Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド (Microsoft Exchange版) Release 4.0(3)
システム設定
システム設定
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

システム設定

概要:システム設定

コンフィギュレーション設定

ソフトウェア バージョン

録音設定

オーディオ コーデック

担当者

電話言語設定

GUI 言語設定

スケジュール設定

休日設定

ライセンス ステータス

認証設定

ボイスメール ポート設定

連動

SIP 連動

回線交換連動

録音終了の警告音の設定

警告音の有効化

警告音のカスタマイズ

内線番号の再マップ

再マップ機能について

内線番号を再マップするための の設定

構文と例

システム設定

概要:システム設定

通話およびメッセージを処理できるように Cisco Unity をセットアップする前に、システムの基本的な設定の一部を入力しておく必要があります。

詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「コンフィギュレーション設定」:コンフィギュレーション設定について説明します。

「ソフトウェア バージョン」:Cisco Unity およびその他のソフトウェア コンポーネントのバージョン番号を確認する場所を詳細に説明します。

「録音設定」:録音設定について説明します。

「担当者」:Cisco Unity サーバの保守または運用管理の責任者の名前および電話番号を入力する場所について詳細に説明します。

「電話言語設定」:ユーザおよび身元不明発信者に対して再生されるメッセージの言語について説明します。

「GUI 言語設定」:Cisco Unity システム管理および Cisco Personal Communications Assistant が表示されるときに使用される言語について説明します。

「スケジュール設定」:システム スケジュールをセットアップする方法について説明します。

「休日設定」:Cisco Unity のスケジュールを立てる場合に休日をセットアップする方法について説明します。

「ライセンス ステータス」:ユーザ ライセンスおよび機能ライセンスについて説明します。

「認証設定」:Cisco Unity Web クライアントにアクセスするユーザに関するログオン、パスワード、およびアカウントのロックアウトの各ポリシーについて説明します。

「ボイスメール ポート設定」:ボイスメール ポートのセットアップ方法について説明します。

「Cisco CallManager 連動」:表示される Cisco CallManager 連動の設定について説明します。

「SIP 連動」:表示される SIP 連動の設定について説明します。

「回線交換連動」:表示される回線交換連動の設定について説明します。

「録音終了の警告音の設定」:録音が最大許容メッセージ長に達する前に警告音を再生するように設定する方法について説明します。

「内線番号の再マップ」:Cisco Unity によって処理される通話の発信者番号および転送先番号を、選択した内線番号に再マップする方法について説明します。

コンフィギュレーション設定

コンフィギュレーション設定は、デフォルトのスケジュール、システム セキュリティ、およびログ ファイルの自動消去間隔など、Cisco Unity サーバに関する情報と同様に、Cisco Unity の一般設定を含みます。


注意 Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間でコンフィギュレーション設定(スケジュールと休日を除く)は複製されません。両方のサーバ上で値を手動で変更する必要があります。

表29-1 に、コンフィギュレーション設定についての詳細を示します。これらの関連項目の詳細については、次の項目を参照してください。

ユーザへの Cisco Unity Inbox の提供:「Cisco Personal Communications Assistant の設定」を参照してください。

拡張電話セキュリティのセットアップ:「概要:拡張電話セキュリティ」を参照してください。

システムのデフォルト スケジュールの指定:「スケジュール設定」を参照してください。

ログベースの Cisco Unity レポート:「レポート データについて」を参照してください。

 

表29-1 [システム] > [コンフィギュレーション] > [設定]ページ

フィールド
説明

デフォルト スケジュール

デフォルト スケジュールを選択します。デフォルト スケジュールは、コール ハンドラ、ユーザ アカウント、または着信サービスに対して特に変更されている場合を除き、すべての Cisco Unity 操作に使用されます。

デフォルトは[週日]です。

24時間制(メッセージの聞き取りとスケジュールに使用)

Cisco Unity のすべての操作に対して、24 時間形式の時刻フォーマットを使用するには、このチェックボックスをオンにします。たとえば午後 1:00 は、Cisco Unity システム管理では 13:00 と表示され、ユーザが電話でメッセージのタイムスタンプを聞く場合にも 13:00 が使用されます。

このチェックボックスをオフのままにした場合、Cisco Unity はシステム デフォルトとして 12 時間形式の時刻フォーマットを使用します。

入力した名前検索の使用

このチェックボックスをオンにすると、ユーザは、電話からユーザの名または姓を入力して、他のユーザへのメッセージの宛先を指定できるようになります。また、このチェックボックスがオンの場合、プライベート同報リストを編集しているユーザは、電話からユーザの名前を入力してユーザを検索できるようになります。名前を入力して宛先指定を行う場合は、文字キーパッドを使用する必要があります。

このチェックボックスをオンにしても、プライベート同報リストの編集やメッセージの宛先指定を行うユーザは、引き続き、電話からユーザの内線番号を入力してユーザを検索できることに注意してください。ユーザ カンバセーションでは、# キーを 2 回押すことにより、名前による宛先指定と内線番号による宛先指定を切り替えることができます。

このチェックボックスがオフの場合、ユーザが電話からユーザを検索する方法は、ユーザの内線番号の入力に限定されます。また、[ユーザ] >[メッセージの聞き取り]ページと、Cisco Unity Assistant では、入力した名前で宛先を指定するオプションは使用できなくなります。Cisco Unity Assistant は、バージョン 3.1 およびそれ以前のバージョンで ActiveAssistant(AA)と呼ばれていたものです。

デフォルトでは、チェックボックスはオンになっています。

RSA Two Factor

このチェックボックスをオンにすると、RSA 2 ファクタ ユーザ認証を使用する拡張電話セキュリティの使用が可能になります。拡張電話セキュリティを使用するには、使用しているシステムに ACE/Server をインストールし、設定しておく必要があります。さらに、拡張電話セキュリティを使用するユーザに対して、新しいサービス クラス(COS)を作成するか、既存の COS を変更する必要があります。

拡張電話セキュリティを無効にするには、このチェックボックスをオフにした後、影響を受けた COS をすべて通常の電話セキュリティを使用するように変更します。変更しない場合、拡張電話セキュリティ COS のメンバーであるユーザは、Cisco Unity にログオンできなくなります。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

ユーザはログオンした場合にのみ、メッセージ送信者として認識される

このチェックボックスをオンにすると、識別されているユーザのメッセージ システム全体を使用不能にできます。

識別されているユーザのメッセージが使用可能であると、Cisco Unity では、内線通話中に残されたメッセージが、通話発信元の内線番号からのメッセージとして自動的に識別されます。

識別されているユーザのメッセージが使用不能であると、Cisco Unity では、通話しているユーザがメッセージを残す前に Cisco Unity にログオンしなければ、内線通話中に残されたメッセージの発信元内線番号が識別されません。

使用可能または不能にかかわらず、Cisco Unity では、ユーザが、割り当てられた内線番号以外の内部ロケーション(会議室など)からのメッセージを残す前にログオンすると、通話発信元の内線番号ではなく、ログオンしたユーザの内線番号から発信された通話として識別されます。

このフィールドは、電話システムから Cisco Unity に発信者および受信者の情報が提供される場合にだけ使用できます。システム全体の設定は、個々のユーザまたはユーザ テンプレートに対して構成できません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

