Cisco Unity フェールオーバー コンフィギュレーション アドミニストレーション ガイド Microsoft Exchange版 Release 5.x
Cisco Unity フェールオーバーについて
Cisco Unity フェールオーバーについて
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity フェールオーバーについて

Cisco Unity でフェールオーバーが機能する仕組み

Cisco Unity フェールオーバーの要件

Cisco Unity でスタンバイ冗長性が機能する仕組み

Cisco Unity におけるスタンバイ冗長性の要件

フェールオーバー強制の設定を使用する場合または使用しない場合の影響

進行中の通話に対するフェールオーバーおよびフェールバックの影響

フェールオーバーまたはフェールバックが発生した場合の Cisco Unity Web アプリケーションへの影響

ステータスの監視とファイル複製

複製されないデータ

フェールオーバーが発生した場合のイベント

フェールバックが発生した場合のイベント

自動および手動のフェールバック

フェールオーバーおよびフェールバックの原因

フェールオーバーの原因

フェールバックの原因

フェールオーバーおよびフェールバックの間隔

フェールオーバーの間隔

フェールバックの間隔

両方のサーバが同時にアクティブになる原因

プライマリ サーバとセカンダリ サーバのシャットダウンおよび再起動の影響

プライマリ サーバなしでセカンダリ サーバを使用する場合のライセンス制限

Cisco Unity フェールオーバーについて

この章では、次の項について説明します。

「Cisco Unity でフェールオーバーが機能する仕組み」

「Cisco Unity フェールオーバーの要件」

「Cisco Unity でスタンバイ冗長性が機能する仕組み」

「Cisco Unity におけるスタンバイ冗長性の要件」

「フェールオーバー強制の設定を使用する場合または使用しない場合の影響」

「進行中の通話に対するフェールオーバーおよびフェールバックの影響」

「フェールオーバーまたはフェールバックが発生した場合の Cisco Unity Web アプリケーションへの影響」

「ステータスの監視とファイル複製」

「フェールオーバーが発生した場合のイベント」

「フェールバックが発生した場合のイベント」

「自動および手動のフェールバック」

「フェールオーバーおよびフェールバックの原因」

「フェールオーバーおよびフェールバックの間隔」

「両方のサーバが同時にアクティブになる原因」

「プライマリ サーバとセカンダリ サーバのシャットダウンおよび再起動の影響」

「プライマリ サーバなしでセカンダリ サーバを使用する場合のライセンス制限」

Cisco Unity でフェールオーバーが機能する仕組み

フェールオーバーは、単純な冗長性を提供して、Cisco Unity サーバに障害が発生した場合や、保守を実行する必要がある場合にもボイス メッセージ機能を続行できるようにする機能です。フェールオーバーをセットアップするには、プライマリ サーバおよびセカンダリ サーバとなる 2 つのサーバに Cisco Unity をインストールし、構成します。

両方の Cisco Unity サーバは同じメッセージ ストアに接続されています。

Exchange メッセージ ストアは、Exchange メッセージ ストア用の個別のコンピュータを必要としないサイトのセカンダリ Cisco Unity サーバにインストールすることができます(ボイス メッセージ構成の場合のみ)。この構成では、Exchenge メッセージ ストアのメッセージは、セカンダリサーバと共有するコンピュータが動作している限り使用可能です。

あるいは、Cisco Unity サーバ以外のコンピュータに Exchange メッセージ ストアをインストールすることもできます(ユニファイド メッセージング構成またはボイスメール構成の場合)。この構成では、プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバが動作していない場合に、Exchange メッセージ ストアのメッセージを使用できます。

プライマリ サーバとセカンダリ サーバは、ファイアウォールで隔てることができます。

システムに Cisco Unity 音声認識サーバが含まれる場合、プライマリとセカンダリの Cisco Unity サーバは、ファイアウォールで Cisco Unity 音声認識サーバと同じ側に配置する必要があります。

Cisco Unity および他のサーバで使用する TCP/UDP ポートの詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Cisco Unity セキュリティ ガイド 』の「Cisco Unity で必要となる IP 通信」の章を参照してください。

次の図に、Cisco Unity と各種の連動を行うフェールオーバー コンフィギュレーションを示します。回線接続の作成については、 付録 B「ボイス カードを使用した連動における回線接続」 を参照してください。

図4-1 Cisco Unified Communications Manager 電話システムのフェールオーバー コンフィギュレーション

 

図4-2 ボイス カードを使用して DTMF 連動を行う電話システムのフェールオーバー コンフィギュレーション

 

図4-3 ボイス カードを使用してシリアル連動を行う電話システムのフェールオーバー コンフィギュレーション

 

図4-4 デジタル PIMG ユニットを使用して連動する電話システムのフェールオーバー コンフィギュレーション

 

図4-5 アナログ PIMG ユニットを使用してシリアル連動を行う電話システムのフェールオーバー コンフィギュレーション

 

上記以外のフェールオーバー コンフィギュレーションの図については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guides_list.html にある該当する Cisco Unity インテグレーション ガイドの「Integrating a Secondary Server for Cisco Unity Failover」の項を参照してください。

