Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Microsoft Exchange 版) Release 4.0(2)
ネットワークの設定
ネットワークの設定
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ネットワークの設定

概要:ネットワークの設定

プライマリ ロケーション プロファイルの設定

プライマリ ロケーション宛先オプションの設定

Exchange 5.5 組織全体にある サーバ間でのメッセージ送受信

発信ロケーション プロファイルの設定

AMIS 送信オプションの設定

AMIS スケジュールの設定

Bridge ユーザ作成オプションの設定

Bridge 同期化オプションの設定

ネットワークの設定

概要:ネットワークの設定

別の Cisco Unity サーバおよび別のボイスメール システムとネットワーク接続するには、ネットワーク設定を使用して Cisco Unity をセットアップおよび管理します。ネットワーク接続という用語には、広範な定義があり、次のような概念が含まれています。

1 つの Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザは、電話を使用して次の相手にボイスメールを送信することができる。

別の Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザ。

Cisco Unity 以外のボイスメール システムを使用している個人。

インターネットに接続しているコンピュータを利用している個人。

身元不明発信者は電話ディレクトリに登録されているユーザをすべて検索でき、メッセージを残すことができる。電話システムとネットワーク コンフィギュレーションに応じて、Cisco Unity の自動受付または宛先検索サービスに転送された身元不明発信者は、すべてのユーザ電話に転送できます。

Cisco Unity は次のネットワーク機能オプションを提供します。

デジタル ネットワーク :単一のグローバル ディレクトリに接続されている複数の Cisco Unity サーバ間でメッセージの送受信ができます。メッセージ転送エージェント(MTA)はサーバ間のメッセージ転送メカニズムです。このオプションは、共有ボイスメール ディレクトリにアクセスするときに使用します。

インターネット ユーザ :Cisco Unity ユーザと、インターネットに接続しているコンピュータを利用している個人との間でメッセージの送受信ができます。

SMTP Networking :別ネットワーク上の Cisco Unity サーバ間でメッセージの送受信ができます。このオプションは、Cisco Unity サーバが個別のボイスメール ディレクトリを持つ場合に使用します。

AMIS Networking :AMIS プロトコルをサポートしている別のボイスメール システムとのメッセージ送受信ができます。

Cisco Unity Bridge Networking :Cisco Unity システムと Octel アナログ ネットワーク上の Octel システムとの間で、Cisco Unity Bridge を使用して、メッセージ送受信ができます。

SMTP、AMIS、および Bridge のネットワーク機能オプションを使用すると、宛先ブラインドを選択することも、インターネット ユーザ、AMIS ユーザ、または Bridge ユーザを作成することもできます。

どのネットワーク接続オプションを使用するにしても、必ず使用する Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーション設定をカスタマイズする必要があります。Cisco Unity を別のボイスメール システムと通信するようにセットアップした場合は、ローカル Cisco Unity サーバ上に、別のボイスメール システムに対応する発信ロケーションを作成することも必要です。

ネットワーク設定の詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「プライマリ ロケーション プロファイルの設定」:プライマリ ロケーションのプロファイル設定について説明します。

「プライマリ ロケーション宛先オプションの設定」:ユーザが電話を使用して、名前または内線番号によってメッセージの宛先を指定するときに実行する、検索範囲の設定について説明します。

「発信ロケーション プロファイルの設定」:作成する発信ロケーションのプロファイル設定について説明します。

「AMIS 送信オプションの設定」:AMIS メッセージ転送を制御する設定について説明します。

「AMIS スケジュールの設定」:AMIS メッセージを転送するタイミングを AMIS 規制テーブルとともに制御する AMIS スケジュールの設定について説明します。

「Bridge ユーザ作成オプションの設定」:自動作成 Bridge ユーザに影響する設定について説明します。

「Bridge 同期化オプションの設定」:Bridge 上のユーザ ディレクトリと Cisco Unity 上のユーザ ディレクトリの同期化に関する設定について説明します。

ネットワーク接続の詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能な『 Cisco Unity のネットワーク機能 』を参照してください。

プライマリ ロケーション プロファイルの設定

各 Cisco Unity サーバにあるプライマリ ロケーションは、インストール中に作成され、削除はできません。プライマリ ロケーションは Cisco Unity サーバを識別するもので、別の場所と通信するために必要なネットワーク情報を含んでいます。別の場所には、Cisco Unity サーバや、別のボイスメール システムなどが含まれます。パブリック同報リスト以外の、Cisco Unity サーバ上で作成されるユーザおよびその他の Cisco Unity オブジェクト(コール ハンドラなど)はすべて、プライマリ ロケーションに関連付けられます。

どのネットワーク機能オプションを使用して Cisco Unity がボイスメールを送受信するにしても、使用する Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションをカスタマイズする必要があります。詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能な『 Cisco Unity のネットワーク機能 』の「プライマリ ロケーションの設定」の章にある 「プライマリ ロケーション プロファイルの設定」 の項を参照してください。

次の表にプライマリ ロケーションのプロファイル設定についての詳細を示します。

 

表 27-1 [ネットワーク] > [プライマリ ロケーション] > [プロファイル] ページ

フィールド
説明

表示名

プライマリ ロケーションの名前が表示されます。名前を変更するには、ここに新しい名前を入力し、[保存] アイコンをクリックします。

ダイヤル ID

プライマリ ロケーションを識別する ID を入力します。数字だけで、最大 10 桁で入力します。デフォルトの最少桁数は 3 桁です。

Advanced Settings Tool を使用するとダイヤル ID の最少桁数を減らすことができますが、1 桁および 2 桁のダイヤル ID は、アドレス検索時にプライベート同報リスト ID と競合する場合があります。ユーザが 1 桁または 2 桁の番号を入力してメッセージの宛先を指定する場合、Cisco Unity は、まず、一致するプライベート同報リストがあるか検索します。一致するものが見つかると、検索は停止します。したがって、ユーザが検索範囲を特定のロケーションに絞り込むためにダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を指定する場合、入力した番号がプライベート同報リスト ID に一致すると、カンバセーションは宛先としてプライベート同報リストだけを提供します。ユーザが最初にダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を他のロケーションに指定することを行わない場合は、競合が発生しないため、複雑なダイヤル計画に対応するようにダイヤル ID の最少桁数を減らすことができます。

