Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド (Microsoft Exchange版) Release 4.0(3)
クライアント アプリケーションの設定
クライアント アプリケーションの設定
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

クライアント アプリケーションの設定

概要:クライアント アプリケーション

ユーザの電話機の設定

for Microsoft Outlook の設定

for Outlook の配置

の以前のバージョンからのアップグレード

2.4(6.x) のアンインストール

パフォーマンスを最適化するための のカスタマイズ

の設定

での認証について

ログオン、パスワード、およびロックアウトに関するユーザ アカウントの原則の定義

を使用するためのユーザ ブラウザの設定

録音デバイスと再生デバイスの設定

電話機を録音再生デバイスとして使用する方法

マイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する方法

ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスの決定

アプリケーションでの録音再生デバイス設定の指定

での TTY 電話の使用方法

クライアント アプリケーションの設定

概要:クライアント アプリケーション

Cisco Unity のユーザは、プッシュホンまたは ViewMail for Microsoft Outlook を使用して、ボイス メッセージ、ファックス メッセージ、電子メール メッセージを送信および管理できます。Cisco Unity Inbox を使用すると、ボイス メッセージを送信および管理できます。また、Cisco Unity Assistant を使用すると、Cisco Unity と電話で対話する方法を制御する Cisco Unity 電話設定を個人用にカスタマイズできます。

この章では、Cisco Unity クライアント アプリケーションをユーザが使用できるように、ユーザの電話機とワークステーションを設定するために必要な準備を確認します。詳細については、次の項を参照してください。

「ユーザの電話機の設定」:Cisco Unity にユーザが電話でアクセスできるようにする方法の概要を示します。

「ViewMail for Microsoft Outlook の設定」:ユニファイド メッセージのユーザ用に電子メール クライアントを設定する作業の一覧を示します。

「Cisco Personal Communications Assistant の設定」:ユーザが Cisco Personal Communications Assistant を使用して Cisco Unity Assistant と Cisco Unity Inbox にアクセスするために必要な作業について説明します。

「録音デバイスと再生デバイスの設定」:ユーザがさまざまな Cisco Unity アプリケーションで録音を作成および再生する方法、およびアプリケーションの設定に必要な作業について説明します。

関連マニュアル

Cisco Unity クライアント アプリケーションを使用するようにユーザを設定したら、 「ユーザ、オペレータ、およびサポート デスクのオリエンテーション」 の章で説明している作業を確認して、ユーザとオペレータに対して Cisco Unity の操作方法を説明します。

ユーザ ワークステーション上のソフトウェアのバージョンと Cisco Unity のバージョンのサポートされる組み合せについては、『 互換性マトリクス:Cisco Unity とユーザ ワークステーション上のソフトウェア 』を参照してください。

サポートされる言語については、 Cisco Unity システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア 』を参照してください。

ユーザの電話機の設定

各ユーザの電話機に対して、必要に応じて次の作業を行います。

Cisco Unity への着信転送を使用可能にして、ユーザの内線番号に電話しても通話中の場合や応答のない場合に、Cisco Unity に転送されて処理されるようにします。Cisco Unity は、各ユーザの着信転送設定を使用して、たとえば発信者を保留状態にするか、またはユーザ グリーティングに直接送信するかなどを決定します。

簡易メッセージ アクセスを使用可能にして、ユーザが電話の「メッセージ」ボタンや短縮ダイヤル ボタンで組織の Cisco Unity 内線電話番号にダイヤルできるようにします。この機能を使用すれば、ユーザは簡単な操作ですぐに Cisco Unity に電話をかけて、メッセージを確認したり、個人用設定を変更できます。

個々のユーザの電話パスワードを変更することもできます。デフォルトでは、ユーザ テンプレートの設定にはユーザの初期電話パスワード(12345)が含まれています。Cisco Unity を不正アクセスから保護するには、デフォルトの電話パスワードを変更する必要があります。ベスト プラクティスとして、ユーザ パスワードを設定する場合は必ず、桁数が多く(8 桁以上)、見破られにくいパスワードを指定します。また、ユーザによるパスワード変更を可能にする場合は、ユーザにこの方法を推奨します。電話パスワードの最小長は、[ユーザ] > [アカウントの原則] > [電話パスワードの制限]ページで指定します。

