Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Microsoft Exchange 版) Release 4.0(2)
Cisco Unity の保守
Cisco Unity の保守
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Unity の保守

概要: の保守

保守作業のスケジューリング

テスト環境の設定

保守作業のための の設定

ステータス モニタ

Message Store Manager ユーティリティ

Event Notification ユーティリティ

のパフォーマンスの監視

保守作業のための Exchange の設定

Exchange メールボックスの最大サイズの設定

Exchange 2000

Exchange 5.5

Exchange の循環ログ

メッセージ転送エージェントの監視

システム リソースの監視

ウィルスのスキャン

ウィルス スキャン ソフトウェアの選択

ウィルス スキャンのスケジューリング

ウィルス スキャン定義の更新

ログ ファイルとデータベース ファイルのロケーションの管理

サーバ上でのスケジューリングされた保守の実施

適切な受信者への宛先不明メッセージの転送

宛先不明メッセージ同報リスト

システム イベント メッセージ同報リスト

オペレータ コール ハンドラ、オープニング グリーティング コール ハンドラ、および終了案内コール ハンドラ

Example Interview

メールボックスがサイズ制限を超えたかどうかの確認

サービス パックとアップデートのインストール

サードパーティ製ソフトウェアのアップグレード

新しいハードウェアとドライバのインストール

DbWalker ユーティリティの実行

システム クロックの更新

サーバの再起動

へのリモート アクセス

Windows ターミナル サービスの使用方法

Windows ターミナル サービスの制限事項

pcAnywhere の使用方法

Virtual Private Network の使用方法

ユーザ メールボックスの移動

Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni の Exchange メールボックスの移動

Unity メッセージ システムのメールボックス

UAmis メールボックス

UOmni メールボックス

フェールオーバー機能

システムのバックアップと復元

のデータおよびメッセージの保管

Cisco Unity の保守

概要:Cisco Unity の保守

Cisco Unity サーバに関係するすべてのソフトウェアとハードウェアを常に利用可能な状態に保つには、保守が不可欠です。インストールしたソフトウェアの機能の低下は、サーバのパフォーマンスに影響します。保守を定期的に実施することによって、予想外のダウンタイムが発生する可能性を小さくすることができます。

詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「保守作業のスケジューリング」:システム保守作業の概要、および推奨される実施頻度を示します。

「テスト環境の設定」:推奨するテスト環境と実稼働環境について説明します。

「保守作業のための Cisco Unity の設定」:Cisco Unity サーバ上でのアプリケーション レベルの保守作業について説明します。

「保守作業のための Exchange の設定」:Cisco Unity の保守に関係する Microsoft Exchange の保守作業(オンボックス構成の場合およびオフボックス構成の場合)について説明します。

「ユーザ メールボックスの移動」:Cisco Unity を終了しなくても、ユーザを一方の Exchange サーバから別の Exchange サーバに移動できます。

「Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni の Exchange メールボックスの移動」:ユーザ メールボックスと同様に、Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni のメールボックスも一方の Exchange サーバから別の Exchange サーバに移動できます。ただし、いくつか追加の手順を実行して、これらの特殊なメールボックスを移動した後に発生する可能性のある問題を回避します。

「Cisco Unity フェールオーバー機能」:この機能によって、冗長 Cisco Unity サーバが構成され、プライマリ Cisco Unity サーバの障害、または定期保守の間の使用に備えています。

「Cisco Unity システムのバックアップと復元」:データが破損または損失した場合に速やかに Cisco Unity を復元するには、バックアップが必須です。

保守作業のスケジューリング

保守の頻度をどのようにスケジューリングするかは、使用環境によって異なります。システムの規模、構成、およびトラフィック レベルなどを考慮に入れて決定します。少なくとも、 表 9-1 に示すとおりに保守をスケジューリングし、実施することを推奨します。すでに推奨する以上の頻度で次の作業を実施している場合は、推奨スケジュールではなく現在のスケジュールを使用してください。

 

表 9-1 保守作業の内容と実施頻度

作業
毎日
毎月
その他

宛先不明メッセージの適切な受信者への転送。詳細については、「適切な受信者への宛先不明メッセージの転送」を参照してください。

常時

ウィルスのスキャン。「ウィルスのスキャン」を参照してください。

X

Cisco Unity サーバのバックアップ。「Cisco Unity システムのバックアップと復元」を参照してください。

X

Unity Messaging Repository (UMR)内のメッセージが送信されていることの確認。

X

フェールオーバーが発生したかどうかの判断。

X

使用されていないにもかかわらず Cisco Unity が解放していない Cisco Unity システム管理セッションがないかどうかの確認。

X

システム バックアップが次の営業日の営業開始時刻までに完了していることを確認します。

X

バックアップ メディア内に、Cisco Unity サーバ全体のバックアップに必要な空き領域があることの確認。

X

Exchange :Exchange メールボックスのサイズが制限値を超えていないことの確認。「メールボックスがサイズ制限を超えたかどうかの確認」を参照してください。

X

Exchange:古いメッセージの削除や Subscriber Message Store Status レポートの実行など、メールボックスの保守作業を実施するように Message Store Manager をスケジューリングする。「Message Store Manager ユーティリティ」を参照してください。

X

または、必要に応じて、毎日または毎週実行します。

最新の Cisco Unity 認定サービス パックとセキュリティ ホットフィックスのインストール。「サービス パックとアップデートのインストール」を参照してください。

X

Dbwalker ユーティリティを実行してデータベース整合性を確認する。発生したエラーを画面の指示に従って修正します。

X

システム クロックの更新。「システム クロックの更新」を参照してください。

X

Exchange 5.5 と Exchange 2000:Eseutil ユーティリティを使用した Exchange データベースの未使用領域の解放。Microsoft の Web サイトで、記事 ID 192185 「How to Defragment with the Eseutil Utility」を参照してください。

6 か月ごとにオフラインでデフラグを実行します。

Exchange 5.5:Exchange オプティマイザの実行。Microsoft の Web サイトで、記事 ID 266051 「The ‘Understanding the Microsoft Exchange Server Performance Optimizer’ White Paper Is Available」を参照してください。