次の原則が推奨されています。

固定長のダイヤル ID を作成し、可能なら固定長の内線番号を作成する。

独自のダイヤル ID を割り当てる。

可変長のダイヤル ID および内線番号を使用する場合、ダイヤル ID の番号付け範囲が内線番号の範囲と重ならないようにする必要があります。

可変長のダイヤル ID を使用する場合、各 ID の最初の数字は他のダイヤル ID に対して一意の値にします。

名前の録音

プライマリ ロケーションに対する名前を録音します。カンバセーションは、次の場合に、このプライマリ ロケーションに対する名前の録音を再生します。

別のダイヤル ドメインにある Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザが、このロケーションに関連付けられているユーザにメッセージを宛先指定したとき(たとえば、「New York」がこのロケーションに対する名前の録音であるとすれば、「2 つの名前が一致しました。New York の John Smith の場合は 1 を押してください。Mary Smith の場合は 2 を押してください」が再生される)。

別のダイヤル ドメインにある Cisco Unity サーバに関連付けられているユーザが、このロケーションに関連付けられているユーザからメッセージを聞くとき(たとえば、「1 番目のメッセージ、ボイス メッセージ、New York の John Smith から....」)。

[ネットワーク] >[プライマリ ロケーション] >[宛先オプション] ページ上の「検索にはロケーションを含みます。」という設定が、別のプライマリ ロケーション上で有効になっているとき。別のロケーションのユーザがメッセージを宛先指定すると、このプライマリ ロケーションに対する名前の録音が検索結果を聞かせるメッセージにユーザ名と一緒に再生されます(たとえば、「2 つの名前が一致しました。Chris Newton の場合は 1 を押してください。New York の場合は 2 を押してください」)。

名前を録音するには、Media Master コントロール バーを使用します。Media Master は、ファイアウォールを越えては使用できないことに注意してください。Media Master コントロール バーのオプション メニューを使用して、録音デバイスと再生デバイスを設定(適用可能な場合)し、他のサウンド ファイルを使用します。

ダイヤル ドメイン(リストから選択するか、ダイヤル ドメイン名を入力)

このロケーションがメンバーとなっているダイヤル ドメインの名前をリストから選択するか、入力します。ダイヤル ドメインは、同じ電話システムまたは同じ電話システム ネットワークに統合されている Cisco Unity サーバのコレクションです。1 つのダイヤル ドメイン内の内線番号は一意である必要があります。ダイヤル ドメインを使用することで、Cisco Unity は、そのダイヤル ドメイン外にある Cisco Unity サーバ上の重複した内線番号を処理することができます。

ダイヤル ドメインは、メッセージ アドレス検索とディレクトリ ハンドラ検索を行う手段を提供するため、Cisco Unity はグローバル ディレクトリ全体の検索は行いません。

デフォルトの設定は[なし] です。次の場合は、デフォルトを使用します。

使用するインストールが 1 つだけの Cisco Unity サーバで構成されている場合。

使用するインストールが複数の Cisco Unity サーバで構成されており、各サーバが別の電話システムと連動している場合。

1 つのダイヤル ドメインに割り当てる Cisco Unity サーバの数に制限はなく、ダイヤル ドメインの数にも制限はありません。ただし、1 つの Cisco Unity サーバは、1 つのダイヤル ドメインのメンバーにしかなれません。

SMTP ドメイン名

(SMTP および VPIM ネットワーク機能のみ)

Cisco Unity サーバに対する、インターネットで指定可能な SMTP ドメイン名を入力します。ここで入力するのは、電子メール アドレスの右半分、@ 記号の後の部分です(たとえば、london.cisco.com)。@ 記号は入力しないでください。Cisco Unity によって自動的に入力されます。

ドメイン名は、SMTP および VPIM ネットワーク機能オプションに必須です。どちらのネットワーク機能オプションも、ローカル Cisco Unity サーバとリモート ボイスメール システムの間のメッセージ送受信に Simple Mail Transfer Protocol (SMTP)を使用します。ローカル Cisco Unity サーバ上のユーザがリモート ユーザへのメッセージの宛先を指定する場合は、ボイス コネクタが SMTP ドメイン名を使用して発信元アドレスを作成します。発信元アドレスは SMTP では必須です。発信元アドレスにドメイン名が含まれていないメッセージは送信されません。また、発信元アドレスが有効な場合は、リモート受信者がメッセージに対して返信できます。

AMIS ノード ID:

国コード、市外局番、電話番号

(AMIS にライセンスされている場合に限り表示)

発信 AMIS 通話中に、Cisco Unity が別のボイスメール システムに対して自分自身を識別するために送信した番号を入力します。

ノード ID は、発信 AMIS 通話中に(Cisco Unity が発信システムの場合)、システム番号フレーム中のシステム番号になります。システム番号は、宛先ボイスメール システムが、返信メッセージを送信するために発信するとき、またはオプションで着信 AMIS 通話をスクリーニングおよび拒否するときに使用されます。

ノード ID は、宛先システムが返信メッセージを送信するのに必要な情報をすべて含む必要があります。入力する番号は、Cisco Unity が通信するボイスメール システムの物理ロケーションに依存します。国コードと市外局番は、他のボイスメール システムで返信メッセージを送信するときに必要にならなければ、ここに入力する必要はありません。

各フィールドの最大桁数は次のとおりです。

[国コード]:4 桁

[市外局番]:3 桁

[電話番号]:8 桁

Unity Bridge:

ノード IDサーバ アドレス

(Bridge にライセンスされている場合に限り表示)

Bridge がこの Cisco Unity サーバを識別し、Cisco Unity サーバが Bridge を識別するための情報を入力します。

[ノード ID]:この Cisco Unity サーバを表すノード ID を入力します。この Cisco Unity サーバと関連付けられている Bridge サーバが既存の Octel ノードを置き換える場合は、置き換えられる Octel ノードのノード ID を入力します。ノード ID は、Bridge
Administrator の[Unity Nodes] ページ上に表示される Unity ノードのシリアル番号と一致する必要があります。

[サーバ アドレス]:この Cisco Unity サーバが関連付けられている Bridge サーバの完全修飾ドメイン名を入力します。このドメイン名は、Bridge サーバ上の[Full Computer Name] フィールドにある[Network Identification] タブ上の[Windows System Control Panel] に表示される名前です。このサーバ アドレスは、Bridge Administrator で[デジタル ネットワーク] ページに表示される Cisco Unity Bridge のドメイン名と一致する必要があります。

