Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Microsoft Exchange版) Release 4.0(5)
ネットワークの設定
ネットワークの設定
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

ネットワークの設定

概要:ネットワークの設定

プライマリ ロケーション プロファイルの設定

プライマリ ロケーション宛先オプションの設定

発信ロケーション プロファイルの設定

Bridge 発信ロケーションのプレフィックス

発信ロケーション ユーザ作成の設定

VPIM 発信ロケーション ユーザ作成の設定

ダイヤル ドメイン オプション

AMIS 発信オプションの設定

AMIS スケジュールの設定

Bridge ユーザ作成オプションの設定

Bridge 同期化オプションの設定

Bridge の不明な発信者オプションの設定

ネットワークの設定

概要:ネットワークの設定

別の Cisco Unity サーバおよび別のボイス メッセージ システムとネットワーク接続するには、ネットワーク設定を使用して Cisco Unity をセットアップおよび管理します。ネットワーク接続という用語には、広範な定義があり、次のような概念が含まれています。

1 つの Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザは、電話を使用して次の相手にボイス メッセージを送信することができる。

別の Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザ。

Cisco Unity 以外のボイス メッセージ システムを使用している個人。

インターネットに接続しているコンピュータを利用している個人。

身元不明発信者は電話ディレクトリに登録されているユーザをすべて検索でき、メッセージを残すことができる。電話システムとネットワーク コンフィギュレーションに応じて、Cisco Unity の 自動受付 または宛先検索サービスに転送された 身元不明発信者 は、すべてのユーザ電話に転送できます。

Cisco Unity は次のネットワーク オプションを提供します。

デジタル ネットワーク :単一のグローバル ディレクトリに接続されている複数の Cisco Unity サーバ間でメッセージの送受信ができます。メッセージ転送エージェント(MTA)はサーバ間のメッセージ転送メカニズムです。このオプションは、Cisco Unity サーバが共有ボイスメール ディレクトリにアクセスするときに使用します。

インターネット ユーザ :Cisco Unity ユーザと、インターネットに接続しているコンピュータを利用している個人との間でメッセージの送受信ができます。

SMTP ネットワーク :別ネットワーク上の Cisco Unity サーバ間でメッセージの送受信ができます。このオプションは、Cisco Unity サーバが個別のボイスメール ディレクトリを持つ場合に使用します。

AMIS ネットワーク :AMIS プロトコルをサポートしている別のボイス メッセージ システムと Cisco Unity との間でメッセージ送受信ができます。

Bridge ネットワーク :Cisco Unity システムと Octel アナログ ネットワーク上の Octel システムとの間で、Cisco Unity Bridge を使用して、メッセージ送受信ができます。

VPIM ネットワーク :VPIM プロトコルをサポートしている別のボイス メッセージ システムと Cisco Unity との間でメッセージ送受信ができます。

どのネットワーク オプションを使用するにしても、必ず使用する Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーション設定をカスタマイズする必要があります。Cisco Unity を別のボイス メッセージ システムと通信するようにセットアップした場合は、ローカル Cisco Unity サーバ上に別のボイス メッセージ システムに対応する発信ロケーションを作成することも必要です。

ネットワーク設定の詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「プライマリ ロケーション プロファイルの設定」

「プライマリ ロケーション宛先オプションの設定」

「発信ロケーション プロファイルの設定」

「Bridge 発信ロケーションのプレフィックス」

「発信ロケーション ユーザ作成の設定」

「ダイヤル ドメイン オプション」

「AMIS 発信オプションの設定」

「AMIS スケジュールの設定」

「Bridge ユーザ作成オプションの設定」

「Bridge 同期化オプションの設定」

「Bridge の不明な発信者オプションの設定」

ネットワーク接続の詳細については、『 Cisco Unity のネットワーク機能 』を参照してください。

Bridge ネットワークの詳細については、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/bridge30/bnet/ex/index.htm から入手可能な『 Cisco Unity Bridge Networking Guide 』を参照してください。

プライマリ ロケーション プロファイルの設定

各 Cisco Unity サーバにあるプライマリ ロケーションは、インストール中に作成され、削除はできません。プライマリ ロケーションは Cisco Unity サーバを識別するもので、別の場所と通信するために必要なネットワーク情報を含んでいます。別の場所には、Cisco Unity サーバや、別のボイス メッセージ システムなどが含まれます。パブリック同報リスト以外の、Cisco Unity サーバ上で作成されるユーザおよびその他の Cisco Unity オブジェクト(コール ハンドラなど)はすべて、プライマリ ロケーションに関連付けられます。

どのネットワーク オプションを使用して Cisco Unity がボイス メッセージを送受信するにしても、使用する Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションをカスタマイズする必要があります。

次の表にプライマリ ロケーションのプロファイル設定についての詳細を示します。

 

表25-1 [ネットワーク] >[プライマリ ロケーション] >[プロファイル]ページ

フィールド
説明

表示名

プライマリ ロケーションの名前が表示されます。名前を変更するには、ここに新しい名前を入力し、[保存]アイコンをクリックします。

ダイヤル ID

プライマリ ロケーションを識別する ID を入力します。数字だけで、最大 10 桁で入力します。デフォルトの最少桁数は 3 桁です。

Advanced Settings Tool を使用するとダイヤル ID の最少桁数を減らすことができますが、1 桁および 2 桁のダイヤル ID は、アドレス検索時にプライベート同報リスト ID と競合する場合があります。ユーザが 1 桁または 2 桁の番号を入力してメッセージの宛先を指定する場合、Cisco Unity は、まず、一致するプライベート同報リストがあるか検索します。一致するものが見つかると、検索は停止します。したがって、ユーザが検索範囲を特定のロケーションに絞り込むためにダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を指定する場合、入力した番号がプライベート同報リスト ID に一致すると、カンバセーションは宛先としてプライベート同報リストだけを提供します。ユーザが最初にダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を他のロケーションに指定することを行わない場合は、競合が発生しないため、複雑なダイヤル計画に対応するようにダイヤル ID の最少桁数を減らすことができます。

次の原則が推奨されています。

固定長のダイヤル ID を作成し、可能なら固定長の内線番号を作成する。

独自のダイヤル ID を割り当てる。

可変長のダイヤル ID および内線番号を使用する場合、ダイヤル ID の番号付け範囲が内線番号の範囲と重ならないようにする必要がある。

可変長のダイヤル ID を使用する場合、各 ID の最初の数字は他のダイヤル ID に対して一意の値にする。たとえば、432 と 4325 のようなダイヤル ID を作成しないでください。

ユーザがメッセージを宛先指定するときにダイヤル ID を使用しない場合でも、内線番号と競合しない番号(001 や 002 など)を入力する。

名前の録音

プライマリ ロケーションに対する名前を録音します。次のような場合など、さまざまな場所のユーザ カンバセーションで、このロケーションに対する名前の録音が再生されます。

別のダイヤル ドメインにある Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザが、このロケーションに関連付けられているユーザにメッセージを宛先指定したとき(たとえば、「New York」がこのロケーションに対する名前の録音であるとすれば、「2 つの名前が一致しました。New York の John Smith の場合は 1 を押してください。Mary Smith の場合は 2 を押してください」が再生される)。

別のダイヤル ドメインにある Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザが、このロケーションに関連付けられているユーザからメッセージを聞くとき(たとえば、「1 番目のメッセージ、ボイス メッセージ、New York の John Smith から....」)。

[ネットワーク] >[プライマリ ロケーション] >[宛先オプション]ページ上の「検索にはロケーションを含みます。」という設定が、別のプライマリ ロケーション上で有効になっているとき。別のロケーションのユーザがメッセージを宛先指定すると、このプライマリ ロケーションに対する名前の録音が検索結果を聞かせるメッセージにユーザ名と一緒に再生されます(たとえば、「2 つの名前が一致しました。Chris Newton の場合は 1 を押してください。New York の場合は 2 を押してください」)。

名前を録音するには、Media Master コントロール バーを使用します。Media Master は、DCOM 通信を遮断するファイアウォールを越えて使用できないことに注意してください。Media Master コントロール バーのオプション メニューを使用して、録音デバイスと再生デバイスを設定(適用可能な場合)し、他のサウンド ファイルを使用します。

ダイヤル ドメイン(リストから選択するか、ダイヤル ドメイン名を入力)

このロケーションがメンバーとなっているダイヤル ドメインの名前をリストから選択するか、入力します。リストには、ローカル サーバに複製されたネットワーク内の他の少なくとも 1 つの Cisco Unity サーバにすでに設定されているダイヤル ドメイン名が表示されます。Cisco Unity サーバが、同じディレクトリにアクセスする他の Cisco Unity サーバと同じ電話システムまたは電話システム ネットワークと連動している場合は、そのサーバをダイヤル ドメインに追加します。

ダイヤル ドメイン名は大文字と小文字が区別されることと、すべてのサーバ上で同じダイヤル ドメイン名が正確に入力されている必要があることに注意してください。すべてのサーバを同じダイヤル ドメインに確実に正しく追加するには、1 つの Cisco Unity サーバでダイヤル ドメイン名を入力し、その名前が他の Cisco Unity サーバに複製されるのを待ちます。この作業により、サーバ間で複製が正しく行われることも確認できます。他の Cisco Unity サーバからのプライマリ ロケーション データがローカル サーバに反映されるまでにかかる時間は、ネットワーク コンフィギュレーションと複製スケジュールによって異なります。

ダイヤル ドメインにより、メッセージの宛先指定のための検索範囲および自動受付やディレクトリ ハンドラからの着信転送のための検索範囲を設定できます。次の機能を有効にする前に、Cisco Unity サーバをダイヤル ドメインに追加する必要があります。

クロスサーバ ログオン。

自動受付およびディレクトリ ハンドラからのクロスサーバ転送。

ネットワーク接続された別の Cisco Unity サーバ上の別の Cisco Unity ユーザに対する Live Reply(送信者の呼び出し)。

ネットワーク接続された別の Cisco Unity サーバ上の、対応する AMIS、Bridge、または VPIM ユーザ アカウントを持っている別のボイス メッセージ システム上のユーザに対する Live Reply。