Cisco Personal Communications Assistant(PCA)

Cisco Personal Communications Assistant(PCA)の URL を入力して、ユーザに送信される電子メール メッセージの本文に、この URL がリンクとして自動的に含まれるようにします(ユーザは、Cisco PCA を使用して、Cisco Unity Inbox にアクセスします)。

Cisco Unity Inbox 通知は、個々のユーザに対する[メッセージの到着通知]ページ上、またはスクリプト テンプレートにセットアップすることができます。

ログ データ ファイルの保存期間(日)

データ ファイルを削除する頻度を指定します。Cisco Unity は、指定した日数が経過すると、自動的にファイルを削除します。ログベースの Cisco Unity レポートは、自動消去されるデータ ファイルの格納データに基づいて作成されます。

デフォルトは 7 日です。

ログ診断ファイルの保存期間(日)

診断ファイルを削除する頻度を指定します。Cisco Unity は、指定した日数が経過すると、自動的にファイルを削除します。

デフォルトは 7 日です。

レポート ファイルの保存期間(日)

レポート ファイルを削除する頻度を指定します。Cisco Unity は、指定した日数が経過すると、自動的にファイルを削除します。

[ログ データ ファイルの保存期間(日)]フィールドでは、ログベースのレポートで使用されるデータを Cisco Unity が保存する期間を指定することに注意してください。

デフォルトは 7 日です。

Cisco Unity ディレクトリ オブジェクトの複製

[変更済みオブジェクト]を選択して、Active Directory または Exchange 5.5 ディレクトリから Cisco Unity SQL データベースに変更内容を手動で同期化します。たとえば、ディレクトリ ハンドラの検索範囲を設定する同報リストを変更した場合は、同期化が必要になります。この同期化は、Cisco Unity のディレクトリ サービス(AvDSAD および AvDSGlobalCatalog)が、SQL データベースに適用されるすべての変更についてディレクトリをポーリングするときに自動的に実行されます。実行時期は、通常、Cisco Unity システム管理でディレクトリ ハンドラの検索範囲に変更を加えてから 15 ~ 20 分以内ですが、[変更済みオブジェクト]を選択してただちに実行することもできます。

[すべてのオブジェクト]は、Cisco Unity が長時間ダウンしている場合にだけ選択します。

Unity コンピュータの識別情報

表示だけです。 この設定では、Cisco Unity サーバの名前、および Windows ドメイン名が表示されます。

ファックス設定

ファックス ドメイン名が表示されます。

ディスク使用状況

表示だけ です。この設定では、Cisco Unity サーバ上の全体ディスク領域、ディスク使用領域、およびディスク空き領域が MB 単位で表示されます。

[ユーザ‐プロファイル]
ページでは Cisco Unity Bridge ネットワークで必要なフィールドを表示します。

(Octel システムとの間でメッセージを送受信するように Bridge ネットワーク機能オプションが設定されている場合のみ)

このチェックボックスをオンにすると、[ユーザ プロファイル]ページおよび[ユーザの追加]ページに[Unity ノード シリアル番号]フィールドと[旧メールボックス ID]フィールドが表示されます。

Unity ノード シリアル番号と旧メールボックス ID は、Cisco Unity Bridge 経由で Octel システム上のユーザとの間でメッセージを送受信する Cisco Unity ユーザすべてに必要です。これらの番号がないと、Cisco Unity ユーザは Octel ユーザとの間でメッセージを送受信することができません。

デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。

ソフトウェア バージョン

[システム] > [コンフィギュレーション] > [ソフトウェア バージョン]ページを選択すると、Cisco Unity のシリアル番号とビルド番号、および複数の Cisco Unity コンポーネントと Microsoft Windows 2000 Server のバージョン番号が表示されます。シスコの Technical Assistance Center(TAC)に連絡する場合、これらの情報を示すように求められる場合があります。

録音設定

[録音]ページには、録音最大時間、および録音前、録音中、録音後の無音時間のしきい値(Cisco Unity が、通話者が電話を切断したとみなすまでの無音時間)に対する設定が含まれます。

オーディオ コーデック

Cisco Unity は次のオーディオ コーデックをサポートしています。

 

オーディオ コーデック
おおよそのファイル サイズ、1 分間のメッセージ
音質

G.711 Mu-Law および A-Law

480 KB

最優良

G726 32 Kbps

240 KB

優良

Dialogic OKI ADPCM 8KHz

240 KB

優良

Dialogic OKI ADPCM 6KHz

180 KB

優良

GSM 6.10

98 KB

優良

G.729a

60 KB


) GSM 6.10 は、Pocket PC での再生に対応する、MP3 よりも高品質のレコーディング フォーマットです。


オーディオ コーデックの選択と実装については、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_unity/whitpapr/codecs.htm
から入手可能な
White Paper: Audio Codecs and Cisco Unity 』を参照してください。


注意 Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で録音設定は複製されません。両方のサーバ上で値を手動で変更する必要があります。

次の表に、録音設定についての詳細を示します。

 

表29-2 [システム] > [コンフィギュレーション] > [録音]ページ

フィールド
説明

刈り込み時間(ミリ秒)

PB トーンの時間をミリ秒で選択します。この設定では、メッセージがプッシュホンで終了されたときに、録音の最後を切断する時間を指定します。

デフォルトは 170 ミリ秒です。

短時間と長時間の境界(秒)

Cisco Unity が、短時間録音および長時間録音の区切りとして使用する時間を秒単位で選択します。この値より短い録音が短時間録音、この時間より長い録音が長時間録音とみなされます。

デフォルトは 10 秒です。

録音を取り消すまでの最大無音時間(秒)

この時間の経過後、ユーザまたは発信者が話し始めなければ、Cisco Unity がメッセージ、グリーティング、または名前の録音を終了する時間を秒単位で選択します。値を 2 ~ 3 秒より小さくすると、ユーザまたは発信者は、話し始めないうちに電話を切られることになります。

デフォルトは 5 秒です。

最小録音時間(秒)(この時間に満たない場合録音を取り消す)

メッセージまたはグリーティングに対する録音時間の最小値を秒単位で選択します。この設定は名前の録音には適用されないことに注意してください。

デフォルトは 1 秒です。

録音終了までの最大無音時間(短時間)(秒)

Cisco Unity が、短時間録音の最後の検出に使用する無音時間を秒単位で選択します。Cisco Unity が、指定された秒数に等しい一時停止を検出すると、Cisco Unity は、通話者が、メッセージ、グリーティング、または名前の録音を終了したものとみなします。発信者は、長いメッセージでは、長いポーズをとる可能性があるため、短時間録音では、長時間録音よりポーズを短くします。Cisco Unity は、[短時間と長時間の境界(秒)]設定を使用して長時間録音か短時間録音かを決定します。

デフォルトは 2 秒です。

録音終了までの最大無音時間(長時間)(秒)

Cisco Unity が、長時間録音の最後の検出に使用する無音時間を秒単位で選択します。Cisco Unity が、指定された秒数に等しい一時停止を検出すると、Cisco Unity は、通話者が、メッセージ、グリーティング、または名前の録音を終了したものとみなします。発信者は、長いメッセージでは、長いポーズをとる可能性があるため、長時間録音では、短時間録音よりポーズを長くします。Cisco Unity は、[短時間と長時間の境界(秒)]設定を使用して長時間録音か短時間録音かを決定します。

