Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Lotus Domino版)Release 4.0(4)
ユーザ アカウントの作成
ユーザ アカウントの作成
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ユーザ アカウントの作成

概要:ユーザ アカウントの作成

一般ユーザ アカウント作成の準備

サイト固有の検討事項

作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法

Cisco Unity データの保管場所

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用した複数のユーザ アカウントの作成

メッセージ ストア ディレクトリから直接のユーザ データ インポート

CSV ファイルからのユーザ データ インポート

Cisco Unity Bulk Import ウィザードの実行

インポート エラーの修正

Cisco Unity システム管理を使用した個々のユーザ アカウントの作成

メッセージ ストアからの既存のユーザ データのインポート

ユーザ アカウントの作成後

ユーザ アカウントの作成

概要:ユーザ アカウントの作成

Cisco Unity にアカウントがある人をユーザといいます。Cisco Unity Bulk Import ウィザードまたは Cisco Unity システム管理を使用して、一般ユーザ アカウントおよびインターネット ユーザ アカウントを作成します。

Cisco Unity システム管理へのアクセス時に管理者が使用するユーザ アカウントを作成する場合は、まず、を参照してから、この章に戻ってください。

一般ユーザ アカウントの作成

一般ユーザ アカウントを作成する方法の詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「一般ユーザ アカウント作成の準備」:ユーザ アカウントを作成する前に検討する必要のある事柄について説明します。

「サイト固有の検討事項」:Cisco Unity による Windows ドメイン アカウントの処理方法、パスワードの保護についての検討事項、ユーザ アカウント情報の保管場所などについて説明します。

「Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用した複数のユーザ アカウントの作成」:Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用して、Domino ディレクトリまたは CSV ファイルからユーザ データをインポートすることによって、一般ユーザ アカウントを作成する方法について説明します。

「Cisco Unity システム管理を使用した個々のユーザ アカウントの作成」:Cisco Unity システム管理を使用して、Domino から既存のユーザ データをインポートすることによって、一般ユーザ アカウントを作成する方法について説明します。

「ユーザ アカウントの作成後」:Cisco Unity ユーザ アカウントの作成後に検討する必要のある作業の一覧を示します。

外部ユーザ アカウントの作成

インターネット ユーザを作成するには、『 Networking in Cisco Unity Guide 』の「インターネット ユーザ」の章の「インターネット ユーザ アカウントのセットアップ」を参照してください。

一般ユーザ アカウント作成の準備

この項では、ユーザ アカウントを作成する前に検討する必要のある事柄について、順を追って示します。Cisco Unity の管理に使用するユーザ アカウントを作成する場合は、以下の情報の他に、も参照する必要があります。

1. Cisco Unity コンフィギュレーションと許可

使用しているアカウントに、ユーザ アカウントを作成するための十分な権限と許可があるかどうかを確認する場合、または Cisco Unity が、メッセージ ストアを処理するよう正しく設定されているかどうかを確認する場合は、次の手順に従って SysCheck 診断ツールを実行します。

Cisco Unity SysCheck ツールを使用して、Cisco Unity の設定と許可を確認する


ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 [Tools Depot]ウィンドウの左ペインで、Diagnostic Tools ディレクトリ内の SysCheck をダブルクリックします。

ステップ 3 [Welcome to the Cisco Unity Configuration Wizard]ページで、 [コンフィギュレーション テストの選択] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

ステップ 4 Cisco Unity に接続されていないメッセージ ストアのボックスをオフにします。

ステップ 5 [テスト] をクリックします。

ステップ 6 [テスト結果]ボックスで、テスト結果を表示するリンクをクリックします。

ステップ 7 エラーが報告されていない場合は、ステップ 8 に進みます。エラーが報告されている場合は、次の手順を実行します。

a. [解決法]カラムに記載されているアドバイスに従って、コンフィギュレーションまたは許可の各エラーを修正します。

b. [Check Unity Configuration Wizard を完了しています。]ページに戻り、 [終了] をクリックします。

c. エラーが報告されなくなるまで、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 8 [終了] をクリックします。


 

2. ライセンス

作成するユーザ アカウントのタイプに必要なユーザ ライセンスがあることを確認します。購入したライセンス数、およびシステム上で使用、未使用のライセンス数を Cisco Unity システム管理の[システム] >[ライセンス]ページから表示することができます。追加ライセンスが必要な場合は、リセラーに連絡してください。ライセンス ファイルをアップグレードする必要がある場合は、『 Cisco Unity リコンフィギュレーション アップグレード ガイド 』の「Cisco Unity 4.0(4) システムへの機能の追加」の章の「Cisco Unity ユーザ ライセンスの追加」の項を参照してください。

3. アカウントの原則

アカウントの原則では、すべての Cisco Unity ユーザ アカウントのユーザ パスワードとアカウント ロックアウトが決定されます。ユーザが Cisco Unity にアクセスする方法をセキュリティで保護するために、次の 2 つのアカウントの原則を設定できます。

ユーザが電話で Cisco Unity にアクセスするときに適用されるシステム全体の電話パスワードおよびロックアウトのポリシーを設定するには、 「アカウントの原則の設定」 の章を参照してください。

ユーザが Cisco Personal Communications Assistant(PCA)などの Cisco Unity Web アプリケーションを使用して Cisco Unity にアクセスするときに適用されるシステム全体のログオン、パスワード、およびロックアウトのポリシーを設定するには、を参照してください。

アカウントの原則にはそれぞれデフォルト設定があります。このデフォルト設定は、Cisco Unity システム管理で修正できます。

(ユーザは Cisco PCA を使用して Cisco Unity Assistant にアクセスします。バージョン 3.1 以前では、Cisco Unity Assistant が ActiveAssistant(AA)と呼ばれていたことに注意してください)。

4. 拡張電話セキュリティ

ユーザが電話で Cisco Unity にアクセスするときに安全なログオン方法を使用するように、Cisco Unity ユーザ アカウントを設定できます。拡張電話セキュリティを設定する方法については、 「拡張電話セキュリティ」 の章を参照してください。拡張電話セキュリティを設定する場合は、新しいサービス クラスを作成するか、または拡張電話セキュリティを使用するユーザの既存のサービス クラスを修正することも必要です(次の作業を参照)。

