Locations Profile Page」 の項を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/interface_reference/guide/8xcugrgx.html から入手できます。

Cisco Unity 8.x のプライマリ ロケーション宛先オプションの設定

プライマリ ロケーション宛先オプションにより、次のケースで一致する内線番号を検索する際に Cisco Unity で実行される検索の範囲を制御できます。

ユーザが電話を使用してメッセージの宛先指定を行うとき

ユーザが電話や Cisco Unity Assistant を使用してプライベート同報リストにメンバーを追加するとき

管理者が Cisco Unity Administrator を使用してメンバーをパブリック同報リストまたはプライベート同報リストにメンバーを追加するとき

着信 AMIS メッセージについて Cisco Unity が受信者を検索するとき。着信ブリッジおよび VPIM メッセージの検索範囲は常にグローバルで宛先設定によって制御されないことに注意してください。

ローカル Cisco Unity サーバ、ローカル Cisco Unity サーバがメンバーであるダイヤル ドメイン、またはグローバル ディレクトリ全体に範囲を設定することができます。

宛先オプションにより、配信ロケーション ダイヤル ID の一致についてブラインド アドレッシングを有効にすることができます。ローカル Cisco Unity サーバで作成された配信ロケーション、ダイヤル ドメイン内の配信ロケーション、またはディレクトリ全体にブラインド アドレッシング範囲を設定できます。

プライマリ ロケーションの宛先オプション設定の詳細については、『 Interface Reference Guide for the Cisco Unity Administrator Release 8.x 』の 「Cisco Unity 8.x Network Settings」 の章の 「Location Addressing Options Page」 の項を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/interface_reference/guide/8xcugrgx.html から入手できます。

ユーザ宛先オプション

Cisco Unity の設定内容によって、ユーザは、受信者名を入力または番号を入力することにより、メッセージの宛先指定を行うことができます。必要な場合、Cisco Unity Administrator の [システム(System)] > [設定(Configuration)] > [設定(Settings)] ページで [入力した名前検索の使用(Enable Spelled Name Search)] チェックボックスをオフにすることにより、各 Cisco Unity サーバですべてのユーザに対して入力した名前による宛先指定を無効にできます。

入力した名前による宛先指定が有効になっている場合、ユーザは電話のキーパッドにある文字を使用して受信者の名前または名前の一部を入力します。Cisco Unity Administrator にある [ユーザ(Subscribers)] > [ユーザ テンプレート(Subscriber Template)] > [メッセージの聞き取り(Conversation)] ページ、および [ユーザ(Subscribers)] > [ユーザ(Subscriber)] > [メッセージの聞き取り(Conversation)] ページの [メッセージの宛先指定方法(Address Messages To Other Subscribers)] フィールドで、宛先指定のデフォルト方式を設定できます。ユーザは、Cisco Unity Assistant にこのオプションを設定することもできます。メッセージの宛先指定を行っているときに、ユーザは # を 2 回(##)押すことによって、名前の入力と番号の入力を切り替えることができます。

Cisco Unity の一致名の検索方法

ユーザが受信者名を入力することによってメッセージの宛先指定を行う際に、Cisco Unity がユーザおよびパブリック同報リスト内で一致や部分一致を検索します。指定された最大範囲レベルで 1 つの検索だけが実行されます。検索範囲は、[ユーザ検索:検索先(Subscriber Searches: Limit Searches To)] 設定によって検出されます。たとえば、検索がダイヤル ドメインに限定される場合、ローカル サーバとダイヤル ドメインの両方が含まれる検索が実行され、一致する名前のリストがユーザにレポートされます。

パブリック同報リストは、ローカル Cisco Unity サーバで作成されているかどうかに関係なく、宛先指定において常にローカルと見なされます。したがって、範囲がローカル サーバに設定されている場合、ユーザは依然として別の Cisco Unity サーバで作成されたパブリック同報リストに宛先指定できます。