プライマリ ロケーション宛先オプションの設定

プライマリ ロケーション宛先オプションを使用して、次の場合に、一致する内線番号を検索するとき、Cisco Unity が行う検索範囲を制御できます。

ユーザが、電話を使用して、メッセージの宛先指定をする場合。

ユーザが、電話または Cisco Unity Assistant を使用して、メンバーをプライベート リストに追加する場合。Cisco Unity Assistant は、バージョン 3.1 およびそれ以前のバージョンで ActiveAssistant (AA)と呼ばれていたものです。

管理者が、Cisco Unity システム管理を使用して、メンバーをパブリック同報リストまたはプライベート同報リストに追加する場合。

Cisco Unity が着信 AMIS メッセージに対する受信者を検索する場合。

検索範囲をローカル Cisco Unity サーバ、ローカル Cisco Unity サーバがメンバーとなっているダイヤル ドメイン、またはグローバル ディレクトリ全体に設定することができます。

宛先オプションを使用すると、宛先ブラインド検索を使用して、発信ロケーション ダイヤル ID の一致を検索できるようになります。宛先ブラインド範囲は、ローカル Cisco Unity サーバ上に作成される発信ロケーション、ダイヤル ドメイン内の発信ロケーション、またはディレクトリ全体に設定できます。

詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能な『 Cisco Unity のネットワーク機能 』の「プライマリ ロケーションの設定」の章にある プライマリ ロケーションの宛先オプションの設定」の項を参照してください。

次の表に、ロケーション宛先オプションの設定についての詳細を示します。

 

表 27-2 [ネットワーク] > [プライマリ ロケーション] > [宛先オプション] ページ

フィールド
説明

[ユーザ検索]:検索先

ユーザが電話を使用してメッセージの宛先を指定するとき、パブリックまたはプライベート同報リストにメンバーを追加するとき、および着信 AMIS メッセージに対しては、Cisco Unity が実行する検索の範囲を次の中から選択します。

[ローカル サーバ]:ローカル Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザに限定して検索します。

[ダイヤル中のドメイン]:ローカル Cisco Unity サーバを検索中に一致が検出されない場合は、検索範囲を拡大し、同じダイヤル ドメインにローカル Cisco Unity サーバとして存在する別の Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザを対象にします。

[グローバル ディレクトリ]:ローカル Cisco Unity サーバ、次にダイヤル ドメイン(ある場合)を検索した後、検索範囲を拡大し、ディレクトリ内の別の Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザすべてを対象にします。

検索にはロケーションを含みます。

このボックスをオンにすると、検索にロケーションが含まれるようになります。この設定がユーザにとって有用になるには、ロケーションが名前の録音を持つ必要があります。

このチェックボックスをオンにすると、ユーザは 2 段階に分けてメッセージの宛先を指定できます。最初にユーザが特定のロケーションを選択します(名前またはダイヤル ID のいずれかを入力します)。Cisco Unity が一致するロケーションを検出すると、ロケーションに対する名前の録音が再生され(名前が録音済みの場合)、ユーザはそのロケーションでの受信者の内線番号の選択を要求されます(名前または内線番号のいずれかを入力します)。この方法で、ユーザは検索を特定のロケーションに限定できます。

このオプションは、グローバル ディレクトリが大きくて、名前によるメッセージの宛先が数多く一致する場合に、有効です。

たとえば、デジタル ネットワーク を使用してメッセージを交換する 2 つの Cisco Unity サーバがあるとします。リモート Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションのダイヤル ID が 100 で、そのロケーションの名前は録音済みであるとします。

ユーザが、他の Cisco Unity サーバ上のユーザへのメッセージの宛先を指定するために、100# と入力します。

プライマリ ロケーション 100 が見つかると、カンバセーションが「<録音名> ロケーションには、# を押してください。」と再生します。

発信者が # を押して確定すると、カンバセーションが「宛先の内線番号を入力し、最後に # を押してください。」と再生します。

ユーザが 12345# と入力します。ロケーション 100 で一致するユーザの内線番号が見つかると、カンバセーションが「<ユーザの録音名> の内線 12345 でよろしければ、# を押してください。」と再生します。

発信者が # を押して確定すると、カンバセーションが「追加しました。別の宛先を追加するには 1、メッセージを録音するには # を押してください」と再生します。

ユーザが宛先ブラインドを使用してメッセージの宛先を指定する場合、Cisco Unity はメッセージの宛先となる発信ロケーションに対する名前の録音を確認するメッセージを再生します。

たとえば、ダイヤル ID が 200 の発信ロケーションがあり、そのロケーションの名前は録音済みであるとします。

ユーザが、宛先ブラインドを使用して、リモート メールボックス番号が 56789 である、発信ロケーション 200 のユーザへのメッセージの宛先を指定するために、20056789# と入力します。

発信ロケーション 200 が見つかると、Cisco Unity が「<録音名> ロケーションには、# を押してください。」と再生します。

発信者が # を押して確定すると、Cisco Unity が「<録音名> ロケーションの内線 56789 を追加しました。別の宛先を追加するには 1、メッセージを録音するには # を押してください」と再生します。

[ブラインド アドレス]:許可ロケーション

ユーザが電話を使用してメッセージの宛先を指定したとき、一致する発信ロケーションを検索するため Cisco Unity によって実行される宛先ブラインド検索の範囲を選択します。次のいずれかを選択します。

[なし]:宛先ブラインド検索を許可しません。

[ローカル サーバ]:検索範囲を、使用する Cisco Unity サーバ上に作成した発信ロケーションに制限します。

[ダイヤル中のドメイン]:ローカル Cisco Unity サーバを検索中に一致が検出できない場合は、宛先ブラインド検索の範囲を拡大し、同じダイヤル ドメインにローカル Cisco Unity サーバとして存在する別の Cisco Unity サーバ上に作成された発信ロケーションを対象にします。

[グローバル ディレクトリ]:ローカル Cisco Unity サーバを検索し、次にダイヤル ドメイン(1 つ存在する場合)を検索した後、検索範囲を拡大し、グローバル ディレクトリにある別の Cisco Unity サーバ上に作成された発信ロケーションを対象にします。