5. サービス クラス

サービス クラス(COS)で Cisco Unity を使用するユーザのための制限と許可を定義します。たとえば、COS で次のことを行います。

Cisco Unity システム管理、およびテキスト/スピーチ電子メールなどの機能へのアクセス制御。

ユーザが Cisco Unity と対話する方法の制御。たとえば COS で、ユーザのメッセージおよびグリーティングの最大録音時間、ユーザを宛先検索サービスに登録するかどうか、ユーザが電話で Cisco Unity にアクセスするときに安全なログオン方法を使用するかどうか、ユーザがパブリック同報リストを使用してメッセージを送信できるかどうかを指定します。

ユーザがファックス送信、メッセージ通知、着信転送、および他の作業に使用できる電話番号を制御するための規制テーブルの指定。

Cisco Unity システム管理では、COS はユーザ テンプレートごとに指定されるため、ユーザはユーザ アカウントの基となったテンプレートで指定された COS に割り当てられます。Cisco Unity には、サービス クラスがあらかじめ設定されています。このサービス クラスは修正可能です。新しいサービス クラスを作成することもできます。詳細については、 「サービス クラスの設定」 の章を参照してください。

6. 規制テーブル

Cisco Unity システム管理の規制テーブルを使用すると、ユーザおよび管理者が次の目的に使用できる電話番号を制御できます。

通話の転送

電話が Media Master で指定された録音/再生デバイスであるか、IBM Lotus Domino Unified Communications (DUC) for Cisco が組み込まれた Lotus Notes で使用可能な VCR 型の再生/録音機で指定された録音/再生デバイスである場合の、Cisco Unity アプリケーションからの電話による録音と再生(Media Master は Cisco Unity システム管理および Cisco Unity Assistant で使用可能)

ファクシミリへのファックス送信

メッセージ到着通知の送信

システム転送

各サービスクラスでは、電話転送用、メッセージの到着通知用、およびファックス送信用の規制テーブルが指定されています。Cisco Unity には、規制テーブルがあらかじめ設定されています。この規制テーブルは修正可能です。詳細については、 「規制テーブル」 の章を参照してください。

7. パブリック同報リスト

パブリック同報リストは、ボイス メッセージを複数のユーザに同時に送信するために使用します。Cisco Unity は、ユーザ アカウントの基になるテンプレートで指定されているパブリック同報リストに新しいユーザを割り当てます。ユーザ アカウントに関連付けられているサービス クラスによって、そのユーザが Cisco Unity を使用してパブリック同報リストにメッセージを送信できるかどうかが指定されます。詳細については、 「パブリック同報リストの設定」 の章を参照してください。

8. ユーザ テンプレート

Cisco Unity システム管理では、ユーザ テンプレートを使用して、ユーザ グループの設定を指定できます。選択したテンプレートで指定されている設定は、アカウントの作成時にすべてのユーザ アカウントに適用されます。Cisco Unity にはデフォルトのユーザ テンプレートが添付されており、これらは修正することができます。追加のテンプレートはいくつでも作成できます。

ユーザ テンプレートには部署名など、特定の種類のユーザにふさわしい設定が含まれています。ユーザ テンプレートの設定には、ユーザの初期電話パスワードも含まれます。Cisco Unity を不正アクセスや料金詐欺から保護するには、テンプレート パスワードを変更し、保護する必要があります。

詳細については、 「ユーザ テンプレートの設定」 の章を参照してください。

9. サイト固有の検討事項

「サイト固有の検討事項」を参照してください。この項で示されている情報により、ユーザ アカウントの作成に使用するツール、タスク、および方法に影響がある場合があります。

サイト固有の検討事項

この項では、使用するサイトに関する重要な検討事項をいくつか説明します。ここで示されている情報により、ユーザ アカウントの作成に使用するツール、タスク、および方法に影響がある場合があります。次の項を必要に応じて参照してください。

「作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法」

「Cisco Unity データの保管場所」

作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法

Cisco Unity の一般ユーザ アカウントはそれぞれ、Domino Person ドキュメントと関連付けられます。Cisco Unity Bulk Import ウィザードまたは Cisco Unity システム管理を使用してユーザ アカウントを作成する場合は、Cisco Unity が次のことを行わないことに注意してください。

Windows ドメイン アカウント情報のインポート

Active Directory アカウントが無効な場合の有効化

ユーザの Windows ドメイン アカウントが存在しない場合の Windows ドメイン アカウントの作成

Cisco Unity システム管理およびステータス モニタが統合 Windows 認証を使用する場合、無効な Active Directory アカウントを持つユーザまたは Windows ドメイン アカウントを持たないユーザは、これらのアプリケーションにアクセスするための適切なサービス クラス特権を持っている場合でも、どちらのアプリケーションにもアクセスできないことに注意してください。Cisco Unity システム管理およびステータス モニタが Anonymous 認証方式を使用しており、管理者が Windows ドメイン アカウントの資格を使用してこれらにアクセスする場合も同様です。したがって、Cisco Unity の管理に使用するユーザ アカウントの作成後、GrantUnityAccess を使用して、ユーザ アカウントを Windows ドメイン アカウントに関連付ける必要があります。この関連付けにより、ユーザが Cisco Unity システム管理にアクセスできます。詳細については、を参照してください。

Cisco Unity システム管理およびステータス モニタが Anonymous 認証を使用し、管理者が Domino の資格を使用してこれらにアクセスする場合は、作成する各ユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを作成することも、GrantUnityAccess を使用してユーザ アカウントを Windows ドメイン アカウントに関連付けることも不要です。

Cisco Unity データの保管場所

ユーザは、Cisco Unity によってボイス メッセージが保管される Domino メール ファイルを持ちます。Cisco Unity では、Cisco Unity サーバ上の SQL データベースにユーザ アカウントの情報が保存されています。さらに、ユーザ アカウント情報の小規模のサブセットが Domino アドレス帳にも保管されています。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用した複数のユーザ アカウントの作成

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用すると、Domino ディレクトリからユーザ データを直接インポートするか、あるいはコンマ区切り値(CSV)ファイルからユーザ データをインポートすることによって、複数のユーザ アカウントを一度に作成できます。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用してユーザ アカウントを作成する方法の詳細については、次の項を参照してください。