デフォルトは 3 秒です。

担当者

[システム] > [コンフィギュレーション] > [担当者]ページが、Cisco Unity サーバの保守または運用管理の責任者の名前および電話番号を入力する場所になります。これらの情報は、サイト外から Cisco Unity にアクセスする技術者にとって有用な場合があります。

電話言語設定

電話言語とは、Cisco Unity が、システム プロンプトをユーザおよび発信者に再生するときの言語です。デフォルトの電話言語とシステム全体で使用するその他の電話言語の設定だけでなく、デフォルトのテキスト/スピーチ(TTS)言語も指定します。TTS 言語は、ユーザが電話を介して電子メールを読むときに使用される言語です。TTS 言語を使用するには、所属している組織で、テキスト/スピーチ電子メールと、適切な言語をインストールしておく必要があることに注意してください。複数言語の使用方法については、「言語の設定」を参照してください。

必要に応じて、ユーザ アカウント、着信サービス、コール ハンドラ、インタビュー ハンドラ、およびディレクトリ ハンドラなど、Cisco Unity の特定コンポーネントに対して、言語設定をカスタマイズすることもできます。Cisco Unity の個々のコンポーネントに対して言語設定をカスタマイズする方法については、「電話言語の指定」を参照してください。


注意 Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で電話言語設定は複製されません。両方のサーバ上で値を手動で変更する必要があります。

次の表に、[電話言語]の設定についての詳細を示します。

 

表29-3 [システム] > [コンフィギュレーション] > [電話言語]ページ

フィールド
説明

ユーザ ライセンス - 合計

表示だけです。 この設定には、実際の導入システムに対する電話言語ライセンスの合計件数が表示されます。この合計件数により、一度にロードできる電話言語の数が決まります。この電話言語ライセンスの件数が、Cisco Unity サーバに実際にインストールする電話言語の数を制限しないことに注意してください。

ユーザ ライセンス - ロード済み

表示だけです。 この設定には、[ロード済み]リストにある言語の数が表示されます。

ユーザ ライセンス - 未使用

表示だけです。 この設定には、未使用の電話言語ライセンスの件数が表示されます。この数が、[使用可能]リストの言語の数と必ずしも同じではないことに注意してください。

使用可能

このリストには、Cisco Unity サーバにインストールされていて、現在、ロードされていない言語が表示されます。

[使用可能]リストから[ロード済み]リストへ移動して、言語をロードする場合、[ユーザ ライセンス-ロード済み]フィールドおよび[ユーザ ライセンス-未使用]フィールドがそれに応じて調整されます。[ロード済み]リストに言語を移動できるのは、[ユーザライセンス-未使用]がゼロより大きい場合に限ります。

ロード済み

このリストには、コール ハンドラなどの Cisco Unity のさまざまなコンポートネントやユーザ会話の使用に選択できる言語が表示されます。

[ロード済み]リストから[使用可能]リストに移動して、言語をアンロードすると、[ユーザライセンス-ロード済み]フィールドおよび[ユーザライセンス-未使用]フィールドがそれに応じて調整されます。アンロードされた言語を使用していたコール ハンドラなどの Cisco Unity コンポーネントは、デフォルトの電話言語を使用するようにリセットされます。

デフォルト 電話言語

ユーザや発信者に対してシステム プロンプトを再生するデフォルト言語を選択します。デフォルト言語として選択できる言語は、[ロード済み]リストに表示されている言語に限られます。

デフォルト テキスト/スピーチ言語

ユーザが、電話を介して電子メールを読むときに聞くデフォルトの言語を選択します。この言語は、一般的に、次の例外を除いて、[デフォルト 電話言語]フィールドで選択した言語と同じになります。

電話言語として、オーストラリア英語またはニュージーランド英語を選択した場合は、デフォルトのテキスト/スピーチ言語としてアメリカ英語またはイギリス英語のどちらかを選択します。

ブラジル系ポルトガル語、チェク語、および韓国語には、該当するテキスト/スピーチ言語は存在しません。

GUI 言語設定

[GUI 言語]ページの設定により、Cisco Unity システム管理のページを表示するときに使用される言語が決まります。デフォルトの GUI 言語およびその他のシステム全体の GUI 言語の設定を指定します。

Cisco Unity システム管理または Cisco Personal Communications Assistant で使用する GUI 言語を変更するには、ブラウザで言語を選択します。(ユーザは Cisco PCA Web サイトを使用して Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox にアクセスします。バージョン 3.1 以前では、Cisco Unity Assistant は ActiveAssistant(AA)と呼ばれ、Cisco Unity Inbox は Visual Messaging Interface(VMI)と呼ばれていたことに注意してください)。

Cisco Unity システム管理の場合、ブラウザで選択する言語は、[GUI 言語]ページの[ロード済み]リストに含まれている必要があります。ブラウザで選択した言語が、ロード済み言語でない場合、Cisco Unity ではデフォルトの GUI 言語が使用されます。Cisco PCA の場合、ブラウザで選択する言語は、Cisco PCA が提供する言語のいずれかである必要があります。


注意 Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で GUI 言語設定は複製されません。両方のサーバ上で値を手動で変更する必要があります。

次の表に、GUI 言語設定についての詳細を示します。

 

表29-4 [システム] > [コンフィギュレーション] > [GUI 言語]ページ

フィールド
説明

ユーザ ライセンス - 合計

表示だけです。 この設定には、実際の導入システムに対する GUI 言語ライセンスの合計件数が表示されます。この合計件数により、一度にロードできる GUI 言語の数が決まります。この GUI 言語ライセンスの件数が、Cisco Unity サーバに実際にインストールする GUI 言語の数を制限しないことに注意してください。

ユーザ ライセンス - ロード済み

表示だけです。 この設定には、[ロード済み]リストにある言語の数が表示されます。

ユーザ ライセンス - 未使用

表示だけです。 この設定には、未使用の GUI 言語ライセンスの件数が表示されます。この数が、[使用可能]リストの言語の数と必ずしも同じではないことに注意してください。

使用可能

このリストには、Cisco Unity サーバにインストールされていて、現在、ロードされていない言語が表示されます。

[使用可能]リストから[ロード済み]リストに言語を移す場合、[ユーザライセンス-ロード済み]フィールドおよび[ユーザライセンス-未使用]フィールドがそれに応じて調整されます。[ロード済み]リストに言語を移動できるのは、[ユーザライセンス-未使用]がゼロより大きい場合に限ります。

ロード済み

ここには、Cisco Unity システム管理のブラウザ表示で使用できる言語が表示されます。

[ロード済み]リストから[使用可能]リストに移動して、言語をアンロードすると、[ユーザライセンス-ロード済み]フィールドおよび[ユーザライセンス-未使用]フィールドがそれに応じて調整されます。

デフォルト GUI 言語

[ロード済み]リストからデフォルト GUI 言語を選択します。Cisco Unity は、ブラウザで選択した言語がロード済み GUI 言語の中にない場合に限り、このデフォルト GUI 言語を使用します。