デフォルト パスワードをまだ変更していない場合、または何らかの理由でユーザ パスワードをリセットする必要がある場合は、Cisco Unity システム管理の[ユーザ] >[ユーザ] >[電話パスワード]ページで、個々のユーザについて変更できます。一方、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用すると、複数のユーザの電話パスワードを同時に変更できます。詳細については、Cisco Unity Bulk Import のオンライン ヘルプを参照してください。

ユーザが各自の電話パスワードを変更できるようにユーザ アカウントが設定されている場合、ユーザは Cisco Unity の電話通話または Cisco Unity Assistant を使用して電話パスワードを設定できます。AMIS、Bridge、インターネット、および VPIM のユーザは、電話では Cisco Unity にログオンできないこと、および Cisco Unity Assistant や Cisco Unity Inbox を使用できないことに注意してください。

ViewMail for Microsoft Outlook の設定

Cisco Unity のユーザは、ViewMail を使用して、Outlook の受信トレイにあるボイス メッセージ、ファックス メッセージ、電子メール メッセージを送信および管理できます。ユーザは ViewMail を使用して、他のユーザ、Cisco Unity を使用していないユーザ、およびパブリック同報リスト宛にボイス メッセージを送信できます。また、ユーザは、図 8-1 に示す Media Master コントロール バーを使用して、ボイス メッセージを録音および再生できます。

ユーザが電話機を ViewMail for Outlook の録音デバイスまたは再生デバイスとして使用するときに、Cisco Unity は資格の入力を要求することがあります。たとえば、ユーザのワークステーションが Cisco Unity とは別のドメインに属している場合などです。

図 8-1 ViewMail for Microsoft Outlook

 

ViewMail はライセンスが必要な機能ではなく、使用するユーザに対して特別なサービス クラス特権やパスワードを付与する必要もありません。ただし、Window 2000 または Windows XP で Outlook 98 を使用するユーザは、ViewMail を使用するため、ユーザ ワークステーションのローカル管理者権限を持っている必要があります。詳細については、警告 CSCeb51411 を参照してください。Bug Toolkit は、 http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/launch_bugtool.pl から入手可能です。

ViewMail を組織のユーザ用に設定するには、この章の次の項を参照してください。

「ViewMail for Outlook の配置」

「ViewMail の以前のバージョンからのアップグレード」

「パフォーマンスを最適化するための ViewMail のカスタマイズ」

ViewMail for Outlook の配置

ViewMail for Outlook は、さまざまな方法で組織内のユーザ コンピュータにインストールできます。ただし、一般的に組織ではユーザ自身でセットアップできるように、ネットワークから ViewMail セットアップ プログラムにアクセスできるようにしています。

インストールと配置の方法には、次のものがあります。

Cisco Unity のディスク、または ViewMail のファイルをコピーしたネットワーク ドライブから ViewMail をインストールする。インストールを実行する方法については、「ディスクまたはネットワーク ドライブから ViewMail をインストールする」の手順を参照してください。

Microsoft IntelliMirror や Systems Management Server(SMS)バージョン 1.2/2.0 などのソフトウェア配布ツールを利用して、ViewMail を複数のユーザ ワークステーションに一度に配置する。これらのツールを利用する方法については、Microsoft の Web サイトを参照してください。


) IntelliMirror を利用して ViewMail を配置する場合は、個々のユーザではなくワークステーションに対して ViewMail を割り当てるか配布します。また、IntelliMirror や SMS を利用して ViewMail の将来のアップグレードを配布することもできます。


Office 2000 スイートまたは Office XP スイートの一部として、Microsoft Office とともに
ViewMail を配置する。

デフォルトでは、ViewMail のファイルは C:\Program Files\ViewMail ディレクトリにインストールされます。このデフォルトのインストール先は必要に応じて変更できます。ViewMail は、次のファイルとレジストリ キーをインストールして使用します。

 

ファイル1

AvResLoaderSvrSL.dll

AvResSvr.dll

AvTrapConnectionHolderSvr.dll

AvTsmSL.dll

AvVox.acm

AvWavSL.dll

SL_g729a.acm

レジストリ キー

HKEY_CURRENT_USER\Software\Active Voice

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Active Voice

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Exchange\Client\Extensions\
ViewMail Extensions