「メッセージ ストア ディレクトリから直接のユーザ データ インポート」

「CSV ファイルからのユーザ データ インポート」

「Cisco Unity Bulk Import ウィザードの実行」

「インポート エラーの修正」

メッセージ ストア ディレクトリから直接のユーザ データ インポート

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用してユーザ データをメッセージ ストア ディレクトリから直接インポートする場合、Cisco Unity は、メールボックス データおよび Windows ドメイン アカウント情報を使用して、Cisco Unity ユーザ アカウントを作成します。

ただし、Cisco Unity Bulk Import ウィザードでは、次のことは実行できません。

Windows ドメイン アカウント情報のインポート

Active Directory アカウントが無効な場合の有効化

ユーザの Windows ドメイン アカウントが存在しない場合の Windows ドメイン アカウントの作成

ユーザが Windows 資格を使用して Cisco Unity システム管理およびステータス モニタにアクセスする場合は、このことに注意してください。詳細については、「作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法」を参照してください。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードでは、発信者が一般ユーザに連絡する場合に使用できる DTMF_ACCESS_ID を各ユーザが持つ必要があります。通常、DTMF_ACCESS_ID はユーザの内線番号と同じです。Cisco Unity Bulk Import ウィザードを実行する前に、インポートするユーザ名のリストを出力して、各ユーザに DTMF_ACCESS_ID を指定します。この ID は、ローカル Cisco Unity サーバ上およびダイヤル ドメイン内(存在する場合)のすべての内線番号間で一意である必要があります。このリストを保存して、インポート処理中に、存在しない DTMF_ACCESS_ID を入力する場合に使用します。

ユーザ データをメッセージ ストア ディレクトリから直接インポートしてユーザを作成する準備ができたら、「Cisco Unity Bulk Import ウィザードの実行」を参照してください。

CSV ファイルからのユーザ データ インポート

CSV は、1 つのデータ ストアから別のデータ ストアへデータを移動するための一般的なテキスト ファイルです。特に、異なるオペレーティング システム上で動作するボイス メッセージ システム、または Cisco Unity とは異なるデータベース構造を持つボイス メッセージ システムからのユーザ データに基づいてユーザ アカウントを作成する場合は、CSV ファイルからのインポートが役立ちます。CSV ファイル内のユーザ データがこの項に示すとおりに書式設定されている限り、このファイルをCisco UnityBulk Import ウィザードで使用して、既存の Domino Person ドキュメントを持つユーザを作成できます。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、ユーザ アカウントの作成時に、次のことを行わないことに注意してください。

ユーザの Windows ドメイン アカウント情報のインポート

Active Directory アカウントが無効な場合の有効化

ユーザの Windows ドメイン アカウントが存在しない場合の Windows ドメイン アカウントの作成

ユーザが Windows 資格を使用して Cisco Unity システム管理およびステータス モニタにアクセスする場合は、このことに注意してください。詳細については、「作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法」を参照してください。

CSV ファイルの 1 行目には、各カラムのデータ タイプを示すカラム ヘッダーを格納する必要があります。2 行目以降の情報には、インポートするデータを格納する必要があります。カラム ヘッダーは大文字で、コンマで区切られ、次の各項の表に示すスペルに従う必要があります。

「必須のカラム ヘッダー」

「オプションのカラム ヘッダー」


) さらに、CSV ファイル内の各行のデータが、1 行目のカラム ヘッダーも含め、コンマで区切られていることを確認してください。タブ、スペース、またはセミコロンでファイルの値を区切らないでください。また、データにスペース、引用符、またはコンマが含まれている場合は、そのデータを引用符で囲む必要があります。


必須のカラム ヘッダー

表15-1 に、一般ユーザに必須のカラム ヘッダーを示します。CSV ファイル内の順序どおりにカラム ヘッダーが示されていることに注意してください。

 

表15-1 一般ユーザに必須の CSV ヘッダー

カラム ヘッダー
説明

DTMF_ACCESS_ID

発信者がユーザへの連絡時にダイヤルする番号。この値は、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[プロファイル]ページの[内線番号]フィールドに対応します。

最大 40 文字の 0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。スペースを入れないでください。この値は、ローカル Cisco Unity サーバ上およびダイヤル ドメイン内(存在する場合)のすべての内線番号間で一意である必要があることに注意してください。

SHORT_NAME

ドメイン内の各 Domain Person ドキュメントを示すために Domino Administrator によって作成される一意な名前。この簡略名は、通常、ユーザの名前の頭文字と姓によって表されます。

最大 64 文字の文字と数字の組み合せを入力します。必要に応じて、スペース、アンパサンド(&)、ピリオド、アポストロフィ、ダッシュ、および下線を含めることができます。ここに入力するデータは、Domino Administrator で有効な簡略名である必要があります。

オプションのカラム ヘッダー

表15-2 に示すように、CSV ファイルに追加できるいくつかのオプションのカラム ヘッダーがあります。オプションのカラム ヘッダーのほとんどは、サービス クラス(COS)、着信転送、メッセージの到着通知の設定など、ユーザ テンプレートで定義されるユーザ設定に対応します。CSV ファイルに特別なユーザ設定用のデータが含まれていない場合、Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、実行時に選択されたユーザ テンプレート内の設定を使用します。したがって、CSV ファイルにオプションのカラム ヘッダーを追加する前に、アカウントの作成に使用するユーザ テンプレート内の設定を確認する必要があります。ユーザ テンプレートの詳細については、 「ユーザ テンプレートの設定」 の章を参照してください。

次の表に、CSV ファイルに追加できるオプションのカラム ヘッダーの詳細を示します。特に記載がない限り、オプションのカラム ヘッダーはすべて、どのタイプのユーザ アカウントの定義にも使用できます。

 

表15-2 オプションの CSV ファイル カラム ヘッダー

オプションのカラム ヘッダー
説明

ALTERNATE_EXTENSION_1

ユーザに割り当てる「プライマリ」内線番号の他に、代行内線番号を割り当てることができます。追加した内線番号は、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[代行内線番号]ページの[管理者が設定した代行内線番号]テーブルに格納されます。

