Cisco Unity のネットワーク機能 IBM Lotus Domino版 Release 5.x
Cisco Unity のネットワーク機能
Cisco Unity のネットワーク機能
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity のネットワーク機能

概要: のネットワーク機能

ネットワーク機能オプション

メッセージの宛先オプション

ロケーションと外部ユーザ

Interop Gateway

AMIS ネットワーク、Bridge ネットワーク、および VPIM ネットワークの比較

ネットワーク機能のドキュメントのガイド:次の段階へ

Cisco Unity のネットワーク機能

概要:Cisco Unity のネットワーク機能

Cisco Unity では、「ネットワーク機能」は Cisco Unity サーバ間、および Cisco Unity とその他のボイス メッセージ システム間でのメッセージの送受信を示す一般用語です。ネットワーク機能という用語の定義は幅広く、次のような概念を含んでいます。

Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザは、電話を使用して、次の相手にボイス メッセージを送信できます。

別の Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザ。

インターネットに接続しているコンピュータを利用している個人。

Cisco Unity 以外のボイス メッセージ システムを使用している個人。

身元不明発信者は、ユーザを電話帳で検索し、ボイス メッセージを残すことができます。電話システムとネットワーク コンフィギュレーションによっては、Cisco Unity の自動受付または宛先検索サービスに到達した身元不明発信者を、どのユーザの電話にも転送できます。

次の各項を参照してください。

「ネットワーク機能オプション」

「メッセージの宛先オプション」

「ロケーションと外部ユーザ」

ネットワーク機能オプション

Cisco Unity のネットワーク機能の主な目的は、Cisco Unity サーバからターゲットへ、およびターゲットから Cisco Unity へメッセージを配信することです。Cisco Unity で利用可能なネットワーク機能オプションは、 表1-1 に示すように、メッセージ転送メカニズムと転送対象の組み合せによって定義されます。

 

表1-1 ネットワーク機能オプション

ネットワーク機能オプション
説明

デジタル ネットワーク

単一のグローバル ディレクトリに接続されている複数の Cisco Unity サーバ間でメッセージの送受信ができます。つまり、Cisco Unity サーバによって使用される Domino サーバは、同じ Domino ドメイン内にあります。メッセージのルーティングは、Domino ルータによって行われます。複数の Domino サーバが異なる Domino ドメイン内に存在する場合に、同じ Domino アドレス帳のセットを監視するように Cisco Unity サーバを設定することができます。

インターネット ユーザ

インターネットを経由して、または SMTP を使用する TCP/IP ネットワークを経由して個人とのメッセージ送受信ができます。受信者は、WAV 添付ファイル付き電子メールとしてメッセージを受信します。インターネット ユーザは、ローカル内線番号、録音済みボイス名、およびグリーティングを持つことができ、ディレクトリに登録できますが、Notes をメール システムとして使用しません。メッセージはインターネット ユーザへ通常のユーザと同様に送信されます。ただし、インターネット ユーザ アカウント作成時は指定した電子メール アドレス宛てに送信されます。

AMIS

Audio Messaging Interchange Specification アナログ(AMIS-a)プロトコルがサポートされている他のボイス メッセージ システムとのメッセージ送受信ができます。実際には、送信側のボイス メッセージ システムが受信側のボイス メッセージ システムを呼び出し、このプロトコルで定義されている DTMF トーンが交換され、送信側のシステムがメッセージを再生して受信側のシステムがそのメッセージを録音します。

Bridge

Cisco Unity Bridge を使用して、Cisco Unity システムと Octel アナログ ネットワーク上の Octel システムとの間でメッセージの送受信ができます。Cisco Unity Bridge は、Cisco Unity と Octel システムとの間のネットワーク ゲートウェイとして動作し、ボイス メッセージおよびファックス メッセージを交換できるようにします。Cisco Unity と Bridge との間のメッセージの送受信は、インターネットを経由して、または SMTP を使用する TCP/IP ネットワークを経由して行われます。Octel サーバと Bridge 間のメッセージ送受信は、Octel アナログ ネットワーク プロトコルを使用して行われます。Bridge は、独立した専用のプラットフォームにインストールする必要があります。