ネットワーク接続された別の Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity ユーザ用の、識別されているユーザ メッセージ。

AMIS ユーザ、Bridge ユーザ、および VPIM ユーザ用の、識別されているユーザ メッセージ。使用するインストールが Cisco Unity サーバ 1 つだけで構成されている場合も含まれます。

デフォルトの設定は[なし]です。次の場合は、デフォルトを使用します。

使用するインストールが 1 つだけの Cisco Unity サーバで構成されていて、そのサーバが
AMIS、Bridge、または VPIM ネットワーク用に設定されていない場合。

使用するインストールが複数の Cisco Unity サーバで構成されており、各サーバが別の電話システムと連動している場合。

1 つのダイヤル ドメインに割り当てる Cisco Unity サーバの数に制限はなく、ダイヤル ドメインの数にも制限はありません。ただし、1 つの Cisco Unity サーバは、1 つのダイヤル ドメインのメンバーにしかなれません。

SMTP ドメイン名

(SMTP および VPIM ネットワークのみ)

Cisco Unity サーバに対する、インターネットで指定可能な SMTP ドメイン名を入力します。ここで入力するのは、電子メール アドレスの右半分、@ 記号の後の部分です(たとえば、
london.cisco.com)。@ 記号は入力しないでください。Cisco Unity によって自動的に入力されます。

ドメイン名は、SMTP および VPIM ネットワーク オプションに必須です。どちらのネットワーク オプションも、ローカル Cisco Unity サーバとリモート ボイス メッセージ システムの間のメッセージ送受信に Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)を使用します。ローカル Cisco Unity サーバ上のユーザがリモート ユーザへのメッセージの宛先を指定する場合は、ボイス コネクタが SMTP ドメイン名を使用して発信元アドレスを作成します。発信元アドレスは SMTP では必須です。発信元アドレスにドメイン名が含まれていないメッセージは送信されません。また、発信元アドレスが有効な場合は、リモート受信者がメッセージに対して返信できます。

AMIS ノード ID:

国コード、市外局番、電話番号

(AMIS にライセンスされている場合に限り表示)

発信 AMIS 通話中に、Cisco Unity が別のボイス メッセージ システムに対して自分自身を識別するために送信した番号を入力します。

ノード ID は、発信 AMIS 通話中に(Cisco Unity が発信システムの場合)、システム番号フレーム中のシステム番号になります。システム番号は、宛先ボイス メッセージ システムが、返信メッセージを送信するために発信するとき、またはオプションで着信 AMIS 通話をスクリーニングおよび拒否するときに使用されます。

ノード ID は、宛先システムが返信メッセージを送信するのに必要な情報をすべて含む必要があります。入力する番号は、Cisco Unity が通信するボイス メッセージ システムの物理ロケーションに依存します。国コードと市外局番は、他のボイス メッセージ システムで返信メッセージを送信するときに必要にならなければ、ここに入力する必要はありません。

各フィールドの最大桁数は次のとおりです。

[国コード]:4 桁

[市外局番]:3 桁

[電話番号]:8 桁

 

プライマリ ロケーション宛先オプションの設定

プライマリ ロケーション宛先オプションを使用して、次の場合に、一致する内線番号を検索するとき、Cisco Unity が行う検索範囲を制御できます。

ユーザが、電話を使用して、メッセージの宛先指定をする場合。

ユーザが、電話または Cisco Unity Assistant を使用して、メンバーをプライベート リストに追加する場合。Cisco Unity Assistant は、バージョン 3.1 およびそれ以前のバージョンで ActiveAssistant(AA)と呼ばれていたものです。

管理者が、Cisco Unity システム管理を使用して、メンバーをパブリック同報リストまたはプライベート同報リストに追加する場合。

Cisco Unity が着信 AMIS メッセージに対する受信者を検索する場合。

検索範囲をローカル Cisco Unity サーバ、ローカル Cisco Unity サーバがメンバーとなっているダイヤル ドメイン、またはグローバル ディレクトリ全体に設定することができます。

宛先オプションを使用すると、宛先ブラインド検索を使用して、発信ロケーション ダイヤル ID の一致を検索できるようになります。宛先ブラインド範囲は、ローカル Cisco Unity サーバ上に作成される発信ロケーション、ダイヤル ドメイン内の発信ロケーション、またはディレクトリ全体に設定できます。

次の表に、ロケーション宛先オプションの設定についての詳細を示します。

 

表25-2 [ネットワーク] >[プライマリ ロケーション] >[宛先オプション]ページ

フィールド
説明

[ユーザ検索]:検索先

ユーザが電話を使用してメッセージの宛先を指定するとき、パブリックまたはプライベート同報リストにメンバーを追加するとき、および着信 AMIS メッセージに対しては、Cisco Unity が実行する検索の範囲を次の中から選択します。

[ローカル サーバ]:ローカル Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザに限定して検索します。

[ダイヤル中のドメイン]:ローカル Cisco Unity サーバを検索中に一致が検出されない場合は、検索範囲を拡大し、同じダイヤル ドメインにローカル Cisco Unity サーバとして存在する別の Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザを対象にします。

[グローバル ディレクトリ]:ローカル Cisco Unity サーバ、次にダイヤル ドメイン(ある場合)を検索した後、検索範囲を拡大し、ディレクトリ内の別の Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザすべてを対象にします。

検索にはロケーションを含みます。

このチェックボックスをオンにすると、検索にロケーションが含まれるようになります。このオプションは、グローバル ディレクトリが大きく、名前を入力してメッセージを宛先指定すると一致が数多く存在する場合に有効です。この設定がユーザにとって有用になるには、ロケーションが名前の録音を持つ必要があります。

このチェックボックスをオンにすると、ユーザは 2 段階に分けてメッセージの宛先を指定できます。最初にユーザが特定のロケーションを選択します(名前またはダイヤル ID を入力します)。Cisco Unity が一致するロケーションを検出すると、ロケーションに対する名前の録音が再生されます(名前が録音済みの場合)。この時点で、ユーザは受信者の名前を入力し、その検索を指定のロケーションに限定できます。ダイヤル ID を入力してロケーションを選択したユーザは、スペリング モードに切り替えて(# を 2 回押す)、ユーザを検索する必要があることに注意してください。

たとえば、デジタル ネットワーク用に設定された 2 つの Cisco Unity サーバがあるとします。Paris Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションのダイヤル ID が 100 で、そのロケーションのボイス名(「Paris sales office」)は録音済みであるとします。ローカル Cisco Unity サーバ上のユーザ John は Paris ロケーションの Kelly Bader にメッセージを送信する必要がありますが、Kelly の正しい内線番号を知りません。

John は Cisco Unity にログオンし、メッセージを送信するために 2 を押します。

John は 100# と入力し、Paris Cisco Unity サーバを選択します。

プライマリ ロケーション 100 が見つかると、カンバセーションが「Paris sales office ロケーションには、# を押してください。」と再生します。

John が # を押して確定すると、カンバセーションが「宛先の内線番号を入力し、最後に # を押してください。」と再生します。

John が ## を押すと、カンバセーションが「宛先の名前または同報リストを文字で入力してください。」と再生します。

John が 22337# と入力します。Cisco Unity は、ロケーション 100 で一致するユーザ名を検索し、Kelly Bader で一致します。カンバセーションが「Kelly Bader の内線 3047 でよろしければ、# を押してください。」と再生します。

John が # を押して確定すると、カンバセーションが「追加しました。別の宛先を追加するには 1、メッセージを録音するには # を押してください」と再生します。

[ブラインド アドレス]:許可ロケーション

ユーザが電話を使用してメッセージの宛先を指定したとき、一致する発信ロケーションを検索するため Cisco Unity によって実行される宛先ブラインド検索の範囲を選択します。次のいずれかを選択します。

[なし]:宛先ブラインド検索を許可しません。

[ローカル サーバ]:検索範囲を、使用する Cisco Unity サーバ上に作成した発信ロケーションに制限します。

[ダイヤル中のドメイン]:ローカル Cisco Unity サーバを検索中に一致が検出できない場合は、宛先ブラインド検索の範囲を拡大し、同じダイヤル ドメインにローカル Cisco Unity サーバとして存在する別の Cisco Unity サーバ上に作成された発信ロケーションを対象にします。

[グローバル ディレクトリ]:ローカル Cisco Unity サーバを検索し、次にダイヤル ドメイン(1 つ存在する場合)を検索した後、検索範囲を拡大し、グローバル ディレクトリにある別の Cisco Unity サーバ上に作成された発信ロケーションを対象にします。

 

発信ロケーション プロファイルの設定

発信ロケーションは Cisco Unity が他のボイス メッセージ システム(Cisco Unity の場合も、そうでない場合もあります)とメッセージの送受信を行うために必要とする宛先情報を含む Cisco Unity のオブジェクトです。ローカル Cisco Unity サーバが通信するリモート メッセージ システムそれぞれに対応する発信ロケーションを作成します。

発信ロケーションを作成するとき、送信タイプに SMTP、AMIS、Bridge、VPIM のいずれかを指定します。送信タイプは発信ロケーション ページ上に表示されるフィールドを決定します。

複数の Cisco Unity サーバがデジタル ネットワークを通して相互にネットワーク接続されている場合、別の Cisco Unity サーバ上のプライマリ ロケーションに関する情報が[発信ロケーション]ページに表示されます。この情報は表示だけです。

次の表に発信ロケーションのプロファイル設定についての詳細を示します。

 