通常の状況では、プライマリ サーバがアクティブです。つまり、Cisco Unity が、通話への応答、メッセージの受信、メッセージ通知の送信、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオンとオフの切り替えを行います。セカンダリ サーバは非アクティブです。つまり、Cisco Unity は動作していますが、ボイス メッセージ機能を実行しません。

表4-1 に、プライマリ サーバがアクティブである場合の 2 つのサーバの動作を示します。

 

表4-1 Cisco Unity の動作(プライマリ サーバがアクティブである場合)

Cisco Unity の動作
プライマリ サーバ
セカンダリ サーバ

動作している

はい

はい 1

アクティブ(ボイス メッセージ プロセスの処理)

はい

いいえ

通話への応答

はい

いいえ

メッセージ通知の送信

はい

いいえ

MWI のオンとオフの切り替え

はい

いいえ

1.通常、セカンダリ サーバ上の Cisco Unity は、セカンダリ サーバがシャットダウン(サーバの保守中など)されていない限り動作しています。

プライマリ サーバに障害が発生した場合やプライマリ サーバの Cisco Unity サービスが停止した場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバが自動的にアクティブになる場合があり、標準の Cisco Unity 操作を開始します。このように、プライマリ Cisco Unity サーバからセカンダリ Cisco Unity サーバにシフトすることをフェールオーバーといいます。プライマリ Cisco Unity サーバを保守のために停止する場合は、フェールオーバーを手動で実行することもできます。


) PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、プライマリ サーバが応答しないことを感知して、フェールオーバーを開始するタイミングを PIMG/TIMG ユニットが制御します。プライマリ サーバからの応答がない場合、PIMG/TIMG ユニットはセカンダリ サーバに通話を転送し、セカンダリ サーバがアクティブになります。

スタンバイ冗長性を構成している場合は、フェールオーバーは手動で開始する必要があります。


表4-2 に、セカンダリ サーバがアクティブである場合の 2 つのサーバの動作を示します。

 

表4-2 Cisco Unity の動作(セカンダリ サーバがアクティブである場合)

Cisco Unity の動作
プライマリ サーバ
セカンダリ サーバ

動作している

場合による 2

はい

アクティブ(ボイス メッセージ プロセスの処理)

いいえ

はい

通話への応答

いいえ

はい

メッセージ通知の送信

いいえ

はい

MWI のオンとオフの切り替え

いいえ

はい

2.特定の状況では、フェールオーバーの発生後もプライマリ サーバの Cisco Unity は動作を続けます。それ以外の場合には、Cisco Unity は動作しません。詳細については、「フェールオーバーおよびフェールバックの間隔」を参照してください。

セカンダリ サーバがアクティブである場合、Cisco Unity は通常どおり機能しますが、次の例外があります。

フェールオーバーが発生してからセカンダリ サーバがアクティブになるまでの数秒間は、ユーザが電話で Cisco Unity にログオンするため内線番号をダイヤルすると、次のいずれかの状況になります。

PIMG/TIMG を除くすべての連動の場合、ユーザに小刻みなビジー トーンが聞こえます。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、呼び戻しトーンが聞こえるか、通話がアテンダントに転送されます。

レポートを生成できるのは、プライマリ サーバがアクティブな間に限ります。

フェールバックを毎日開始するようにセカンダリ サーバを構成できます。フェールバックが成功すると、プライマリ サーバが再びアクティブなサーバになります。あるいは、Failover Monitor を使用して手動でフェールバックを開始したときに限り、セカンダリ サーバがフェールバックするようにフェールオーバーを構成することもできます。


) PIMG/TIMG ユニットを使用する連動では、フェールバックの発生時に[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスを一時的にオフにする必要があります。


ネットワーク コンポーネント停止中のフェールオーバーの動作については、 付録 C「ネットワーク コンポーネント停止中の Cisco Unity フェールオーバーの動作」 を参照してください。

Cisco Unity フェールオーバーの要件

Cisco Unity フェールオーバーの要件については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html にある『 Cisco Unity システム要件 』を参照してください。

Cisco Unity でスタンバイ冗長性が機能する仕組み

Cisco Unity のスタンバイ冗長性は、フェールオーバーの機能を使用して、障害回復のために Cisco Unity サーバを二重化します。プライマリ サーバはプライマリのファシリティに配置し、セカンダリ サーバは障害復旧用のファシリティに配置します。

スタンバイ冗長性は、次のように機能します。

「複製されないデータ」で説明する場合を除き、セカンダリ サーバにデータを複製する。

自動フェールオーバーを使用不能にする。

プライマリ サーバで障害が発生した場合、セカンダリ サーバを手動でアクティブにする。

Cisco Unity におけるスタンバイ冗長性の要件

Cisco Unity のスタンバイ冗長性の要件については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html の『 Cisco Unity システム要件 』を参照してください。

フェールオーバー強制の設定を使用する場合または使用しない場合の影響

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、フェールオーバーを正しく機能させるために[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスをオンにする必要があります。オンにしないとフェールオーバーが正常に機能しません。この項で説明する内容は、PIMG/TIMG ユニットを使用した連動には適用されません。

他のすべての連動では、Failover Monitor の[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]設定を使用するかどうかを選択できます。この設定はデフォルトでオンになっています。これらの連動では、プライマリ サーバで応答がない通話に対する Cisco Unity フェールオーバーの動作がこの設定で決まります。