Exchange 5.5 組織全体にある Cisco Unity サーバ間でのメッセージ送受信

デフォルトで、ユーザ検索と宛先ブラインド検索の範囲をダイヤル ドメインまたはグローバル ディレクトリに設定することは、検索で、ローカル Cisco Unity サーバと同じ Exchange 5.5 サイト内の Cisco Unity サーバ上に作成されたユーザ、ロケーション、および同報リストだけを見出すことを意味します。また、Exchange 5.5 組織全体にあるすべての Cisco Unity サーバの間でメッセージの送受信ができるようにするには、次の手順に従っていくつかのレジストリ キーを変更する必要があります(すべての Cisco Unity サーバが同じ Exchange 5.5 サイト内にある場合や、Cisco Unity サーバが Exchange 2000 を使用している場合、この手順は必要ありません)。

Exchange 5.5 組織全体にある Cisco Unity サーバ間でのメッセージ送受信


ステップ 1 AvDSEx55 サービスを停止します。Windows の[スタート] メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。 AvDSEx55 を右クリックし、 [停止] を選択します)。

ステップ 2 Regedit を起動します。


注意 間違ったレジストリ キーを変更、または不正な値を入力すると、サーバが正しく動作しなくなることがあります。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合にレジストリを復元する方法を知っておく必要があります(レジストリ エディタ ヘルプの「レジストリを復元する」トピックを参照してください)。また、レジストリの変更は複製されないため、Cisco Unity フェールオーバーでは、一方の Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、手動でもう一方の Cisco Unity サーバにも行う必要があることにも注意してください。レジストリ キー設定の変更に関する質問がある場合は、Cisco TAC に連絡してください。

ステップ 3 現在のレジストリのバックアップがない場合は、 [レジストリ] >[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリ設定をファイルに保存します。

ステップ 4 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ActiveVoice\DirSynchEx55\1.00\Locations
 

ステップ 5 SearchRoot をダブルクリックして、[文字列の編集] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 6 [値のデータ] ボックスの文字列全体を次の文字列に置き換えます。

o=OrganizationName

使用している Exchange 組織の名前を OrganizationName に代入します。ボックス内の値が o=OrganizationName だけになっていることを確認します。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ActiveVoice\DirSynchEx55\1.00\MailUsers
 

ステップ 9 SearchRoot をダブルクリックして、[文字列の編集] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 10 [値のデータ] ボックスの文字列全体を次の文字列に置き換えます。

o=OrganizationName

使用している Exchange 組織の名前を OrganizationName に代入します。ボックス内の値が o=OrganizationName だけになっていることを確認します。

ステップ 11 [OK] をクリックします。

ステップ 12 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ActiveVoice\DirSynchEx55\1.00\DistributionLists
 

ステップ 13 SearchRoot をダブルクリックして、[文字列の編集] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 14 [値のデータ] ボックスの文字列全体を次の文字列に置き換えます。

o=OrganizationName

使用している Exchange 組織の名前を OrganizationName に代入します。ボックス内の値が o=OrganizationName だけになっていることを確認します。

ステップ 15 [OK] をクリックします。

ステップ 16 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ActiveVoice\DirSynchEx55\1.00
 

ステップ 17 LastUSN をダブルクリックして、[DWORD 値の編集] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 18 [値のデータ] ボックスの値を 0 に置き換えます。

ステップ 19 [OK] をクリックして、Regedit を閉じます。

ステップ 20 AvDSEx55 サービスを開始します。Windows の[スタート] メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。 AvDSEx55 を右クリックし、 [開始] を選択します)。


 

発信ロケーション プロファイルの設定

発信ロケーションは Cisco Unity が他のボイスメール システム(Cisco Unity の場合も、そうでない場合もあります)とメッセージの送受信を行うために必要とする宛先情報が含まれた Cisco Unity のオブジェクトです。ローカル Cisco Unity サーバが通信するリモート メッセージ システムそれぞれに対応する発信ロケーションを作成します。

発信ロケーションを作成するとき、送信タイプに SMTP、AMIS、Bridge、VPIM のいずれかを指定します。送信タイプは発信ロケーション ページ上に表示されるフィールドを決定します。

AMIS、Bridge、または VPIM ユーザ アカウントを作成した後で発信ロケーション上のドメイン名やダイヤル ID を変更した場合、内線アドレスは自動的には更新されません。Extension Address ユーティリティを実行して、新しい内線アドレスを生成する必要があります。詳細については、Cisco.com ( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能な『 Cisco Unity のネットワーク機能 』を参照してください。

複数の Cisco Unity サーバがデジタル ネットワークを通して相互にネットワーク接続されている場合、別の Cisco Unity サーバ上のプライマリ ロケーションに関する情報が[発信ロケーション] ページに表示されます。この情報は表示だけです。

次の表に発信ロケーションのプロファイル設定についての詳細を示します。

 

表 27-3 すべてのタイプの発信ロケーションに適用できる設定

フィールド
説明

名前

発信ロケーションの名前が表示されます。名前を変更するには、ここに新しい名前を入力し、[保存] アイコンをクリックします。

ダイヤル ID

Cisco Unity へのロケーションを識別する ID を入力します。数字だけで、最大 10 桁で入力します。デフォルトの最少桁数は 3 桁です。

Advanced Settings Tool を使用するとダイヤル ID の最少桁数を減らすことができますが、1 桁および 2 桁のダイヤル ID は、アドレス検索時にプライベート同報リスト ID と競合する場合があります。ユーザが 1 桁または 2 桁の番号を入力してメッセージの宛先を指定する場合、Cisco Unity は、まず、一致するプライベート同報リストがあるか検索します。一致するものが見つかると、検索は停止します。したがって、(ユーザが検索範囲を特定のロケーションに絞り込むために)ダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を指定する場合、入力した番号がプライベート同報リスト ID に一致すると、カンバセーションは宛先としてプライベート同報リストだけを提供します。ユーザが最初にダイヤル ID を入力してメッセージの宛先を他のロケーションに指定することを行わない場合は、競合が発生しないため、複雑なダイヤル計画に対応するようにダイヤル ID の最少桁数を減らすことができます。

宛先ブラインドを使用してメッセージの宛先を別のロケーションに指定する場合、ユーザはロケーション ID と受信者の内線番号(またはリモート メール ボックス番号)からなる番号をダイヤルします。