表25-3 すべてのタイプの発信ロケーションに適用できるプロファイル設定

フィールド
説明

名前

発信ロケーションの名前が表示されます。名前を変更するには、ここに新しい名前を入力し、[保存]アイコンをクリックします。

ダイヤル ID

Cisco Unity へのロケーションを識別する ID を入力します。数字だけで、最大 10 桁で入力します。デフォルトの最少桁数は 3 桁です。

Advanced Settings Tool を使用するとダイヤル ID の最少桁数を減らすことができますが、1 桁および 2 桁のダイヤル ID は、アドレス検索時にプライベート同報リスト ID と競合する場合があります。ユーザが 1 桁または 2 桁の番号を入力してメッセージの宛先を指定する場合、Cisco Unity は、まず、一致するプライベート同報リストがあるか検索します。一致するものが見つかると、検索は停止します。したがって、(ユーザが検索範囲を特定のロケーションに絞り込むために)ダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を指定する場合、入力した番号がプライベート同報リスト ID に一致すると、カンバセーションは宛先としてプライベート同報リストだけを提供します。ユーザが最初にダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を他のロケーションに指定することを行わない場合は、競合が発生しないため、複雑なダイヤル計画に対応するようにダイヤル ID の最少桁数を減らすことができます。

メッセージをリモート ロケーションに送信する場合、ユーザはダイヤル ID と受信者のリモート メールボックス番号からなる番号をダイヤルできます。

異なるディレクトリ内の Cisco Unity サーバに関して SMTP ネットワークを設定する場合、ここに入力した ID は、対応するリモート Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションのダイヤル ID と一致している必要があります。

次の原則が推奨されています。

固定長のダイヤル ID を作成し、可能なら固定長の内線番号を作成する。

独自のダイヤル ID を割り当てる。ダイヤル ID は、別のダイヤル ID または 内線番号と同じではないことが必要です。

3 桁以上のダイヤル ID を割り当てる。

ダイヤル ID の番号範囲には、内線番号とは異なる範囲を使用する。

可変長のダイヤル ID を使用する場合、各 ID の最初の数字は他のダイヤル ID に対して一意の値にする。

ユーザがメッセージを宛先指定するときにダイヤル ID を使用しない場合でも、内線番号と競合しない番号(001 や 002 など)を入力する。

名前の録音

発信ロケーションに対する名前を録音します。ユーザ カンバセーションは、さまざまな場所でこの名前の録音を再生します。たとえば、[ネットワーク] >[プライマリ ロケーション] >[宛先オプション]ページ上で「検索にはロケーションを含みます。」という設定が有効になっているとします。ユーザが名前を入力してメッセージの宛先を指定すると、この発信ロケーション用の名前の録音が、検索結果のメッセージでユーザ名と一緒に再生されます(たとえば、「2 つの名前が一致しました。Chris Newton の場合は 1 を押してください。New York の場合は 2 を押してください」)。

名前を録音するには、Media Master コントロール バーを使用します。Media Master は、DCOM 通信を遮断するファイアウォールを越えて使用できないことに注意してください。Media Master コントロール バーのオプション メニューを使用して、録音デバイスと再生デバイスを設定(適用可能な場合)し、他のサウンド ファイルを使用します。

宛先

表示だけです。発信ロケーションのタイプを示します。[宛先]は、発信ロケーション作成時に指定され、変更はできません。[宛先]は次のいずれかです。

SMTP:発信ロケーションが、ローカル Cisco Unity サーバとは異なるディレクトリにアクセスするリモート Cisco Unity サーバに対応することを示します。ローカルおよびリモート Cisco Unity サーバ間のメッセージは固有の形式で符号化され、標準的な Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)を使用して、インターネットまたはプライベート TCP/IP ネットワークを介して送信されます。

AMIS:発信ロケーションが AMIS 対応のボイス メッセージ システムに対応することを示します。メッセージは、業界標準の Audio Messaging Interchange Specification analog(AMIS-a)プロトコルを使用して送信されます。

Bridge:発信ロケーションが Octel アナログ ネットワークの Octel ノードに対応することを示します。メッセージは Cisco Unity と Octel システム間で Cisco Unity Bridge を使用して交換されます。Cisco Unity は、固有の内線番号付き Voice Profile for Internet Mail(VPIM)形式で、Bridge にメッセージを送信します。Bridge はメッセージ形式を変換し、Octel Analog Networking プロトコルを使用して、そのメッセージを該当する Octel サーバに送信します。

VPIM:発信ロケーションが VPIM 対応のボイス メッセージ システムに対応することを示します。メッセージは、業界標準の VPIM プロトコルを使用して、インターネットまたはプライベート TCP/IP ネットワークを介して送信されます。

 

 

表25-4 AMIS 発信ロケーションに固有のプロファイル設定

フィールド
説明

送信先番号

トランク アクセス コードを含む電話番号を入力します。Cisco Unity は、この発信ロケーションに対応するリモート ボイス メッセージ システム宛ての AMIS 通話を発信するため、その番号をダイヤルします。

ノード ID:国コード、市外局番、電話番号

この発信ロケーションに対応するリモート ボイス メッセージ システムを識別するために使用される番号を入力します。このノード ID は、対応するリモート ボイス メッセージ システムが着信通話中に送信するノード ID と一致している必要があります。Cisco Unity は、既知の AMIS ノードからのメッセージだけを受け入れるため、ここで入力するノード ID は、リモート ボイス メッセージ システムが送信するノード ID と完全に一致している必要があります。

ノード ID 番号は、Cisco Unity が発信システムに返信メッセージを送信するのに必要な情報をすべて含むべきですが、このことは強制されません。これは、ボイス メッセージ システムが AMIS プロトコルを実装する方法が異なるためです。したがって、唯一の要件は、ここに入力する番号が、対応するリモート ボイス メッセージ システムが送信するノード ID と一致していることです。

各フィールドの最大桁数は次のとおりです。

[国コード]:4 桁

[市外局番]:3 桁

[電話番号]:8 桁

この AMIS ロケーションへの外線発信メッセージを無効にします。

デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっています。このチェックボックスは、この発信ロケーションへの外線発信 AMIS 通話に人間や AMIS 非対応のボイス メッセージ システム(留守番電話など)が応答した場合、自動的にオンになります。このチェックボックスを自動的にオンにすることで、Cisco Unity が間違った送信電話番号にメッセージを繰り返し送信しようとするのを防止します。

このような通話に人物が応答した場合、Cisco Unity は、その人物に何らかのプッシュボタンを押すことでその後の通話の禁止を指示するプロンプトを再生します。その人物がプッシュボタンを押した場合、Cisco Unity は、このチェックボックスをオンにして、このロケーションへの外線発信通話を使用不可にします。その人物が単に電話を切った場合、または AMIS 非対応のボイス メッセージ システム(留守番電話など)が応答した場合、Cisco Unity は、[ネットワーク] >[AMIS オプション] >[発信オプション]ページ上の設定に対応する送信電話番号をリトライします。リトライ回数が最大回数に達した場合、Cisco Unity はこのチェックボックスをオンにして、その後のこの番号への通話を不可にします。

このロケーションに送信できなかったメッセージはすべて、送信電話番号を確認してからこのチェックボックスをオフにするまで、UAmis メールボックスに残ります。メッセージが UAmis メールボックスに 24 時間を超えて残っていた場合、エラーが Windows のアプリケーション イベント ログに記録されます。

複数の Cisco Unity サーバが相互にネットワーク接続されている場合、別の Cisco Unity サーバ上に作成されている発信ロケーションの内容を表示し、使用しているローカル サーバからこのフィールドを編集することができることに注意してください。

 

 

表25-5 Bridge 発信ロケーションに固有のプロファイル設定

フィールド
説明

Bridge サーバ フル コンピュータ名

この発信ロケーションによって示される Octel ノードとのメッセージ送受信に使用される Bridge サーバの完全修飾ドメイン名を入力します。このドメイン名は、Bridge サーバ上の[Full Computer Name]フィールドにある[Network Identification]タブ上の[Windows System Control Panel]に表示される名前です。また、ここに入力する名前は、Bridge Administrator にある[デジタル ネットワーク]ページの[Bridge サーバ フル コンピュータ名]フィールド内の名前と一致している必要があります。

Octel ノード シリアル番号

この発信ロケーションに対応する Octel ノードのシリアル番号を入力します。この番号は、Bridge Administrator にある[Octel Nodes]ページ上に表示されるノードの 1 つのシリアル番号と一致している必要があります。また、ここに入力する番号は、対応する Octel ノードのシリアル番号とも一致している必要があります。

ペアとしての Octel ノード シリアル番号とリモート メールボックスの長さは、グローバル ディレクトリ内で一意である必要があります。まれに必要とされるケースとして、同じ Octel ノード シリアル番号を持つが、リモート メールボックスの長さの値が異なる複数の Bridge 発信ロケーションを作成できます。

リモート メールボックスの長さ

この発信ロケーションに対応するノードのメールボックスに必要な桁数を、Octel で指定されているとおりに入力します。

Octel アナログ ネットワーク内の各リモート Octel ノードに対して、少なくとも 1 つの Bridge 発信ロケーションを作成します。通常、Bridge 発信ロケーションと Octel ノードは 1 対 1 対応です。ただし、まれなケースですが、異なる長さのメールボックスを持つよう Octel サーバを設定できます。この場合は、同じ Octel ノード シリアル番号を持つが、[リモート メールボックスの長さ]フィールドの値が異なる別個の Bridge 発信ロケーションを作成する必要があります。

たとえば、シリアル番号 45678 の Octel サーバが長さ 4 と 5 のメールボックスを許可するように設定されているとします。この場合、Cisco Unity ブリッジヘッド サーバを設定するときに、Octel ノード シリアル番号 45678 を持つ 2 つの Bridge 発信ロケーションを作成します。1 つの発信ロケーションでは、リモート メールボックスの長さを 4 に設定し、もう 1 つの発信ロケーションではメールボックスの長さを 5 に設定します。

ロケーションにプレフィックス(複数可)を指定した場合、リモート ロケーション メールボックスの長さとして入力した値が受信者のメールボックス番号の判別に使用されます。 メッセージの宛先を指定するときにメールボックス番号を判別する場合、Cisco Unity は、入力された番号の最後から始めて、桁数がリモート メールボックスの長さと同じになるまで、数値を取り込みます。