代表内線番号を入力する場合は、次のことを考慮してください。

最大 40 文字までの内線番号を入力できます(SIP 連動では、最大 40 文字までの英数字を使用できます)。

各内線番号は、一意(適用可能ならばダイヤル ドメイン レベルまで)である必要があります。

0 ~ 9 の数字を入力します。スペース、ダッシュ、括弧を使用することはできません。

SIP 連動の場合、SIP URL の有効なエイリアスを入力することもできます。たとえば、URL が SIP:aabade@cisco.com の場合、aabade と入力します。スペースを使用しないでください。

AUDIO_SPEED

メッセージの再生スピードを指定します。

0:低速

100:標準速度(デフォルト値)

200:高速

AUDIO_VOLUME

メッセージの再生音量を指定します。

0:低音量

50:標準音量(デフォルト値)

100:高音量

CALLERS_LANGUAGE

発信者がユーザに電話するときに聞く Cisco Unity カンバセーションの言語。

最大 4 文字の文字と数字の組み合せを入力します。

CONVERSATION_NAME

ユーザがメッセージを取り出すときに聞く Cisco Unity カンバセーション。

最大 64 文字の文字と数字の組み合せを入力します。

COS_OBJECT_NAME

ユーザがメンバーとなるユーザ COS の名前。この COS が Cisco Unity システム管理内にすでに存在する必要があります。

最大 128 文字の文字、数字、および波括弧の組み合せを入力します。COS の名前を、Cisco Unity システム管理での表示どおりに入力します。全角文字も入力可能ですが、最大文字数は半分になります。(COS_OBJECT_NAME)

DTMF_ACCESS_ID

(インターネット ユーザのみオプション、一般ユーザは必須)

発信者がユーザへの連絡時にダイヤルする番号。この番号は、ローカル Cisco Unity サーバ上のユーザがインターネット ユーザにメッセージを宛先指定するときに使用する内線番号でもあります。

この値は、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[プロファイル]ページの[内線番号]フィールドに対応します。

最大 40 文字の 0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。スペースを入れないでください。この値は、ローカル Cisco Unity サーバ上およびダイヤル ドメイン内(存在する場合)のすべての内線番号間で一意である必要があることに注意してください。

DTMF_PASSWORD

ユーザが初めて電話で Cisco Unity にログオンする方法を制御するパスワード。

この値は、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[パスワード]ページの[パスワード]フィールドに対応します。

デフォルトでは、テンプレートまたはこのカラムで変更されない限り、ユーザ テンプレートは、ユーザすべてのデフォルトの電話パスワードとして 12345 を使用します。Cisco Unity を不正アクセスや料金詐欺から保護するには、パスワードを変更する必要があります。新しくインストールしたシステムの場合、インストール時に Default Subscriber テンプレートのデフォルトの電話パスワードを変更するように求められるので、この作業はすでに完了している可能性があります。ただし、4.0(4) より前のバージョンの Cisco Unity からアップグレードしたシステムの場合、インストール時にパスワードの変更を求められません。

最大 20 文字の 0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。ベスト プラクティスとして、桁数が多く(8 桁以上)、見破られにくいパスワードを指定することをお勧めします。パスワードの最小長は、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[アカウントの原則] >[電話パスワードの制限]ページの設定に従います。

LIST_IN_DIRECTORY

ユーザを電話ディレクトリに登録するかどうかを指定します。

0:ディレクトリ一覧をオフにする。

1:ディレクトリ一覧をオンにする。

MAX_MSG_LENGTH

身元不明発信者が残すことのできるボイスメール メッセージの最大値(秒)を指定します。

0 ~ 999 秒の任意の値を入力します。

MWI_EXTENSION_1

ユーザの内線番号と異なる場合のメッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)内線。

内線番号は 0 ~ 9 の数字の組み合せで、一時停止は「,」(コンマ)または「;」(セミコロン)を入力します。最大 40 文字まで入力できます。

NOTES

このヘッダーが付いたカラムは Cisco Unity Bulk Import ウィザードで無視されます。Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、CSV ファイル内の複数の NOTES カラムをサポートしません。

このレコードに関するコメントを入力します。最大 255 文字の文字、記号、および数字の組み合せを入力します。全角文字も入力可能ですが、最大文字数は半分になります。

PAGER1_NUMERIC_AFTER_
DIAL_DIGITS

(一般ユーザのみ)

Cisco Unity がメッセージの到着通知のために電話番号の後にダイヤルする追加ダイヤル番号。追加ダイヤル番号は、ポケットベルのディスプレイに表示されます。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[ポケットベル]デバイスの[追加ダイヤル番号]フィールドに対応します。

最大 32 文字の 0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。

PAGER1_NUMERIC_DIAL_
DELAY

(一般ユーザのみ)

PAGER1_NUMERIC_AFTER_DIALDIGITS カラムに指定した追加ダイヤルまでの待ち時間(秒)を指定します。電話システムの自動着信プログレス検出機能が信頼できない場合(たとえば、雑音の多い電話回線や異常な呼び出し音パターンなど)に、このオプションを使用します。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[ポケットベル]デバイスの[追加ダイヤルまでの待ち時間(秒)]フィールドに対応します。

0 ~ 100 秒の任意の値を入力します。

PAGER1_NUMERIC_DISABLE

数字用ポケットベル デバイスを無効にします。このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[ポケットベル]デバイスの[ステータス]フィールドに対応します。

1 と入力します。

ユーザ アカウントの作成後、Cisco Unity システム管理でポケットベルを有効にするか、またはユーザに Cisco Unity Assistant でポケットベルを有効にするよう指示することができます。

PAGER1_NUMERIC_PHONE_
NO

(一般ユーザのみ)

メッセージの到着通知に使用される数字用ポケットベルの、トランク アクセス コードを含む電話番号。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[ポケットベル]デバイスの[電話番号]フィールドに対応します。このデバイスに対するメッセージの到着通知は、インポート時に使用不能になるので、Cisco Unity システム管理で使用可能にするか、または Cisco Unity Assistant でユーザによって使用可能にする必要があります。

最大 40 文字で、数字の 0 ~ 9 および次のダイヤル文字の組み合せを入力します。

, (コンマ)。1 秒のポーズを挿入します。

# と *。電話機の # キーと * キーに対応します。

PAGER1_TEXT_AFTER_DIAL_DIGITS

(一般ユーザのみ)

