Cisco Unified Communications Manager SIP Trunk インテグレーションガイド Cisco Unity Release 5.0
Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法の計画
Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法の計画
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 620KB) | フィードバック

目次

Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法の計画

概要:ポート設定を計画するときの検討事項

インストールするボイス メッセージ ポートの数の決定

通話に応答するボイス メッセージ ポートの数の決定

発信専用(通話に応答しない)ボイス メッセージ ポートの数の決定

概要:ポート設定を計画するときの検討事項

電話システムをプログラムする前に、Cisco Unity によるボイス メッセージ ポートの使用方法を計画する必要があります。次の検討事項は、電話システムのプログラミング(たとえば、ボイス メッセージ ポートのハント グループまたは自動転送)に影響します。

インストールするボイス メッセージ ポートの数。

通話に応答するボイス メッセージ ポートの数。

発信専用のボイス メッセージ ポートの数。たとえば、メッセージ到着通知の送信、AMIS 送信、および Telephone Record And Playback(TRAP; 電話での録音と再生)接続の確立などで使用します。

次の表に、UTIM で設定できる Cisco Unity のボイス メッセージ ポートの設定を示します。設定は、Cisco Unity システム管理の[システム] >[ポート]ページに読み取り専用テキストとして表示されます。

 

表2-1 ボイス メッセージ ポートの設定

フィールド
説明

使用可能

このチェックボックスをオンにします。

返信呼び出し

このチェックボックスをオンにします。


注意 Cisco Unified CM サーバに接続するすべてのボイス メッセージ ポートで、[返信呼び出し]チェックボックスをオンにする必要があります。オンにしない場合、Cisco Unity が応答を得られないことがあります。

メッセージの到着通知

ポートをユーザに対するメッセージ通知用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。

AMIS 送信

AMIS ライセンスのある機能でのみ使用可能

Cisco Unity ユーザから別のボイス メッセージ システムのユーザにボイス メッセージを送信するための AMIS 外線発信呼び出しで使用するポートとして指定するには、このチェックボックスをオンにします。Cisco Unity は、さまざまなボイス メッセージ システム間でボイス メッセージを転送するためのアナログ方式である Audio Messaging Interchange Specification(AMIS)プロトコルをサポートしています。

この設定は、AMIS 外線発信呼び出しにのみ影響します。すべてのポートが着信 AMIS 呼び出しで使用されます。

AMIS 外線発信メッセージの送信によってボイス ポートが長時間にわたって占有される可能性があるため、[ネットワーク]>[AMIS]>[スケジュール]ページでスケジュールを調整し、AMIS 外線発信呼び出しが、営業時間外、または Cisco Unity が多くの通話を処理していない時間帯に実行されるように設定できます。

TRAP 接続

Cisco Unity の Web アプリケーションおよび電子メール クライアントでの録音および再生デバイスとしてユーザが電話機を使用できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

インストールするボイス メッセージ ポートの数の決定

インストールするボイス メッセージ ポートの数は、次のような数多くの要因によって決まります。

コール トラフィックがピーク状態のときに Cisco Unity が応答する通話の数

発信者が録音してユーザが聞く個々のメッセージの想定される長さ

ユーザ数

発信専用に設定するポートの数

メッセージの到着通知用に発信する通話の数

AMIS 発信呼び出しの数

コール トラフィックがピーク状態のときに必要になる TRAP 接続の数(TRAP 接続は、Cisco Unity の Web アプリケーションが電話で再生および録音するときに使用します)

コール トラフィックがピーク状態のときに自動受付およびコール ハンドラを使用する通話の数

システム リソースが未使用ポートに割り当てられない範囲で、必要な数のボイス メッセージ ポートだけをインストールすることをお勧めします。

通話に応答するボイス メッセージ ポートの数の決定

ボイス メッセージ ポートが応答する通話は、身元不明発信者またはユーザからの着信です。通常、通話に応答するボイス メッセージ ポートは、稼働率が最も高くなります。

ボイス メッセージ ポートは、通話への応答と発信(たとえば、メッセージの到着通知を送信する)の両方を行うように設定できます。ただし、ボイス メッセージ ポートが複数の機能を実行する場合、稼働率の高い状態にある(たとえば、多数の通話に応答している)ときは、残りの機能はボイス メッセージ ポートが開放されるまで遅延されることがあります(たとえば、応答する通話数が減るまでメッセージの到着通知を送信できません)。最高のパフォーマンスを得るには、ボイス メッセージ ポートを応答専用のものと発信専用のものに分けます。これらのポート機能を分けると、特定のポートに着信すると同時に Cisco Unity がそのポートを発信用にオフフックするという衝突の可能性を排除できます。

発信専用(通話に応答しない)ボイス メッセージ ポートの数の決定

発信専用(通話に応答しない)ポートでは、次の機能を 1 つまたは複数実行できます。

メッセージが到着したことを、電話、ポケットベル、または電子メールでユーザに通知する。

AMIS 外線発信呼び出しを行って、Cisco Unity ユーザから別のボイス メッセージ システムのユーザにボイス メッセージを送信する(この操作は、AMIS ライセンスのある機能でのみ使用可能です)。

TRAP 接続を確立して、ユーザが Cisco Unity の Web アプリケーションでの録音および再生デバイスとして電話機を使用できるようにする。

通常、このようなボイス メッセージ ポートは、稼働率が最も低くなります。


注意 電話システムをプログラムするときは、通話に応答できない Cisco Unity のボイス メッセージ ポート([返信呼び出し]に設定されていないボイス メッセージ ポート)に通話を送信しないようにしてください。たとえば、ボイス メッセージ ポートを[メッセージの到着通知]のみに設定した場合は、そのポートに通話を送信しないでください。