1.ファイルがインストールされるディレクトリは、Windows のバージョンに応じて、C:\Windows\System、C:\Winnt\System32、または C:\Windows\System32 のいずれかになります。

Cisco Unity のディスクまたはネットワーク ドライブのうち該当するものから、ユーザのワークステーションに ViewMail をインストールするには、次の手順を実行します。インストールの前に、次のことを考慮してください。

ViewMail のバージョン 2.4(6x) がインストールされている場合は、ViewMail の新しいバージョンをインストールする前に、ユーザ ワークステーションから削除する必要があります。

ViewMail をインストールするには、ユーザ ワークステーションのローカル管理者権限を持っている必要があります。

1 台のワークステーションを共有する複数のユーザ用に ViewMail をインストールできます。

ViewMail をインストールしている間、ユーザ ワークステーションでは Outlook を実行しないでください。ウィルス スキャン サービスも無効にします。

Exchange との互換性がないため、Cisco Unity サーバには Outlook をインストールしないでください。

新しいバージョンの Microsoft Outlook をインストールする場合は、最初に ViewMail をアンインストールする必要があります。Microsoft Outlook をインストールした後で、ViewMail を再インストールします。この作業を行わない場合、ViewMail は新しいバージョンの Outlook とともに正しくインストールされたように見えますが、実際は機能しません。

ユーザがすでに ViewMail の以前のバージョンを使用している場合は、手順に進む前に「ViewMail の以前のバージョンからのアップグレード」を参照してください。

ディスクまたはネットワーク ドライブから ViewMail をインストールする


ステップ 1 すでに ViewMail 2.4(6.x) がインストールされている場合は、ViewMail をインストールする前に削除してください。この作業を行うには、「ViewMail 2.4(6.x) のアンインストール」の手順に従います。この手順が終了したら、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 Cisco Unity DVD 1、CD 2、または ViewMail のファイルをコピーしたネットワーク フォルダで、ViewMail ディレクトリを参照します。

ステップ 3 ViewMail ディレクトリ内の適切なフォルダを参照します(ViewMail ディレクトリには、ViewMail がサポートしている言語ごとにフォルダがあります)。

ステップ 4 ViewMail.msi ファイルをダブルクリックします。


) 使用しているバージョンの Windows NT、Windows ME、または Windows 98 が MSI パッケージをサポートしていない場合は、Microsoft から MSI インストーラをダウンロードできます。Microsoft の Web サイトで「Windows Installer ダウンロード」を検索してください。また、Windows インストーラに関するログ収集は、デフォルトではオンになっていません。ViewMail のインストール前にログ収集をオンにする方法、およびインストール後にトラブルシューティングのためにオンにする方法の詳細については、Microsoft の Web サイトで MSI ログ収集に関するトピックを検索してください。


ステップ 5 画面上の指示に従ってインストールを完了します。

ViewMail バージョン 4.0(x) がインストールされている場合は、画面上の指示に従って削除します。アンインストールが完了したら、再度 ViewMail.msi ファイルをダブルクリックして ViewMail をインストールします。


 

ViewMail の以前のバージョンからのアップグレード

ViewMail の以前のバージョンからアップグレードする場合は、次のことを考慮してください。

ユーザが ViewMail 2.4(6.x) を使用している場合は、「ViewMail 2.4(6.x) のアンインストール」を参照して、ViewMail のバージョン 2.46 をアンインストールする手順に従ってください。

ViewMail のバージョン 3.0(x) またはバージョン 3.1(x) のアンインストールは必要ありません。また、推奨しません。アンインストールしようとすると、Dr. Watson エラーが発生する可能性があります。詳細については、警告 CSCdv16845 を参照してください。Bug Toolkit は、
http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/launch_bugtool.pl
から入手可能です。

ViewMail 4.0(x) をインストールする準備が整ったら、以前にインストールした ViewMail で使用したものと同じディレクトリにインストールします。詳細な手順については、「ViewMail for Outlook の配置」を参照してください。

ユーザは ViewMail バージョン 4.0(x) を使用するための特殊なサービス クラス特権やパスワードを持つ必要がなくなります。ViewMail をインストールしたすべてのユーザが使用できます。