ユーザがテキスト互換携帯電話を持ち、テキスト用ポケットベル通知に「発信元」または「返信先」電話番号を含める場合に、電話番号を指定します。通常、このフィールドには、ユーザがメッセージをチェックするためにかけた Cisco Unity サーバの電話番号が含まれます。

発信元(電話番号)は、テキスト用ポケットベル通知の最後の行に表示されます。ユーザは、多くのテキスト互換携帯電話で[Return Call]ボタンを押して、その電話番号にダイヤルできます。携帯電話では、この機能を使用するために、自動コールバック機能をサポートしている必要があります。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[テキスト用ポケットベル 1]デバイスの[発信元(電話番号)]フィールドに対応します。

最大 32 桁の数字の組み合せを入力します。

PAGER1_TEXT_DISABLE

テキスト用ポケットベル デバイスを無効にします。このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[テキスト用ポケットベル 1]デバイスの[使用状況]フィールドに対応します。

1 と入力します。

ユーザ アカウントの作成後、Cisco Unity システム管理でポケットベルを有効にするか、またはユーザに Cisco Unity Assistant でポケットベルを有効にするよう指示することができます。

PAGER1_TEXT_SMTP_
ADDRESS

(一般ユーザのみ)

メッセージ到着通知の送信先の、テキスト用ポケットベル、テキスト互換携帯電話、または別の電子メール アカウント(自宅の電子メール アドレスなど)の電子メール アドレスを指定します。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[メッセージの到着通知]ページにある[テキスト用ポケットベル 1]デバイスの[宛先(電子メール アドレス)]フィールドに対応します。このデバイスに対するメッセージの到着通知は、インポート時に使用不能になるので、Cisco Unity システム管理で使用可能にするか、または Cisco Unity Assistant でユーザによって使用可能にする必要があります。

最大 128 文字の文字、数字、コロン、アンパサンド、ダッシュ、ピリオド、および下線の組み合せを入力します。

PUBLIC_DL

新しいユーザが追加されるパブリック同報リストを指定します。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[同報リスト]ページに対応します。デフォルトでは、ユーザ テンプレートは[すべてのユーザ]リストに新しいユーザを割り当てます。テンプレートで指定されていない同報リストにユーザを追加する場合はこのカラムを使用します。このカラムに入力するリストによって、テンプレートで指定されているリストが上書きされることはありません。

最大 255 文字の文字、数字、スペース、ピリオド、セミコロン、コンマ、アポストロフィ、または下線などの組み合せを入力します。パブリック同報リストの名前は、セミコロンで区切ります。

たとえば、「All Subscribers; Accounting Department」と入力します。

SUBSCRIBER_TEMPLATE

ユーザの作成時にユーザを関連付けるユーザ テンプレート。最大 128 文字の文字と数字の組み合せを入力します。全角文字も入力可能ですが、最大文字数は半分になります。

SUBSCRIBERS_LANGUAGE

電話で Cisco Unity にログオンするときにユーザが聞く言語。最大 4 文字の文字と数字の組み合せを入力します。

ユーザの内線番号の着信転送をオフにする日付を指定します。この値が 0 の場合は着信転送がオンになり、有効期限がないためにオフになることはありません。この値が過去の日付(たとえば、01/01/80)である場合、着信転送はオフになります。

mm/dd/yy または yy/mm/dd という形式で有効な日付を入力するか、または 0 と入力します。

TRANSFER_STRING

ユーザの着信転送番号を指定します。この値は、通常、DTMF_ACCESS_ID と同じです(Cisco Unity が通話をユーザの内線番号に送信できるように)。ただし、このダイヤル転送文字列の値は空白のままにしておくことができます。

このカラムは、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[着信転送]ページの[電話の転送先]フィールドに対応します。

最大 40 文字の 0 ~ 9 の数字と、次のダイヤル文字の組み合せを入力します。

, (コンマ)。1 秒のポーズを挿入します。

;(セミコロン)。ポーズを挿入します。

転送オプションは、自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にだけ適用されます。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルした場合は適用されません。

USE_BRIEF_PROMPTS

ユーザが電話で Cisco Unity にアクセスするときに、簡易ガイダンスと標準ガイダンスのどちらを聞くかを選択します。

0:簡易ガイダンスをオンにする。

1:標準ガイダンスをオンにする。

XFER_ANNOUNCE

自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にユーザが応答するとき、Cisco Unity が「おつなぎしております」と応答するかどうかを指定します。この機能を使用するには、XFER_TYPE を「相手先応答を検出する」に設定する必要があります。

0:案内をオフにする。

1:案内をオンにする。

スクリーニング設定は、自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にだけ適用されます。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルした場合は適用されません。

XFER_CONFIRM

自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信に応答するかどうかを、Cisco Unity がユーザに確認するかどうかを指定します。この機能を使用するには、XFER_TYPE を「相手先応答を検出する」に設定する必要があります。

0:確認をオフにする。

1:確認をオンにする。

スクリーニング設定は、自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にだけ適用されます。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルした場合は適用されません。

XFER_HOLDING_MODE

内線番号が使用中の場合、発信者を保留にできるかどうかを指定します。この機能を使用するには、XFER_TYPE を「相手先応答を検出する」に設定する必要があります。

0:通話保留をオフにする。

1:通話保留をオンにする。

保留設定は、自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にだけ適用されます。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルした場合は適用されません。

XFER_INTRODUCE

自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にユーザが応答するとき、「<ユーザ名の録音> の方にお電話がはいっています。」、または「<内線番号> の方にお電話がはいっています。」とガイダンスするかどうかを指定します。複数のユーザが電話を共有する場合に使用します。この機能を使用するには、XFER_TYPE を「相手先応答を検出する」に設定する必要があります。

0:通知をオフにする。

1:通知をオンにする。

スクリーニング設定は、自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にだけ適用されます。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルした場合は適用されません。

XFER_RINGS

相手先応答を検出する際、該当するコール ハンドラが起動されるまでの呼び出し音の回数。

1 ~ 9 の数字を入力します。

XFER_SCREENING

通話スクリーニングをオフ、オン、または「メモリ付き」オン(発信者名の録音がメッセージに追加される)に設定します。この機能を使用するには、XFER_TYPE を「相手先応答を検出する」に設定する必要があります。