着信プライベート メッセージの暗号化

このチェックボックスをオンにすると、この発信ロケーションでユーザによって送信される着信プライベート ボイス メッセージが暗号化されます。

プライベート ボイス メッセージは、ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバに到達するまで暗号化されず、安全ではありません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

発信プライベート メッセージの暗号解除

このチェックボックスをオンにすると、この発信ロケーションでユーザに送信される安全な発信プライベート ボイス メッセージが暗号解除されます。

発信ロケーションに対して安全な発信プライベート メッセージの暗号解除を有効にすると、プライベートと安全のマークの付いたボイス メッセージをこのロケーションから他のロケーションのユーザに送信できます。このようなボイス メッセージは、ボイス コネクタを離れるときに暗号解除されるため、その時点から安全ではなくなります。ユーザが暗号解除された安全なプライベート ボイス メッセージを受け取ると、そのメッセージにはプライベート メッセージのマークが付いており、プライベート メッセージとして再生されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

 

 

表25-6 SMTP 発信ロケーションに固有のプロファイル設定

フィールド
説明

ドメイン名

この発信ロケーションに対応する Cisco Unity サーバの、インターネットで指定可能な SMTP ドメイン名を入力します。ここで入力するのは、電子メール アドレスの右半分、@ 記号の後の部分です(たとえば、london.cisco.com)。@ 記号は入力しないでください。Cisco Unity によって自動的に入力されます。

このフィールドは、対応するリモート プライマリ ロケーションの SMTP ドメイン名と一致する必要があります。ローカル Cisco Unity サーバ上のユーザがリモート Cisco Unity サーバ上のユーザへのメッセージの宛先を指定する場合は、ボイス コネクタがこのドメイン名を取得し、次の形式で宛先アドレスを作成します。

SMTP:IMCEAVOICE:<発信ロケーション ダイヤル ID>_<内線番号>@<ドメイン名>

 

 

表25-7 VPIM 発信ロケーションに固有のプロファイル設定

フィールド
説明

SMTP ドメイン名

この発信ロケーションに対応するボイス メッセージ システムを使用している個人のアドレスの作成に使用される、インターネットで指定可能な SMTP ドメイン名を入力します。ここで入力するのは、電子メール アドレスの右半分、@ 記号の後の部分です(たとえば、london.cisco.com)。@ 記号は入力しないでください。Cisco Unity によって自動的に入力されます。

ボイス コネクタは VPIM 発信ロケーションの SMTP ドメイン名に対応するドメイン名を持つアドレスからの VPIM メッセージだけを受け入れます。したがって、ここに入力するドメイン名は、リモート ボイス メッセージ システムが Cisco Unity にメッセージを送信するときに使用するドメイン名と正確に一致している必要があります。

リモート電話プレフィックス

この発信ロケーションに対応するボイス メッセージ システムを使用している個人のアドレスの作成に使用される番号を入力します。プレフィックスの最大桁数は 64 桁です。

ユーザは、メッセージの宛先を指定するときにプレフィックスを入力しません。Cisco Unity からリモート システムへの発信メッセージでは、ボイス コネクタが受信者のメールボックス番号の先頭にプレフィックスを追加して、宛先アドレスを作成します。

リモート システムから Cisco Unity への着信メッセージでは、ボイス コネクタが発信者のメールボックス番号の先頭からプレフィックスを削除して、発信元アドレスを作成します。

すべての発信ロケーションが一意のドメイン名を持っている場合、このフィールドは必須ではありません。同じドメイン名を持つ発信ロケーションが複数ある場合、このフィールドには一意の番号を指定する必要があります。

Unity 電話プレフィックス

この発信ロケーションに対応するボイス メッセージ システムを使用している個人にメッセージを送信する Cisco Unity ユーザのアドレスの作成に使用される番号を入力します。プレフィックスの最大桁数は 64 桁です。

Cisco Unity ユーザからこの VPIM ロケーションのユーザへの発信メッセージでは、ボイス コネクタが発信者のメールボックス番号の先頭にプレフィックスを追加して、発信元アドレスを作成します。

この VPIM ロケーションのユーザから Cisco Unity ユーザへの着信メッセージでは、ボイス コネクタが受信者のメールボックス番号の先頭からプレフィックスを削除して、宛先アドレスを作成します。

オーディオ形式への変換:着信メッセージ

この VPIM ロケーションに対応するリモート システムからの着信メッセージを別のオーディオ形式に変換する必要があるかどうかを指定します。リモート システムからのメッセージとボイス名(含まれている場合)は、選択したオーディオ形式で保存されます。次のオプションから選択します。

[着信メッセージの変換なし]:着信メッセージは別のオーディオ形式に変換されません。送信時と同じ形式でメッセージを保存する場合は、このオプションを選択します。通常、リモート システムが別の Cisco Unity サーバである場合にだけ、このオプションを選択します。この作業により、G.726 以外の形式でメッセージを送信できます。その他のボイス メッセージ システムについては、ドキュメントを参照して、システムで VPIM メッセージ用にサポートされているオーディオ形式を確認してください。

[G.711 (mu-law)]:着信メッセージは G.711 形式に変換されます。Cisco Unity および Cisco CallManager は、このオーディオ形式に完全対応しています。コーデックは Windows によって自動的にインストールされます。

[GSM 6.10]:着信メッセージは GSM 6.10 形式に変換されます。Cisco Unity および Cisco CallManager は、このオーディオ形式に完全対応しています。コーデックは Windows によって自動的にインストールされます。

[G.729a]:着信メッセージは G.729a 形式に変換されます。Cisco Unity および Cisco CallManager は、このオーディオ形式に完全対応しています。コーデックは Cisco Unity によって自動的にインストールされます。

ローカル Cisco Unity サーバがメッセージの録音と再生に使用するオーディオ形式と同じ形式で着信 VPIM メッセージを保存することをお勧めします。ただし、着信 VPIM メッセージを別のオーディオ形式で保存する場合は、適切なコーデックがすべての Cisco Unity サーバと、メッセージにアクセスするその他のコンピュータにインストールされていることを確認してください。特に、次の点に注意します。

組織内に相互に接続されている複数の Cisco Unity サーバがある場合は、すべての Cisco Unity サーバにコーデックがインストールされている必要があります。

ユーザが ViewMail for Microsoft Outlook または Cisco Unity Inbox を使用してメッセージを聞く場合は、各ユーザのワークステーションにコーデックがインストールされている必要があります。

着信メッセージを G.711、G.729a、GSM 6.10、または G.726 以外の形式から変換する場合は、ボイス コネクタがインストールされた Exchange サーバに適切なコーデックがインストールされている必要があります。

オーディオ形式への変換:発信メッセージ

Cisco Unity からこの VPIM ロケーションに対応するリモート システムへの発信メッセージを別のオーディオ形式に変換する必要があるかどうかを指定します。メッセージとボイス名(含まれている場合)は、選択したオーディオ形式で送信されます。次のオプションから選択します。

[発信メッセージの変換なし]:発信メッセージは別のオーディオ形式に変換されません。録音時と同じ形式でメッセージを送信する場合は、このオプションを選択します。通常、リモート システムが別の Cisco Unity サーバである場合にだけ、このオプションを選択します。その他のボイス メッセージ システムについては、ドキュメントを参照して、システムで VPIM メッセージ用にサポートされているオーディオ形式を確認してください。

[G.726]:発信メッセージは G.726 形式に変換されます。これは、VPIM Version 2 仕様で必要とされる形式で、VPIM 対応のボイス メッセージ システムはすべて、この形式に対応しています。

発信メッセージを G.711、G.729a、GSM 6.10 以外の形式から G.726 に変換する場合は、ボイス コネクタがインストールされた Exchange サーバに適切なコーデックがインストールされている必要があります。

Cisco Unity からの送信メッセージには、次のものが含まれています。発信者の録音名

このチェックボックスをオンにすると、この VPIM ロケーションに送信された各メッセージの先頭に、発信者である Cisco Unity ユーザの録音名が追加されるようになります。

一部のレガシー システムでは、発信者の名前の録音と vCard を使用してディレクトリ エントリが作成される場合があります。リモート システムが Cisco Unity(Microsoft Exchange 版)である場合、名前の録音と vCard がディレクトリ エントリの作成または更新に使用されることがあります。ローカル Cisco Unity ユーザに対応するディレクトリ エントリがリモート システムにない場合は、受信者がメッセージを聞くときに発信者を識別できるように、名前の録音を送信する必要がある場合があります。

Cisco Unity からの送信メッセージには、次のものが含まれています。発信者の
vCard

このチェックボックスをオンにすると、ボイス コネクタによって、この VPIM ロケーションへの発信メッセージに、発信者である Cisco Unity ユーザに関する情報を含む vCard が添付されるようになります。vCard には発信者に関する次の情報が含まれます。

名前

電話番号

電子メール アドレス

一部のレガシー システムでは、発信者の名前の録音と vCard を使用してディレクトリ エントリが作成される場合があります。リモート システムが Cisco Unity(Microsoft Exchange 版)であり、このシステムに対応する発信ロケーションの VPIM ユーザの自動作成、自動更新、および自動削除を許可するように設定されている場合、このデータがディレクトリ エントリの作成または更新に使用されることがあります。

着信プライベート メッセージの暗号化

このチェックボックスをオンにすると、この発信ロケーションでユーザによって送信される着信プライベート ボイス メッセージが暗号化されます。

プライベート ボイス メッセージは、ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバに到達するまで暗号化されず、安全ではありません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

発信プライベート
メッセージの暗号解除

このチェックボックスをオンにすると、この発信ロケーションでユーザに送信される安全な発信プライベート ボイス メッセージが暗号解除されます。

発信ロケーションに対して安全な発信プライベート メッセージの暗号解除を有効にすると、プライベートと安全のマークの付いたボイス メッセージをこのロケーションから他のロケーションのユーザに送信できます。このようなボイス メッセージは、ボイス コネクタを離れるときに暗号解除されるため、その時点から安全ではなくなります。ユーザが暗号解除された安全なプライベート ボイス メッセージを受け取ると、そのメッセージにはプライベート メッセージのマークが付いており、プライベート メッセージとして再生されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