ViewMail 2.4(6.x) のアンインストール

ViewMail のバージョン 2.4(6.x) を以前にインストールしていた場合は、ViewMail および関連する LightningFAX レジストリ キーをクライアント ワークステーションから削除し、その後に ViewMail をインストールする必要があります。アンインストールを実行すると、ViewMail のメニュー項目と ViewMail ツールバー アイコンが Outlook 受信トレイから削除されます。

ViewMail をアンインストールした後、ユーザがボイス メッセージを初めて受信すると、ViewMail アイコンによって、そのメッセージがボイス メッセージであることが示されます。ユーザがメッセージを開こうとすると、Outlook は、このメッセージ フォームが利用できないことをユーザに通知するメッセージを表示します。しかし、このエラー メッセージにより、ユーザはメッセージを開くことを阻止されません。2 通目以降のボイス メッセージについては、ViewMail アイコンは表示されず、WAV 添付ファイル付きの電子メールとして表示されます。ユーザがメッセージを開くときにエラー メッセージが表示されることはありません。

ViewMail および関連する LightningFAX レジストリ キーを削除する


ステップ 1 ViewMail を実行している各クライアント ワークステーションの Windows の[スタート]メニューで、 [設定] >[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除] をクリックします。

ステップ 2 [現在インストールされているプログラム]リストで、 [ViewMail for Outlook] をクリックし、 [削除] をクリックします。

ステップ 3 画面上の指示に従って ViewMail for Outlook を削除します。DLL などの共有ファイルを削除するように求められた場合は、 [すべていいえ] をクリックします。

ステップ 4 システムで LightningFAX を使用していた場合は、 Regedit を起動します。


注意 間違ったレジストリ キーを変更、または不正な値を入力すると、ワークステーションが正しく動作しなくなることがあります。レジストリを編集する前に、問題が発生したときにレジストリを復元する方法を知っておく必要があります(レジストリ エディタ ヘルプの「レジストリを復元する」トピックを参照してください)。レジストリ キー設定の変更に関する質問がある場合は、Cisco TAC に連絡してください。

ステップ 5 現在のレジストリのバックアップがない場合は、 [レジストリ] >[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリ設定をファイルに保存します。

ステップ 6 次のレジストリ キーを削除します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
App Management\ARPCache\LightningFAX 6.5 - PrintToMail.

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet002\Control\Print\Monitors\LightningFAX.

ステップ 7 Regedit を終了します。


 

パフォーマンスを最適化するための ViewMail のカスタマイズ

ViewMail をユーザが低帯域幅環境(たとえば、低速モデムや支社で使用)で使用している場合、ユーザはパフォーマンスとクオリティの向上のために、メッセージを再生前にダウンロードする必要があります。

送信したボイス メッセージのメッセージ ヘッダーだけを保存し、録音メッセージを保存しないように ViewMail をカスタマイズすることにより、ユーザのワークステーション上での送信済みメッセージの保管に必要なディスク領域を削減することもできます。

次の手順を使用して、ユーザのワークステーションのオプションのいずれかをセットアップします。ユーザは ViewMail オンライン ヘルプまたは『 Cisco Unity ユーザ ガイド 』を参照して、オプションを自分でセットアップすることもできます。

メッセージを再生前にダウンロードする


ステップ 1 Outlook の[ツール]メニューの[ ViewMail オプション] をクリックします。

ステップ 2 [再生] タブをクリックします。

ステップ 3 [オーディオをダウンロードして再生する] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [OK] をクリックして変更を保存します。


 

メッセージ ヘッダーだけを保存する


ステップ 1 Outlook の[ツール]メニューの[ ViewMail オプション] をクリックします。

ステップ 2 [全般] タブをクリックします。

ステップ 3 [[送信済みアイテム]フォルダ内にメッセージヘッダのみを保存] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [OK] をクリックして変更を保存します。


 

Cisco Personal Communications Assistant の設定

ユーザは Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して、Cisco Unity Assistant と Cisco Unity Inbox にアクセスします。Cisco Unity Assistant は、録音済みのグリーティングやメッセージの送信オプションなどの個人用設定を、ユーザが自分のワークステーションでカスタマイズできるようにする Web サイトです。Cisco Unity Inbox の Web サイトを利用すると、ボイス メッセージを聞き、作成、返信、転送、および削除することができます。Cisco Unity Inbox はライセンスの必要な機能であるため、ライセンスを購入した場合だけアクセスできます。