[検索にはロケーションを含みます(Include Locations in Searches)] 設定が有効の場合、ネットワーク接続された Cisco Unity サーバからのプライマリ ロケーションおよび配信ロケーションが検索に含まれます。ユーザが検索で返された名前のリストからロケーションを選択する場合、カンバセーションでユーザはそのロケーションでの受信者の名前を入力するように要求されます。これにより、ユーザは受信者の検索を特定のロケーションに限定することができます。

Cisco Unity の一致番号の検索方法

ユーザが番号を入力することによってメッセージの宛先指定を行う際に、番号は次のいずれかです。

プライベート同報リスト ID

Cisco Unity ユーザ、インターネット ユーザ、または外部ユーザ内線番号 (外部ユーザは、AMIS、ブリッジ、または VPIM ユーザのいずれか)

Cisco Unity ユーザ、インターネット ユーザ、または外部ユーザ代行内線番号

パブリック同報リスト内線番号

ネットワーク接続された Cisco Unity サーバからのプライマリ ロケーション ダイヤル ID または配信ロケーション ダイヤル ID

ネットワーク接続された Cisco Unity サーバからのプライマリ ロケーション ダイヤル ID およびそのロケーションでの Cisco Unity ユーザの内線番号

配信ローカル ダイヤル ID およびその配信ロケーションに関連付けられた外部ユーザの内線番号

さらに、ブリッジ配信ロケーションが定義されている場合、Cisco Unity が一致するブリッジ配信ロケーション プレフィックスおよび受信者のリモート メールボックス番号を検索します。詳細については、『 Networking Guide for Cisco Unity Bridge 』にある「Primary Location Settings」の章の「How Cisco Unity Searches for a Matching Number」の項を参照してください。『 Networking Guide for Cisco Unity Bridge 』は、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手できます。

たとえば、ユーザがメッセージの宛先指定を行うために電話で 3335678 と押すとします。表 9-1 は、可能性のある一致の一部を示しています。

 

表 10-1 番号 3335678 で可能性のある一致の一部

番号
可能性のある一致

3335678

内線番号 3335678

333 5678

ロケーション ダイヤル ID 333、内線番号 5678

3335 678

ロケーション ダイヤル ID 3335、内線番号 678

さまざまな番号計画を収容するには、次のセクションで説明しているように、Cisco Unity で一致を段階的に検索します。

1. 「ローカル サーバでの同報リストまたはユーザ内線番号の検索」

2. 「ダイヤル ドメインでのユーザ内線番号の検索に続く、グローバル ディレクトリでの検索」

3. 「一致するロケーションでのロケーション ダイヤル ID およびユーザ内線番号の検索」

4. 「配信ロケーション ダイヤル ID のブラインド アドレッシング」

ローカル サーバでの同報リストまたはユーザ内線番号の検索

Cisco Unity は、ローカル サーバから始まって、ダイヤル ドメイン、最後にグローバル ディレクトリという形で、検索範囲を段階的に広げることによって、一致する番号を検索します。検索範囲は、[ユーザ検索:検索先(Subscriber Searches: Limit Searches To)] 設定によって検出されます。いずれかの検索範囲レベルで一致が検出されると、検索が停止して、次の検索範囲レベルには続きません。

ユーザが 1 または 2 桁の番号を入力すると、Cisco Unity で検索が開始され、ユーザの所有するプライベート同報リストで一致が検索されます。一致が検出されると、検索が停止して、確認用に一致リストが返されます。

一致が検出されない場合、またはユーザが 3 桁以上の桁を入力すると、Cisco Unity がローカル サーバ上にあるユーザの内線番号を検索します。検索には、通常の Cisco Unity ユーザおよび外部ユーザの内線番号が含まれています。プライマリ内線番号および代行内線番号が検索されます。一致が検出されると、検索が停止します。