スケジュール設定

スケジュールは、Cisco Unity が、通話管理に使用する変数の 1 つです。標準および時間外のユーザ グリーティングとコール ハンドラ グリーティングは、スケジュールに指定した日時に従って再生されます。

Cisco Unity では、両方とも修正可能な[年中 - 24時間]および[週日]という 2 つの事前定義スケジュールが提供されています。さらに、組織がさまざまなグループの社員の標準的な仕事時間に対応するため、最大 64 件のスケジュールを作成することができます。Cisco Unity に対するデフォルト スケジュールとして、事前定義スケジュールのどちらか、または新しく作成したスケジュールを使用できます。デフォルト スケジュールは、コール ハンドラ、ユーザ テンプレート、および着信サービスのすべてに使用されます。ただし、コール ハンドラ、ユーザ アカウント、および着信サービスが従うスケジュールが別に指定されている場合には使用されません。

作成または修正するスケジュールに対して、標準時間と営業外時間を構成する日時、およびスケジュールを休日に対して変更するかどうかを指定します。

 

標準時間

組織の通常の営業時間を構成する日時です。標準時間には、複数の時刻範囲、および異なる日の異なる時刻範囲を含めることができます(たとえば、ある組織の標準時間を月曜~金曜の午前 8:00 ~正午および午後 1:00 ~午後 5:00 (昼休みを考慮)、および土曜の午前 9:00 ~午後 1:00 に設定できます)。

営業外時間

標準時間と認められない日時が、組織が活動していない営業外時間とみなされます。

休日

[システム] > [休日]ページに定義されている、組織が活動していない時刻範囲です。休日の指定については、「休日設定」を参照してください。

新しいスケジュールを作成する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[スケジュール] ページに移動します。

ステップ 2 [追加] アイコンをクリックします。

ステップ 3 [スケジュールを追加]ダイアログボックスで、[名前]フィールドに情報を適切に入力します。

ステップ 4 [新規スケジュール] または[ 既存のスケジュールに基づく] を選択します。[既存のスケジュールに基づく]を選択した場合は、[基準]フィールドで該当するスケジュールを選択します。

ステップ 5 [追加] ボタンをクリックします。

ステップ 6 該当する場合は、 [休日設定使用] チェックボックスをオンにします。

ステップ 7 すべての営業(標準)時間の 30 分が白色、すべての営業外時間の 30 分が灰色になるまで、スケジュール グリッドのボックスをクリックします。2 日以上に渡って同じブロックをクリックする必要をなくすには、[スケジュール コピー(1 日当たり)]フィールドおよび[>>]を使用します。

ステップ 8 [保存] アイコンをクリックします。

ステップ 9 Cisco Unity のデフォルト スケジュールとしてこの新しいスケジュールを使用するには、次の「デフォルト スケジュールを指定する」の手順を参照してください。


 

デフォルト スケジュールを指定する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[スケジュール] ページに移動し、任意のスケジュール ページで[ デフォルト スケジュールを変更] をクリックします。

このリンクをクリックすると、スケジュール ページを出て、[システム] >[コンフィギュレーション] >[設定]ページに移動することに注意してください。

ステップ 2 [デフォルト スケジュール]フィールドで、新しいコール ハンドラ、ユーザ テンプレート、および着信サービスのデフォルトとして使用するスケジュールをクリックします。

ステップ 3 必要に応じて、 [時刻案内 - 24時間制] チェックボックスをオンにし、すべてのスケジュールに対して 24 時間表示フォーマットを使用します。

ステップ 4 [保存] アイコンをクリックします。


 

既存のスケジュールを修正する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[スケジュール] ページに移動します。

ステップ 2 [検索] アイコンをクリックします。

ステップ 3 修正するスケジュールをダブルクリックします。

ステップ 4 適切な設定に変更した後、 [保存] アイコンをクリックします。

ステップ 5 システムのデフォルト スケジュールとしてこの新しいスケジュールを使用するには、「デフォルト スケジュールを指定する」の手順を実行します。


 

次の表に、スケジュール設定についての詳細を示します。

 

表29-5 [システム] > [スケジュール]ページ

フィールド
説明

休日設定使用

このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unity が、営業外(時間外)グリーティングを再生し、[システム] >[休日]ページに定義されている日付上で時間外転送ルールに従うようになります。

個々のブロックをクリックして時間の設定を行います。

営業外から営業(標準)時間に変更するには、グリッド内のブロックをクリックします。ブロックを 2 度クリックすると、変更が元に戻ります。ある 1 日の営業(標準)時間と営業外時間を設定すると、[スケジュール コピー(1 日当たり)]ボックスを使用してその設定を他の日にもコピーできます。

スケジュール コピー(1 日当たり)

コピー元の日をリストから選択し、そのスケジュール設定のコピー先となる日を選択します。2 日以上に渡って同じブロックをクリックする必要をなくすには、[スケジュール コピー(1 日当たり)]フィールドおよび[>>]を使用します。

休日設定

[休日]設定を有効にすると、Cisco Unity は、時間外グリーティングを再生し、時間外転送ルールに従います。一度に、複数年の休日をセットアップすることができます。また、ある年から翌年に、必要に応じて日付を調節して休日をコピーすることができます。毎年、多数の休日が違った日付になるため、年ごとに休日スケジュールが正確かどうかを確認します。

休日を指定する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[休日] ページに移動します。

ステップ 2 [追加] アイコンをクリックします。

ステップ 3 [休日の追加]ダイアログボックスで、休日の年月日を選択します。

ステップ 4 [追加] ボタンをクリックします。


 

休日を修正する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[休日] ページに移動します。

ステップ 2 該当する年に表示されている休日の日付をクリックします。

ステップ 3 [編集する休日の指定]フィールドで、適切に設定を変更した後、 [保存] アイコンをクリックします。


 

次の表に、休日設定についての詳細を示します。

 

表29-6 [システム] > [休日]ページ

フィールド
説明

編集する休日の指定

修正する対象の休日に該当する年月日を入力します。

ライセンス ステータス

Cisco Unity を購入した組織では、ユーザ数およびボイスメール ポート数に従ってライセンスが割り当てられます。また、組織によっては、オプション機能のライセンスを購入している場合もあります。購入したライセンス数、および使用、未使用のライセンス数を[システム] > [ライセンス]ページで表示することができます。追加ライセンスが必要な場合は、リセラーに連絡してください。

認証設定

認証設定は、ユーザが Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して Cisco Unity にアクセスする場合に適用されるログオンおよびロックアウトの原則を決定します。Cisco Unity システム管理とステータス モニタが Anonymous 認証方式を使用する場合、[システム] >[コンフィギュレーション] >[認証プロバイダー]ページで指定する原則は、ユーザが Cisco Unity システム管理またはステータス モニタを使用して Cisco Unity にアクセスするときにも適用されます。

ユーザが Cisco PCA にログオンするとき、ユーザの資格はネットワークを経由して Cisco Unity にクリア テキストで送信されることを考慮することが重要です。これは、Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用する場合も同様です。セキュリティ強化のため、Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを使用するように Cisco Unity をセットアップすることをお勧めします(詳細については、「SSL を使用するための Cisco Unity の手動設定」を参照してください)。ベスト プラクティスとして、Cisco Unity の管理者は、Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンする場合、Cisco PCA にログオンするときのユーザ アカウントとは別のユーザ アカウントを使用することもお勧めします。