Exchange メールボックスまたは Cisco Unity ユーザを 100 以上追加するとき。

サード パーティ ソフトウェアのアップグレード。「サードパーティ製ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。

必要な場合。

新しいハードウェアとドライバのインストール。「新しいハードウェアとドライバのインストール」を参照してください。

必要な場合。

ウィルス スキャン定義の更新。「ウィルス スキャン定義の更新」を参照してください。

新しい定義が利用可能になった時点。

Cisco Unity サーバの再起動。「Cisco Unity サーバの再起動」を参照してください。

現在のスケジュールに従うか、必要に応じて実行します。

Cisco Unity レポートの実行と確認。

必要な場合。

システム リソースの監視。

現在のスケジュールに従うか、必要に応じて実行します。

利用可能な Cisco Unity のフォーラムの監視。

必要な場合。

テスト環境の設定

システム リソースが許す場合は、Cisco Unity 全体を展開した状態のテスト環境を確立することを推奨します。テスト環境は、実稼働環境より小さい規模で運用することができますが、設定の特性は実稼働環境と同じにしておく必要があります。

テスト環境を使用して、すべての変更案を、実稼働環境に実装する前に検証します。検証の対象となるのは、自動受付、ポート、スケジュール、コール ハンドラ、サービス クラスと同報リスト、言語、メール ストア、サードパーティ製ソフトウェアなどを含む、Cisco Unity、電話システム、およびネットワークに対するすべてのアップグレードやパッチなどです。

実稼働環境とテスト環境の両方の初期設定を記録し、加えたすべての変更のログを保持します。これを行わないと、現在の環境で Cisco Unity をサポートする上で影響が生じる可能性があります。たとえば、記録されていない変更箇所にサポート担当者が対処するときなどに無駄な遅れが生じます。また、現在の環境と今後のすべての変更を記録しておかないと、システムを効率的かつ正常に拡張する場合や、将来大幅にアップグレードする場合に、悪影響が生じます。

保守作業のための Cisco Unity の設定

次の各項を参照してください。

「ステータス モニタ」

「Message Store Manager ユーティリティ」

「Event Notification ユーティリティ」

ステータス モニタ

ステータス モニタは、Cisco Unity システム管理とは別に動作する Cisco Unity サーバ上にある Web ベースのアプリケーションです。ステータス モニタには、システム ステータス、ポート、システム レポート、ディスク使用状況に関する情報を提供するページが含まれています。ステータス モニタの各ページには、他のステータス モニタのページの主なステータス情報が画面下のタスクバーに表示されます。ステータス モニタの各ページの内容については、 表 9-2 を参照してください。

ステータス モニタにアクセスするには、次の 2 つのうち、いずれかの手順を実行します。ステータス モニタにログオンする方法は、ステータス モニタが使用している認証方式によって異なります。Cisco Unity システム管理で使用するように選択した認証方式が、ステータス モニタに自動的に適用されることに注意してください。Cisco Unity システム管理とステータス モニタで使用できる認証方式の詳細については、「Cisco Unity システム管理での認証について」を参照してください。

統合 Windows 認証を使用しているステータス モニタにログオンする


ステップ 1 管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントを使用して、Cisco Unity サーバ上の(またはリモート コンピュータ上の) Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバ上のステータス モニタにログオンした場合は、ステータス モニタへのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

Cisco Unity サーバ以外のコンピュータにあるステータス モニタにログオンした場合は、Internet Explorer を起動し、 http://<Cisco Unity サーバ名>/status に移動します。

ステップ 3 Internet Explorer からユーザ名とパスワードの入力を求められた場合は、ユーザ名、パスワード、および管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントが属するドメインを入力します。


 

Anonymous 認証を使用しているステータス モニタにログオンする


ステップ 1 ローカル コンピュータにログオンする権限を持つ任意のドメイン アカウントを使用して、Cisco Unity サーバ上の(またはリモート コンピュータ上の) Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバ上のステータス モニタにログオンした場合は、ステータス モニタへのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

Cisco Unity サーバ以外のコンピュータにあるステータス モニタにログオンした場合は、Internet Explorer を起動し、 http://<Cisco Unity サーバ名>/status に移動します。

ステップ 3 Cisco Unity のログオン ページで、管理アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメイン、または適切な Windows ドメイン アカウントを入力し、 [ログオン] をクリックします。


 

表 9-2 に、ステータス モニタの各ページについての説明を示します。

 

表 9-2 ステータス モニタのページ

ボタン
ページ名
説明

 

システム ステータス

Cisco Unity が動作しているかどうかが表示されます。さらに、Cisco Unity の起動と終了ができます。すべての通話が完了した後で終了する、または、通話の途中にメッセージで割り込み、すべての通話を切断して終了する、のいずれかの方法が選択できます。

 

ポート ステータス

それぞれのポートのステータスが表示されます。このページはテストとトラブルシューティングの際に役立ちます。たとえば、着信を監視して、その通話がどのコール ハンドラに転送されるかを確認することができます。

 

レポート ステータス

生成されたレポートのステータスが表示されます。

 

ディスク ドライブ ステータス

Cisco Unity サーバ上の各ドライブとパーティションの全容量と空き容量が表示されます。

 

ヘルプ

オンライン ヘルプが表示されます。

ステータス モニタへのアクセスはサービス クラスによって制御されます。ステータス モニタのページを表示するには、Internet Explorer も必要です。

ステータス モニタへのアクセスを設定または変更する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、任意の[ ユーザ] > [サービス クラス] ページに移動します。

ステップ 2 [検索] アイコンをクリックします。

ステップ 3 変更するサービス クラスをダブルクリックします。

ステップ 4 [システム アクセス] ページに移動します。

ステップ 5 [Unity 管理者アプリケーションへのアクセス]チェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [トラブルシューティングと管理]の[ステータス モニタへのアクセス]チェックボックスをオンにします。

ステップ 7 [保存] アイコンをクリックします。


 