VPIM

Voice Profile for Internet Mail(VPIM)プロトコルがサポートされている他のボイス メッセージ システムとのメッセージの送受信ができます。VPIM により、異なるボイス メッセージ システム間で、ボイス メッセージ、テキスト メッセージおよびファックス メッセージをインターネット経由または任意の TCP/IP ネットワーク経由で送受信できます。VPIM は、SMTP および Multi-Purpose Internet Mail Extension (MIME) プロトコルに基づいています。VPIM ネットワークは、異なるディレクトリにアクセスする Cisco Unity サーバ間、Cisco Unity と Cisco Unity Express 間、および Exchange 版 Cisco Unity と Domino 版 Cisco Unity システム間のメッセージの送受信に使用できます。

メッセージの宛先オプション

AMIS、Bridge および VPIM ネットワークでは、次に示すさまざまな宛先オプションをセットアップできます。

ブラインド アドレス :ブラインド アドレスでは、受信者のメールボックス番号、テキスト名、および名前の録音がディレクトリにない場合にも、Cisco Unity にはリモート ボイス メッセージ システムにメッセージを送信するために必要な情報があります。

「外部」ユーザ :AMIS ユーザ、Bridge ユーザ、および VPIM ユーザをローカル Cisco Unity サーバで作成し、リモート ボイス メッセージ システム上のユーザに対応付けることができます。これらの外部ユーザ(「プロキシ ユーザ」または「リモート ユーザ」とも呼ばれる)は、ローカル内線番号、録音済みボイス名、およびグリーティングを持つことができ、ディレクトリに登録できます。ただし、このようなユーザは Notes をメール システムとして使用しません。外部ユーザへのメッセージは、通常のユーザへのメッセージと同じ宛先に送信されますが、メッセージはリモート ボイス メッセージ システム上の適切なメールボックスに送信されます。外部ユーザは、[メールシステム]に「その他のインターネットメール」が設定された、対応する Domino Person ドキュメントを持ちます。

組み合せ 表1-1 で説明したさまざまなメッセージの送受信方法は、排他的ではありません。たとえば、組織の Cisco Unity サーバがグローバル ディレクトリにアクセスするようにセットアップされている場合(そのため、デジタル ネットワーク オプションを使用できる場合)でも、自宅で仕事をする契約作業者のためにインターネット ユーザ アカウントを追加することができます。さらに、ユーザを既存のボイス メッセージ システムから Cisco Unity に移行中の段階で、AMIS、Bridge、または VPIM 接続を追加して混在させることもできます。図1-1 は、さまざまなネットワーク オプションを混在させて使用するコンフィギュレーションを示しています。

図1-1 Cisco Unity のネットワーク機能

 

ロケーションと外部ユーザ

セットアップ プロセスは、どのネットワーク機能オプションを選択しても、同様な手順になります。

ネットワーク機能オプションそれぞれに対して、プライマリ ロケーションの設定をカスタマイズします。各 Cisco Unity サーバには、インストール時に作成されるデフォルト ロケーション(プライマリ ロケーション)があります。このプライマリ ロケーションは削除できません。プライマリ ロケーションには、この Cisco Unity サーバを別のメッセージ システム(Cisco Unity システムでもその他のシステムでもかまいません)に対して識別するための情報が含まれています。詳細については、「概要:プライマリ ロケーションの設定」を参照してください。

AMIS、Bridge、または VPIM ネットワークをセットアップするには、配信ロケーションを作成します。配信ロケーションには、Cisco Unity がメッセージを他のメッセージ サーバ(Cisco Unity サーバでもその他のサーバでもかまいません)に送信するために必要なネットワーク情報が含まれています。配信ロケーションは、ローカル Cisco Unity サーバが通信するボイスメール サーバそれぞれに対して作成します。

オプションとして、「外部」ユーザ(AMIS、Bridge、VPIM ユーザのいずれか)も作成できます。外部ユーザ宛てのメッセージは、Cisco Unity ボイス メッセージ ストアに外部で格納します。外部ユーザを作成するときには、Cisco Unity がその外部ユーザにメッセージを送信するときに必要な情報を入手できるように、外部ユーザと関連付けられた配信ロケーションを指定します。