 

Bridge 発信ロケーションのプレフィックス

次の表に Bridge 発信ロケーションのプレフィックスについての詳細を示します。

 

表25-8 [ネットワーク] >[発信ロケーション] >[プレフィックス]ページ

フィールド
説明

このロケーションに割り当てられたプレフィックス

この発信ロケーションに対応する Octel ノードのプレフィックス(複数可)を入力します。プレフィックスはオプションですが、番号計画で必要とされる数だけプレフィックスを入力できます。数字だけで、最大 21 桁で入力します。最小桁数は 1 桁です。各プレフィックスは、グローバル ディレクトリ内の他のプレフィックスに対して一意である必要があります。

Octel ユーザは、Octel アナログ ネットワーク内の他のノード上のユーザにメッセージを送信する場合、メッセージの宛先としてネットワーク アドレスを入力します。ネットワーク アドレスは、リモート サーバを識別するノード プレフィックスと、受信者のメールボックス番号から構成されます。多くの場合、プレフィックスは、宛先ノードが配置されている場所の市外局番、または電話システムのダイヤル計画で定義されているプレフィックスと同じです。したがって、ユーザは、ネットワーク メッセージの宛先を指定する場合、電話をかけるときと同じ番号を使用できます。

Cisco Unity では、番号計画によってプレフィックスはオプションとなります。Cisco Unity ユーザがロケーションのダイヤル ID の後に受信者のメールボックス番号を入力して Octel ユーザにメッセージを送信できる場合、プレフィックスは不要です。

ロケーションが割り当てられたプレ
フィックス

すべての発信ロケーション用のプレフィックスが表示されます。

 

発信ロケーション ユーザ作成の設定

次の表に、発信ロケーションに基づいて設定可能な、自動作成 Bridge ユーザの設定の詳細を示します。

発信ロケーションに基づいて設定可能な、自動作成 VPIM ユーザの設定の詳細については、「VPIM 発信ロケーション ユーザ作成の設定」を参照してください。

 

表25-9 [ネットワーク] >[発信ロケーション] >[ユーザ作成]ページ

フィールド
説明

テキスト名にコンマがない場合

コンマを含まない Octel テキスト名が自動作成された Bridge ユーザの姓と名に解析される方法を指定します。次のいずれかを選択します。

「名前(名) 苗字(姓)」として認識

「苗字(姓) 名前(名)」として認識

Cisco Unity では、ユーザの姓と名がディレクトリ内で別のフィールドとして格納されるため、ディレクトリ検索を、姓または名のいずれかで設定できます。ただし、Octel ユーザ名は 1 つの名前として格納されます。Bridge が新しい Bridge ユーザの作成要求を送信すると、ここで選択した規則に従って CsBridgeConnector サービスにより 1 つの Octel テキスト名が解析されます。

たとえば、[「名前(名) 苗字(姓)」として認識]を選択した場合、Octel テキスト名「Terry Campbell」は「Terry」が名で「Campbell」が姓であると解析されます。

[「苗字(姓) 名前(名)」として認識]を選択した場合、Octel テキスト名「Bader Kelly」は「Kelly」が名で「Bader」が姓であると解析されます。

デフォルトは、[「苗字(姓) 名前(名)」として認識]です。

テキスト名のマッピング

Octel テキスト名を自動作成 Bridge ユーザの表示名にマップする方法を指定します。この設定は、Bridge ユーザ名がどのように Outlook アドレス帳に表示されるかを制御します。一般的には、ユーザが Outlook を使用してメッセージを宛先指定するときに Bridge ユーザと電子メール ユーザ アカウントを区別できるように、カスタム マッピングを使用して表示名に「- Voice Mail」などのテキストを追加する必要があります。次のいずれかを選択します。

[Octel テキスト名を Cisco Unity Bridge ユーザ名にマッピング]:このオプションをクリックすると、Bridge ユーザの表示名は、対応する Octel テキスト名と同じになります。

[カスタム マッピング]:このオプションをクリックして、Octel テキスト名を Bridge ユーザの表示名にマップする方法を定義する規則を入力します。任意の追加テキストと、トークン <FirstName>、<LastName>、または <TextName> の任意の組み合せを入力します。<FirstName>、<LastName>、または <TextName> が規則の最初でない限り、これらの前に必ずスペース、コンマ、またはセミコロンを入力します。また、これらのトークンが規則の最後でない限り、各トークンの後に必ずスペース、カンマ、またはセミコロンを入力します。規則の最初または最後に、特別な文字を入力する必要はありません。

たとえば、Octel テキスト名が「Bader, Kelly」とします。

規則 <TextName> では、表示名 Bader, Kelly が生成されます。

規則 <FirstName> <LastName> では、表示名 Kelly Bader が生成されます。

規則 <TextName> (Voice mail) では、表示名 Bader, Kelly (Voice mail) が生成されます。

非表示にしない限り、Bridge ユーザの表示名は Microsoft Outlook のアドレス帳および Cisco Personal Communications Assistant に表示されます。他のユーザが Bridge ユーザに電子メールを送信することを防ぐために、Bridge ユーザの名前に「(Voice mail)」などの語を付加できます。

デフォルトは、[Octel テキスト名を Cisco Unity Bridge ユーザ名にマッピング]です。

Bridge ユーザの自動作成では、プライマリ内線番号にロケーション ダイヤル ID を含めてください。

このチェックボックスをオンにすると、CsBridgeConnector サービスによって Bridge ユーザが作成されるとき、リモート メールボックス番号の前に発信ロケーションのダイヤル ID が付加されてプライマリ内線番号が構成されるようになります。

 

VPIM 発信ロケーション ユーザ作成の設定

次の表に、VPIM ユーザの作成、修正、および削除の各操作が自動的に行われるかどうか、自動更新が有効であるかどうか、着信メッセージの情報がどのようにレコードの作成または修正に使用されるかを制御するための、発信ロケーションごとの設定についての詳細を示します。

 

表25-10 [ネットワーク] >[発信ロケーション] >[ユーザ作成]ページ

フィールド
説明

VPIM ユーザの自動作成

このチェックボックスをオンにすると、ボイス コネクタから Add-New-Subscriber 要求を受信した場合、CsVPIMConnector サービスは VPIM ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先を自動的に作成できます。

このチェックボックスがオフの場合、この発信ロケーションで発信者からメッセージを受信したときに、ボイス コネクタは Add-New-Subscriber 要求を生成しません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

VPIM ユーザの自動修正

このチェックボックスをオンにすると、ボイス コネクタから Modify-Subscriber 要求を受信した場合、CsVPIMConnector サービスは VPIM ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先を自動的に変更できます。

このチェックボックスをオンにした場合は、ボイス コネクタがどのような場合に
Modify-Subscriber 要求を生成するかを指定します。

[テキスト名を変更する時のみ]:VPIM メッセージで受信したテキスト名が VPIM ユーザの表示名と一致しない場合にだけ、VPIM ユーザ レコードが更新されます。

[各 VPIM メッセージ]:この発信ロケーションにおけるリモート発信者からの着信 VPIM メッセージごとに、対応する VPIM ユーザが更新されます。

このチェックボックスがオフの場合、この発信ロケーションで発信者からメッセージを受信したときに、ボイス コネクタは Modify-Subscriber 要求を生成しません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

VPIM ユーザの自動削除

このチェックボックスをオンにすると、ボイス コネクタから Delete-Subscriber 要求を受信した場合、CsVPIMConnector サービスは VPIM ユーザ、関連付けられた Active Directory 接続先、およびその他の関連付けられたプロパティ(パブリック同報リストやプライベート同報リストのメンバーシップなど)を自動的に削除できます。

このチェックボックスがオフの場合、nondelivery receipt(NDR; 不達確認)を受信しても、ボイス コネクタは Delete-Subscriber 要求を生成しません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

VPIM ユーザ情報取得元

VPIM ユーザ レコードを作成または更新するためのテキスト名および内線番号情報の取得元を指定します。次のいずれかを選択します。

[発信者の vCard]:vCard(電子ビジネス カード)添付を使用します。メッセージの最新部分の vCard だけが処理されます。着信メッセージに vCard が含まれない場合、ディレクトリの更新は行われません。

[VPIM メッセージのヘッダー]:VPIM メッセージ ヘッダーのフィールドの情報を使用します。ディレクトリ変更に必要な一部のフィールドがヘッダーに含まれていない場合、更新は行われません。

デフォルトは[発信者の vCard]です。

VPIM ユーザ テンプレート

新規 VPIM ユーザ アカウントの基準となるテンプレートを選択します。選択するテンプレートは、ユーザ設定のほとんどに影響します。

デフォルトでは、自動作成 VPIM ユーザには、あらかじめ定義された Default Subscriber テンプレートが使用されますが、別のテンプレートを選択することもできます。

VPIM ユーザの表示名更新

このチェックボックスをオンにすると、ボイス コネクタから Modify-Subscriber 要求を受信した場合、CsVPIMConnector サービスは VPIM ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先の表示名を自動的に変更できます。

このチェックボックスがオフの場合、Modify-Subscriber 要求を受信すると、CsVPIMConnector サービスは姓と名のフィールドおよび名前の録音を変更しますが、表示名は変更しません。そのため、アドレス帳に表示される表示名と名前の入力に使用される姓名の間で不一致が生じたり、メッセージがこのユーザに宛先指定されるときに確認として再生される名前の録音で不一致が生じたりすることがあります。これは、特に、リモート メッセージ システムでメールボックス番号が別の所有者に再割り当てされたときに当てはまります。