Message Store Manager ユーティリティ

Tools Depot で使用できる Message Store Manager ユーティリティは、設定可能なスケジュールに従って、ユーザのメッセージ ストアに関するさまざまな保守作業(メッセージの人口統計レポートの作成、メッセージのアーカイブ、メッセージの削除、メールストア制限の設定、アドレス帳からのメールボックスの隠蔽など)に使用することができます。

Message Store Manager ユーティリティを使用すると、管理者はエージェントと呼ばれるユーザ グループを設定できます。管理者が Message Store Manager ユーティリティを使用して行う各操作は、エージェントに対して、または指定したエージェントのメンバーのサブセットに対して実行されます。エージェントを設定するには、Cisco Unity の同報リスト、サービス クラス、内線番号の範囲、インポートした .csv ファイル、またはホーム メール サーバを使用します。また、Cisco Unity システム管理を使用してこれらのグループのメンバーシップに加える変更はすべて、Message Store Manager のエージェントに自動的に反映されます。

エージェントを設定したら、次に各エージェントに適した Subscriber Message Store Manager タスクを、サイトの必要に応じて、毎日、毎週、または毎月実行するように設定およびスケジューリングします。

Message Store Manager には、Subscriber Message Store Status レポートという保守機能が用意されています。Subscriber Message Store Status レポートは、選択したエージェントに属する各ユーザのメールボックスに関する詳細なデータが含まれた .csv ファイルです。このレポートを使用すると、管理者はユーザのメールボックス情報の記録を参照および取得できます。メールボックス情報には、各メールボックスの容量、メールボックスが一杯になったことを知らせる警告が生成されたかどうか、メールボックス内のすべてのメッセージの件数とサイズ、メッセージ タイプに固有のその他の情報などがあります。

Subscriber Message Store Status レポートは、エージェントとレポート生成開始時間の両方が指定された一意のファイルに書き込まれます。たとえば、「Sales」エージェントに関するレポートのファイル名は、Sales_MailboxDump_021002_091437.csv のようになります。これらのレポート ファイルは、レポートの実行に使用されたアカウントの Temp フォルダに保存されます。

エージェントの設定と Message Store Manager ユーティリティの使用方法の詳細については、ユーティリティのオンライン ヘルプを参照してください。

Event Notification ユーティリティ

Event Notification ユーティリティは、Cisco Unity サーバ上のエラー状況または起こりうる問題に対応し、電子メール、ボイスメール、またはその両方をユーザかパブリック同報リストに送信します。このユーティリティは、Windows アプリケーションのログを監視し、指定したイベントが発生したときに、「ディスクが一杯になりそうです」などの通知を送信します。さらに、指定したイベントが発生したときに、Cisco Unity サーバを自動的に再起動することもできます。

Event Notification ユーティリティには、あらかじめ定義されたデフォルトのイベント通知がいくつか用意されていますが、Cisco Unity サーバを自動的に再起動する必要がある一部のイベント通知機能は使用不能になります。デフォルトのイベント通知の通知設定によって、電子メールを システム イベント メッセージ同報リストに送信するよう指定します。サンプル管理者はデフォルトでこの同報リストの唯一のメンバであるため、該当するユーザまたはパブリック同報リストをこの同報リストに割り当てて、誰かが必ずイベント通知を受信できるようにします。割り当てたユーザまたは同報リストを後で削除する場合、代わりのユーザまたはリストを割り当てるように Cisco Unity が求めることはありません。

既存のイベント通知を使用可能、または使用不可能に設定する他、監視されたイベントを修正したり、イベントが発生した場合の通知方法や誰が通知を受信するのか、といったことを設定できます。新たにイベント通知を追加することもできます。ユーザが作成できるイベント通知には次の 2 種類があります。

 

表 9-3 イベント通知の種類

種類
操作

NT イベント ログ

指定したアプリケーション イベントが発生するとユーザに通知します。

Unity の再起動

指定したアプリケーション イベントが発生するとユーザに通知し、自動的に Cisco Unity を再起動します。

Cisco Unity がイベントを書き込むのは Windows アプリケーション ログに対してだけであることに注意してください。システム ログまたはセキュリティ ログにはイベントは書き込まれません。Cisco Unity サーバ上のすべてのアプリケーション イベントまたは Cisco Unity にだけ該当するイベントのイベント ログ レポートを生成する方法については、「イベント ログ レポート」を参照してください。アプリケーション イベントの表示は、Windows イベント ビューア([スタート]メニューから、[プログラム] > [管理ツール] > [イベント ビューア]をクリック)を使用しても行うことができます。Cisco Unity のイベントは、「CiscoUnity」で始まるイベント(たとえば「CiscoUnity_LogMgr」)を探すことで確認できます。Windows イベントの詳細については、Windows イベント ビューアのオンライン ヘルプを参照してください。

イベント通知を修正または追加する


ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左のウィンドウで、[Reporting Tools]の[ Event Notification Utility] をダブルクリックします。[通知ユーティリティ管理]ウィンドウが表示されます。このウィンドウにはユーティリティによって監視されるイベント、さらにそれぞれのイベントに対して設定されている通知の種類が一覧表示されます。

ステップ 3 必要に応じて、次の操作のどちらかを実行します。

既存のイベント通知を修正するには、修正するイベントをダブルクリックします。イベント通知種別は、表示される[プロパティ]ダイアログボックスのタイトル バーに指定されています。

新たにイベント通知を追加するには、 [ファイル] > [新規イベント] をクリックします。その後、次のうちの適切な操作を選択します。

指定したイベントが発生したとき、Event Notification ユーティリティに通知させるようにするには、 [NT イベント ログ] をクリックします。

指定したイベントが発生したとき、Event Notification ユーティリティに通知させ、自動的に Cisco Unity サーバを再起動するには、 [Unity の再起動] をクリックします。

ステップ 4 [イベント]タブで、次の操作を実行します。

[表示名]フィールドには、[通知ユーティリティ管理]ウィンドウに表示するイベント通知名を入力します。

イベント通知を使用可、または使用不可にするには、 [アクティブ] チェックボックスをオンまたはオフにします。

イベント ソースを選択または入力し、さらにこのユーティリティに監視させるイベントのイベント ID を Windows アプリケーション ログで参照されているとおりに入力します。