スタンバイ冗長性を構成している場合は、[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスはセカンダリ サーバでオフにする必要があります。オフにしないと、スタンバイ冗長性が正常に機能しません。

プライマリ サーバが通話に応答しない原因は、次のとおりです。

プライマリ サーバ上の 1 つまたは複数のボイスメール ポートがロックアップして、通話に応答できない。

通話トラフィックの処理に利用できるボイスメール ポートの数が十分ではない。

プライマリ サーバで、CPU 使用率が高い。

Cisco Unified Communications Manager 連動のみ :プライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、Cisco Unified CM サーバから登録解除されている。

[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスをオンまたはオフにすることによって、プライマリ サーバ上の応答されない通話でフェールオーバーが発生するかどうかを制御できます。

[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスがオンの場合のイベント

プライマリ サーバ上で通話が応答されない場合、Failover Monitor でこのチェックボックスがオンであると、次のイベントが発生します。

1. 通話がセカンダリ サーバに転送されます。

2. この通話により、セカンダリ サーバ上のイベント ログにエントリが書き込まれるため、プライマリ サーバ上に問題が発生している可能性があることをシステム管理者に通知できます(イベント通知を設定する方法の詳細については、「フェールオーバー発生時の通知の設定」を参照してください)。

3. セカンダリ サーバが通話に応答するため、フェールオーバーが発生します。

お客様の中には、プライマリ サーバ上のボイスメール ポートがロックアップされているとセカンダリ サーバがアクティブになることを望む方もおられます。ただし、多数のポートを持つ Cisco Unity サーバをインストールしているお客様は、1 つのポートがロックされているだけでフェールオーバーが発生すると不便だと感じることもあります。

[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスがオフの場合のイベント

プライマリ サーバ上で通話が応答されない場合、Failover Monitor でこのチェックボックスがオフであると、次のイベントが発生します。

1. PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合を除き、通話がプライマリ サーバ上の次に利用可能なボイスメール ポートに転送されます(フェールオーバーは発生せず、プライマリ サーバはアクティブなままです)。

2. PIMG/TIMP ユニットを使用した連動の場合を除き、この通話により、セカンダリ サーバ上のイベント ログにエントリが書き込まれるため、プライマリ サーバ上に問題が発生している可能性があることをシステム管理者に通知できます(イベント通知を設定する方法の詳細については、「フェールオーバー発生時の通知の設定」を参照してください)。

プライマリ サーバに障害が発生した場合またはシステム管理者が手動でフェールオーバーを開始する場合に限り、フェールオーバーが発生します。

多数のボイスメール ポートを持つ Cisco Unity サーバをインストールしているお客様にとっては、1 つのポートがロックされているだけでフェールオーバーが発生しないことになります。ただし、すべてのポートがロックされている場合や、CPU の使用率が高い場合は、システム管理者が手動でフェールオーバーを開始するまで Cisco Unity は通話の応答を停止します。

進行中の通話に対するフェールオーバーおよびフェールバックの影響

フェールオーバーやフェールバックが開始されると、進行中の通話は Cisco Unity サービス(AvCsMgr.exe)やネットワークのステータスに応じて保持またはドロップされます。

 

表4-3 進行中の通話に対するフェールオーバーおよびフェールバックの影響

Cisco Unity サービス
または
ネットワーク ステータス
アクション

Cisco Unity サービスが停止またはクラッシュする

すべての連動において、進行中の通話がドロップされます。プライマリ サーバの Cisco Unity サービス(AvCsMgr.exe)が非アクティブになると、セカンダリ サーバがアクティブになりますが、ドロップされた通話の復元はできません。

Cisco Unity サービスが、フェールオーバーまたはフェールバックが発生したときにアクティブである

すべての連動において、発信者が電話を切るまで、進行中の通話は維持されます。

ネットワーク接続が失われる

ネットワークの問題の性質により、IP 電話システム(たとえば、Cisco Unified Communications Manager)と連動する場合、進行中の通話はドロップされる場合があります。

ボイス カードを使用した連動の場合、発信者が電話を切るまで進行中の通話は維持されます。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、ネットワークの問題の性質によっては、進行中の通話がドロップされる場合があります。

ネットワーク コンポーネント停止中のフェールオーバーの動作については、 付録 C「ネットワーク コンポーネント停止中の Cisco Unity フェールオーバーの動作」 を参照してください。

フェールオーバーまたはフェールバックが発生した場合の Cisco Unity Web アプリケーションへの影響

Cisco Unity システム管理、ステータス モニタ、および Cisco Personal Communications Assistant(PCA)にアクセスするには、アクティブなサーバから正しい URL を使用する必要があります。フェールオーバーまたはフェールバックの発生時に、ユーザが非アクティブなサーバに対して Cisco Unity Web アプリケーションの URL を使用しても、Cisco Unity はアクティブなサーバにこれらを自動的にリダイレクトしません。

ユーザは、非アクティブ サーバの Cisco Unity Web アプリケーションに引き続きアクセスできますが、次のように、アプリケーションが正しく動作しない場合があります。