デフォルトでは、チェックボックスはオンになっています。

リモート ボイス名のない VPIM ユーザ

このチェックボックスをオンにすると、ディレクトリ更新の基礎として使用される着信 VPIM メッセージに名前の録音が含まれない場合でも、CsVPIMConnector サービスは VPIM ユーザを作成または変更できます。

このチェックボックスがオフである場合、Originator-Spoken-Name 添付を含まない着信メッセージに対して新しい VPIM ユーザは作成されません。着信メッセージの発信者が既存の VPIM ユーザと一致し、VPIM ユーザの自動修正が有効である場合、メッセージに名前の録音が存在しないとその VPIM ユーザは削除されます。

このチェックボックスがオンである場合、Originator-Spoken-Name 添付を含まない着信メッセージの発信者が既存の VPIM ユーザと一致し、VPIM ユーザの自動修正が有効である場合、既存の名前の録音が削除されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオンになっています。

テキスト名にコンマがない場合

コンマを含まないテキスト名が自動作成されたエントリの姓と名に解析される方法を指定します。次のいずれかを選択します。

「名前(名) 苗字(姓)」として認識

「苗字(姓) 名前(名)」として認識

Cisco Unity では、ユーザの姓と名がディレクトリ内で別のフィールドとして格納されるため、ディレクトリ検索を、姓または名のいずれかで設定できます。ただし、リモート メッセージ システムによって送信されたテキスト名が 1 つの名前として送信されることがあります。1 つのテキスト名フィールドが、ここで選択する規則によって解析されます。

たとえば、[「名前(名) 苗字(姓)」として認識]を選択した場合、テキスト名「Terry Campbell」は「Terry」が名で「Campbell」が姓であると解析されます。

[「苗字(姓) 名前(名)」として認識]を選択した場合、テキスト名「Bader Kelly」は「Kelly」が名で「Bader」が姓であると解析されます。

VPIM ロケーションのデフォルトは、[名前(名) 苗字(姓)」として認識]です。

テキスト名のマッピング

着信メッセージ上のテキスト名を自動作成エントリの表示名にマップする方法を指定します。次のいずれかを選択します。

[VPIM ユーザの表示名へ]:このオプションをクリックすると、VPIM ユーザの表示名が、対応するテキスト名と一致するようになります。

[カスタム マッピング]:このオプションをクリックして、テキスト名を VPIM ユーザの表示名にマップする方法を定義する規則を入力します。任意の追加テキストと、トークン <FirstName>、<LastName>、または <TextName> の任意の組み合せを入力します。<FirstName>、<LastName>、または <TextName> が規則の最初でない限り、これらの前に必ずスペース、コンマ、またはセミコロンを入力します。また、これらのトークンが規則の最後でない限り、各トークンの後に必ずスペース、カンマ、またはセミコロンを入力します。つまり、規則の最初または最後を除き、トークンと追加テキストの間にはスペース、コンマ、またはセミコロン セパレータを入力する必要があります。

たとえば、テキスト名が「Bader, Kelly」とします。

規則 <TextName> では、表示名 Bader, Kelly が生成されます。

規則 <FirstName> <LastName> では、表示名 Kelly Bader が生成されます。

規則 <TextName> (Voice mail) では、表示名 Bader, Kelly (Voice mail) が生成されます。

非表示にしない限り、VPIM ユーザの表示名は Microsoft Outlook のアドレス帳および Cisco Personal Communications Assistant に表示されます。他のユーザが VPIM ユーザに電子メールを送信することを防ぐために、VPIM ユーザの名前に「(Voice mail)」などの語を付加できます。

テキスト名のデフォルトのマップ方法は、[VPIM ユーザの表示名へ]です。

VPIM ユーザの内線番号マップ先

着信メッセージ上の電話番号を自動作成 VPIM ユーザの内線番号にマップする方法を指定します。次のいずれかを選択します。

[電話番号]:このオプションをクリックすると、VPIM ユーザの内線番号が、着信 VPIM メッセージから解析された電話番号と同じになります。

[電話番号 - リモート電話プリフィックス]:このオプションをクリックすると、電話番号の先頭からリモート電話プレフィックスを削除することによって、VPIM ユーザの内線番号が作成されます。

[ロケーション ダイヤル ID + 電話番号]:このオプションをクリックすると、電話番号の前にロケーション ダイヤル ID を追加することによって、VPIM ユーザの内線番号が作成されます。

[ロケーション ダイヤル ID +(電話番号 - リモート電話プリフィックス)]:このオプションをクリックすると、電話番号の先頭からリモート電話プレフィックスを削除してから、その番号の前にロケーション ダイヤル ID を追加することによって、VPIM ユーザの内線番号が作成されます。

このマッピングは、VPIM ユーザの内線番号を作成する場合にだけ適用されます。リモート メールボックス番号には適用されません。さらに、内線番号のマッピングは、ユーザの作成時にだけ適用され、内線番号をマップする規則が変更された場合でも、自動修正によって変更されません。ユーザの作成後に規則を変更する場合は、Cisco Unity システム管理または Bulk Edit ツールを使用して、既存の VPIM ユーザの内線番号を手動で更新できます。また、既存のユーザを削除すると、そのユーザが自動的に再作成されるときに、そのユーザの内線番号は新しいマッピング規則に従います。

選択したオプションを使用して、着信メッセージ内の電話番号を内線番号に正常にマップできなかった場合、VPIM ユーザの作成は失敗することに注意してください。

デフォルトは、[電話番号]です。

 

ダイヤル ドメイン オプション

ダイヤル ドメイン オプションを使用すると、同じダイヤル ドメインに属する、ネットワーク接続された Cisco Unity サーバに対して次の機能を有効にできます。

クロスサーバ ログオン(Cisco CallManager 連動に限り使用可能)。クロスサーバ ログオンを使用すると、ユーザが組織の外部から Cisco Unity にログオンするときに呼び出す 1 つの番号を複数のユーザに提供できます。ユーザが 1 つの Cisco Unity サーバ用のパイロット番号を呼び出すと、ログオンする適切なホーム Cisco Unity サーバに転送されます。

この機能の用途は、ユーザが組織の外部から呼び出している場合に限られていることに注意してください。また、次のことにも注意してください。

ユーザの電話機は、通話がユーザのホーム Cisco Unity サーバに転送されるようにしておく必要があります。

内線番号から電話をかけるときは、ユーザはホーム Cisco Unity サーバの番号をダイヤルする必要があります。ユーザの電話機に、Cisco Unity にアクセスする番号をダイヤルするための 「メッセージ」 ボタンまたは短縮ダイヤル ボタンがある場合は、ユーザのホーム Cisco Unity サーバにダイヤルする設定にしておく必要があります。

自動受付およびディレクトリ ハンドラから他の Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity ユーザに転送される通話の転送方式。次のいずれかの転送方式を選択します。

電話システムへ呼び出しリリース

クロスサーバ転送(Cisco CallManager 連動に限り使用可能)

他の Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity ユーザへの Live Reply 通話の転送方式。別の Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity ユーザからのメッセージに対して、そのユーザに電話をかけることで応答できます。ユーザが Live Reply 機能へのアクセスを許可されるかどうかは、サービス クラス メッセージの設定によって制御されます。詳細については、「サービス クラスのメッセージ設定」を参照してください。Live Reply 通話では、次のいずれかの転送方式を選択します。

電話システムへ呼び出しリリース

クロスサーバ Live Reply(Cisco CallManager 連動に限り使用可能)

次の表に、ダイヤル ドメイン設定についての詳細を示します。

 

表25-11 [ネットワーク] >[ダイヤル ドメイン] >[ダイヤル ドメイン オプション設定]ページ

フィールド
説明

ユーザは Cisco Unity にログオンするときと同じ番号をダイヤルする

(Cisco CallManager
連動に限り使用可能)

このチェックボックスをオンにすると、ユーザのホーム Cisco Unity サーバがどれであるかに関係なく、ダイヤル ドメイン内のすべてのユーザがこの Cisco Unity サーバのパイロット番号を使用して Cisco Unity にログオンできます。また、パイロット番号のセクションで、ダイヤル ドメイン内の他のすべての Cisco Unity サーバのパイロット番号を入力する必要もあります。別の Cisco Unity サーバをホームとするユーザがログオンするためにこのサーバを呼び出した場合、ホーム Cisco Unity サーバが呼び出され、その呼び出しがホーム Cisco Unity サーバに渡されて、ユーザはログオンできるようになります。

デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっています。

ユーザの電話機は、通話がホーム Cisco Unity サーバに転送される設定にしておく必要があります。また、ユーザの電話機上のボイスメール短縮ダイヤル ボタンまたは「メッセージ」ボタンは、ホーム Cisco Unity サーバを呼び出すように設定されている必要があります。

別の Cisco Unity サーバの Cisco Unity ユーザへ自動アテンダントとディレクトリ ハンドラから転送した呼び出しの転送オプション

この Cisco Unity サーバ上の自動受付またはディレクトリ ハンドラからダイヤル ドメイン内の他の Cisco Unity サーバ上のユーザへの着信転送方法を指定します。次のいずれかを選択します。

[電話システムへ呼び出しリリース]:電話システム転送へのリリース時、Cisco Unity はユーザ着信転送番号をダイヤルして電話を切ります。次の制限に注意してください。

呼び出されたユーザは、通話スクリーニング、通話保留、および接続案内機能が利用できません。

Cisco Unity サーバ間で複製されるのはユーザ着信転送番号だけで、その他の着信転送設定は複製されません。ユーザ着信転送設定が[転送せずグリーティングを再生する]に設定されている場合、Cisco Unity は着信転送番号をユーザの内線番号に設定します。ユーザの内線番号が、Cisco Unity が連動している電話システム上で有効な内線番号である場合は、ユーザの電話機の呼び出し音が鳴ります。ユーザの内線番号が有効な内線番号でない場合は、着信後どのように処理されるかは、電話システムおよびその設定によって異なります。着信がユーザの内線番号に転送されるように電話システムを設定していない場合は、発信者は切断されます。