ステップ 5 [ボイスメール メッセージ]タブで、必要に応じて次のいずれかの操作を実行します。

ボイスメール通知を使用可、または使用不可にするには、 [メッセージの送信] チェックボックスをオンまたはオフにします。

ボイスメール通知を設定、または修正するには、先に「ボイスメール通知を設定または修正する」の手順を実行してから、この手順のステップ 6に進みます。

ステップ 6 [電子メール メッセージ]タブで、次の操作を実行します。

イベントに対する電子メール通知を使用可、または使用不可にするには、 [メッセージの送信] チェックボックスをオンまたはオフにします。

残りのすべてのフィールドに入力、または修正します。

ステップ 7 [SMTP メッセージ]タブで、必要に応じて次のいずれかの操作を実行します。

イベントに対する SMTP 通知を使用可、または使用不可にするには、 [メッセージの送信] チェックボックスをオンまたはオフにします。

SMTP 通知を設定、または修正するには、先に「SMTP メッセージ通知を設定または修正する」の手順を実行してから、この手順のステップ 8に進みます。

ステップ 8 [OK] をクリックします。

ステップ 9 必要に応じてステップ 3ステップ 8 を繰り返し、別のイベント通知を追加または修正します。

ステップ 10 [ツール] > [サーバをリセット] を選択し、変更した内容でこのユーティリティの設定を更新します。この操作を行うと、Cisco Unity サーバではなく、Event Notification ユーティリティがリセットされる点に注意してください。イベント通知の変更内容を保存するのに、Cisco Unity サーバを再起動する必要はありません。


 

ボイスメール通知を設定または修正する


ステップ 1 Media Master コントロール バーを使って、イベント通知のためのボイスメール メッセージとして使用するメッセージを録音します。

ステップ 2 Media Master の[ ファイルにコピー] オプションを使用して、録音を WAV ファイルとして保存します。

ステップ 3 Event Notification ユーティリティをまだ実行していない場合、Cisco Unity サーバ上で Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] > [Unity] > [Event Notification Utility] をクリックします。

ステップ 4 該当するイベント通知に対する[プロパティ]ダイアログボックスの[ボイスメール メッセージ]タブに移動します。

ステップ 5 [メッセージの送信]チェックボックスがオンになっていることを確認し、[宛先]フィールドおよび[件名]フィールドに入力します。

ステップ 6 ステップ 1 で録音した WAV ファイルを保管するディレクトリへのパスを入力するか、 [参照] をクリックして、そのディレクトリを選択します。

ステップ 7 残りのすべてのフィールドに入力し、 [OK] をクリックします。


 

SMTP メッセージ通知を設定または修正する

Event Notification ユーティリティをセットアップすることにより、Cisco Unity サーバ上のエラー状況または起こりうる問題に対応し、SMTP ゲートウェイを経由して電子メールを送信できます。この機能は、Exchange がダウンした場合、またはインターネットを経由して別のロケーションの電子メール アドレスに通知を送信する場合に便利です。


ステップ 1 Event Notification ユーティリティをまだ実行していない場合、Cisco Unity サーバ上で Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] > [Unity] > [Event Notification Utility] をクリックします。

ステップ 2 該当するイベント通知の[プロパティ]ダイアログボックスの[SMTP メッセージ]タブに移動します。

ステップ 3 [メッセージの送信] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

ステップ 4 [SMTP サーバ]フィールドで、Exchange ネットワークに存在しない SMTP サーバの IP アドレスか、完全修飾ドメイン名を入力します。

ステップ 5 [ポート]フィールドで、その SMTP サーバのポート番号がサイトに対して正しいことを確認します。詳細については、ネットワーク管理者に連絡してください。

ステップ 6 [発信元]フィールドに適切に入力します。ここには名前、または電子メール アドレスを入力できます。

ステップ 7 [宛先]フィールドには、メッセージの受信者の電子メール アドレスを入力します。

ステップ 8 残りのすべてのフィールドに入力し、 [OK] をクリックします。


 

Cisco Unity のパフォーマンスの監視

詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html )から入手可能な『 White Paper: Monitoring Cisco Unity Performance 』を参照してください。

保守作業のための Exchange の設定

Cisco Unity ユーザのホーム サーバになっているいずれかの Exchange サーバで、次の項に示す作業を実施します。

「Exchange メールボックスの最大サイズの設定」

「Exchange の循環ログ」

「メッセージ転送エージェントの監視」

システムの規模とトラフィックのパターンに応じて、既存の Microsoft ベスト プラクティスを参照し、利用してください。Microsoft 製品を保守する際のベスト プラクティスについては、Microsoft の Web サイトを参照してください。

Exchange メールボックスの最大サイズの設定

ボイスメールは、ディスク領域を大量に消費する可能性があります。たとえば、G.711 コーデックを使用して録音されたボイスメールは 1 分あたり 480 KB を消費します。すべての Cisco Unity ユーザが、受信するすべてのボイスメールを保存すると、メッセージの格納先となるハード ディスクで、空き領域がすぐに不足する可能性があります。このような状況が発生することを防ぐには、ユーザの Exchange メールボックスのサイズに対して制限値を設定します。

ユーザのメールボックスのサイズを表示および設定するには、Message Store Manager ユーティリティ(Tools Depot から利用可能)を使用します(「サービス パックとアップデートのインストール」を参照してください)。または、Exchange 2000 または Exchange 5.5 に関する次の手順を使用することもできます。

Exchange 5.5 および Exchange 2000 の格納域制限の詳細については、Microsoft Exchange のマニュアルを参照してください。また、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html
から入手可能な『 White Paper: Understanding How Exchange 2000 Storage Limits Work with Cisco Unity 』も参照してください。

メールボックスが一杯になったユーザを Cisco Unity がどのように取り扱うかについては、「メールボックスが一杯になったユーザに対する Cisco Unity の処理」を参照してください。

Exchange 2000

Exchange 2000 の全ユーザに対する制限値を設定する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Microsoft Exchange] >[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 2 左のウィンドウで、 [サーバー] を展開し、適切なサーバを展開して、ストレージ グループを展開します。

ステップ 3 [メールボックス ストア] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 4 [制限] タブをクリックします。