ユーザは、非アクティブなサーバ上で Cisco Unity システム管理にアクセスした場合、変更を保存できません。

ユーザは、非アクティブなサーバ上で Cisco PCA にアクセスした場合、Cisco Unity Assistant で行った変更を保存できますが、その変更はアクティブなサーバに複製されず、フェールオーバーまたはフェールバックが発生したときに上書きされます。

一方、Media Master コントロール バーの録音/再生デバイスとして電話機を使用するユーザは、適切なサーバ名を使用して手動で更新しなくても、引き続き電話機を使用できます。これは、ユーザが Cisco Unity Web アプリケーションにアクセスするために使用した URL に関係なく、フェールオーバーまたはフェールバックが発生した時点で、Media Master は通話をアクティブなサーバに発信する要求を自動的にリダイレクトするためです。

アプリケーションの種類と Cisco Unity サーバのセットアップ方法によっては、Media Master に表示されるサーバ名が更新されない場合がありますが、正しいサーバが通話を発信できなくなることはありません。たとえば、Cisco Unity システム管理の Media Master と Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook に表示されるサーバ名は変更されません。フェールオーバーまたはフェールバックが発生したときに表示される名前は、録音/再生デバイスとして電話機を使用するようにユーザが Media Master を設定した際に入力した名前です。Media Master の設定が自動的に行われないようにした場合、同じことが Cisco PCA にも言えます(Advanced Settings Tool を使用して Unity Inbox および Assistant のデフォルト値を変更することができます。[Automatically Set Up TRAP in Media Master]設定を使用します)。これ以外の場合、Cisco PCA の Media Master に表示されるサーバ名は、ユーザが Cisco PCA の URL を入力したときに参照したサーバを反映したものになります。

ステータスの監視とファイル複製

フェールオーバーが構成され、メッセージ ストアが別のサーバにインストールされた構成で Cisco Unity が正常に機能している場合は、図4-6 に示すように監視と複製が行われます。

フェールオーバーが構成され、メッセージ ストアがセカンダリ サーバにインストールされた構成で Cisco Unity が正常に機能している場合は、図4-7 に示すように監視と複製が行われます。この場合はメッセージ ストアが複製されないことに注意してください。

図4-6 監視と複製の動作(メッセージ ストアは別のサーバに配置)

 

図4-7 監視と複製の動作(メッセージ ストアはセカンダリ サーバに配置)

 

ネットワーク コンポーネント停止中のフェールオーバーの動作については、 付録 C「ネットワーク コンポーネント停止中の Cisco Unity フェールオーバーの動作」 を参照してください。

次に、監視アクションと複製アクションの詳細について説明します。

ノード マネージャ サービス

アクティブなサーバのノード マネージャ サービス([サービス]ウィンドウの[AvCsNodeMgr])は、インストーラが設定した頻度でステータスを非アクティブなサーバに送信します(非アクティブなサーバに Ping イベントを送信します)。デフォルト値は 1 秒です。TCP パケットはサイズが 785 バイトで、ポート 3653 を使用します。インストーラはこの設定を非表示のレジストリ設定として変更できます。

非アクティブなサーバのノード マネージャ サービスは、インストーラが設定した頻度でステータスをアクティブなサーバに送信します(アクティブなサーバに Ping イベントを送信します)。デフォルト値は 1 秒です。TCP パケットはサイズが 785 バイトで、ポート 3653 を使用します。インストーラはこの設定を非表示のレジストリ設定として変更できます。

ノード マネージャ サービスは、サーバ上で Cisco Unity サービス(AvCsMgr)を監視します。

Cisco Unity ファイル

アクティブなサーバと非アクティブなサーバの間での複製の頻度は、Failover Monitor の[ファイルの複製間隔]フィールドの値と Cisco Unity ファイルの変更の頻度によって異なります。

ノード マネージャ サービスは Cisco Unity サーバの Localize\DefaultConfiguration、
Localize\Prompts、Snapshot、Stream Files、Support、および UnityMTA(Unity Message Repository(UMR)を含む)の各ディレクトリでファイルを監視および複製します。

ノード マネージャ サービスは、各複製サイクル中に複製対象ディレクトリ内のファイルのスナップショットを Snapshot ディレクトリに作成します。後続の複製サイクルで、ノード マネージャ サービスは、現在のスナップショットを前回のスナップショットと比較して、複製する必要のあるファイルを判別します。

AvCsMgr サービスが停止したときまたは Cisco Unity サーバがクラッシュしたときに、変更されたファイルがセカンダリ サーバに複製されていないと、その変更は失われる場合があります。この場合、新しい情報はセカンダリ サーバには存在せず、プライマリ サーバでも紛失または破損することがあります。

ノード マネージャ サービスが手動モードに設定されている場合、変更されたファイルの複製は使用不能になります。

SQL Server データベース(UnityDb)

SQL データの変更がある場合、複製は毎分行われます。

プライマリ サーバ上のデータベースは、パブリッシャおよびディストリビュータとして構成されます。

データベース パブリケーションは UnityDbPublication です。

セカンダリ サーバ上のデータベースは、ユーザとして構成されます。

2 つのサーバ間の双方向複製によって、プライマリ サーバは、プライマリ サーバがオンラインで非アクティブな期間に行われた変更もすべて受信できます。

AvCsMgr サービスが停止したときまたは Cisco Unity サーバがクラッシュしたときに、変更されたデータがセカンダリ サーバに複製されていないと、新しいデータは失われる場合があります。この場合、新しいデータはセカンダリ サーバには存在せず、プライマリ サーバでも紛失または破損することがあります。