0:通話スクリーニングをオフにする。

1:通話スクリーニングをオンにする。

2:通話スクリーニングをメモリ付きでオンにする。

スクリーニング設定は、自動受付またはディレクトリ ハンドラから転送された着信にだけ適用されます。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルした場合は適用されません。

XFER_TYPE

RNA_ACTION とともに使用。ユーザが電話に応答するまで、Cisco Unity で通話の経過を監視するかどうかを指定します。

0:相手先応答を検出しない。Cisco Unity で通話の経過は監視されません。

1:相手先応答を検出する。Cisco Unity により、通話の経過が監視されます。

ZERO_KEY_RULE

(一般ユーザのみ)

身元不明発信者がユーザ グリーティング中に「0」を押したとき、このユーザへの通話が転送されるコール ハンドラの表示名を指定します。この指定によって、異なるユーザ グループへの通話を異なるオペレータが処理できます。

Import ウィザードは名前が有効なコール ハンドラであるかどうかをチェックします。したがって、コール ハンドラはインポートを行う前に Cisco Unity システム管理で作成しておく必要があることに注意してください。

最大 128 文字の文字、数字、ピリオド、スペース、ダッシュ、または下線などの組み合せを入力します。全角文字も入力可能ですが、最大文字数は半分になります。

表15-1 表15-2 を確認した後、次の手順を実行して CSV ファイルを準備します。

一般ユーザ アカウントの作成用 CSV ファイルを準備する


ステップ 1 Cisco Unity アカウントの作成に使用するデータを CSV ファイルとして保存します。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードがデータをインポートするときに予期しない結果が生じる可能性があるため、1 つの CSV ファイルに 7,500 個を超えるレコードを保存しないことをお勧めします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバ、または Cisco Unity サーバから参照できるフォルダに CSV ファイルをコピーします。

ステップ 3 表計算アプリケーションなどの、データの編集および再構成が可能なアプリケーションで CSV ファイルを開きます。次の手順を実行します。

ファイル内のデータがコンマで区切られており、タブ、スペース、セミコロンで区切られていないことを確認します。

データにスペース、引用符、またはコンマが含まれている場合は、そのデータを引用符で囲みます。

ステップ 4 カラムがステップ 5 で追加するカラム ヘッダーと同じ順序になるように、データを並べ替えます。カラム ヘッダーの順序は重要ではありませんが、ここに示すように CSV ファイルを構成することをお勧めします。たとえば、このサンプル データのカラムは、簡略名、DTMF_ACCESS_ID の順になるように並べ替えられています。

aabade,2001
kbader,2002
tcampbell,2003
lcho,2004

ステップ 5 1 行目のデータの上に、必須のカラム ヘッダーを入力します。カラム ヘッダーは、大文字で、コンマで区切られ、表15-1 に示すスペルに従う必要があります。

たとえば、ステップ 4 のサンプル データの場合、カラム ヘッダーは次のようになります。

SHORT_NAME,DTMF_ACCESS_ID

ステップ 6 必要に応じて、表15-2 に示したオプションのカラム ヘッダーを 1 行目に追加し、インポートする対応データを 2 行目以降に追加します。これを行う場合は、次の点に注意してください。

カラム ヘッダーおよびデータはコンマで区切る。オプションのカラム ヘッダーの各行ではデータが必要ないことに注意してください。

スペース、引用符、またはコンマを含むデータを引用符で囲む。

ステップ 7 インポートしないデータのカラムが CSV ファイルに含まれている場合は、そのカラムを削除します。または、1 つのカラムに NOTES というタイトルを付けることができます。Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、NOTES カラム ヘッダーの下にあるデータを無視します。ただし、このウィザードは、CSV ファイル内の複数の NOTES カラムをサポートしません。

ステップ 8 各カラム ヘッダーに対応する適切なデータが各行に含まれていることを確認します。

各カラム ヘッダーの有効なデータについては、 表15-1 および 表15-2 を参照してください。

ステップ 9 ファイルを CSV ファイルとして保存します。

ステップ 10 「Cisco Unity Bulk Import ウィザードの実行」の手順に続きます。


 

Cisco Unity Bulk Import ウィザードの実行

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用して複数のユーザ アカウントを作成するには、この項の手順を実行します。これを行う前に、必ず次の各項を確認してください。

「一般ユーザ アカウント作成の準備」

「メッセージ ストア ディレクトリから直接のユーザ データ インポート」(必要に応じて)

「CSV ファイルからのユーザ データ インポート」(必要に応じて)

次の事項に注意することをお勧めします。

7,500 を超える新しいユーザ アカウントを一度に作成しない。Cisco Unity ユーザ アカウントを作成するユーザが 7,500 を超える場合は、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを複数回実行します。

このウィザードによって特定のユーザのユーザ アカウントが作成されると、ウィザードを再実行してもそのユーザのデータは処理されません。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードを実行するたびに、1 つのタイプのユーザ アカウントだけを作成できます。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードでは、一度に 1 つのメッセージ ストア ディレクトリからのみユーザ データをインポートできます。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、Domino ディレクトリ データまたは CSV ファイル内のレコードを初めてロードするときに、データにエラーがないかどうかを調べます。エラーが見つかると、ウィザードはそのエラーを通知して、error.log ファイルに記録します。エラーを無視して後で修正するか、またはエラーを修正してウィザードを再起動するかを選択できます。ユーザ アカウントの作成後、検出されたレコード数、正常にロードされたレコード数、まだエラーのあるレコード数など、データのロード結果を報告するダイアログボックスが表示されます。

次の手順に従って、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用して一般ユーザ アカウントを作成し、処理中にウィザードによって検出されたエラーを管理します。


) Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用する前に、Cisco Unity サーバ上でウィルス スキャン サービスと侵入検知ソフトウェアを使用している場合は無効にします。無効にしない場合、Cisco Unity Bulk Import ウィザードの動作が遅くなる場合があります。手順については、Cisco Unity Bulk Import ウィザードのヘルプを参照してください。


Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用して一般ユーザを作成する


ステップ 1 Cisco Unity サーバの Windows[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Unity] >[Cisco Unity Bulk Import] をクリックします。

ステップ 2 ウィザードの各ページに表示される画面の指示に従います。

ウィザードの進行中に表示されるダイアログボックス内のオプションの詳細については、 [ヘルプ] をクリックしてください。

ステップ 3 作成するユーザのタイプを選択するよう要求されたら、 [ユニファイド メッセージ] をクリックします。

ステップ 4 [次へ] をクリックして、ウィザードを進めます。ウィザードでエラーが報告された場合は、次の操作を行うことができます。

[OK] をクリックしてインポートを続行し、後でエラーを修正します。

エラーを修正します。詳細については、「インポート エラーの修正」を参照してください。

ステップ 5 ユーザ データをメッセージ ストア ディレクトリから直接インポートする場合は、[インポートするデータの選択]ページで各ユーザに DTMF_ACCESS_ID が指定されていることを確認します。

ユーザに DTMF_ACCESS_ID が指定されていない場合は、適切なデータをグリッドに入力します。

数字だけを入力します。

通常、DTMF_ACCESS_ID はユーザの内線番号と同じです。したがって、入力するデータは、組織で採用されている内線番号計画に従っている必要があります。

この ID は、ローカル Cisco Unity サーバ上およびダイヤル ドメイン内(存在する場合)のすべての内線番号間で一意である必要があります。

ステップ 6 ユーザ アカウントが作成されたら、 [終了] をクリックします。

ステップ 7 インポート エラーが発生し、ステップ 4 でエラーを後で修正することを選択した場合は、「インポート エラーの修正」を参照してください。

インポート エラーが発生しなかった場合、またはすべてのエラーが修正済みである場合は、「ユーザ アカウントの作成後」を参照してください。


 

インポート エラーの修正

エラー ログ ファイルには、Cisco Unity Bulk Import ウィザードでインポートできなかったデータが格納されています。Cisco Unity Bulk Import ウィザードによって、ユーザ メールボックスまたは CSV ファイルの行で最初に検知されたエラーが報告されます。報告されたエラーを修正すると、Cisco Unity Bulk Import ウィザードはデータの再インポート時に、同じメールボックスまたは行で次のエラーを検知します。したがって、すべてのエラーを発見、修正するには、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを実行し、エラーを修正するプロセスを数回繰り返す必要がある場合もあります。

出力ログ ファイルには、インポートされなかったすべてのレコードが格納されています。このファイルを CSV ファイルとして保存して、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを再実行するときに使用できます。エラー ログ ファイルおよび出力ログ ファイルに新しい名前を指定しない限り、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを実行するたびに、これらのファイルが上書きされることに注意してください。

インポート エラーを修正するには、次の 2 つの手順のいずれかを実行します。

メッセージ ストアからデータをインポートしているときに発生したエラーを修正する


ステップ 1 インポート時に指定したエラー ログ ファイルがあるディレクトリに移動します(デフォルトの場所およびファイル名は C:\Error.log です)。

ステップ 2 テキスト エディタを使用して、エラー ログ ファイルを開きます。このファイルのエラー コードを使用して、修正を行います。

ステップ 3 エラーが含まれているメールボックスをダブルクリックし、プロパティを表示します。

ステップ 4 メールボックスの該当するボックスに、修正内容を入力します。

ステップ 5 [OK] をクリックします。

ステップ 6 エラー ログ ファイルに一覧表示されている各メールボックスに対し、ステップ 3 からステップ 5 を繰り返します。

ステップ 7 Cisco Unity Bulk Import ウィザードを再実行します。

ステップ 8 エラーが発生することなくすべてのユーザ アカウントが作成されるまでこの手順を繰り返してから、「ユーザ アカウントの作成後」に進みます。


 

CSV ファイルからデータをインポートしているときに発生したエラーを修正する


ステップ 1 インポート時に指定したエラー ログ ファイルがあるディレクトリに移動します。(デフォルトの場所およびファイル名は C:\Error.log です)。

ステップ 2 テキスト エディタを使用して、エラー ログ ファイルを開きます。このファイルのエラー コードを使用して、修正を行います。

ステップ 3 インポート時に指定した出力ログ ファイルがあるディレクトリに移動します(デフォルトの場所およびファイル名は C:\Output.log)。このファイルには、インポートされなかったすべてのレコードが格納されています。

ステップ 4 テキスト エディタを使用して、出力ログ ファイルを開きます。

ステップ 5 エラー ログ ファイルにエラーとして一覧表示されている出力ファイルのレコードを修正します。

ステップ 6 出力ログ ファイルの編集が完了したら、新しい名前を付け、CSV ファイルとして保存します。

ステップ 7 ステップ 6 で保存した CSV ファイルを使用して、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを再実行します。

ステップ 8 エラーが発生することなくすべてのユーザ アカウントが作成されるまでこの手順を繰り返してから、「ユーザ アカウントの作成後」に進みます。


 

Cisco Unity システム管理を使用した個々のユーザ アカウントの作成

Cisco Unity システム管理を使用して、Domino から既存のユーザ データをインポートすることによって、一般ユーザ アカウントを作成できます。

メッセージ ストアからの既存のユーザ データのインポート

Cisco Unity システム管理を使用して、Domino から Person ドキュメントをインポートすることによって、ユーザ アカウントを作成できます。Cisco Unity システム管理内で、Domino アドレス帳からユーザを選択でき、ユーザの作成時に Cisco Unity 固有の属性が既存の Person ドキュメントに書き込まれます。

Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、ユーザ アカウントの作成時に、次のことを行わないことに注意してください。

ユーザの Windows ドメイン アカウント情報のインポート

Active Directory アカウントが無効な場合の有効化

ユーザの Windows ドメイン アカウントが存在しない場合の Windows ドメイン アカウントの作成

ユーザが Windows 資格を使用して Cisco Unity システム管理およびステータス モニタにアクセスする場合は、このことに注意してください。詳細については、「作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法」を参照してください。

Domino アドレス帳から既存のユーザ データをインポートするには、次の手順を実行します。

既存のユーザ データをインポートすることによって、一般ユーザ アカウントを作成する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [ユーザ] > [ユーザ] > [プロファイル] ページに移動します。