ステップ 5 [格納域の制限]セクションに適切な値を指定します。


 

ユーザごとにそれぞれ異なる制限値を設定する場合、たとえば会社の社長には制限値を設定しない場合は、次の手順を実行します。

Exchange 2000 のユーザごとに制限値を設定する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Microsoft Exchange] >[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。

ステップ 2 左のウィンドウで、サーバを展開します。

ステップ 3 左のウィンドウで、ユーザが含まれているフォルダをクリックします。このフォルダには、デフォルトでは Users という名前が付いています。

ステップ 4 右のウィンドウで、ユーザ名を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 5 [Exchange 全般] タブをクリックします。

ステップ 6 [格納域の制限] をクリックします。

ステップ 7 [格納域の制限]ダイアログボックスで、 [メールボックス ストアの既定値を使用する] チェックボックスをオフにします。

ステップ 8 適切な値を指定します。


 

Exchange 5.5

Exchange 5.5 の全ユーザに対する制限値を設定する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Microsoft Exchange] >[Microsoft Exchange 管理ツール] をクリックします。

ステップ 2 左のウィンドウで、サイトを展開し、 [設定] を展開し、 [サーバー] を展開して、適切なサーバ名を展開します。

ステップ 3 左のウィンドウで、 [プライベート インフォメーション ストア] をクリックします。

ステップ 4 Exchange 管理ツールのメニューで、 [ファイル] >[プロパティ] をクリックします。

ステップ 5 [全般]タブの[格納域の制限]セクションに適切な値を指定します。


 

ユーザごとにそれぞれ異なる制限値を設定する場合、たとえば会社の社長には制限値を設定しない場合は、次の手順を実行します。

Exchange 5.5 のユーザごとに制限値を設定する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Microsoft Exchange] >[Microsoft Exchange 管理ツール] をクリックします。

ステップ 2 左のウィンドウで、サイトを展開し、 [受信者] をクリックします。

ステップ 3 右のウィンドウで、制限値を変更するメールボックスをダブルクリックします。

ステップ 4 [制限] タブをクリックします。

ステップ 5 [インフォメーション ストアの規定値を使用]セクションで、 [インフォメーション ストアの規定値を使用] チェックボックスをオフにします。

ステップ 6 適切な値を指定します。


 

Exchange の循環ログ

ログの設定には、ハード ディスクの空き領域が少なくなった場合に既存のログを上書きする方法と、既存のログを一切上書きしない方法の 2 種類があります。システムをバックアップするたびにフル バックアップを実行する場合は、循環ログをオンにします。それ以外の場合はオフにして、より柔軟性のあるバックアップ スケジュールを設定します。

Exchange 5.5 と Exchange 2000 は、データを Jet データベースに保存します。最新のトランザクションは Edb.log ファイルに格納されます。Edb.log ファイルのサイズが 5 MB に達すると、Exchange は、ファイル内にある最も古いトランザクションがデータベースにコミットされたかどうかを確認します。コミットされていた場合は、古いトランザクションが新しいトランザクションで上書きされ、ログ ファイルの合計サイズが 25 ~ 30 MB を超えないようになっています。なお、データベースにコミットされていないトランザクションを Exchange が上書きすることはありません。このプロセスは循環ログと呼ばれます。循環ログを有効にする場合は、Exchange のフル バックアップが必ず必要になります。

循環ログを無効にした場合は、Edb.log ファイルのサイズが 5 MB に達したときに、Exchange は同じ名前でログ ファイルを新しく作成し、アクティブでなくなったファイルの名前を変更します。トランザクションがログに記録されていくと、ログ ファイルの数も増えていきます。システムは、バックアップが完了するまで、必要に応じて新しいログ ファイルを作成し続けます。循環ログを無効にする場合は、バックアップ スケジュールを設定してフル バックアップを定期的に実行し、さらに必要に応じて増分バックアップを実行することを推奨します。

Exchange 対応のバックアップ ソフトウェアを利用してメッセージ ストアをバックアップすると、トランザクション ログが削除されます。バックアップが終了した時点で、バックアップはメッセージ ストアの最新の状態を反映したものになるので、メッセージ ストアを復元するためのトランザクション ログは不要になります。


注意 循環ログを有効にした場合は、ハード ディスクの空き領域が少なくなると、最新のトランザクション ログ エントリ(最新のメッセージが含まれているエントリ)によって最も古いログ エントリ(最も古いメッセージ)が上書きされます。ログ エントリが上書きされると、最後のバックアップ以降に受信したメッセージの復元にトランザクション ログを使用することが不可能になります。ディスクの空き領域が非常に少なく、かつシステムが非常にビジーになっている場合は、1 日も経たずに古いエントリが上書きされる場合があります。

循環ログを無効にすることを決めた場合は、何らかの理由で失敗または停止することなく、スケジューリングした増分バックアップとフル バックアップが実行され続けていることを確認してください。バックアップが完了していないと、トランザクション ログがハード ディスクの領域を使い果たして Exchange の動作が停止し、その結果 Cisco Unity の動作も停止する可能性があります。

次の作業を実施することを強く推奨します。

Exchange 対応のバックアップ ソフトウェアを利用して、メッセージ ストアをバックアップする。

ログの格納先となるハード ディスクまたはパーティションの利用可能領域を注意深く監視し、利用可能領域が非常に少なくなった場合にはディスク領域を開放する。

Exchange 5.5 で循環ログをオフにする


ステップ 1 Microsoft Exchange 管理ツールの左のウィンドウで、サーバを選択します。

ステップ 2 Exchange 管理ツールの[ファイル]メニューで、 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 3 [詳細] タブをクリックします。

ステップ 4 [データベースの循環ログ]セクションで、 [インフォメーション ストア] チェックボックスをオフにします。

ディレクトリの循環ログもオフにする場合は、 [ディレクトリ] チェックボックスもオフにします。


 