ボイス メッセージ

メッセージ ストアのボイス メッセージは複製されません。どの Cisco Unity サーバがアクティブであっても、ユーザはボイス メッセージを利用できます。ただし、メッセージ ストアをセカンダリ Cisco Unity サーバに置く構成の場合は、セカンダリ サーバがオフラインのときはメッセージ ストアはオフラインになり、これによってプライマリ サーバ上の Unity Messaging Repository(UMR)がアクティブになります。

メッセージ ストアがオフラインのときに Unity Message Repository(UMR)に保管されたボイス メッセージは、他の Cisco Unity ファイルとともに非アクティブなサーバに複製されます(UMR は UnityMTA ディレクトリにあります)。

複製されないデータ

次の Cisco Unity 設定に対する変更は、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で複製されません。両方のサーバで値を手動で変更する必要があります。

レジストリの設定

録音の設定

電話言語の設定

GUI 言語の設定

ポートの設定

連動の設定

通話のスクリプト

キー マッピング スクリプト(カスタム キー マップ ツールで修正が可能)

Media Master のサーバ名の設定

セカンダリ サーバにインストールされた場合の Exchange メッセージ ストア

フェールオーバーが発生した場合のイベント

1. プライマリ サーバがアクティブである場合は、ステータスの監視とファイル複製が行われます。

a. ノード マネージャ サービスが Cisco Unity サービスおよびサーバ上のその他のサービスを監視し、フェールオーバーを開始すべきかどうかを判断します。

b. プライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方のノード マネージャ サービスが、定期的に相互にステータスを送信します。

c. 特定の Cisco Unity ファイルが変更されると、プライマリ サーバからセカンダリ サーバへ複製されます。

d. SQL データベース(UnityDb)のデータが変更されると、プライマリ サーバからセカンダリ サーバへ複製されます。

e. プライマリ サーバは、通話への応答、メッセージ通知の送信、MWI のオンとオフの切り替えを行います。セカンダリ サーバは非アクティブであり、これらの機能を実行しません。

f. ボイス メッセージは、プライマリ サーバやセカンダリ サーバとは別のコンピュータに置かれているメッセージ ストア(Exchange サーバ)に保管されます。

2. フェールオーバーは、次のいずれかのイベントが発生した場合に行われます。

セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスが、プライマリ サーバからのステータスの更新を指定期間内に受信しなかった場合(たとえば、プライマリ サーバがクラッシュした場合、ノード マネージャ サービスが停止した場合やネットワーク接続に問題が生じた場合など)。

プライマリ サーバの Cisco Unity サービスが停止した場合。プライマリ サーバのノード マネージャ サービスはセカンダリ サーバのノード マネージャ サービスに停止したことをレポートします。

Failover Monitor の[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスがオンであるときに、セカンダリ サーバ上のポートが通話を受信した場合。

3. セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスは、Cisco Unity サービスがプライマリ サーバで停止していることを想定し、セカンダリ サーバ上で Cisco Unity サービスをアクティブにします(セカンダリ サーバが通話を受信する場合、セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスは、プライマリ サーバのノード マネージャ サービスにフェールオーバーの開始を指示します)。セカンダリ サーバは、通話への応答、メッセージ通知の送信、MWI のオンとオフの切り替えを開始します。

4. セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスは、イベント ログに警告を書き込みます。

ネットワーク コンポーネント停止中のフェールオーバーの動作については、 付録 C「ネットワーク コンポーネント停止中の Cisco Unity フェールオーバーの動作」 を参照してください。

フェールバックが発生した場合のイベント

1. セカンダリ サーバがアクティブで、プライマリ サーバが動作している(ただし非アクティブである)場合は、ステータスの監視とファイル複製が行われます。

a. ノード マネージャ サービスが Cisco Unity サービスおよびサーバ上のその他のサービスを監視し、フェールバックを開始すべきかどうかを判断します。

b. セカンダリ サーバとプライマリ サーバの両方のノード マネージャ サービスが、定期的に相互にステータスを送信します。

c. 特定の Cisco Unity ファイルが変更されると、セカンダリ サーバからプライマリ サーバへ複製されます。

d. SQL データベース(UnityDb)のデータが変更されると、セカンダリ サーバからプライマリ サーバへ複製されます。

e. セカンダリ サーバは、通話への応答、メッセージ通知の送信、MWI のオンとオフの切り替えを行います。プライマリ サーバは非アクティブであり、これらの機能を実行しません。

f. ボイス メッセージは、プライマリ サーバやセカンダリ サーバとは別のコンピュータに置かれているメッセージ ストア(Exchange サーバ)に保管されます。

2. フェールバックは、次のいずれかのイベントが発生した場合に行われます。

自動フェールバックが使用可能な場合に、フェールバックの指定時間になって、セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスがプライマリ サーバのノード マネージャ サービスに、セカンダリ サーバの Cisco Unity サービスが非アクティブであることを知らせた場合。