Interop Gateway

Interop Gateway for Domino は、CsDomInteropGty と呼ばれる Cisco Unity サービスで、Cisco Unity と他のボイス メッセージ システムとの間でメッセージの送受信を可能にします。Interop Gateway ファイルは、セットアップ時に Cisco Unity サーバにコピーされます。ただし、Interop Gateway は、AMIS、Bridge、または VPIM ネットワーク用に Cisco Unity を設定するときに Interop Gateway コンフィギュレーション ウィザードを実行するまでは、サービスとしてインストールされません。このサービスは、Interop Gateway コンフィギュレーション ウィザードで設定および開始されます。Interop Gateway コンフィギュレーション ウィザードでは、Domino の外部ドメイン名(「voicemail.domain.com」など)、メール ファイル名、およびメール ファイルが置かれるサーバ名を指定します。

Cisco Unity は、AMIS、Bridge、および VPIM の発信メッセージを指定された外部ドメインに宛先指定します。また、Bridge および VPIM の着信メッセージは、指定された外部ドメインに宛先指定されます。外部ドメインに宛先指定されたメッセージは、Domino ルータによって、外部ドメイン ドキュメントで指定されたメール ファイルにルーティングされます。Interop Gateway は、メール ファイルのメッセージを監視し、次の機能を実行します。

AMIS ネットワーク:Interop Gateway は、発信アナログ配信用の適切な UAmis_<サーバ名> メールボックスにボイス メッセージをルーティングします。Cisco Unity AMIS ブリッジヘッドが受信した着信 AMIS ボイス メッセージは、処理のために Interop Gateway メール ファイルにルーティングされます。

Bridge ネットワーク:Interop Gateway は、Cisco Unity と Cisco Unity Bridge サーバがメッセージを交換できるよう、メッセージ変換とアドレス変換を行います。

VPIM ネットワーク:Interop Gateway は、Cisco Unity が他のボイス メッセージ システムと VPIM プロトコルを使用してメッセージを交換できるよう、メッセージ変換とアドレス変換を行います。また、VPIM ネットワークでは、次のシステム間のメッセージの送受信も可能になります。

Domino サーバが異なる Domino ドメインに存在し、デジタル ネットワーク用に設定できない Cisco Unity サーバ

Domino 版 Cisco Unity システムと Exchange 版 Cisco Unity システム

Cisco Unity と Cisco Unity Express

Cisco Unity サーバが同じディレクトリにアクセスするため、デジタル ネットワークでは Interop Gateway が不要であることに注意してください。

AMIS ネットワーク、Bridge ネットワーク、および VPIM ネットワークの比較

AMIS ネットワーク、Bridge ネットワーク、および VPIM ネットワークを使用して、Cisco Unity と他のボイス メッセージ システムをネットワーク接続することができます。ただし、これらのネットワーク オプションには、次に示す項で説明する、いくつかの相違点があります。

互換性

一般的な接続費用

サポートする Voice Gateway

利用可能な国

ブラインド アドレス

名前または内線番号による宛先指定

話し言葉による名前の確認

サポートされるオーディオ形式

配信確認/受信確認

ディレクトリ情報の共有

同報リスト

メールボックス ID の変換

ファックス メッセージ

メッセージ転送時間についての注意事項

プライベート メッセージ

リモート ボイスメール システム宛てまたはリモート ボイスメール システムからのメッセージ配信同時転送アナログ セッション数

緊急メッセージ

 

表1-2 互換性

AMIS
Bridge
VPIM

サポート対象となるボイス メッセージ システムの最新リストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html にある適切な『 Cisco Unity サポートされるハードウェアとソフトウェアおよびサポート ポリシー 』を参照してください。

サポート対象となるボイス メッセージ システムの最新リストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html にある適切な『 System Requirements, and Supported Hardware and Software for Cisco Unity Bridge 』を参照してください。

サポート対象となるボイス メッセージ システムの最新リストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html にある適切な『 Cisco Unity サポートされるハードウェアとソフトウェアおよびサポート ポリシー 』を参照してください。

 

表1-3 一般的な接続費用 1

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS ブリッジヘッドとして Cisco Unity サーバを機能させるためのライセンス。