メッセージ転送エージェントの監視

MTA (UnityMTA フォルダと UnityMTA\failed フォルダ)を監視して、メッセージが適切なユーザのホーム サーバに送信されていることを確認します。MTA のキューには、ネットワーク接続の喪失、Exchange サーバのオフライン移行、または DNS に関する問題(送信元サーバまたはホーム サーバの名前を解決できない場合は、メッセージをホーム サーバに送信できません)が原因で、ユーザのホーム サーバに送信されなかったメッセージが含まれていることがあります。

Exchange 5.5 システムの場合、詳細については、Microsoft のサポート Web サイトにある Microsoft Knowledge Base 記事 247133 を参照してください。

システム リソースの監視

Cisco Unity サーバのすべてのハード ディスクとパーティションについて、空きディスク領域が少なくなっていないかどうかを監視してください。どの程度でディスク領域が少ないと判断するかは、パーティションによって異なります。オペレーティング システム パーティションの場合、利用可能なディスク領域が 10% あれば十分です。データ ストアの場合は、利用可能なディスク領域が 25 % 以下になった時点でシステム管理者宛の通知が生成されるようにします。

Cisco Unity Performance Information and Diagnostics ユーティリティ(Tools Depot から利用可能)を使用すると、パフォーマンス データのログが .csv ファイルに記録されます。

ウィルスのスキャン

ウィルス スキャン ソフトウェアの選択

Cisco Unity とともに使用できる認定済みウィルス スキャン ソフトウェアのリストについては、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html )から入手できる、使用するバージョンの Cisco Unity のシステム要件ドキュメントを参照してください。

ウィルス スキャンのスケジューリング

ウィルス スキャンは、毎日 1 回実行するようにスケジューリングしてください。可能であれば、サーバの負荷が最も少なくなる時間帯にウィルス スキャンを実行し、Cisco Unity のボイスメール機能に影響が及ばないようにします。

ウィルス スキャン定義の更新

新しいウィルス スキャン定義をソフトウェア開発元の Web サイトで確認するよう求める警告を週 1 回また半月に 1 回出すように、ウィルス スキャン ソフトウェアを設定します。これらの定義の更新に関する原則が、ネットワーク上の他のコンピュータにすでに存在する場合は、Cisco Unity サーバも同じ原則に従います。原則が存在しない場合は、ウィルス スキャン ソフトウェアから通知されたときに、新しい定義をダウンロードして Cisco Unity サーバにインストールします。

ログ ファイルとデータベース ファイルのロケーションの管理

Cisco Unity サーバ上の論理ドライブのパーティション構成と内容は、Cisco Unity システムの規模、使用している RAID ボリュームの構成、システムをボイスメール専用(VM)とユニファイド メッセージ(UM)のどちらとしてインストールするか、および Exchange をオンボックスとオフボックスのどちらで使用するかによって異なります。

システムを保守する際は、『 Cisco Unity インストレーション ガイド 』に記載されている、パーティションとドライブの内容に関する推奨事項に従う必要があります。

記憶域に関する問題の詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html)から入手可能な『 White Paper: Physical Storage Best Practices for Cisco Unity with Microsoft Exchange 』を参照してください。

Cisco Unity サーバ上でのスケジューリングされた保守の実施

スケジューリングされた保守作業の詳細については、次の項を参照してください。

「適切な受信者への宛先不明メッセージの転送」

「メールボックスがサイズ制限を超えたかどうかの確認」

「サービス パックとアップデートのインストール」

「新しいハードウェアとドライバのインストール」

「システム クロックの更新」

「Cisco Unity サーバの再起動」

適切な受信者への宛先不明メッセージの転送

Cisco Unity に録音されたメッセージが特定の受信者には関係のない場合もあるため、メッセージを選別して適切なユーザやコール ハンドラに転送する必要があります。不要なメッセージを頻繁に確認し、そのようなメッセージを適切な受信者に転送する作業を、ユーザの 1 人に義務付ける必要があります。ユーザを適切な同報リストに追加する手順については、次の手順を参照してください。

ユーザを宛先不明メッセージ同報リストまたはシステム イベント メッセージ同報リストに追加する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、追加するユーザの[ ユーザ] >[パブリック同報リスト] ページに移動します。

ステップ 2 [検索] アイコンをクリックします。

ステップ 3 [宛先不明メッセージ] または[ システム イベント メッセージ] 同報リストをダブルクリックします。

ステップ 4 適切に設定を変更した後、 [保存] アイコンをクリックします。


 

宛先不明メッセージ同報リスト

ネットワーク、またはユーザに対して割り当てられているサーバがオフラインまたはその他の理由で Cisco Unity サーバから利用できなくなった場合や、ユーザのメールボックスが Exchange で指定されている送受信禁止制限値を超えたためにメッセージが送信できなかった場合、それらのメッセージは、宛先不明メッセージ同報リストに転送されます。デフォルトでは、この同報リストにはサンプル管理者が唯一のメンバーとして登録されています。

このようなメッセージを正しく転送するには、宛先不明メッセージ同報リストに少なくとも 1 名のメンバー(たとえばオペレータ)を入れておき、そのメンバーがメールボックスを監視して、送信できないメッセージを処理するようにします。ユーザを同報リストに追加するには、「ユーザを宛先不明メッセージ同報リストまたはシステム イベント メッセージ同報リストに追加する」の手順を実行します。パブリック同報リストについては、「概要:パブリック同報リスト」を参照してください。

宛先不明メッセージ リストの確認を担当するユーザのメールボックスが、Exchange で指定する送受信禁止の格納域制限を超えている場合、宛先不明メッセージ同報リストに送信された、いくつかのメッセージは失われます。この問題を回避するには、宛先不明メッセージ リストのメンバーになっている少なくとも 1 人のユーザのメールボックスについて、送受信禁止の格納域制限に大きめの値を指定し、ユーザに対しては、Exchange メールボックスが一杯になる前に、メッセージをこまめに破棄することを奨励します。メールボックスが一杯になったユーザを Cisco Unity がどのように取り扱うかについては、「メールボックスが一杯になったユーザに対する Cisco Unity の処理」を参照してください。

システム イベント メッセージ同報リスト

Event Notification ユーティリティから送信されるメッセージは、システム イベント メッセージ同報リストに転送されます。デフォルトでは、この同報リストにはサンプル管理者が唯一のメンバーとして登録されています。このようなメッセージを正しく転送するには、ユーザの 1 人(たとえばオペレータ)をシステム イベント メッセージ同報リストに追加します。