異なるディレクトリ内の Cisco Unity サーバに関して SMTP ネットワーク機能を設定する場合、ここに入力した ID は、対応するリモート Cisco Unity サーバのプライマリ ロケーションのダイヤル ID と一致している必要があります。

次の原則が推奨されています。

固定長のダイヤル ID を作成し、可能なら固定長の内線番号を作成する。

独自のダイヤル ID を割り当てる。ダイヤル ID は、別のダイヤル ID または 内線番号と同じではないことが必要です。

3 桁のダイヤル ID を割り当てる。

ダイヤル ID の番号範囲には、内線番号とは異なる範囲を使用します。

可変長のダイヤル ID を使用する場合、各 ID の最初の数字は他のダイヤル ID に対して一意の値にします。

このロケーションに関連付けられたユーザ アカウントを作成した後でダイヤル ID を変更した場合は、Extension Address ユーティリティを実行して、新しい内線アドレスを作成します。このユーティリティを実行するには、Windows の[スタート] メニューで、[プログラム] >[Unity] >[Extension Address Utility] をクリックし、次に[Update] をクリックします。Exchange でのアドレスの更新には 3 ~ 5 分かかる場合があります。

名前の録音

発信ロケーションに対する名前を録音します。ユーザ カンバセーションは、[ネットワーク] >[プライマリ ロケーション] >[宛先オプション] ページ上で「検索にはロケーションを含みます。」という設定が有効になっているときに、この名前の録音を再生します。ユーザがメッセージの宛先を指定すると、この発信ロケーション用の名前の録音が、検索結果のメッセージでユーザ名と一緒に再生されます(たとえば、「2 つの名前が一致しました。Chris Newton の場合は 1 を押してください。New York の場合は 2 を押してください」)。さらに、ユーザが宛先ブラインドを使用して、この発信ロケーションをメッセージの宛先に指定すると、ユーザ カンバセーションはこの名前の録音を再生します。

名前を録音するには、Media Master コントロール バーを使用します。Media Master は、ファイアウォールを越えては使用できないことに注意してください。Media Master コントロール バーのオプション メニューを使用して、録音デバイスと再生デバイスを設定(適用可能な場合)し、他のサウンド ファイルを使用します。

宛先

表示だけです。 発信ロケーションのタイプを示します。[宛先] は、発信ロケーション作成時に指定され、変更はできません。[宛先] は次のいずれかです。

SMTP:発信ロケーションが、ローカル Cisco Unity サーバとは異なるディレクトリにアクセスするリモート Cisco Unity サーバに対応することを示します。ローカルおよびリモート Cisco Unity サーバ間のメッセージは固有の形式で符号化され、標準的な Simple Mail Transfer Protocol (SMTP)を使用して、インターネットまたはプライベート TCP/IP ネットワークを介して送信されます。

AMIS:発信ロケーションが AMIS 対応のボイスメール システムに対応することを示します。メッセージは、業界標準の Audio Messaging Interchange Specification analog (AMIS-a)プロトコルを使用して送信されます。

Bridge:発信ロケーションが Octel アナログ ネットワークの Octel ノードに対応することを示します。メッセージは Cisco Unity と Octel システム間で、Cisco Unity Bridge を使用して交換されます。Cisco Unity は、固有の内線番号付き Voice Profile for Internet Mail (VPIM)形式で、Bridge にメッセージを送信します。Bridge はメッセージ形式を変換し、Octel Analog Networking プロトコルを使用して、そのメッセージを該当する Octel サーバに送信します。

VPIM:発信ロケーションが VPIM 対応のボイスメール システムに対応することを示します。メッセージは、業界標準の VPIM プロトコルを使用して、インターネットまたはプライベート TCP/IP ネットワークを介して送信されます。

 

表 27-4 AMIS 発信ロケーションに固有の設定

フィールド
説明

送信先番号

トランク アクセス コードを含む電話番号を入力します。Cisco Unity は、この発信ロケーションに対応するリモート ボイスメール システム宛ての AMIS 通話を発信するため、その番号をダイヤルします。

ノード ID:

国コード、市外局番、電話番号

この発信ロケーションに対応するリモート ボイスメール システムを識別するために使用される番号を入力します。このノード ID は、対応するリモート ボイスメール システムが着信通話中に送信するノード ID と一致している必要があります。Cisco Unity は、既知の AMIS ノードからのメッセージだけを受け入れるため、ここで入力するノード ID は、リモート ボイスメール システムが送信するノード ID と完全に一致している必要があります。

ノード ID 番号は、Cisco Unity が発信システムに返信メッセージを送信するのに必要な情報をすべて含むべきですが、このことは強制されません。これは、ボイスメール システムが AMIS プロトコルを実装する方法が異なるためです。したがって、唯一の要件は、ここに入力する番号が、対応するリモート ボイスメール システムが送信するノード ID と一致していることです。

各フィールドの最大桁数は次のとおりです。

[国コード]:4 桁

[市外局番]:3 桁

[電話番号]:8 桁

この AMIS ロケーションへの外線発信メッセージを無効にします。

デフォルトでは、このボックスはオフになっています。このボックスは、この発信ロケーションへの外線発信 AMIS 通話に人間や AMIS 非対応のボイスメール システム(留守番電話など)が応答した場合、自動的にオンになります。このボックスを自動的にオンにすることで、Cisco Unity が間違った送信電話番号にメッセージを繰り返し送信しようとするのを防止します。

このような通話に人物が応答した場合、Cisco Unity は、その人物に何らかのプッシュボタンを押すことでその後の通話の禁止を指示するプロンプトを再生します。その人物がプッシュボタンを押した場合、Cisco Unity は、このボックスをオンにして、このロケーションへの外線発信通話を使用不可にします。その人物が単に電話を切った場合、または AMIS 非対応のボイスメール システム(留守番電話など)が応答した場合、Cisco Unity は、[ネットワーク] >[AMIS オプション] >[発信オプション] ページ上の設定に対応する送信電話番号をリトライしします。リトライ回数が最大回数に達した場合、Cisco Unity はこのボックスをオンにして、その後のこの番号への通話を不可にします。

このロケーションに送信できなかったメッセージはすべて、送信電話番号を確認してからこのボックスをオフにするまで、UAmis メールボックスに残ります。メッセージが UAmis メールボックスに 24 時間を超えて残っていた場合、エラーが Windows のアプリケーション イベント ログに記録されます。