認証設定に変更を加えると、すべての Cisco Unity ユーザに影響します。個々のユーザ アカウントについて認証設定を変更することはできません。ただし、個々のユーザ アカウントをロックアウトして、ユーザが Cisco PCA、Cisco Unity システム管理、またはステータス モニタを使用して Cisco Unity にアクセスすることは防止できます(詳細については、「ユーザ アカウントの設定」を参照してください)。

認証設定が表すログオンおよびロックアウトの原則は、ユーザが電話から Cisco Unity にアクセスするときに適用される原則とは異なります。ユーザが電話から Cisco Unity にアクセスするときに適用されるアカウントの原則を設定する方法については、 「アカウントの原則の設定」 の章を参照してください。

次の表に、認証設定についての詳細を示します。

 

表29-7 [システム]>[コンフィギュレーション]>[認証プロバイダー]ページ

フィールド
説明

次回も同じデータでログオン:__日

必要に応じて、このチェックボックスをオンにし、Cisco Unity がログオン情報を保管する日数を入力します。このチェックボックスをオンにした場合、ログオン情報はユーザのコンピュータ上に暗号化されたクッキーとして保管されます。

Cisco Unity がログオン情報を記憶している間は、ユーザは Cisco Personal Communications Assistant(PCA)にログオンする場合にログオン情報を入力する必要がありません。代わりに、ユーザのログオン資格が[ログオン]ページに自動的に入力されます。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

デフォルトは空白です。

次回も同じパスワードでログオン:__日

必要に応じて、このチェックボックスをオンにし、Cisco Unity がパスワード情報を保管する日数を入力します。このチェックボックスをオンにした場合、パスワード情報はユーザのコンピュータ上に暗号化されたクッキーとして保管されます。

Cisco Unity がユーザ パスワードを記憶している間は、ユーザは Cisco Personal Communications Assistant(PCA)にログオンする場合にユーザ パスワードを入力する必要がありません。代わりに、ユーザ パスワードが[ログオン]ページに自動的に入力されます。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

デフォルトは空白です。

セッションの期間

このフィールドは、ユーザが不在になってから、Cisco Unity がそのユーザを自動的にログオフするまでの時間を示します。

ブラウザのセッションの期間は IIS の値によって決まりますが、このフィールドを使用すると、IIS の[接続のタイムアウト]フィールドの値を変更することができます。ただし、IIS で[接続のタイムアウト]フィールドの値を直接変更した場合、その変更はここには反映されません。

セッションの期間をここで変更するか、IIS で直接変更するかにかかわらず、新しいタイムアウト値は次の新しいブラウザ セッションに適用されます。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

デフォルトは 20 分です。

空白パスワードを禁止する

このチェックボックスをオンにすると、ユーザが Cisco Personal Communications Assistant(PCA)にログオンする場合、[ログオン]ページでパスワードを入力することが必須となります。これは、Windows のアカウント ポリシーで空白パスワードが許可されている場合にも適用されます。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

アカウントのロックアウト

Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用するユーザに対してアカウントのロックアウトの原則を指定する場合は、このチェックボックスをオンにします。

このチェックボックスをオンにした場合は、次のフィールドに適切な値を入力します。

アカウントのロックアウト期間:__分

次の後にロックアウト:__ログオン試行

次の後にアカウント ロックアウト カウンタをリセット:__分

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

デフォルトでは、チェックボックスはオンになっています。

アカウントのロックアウト期間:__分

Cisco Unity がユーザに対して Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用した Cisco Unity へのアクセスを禁止する時間(分)を入力します。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

このオプションは、[アカウントのロックアウト]チェックボックスがオフの場合には使用できません。

デフォルトは 30 分です。

次の後にロックアウト:__ログオン試行

ユーザがログオン試行に何回失敗すると Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して Cisco Unity にアクセスできなくなるかを入力します。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

このオプションは、[アカウントのロックアウト]チェックボックスがオフの場合には使用できません。

デフォルトは 5 回です。

次の後にアカウント ロックアウト カウンタをリセット:__分

Cisco Unity が何分後に、Cisco Personal Communications Assistant(PCA)に対するログオン試行の失敗回数のカウントを消去するかを入力します。ログオンの失敗回数がすでに制限値に達して、アカウントがロックされている場合は除きます。

Cisco Unity システム管理とステータス モニタで Anonymous 認証方式を使用するように IIS が構成されている場合、ここでの設定は Cisco Unity システム管理とステータス モニタにログオンするユーザにも適用されます。

このオプションは、[アカウントのロックアウト]チェックボックスがオフの場合には使用できません。

デフォルトは 30 分です。

ボイスメール ポート設定

Cisco Unity サーバ上の各ボイスメール ポートは、次の機能のうち 1 つ以上を実行するように設定できます。

身元不明発信者、および Cisco Unity にダイヤルインするユーザからの着信に応答すること。

音声、ファックス、および電子メールの各メッセージの到着をユーザに通知するために発信すること。

システム管理者およびユーザが Cisco Unity アプリケーションで電話を録音/再生デバイスとして使用できるようにするために発信すること(電話は Media Master の録音/再生デバイスとして使用できます。Media Master は Cisco Unity システム管理、Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、および ViewMail のページ上に表示されます)。

Cisco Unity Assistant は、バージョン 3.1 およびそれ以前のバージョンで ActiveAssistant(AA)と呼ばれ、Cisco Unity Inbox は、Visual Messaging Interface(VMI)と呼ばれていました。

メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)をオン/オフするために発信すること。

外線発信 AMIS メッセージを送信するために発信すること(システムによってはこの機能がない場合があります)。

上記の各機能に対して設定されるボイスメール ポートの数は、次のような多数の要因に依存します。

使用可能なボイスメール ポートの合計数。

メッセージ通知を使用するユーザ数と、通知の受信頻度。

回線交換電話システムの場合は、連動デバイスがシリアルかアナログか(アナログ連動デバイスは MWI をオン/オフするためにボイスメール ポートを使用しますが、シリアル連動デバイスは使用しません)。

組織の主要通信手段が電子メールかボイスメールか。

各ボイスメール ポートは、複数の機能を実行するように設定できます(たとえば、着信への応答と、MWI をオンにするための発信)。ボイスメール ポートが複数の機能を実行し、稼働率の高い状態にある(たとえば、多数の着信に応答している)とき、実行されていない機能は、ボイスメール ポートが開放されるまで遅延される(たとえば、応答する着信数が減るまで MWI をオンにできない)場合があります。ボイスメール ポートのセットアップに関するガイドラインについては、 表 28-9 を参照してください。パフォーマンスを最適化するためには、最初のボイスメール ポートを着信用に、最後のポートを発信用に使用します。この方法により、ポートに着信すると同時に Cisco Unity がそのポートを発信用にオフフックするという衝突の確率を最小限に抑えることができます。