Cisco PCA はライセンスが必要な機能ではなく、アクセスするユーザが特別なサービス クラス権限を持つ必要もありません。どの Cisco Unity ユーザも、 http://<Cisco Unity サーバ>/ciscopca から Cisco PCA にアクセスできます。URL は大文字と小文字が区別されることに注意してください。ただし、Cisco Unity Assistant または Cisco Unity Inbox のどちらか一方、あるいは両方に対する適切なサービス クラス権限が必要になります。


注意 Cisco Unity Assistant をユーザのワークステーション上で正しく動作させるには、Cisco Unity サーバ上で、Cisco Unity がインストールされているディレクトリ(デフォルト ディレクトリは CommServer)と、その下のサブディレクトリすべてをウィルス スキャンから除外する必要があります。通常、この操作は Cisco Unity のインストール中に行います。ディレクトリをスキャンから除外する方法については、ウィルス スキャン ソフトウェアのオンライン ヘルプを参照してください。

バージョン 3.1 以前では、Cisco Unity Assistant は ActiveAssistant(AA)と呼ばれ、Cisco Unity Inbox は Visual Messaging Interface(VMI)と呼ばれていました。次の ActiveAssistant URL を使用しているユーザは、自動的に Cisco PCA Web サイトにリダイレクトされます。

http://<Cisco Unity サーバ>/web/aa

http://<Cisco Unity サーバ>/ActiveAssistant

同様に、 http://<Cisco Unity サーバ名>/web/vmi を使用しているユーザも自動的に Cisco PCA Web サイトにリダイレクトされます。

Cisco PCA は、Cisco Unity のインストール中に Cisco Unity サーバにインストールされます。ユーザが PCA にアクセスできるようにするために、ユーザのワークステーションにファイルを追加インストールする必要はありませんが、次の作業を行う必要があります。

1. 必要に応じて、ユーザに Cisco Unity Assistant または Cisco Unity Inbox のどちらか一方、あるいは両方に対する適切なサービス クラス権限を付与します。「サービス クラスの機能設定」を参照してください。

2. Cisco PCA における認証のしくみ、および組織に影響を及ぼす可能性のあるセキュリティ上のあらゆる問題点を把握しておきます。「Cisco Personal Communications Assistant での認証について」を参照してください。

3. Cisco PCA にアクセスするすべてのユーザに対して、ログオン、パスワード、およびロックアウトに関する適切な原則を定義したことを確認します。「ログオン、パスワード、およびロックアウトに関するユーザ アカウントの原則の定義」を参照してください。

4. Cisco Unity の Web アプリケーションを使用するようにユーザのブラウザを設定します。「Cisco PCA を使用するためのユーザ ブラウザの設定」を参照してください。

Cisco Personal Communications Assistant での認証について

Cisco Unity では、アプリケーション レベルの認証を使用して、ユーザに対して Cisco Personal Communications Assistant(PCA)へのアクセスを許可します。これは、Cisco PCA で Anonymous 認証を使用するように IIS が設定されることによって、Cisco Unity ユーザが Cisco PCA へのログオン時に入力した資格を Cisco Unity が認証することを意味します。Cisco Unity システム管理の場合とは異なり、Cisco PCA が使用する認証方式は変更できません。

デフォルトでは、ユーザが Cisco PCA にログオンするとき、ユーザ名と Windows ドメイン アカウント のパスワードはネットワークを経由して Cisco Unity にクリア テキストで送信されます。ユーザが Cisco PCA のページに入力する情報も暗号化されません。セキュリティを強化するため、Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを使用するように Cisco Unity を設定することを推奨します。詳細については、 「SSL を使用するための Cisco Unity の手動設定」 の章を参照してください。

Cisco Unity の管理者は、Cisco PCA へのログオン アカウントとは別のユーザ アカウントを使用して Cisco Unity システム管理にログオンすることを推奨します。