[クロスサーバの転送: 呼び出されたユーザの Cisco Unity サーバへコントロールの送付]
(Cisco CallManager 連動に限り使用可能)
:このオプションを選択すると、着信は、呼び出されるユーザのホーム Cisco Unity サーバにまず転送されます。次に、ホーム Cisco Unity が、呼び出されているユーザの着信転送設定を確認してから、ユーザに着信を転送します。このオプションを使用するには、パイロット番号のセクションで、ダイヤル ドメイン内の他のすべての Cisco Unity サーバのパイロット番号を入力する必要もあります。

ユーザは、別の Cisco Unity サーバで Cisco Unity ユーザをコールバックできます。

この Cisco Unity サーバをホームとして、適切なサービス クラス権限を持つユーザが、ダイヤル ドメイン内の異なる Cisco Unity サーバ上の別のユーザからのメッセージに対して、そのユーザに電話をかけることで応答できるかどうかを示します。言い換えると、ダイヤル ドメイン内の異なる Cisco Unity サーバ上のユーザ間で Live Reply が許可されるかどうかを示します。このボックスがオンである場合は、Live Reply 通話の転送メカニズムを指定します。次のいずれかを選択します。

[電話システムへ呼び出しリリース]:電話システム転送へのリリース時、Cisco Unity はユーザ着信転送番号をダイヤルして電話を切ります。次の制限に注意してください。

呼び出されたユーザは、通話スクリーニング、通話保留、および接続案内機能が利用できません。

Cisco Unity サーバ間で複製されるのはユーザ着信転送番号だけで、その他の着信転送設定は複製されません。ユーザ着信転送設定が[転送せずグリーティングを再生する]に設定されている場合、Cisco Unity は着信転送番号をユーザの内線番号に設定します。ユーザの内線番号が、Cisco Unity が連動している電話システム上で有効な内線番号である場合は、ユーザの電話機の呼び出し音が鳴ります。ユーザの内線番号が有効な内線番号でない場合は、着信後どのように処理されるかは、電話システムおよびその設定によって異なります。着信がユーザの内線番号に転送されるように電話システムを設定していない場合は、発信者は切断されます。

[クロスサーバのlive reply: 呼び出されたユーザの Cisco Unity サーバへコントロールの送付] (Cisco CallManager 連動に限り使用可能) :Live Reply 通話は、最初にホーム Cisco Unity サーバに転送され、そのサーバで返信ユーザの着信転送設定を確認してから、通話が転送されます。このオプションを使用するには、パイロット番号のセクションで、ダイヤル ドメイン内の他のすべての Cisco Unity サーバのパイロット番号を入力する必要もあります。

Live Reply が有効な場合、電話でメッセージを聞いているユーザは、4-4 を押して Cisco Unity がユーザを直接呼び出すようにすることで、ユーザ メッセージに応答できます(オプション カンバセーション1 を使用しているユーザは、8-8 を押すと Live Reply を使用できます)。ユーザが Live Reply 機能へのアクセスを許可されるかどうかは、サービス クラスの設定によって決まります。Live Reply は、[ユーザ] >[サービス クラス] >[メッセージ]ページで有効にします。

デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっており、ユーザは他のサーバ上の Cisco Unity ユーザからのメッセージに対して Live Reply することはできません。ダイヤル ドメイン内の他の Cisco Unity サーバのアカウントを持つ AMIS ユーザ、Bridge ユーザ、または VPIM ユーザに、Live Reply オプションを使用して折り返し電話する場合、Live Reply 通話は電話システムを介して転送(リリース)され、クロスサーバ転送機能は使用されません。

呼び出しを行っている方に処理していることがわかるように、クロスサーバでのログオン、転送、
Live Reply中には、プロンプトを再生する

このチェックボックスをオンにすると、発信者に対して、ログオン時、転送時、および別の Cisco Unity サーバに対する Live Reply 時にプロンプトが再生されます。電話システムによっては、Cisco Unity がホーム Cisco Unity サーバを検索してパイロット番号をダイヤルし、着信に対する制御をホーム Cisco Unity サーバに渡すするまでに数分かかることがあります。何らかの処理が実行されていることを発信者に知らせる「しばらくお待ちください」というプロンプトが再生されるように Cisco Unity を設定する必要がある場合もあります。

サーバ名

表示だけです。ダイヤル ドメイン内の別の Cisco Unity サーバの名前を表示します。

パターン番号

この行の[サーバ名]フィールドに名前が表示されている Cisco Unity サーバをローカル Cisco Unity サーバが呼び出すときにダイヤルする電話番号を入力します。数字だけを入力します。

呼び出し数

宛先 Cisco Unity サーバが応答するまでローカル Cisco Unity サーバが待機する呼び出し数を指定します。指定した回数の呼び出し音が鳴った後、宛先サーバが応答しない場合は、Cisco Unity サーバにつながらないことを知らせるプロンプトが再生され、着信はローカル Cisco Unity サーバのオープニング グリーティングに転送されます。

デフォルトは 4 です。

時間切れ

宛先サーバが着信に応答した後、ローカル Cisco Unity サーバが宛先 Cisco Unity サーバからの応答を待つ時間の長さを指定します。指定した時間内に宛先サーバからの応答がない場合は、Cisco Unity サーバにつながらないことを知らせるプロンプトが再生され、着信はローカル Cisco Unity サーバのオープニング グリーティングに転送されます。

デフォルトは 5000 ミリ秒です。

 

AMIS 発信オプションの設定

AMIS 発信オプションの設定によって、発信 AMIS 通話の属性を制御できます。この設定は、Cisco Unity サーバ上に作成される AMIS 発信ロケーションおよび AMIS ユーザすべてに適用されます。

ここで指定する設定の 1 つは、ローカル ダイヤル規制テーブルです。この規制テーブルと AMIS スケジュールとで、発信 AMIS 通話のタイミングが決まります。規制テーブルに関する基本的な情報は、「概要:規制テーブル」を参照してください。

次の表に、AMIS 発信オプションの設定についての詳細を示します。

 

表25-12 [ネットワーク] >[AMIS オプション] >[発信オプション]ページ

フィールド
説明

緊急メッセージの発信

メッセージをただちに送信するため、メッセージを緊急に指定できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにして、ローカル ダイヤル規制テーブルと AMIS スケジュールの両方を無効にします。このチェックボックスをオフにすると、Cisco Unity は、緊急メッセージを非緊急メッセージと同様に処理します。

ローカル ダイヤル規制テーブル

ただちに処理する AMIS 送信番号を決定する規制テーブルを選択します。AMIS 送信番号が規制テーブルで許可されている場合、この番号へのメッセージはただちに送信できます。AMIS 送信番号が規制テーブルで許可されていない場合、そのメッセージは AMIS スケジュールがアクティブになるまで Uamis メールボックスにキューイングされます。

デフォルトでは、[ローカル ダイヤル規制テーブル]フィールドはあらかじめ定義された Default AMIS 規制テーブルに設定されています。Default AMIS 規制テーブルを修正するか、または別の規制テーブルを選択できます。たとえば、この規制テーブルを修正して長距離発信番号を不許可にしたり、AMIS スケジュールを調整して長距離電話料金が下がるとアクティブになるようにしたりできます。

リモート システムが応答しない場合
呼出し後に切断

AMIS 通話を行うときに、リモート ノードが応答するまでに Cisco Unity が待つ呼び出し音の回数を指定します。呼び出し音を指定した回数鳴らした後、Cisco Unity は電話を切ります。デフォルト値は 4 です。

リモート システムが応答しない場合
指定回数リトライ

リモート ノードが最初の通話に応答しなかった場合、Cisco Unity が AMIS 通話をリトライする回数を指定します。デフォルト値は 4 です。

AMIS 送信を許可するスケジュールがアクティブでなくなると、Cisco Unity がこの設定に対して保持するカウントはゼロにリセットされます。

リモート システムが応答しない場合
指定時間後にリトライ

AMIS 通話に対する応答がなく、Cisco Unity が再び AMIS 通話をリトライするまでの時間(分)を指定します。デフォルト値は 5 分です。

リモート システムが通話中の場合
指定回数リトライ

Cisco Unity が最初に通話を試みた結果、通話中の場合に AMIS 通話をリトライする回数を指定します。デフォルト値は 4 です。

AMIS 送信を許可するスケジュールがアクティブでなくなると、Cisco Unity がこの設定に対して保持するカウントはゼロにリセットされます。

リモート システムが通話中の場合
指定時間後にリトライ

Cisco Unity が通話中信号を受信してから再び AMIS 通話をリトライするまでの時間(分)を指定します。デフォルト値は 5 分です。

 

AMIS スケジュールの設定

AMIS スケジュールと AMIS 規制テーブルで、発信 AMIS 通話のタイミングが決まります。発信 AMIS メッセージの送信番号が AMIS 規制テーブルによって許可されている場合、メッセージはただちに送信されます。このとき、スケジュール設定は適用されません。送信番号が AMIS 規制テーブルによって許可されていない場合、スケジュールによってそのメッセージをいつ送信するかが決まります。このとき、AMIS 規制テーブルによって許可されていない送信番号に対してメッセージをいつ送信するかは、スケジュールによって決まります。

Cisco Unity は発信ロケーションへのメッセージを、バッチあたり最大 9 件で、バッチ送信します。スケジュールがアクティブでなくなったとき、AMIS 送信が継続中の場合、送信はバッチ全体が完了するまで行われます。しかし、キューに残っているが、送信処理中のバッチに入っていないメッセージはすべて、スケジュールにおいて次にアクティブになるまで、キューイングされます。キューイングされたメッセージは、UAmis メールボックスに格納されます。

AMIS メッセージの転送は長時間ボイス ポートを占有する可能性があるため、発信 AMIS 通話のスケジュールは時間外または Cisco Unity が多数の通話を処理していないときに行います。さらに、AMIS 送信番号のほとんど、あるいはすべてが長距離用である場合、長距離電話料金が下がったときに AMIS 通話をスケジュールできます。