一般的なインストールでは、インストール担当者は、Cisco Unity に対してボイスメール ポートをセットアップしますが、[ポート]ページで修正することができます。ただし、ポート設定を変更する前に、ボイスメール ポートの使用状況を観察します。Tools Depot で利用可能な Port Usage Analyzer を参照してください。


) Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間でボイスメール ポート設定は複製されません。両方のサーバ上でボイスメール ポート設定を変更する必要があります。


次の表に、ポート設定についての詳細を示します。

 

表29-8 [システム]>[ポート]ページ

フィールド
説明

内線

電話システムで割り当てられているように、ポートに対する内線番号を入力します。

グリーティングを使用する

このチェックボックスをオンにすると、ポートが有効になります。通常の操作ではポートを有効にします。

このチェックボックスをオフにすると、ポートが無効になります。ポートが無効になると、そのポートに対する通話は、呼び出し音を受けますが、応答されることはありません。一般的には、インストール担当者がテスト中に限りポートを無効にします。

返信呼び出し

通話に応答するようにポートを指定するには、このチェックボックスをオンにします。これらの通話は、身元不明発信者またはユーザからの着信です。一般的なガイドラインとして、ポートの約 75 パーセントで、[返信呼び出し]をオンにします。

メッセージの到着通知

ポートをユーザに対するメッセージ通知用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。[メッセージの到着通知]には、最も使用率の低いポートを割り当てます。このようなポートは、通常、電話システムに対する最大のポート番号をもつポートとなります。一般的なガイドラインとして、ポートの約 25 パーセントで、[メッセージの到着通知]、[MWI 発信]、および[TRAP 接続]をオンにします。

MWI 発信

(シリアルまたは SMDI 連動では使用されない)

ポートを MWI のオン/オフ用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。[MWI 発信]には、最も使用率の低いポートを割り当てます。このようなポートは、通常、電話システムに対する最大のポート番号をもつポートとなります。一般的なガイドラインとして、ポートの約 25 パーセントで、[メッセージの到着通知]、[MWI 発信]、および
[TRAP 接続]をオンにします。

AMIS 送信

(AMIS システム ライセンスに限り使用可能)

Cisco Unity ユーザからのボイス メッセージを別のボイス メッセージ システム上のユーザに送信するための発信 AMIS 通話に使用するポートを指定するには、このチェックボックスをオンにします。Cisco Unity は、さまざまなボイス メッセージ システム間でボイス メッセージを転送するためのアナログ メカニズムを提供する、Audio Messaging Interchange Specification(AMIS)プロトコルをサポートしています。

この設定は、AMIS 発信通話だけに影響します。すべてのポートが、AMIS 着信通話に使用されます。

AMIS 発信メッセージの送信は、長時間、ボイス ポートを占有する可能性があるため、[ネットワーク] > [AMIS] > [スケジュール]ページでスケジュールを調整して、AMIS 発信通話を、営業時間外または Cisco Unity が多数の通話を処理していないときに行うことが必要になる場合があります。

TRAP 接続

このチェックボックスをオンにすると、ユーザは Cisco Unity の Web アプリケーションおよび電子メール クライアントで電話を録音/再生デバイスとして使用できます。[TRAP 接続]には、最も使用率の低いポートを割り当てます。このようなポートは、通常、電話システムに対する最大のポート番号をもつポートとなります。一般的なガイドラインとして、ポートの約 25 パーセントで、[メッセージの到着通知]、[MWI 発信]、および[TRAP 接続]をオンにします。

Cisco CallManager 連動

連動設定は、インストール中に、Cisco Unity Telephony Integration Manager(UTIM)で指定します。その結果、Cisco Unity が指定の電話システムと機能するように構成されます。連動を一度セットアップしたら、連動設定を変更する必要はありません。ただし、この設定を[連動方式]ページで調べたり、UTIM で修正したりすることはできます。


) Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、連動設定への変更は、各サーバの UTIM で個々に行う必要があります。プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で連動設定は複製されません。


次の表に、連動設定についての詳細を示します。

 

表29-9 [システム] > [連動方式] > [Cisco CallManager]ページ

フィールド
説明

連動名

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で入力した Cisco CallManager 連動の名前が表示されます。

製造元

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムの製造元が表示されます。

モデル

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムのモデルが表示されます。

ソフトウェア バージョン

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムのソフトウェアのバージョンが表示されます。

トランク アクセス コード

(デュアル電話システム連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、電話システム間で通話を転送するために Cisco Unity がダイヤルする番号が表示されます。このコードは UTIM で入力したものです。

クラスタ名

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で入力した Cisco CallManager クラスタの名前が表示されます。

IP アドレス/名前

表示だけです。 このフィールドには、パブリッシャ(プライマリ) Cisco CallManager サーバの IP アドレスが表示されます。このアドレスは UTIM で入力したものです。

IP ポート

表示だけです。 このフィールドには、Cisco CallManager サーバが使用する TCP ポートが表示されます。このポートは UTIM で入力したものです。

RTP/IP ポート ベース

表示だけです。 このフィールドには、Cisco CallManager サーバが使用する RTP の最初のポート(ベース ポート)番号が表示されます。この最初のポート番号は UTIM で入力したものです。

再接続

表示だけです。 このフィールドには、フェールオーバー修正後に Cisco Unity がパブリッシャ(プライマリ)Cisco CallManager サーバに自動的に再接続するかどうかが表示されます。設定が True の場合は、自動再接続が有効であることを示します。この値は UTIM で設定されたものです。

IP アドレス

表示だけです。 このフィールドには、ユーザ(セカンダリ)Cisco CallManager サーバの IP アドレスが表示されます。これらのアドレスは UTIM で入力したものです。

MWI オンの内線

表示だけです。 このフィールドには、MWI をオンにするために Cisco CallManager が使用する内線番号が表示されます。この内線番号は UTIM で入力したものです。

MWI オフの内線

表示だけです。 このフィールドには、MWI をオフにするために Cisco CallManager が使用する内線番号が表示されます。この内線番号は UTIM で入力したものです。

再同期化

表示だけです。 このフィールドには、各ユーザ アカウントに対して Cisco Unity が MWI との同期の取り直しをする毎日の時刻が表示されます。この時刻は UTIM で入力したものです。再同期化が行われるのは、UTIM で再同期化が有効になっている場合だけです。

ポート数

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity を Cisco CallManager サーバに接続するために UTIM でセットアップしたボイスメール ポート数が表示されます。

CallManager デバイス名プレフィックス

表示だけです。 このフィールドには、Cisco CallManager がボイスメール ポートのデバイス名に付加するプレフィックスが表示されます。このプレフィックスは UTIM で入力したもので、Cisco CallManager が使用するプレフィックスと一致する必要があります。

SIP 連動

連動設定は、インストール中に、Cisco Unity Telephony Integration Manager(UTIM)で指定します。その結果、Cisco Unity が指定の電話システムと機能するように構成されます。連動を一度セットアップしたら、連動設定を変更する必要はありません。ただし、この設定を[連動方式]ページで調べたり、UTIM で修正したりすることはできます。


) Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、連動設定への変更は、各サーバの UTIM で個々に行う必要があります。プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で連動設定は複製されません。


次の表に、連動設定についての詳細を示します。

 