Cisco Unity サーバ上のアナログ ポート。接続は、ボイス カードを使用する方法、またはサポートされている Voice Gateway を使用する方法のいずれかで可能です( 表1-4 を参照してください)。

メッセージ送信のためのアナログ回線

Cisco Unity ブリッジヘッド サーバとリモート ボイス メッセージ システムが物理的に異なる地域にある場合に適用される長距離電話料金。

Bridge サーバ用ライセンス。

Bridge ソフトウェアのための別個のサーバ。各サーバは、24 ポートまでサポートします。

Bridge サーバ用ボイス カード。

Bridge ノードと Octel ノードとの間でメッセージ送信するためのアナログ回線。

Bridge サーバと Octel システムが物理的に異なる地域にある場合に適用される長距離電話料金。

Bridge と Cisco Unity との間でメッセージ送信するための SMTP ネットワーク帯域幅。

VPIM ブリッジヘッドとして Cisco Unity サーバを機能させるためのライセンス。

メッセージ送信のための SMTP ネットワーク帯域幅。

1.次の表に示す費用は、Cisco Unity と関連付けられていることに注意してください。AMIS ネットワーク、Octel Analog ネットワークまたは VPIM を Cisco Unity と併用するボイス メッセージ システムとして利用可能とすると、追加の接続費用がかかることがあります。

 

表1-4 サポートする Voice Gateway

AMIS
Bridge
VPIM

サポート対象となる Voice Gateway の最新リストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html にある適切な『 Cisco Unity サポートされるハードウェアとソフトウェアおよびサポート ポリシー 』を参照してください。

サポート対象となる Voice Gateway の最新リストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html にある適切な『 System Requirements, and Supported Hardware and Software for Cisco Unity Bridge 』を参照してください。

使用不可。

 

表1-5 利用可能な国

AMIS
Bridge
VPIM

Cisco Unity が販売されるすべての国。

ボイス ファックス カードの使用が承認されている国のリストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html から入手可能な
System Requirements, and Supported Hardware and Software for Cisco Unity Bridge 』の「Supported Voice-Fax Cards」の項を参照してください。

展開によっては、「Supported Voice-Fax Cards for the Cisco Unity Bridge Server」に記載されていない国のユーザもサービスを受けられることがありますが、Bridge サーバ自体はここに記載されている国に配置されている必要があります。

Bridge サーバは英語バージョンの Windows を使用している場合にのみサポートされます。ロケールは[英語(アメリカ合衆国)]に設定されている必要があり、言語の設定は西ヨーロッパおよび米国にのみ設定されている必要があります。追加言語の設定を選択することはサポートされていません。Bridge ソフトウェアは英語以外のどの言語にもローカライズされていません。

Cisco Unity が販売されるすべての国。

 

表1-6 ブラインド アドレス

AMIS
Bridge
VPIM

Cisco Unity Telephone User Interface(TUI)、および csClient(DUC for Cisco のコンポーネント)とともにセットアップされた IBM Lotus Notes クライアントで利用可能です。

Cisco Unity TUI および DUC 対応の Notes クライアントで利用可能です。

Cisco Unity TUI および DUC 対応の Notes クライアントで利用可能です。

 

表1-7 名前または内線番号による宛先指定

AMIS
Bridge
VPIM

Cisco Unity TUI および DUC 対応の Notes クライアントで利用可能です。

Cisco Unity TUI および DUC 対応の Notes クライアントで利用可能です。

Cisco Unity TUI および DUC 対応の Notes クライアントで利用可能です。

 

表1-8 話し言葉による名前の確認

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS ユーザの録音済みボイス名が存在する場合に、利用可能です。

AMIS ユーザのそれぞれのボイス名は、Cisco Unity システム管理に録音されている必要があります。

AMIS ユーザのボイス名は、Cisco Unity Bulk Import ユーティリティを使用してインポートできます。

Bridge ユーザの録音済みボイス名が存在する場合に、利用可能です。

Bridge ユーザのそれぞれのボイス名は、Cisco Unity システム管理で録音できます。ただし、Bridge ではディレクトリ情報の共有がサポートされているため、Octel ユーザのテキスト名および録音済みボイス名は使用するたびに取得され、取得されたテキスト名およびボイス名で Bridge ユーザが自動的に Cisco Unity ディレクトリに作成されます。同様に、Cisco Unity ユーザのテキスト名およびボイス名が Octel サーバで使用されるたびに取得され、取得したテキスト名およびボイス名でディレクトリ エントリが自動的に Octel サーバに作成されます。