複数の Cisco Unity サーバが相互にネットワーク接続されている場合、別の Cisco Unity サーバ上に作成されている発信ロケーションの内容を表示し、使用しているローカル サーバからこのフィールドを編集することができることに注意してください。

 

表 27-5 Bridge 発信ロケーション プロファイルの設定

フィールド
説明

Bridge サーバ アドレス

表示だけです。 Bridge サーバのアドレスです。Bridge サーバのアドレスを[プライマリ ロケーション] ページ上に設定します。

Octel ノード ID

この発信ロケーションに対応する Octel ノードの番号を入力します。この番号は、Bridge Administrator にある[Octel Nodes] ページ上に表示されるノードの 1 つのシリアル番号と一致している必要があります。同様に、Bridge Administrator にある Octel ノードのシリアル番号は、Octel ノードの番号と一致している必要があります。

Bridge 上の[Octel Nodes] ページに記載されている Octel ノードそれぞれに対して Bridge 発信ロケーションを作成します。

 

表 27-6 SMTP 発信ロケーションに固有の設定

フィールド
説明

ドメイン名

この発信ロケーションに対応する Cisco Unity サーバの、インターネットで指定可能な SMTP ドメイン名を入力します。ここで入力するのは、電子メール アドレスの右半分、@ 記号の後の部分です(たとえば、london.cisco.com)。@ 記号は入力しないでください。Cisco Unity によって自動的に入力されます。

このフィールドは、対応するリモート プライマリ ロケーションの SMTP ドメイン名と一致する必要があります。ローカル Cisco Unity サーバ上のユーザがリモート Cisco Unity サーバ上のユーザへのメッセージの宛先を指定する場合は、ボイス コネクタがこのドメイン名を取得し、次の形式で宛先アドレスを作成します。

SMTP:IMCEAVOICE:<発信ロケーション ダイヤル ID>_<内線番号>@<ドメイン名>

 

表 27-7 VPIM 発信ロケーション プロファイルの設定

フィールド
説明

VPIM ロケーション
SMTP ドメイン名

この発信ロケーションに対応するボイスメール システムを使用している個人のアドレスの作成に使用される、インターネットで指定可能な SMTP ドメイン名を入力します。ここで入力するのは、電子メール アドレスの右半分、@ 記号の後の部分です(たとえば、london.cisco.com)。@ 記号は入力しないでください。Cisco Unity によって自動的に入力されます。

ボイス コネクタは、VPIM 発信ロケーションの SMTP ドメイン名に対応するドメイン名を持つアドレスからの VPIM メッセージだけを受け入れます。したがって、ここに入力するドメイン名は、リモート ボイスメールが Cisco Unity にメッセージを送信するときに使用するドメイン名と正確に一致している必要があります。

VPIM ロケーション
リモート電話プレフィックス

この発信ロケーションに対応するボイスメール システムを使用している個人のアドレスの作成に使用される番号を入力します。プレフィックスの最大桁数は 64 桁です。

Cisco Unity からこの VPIM ロケーションへの発信メッセージでは、ボイス コネクタが受信者のメールボックス番号の先頭にプレフィックスを追加して、宛先アドレスを作成します。

この VPIM ロケーションから Cisco Unity への着信メッセージでは、ボイス コネクタが発信者のメールボックス番号の先頭からプレフィックスを削除して、発信元アドレスを作成します。

すべての発信ロケーションが一意のドメイン名を持っている場合、このフィールドは必須ではありません。同じドメイン名を持つ発信ロケーションが複数ある場合、このフィールドには一意の番号を指定する必要があります。

Cisco Unityロケーション
Unity 電話プレフィックス

この発信ロケーションに対応するボイスメール システムを使用している個人にメッセージを送信する Cisco Unity ユーザのアドレスの作成に使用される番号を入力します。プレフィックスの最大桁数は 64 桁です。

Cisco Unity ユーザからこの VPIM ロケーションのユーザへの発信メッセージでは、ボイス コネクタが発信者のメールボックス番号の先頭にプレフィックスを追加して、発信元アドレスを作成します。

この VPIM ロケーションのユーザから Cisco Unity ユーザへの着信メッセージでは、ボイス コネクタが受信者のメールボックス番号の先頭からプレフィックスを削除して、宛先アドレスを作成します。

すべての発信ロケーションが一意のドメイン名を持っている場合、このフィールドは必須ではありません。同じドメイン名を持つ発信ロケーションが複数ある場合、このフィールドには一意の番号を指定する必要があります。

オーディオ形式への変換

この VPIM ロケーションからの着信メッセージを別のオーディオ形式に変換する必要があるかどうかを指定します。

ボイス コネクタは、G.711、GSM 6.10、および G.726 オーディオ形式の音声添付ファイルを持つ VPIM メッセージを受信できます。送信時と同じ形式でメッセージを保管する場合は、[着信メッセージを変換しないでください。] を選択します(G.726 形式のメッセージにヘッダーがない場合は、ボイス コネクタがメッセージに RIFF ヘッダーを追加することに注意してください。RIFF ヘッダーがない場合、Windows ベースのオーディオ プレーヤーではメッセージを再生できません)。

着信メッセージの形式が Cisco Unity に完全対応していない場合は、そのメッセージを次のいずれかに変換する必要があります。

G.711 (mu-law)

G.729a

GSM 6.10

Cisco Unity は、この VPIM ロケーションからのメッセージを、選択したオーディオ形式で保管します。G.711 および GSM 6.10 コーデックは Windows によって自動的にインストールされ、G.729a コーデックは Cisco Unity によってインストールされることに注意してください。

適切なコーデックが、これらのメッセージにアクセスするすべての Cisco Unity サーバならびに他のコンピュータにインストールされているか確認してください。特に、次の点に注意します。

組織内に相互に接続されている複数の Cisco Unity サーバがある場合は、すべての
Cisco Unity サーバにコーデックがインストールされている必要があります。

ユーザが ViewMail または Cisco Unity Inbox を使用してメッセージを聞く場合は、各ユーザのワークステーションにコーデックがインストールされている必要があります。

Cisco Unity からの送信
メッセージには、次のものが含まれています。
発信者の録音名

このボックスをオンにすると、この VPIM ロケーションに送信された各メッセージの先頭に、発信者である Cisco Unity ユーザの録音名が追加されるようになります。

