Cisco Unified Communications Manager SIP トランク連動ガイド for Cisco Unity
Cisco Unity によるボイス メッセージ ポート の使用方法の計画
Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法の計画
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/02/01 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 862KB) | フィードバック

目次

Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法の計画

概要:ポート設定を計画するときの検討事項

インストールするボイス メッセージ ポートの数の決定

通話に応答するボイス メッセージ ポートの数の決定

発信専用(通話に応答しない)ボイス メッセージ ポートの数の決定

概要:ポート設定を計画するときの検討事項

電話システムをプログラムする前に、Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法を計画する必要があります。次の検討事項は、電話システムのプログラミング(たとえば、ボイス メッセージ ポートのハント グループまたは自動転送)に影響します。

インストールするボイス メッセージ ポートの数。

通話に応答するボイス メッセージ ポートの数。

発信専用ボイス メッセージ ポートの数。たとえば、メッセージ通知の送信、AMIS による送信、Telephone Record and Playback(TRAP; 電話での録音および再生)接続の確立などを行います。

次の表は、Cisco Unity Administratorの [システム(System)] > [ポート(Port)] ページに読み取り専用で表示される(UTIM で設定可能)、Cisco Unity のボイス メッセージ ポートの設定を示しています。

 

表 2-1 ボイス メッセージ ポートの設定

フィールド
説明

有効(Enabled)

このチェックボックスをオンにします。

コールへの応答(Answer Calls)

このチェックボックスをオンにします。


注意 Cisco Unified CM サーバに接続するすべてのボイス メッセージ ポートで、[コールへの応答(Answer Calls)] チェックボックスがオンになっている必要があります。オフになっていると、Cisco Unity への通話が応答されない場合があります。

メッセージの到着通知(Message Notification)

ポートをユーザに対するメッセージ通知用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。

MWI 発信
(Dialout MWI)

ポートを MWI のオン/オフ用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。

AMIS 送信
(AMIS Delivery)

(AMIS の機能ライセンスを取得している場合のみ使用可能)

このチェックボックスをオンにすると、発信 AMIS コールを作成して、Cisco Unity ユーザから別のボイス メッセージ システムのユーザにボイス メッセージを送信するポートを指定できます。Cisco Unity は、Audio Messaging Interchange Specification(AMIS)プロトコルをサポートします。このプロトコルは、異なるボイス メッセージ システム間でボイス メッセージを転送するアナログ メカニズムを提供します。

この設定は、発信 AMIS コールにのみ影響を及ぼします。着信 AMIS コールにはすべてのポートが使用されます。

発信 AMIS メッセージの送信では、ボイス ポートが長時間専有される場合があるため、[ネットワーク(Network)] > [AMIS] > [スケジュール(Schedule)] ページで、時間外または Cisco Unity でのコール処理が少ない時間帯に発信 AMIS コールが実行されるようにスケジュールを調整することを推奨します。

TRAP 接続
(TRAP Connection)

このチェックボックスをオンにすると、ユーザは Cisco Unity Web アプリケーションおよび電子メール クライアントで電話機を録音および再生デバイスとして使用することができます。

インストールするボイス メッセージ ポートの数の決定

インストールするボイス メッセージ ポートの数は、次のような数多くの要因によって決まります。

コール トラフィックがピーク状態のときに Cisco Unity が応答する通話の数

発信者が録音してユーザが聞く個々のメッセージの想定される長さ

ユーザ数

発信専用に設定するポートの数

メッセージの到着通知用に発信する通話の数

AMIS 送信コールの数

コール トラフィックがピーク状態のときに必要になる TRAP 接続の数 (TRAP 接続は、Cisco Unity の Web アプリケーションが電話で再生および録音するときに使用します)

コール トラフィックがピーク状態のときに自動受付およびコール ハンドラを使用する通話の数

システム リソースが未使用ポートに割り当てられない範囲で、必要な数のボイス メッセージ ポートだけをインストールすることを推奨します。

通話に応答するボイス メッセージ ポートの数の決定

ボイス メッセージ ポートが応答する通話は、身元不明発信者またはユーザからの着信です。通常、通話に応答するボイス メッセージ ポートは、稼動率が最も高くなります。

ボイス メッセージ ポートは、通話への応答と発信(たとえば、メッセージの到着通知を送信する)の両方を行うように設定できます。ただし、ボイス メッセージ ポートが複数の機能を実行する場合、稼動率の高い状態にある(たとえば、多数の通話に応答している)ときは、残りの機能はボイス メッセージ ポートが開放されるまで遅延されることがあります(たとえば、応答する通話数が減るまでメッセージの到着通知を送信できません)。最高のパフォーマンスを得るには、ボイス メッセージ ポートを応答専用のものと発信専用のものに分けます。これらのポート機能を分けると、特定のポートに着信すると同時に Cisco Unity がそのポートを発信用にオフフックするという衝突の可能性を排除できます。

発信専用(通話に応答しない)ボイス メッセージ ポートの数の決定

発信専用(通話に応答しない)ポートでは、次の機能を 1 つまたは複数実行できます。

メッセージが到着したことを、電話、ポケットベル、または電子メールでユーザに通知する

AMIS コールを発信して、Cisco Unity ユーザから別のボイス メッセージ システムのユーザにボイス メッセージを送信する (この方法は、AMIS の機能ライセンスを取得している場合にのみ使用可能です)

TRAP 接続を確立して、ユーザが Cisco Unity の Web アプリケーションで電話機を録音および再生デバイスとして使用できるようにする

通常、このようなボイス メッセージ ポートは、稼動率が最も低くなります。


注意 電話システムをプログラムするときは、通話に応答できない Cisco Unity のボイス メッセージ ポート([コールへの応答(Answer Calls)] に設定されていないボイス メッセージ ポート)には、通話を送信しないようにしてください。たとえば、ボイス メッセージ ポートを [メッセージの到着通知(Message Notification)] のみに設定した場合は、そのポートに通話を送信しないようにしてください。