Bridge ユーザのボイス名は、Cisco Unity Bulk Import ユーティリティを使用してインポートできます。

VPIM ユーザの録音済みボイス名が存在する場合に、利用可能です。

VPIM ユーザのそれぞれのボイス名は、Cisco Unity システム管理で録音できます。

VPIM ユーザのボイス名は、Cisco Unity Bulk Import ユーティリティを使用してインポートできます。

 

表1-9 サポートされるオーディオ形式 2

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルは、オーディオ形式に依存しません。

Cisco Unity での使用がサポートされているすべてのコーデックを使用できます。

Octel アナログ ネットワークは、オーディオ形式に依存しません。

Cisco Unity サーバは、Cisco Unity Bridge サーバと通信するためには、G.711 コーデックまたは G.729a コーデックのいずれかを使用する必要があります。

VPIM バージョン 3 仕様には、G.711、G.726、GSM 6.10 の各オーディオ形式のサポートが含まれています。

Cisco Unity での使用がサポートされているすべてのコーデックを使用できます。

発信 VPIM メッセージは、G.726 に変換しても、記録された形式で送信してもかまいません。

着信 VPIM メッセージは、G.711、G.729a、GSM 6.10 のいずれかに変換しても、送信された形式のまま残してもかまいません。

2.Cisco Unity でサポートされるオーディオ形式のリストについては、White Paper『Audio Codecs and Cisco Unity』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_white_papers_list.html から入手可能です。

 

表1-10 配信確認/受信確認

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルでは、この機能はサポートされません。受信確認または配信確認の要求は、Cisco Unity またはリモートの AMIS ボイスメール システムでアドレスを指定した場合に可能ですが、要求が確認されるとは限りません。

Cisco Unity で生成される配信確認要求または受信確認要求は、Octel システムからの配信確認として返されます。受信確認は、Octel システムがいつメッセージをユーザのメールボックスに保存したか、またはメッセージが実際にいつ読まれたかにかかわらず、メッセージが Octel ノードへ配信された後に送信者に送信されます。

Cisco Unity またはリモート VPIM システムのいずれかで生成された配信確認要求または受信確認要求は応答されますが、いずれも配信確認要求として処理されます。

 

表1-11 ディレクトリ情報の共有

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルには、ディレクトリ情報を共有または同期するメカニズムがありません。

リモート Octel システムが録音済みボイス名をメッセージ内に含めて送信するように構成されている場合、Cisco Unity はそれをメッセージの一部として再生します。

Avaya Octel アナログ ネットワークには、NameNet 機能があります。この機能は、メッセージ アクティビティに基づいて、または管理者の要求により、Octel アナログ ネットワーク上のノードにテキスト名とボイス名を伝播するメカニズムを提供します。

Cisco Unity Bridge は、NameNet に参加します。Bridge は、他の Octel ノードから Octel ユーザの名前とボイス名を取得し、そのデータを Bridge サーバ上のディレクトリに格納します。また、Bridge は、Cisco Unity ユーザのディレクトリも保持し、要求があると Cisco Unity の名前とボイス名を Octel ノードに送信します。

Bridge は、Cisco Unity と Octel ユーザ情報の同期をとります。Cisco Unity では、デフォルトで、Bridge から送信された情報に基づいて、Bridge ユーザを自動的に作成、修正、および削除できます。

Cisco Unity は、Bridge と Cisco Unity ユーザ情報の同期をとります。

リモート Octel システムが録音済みボイス名をメッセージ内に含めて送信するように構成されている場合、Cisco Unity はメッセージの一部として再生します。

VPIM 仕様では、ディレクトリ情報の共有や同期のメカニズムは定義されていませんが、VPIM に準拠した一部のボイスメール システムでは、VPIM メッセージ内の vCard やヘッダー情報を処理し、メッセージ アクティビティに基づいてディレクトリを更新できます。