Cisco Personal Communications Assistant での認証のしくみ

1. Cisco Unity ユーザが Internet Explorer を起動し、Cisco PCA Web サイトを参照しようとします。

2. Internet Explorer が、IIS から Cisco PCA のホーム ページの取得を試みます。

3. IIS は、IUSR_<コンピュータ名> アカウントの持つ特権に基づいて Cisco Unity へのアクセスを許可します。このアカウントは、IIS が Anonymous 認証に使用するデフォルト匿名アカウントです。

4. Cisco Unity が Cisco Unity のログオン ページをブラウザに表示します。

5. ログオン ページ上で、ユーザは 表8-1 に示す Windows ドメイン アカウント資格を入力するように求められます。

 

表8-1 Windows 資格入力用の Cisco Unity ログオン ページ

フィールド名
説明

ユーザ名

ユーザが、Cisco Unity ユーザ アカウントに関連付けられている Windows ドメイン アカウントのエイリアスを入力します。たとえば、tcampbell のように入力することも、tcampbell@<ドメイン名> のようにフルパスで入力することもできます。

フルパスで入力する場合、ユーザは[ドメイン]フィールドに値を入力する必要はありません。

パスワード

ユーザが、Windows ドメイン アカウントのパスワードを入力します。

ドメイン

ユーザは、Windows ドメイン アカウントが属しているドメインの名前を入力します([ユーザ名]フィールドにフルパスで入力しなかった場合)。フルパスで入力した場合、ユーザはこのフィールドを空白のままにできます。

6. Internet Explorer は、資格をクリア テキストで Cisco Unity に送信します(このセキュリティ上の危険を緩和するには、SSL を使用するように Cisco Unity を設定します)。

7. Cisco Unity が、Windows から送信された資格の認証を要求します。

8. Cisco Unity が Windows 資格を認証できる場合、Cisco Unity は、ユーザの認証に使用する Windows ドメイン アカウントに関連付けられているユーザ アカウントが存在することを確認するとともに、そのユーザ アカウントが適切な COS 権限を保持していることを確認します。ユーザ アカウントが存在し、適切な COS 権限を保持している場合、Cisco Unity は Cisco PCA Web サイトの最初のページをブラウザに表示します。

Windows 資格を認証できない場合、またはユーザ アカウントが存在しない場合や適切な COS 権限を保持していない場合には、Cisco PCA Web サイトを閲覧するための許可をユーザが保持していないことを示す Web ページが Cisco Unity によって表示されます。

ログオン、パスワード、およびロックアウトに関するユーザ アカウントの原則の定義

ユーザは Windows ドメイン アカウントのユーザ名とパスワードを使用して、Cisco PCA にログオンします。Cisco Unity システム管理の[認証]ページで指定するアカウントの原則によって、ユーザが Cisco PCA にログオンしようとしたときに、不正なパスワードを繰り返し入力した場合の Cisco Unity の対応、つまり、ユーザ アカウントが Cisco PCA にアクセスできなくなるまでのログオン失敗回数、およびユーザをロックアウトする時間が決まります。

Cisco Unity システム管理を使用してユーザを追加したとき、ユーザ テンプレートの設定には、ユーザが Cisco PCA へのアクセスに使用できる Windows の初期パスワードが含まれています。新しい Windows アカウントのデフォルト パスワードは 12345678 です。ただし、Cisco Unity システム管理または Cisco Unity の Bulk Import ウィザードを使用して、Exchange からデータをインポートしてユーザ アカウントを作成する場合には、ユーザが Cisco PCA へのアクセスに使用するパスワードは、Windows ドメイン アカウントから継承されます。

ユーザが Cisco Unity 電話通話および Cisco Unity Assistant を使用して Cisco PCA パスワードを変更することや、管理者が Cisco Unity システム管理で Cisco PCA パスワードを変更することはできません。代わりに、Windows を使用してパスワードを変更する必要があります。ただし、Windows アカウントで空白パスワードが許可されている場合でも、セキュリティを強化するために、[認証]ページの設定を使用して、空白のパスワードを使用することを禁止できます。

ユーザが Cisco PCA を使用して Cisco Unity にアクセスするたびに Cisco Unity によって適用される、ログオン、パスワード、およびロックアウトに関する原則をカスタマイズするには、「認証設定」を参照してください。