Failover Monitor を使用して手動のフェールバックを開始した場合。

3. プライマリ サーバのノード マネージャ サービスは、Cisco Unity サービスがセカンダリ サーバで停止していることを想定し、プライマリ サーバ上で Cisco Unity サービスをアクティブにします(プライマリ サーバが通話を受信する場合、プライマリ サーバのノード マネージャ サービスは、セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスにフェールバックの開始を指示します)。プライマリ サーバは、通話への応答、メッセージ通知の送信、MWI のオンとオフの切り替えを開始します。

4. プライマリ サーバのノード マネージャ サービスは、イベント ログに警告を書き込みます。

ネットワーク コンポーネント停止中のフェールオーバーの動作については、 付録 C「ネットワーク コンポーネント停止中の Cisco Unity フェールオーバーの動作」 を参照してください。

自動および手動のフェールバック

フェールバックは、指定した時間に自動的に実行することができます。また、手動でフェールバックを開始することもできます。フェールバックのタイプは Failover Monitor で設定します。次のオプションがあります。

 

スケジュール

セカンダリ サーバでフェールバックを自動的に実行させる場合は、このオプションを使用します。Failover Monitor で、[スケジュール フェールバック 開始]フィールドと[スケジュール フェールバック 終了]フィールドの値を入力して、自動フェールバックの時間を設定します。このオプションは、たとえば夜間などにフェールバックを行う場合に便利です。Failover Monitor を使用して、予定されている時間より前にフェールバックを手動で開始することもできます。

手動

プライマリ サーバが使用可能になったときに、セカンダリ サーバでプライマリ サーバへのフェールバックを自動的に行わない場合は、このオプションを使用します。この場合、セカンダリ サーバによるプライマリ サーバへのフェールバックは、Failover Monitor を使用して手動でフェールバックを開始したときに限り行われます。

Failover Monitor におけるフェールバック タイプのカスタマイズの詳細については、「Cisco Unity システムのフェールオーバー設定とフェールバック設定のカスタマイズ(オプション)」を参照してください。

フェールオーバーおよびフェールバックの原因

フェールオーバーの原因

プライマリ サーバからセカンダリ サーバへのフェールオーバーは、次の原因で発生します。

Failover Monitor から手動フェールオーバーが開始された。

プライマリ サーバへのネットワーク接続が失われた。ただし、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方がアクティブなままになります。

プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間のネットワーク接続で遅延が発生したため、セカンダリ サーバのノード マネージャ サービスがプライマリ サーバからの Ping イベントを 30 個失った(Failover Monitor のデフォルト設定)。

Failover Monitor の[停止状態のセカンダリ サーバに呼び出しが送信されると、フェールオーバーを強制する]チェックボックスがオンである場合に、セカンダリ サーバが通話に応答した。

セカンダリ サーバには電源が供給されており、プライマリ サーバの電源が失われた。

セカンダリ サーバはオンのままであり、プライマリ サーバがオフになった。

プライマリ サーバで、Cisco Unity サービスが停止またはクラッシュした。

プライマリ サーバで、ノード マネージャ サービスが停止した。

プライマリ サーバで、ノード マネージャ サービスが、Failover Monitor の[フェールオーバー コンフィギュレーション]ダイアログボックスの設定どおりにセカンダリ サーバのノード マネージャ サービスに Ping イベントを送信できなかった。

プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバで CPU 使用率が高すぎた。この問題がフェールオーバー前のプライマリ サーバとフェールオーバー後のセカンダリ サーバで発生した場合、プライマリ サーバとセカンダリ サーバは、CPU 使用率の問題が解決されるまで、フェールオーバーとフェールバックを繰り返します。

ユーザ指定のイベントが発生したときに、Event Monitoring Service(EMS; イベント監視サービス)が手動フェールオーバーを開始した。

フェールバックの原因

セカンダリ サーバからプライマリ サーバへのフェールバックは、次の原因で発生します。

プライマリ サーバ上の問題が解決され、Failover Monitor から手動フェールバックが開始された。

プライマリ サーバ上の問題が解決され、Failover Monitor の[フェールオーバー コンフィギュレーション]ダイアログボックスに設定されているフェールバック予定時間になった。

プライマリ サーバは電源が供給されているが非アクティブで、セカンダリ サーバの電源が失われた。

プライマリ サーバはオンであるが非アクティブで、セカンダリ サーバがオフになった。

プライマリ サーバはオンであるが非アクティブで、セカンダリ サーバで Cisco Unity サービスが停止またはクラッシュした。

プライマリ サーバはオンであるが非アクティブで、セカンダリ サーバでノード マネージャ サービスが停止した。

プライマリ サーバがオンであるが非アクティブであるときに、セカンダリ サーバで、ノード マネージャ サービスが、Failover Monitor の[フェールオーバー コンフィギュレーション]ダイアログボックスの設定どおりに、プライマリ サーバのノード マネージャ サービスに Ping イベントを送信できなかった。

フェールオーバーおよびフェールバックの間隔

フェールオーバーの間隔

フェールオーバーが発生した場合、セカンダリ サーバが通話の応答を開始するまでにかかる時間は、通常、フェールオーバーの原因によって異なります。 表4-4 を参照してください。

 