オペレータ コール ハンドラ、オープニング グリーティング コール ハンドラ、および終了案内コール ハンドラ

Cisco Unity へ発信してオペレータにダイヤルしたときに、応対できるオペレータがいない場合は、オペレータ コール ハンドラの通話転送設定によってはメッセージを録音することができます。オープニング グリーティング コール ハンドラと終了案内コール ハンドラについても、それぞれの通話転送設定によっては発信者がメッセージを録音できます。デフォルトでは、これらのコール ハンドラのいずれかに録音されたメッセージは宛先不明メッセージ同報リストへ送信されます。コール ハンドラのメッセージ受信者設定の詳細については、「コール ハンドラ メッセージ設定」を参照してください。

Example Interview

通話が発信者の名前や転送しようとしている相手に関する基本的な情報を収集する Example Interview へ転送されると、質問に対する回答はデフォルトではサンプル管理者へ転送されます。Example Interview メッセージを別の受信者へ転送する場合は、1 人のユーザ(たとえばオペレータ)または同報リストを受信者として選択します。インタビューに応答する受信者の選択方法の詳細については、「概要:インタビュー ハンドラの設定」を参照してください。

メールボックスがサイズ制限を超えたかどうかの確認

「Exchange メールボックスの最大サイズの設定」で推奨しているとおりにユーザ メールボックスの最大サイズに制限を設定する場合は、「Message Store Manager ユーティリティ」で説明されている Subscriber Message Store Status レポートを実行します。メールボックスが一杯になったユーザを Cisco Unity がどのように取り扱うかについては、「メールボックスが一杯になったユーザに対する Cisco Unity の処理」を参照してください。

サービス パックとアップデートのインストール

Microsoft のアップデート(セキュリティ アップデート、重要な更新、修正プログラム、ホットフィックスなどさまざまな名称で呼ばれています)では、特定の問題点を修正する変更だけが行われます。これらのアップデートには、全般的なバグフィックスや新機能は含まれていません。これら Microsoft のアップデートはすべて、Microsoft からリリースされた日にシスコで適合が確認されます。これら Microsoft のアップデートがリリースされた場合は、即座に Cisco Unity サーバに適用することを推奨します。Cisco TAC では、これらのアップデートがインストールされた Cisco Unity システムに対してサポートを提供します。

Microsoft は、製品の一般リリース以降に作成された修正プログラムが収録されているサービス パックもリリースすることがあります。このサービス パックには、アップデートとしてリリースされた修正プログラムのほとんどが含まれています。

サービス パックによる変更は広い範囲にわたるため、サービス パックを適用する際は毎回入念なテストを実施して、変更点が Cisco Unity に悪影響を与えないようにする必要があります。Cisco TAC は、新しいサービス パックと Cisco Unity との適合を確認するまで、サービス パックに関するサポートを行いません。Cisco TAC が認定していないサービス パックおよびメンテナンス リリースはインストールしないでください。インストールした場合、Cisco TAC はそれらがアンインストールされない限り問題の解決を支援しません。

Cisco Unity との適合が確認された Microsoft サービス パックの最新情報については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html )から入手可能な『互換性マトリクス :必須および推奨サードパーティ サービス パック 』を参照してください。

サードパーティ製ソフトウェアのアップグレード

シスコのサポート原則では、お客様は Cisco Unity サーバに対するバックアップ、監視、およびセキュリティ用に、サードパーティ製ソフトウェアを配置できることになっています。ただし、そのような製品を配置するにあたって、お客様(またはシステム連動に関するパートナー)が事前に製品と Cisco Unity との相互運用性をテストしていることを想定しています。このテストは、Cisco Unity サーバ上にロードされた Cisco Unity とサードパーティ製品との実稼働環境で問題が見つかる危険性を減らすことを目的としています。

お客様から Cisco TAC に問題に関する問い合せをいただいた場合、Cisco TAC エンジニアがトラブルシューティング中に、そのようなサードパーティ製ソフトウェアを停止にするか、場合によっては Cisco Unity サーバから削除するようお願いする場合があります。サードパーティ製ソフトウェアと Cisco Unity との相互運用性が問題の根本原因であると判断された場合は、相互運用性の問題が解決するまで、そのサードパーティ製ソフトウェアを無効にするか、Cisco Unity サーバから削除する必要があります。このようにすることで、お客様は引き続き Cisco Unity システムを使用し続けることができます。

適合が確認された Microsoft サービス パックを Cisco Unity サーバにインストールする場合は、事前に、Cisco Unity サーバにインストールする(または、すでにインストールされている)オプションのサードパーティ製ソフトウェアまたはハードウェアの製造元でもサービス パックをその製品とともに使用することがサポートされていることを確認します。

Cisco Unity との適合が確認されたサードパーティ製ソフトウェアについては、Cisco.com
(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html)から入手可能な『
Cisco Unity システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア 』を参照してください。

新しいハードウェアとドライバのインストール

シスコシステムズから購入する Cisco Unity サーバは、特定のハードウェア構成用に設定されています。このサーバにハードウェアを追加したり、サーバのハードウェアを変更したりしないでください。ただし、ボイス カード、プロセッサ、メモリ、テープ ドライブ、外付けモデム、レール キットなどは追加および変更できます。

DbWalker ユーティリティの実行

DbWalker ユーティリティは、Cisco Unity データベースのコール ハンドラ、ユーザ、ユーザ テンプレート、インタビュー ハンドラ、ロケーション オブジェクト、およびディレクトリ オブジェクトのそれぞれについて、値の欠落、リンク切れ、およびその他の問題がないかどうかを確認します。Dbwalker は Cisco Unity サーバ上で実行する必要があります。オフボックスでは実行できません。

このユーティリティには、スケジュールとマニュアルの 2 つのモードがあります。スケジュール モードでは、データベースが読み取り専用になります。マニュアル モードでは、サイト固有の情報を使用してデータベースを自動修復できます。