Cisco Unity からの送信
メッセージには、次のものが含まれています。
発信者の vCard

このボックスをオンにすると、ボイス コネクタによって、この VPIM ロケーションへの発信メッセージに、発信者である Cisco Unity ユーザに関する情報を含む vCard が添付されるようになります。vCard には発信者に関する次の情報が含まれます。

名前

電話番号

電子メール アドレス

 

AMIS 送信オプションの設定

AMIS 発信オプションの設定によって、発信 AMIS 通話の属性を制御できます。この設定は、Cisco Unity サーバ上に作成される AMIS 発信ロケーションおよび AMIS ユーザすべてに適用されます。

ここで指定する設定の 1 つは、ローカル ダイヤル規制テーブルです。この規制テーブルと AMIS スケジュールとで、発信 AMIS 通話のタイミングが決まります。規制テーブルに関する基本的な情報は、「概要:規制テーブル」を参照してください。

詳細については、『 Cisco Unity のネットワーク機能 』にある「 AMIS Networking 」の章を参照してください。このガイドは、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能です。

次の表に、AMIS 発信オプションの設定についての詳細を示します。

 

表 27-8 [ネットワーク] > [AMIS オプション] > [発信オプション] ページ

フィールド
説明

緊急メッセージの発信

メッセージをただちに送信するため、メッセージを緊急に指定できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにして、ローカル ダイヤル規制テーブルと AMIS スケジュールの両方を無効にします。このチェックボックスをオフにすると、Cisco Unity は、緊急メッセージを非緊急メッセージと同様に処理します。

ローカル ダイヤル規制テーブル

ただちに処理する AMIS 送信番号を決定する規制テーブルを選択します。AMIS 送信番号が規制テーブルで許可されている場合、この番号へのメッセージはただちに送信できます。AMIS 送信番号が規制テーブルで許可されていない場合、そのメッセージは AMIS スケジュールがアクティブになるまで Uamis メールボックスにキューイングされます。

デフォルトでは、[ローカル ダイヤル規制テーブル] フィールドはあらかじめ定義された Default AMIS 規制テーブルに設定されています。Default AMIS 規制テーブルを修正するか、または別の規制テーブルを選択できます。たとえば、この規制テーブルを修正して長距離発信番号を不許可にしたり、AMIS スケジュールを調整して長距離電話料金が下がるとアクティブになるようにできます。

リモート システムが応答しない場合
呼び出し後に切断

AMIS 通話を行うときに、リモート ノードが応答するまでに Cisco Unity が待つ呼び出し音の回数を指定します。呼び出し音を指定した回数鳴らした後、Cisco Unity は電話を切ります。デフォルト値は 4 です。

リモート システムが応答しない場合
指定回数リトライ

リモート ノードが最初の通話に応答しなかった場合、Cisco Unity が AMIS 通話をリトライする回数を指定します。デフォルト値は 4 です。

AMIS 送信を許可するスケジュールがアクティブでなくなると、Cisco Unity がこの設定に対して保持するカウントはゼロにリセットされます。

リモート システムが応答しない場合
指定時間後にリトライ

AMIS 通話に対する応答がなく、Cisco Unity が再び AMIS 通話をリトライするまでの時間(分)を指定します。デフォルト値は 5 分です。

リモート システムが通話中の場合
指定回数リトライ

Cisco Unity が最初に通話を試みた結果、通話中の場合に AMIS 通話をリトライする回数を指定します。デフォルト値は 4 です。

AMIS 送信を許可するスケジュールがアクティブでなくなると、Cisco Unity がこの設定に対して保持するカウントはゼロにリセットされます。

リモート システムが通話中の場合
指定時間後にリトライ

Cisco Unity が通話中信号を受信してから再び AMIS 通話をリトライするまでの時間(分)を指定します。デフォルト値は 5 分です。

AMIS スケジュールの設定

AMIS スケジュールと AMIS 規制テーブルで、発信 AMIS 通話のタイミングが決まります。発信 AMIS メッセージが AMIS 規制テーブルによって許可されている場合、メッセージはただちに送信されます。このとき、スケジュール設定は適用されません。送信番号が AMIS 規制テーブルによって許可されていない場合、スケジュールによってそのメッセージをいつ送信するかが決まります。このとき、AMIS 規制テーブルによって許可されていない送信番号に対してメッセージをいつ送信するかは、スケジュールによって決まります。

Cisco Unity は発信ロケーションへのメッセージを、バッチあたり最大 9 件で、バッチ送信します。スケジュールがアクティブでなくなったとき、AMIS 送信が継続中の場合、送信はバッチ全体が完了するまで行われます。しかし、キューに残っているが、送信処理中のバッチに入っていないメッセージはすべて、スケジュールにおいて次にアクティブになるまで、キューイングされます。キューイングされたメッセージは、UAmis アカウントの受信ボックスに格納されます。

AMIS メッセージの転送は長時間ボイス ポートを占有する可能性があるため、発信 AMIS 通話のスケジュールは時間外または Cisco Unity が多数の通話を処理していないときに行います。さらに、AMIS 送信番号のほとんど、あるいはすべてが長距離用である場合、長距離電話料金が下がったときに AMIS 通話をスケジュールできます。

詳細については、『 Cisco Unity のネットワーク機能 』にある「 AMIS Networking 」の章を参照してください。このガイドは、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能です。

次の表に、AMIS スケジュールの設定についての詳細を示します。

 

表 27-9 [ネットワーク] > [AMIS] > [スケジュール] ページ

フィールド
説明

個々のブロックをクリックして時間の設定を行います。

非アクティブからアクティブ時間に変更するには、グリッド内のブロックをクリックします。変更を取り消す場合は、そのグリッド内のブロックを再度クリックします。UAmis メールボックスにキューイングされているメッセージは、スケジュール上でアクティブな時間内に限り送信されます。ある 1 日につき、アクティブおよび非アクティブ時間を設定したら、[スケジュール コピー(1 日当たり)] ボックスを使用してその設定を他の日にもコピーできます。

スケジュール コピー(1 日当たり)

2 日以上に渡って同じブロックをクリックする必要をなくすには、[スケジュール コピー(1 日当たり)] および[>>] を使用します。コピーする日を選択し、そのスケジュール設定のコピー先となる日を選択します。