一致がユーザ内線番号にある場合、カンバセーションで名前の録音および確認用に検索されたユーザの内線番号を再生するかどうかは、カンバセーションがそのように設定されているかと、名前の録音が存在するかどうかによります。ユーザ宛先指定確認一致モードの設定を変更するために、Tools Depot で利用可能な詳細設定ツールを使用して、カンバセーションでユーザ メッセージの宛先指定の一致を確認する方法をカスタマイズできます。

一致が検出されない場合、Cisco Unity が一致するパブリック同報リスト内線番号を検索します。パブリック同報リストは、ローカル Cisco Unity サーバで作成されているかどうかに関係なく、宛先指定において常にローカルと見なされます。したがって、範囲がローカル サーバに設定されている場合、ユーザは依然として別の Cisco Unity サーバに作成された同報リストに宛先指定することができます。一致が検出されると、検索が停止して、確認用に一致リストが返されます。

ダイヤル ドメインでのユーザ内線番号の検索に続く、グローバル ディレクトリでの検索

一致が検出されず、検索範囲設定による検索が可能な場合、検索は(存在する場合)ダイヤル ドメインのユーザ内線番号に拡大されます。一致が検出されると、検索が停止し、確認用に名前が返されます。これでも一致が検出されず、検索範囲設定による検索が可能な場合、検索はグローバル ディレクトリ内のユーザ内線番号に拡大されます。各範囲レベルでの検索には、通常の Cisco Unity ユーザおよび外部ユーザの内線番号および代行内線番号が含まれます。

グローバル ディレクトリには重複した内線番号が存在する可能性があります。入力した番号が複数の内線番号と一致する場合、一致名のリストがユーザに返され、リストからユーザが選択します。ただし、ダイヤル ドメイン内の内線番号と一致する場合、検索は停止されます。たとえば、Kelly の内線番号が 3047 で、ダイヤル ドメインの Cisco Unityサーバと関連付けられているとします。Joe の内線番号も 3047 ですが、ダイヤル ドメインの外部にある別のネットワーク接続された Cisco Unity サーバと関連付けられています。ローカル サーバのユーザが 3047 を入力してメッセージの宛先指定を行うと、ダイヤル ドメインにある Kelly と一致します。ダイヤル ドメイン範囲で一致が検出されると、検索が停止して、グローバル ディレクトリまで検索は拡大されず、Joe の内線番号は検出されません。

[検索にはロケーションを含みます(Include Locations in Searches)] 設定が有効の場合、ネットワーク接続された Cisco Unity サーバからのプライマリ ロケーションと、別の Cisco Unity サーバで作成された配信ロケーションは、各範囲レベルの検索に含まれています。入力された番号がロケーション ダイヤル ID と一致する場合、ユーザが一致したロケーションを確認した後、カンバセーションでユーザがそのロケーションの受信者の内線番号を入力するように求められます。

一致するロケーションでのロケーション ダイヤル ID およびユーザ内線番号の検索

一致する同報リスト、ロケーション ダイヤル ID、またはユーザ内線番号が検出されない場合、検索が継続します。

Cisco Unity は一致するロケーション ダイヤル ID およびそのロケーションのユーザ内線番号を検索するために番号を解析します。Cisco Unity は、ローカル サーバから始まって、ダイヤル ドメイン、最後にグローバル ディレクトリという形で、検索範囲を段階的に広げることによって、一致を検索します。検索範囲は、[ユーザ検索:検索先(Subscriber Searches: Limit Searches To)] 設定によって検出されます。いずれかの検索範囲レベルで一致が検出されると、検索が停止して、次の検索範囲レベルには続きません。一致が検出されると、設定されている場合、カンバセーションで一致が確認されます。たとえば、カンバセーションで「シカゴの内線番号 3037 の Kelly Bader。# を押してください。」を再生できます。