Cisco Unity は、録音済みボイス名または送信者の vCard(またはその両方)をメッセージ内に含めてリモート VPIM システムへ送信するように構成できます。

リモート ボイス メッセージ システムの配信ロケーションの VPIM ユーザを、そのロケーションからの着信ボイス メッセージで受信した vCard またはヘッダー情報を基にして、自動的に作成、修正、および削除できるように配信ロケーションを設定することができます。

リモート VPIM システムが録音済みボイス名または vCard(またはその両方)をメッセージ内に含めて送信するように設定されている場合、Cisco Unity によりメッセージの一部として利用可能となります。

 

表1-12 同報リスト

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルは、受信側のボイス メッセージ システム上の同報リストへの配信をサポートしていません。

Cisco Unity から AMIS システムへの発信メッセージは、リモート システムのメールボックス ID 宛てに送信する必要があります(ただし、リモート システムの管理者は、メッセージを同報リストへ転送するようにメールボックス ID を構成することができます)。

Cisco Unity からの発信メッセージは、AMIS ユーザを含む Cisco Unity のパブリック同報リストまたはプライベート同報リスト宛てに送信できます。プライベート同報リストには、ブラインド アドレスを含めることができます。

着信 AMIS メッセージは、ユーザのメールボックスにだけ送信されます。Cisco Unity のパブリック同報リストには送信できません(ただし、メッセージを Cisco Unity のパブリック同報リストに転送することだけを目的とした Cisco Unity ユーザ アカウントを設定することができます。詳細については、Domino のドキュメントを参照してください)。

Octel アナログ ネットワークは、受信側のボイス メッセージ システムへの同報リストの配信をサポートしていません。

Cisco Unity から Octel システムへの発信メッセージは、リモート システムのメールボックス ID 宛てに送信する必要があります(ただし、リモート システムの管理者は、メッセージを同報リストへ転送するようにメールボックス ID を構成することができます)。

Cisco Unity からの発信メッセージは、Bridge ユーザを含む Cisco Unity のパブリック同報リストまたはプライベート同報リスト宛てに送信できます。プライベート同報リストには、ブラインド アドレスを含めることができます。

着信 Bridge メッセージは、ユーザのメールボックスにだけ送信されます。Cisco Unity のパブリック同報リストには送信できません(ただし、メッセージを Cisco Unity のパブリック同報リストに転送することだけを目的とした Cisco Unity ユーザ アカウントを設定することができます。詳細については、Domino のドキュメントを参照してください)。

VPIM 仕様では、受信側のボイス メッセージ システム上の同報リストへのメッセージ配信をサポートしていません。

Cisco Unity から VPIM システムへの発信メッセージは、リモート システムのメールボックス ID 宛てに送信する必要があります(ただし、リモート システムの管理者は、メッセージを同報リストへ転送するようにメールボックス ID を構成することができます)。

Cisco Unity からの発信メッセージは、VPIM ユーザを含む Cisco Unity のパブリック同報リストまたはプライベート同報リスト宛てに送信できます。プライベート同報リストには、ブラインド アドレスを含めることができます。

着信 VPIM メッセージは、ユーザのメールボックスにだけ送信されます。Cisco Unity のパブリック同報リストには送信できません(ただし、メッセージを Cisco Unity のパブリック同報リストに転送することだけを目的とした Cisco Unity ユーザ アカウントを設定することができます。詳細については、Domino のドキュメントを参照してください)。

 

表1-13 メールボックス ID の変換

AMIS
Bridge
VPIM

利用不可。

プレフィックスを定義して、
Cisco Unity ユーザが、電話ネットワークのダイヤル プランに合ったネットワーク アドレスを入力して Octel ユーザへのメッセージの宛先を指定できるようにすることができます。

すべての Cisco Unity ユーザは、Octel サーバとの通信に使用できるよう、設定可能なメールボックスおよびシリアル番号値へマップされます。この処理によって、すべての Cisco Unity ユーザは、Cisco Unity 番号計画に依存せずに、Octel ネットワーク内のノード シリアル番号 Y にあるメールボックス X を表すことができます。