Bridge ユーザ作成オプションの設定

この作成オプションが適用されるのは、Cisco Unity が、Bridge から「Add User」要求を受信したときに自動的に作成する Bridge ユーザです。この設定によって、ユーザ テンプレートの選択、および自動作成 Bridge ユーザがグローバル アドレス帳に表示されるかどうかの選択をすることができます。

Bridge は、Cisco Unity と Octel アナログ ネットワーク上の既存の Octel システムとの間のネットワーク接続ゲートウェイとして動作します。ここで行う設定以外に、Bridge サーバ自体のコンフィギュレーションを設定することもできます。詳細については、『 Cisco Unity Bridge Networking Guide 』を参照してください。『 Cisco Unity Bridge Networking Guide 』は Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能です。

次の表に、Bridge ユーザ オプションの設定についての詳細を示します。

 

表 27-10 [ネットワーク] > [Bridge オプション] > [Bridge ユーザ作成オプション] ページ

フィールド
説明

ユーザ テンプレート

新規 Bridge ユーザ アカウントの基準となるテンプレートを選択します。このテンプレートは、ユーザ設定のほとんどに影響します。

デフォルトでは、自動作成 Bridge ユーザには、あらかじめ定義された {Bridge Subscriber} テンプレートが使用されますが、別のテンプレートを選択することもできます。デフォルトでは、{Bridge Subscriber} テンプレートを使用して作成された Bridge ユーザは、All Subscribers 同報リストには追加されず、Cisco Unity 電話ディレクトリにも登録されません。

電子メール サーバのアドレス帳で作成されたユーザを表示する

自動作成 Bridge ユーザを Exchange アドレス リストに登録するかどうかを指定します。

使用するインストールによっては、リモート ボイスメール システムのユーザは、すでにローカル ネットワーク上で Windows アカウントと Exchange メールボックスを持っていることがあります。したがって、これらのユーザに対して Bridge ユーザ アカウントを作成すると、Exchange アドレス リストが、既存のユーザ アカウントと Exchange 2000 ユーザに対する接続先という重複したリストを持つことになります。両方のリストは、Bridge ユーザを非表示にした場合を除いて、Outlook で表示できます。

デフォルト設定では、Bridge ユーザは表示されません。Bridge ユーザを Exchange アドレス リストに表示するには、このボックスをオンにします。

Bridge 同期化オプションの設定

Bridge 同期化オプションを使用して、Bridge 上のユーザ ディレクトリを Cisco Unity 上のユーザ ディレクトリに同期化するときの範囲を制御できます。さらに、オプションとして、強制的に完全同期化を行うことができます。

Bridge は、Cisco Unity と Octel アナログ ネットワーク上の既存の Octel システムとの間のネットワーク接続ゲートウェイとして動作します。ここで行う設定以外に、Bridge サーバ自体のコンフィギュレーションを設定することもできます。詳細については、『 Cisco Unity Bridge Networking Guide 』を参照してください。『 Cisco Unity Bridge Networking Guide 』は Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能です。

次の表に、Bridge 同期化オプションの設定についての詳細を示します。

 

表 27-11 [ネットワーク] > [Bridge オプション] > [Bridge 同期化オプション] ページ

フィールド
説明

ユーザの同期化元

Bridge 上のユーザ ディレクトリを Cisco Unity 上のユーザに同期化する範囲を指定します。次のいずれかを選択します。

[ローカル サーバ]:この Cisco Unity サーバ上のユーザに対するユーザ 情報が Bridge に送信されます。別の Cisco Unity サーバ上のユーザに関する情報は同期化されません。各 Cisco Unity サーバが別個の Bridge サーバに接続されているときに選択します。

[ダイヤル中のドメイン]:ユーザ情報が、この Cisco Unity サーバがメンバーであるダイヤル ドメインのユーザに対する Bridge に送信されます。ダイヤル ドメイン外のユーザに関する情報は、同期化されません。このサーバがダイヤル ドメインの別の Cisco Unity サーバに対してブリッジの末端として動作する場合に選択します。

[グローバル ディレクトリ]:グローバル ディレクトリにあるユーザ全部に対するユーザ情報が Bridge に送信されます。このサーバがネットワーク接続されている別の Cisco Unity サーバに対するブリッジ末端サーバとして動作する場合に選択します。

選択した範囲にあるユーザ アカウントが追加、削除、または修正されたときは、Cisco Unity がアカウント情報を Bridge に送信します。他の Octel ノードが Cisco Unity ユーザのボイス名およびテキスト名を検索する管理通話を発信すると、Bridge はこの情報を他の Octel ノードも利用できるようにします。

同期化

このボタンをクリックして、Cisco Unity 上のユーザ データを Bridge 上のユーザ ディレクトリに、同期化範囲に応じて、完全に同期化させます。

Cisco Unity と Bridge がネットワーク接続のためにセットアップされた場合は、初期完全同期化が自動的に確立されます。ただし、場合によっては、[同期化] ボタンをクリックして、最初の同期を開始する必要があります。

正常に動作している間は、Cisco Unity が、通常ベースでユーザ情報を Bridge に自動的に同期化します。しかし、Cisco Unity サーバ、Bridge、または Bridge へのネットワーク接続が長期間ダウンした場合、および Cisco Unity にあるユーザ情報に多数の変更が加えられた場合は、強制同期化を行います。

ディレクトリの同期化は、メッセージ送受信に大きな影響は与えません。ユーザは、ディレクトリが同期化されていなくても、メッセージの送受信は継続します。

完全同期化に必要な時間は、Bridge へのネットワーク接続、ディレクトリの大きさ、ユーザが録音されたボイス名を持っているかどうか、ボイス名の録音に使用されるコーデックなど、多数の要因によって決まります(ボイス名データは、Bridge に送信される他のユーザ情報に比べて大きい)。

Cisco Unity から Bridge への完全同期化にかかる時間について、参考として、テストから得られたいくつかの例を次に示します。

G.711 コーデックで録音された 5 秒のボイス名を持っている 1,000 ユーザ:約 5 時間

録音されたボイス名を持っていない 1,000 ユーザ:約 3 分

G.711 コーデックで録音された 2.5 秒のボイス名を持っている 1,000 ユーザ:約 2.5 時間

G.729a コーデックで録音された 2.5 秒のボイス名を持っている 1,000 ユーザ:約 1 時間