表29-10 [システム] > [連動方式] > [SIP]ページ

フィールド
説明

連動名

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で入力した SIP 連動の名前が表示されます。

製造元

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムの製造元が表示されます。

モデル

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムのモデルが表示されます。

ソフトウェア バージョン

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムのソフトウェアのバージョンが表示されます。

トランク アクセス コード

(デュアル電話システム連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、電話システム間で通話を転送するために Cisco Unity がダイヤルする番号が表示されます。このコードは UTIM で入力したものです。

クラスタ名

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で入力した SIP クラスタの名前が表示されます。

IP アドレス/名前

表示だけです。 このフィールドには、プライマリ SIP プロキシ サーバの IP アドレスが表示されます。このアドレスは UTIM で入力したものです。

IP ポート

表示だけです。 このフィールドには、プライマリ SIP プロキシ サーバが使用する IP ポートが表示されます。このポートは UTIM で入力したものです。

IP アドレス

表示だけです。 このフィールドには、セカンダリ SIP プロキシ サーバの IP アドレスが表示されます。これらのアドレスは UTIM で入力したものです。

認証

(認証が有効の場合だけ)

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity が SIP プロキシ サーバを使用して認証するかどうかが表示されます。設定が True の場合は、認証が有効であることを示します。この値は UTIM で設定されたものです。

名前

(認証が有効の場合だけ)

表示だけです。 このフィールドには、SIP プロキシ サーバが認証のために使用する名前が表示されます。この名前は UTIM で入力したものです。

コンタクト ライン名

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity とコンタクトするためにユーザが使用するボイス メッセージ ライン名が表示されます。このライン名は UTIM で入力したものです。

RTP オーディオ ポート開始

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity とコンタクトするためにユーザが使用する RTP オーディオ ポートが表示されます。この最初の RTP オーディオ ポートは UTIM で入力したものです。

優先されるコーデック

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity とコンタクトするときにユーザが使用する優先コーデックが表示されます。このコーデックは UTIM で選択したものです。

ポート数

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity を SIP プロキシ サーバに接続するために UTIM でセットアップしたボイスメール ポート数が表示されます。

回線交換連動

連動設定は、インストール中に、Cisco Unity Telephony Integration Manager(UTIM)で指定します。その結果、Cisco Unity が指定の電話システムと機能するように構成されます。連動を一度セットアップしたら、連動設定を変更する必要はありません。ただし、この設定を[連動方式]ページで調べたり、UTIM で修正したりすることはできます。


) Cisco Unity フェールオーバー システムを備えている場合、連動設定への変更は、各サーバの UTIM で個々に行う必要があります。プライマリ サーバとセカンダリ サーバの間で連動設定は複製されません。


次の表に、連動設定についての詳細を示します。

 

表29-11 [システム] > [連動方式] > [回線交換]ページ

フィールド
説明

連動名

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で入力した連動の名前が表示されます。

製造元

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムの製造元が表示されます。

モデル

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムのモデルが表示されます。

ソフトウェア バージョン

表示だけです。 このフィールドには、UTIM で選択した電話システムのソフトウェアのバージョンが表示されます。

トランク アクセス コード

(デュアル電話システム連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、電話システム間で通話を転送するために Cisco Unity がダイヤルする番号が表示されます。このコードは UTIM で入力したものです。

MWI オンのコード

(アナログまたは DTMF 連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、MWI をオンにするために電話システムが使用するコードが表示されます。このコードは UTIM で入力したものです。

MWI オフのコード

(アナログまたは DTMF 連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、MWI をオフにするために電話システムが使用するコードが表示されます。このコードは UTIM で入力したものです。

SMDI フィールドの長さ

(シリアルまたは SMDI 連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、電話システムでの SMDI またはステーション フィールドの長さが表示されます。SMDI フィールドの長さは、SMDI またはステーション プレフィックス長にデフォルトの内線番号長を加算したものです。長さは 10 または 7 です。この値は UTIM で入力したものです。これは、電話システムが使用する設定と一致している必要があります。

SMDI シリアル連動は、SMDI パケットを使用して、通話に関する情報を送信します。SMDI パケット内の情報は、電話システムにより異なりますが、ANI、DNIS、発信元種別(転送または直接)、および転送元内線番号を主要な情報として含みます。

デフォルト内線桁数

(シリアルまたは SMDI 連動のみ)

表示だけです。 このフィールドには、電話システムでのデフォルトの内線番号の長さが表示されます。この長さは UTIM で選択したものです。

再同期化

表示だけです。 このフィールドには、各ユーザ アカウントに対して Cisco Unity が MWI との同期の取り直しをする毎日の時刻が表示されます。この時刻は UTIM で入力したものです。再同期化が行われるのは、UTIM で再同期化が有効になっている場合だけです。

シリアル通信設定:

Com ポート

ボー レート

データ ビット

ストップ ビット

パリティ

(シリアルまたは SMDI 連動のみ)

表示だけです。 このセクションのフィールドでは、SMDI シリアル連動で使用されるシリアル通信設定が表示されます。ここの設定値はすべて、他の連動タイプでは使用不可になっています。

[Com ポート]フィールドの設定では、Cisco Unity サーバ上の通信ポートが指定されます。[ボー]、[データ ビット]、[ストップ ビット]、および[パリティ]の各フィールドの設定は、電話システムが使用するシリアル通信の設定と一致する必要があります。

ポート数

表示だけです。 このフィールドには、Cisco Unity を電話システムに接続するために UTIM でセットアップしたボイスメール ポート数が表示されます。

録音終了の警告音の設定

この機能は、Cisco CallManager と SIP 電話システムの連動だけに適用されます。

発信者によるメッセージの録音中、最大許容メッセージ長に達する前に警告音を鳴らすように、Cisco Unity を設定できます。別の音または短いメッセージを WAV ファイルで録音して、警告音をカスタマイズすることもできます。

警告音の有効化

デフォルトでは、警告音は無効になっています。次の 2 つの設定をカスタマイズできます。

最大メッセージ長に達するどのくらい前(ミリ秒)に警告音を鳴らすか。0 より大きい値を設定すると、警告音が有効になります。

警告音を鳴らさない最大録音時間(ミリ秒)。この設定により、ボイス名などの短い録音では警告音が鳴らなくなります。

たとえば、最大メッセージ長が 300 秒に設定され、最初の設定が 10 秒に設定されている場合、290 秒の録音後(録音制限に達して録音セッションが終了する 10 秒前)に警告音が鳴ります。

警告音を有効にするには、次の手順を実行します。

録音終了の警告音を有効にする


ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、 [Administrative Tools] を展開し、 [Advanced Settings Tool] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity Settings]ペインで、 [Conversation - Record Termination Warning: Record Termination
Warning Time]
をクリックします。[Description]ボックスに、この設定に関する情報が表示されます。

ステップ 4 [New Value]フィールドに、どのくらい前(ミリ秒)に警告音を鳴らすかを入力します。許容録音時間の終了時点からこの時間(ミリ秒)だけ前に警告音が鳴ります。 10000 を入力することをお勧めします。

ステップ 5 [Set] をクリックします。

ステップ 6 [Unity Settings]ペインで、 [Conversation - Record Termination Warning: Minimum Recording Length for Termination Warning] をクリックします。