ステップ 2 [追加] アイコンをクリックします。

ステップ 3 [Notes] をクリックします。

ステップ 4 [Domino ユーザの検索方法]リストで、簡略名、名、姓のいずれで検索するかを指定します。

ステップ 5 適切な簡略名または名前を入力します。また、* を入力してすべてのユーザの一覧を表示したり、1 つまたは複数の文字の後に * を入力して検索範囲を絞り込んだりすることもできます。

ステップ 6 [検索] をクリックします。

ステップ 7 検索結果のリストで、インポートするユーザをクリックします。

ステップ 8 [ユーザの追加]ページで、適切な情報を入力します。

ステップ 9 [追加] をクリックします。

ステップ 10 ユーザ レコードで設定を適宜カスタマイズして、 [保存] アイコンをクリックします。


 

[ユーザの追加]ページの詳細については、次の表を参照してください。

 

表15-3 [ユーザの追加]ページ

フィールド
説明

姓/名

表示だけです。 ユーザの姓と名。これらのフィールドは、Person ドキュメントから自動的に入力されます。

表示名

表示だけです。 これは、Cisco Unity システム管理およびユーザ レポートで表示されるユーザ名です。ほとんどの場合、最初の 40 文字だけが表示されます。

このフィールドは、Person ドキュメントから自動的に入力されます。

内線

発信者がユーザへの連絡時にダイヤルする番号を入力します。所属する組織の内線番号計画に従って、数字だけを入力します。この番号は、ローカル Cisco Unity サーバ上およびダイヤル ドメイン内(存在する場合)のすべての内線番号間で一意である必要があります。ただし、ユーザの内線番号には、ユーザのファックス ID と同じ番号を使用できます。MWI やパーソナル グリーティングへの着信転送など、多くの電話システム統合機能では、Cisco Unity の番号計画が電話システムの番号計画と一致している必要があることに注意してください。

最大 40 文字の 0 ~ 9 までの数字の組み合せを入力します。

ファックス ID

ユーザへのファックス送信時に発信者がダイヤルする番号を入力します。この番号は、ユーザの内線番号と同じ場合があります。

テンプレート

ユーザ アカウントの基準となるテンプレートを選択します。このテンプレートは、ユーザ設定のほとんどに影響します。

簡略名

表示だけです。 ユーザの Domino Person ドキュメントに指定されている簡略名。

サーバ

インポート中に選択したアドレス帳に関連付けられている Domino サーバ。

SMTP アドレス

(インターネット ユーザのみ)

インターネット ユーザに割り当てられた電子メール(SMTP)アドレスを入力します。次のように、インターネット ユーザへのメッセージの送信先となる電子メール(SMTP)アドレスを指定します。

SMTP:alias@domain.com(たとえば、aabade@cisco.com)

インターネット ユーザの Domino Person ドキュメントには、メール システムとして Notes が指定されません。このアドレスは、ユーザの Person ドキュメントの[転送先アドレス]にあります。ユーザ宛のメッセージは、メールボックスではなく電子メール アドレスに送信されます。

ユーザ アカウントの作成後

ユーザ アカウントの作成後、次のことを考慮してください。

作成したユーザ アカウントが、無効な Active Directory アカウントを持っているか、Windows ドメイン アカウントを持っていない場合、Cisco Unity システム管理またはステータス モニタにアクセスするために Windows 資格が必要になるときは、GrantUnityAccess を使用して、ユーザ アカウントに Windows ドメイン アカウントを関連付ける。詳細については、「作成したユーザ アカウントの Windows ドメイン アカウントを Cisco Unity が処理する方法」を参照してください。GrantUnityAccess を使用する場合は、を参照してください。

必要に応じて、別のユーザをパブリック同報リストに追加する。たとえば、Cisco Unity に録音されたメッセージのうち、特定の受信者に関連付けられていないもの(宛先不明メッセージ同報リストやオープニング グリーティング コール ハンドラに録音されたメッセージなど)を選別する場合は、ユーザを割り当てます。を参照してください。

ユーザがコンピュータから Cisco Unity にアクセスするときに使用するクライアント アプリケーションをセットアップし、ユーザの電話と Cisco PCA パスワードを保護する。Cisco PCA、Cisco Unity Assistant、および IBM Lotus Domino Unified Communications (DUC) for Cisco が組み込まれた Lotus Notes を使用するようにユーザを設定する方法の詳細については、 「クライアント アプリケーションの設定」 の章を参照してください。

Cisco Unity を使用できるように、新しいユーザとオペレータのトレーニングを行う。ユーザに Cisco Unity をよく理解してもらうために必要な作業のリストについては、 「Cisco Unity を使用するユーザ、オペレータ、およびサポート デスク担当者の準備」 の章を参照してください。

ユーザが退職する場合、または Cisco Unity アカウントが不要になった場合には、ユーザ アカウントを削除できます。詳細については、 「ユーザ アカウントの削除」 の章を参照してください。

既存のユーザ アカウントを修正する方法は、いくつかあります。次のような方法があります。

Cisco Unity システム管理で、個々のアカウントのユーザ設定をカスタマイズする(詳細については、 「ユーザ設定」 の章を参照してください)。

Bulk Edit ユーティリティを使用して、複数のユーザ アカウントによって共有されているユーザ設定を修正する。たとえば、ユーザのグループを電話ディレクトリから登録解除する場合、または特定のユーザのグループをサービス クラスに関連付ける場合に、このツールを使用して設定を変更できます。Bulk Edit ユーティリティは、Tools Depot から利用できます。Tools Depot にアクセスするには、Cisco Unity サーバのデスクトップ上にある[Cisco Unity Tools Depot]アイコンをダブルクリックします。Bulk Edit で修正できないユーザ設定もあることに注意してください。

複数のユーザに対する一意のユーザ設定(プライマリ内線番号や代行内線番号など)を一度に修正する場合は、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを実行(再実行)する。これを行うには、Cisco Unity Bulk Import ウィザードのオンライン ヘルプを参照してください。Cisco Unity Bulk Import ウィザードで修正できないユーザ設定もあることに注意してください。

ユーザは、Cisco Unity Assistant にアクセスするか、またはユーザの電話通話を使用することによって、設定の一部をカスタマイズできます。