次の表に、AMIS スケジュールの設定についての詳細を示します。

 

表25-13 [ネットワーク] >[AMIS オプション] >[スケジュール]ページ

フィールド
説明

個々のブロックをクリックして時間の設定を行います。

非アクティブからアクティブ時間に変更するには、グリッド内のブロックをクリックします。変更を取り消す場合は、そのグリッド内のブロックを再度クリックします。UAmis メールボックスにキューイングされているメッセージは、スケジュール上でアクティブな時間内に限り送信されます。ある 1 日につき、アクティブおよび非アクティブ時間を設定したら、[スケジュール コピー(1 日当たり)]ボックスを使用してその設定を他の日にもコピーできます。

スケジュール コピー(1 日当たり)

2 日以上に渡って同じブロックをクリックする必要をなくすには、[スケジュール コピー(1 日当たり)]および[>>]を使用します。コピーする日を選択し、そのスケジュール設定のコピー先となる日を選択します。

 

Bridge ユーザ作成オプションの設定

このユーザ作成オプションは、ブリッジヘッド サーバ上に作成されるすべての自動作成 Bridge ユーザに適用されます。

次の表に、Bridge ユーザ オプションの設定についての詳細を示します。

 

表25-14 [ネットワーク] >[Bridge オプション] >[ユーザ作成オプション]ページ

フィールド
説明

ユーザ テンプレート

新規 Bridge ユーザ アカウントの基準となるテンプレートを選択します。このテンプレートは、ユーザ設定のほとんどに影響します。

デフォルトでは、自動作成 Bridge ユーザには、あらかじめ定義された Bridge Subscriber テンプレートが使用されますが、別のテンプレートを選択することもできます。デフォルトでは、Bridge Subscriber テンプレートを使用して作成された Bridge ユーザは、All Subscribers 同報リストには追加されず、Cisco Unity 電話ディレクトリにも登録されません。

Bridge ユーザの自動作成の許可

このチェックボックスをオンにすると、Bridge から Add-New-Subscriber 要求を受信した場合、CsBridgeConnector サービスは Bridge ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先を自動的に作成できます。

このチェックボックスをオフにすると、既存の Bridge ユーザに一致しない Add-New-Subscriber 要求は、処理されずに破棄されます。

この設定は、[Bridge ユーザ名の自動修正の許可]および[Bridge ユーザの録音ボイス名の自動修正の許可]の設定よりも優先されます。[Bridge ユーザの自動作成の許可]チェックボックスがオンの場合、既存の Bridge ユーザのリモート アドレスと一致しない Add-New-Subscriber 要求を受信すると、下記の修正設定に関係なく、要求で受信したテキスト名およびボイス名(適用可能な場合)に基づいて Bridge ユーザが作成されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

Bridge ユーザの自動削除の許可

このチェックボックスをオンにすると、Bridge から Delete-Subscriber 要求を受信した場合、
CsBridgeConnector サービスは Bridge ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先を自動的に削除できます。

このチェックボックスをオフにすると、Bridge から受信した Delete-Subscriber 要求は、処理されずに破棄されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

Bridge ユーザ名の自動修正の許可(名、姓、表示)

このチェックボックスをオンにすると、Bridge から Change-Text-Name 要求を受信した場合、
CsBridgeConnector サービスは Bridge ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先の姓、名、および表示名を自動的に変更できます。さらに、既存の Bridge ユーザと一致する
Add-New-Subscriber 要求を Bridge から受信した場合、CsBridgeConnector サービスは、Bridge ユーザおよび関連付けられた Active Directory 接続先の姓、名、および表示名を変更します。

このチェックボックスをオフにすると、Change-Text-Name 要求、および既存の Bridge ユーザと一致する Add-New-Subscriber 要求は、処理されずに破棄されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

Bridge ユーザの録音ボイス名の自動修正の許可

このチェックボックスをオンにすると、Bridge から Change-Spoken-Name 要求を受信した場合、CsBridgeConnector サービスは Bridge ユーザの名前の録音を自動的に変更できます。

さらに、既存の Bridge ユーザと一致する Add-New-Subscriber 要求を Bridge から受信した場合、
CsBridgeConnector サービスは、Bridge ユーザの名前の録音を自動的に変更できます。

このチェックボックスをオフにすると、既存の Bridge ユーザと一致する Add-New-Subscriber 要求、および Change-Spoken-Name 要求は、処理されずに破棄されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

 

Bridge 同期化オプションの設定

Bridge 同期化オプションを使用すると、Cisco Unity ユーザ データと、選択した Bridge サーバ(複数可)上のディレクトリとの完全なディレクトリ同期化を強制的に行うことができます。Cisco Unity ユーザ データだけが Bridge に送信されることに注意してください。Cisco Unity は、Bridge ユーザに関する情報を送信しません。

次の表に、Bridge 同期化オプションの設定についての詳細を示します。

 

表25-15 [ネットワーク] >[Bridge オプション] >[Bridge 同期化オプション]ページ

フィールド
説明

Unity ノード ID

Cisco Unity ユーザに定義されているシリアル番号のリストが表示されます。これらは、Cisco Unity ブリッジヘッド サーバおよび Bridge サーバが Octel アナログ ネットワーク内で示すノードのシリアル番号です。

Cisco Unity Bridge サーバ:選択

Cisco Unity ユーザ情報の送信先となる各 Bridge サーバ アドレスの隣のチェックボックスをオンにします。ディレクトリ情報の送信先となる Bridge サーバに、[Unity ノード ID]テーブルに一覧表示されている各シリアル番号の Unity ノードが設定されていることを確認してください。

同期化

このボタンをクリックして、Cisco Unity 上のユーザ データを、選択した Bridge サーバ上のユーザ ディレクトリに完全に同期化させます。

新しく作成されたユーザに関するディレクトリ データが Bridge に自動的に送信されるようにするには、Cisco Unity 内にユーザを作成してから、対応する Unity ノードを Bridge 上に作成します。逆に、Bridge 上に Unity ノードを作成してから同じシリアル番号を持つユーザを作成した場合は、強制的に同期化を行う必要があります。選択した Bridge サーバ全体の完全な同期化を強制的に行うには、[同期化]をクリックします。また、Bridge サーバ上で Unity ノードを削除してから再び追加して、特定の Unity ノードの同期化を強制的に行うこともできます。

正常に動作している間は、Cisco Unity が、通常ベースでユーザ情報を Bridge に自動的に同期化します。ユーザ アカウントが追加、削除、または修正されたときは、Cisco Unity がアカウント情報を Bridge に送信します。他の Octel ノードが Cisco Unity ユーザのボイス名およびテキスト名を検索する管理通話を発信すると、Bridge はこの情報を他の Octel ノードも利用できるようにします。

Cisco Unity サーバ、Bridge、または Bridge へのネットワーク接続が長期間ダウンした場合、および Cisco Unity にあるユーザ情報に多数の変更が加えられた場合は、強制同期化を行います。

ディレクトリの同期化は、メッセージ送受信に大きな影響は与えません。ユーザは、ディレクトリが同期化されていなくても、メッセージの送受信は継続します。

完全同期化に必要な時間は、Bridge へのネットワーク接続、ディレクトリの大きさ、ユーザが録音されたボイス名を持っているかどうか、ボイス名の録音に使用されるコーデックなど、多数の要因によって決まります(ボイス名データは、Bridge に送信される他のユーザ情報に比べて大きい)。

Cisco Unity から Bridge への完全同期化にかかる時間について、参考として、テストから得られたいくつかの例を次に示します。

G.711 コーデックで録音された 5 秒のボイス名を持っている 1,000 ユーザ:約 5 時間

録音されたボイス名を持っていない 1,000 ユーザ:約 3 分

G.711 コーデックで録音された 2.5 秒のボイス名を持っている 1,000 ユーザ:約 2.5 時間

G.729a コーデックで録音された 2.5 秒のボイス名を持っている 1,000 ユーザ:約 1 時間

 

Bridge の不明な発信者オプションの設定

不明な発信者(身元不明発信者または外部発信者)が組織の自動受付に発信した場合は、Bridge ユーザの内線番号をダイヤルするか、または電話ディレクトリで Bridge ユーザを検索して(Bridge ユーザが登録されている場合)、メッセージを残すことができます。不明な発信者からのメッセージが Octel システム上の受信者に届くようにするには、Octel が要求する形式でメッセージ ヘッダーに「from」アドレスを含める必要があります。不明な発信者オプションを使用すると、Cisco Unity が身元不明発信者から Bridge ユーザへのメッセージの「from」アドレスに使用する、ノード ID(シリアル番号)と旧メールボックス ID を指定できます。

相互にデジタル ネットワーク接続されている複数の Cisco Unity サーバを持つ組織では、不明な発信者設定はブリッジヘッド サーバ上だけで設定されます。この設定は、ブリッジヘッド サーバ上に作成された発信ロケーション宛のすべての身元不明発信者メッセージに適用されます。

次の表に、不明な発信者オプションの設定についての詳細を示します。

 

表25-16 [ネットワーク] >[Bridge オプション] >[不明な発信者]ページ

フィールド
説明

旧メールボックス ID

身元不明発信者から Bridge ユーザに残されるメッセージ用のメールボックス番号を入力します。Octel ノードに送信されるメッセージの場合、Octel アナログ ネットワークではメッセージの送信者がメールボックス番号とシリアル番号を持つ必要があります。

0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。スペースは入れないでください。一般的なメールボックス番号は 3 ~ 10 文字です(ただし、最大で 64 文字まで可能です)。

ノード ID

身元不明発信者から Bridge ユーザに残されるメッセージ用のシリアル番号をリストから選択するか、または入力します。Bridge サーバ上で Unity ノードに割り当てられているシリアル番号の中からシリアル番号を選択します。

0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。スペースは入れないでください。一般的なシリアル番号は、4 ~ 5 桁です(ただし、最大で 64 文字まで可能です)。