ステップ 7 [New Value]フィールドに、警告音を鳴らさない最大録音時間(ミリ秒)を入力します。 30000 を入力することをお勧めします。

ステップ 8 [Set] をクリックします。

ステップ 9 [Exit] をクリックして、[Unity Registry Settings]ウィンドウを閉じます。

ステップ 10 設定を有効にするため、Cisco Unity ソフトウェアを終了し、再起動します。


 

警告音のカスタマイズ

デフォルトでは、録音の通知音が警告音として再生されます。別の音または短いメッセージを WAV ファイルとして録音し、その WAV ファイルの場所を指定することによって、警告音をカスタマイズできます。

カスタマイズした警告音を指定するには、次の手順を実行します。

カスタマイズした警告音の場所を指定する


ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、 [Administrative Tools] を展開し、 [Advanced Settings Tool] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity Settings]ペインで、 [Conversation - Record Termination Warning: Warning WAV File
Location]
をクリックします。

ステップ 4 [New Value]フィールドに、警告音として使用する WAV ファイルのフルパスを入力します。

ステップ 5 [Set] をクリックします。

ステップ 6 [Exit] をクリックして、[Unity Registry Settings]ウィンドウを閉じます。

ステップ 7 設定を有効にするため、Cisco Unity ソフトウェアを終了し、再起動します。


 

内線番号の再マップ

この項では、内線番号の再マップについて説明します。

「再マップ機能について」

「内線番号を再マップするための Cisco Unity の設定」

「構文と例」

再マップ機能について

内線番号再マップ機能では、Cisco Unity によって処理される通話の発信者番号および転送先番号を、選択した内線番号に変換できます。この機能は、たとえば、電話システムがユーザの電話機上の複数の内線番号を 1 つの受信ボックスにマップできない場合に便利です。

再マップにより、通話における次の内線番号のいずれかまたは両方を変更できます。

発信者番号(通話の発信元の番号)。たとえば、Cisco Unity は、通話の発信者番号を変更して、実際の通話発信元の内線番号とは異なる内線番号が発信者 ID であるかのように見えるようにします。

転送先番号(通話の転送先の番号)。たとえば、1 つの電話機上のすべてのライン内線番号への非応答通話を、1 人のユーザの受信ボックスに転送できます。また、ユーザに割り当てられていない電話への非応答通話を、スーパーバイザの受信ボックスに転送できます。

内線番号を再マップするための Cisco Unity の設定

この項では、再マップ機能を有効にする手順について説明します。次の 2 つのディレクトリのいずれかまたは両方に、複数のファイルを作成できます。

Calling ディレクトリでは、1 つ以上の .exm ファイルにより発信者 ID 番号が再マップされます。

Forwarding ディレクトリでは、1 つ以上の .exm ファイルにより、Cisco Unity が通話を転送する先の番号が再マップされます。

ディレクトリ内の .exm ファイルに再マップ指示を作成すると、Cisco Unity により、そのディレクトリ名が示すタイプの内線番号だけが再マップされます。たとえば、Cisco Unity が通話を転送する先の内線番号だけを再マップする場合は、Forwarding ディレクトリ内の .exm ファイルに指示を入力します。この場合、Calling ディレクトリには .exm ファイルは不要です。

各ディレクトリ内に、ファイル名は異なるが同じ .exm 拡張子を持つ複数の .exm ファイルを格納できます。この作業により、再マップ情報を整理できます。たとえば、1 つのディレクトリ内に Ports_1-12.exm と Ports_13-24.exm という 2 つのファイルを作成できます。Cisco Unity は、これら 2 つのディレクトリ内の .exm 拡張子を持つすべてのファイルを読み取ります。

内線番号を再マップする


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、CommServer\IntLib\ExtensionMapping ディレクトリを参照します。このディレクトリには、ファイル Sample.txt と 2 つのディレクトリ(Calling および Forwarding)があります。

ステップ 2 発信者番号を再マップするには、Calling ディレクトリに移動します。

ステップ 3 テキスト エディタ アプリケーションで、新しい .exm ファイルを作成するか、または既存の .exm ファイルを開きます。

たとえば、CommServer\IntLib\ExtensionMapping ディレクトリ内のファイル Sample.txt を開きます。

ステップ 4 [Range] と入力し、 Return キーを押して、通話を再マップするためにどのボイスメール ポートを監視するかを指定するセクションを作成します。

.exm ファイルには、[Range]セクションを 1 つだけ作成できます。

ステップ 5 ports= と入力した後に、ボイスメール ポートの番号をコンマ区切りで入力します。範囲を指定するには、スペースを入れずにハイフンを使用します。すべてのボイスメール ポートを監視するには、この行に ports=* と入力します。次に、 Return キーを押します。

たとえば、次のように入力できます。

ports=1,2,5-34

ステップ 6 再マップ規則用のセクションを作成するには、 Return キーを押し、 [Number Mappings] と入力してから、 Return キーを押します。

.exm ファイルには、[Number Mappings]セクションを 1 つだけ作成できます。

ステップ 7 その行に 1 つの再マップ規則を入力し、 Return キーを押します。

次の「構文と例」の項にある再マップ規則の例を参照してください。規則の形式は、次のとおりです。

<元の番号>, <新しい番号>

この規則では、数字間にスペースを入れることはできません。ただし、番号はコンマと 1 つのスペースで区切る必要があります。番号の初めにワイルドカード文字を使用することはできません。

ステップ 8 ステップ 7 を繰り返し、残りのすべての規則を入力します。

ステップ 9 .exm ファイルを保存して閉じます。

ステップ 10 転送先番号を再マップするには、ディレクトリ CommServer\IntLib\ExtensionMapping\Forwarding を参照します。

ステップ 11 ステップ 3ステップ 9 を繰り返し、転送先番号を再マップします。

ステップ 12 内線番号の再マップを有効にするため、Cisco Unity ソフトウェアを再起動します。


 

構文と例

表29-12 に、.exm ファイルで使用できるワイルドカード文字を示します。

 

表29-12 ワイルドカード文字

ワイルドカード
結果

*

0 以上の数字と一致。

?

1 つの数字にだけ一致。? を単一の数字のプレースホルダーとして使用します。

表29-13 に、.exm ファイル内の規則の構文と結果の例を示します。

 

表29-13 構文の例

規則
元の番号
新しい番号

2189, 1189

3189, 1189

4189, 1189

2189

3189

4189

1189

1189

1189

2???, 1???

2189

2291

1189

1291

3???, 1???

3189

3291

1189

1291

8???, 61???

8000

8765

61000

61765

123*, 44*

12300

12385

4400

4485

Cisco Unity は、.exm ファイル内の順序どおりに規則を実行します。たとえば、.exm ファイルに次の規則が含まれているとします。

1234, 1189
3189, 1189
4189, 1189
123?, 8891

内線番号 1234 は 1189 に再マップされ、内線番号 1233 および 1235 は 8891 に再マップされます。これは、1234 をマップする規則が先に指定されているためです。

次に、.exm ファイルの内容の例を示します。

[Range]
ports=1,2,5-34

[Number Mappings]
2189, 1189
3189, 1189
4189, 1189
8???, 9???