追加の数字は、Cisco Unity 送信者に関連付けられたメールボックス番号の前および Cisco Unity ユーザからのメッセージのリモート受信者に自動的に付加されます。同じ数字は、リモート送信者の冒頭および Cisco Unity メールボックス番号から削除して、
Cisco Unity ユーザへ配信できます。

 

表1-14 ファックス メッセージ

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルでは、この機能はサポートされません。

サポートされています。

サポートされています。ただし、VPIM は TIFF-F メッセージ形式だけをサポートします。

 

表1-15 メッセージ転送時間についての注意事項

AMIS
Bridge
VPIM

送信システムから受信システムへのアナログによるメッセージ配信が、転送時間を考慮する上で最も重要な事項です。

アナログ配信時間の最短時間は、メッセージの実際の録音時間と受信するメッセージ数を乗算することで計算できます。AMIS プロトコルでは、各受信者につき別個のアナログ転送時間がかかります。

たとえば、5 分間のメッセージを 10 人に配信する場合、最短アナログ転送時間は 50 分となります。

送信システムから受信システムへのアナログによるメッセージ配信が、転送時間を考慮する上で最も重要な事項です。

最短アナログ配信時間は、メッセージの実際の録音時間です。

Octel アナログ ネットワークでは、1 つのアナログ転送メッセージを複数の受信者に送信することが可能です。つまり、受信ノードが対象とするすべての受信者に配信します。

たとえば、5 分間のメッセージを 10 人に配信する場合、最短アナログ転送時間は 5 分となります。

Domino のルーティング時間とリモート VPIM システムへの SMTP 配信時間だけが考慮の対象になります。

たとえば、5 分間のメッセージを 10 人の受信者に送信する場合、転送時間は 1 分以下となります。

 

表1-16 プライベート メッセージ

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルでは、この機能はサポートされません。送信時にプライベートのマークが付いているメッセージは、受信者が取得するときにはマークが付いていません。

サポートされています。送信時にプライベートのマークが付いているメッセージは、受信者が取得するときにマークが付いています。

サポートされています。送信時にプライベートのマークが付いているメッセージは、受信者が取得するときにマークが付いています。

 

表1-17 リモート ボイスメール システム宛てまたはリモート ボイスメール システムからのメッセージ配信同時転送アナログ セッション数

AMIS
Bridge
VPIM

サポートされています。

AMIS ブリッジヘッド サーバのボイスメール ポート数に制限されています。

発信 AMIS コールを配置可能なポートは、Cisco Unity システム管理で構成できます(ただし AMIS 送信先ごとには構成できません)。

サポートされています。

Bridge サーバ アナログ ポート数に制限されます。

単一ノードへの同時配信可能な最大ポート数と、追加の呼び出しを開始および切断するスレショルドは、Bridge サーバごとに構成できます。

使用不可。

 

表1-18 緊急メッセージ

AMIS
Bridge
VPIM

AMIS プロトコルでは、この機能はサポートされません。送信時に緊急のマークが付いているメッセージは、受信者が取得するときにはマークが付いていません。

サポートされています。送信時に緊急のマークが付いているメッセージは、受信者が取得するときにマークが付いています。

サポートされています。送信時に緊急のマークが付いているメッセージは、受信者が取得するときにマークが付いています。

 

ネットワーク機能のドキュメントのガイド:次の段階へ

複数の Cisco Unity サーバがネットワークを構成しているインストレーションで共通のディレクトリにアクセスしている場合、必要な情報の多くは 「デジタル ネットワーク」 に記載されています。その他のネットワーク機能オプションを使用する場合でも、「デジタル ネットワーク」から読み始めてください。

AMIS を使用して別のボイス メッセージ システムと通信する場合は、 「AMIS ネットワーク」 を参照してください。

VPIM を使用して別のボイス メッセージ システムと通信する場合は、 「VPIM ネットワーク」 を参照してください。

Bridge を使用して Octel システムとの通信を Octel アナログ ネットワーク上で行う場合は、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手可能な『 Networking Guide for Cisco Unity Bridge 』を参照してください。

どのネットワーク機能オプションを選択した場合でも、プライマリ ロケーションの設定をカスタマイズする必要があります。 「プライマリ ロケーションの設定」 を参照してください。