表4-4 フェールオーバーの間隔

フェールオーバーの原因
時間

手動フェールオーバー

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合を除き、セカンダリ サーバが通話の応答をすぐに開始します。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、通話はアテンダントの内線番号にリダイレクトされて約 10 秒以内に手動で応答されます。その後、セカンダリ サーバが通話の応答を開始します。

プライマリ サーバ上で進行中の通話はドロップされず、発信者が電話を切るまで維持されます。

ネットワークの停止

Failover Monitor の[フェールオーバー前に失った Ping]フィールドで設定された Ping イベント数に達すると、セカンダリ サーバが通話の応答を開始します。必要な時間は、このフィールドの値と[時間間隔(ミリ秒)]フィールドの値によって異なります。これらのフィールドのデフォルト設定では、セカンダリ サーバがアクティブになるまでに 30 秒の遅延があります。

ネットワークの停止によって、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方が同時にアクティブになる場合があります。ネットワークの停止が解決されると、プライマリ サーバは引き続きアクティブのまま、セカンダリ サーバは非アクティブになります。

ネットワークの停止の性質により、IP 電話システム(たとえば、
Cisco Unified Communications Manager)との連動では、進行中の通話はドロップされる場合があります。ボイス カードを使用した連動の場合、進行中の通話はドロップされず、発信者が電話を切るまで維持されます。PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、ネットワークの停止の性質によっては進行中の通話がドロップされる場合があります。

プライマリ サーバの AvCsMgr サービスの障害

セカンダリ サーバが、通話の応答をすぐに開始します。

プライマリ サーバ上で進行中の通話は、ドロップされます。

プライマリ サーバ上のオペレーティング システムの障害

Failover Monitor の[フェールオーバー前に失った Ping]フィールドで設定された Ping イベント数に達すると、セカンダリ サーバが通話の応答を開始します。必要な時間は、このフィールドの値と[時間間隔(ミリ秒)]フィールドの値によって異なります。これらのフィールドのデフォルト設定では、セカンダリ サーバがアクティブになるまでに 30 秒の遅延があります。

プライマリ サーバ上で進行中の通話は、ドロップされます。

非アクティブなセカンダリ サーバが通話に応答

セカンダリ サーバが、通話の応答をすぐに開始します。

プライマリ サーバ上で進行中の通話はドロップされず、発信者が電話を切るまで維持されます。

フェールバックの間隔

フェールバックが発生した場合、プライマリ サーバが通話の応答を開始するまでにかかる時間は、通常、フェールバックの原因によって異なります。 表4-5 を参照してください。ファイル複製はバックグラウンドで行われ、フェールバックの間隔に影響を及ぼしません。

 

表4-5 フェールバックの間隔

フェールバックの原因
時間

自動フェールバック(プライマリ サーバはオンであるが、非アクティブである)

Failover Monitor に設定されている予定時間になった場合に限り、フェールバックが開始されます。

Cisco Unified Communications Manager との SCCP 連動の場合は、Cisco Unified CM に接続されているプライマリ サーバ上の最初のボイスメール ポートがフェールバック開始後に登録されるとすぐに、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。Cisco Unified CM に接続されているすべてのボイスメール ポートが、約 15 秒で登録されます。

SIP 電話システムと連動している場合(Cisco Unified CM との SIP 連動を含む)、その電話システムに登録されている、プライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、PIMG/TIMG ユニットがプライマリ サーバとの接続を再確立するとすぐに(約 10 秒以内)、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。

ボイス カードを使用した連動の場合、電話システムと接続するプライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

セカンダリ サーバ上で進行中の通話はドロップされず、発信者が電話を切るまで維持されます。

手動フェールバック(プライマリ サーバはオンであるが、非アクティブである)

フェールバックがすぐに開始されます。

Cisco Unified Communications Manager との SCCP 連動の場合、Cisco Unified CM に接続されているプライマリ サーバ上の最初のボイスメール ポートがフェールバック開始後に登録されるとすぐに、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。Cisco Unified CM に接続されているすべてのボイスメール ポートが、約 15 秒で登録されます。

SIP 電話システムと連動している場合(Cisco Unified CM との SIP 連動を含む)、その電話システムに登録されている、プライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、PIMG/TIMG ユニットがプライマリ サーバとの接続を再確立するとすぐに(約 10 秒以内)、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。

ボイス カードを使用した連動の場合、電話システムと接続するプライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

セカンダリ サーバ上で進行中の通話はドロップされず、発信者が電話を切るまで維持されます。

セカンダリ サーバの
AvCsMgr サービスの障害(プライマリ サーバはオンであるが、非アクティブである)

フェールバックがすぐに開始されます。

Cisco Unified Communications Manager との SCCP 連動の場合、Cisco Unified CM に接続されているプライマリ サーバ上の最初のボイスメール ポートがフェールバック開始後に登録されるとすぐに、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。Cisco Unified CM に接続されているすべてのボイスメール ポートが、約 15 秒で登録されます。

SIP 電話システムと連動している場合(Cisco Unified CM との SIP 連動を含む)、その電話システムに登録されている、プライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、PIMG/TIMG ユニットがプライマリ サーバとの接続を再確立するとすぐに(約 10 秒以内)、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。

ボイス カードを使用した連動の場合、電話システムと接続するプライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