Cisco PCA を使用するためのユーザ ブラウザの設定

ユーザが Cisco PCA にアクセスできるようにするには、ユーザのブラウザを次のように設定します。

Active Scripting を使用可能にする

ActiveX コントロールをダウンロードして実行する

Java スクリプトを使用可能にする

すべてのクッキーを受け入れる

Web ページのブックマーク

ユーザのブラウザ設定で、一時的なインターネット ページを自動的にキャッシュするように設定されている場合、ユーザは Cisco Unity Assistant または Cisco Unity Inbox の Web ページにアクセスするブックマークまたはお気に入りを作成できます。ただし、そのページは読み取り専用になります。ユーザに対し、ブックマーク先を Cisco Unity Assistant と Cisco Unity Inbox の個々のページではなく、Cisco PCA のホーム ページにするよう説明してください。

SSL の使用方法

SSL を使用するように Cisco Unity を設定する場合は、ユーザがブラウザでいずれかの Web サイトを参照するたびに、Cisco PCA Web サイトでは自動的に SSL 接続が使用されることを考慮に入れてください。ただし、ユーザ ワークステーション上の信頼されたルート ストアにデジタル証明書を追加するまで、ブラウザはユーザに対し、サイトが本物であるかどうかを確認できず、したがってサイトのコンテンツが信頼できないことを警告するメッセージを表示します。

ブラウザにセキュリティ警告が表示されないようにするには、証明書をグループ ポリシーに追加して、ドメイン内の全ユーザの信頼されたルート ストアに証明書を配布します。または、ユーザに次の手順を通知し、証明書を各自のワークステーション上の信頼されたルート ストアに追加する方法を知らせます。SSL の詳細については、 「SSL を使用するための Cisco Unity の手動設定」 の章を参照してください。

ドメイン内の全ユーザの信頼されたルート ストアに証明書を配布した場合でも、組織によっては、ユーザに対して次の手順を通知しておくことを推奨します。これは、信頼されているドメインに属していないワークステーション、たとえば自宅のコンピュータからユーザが Cisco PCA にアクセスすると、ブラウザに毎回セキュリティ警告が表示されるためです。

Cisco Unity 証明書をユーザ ワークステーション上の信頼されたルート ストアに追加する


ステップ 1 各ユーザ ワークステーション上で、Internet Explorer を起動します。

ステップ 2 http://<証明機関サーバ>/certsrv に移動します。

ステップ 3 Microsoft 証明書サービスのページで、[タスクの選択]の[ CA 証明書または証明書失効リストの取得] をクリックします。

ステップ 4 [次へ] をクリックします。

ステップ 5 [この CA 証明書のパスのインストール] リンクをクリックします。

ステップ 6 メッセージが表示されたら、 [はい] をクリックして証明書をルート ストアに追加します。


 

録音デバイスと再生デバイスの設定

ユーザは、Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、および ViewMail で、電話機またはコンピュータのマイクロフォンとスピーカを利用して、Media Master コントロールをクリックすることで録音メッセージを作成および再生できます。適切なサービス クラスが設定されているユーザは、Cisco Unity システム管理で Media Master を使用して録音メッセージを作成および再生することもできます。

図 8-2 Media Master コントロール バー

 

詳細については、次の項を参照してください。

「電話機を録音再生デバイスとして使用する方法」

「マイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する方法」

「ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスの決定」

「Cisco Unity アプリケーションでの録音再生デバイス設定の指定」

「Cisco Unity での TTY 電話の使用方法」

電話機を録音再生デバイスとして使用する方法

ユーザが Cisco Unity システム管理、Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、または ViewMail で電話機を録音再生デバイスとして使用する場合は、次のような手順になります。

a. ユーザが、クライアント アプリケーションで、ボイス録音を作成または再生するために適切なオプションをクリックします。

b. ユーザのワークステーションが Cisco Unity サーバのドメインとは異なるドメインに属している場合、Cisco Unity はユーザに対して資格の入力を求めます。ユーザが資格の入力を求められるのは、Outlook セッション 1 つにつき 1 回だけです。

c. クライアント アプリケーションが、ユーザの内線番号に電話するように Cisco Unity に要求し、Cisco Unity が内線番号に電話します。

d. 録音メッセージを作成するときは、ユーザが電話に応答して、メッセージ、名前、およびグリーティングの録音を開始します。ユーザが電話を切ると、クライアント アプリケーションは録音の終了を Cisco Unity に通知します。