ダイヤル ID の最小長がデフォルト(3 桁)に設定されているとすると、各範囲レベルで Cisco Unity は、まずユーザが入力した最初の 3 桁が一致するロケーション ダイヤル ID を検索します。一致が検出されると、Cisco Unity が入力した番号の残りの桁が一致する内線番号のロケーションに関連付けられたユーザを検出します。Cisco Unity は、ユーザが入力した最初の 4 桁が一致するダイヤル ID のロケーションを探すことで検索を続けます。一致が検出される場合、Cisco Unity は、番号の残りの桁が一致する内線番号のロケーションと関連付けられているユーザを検索します。一致ロケーションおよび内線番号の検索は、このような方法で続けられます。検索はユーザのプライマリ内線番号に対して行われ、代行内線番号は検索に含まれていないことに注意してください。

たとえば、ユーザがメッセージを 3335678 に宛先指定するとします。Cisco Unity はダイヤル ID 333 のロケーションを検索します。一致が検出されると、Cisco Unity は、そのロケーションにいる内線番号 5678 のユーザを検索します。次に(一致が検出されたかどうかに関係なく)、Cisco Unity はダイヤル ID 3335 のロケーションを検索します。一致が検出されると、Cisco Unity は、内線番号 678 のそのロケーションにいるユーザを検索します。

ローカル範囲レベルで、ローカル サーバで作成された配信ロケーションだけが検索に含まれます。ダイヤル ドメイン レベルで、他のネットワーク接続された Cisco Unity サーバからのプライマリ ロケーションと配信ロケーションが検索に含まれます(ダイヤル ドメイン内にある場合)。グローバル ディレクトリ レベルで、すべてのロケーションは検索に含まれます。

配信ロケーションが一致する場合、Cisco Unity は、残りの番号と一致する内線番号を持つ配信ロケーションと関連付けられた外部ユーザを検索します。内線番号が検索され、リモート メールボックス番号は検索されないことに注意してください。

ロケーション ダイヤル ID の最小桁数を変更した場合、Cisco Unity はまず設定した最小桁数に関連した一致ダイヤル ID を検索します。たとえば、ダイヤル ID の最小長を 1 に減らした場合、Cisco Unity は、ユーザによって入力された最初の桁と一致する一致ダイヤル ID を検索することによって、各範囲レベル検索を始めます (プライベート同報リスト ID と競合する可能性があるため、最小ダイヤル ID 長を 1 または 2 に減らすことは推奨しません)。

配信ロケーション ダイヤル ID のブラインド アドレッシング

一致が検出されない場合、Cisco Unity はブラインド アドレッシングを続けます。一致する配信ロケーション ダイヤル ID を検索するために、番号が解析されます。ブラインド アドレッシングの範囲は、[ブラインド宛先検索:許可ロケーション(Blind Addressing: Allowed Locations)] 設定によって決定されます。ローカル Cisco Unity サーバで検索が開始され、次にダイヤル ドメインに拡大し、さらに該当する場合グローバル ディレクトリまで拡大されます。

ダイヤル ID の最小長がデフォルト(3 桁)に設定されているとすると、各範囲レベルで Cisco Unity は、まずユーザが入力した最初の 3 桁が一致する配信ロケーション ダイヤル ID を検索します。Cisco Unity は、ユーザが入力した最初の 4 桁が一致するダイヤル ID の配信ロケーションを探すことで検索を続けます。一致ロケーションの検索は、この方法で続けられます。一致が AMIS または VPIM 配信ロケーション上にある場合、確認用に一致するロケーションが返されます。

図 10-1 では、ユーザ検索とブラインド アドレッシング(有効の場合)がグローバル ディレクトリに設定されて、[検索にはロケーションを含みます(Include Locations in Searches)] 設定が無効のときの、Cisco Unity が実行する検索について説明しています。

図 10-1 一致番号のユーザ宛先検索

 

ロケーション宛先オプション

ロケーション宛先オプション設定の詳細については、『 Interface Reference Guide for the Cisco Unity Administrator Release 8.x 』の 「Cisco Unity 8.x Network Settings」 の章の 「Location Addressing Options Page」 の項を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/interface_reference/guide/8xcugrgx.html から入手できます。