セカンダリ サーバ上で進行中の通話は、ドロップされます。

セカンダリ サーバ上のオペレーティング システムの障害(プライマリ サーバはオンであるが、非アクティブである)

Failover Monitor の[フェールオーバー前に失った Ping]フィールドで設定された Ping イベント数に達すると、プライマリ サーバがフェールバックを開始します。必要な時間は、このフィールドの値と[時間間隔(ミリ秒)]フィールドの値によって異なります。これらのフィールドのデフォルト設定では、プライマリ サーバがアクティブになるまでに 30 秒の遅延があります。

Cisco Unified Communications Manager との SCCP 連動の場合、Cisco Unified CM に接続されているプライマリ サーバ上の最初のボイスメール ポートがフェールバック開始後に登録されるとすぐに、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。Cisco Unified CM に接続されているすべてのボイスメール ポートが、約 15 秒で登録されます。

SIP 電話システムと連動している場合(Cisco Unified CM との SIP 連動を含む)、その電話システムに登録されている、プライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

PIMG/TIMG ユニットを使用した連動の場合、PIMG/TIMG ユニットがプライマリ サーバとの接続を再確立するとすぐに(約 10 秒以内)、プライマリ サーバが通話の応答を開始します。

ボイス カードを使用した連動の場合、電話システムと接続するプライマリ サーバ上のボイスメール ポートが、フェールバックの開始直後に通話の応答を開始します。

セカンダリ サーバ上で進行中の通話は、ドロップされます。

両方のサーバが同時にアクティブになる原因

状況によっては、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方が同時にアクティブになることがあります。これは、Failover Monitor に表示されます。このような状況は、次の原因で発生します。

プライマリ サーバへのネットワーク接続が失われたために、両方のサーバがアクティブになる。

Cisco Unified Communications Manager(SCCP または SIP)、SIP 電話システム、および PIMG/TIMG ユニットを使用して連動する電話システムでは、Cisco Unity は通話を受信しません。ただし、プライマリ サーバが Cisco Unified CM サーバ、SIP プロキシ サーバ、または PIMG/TIMP ユニットへの接続を失い、セカンダリ サーバがその接続を維持している場合、通話はセカンダリ サーバに到達でき、フェールオーバーが開始されます。

ボイス カードを使用して連動する電話システムでは、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの両方が同時に通話に応答します。

プライマリ サーバのノード マネージャ サービスが停止した。セカンダリ サーバがアクティブになりますが、プライマリ サーバ上のコンポーネントはアクティブなままで、通話の応答を続行します。

プライマリ サーバとセカンダリ サーバのシャットダウンおよび再起動の影響

プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバをシャットダウンまたは再起動した場合、サーバの動作は次のようになります。

両方のサーバが動作しているときにアクティブなサーバをシャットダウンした場合は、非アクティブなサーバがアクティブになる。

どちらのサーバも動作していない場合は、起動した最初のサーバがアクティブなサーバになる。

セカンダリ サーバがアクティブで自動フェールバック用に構成されているときにプライマリ サーバも動作している場合は、セカンダリ サーバがフェールバック スケジュールでフェールバックを試行する。

Exchange メッセージ ストアがセカンダリ サーバにインストールされているときに、セカンダリ サーバがシャットダウンした場合は、Exchange が停止する。プライマリ サーバ(アクティブな場合)の Unity Messaging Repository(UMR)がメッセージの保存を開始します。

セカンダリ サーバが再起動すると、Exchange がメッセージの保存を開始し、UMR に保存されているメッセージ ストアが Exchange に転送される。

ドメイン コントローラおよびグローバル カタログがセカンダリ サーバにインストールされているときに、セカンダリ サーバがシャットダウンすると、次のイベントが発生する。

ディレクトリの同期化の停止

管理者が Cisco Unity システム管理にログオンできなくなる

ユーザが Cisco Personal Communications Assistant(Cisco PCA)にログオンできなくなる

メッセージを残そうとするユーザに何も聞こえなくなる

ユーザは外部の発信者が残した新しいメッセージを聞くことができない

プライマリ サーバなしでセカンダリ サーバを使用する場合のライセンス制限

セカンダリ サーバが別のロケーションでプライマリ サーバとして使用されるのを避けるため、セカンダリ サーバは次の場合に通話への応答を停止します。

[フェールオーバー コンフィギュレーション ウィザード]を実行していない場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバを再起動してから 4 時間後。

[フェールオーバー コンフィギュレーション ウィザード]を実行しているが、セカンダリ サーバがプライマリ サーバに接続していない場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバを再起動してから 4 時間後。

セカンダリ サーバがプライマリ サーバに少なくとも一度は接続した場合は、セカンダリ サーバがプライマリ サーバに最後に接続できたときから 60 日後。この場合は、プライマリ サーバをネットワークに再接続しなければ、セカンダリ サーバで通話への応答を再開できません。

プライマリ サーバでのライセンス制限はないため、プライマリ サーバはセカンダリ サーバなしでも動作します。ただし、セカンダリ サーバなしではフェールオーバーが機能しないため、Cisco Unity サーバを再起動すると必ずイベント ログにエラーが書き込まれます。エラーが書き込まれないようにするには、[サービス]ウィンドウでノード マネージャ サービス(AvCsNodeMgr)を使用不能にします。