録音メッセージを再生するときは、ユーザが電話に応答し、クライアント アプリケーションが Cisco Unity に対してメッセージの再生を要求します。Cisco Unity は、電話を通じて録音メッセージをストリーミングします。

フェールオーバー中やフェールバック中は、サーバ名フィールドをユーザが手動で変更する必要があります。詳細については、『 Cisco Unity フェールオーバー コンフィギュレーション アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

マイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する方法

ユーザが Cisco Unity システム管理、Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、または ViewMail でコンピュータのマイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する場合は、次のような手順になります。

a. ユーザが、クライアント アプリケーションで、ボイス録音を作成または再生するために適切なオプションをクリックします。

b. 録音メッセージを作成するときは、ユーザがマイクロフォンに向かって話し始めます。ユーザが、クライアント アプリケーションで録音を終了するために適切なオプションをクリックすると、クライアント アプリケーションは録音の終了を Cisco Unity に通知します。

録音メッセージを再生するときは、Cisco Unity がクライアント アプリケーションに録音メッセージをストリーミングします。ストリーミングは、ネットワーク トラフィックとは無関係にオンデマンドで発生します。クライアント アプリケーションは、ユーザ ワークステーションのメモリに数秒間分のメッセージがバッファリングされた後、すぐにスピーカでメッセージを再生し始めます。

ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスの決定

ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスを決定するときは、次のことを考慮してください。

録音メッセージの音質が最も良くなるのは、電話機を使用する場合です。Media Master のデフォルトの録音再生デバイスは電話機です。

Cisco Unity でユーザに電話機を録音再生デバイスとして使用させる場合は、この用途のために少なくとも 1 つのポートを指定する必要があります。詳細については、「ボイスメール ポート設定」を参照してください。ユーザがコンピュータのマイクロフォンとスピーカを使用してメッセージやその他の録音内容を聞くときは、ポートは使用されません。したがって、Cisco Unity サーバにかかる負荷は小さくなり、ポートは他の機能で利用できます。

電話機を録音再生デバイスとして使用しないユーザに対して、サウンド カード、スピーカ、およびマイクロフォンを支給する必要があります。

Media Master は DCOM(Distributed Component Object Model)を利用しているため、ファイアウォールを越えて使用することはできません。ユーザがリモート アクセスできるように設定するときは、このことに留意してください。

Cisco Unity アプリケーションでの録音再生デバイス設定の指定

ユーザは、録音再生デバイスの設定を各自で指定できます。たとえば、Media Master のオプション メニューを使用して録音デバイスと再生デバイスを選択できます。Media Master の録音と再生の設定は、ユーザごと、およびワークステーションごとに保存されます。具体的には次のようになります。

Cisco Unity システム管理、Cisco PCA、または ViewMail にログオンするユーザは、Media Master のオプション メニューで録音デバイスと再生デバイスを変更できます。ユーザが選択する録音デバイスと再生デバイスは、設定変更に使用したワークステーションからユーザがアクセスできる、すべての Cisco Unity アプリケーションに適用されます。

複数のユーザが同じワークステーションを共有する場合は、ワークステーションを使用するすべてのユーザが、録音デバイスと再生デバイスの選択を各自で指定する必要があります。

ユーザが、あるワークステーションから録音デバイスと再生デバイスの選択を変更し、別のワークステーション(自宅のコンピュータなど)でも Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、または ViewMail にアクセスする場合は、その別のワークステーションに対しても録音デバイスと再生デバイスの選択を指定する必要があります。

Cisco Unity での TTY 電話の使用方法

Cisco Unity バージョン 4.0(3) から、アメリカ英語(ENX)だけで使用可能な TTY プロンプト セットをインストールして、サポートされているその他すべての電話言語と同じように使用できるようになりました。TTY プロンプト セットをインストールすると、TTY を使用するユーザと外部の発信者は、Cisco Unity を呼び出し、発信者が聞き取り時に使用できる機能と同じものを使用できます。ただし、次の例外に注意してください。

TTY トーンは、Cisco Unity カンバセーションでの操作には使用できません。

一部の TTY 電話には、DTMF トーンを送信する機能がありません。この場合、TTY ユーザは、システム ナビゲーション用に電話のキーパッドを使用することが必要になる場合があります。

TTY プロンプト セットのインストールについては、「TTY の概要」を参照してください。