スケジュールとマニュアルのどちらのモードでも、出力ログ ファイルが作成されます。ログ ファイルには、見つかったすべてのエラー、欠落している値とリンク切れに対する自動修復、および調査が必要な項目と手動修復が必要になる可能性のある項目に対する警告メッセージが記録されます。ログ ファイルは、電子メールを利用してシステム管理者や指定されたユーザに送信できます。ただし、サイトのセキュリティ設定でこの送信が許可されている必要があります。DbWalker ユーティリティでは、ログ ファイルの出力内容を選択することもできます。エラーと警告だけを出力することを推奨します。データベース全体の完全なリストを出力することは、出力ファイルが膨大になる可能性があるため推奨しません。

DbWalker ユーティリティを毎月(読み取り専用モードで)実行するようにスケジューリングします。毎月のスケジュールが実行されたら、その都度システム管理者またはデータベース保守担当者は次の 2 つのタスクを実行する必要があります。

出力ログ ファイルを確認する。

エラーや欠落している情報をただちにすべて解決する。今度は DbWalker ユーティリティを マニュアル モードで実行し、サイト固有の情報を使用して、データベースを修復します。次に、Cisco Unity システム管理を使用して、ログに記録されている問題をすべて修正します。

DbWalker ユーティリティを毎月(読み取り専用で)実行するようスケジューリングする


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、Cisco Unity が動作していることを確認し、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Diagnostic Tools]の[ DbWalker] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Directory Walker]ページの[オプション]リストで、チェックボックスがすべてオフになっていることを確認します。

ステップ 4 [ロード中]セクションで、出力ログ ファイル用に選択した場所を入力します。

ステップ 5 [ログの詳細]の方法を選択します。 [1 つもしくは複数のエラーを持つオブジェクトに関する情報にのみログする] を選択することを推奨します。

ステップ 6 毎月の出力ログ ファイルをシステム管理者または指定されたユーザに送信するには、 [スケジュール] >[電子メール通知] をクリックします。

ステップ 7 有効なユーザの電子メール アドレスを入力し、 [テスト メッセージの送信] をクリックします。

ステップ 8 テスト用の電子メールが受信されたことを確認します。ファイアウォールやその他のサイト セキュリティ対策により、電子メール メッセージが受信できない場合があることに注意してください。

ステップ 9 [保存] をクリックします。

ステップ 10 [Directory Walker]ページで、 [スケジュール] >[DbWalker 実行のスケジュール] をクリックします。

ステップ 11 [DbWalker Scheduler]ウィンドウで、 [Walk のスケジュール] をクリックします。

ステップ 12 [OK] をクリックし、デフォルトのタスク名をそのまま使用するか、選択したタスク名を入力します。既存のスケジュールを変更するには、 [タスク プロパティ] をクリックします。

ステップ 13 [DbWalker]ウィンドウの[タスク]タブで、 [実行する] チェックボックスをオンにし、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 14 [スケジュール]タブをクリックし、 [月単位] を選択します。次に、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 15 [設定]タブをクリックし、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 16 [適用] [OK] [閉じる] の順にクリックします。DbWalker ユーティリティがスケジュールどおりに実行されます。

ステップ 17 DbWalker ユーティリティが実行されたら、DbWalker 出力ログ ファイルを確認します。エラーおよび警告メッセージをすべて調べます。次の手順と Cisco Unity システム管理を使用して、データベース内の欠落している情報や不正な情報をすべて解決します。


 

DbWalker ユーティリティを手動で実行する(データベース修復を実行)


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、Cisco Unity が動作していることを確認し、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Diagnostic Tools]の[ DbWalker] をダブルクリックします。

ステップ 3 [オプション]リストで、ユーティリティで実行する自動修復を選択します。

ステップ 4 [ロード中]セクションで、出力ログ ファイルについて、格納場所と[ログの詳細]の方法を確認します。 [1 つもしくは複数のエラーを持つオブジェクトに関する情報にのみログする] を選択することを推奨します。

ステップ 5 [データベース レビュー] をクリックします。DbWalker ユーティリティが実行され、選択した自動修復がすべて実行されます。

ステップ 6 DbWalker ユーティリティが実行されたら、出力ログ ファイルを確認します。エラーおよび警告メッセージをすべて調べます。Cisco Unity システム管理を使用して、データベース内の欠落している情報や不正な情報をすべて解決します。


 

システム クロックの更新

Cisco Unity サーバをネットワークに接続している場合は、信頼できるタイム サーバを設定して、組織内の全コンピュータで共通の時刻を使用することを推奨します。Microsoft の Web サイトで、記事 ID 216734 「How to Configure an Authoritative Time Server in Windows 2000」を参照してください。

Cisco Unity サーバのシステム クロックが大幅に遅れている場合、ユーザが、Cisco Unity によるメッセージ送信が遅延していると判断する可能性があります。

Cisco Unity サーバをネットワークに接続していない場合は、システム クロックを月 1 回確認して、正確な時刻から 1 分以上ずれないようにします。時刻を変更するには、[日付と時刻]コントロール パネル(Windows の[スタート]メニューの[設定] >[コントロール パネル] >[日付と時刻]をクリック)を使用します。

システム クロックの時刻は、Cisco Unity システム管理を使用している間は変更しないでください。変更すると、データに不整合が生じる可能性があります。これは、IIS のキャッシングに問題があるためです。新しい値は SQL Server データベースに書き込まれていますが、古い値がまだ IIS のキャッシュに残っているため、Cisco Unity システム管理では、変更済みの値が変更されていないと表示されるようです。

Cisco Unity サーバの再起動

Cisco Unity のサービスは、ネットワークの構成によっては、次のようなネットワーク上の多くの他サーバのアベイラビリティに依存します。

Unity システム メールボックスのホーム サーバとなるサーバ

Cisco Unity ユーザ メールボックスのホーム サーバとなるサーバ

Exchange パートナー サーバ

Cisco Unity サーバが属しているドメインのドメイン コントローラ

Active Directory グローバル カタログ サーバ

Cisco CallManager サーバ(Cisco Unity を Cisco CallManager と連動させる場合)

Cisco Unity がフェールオーバー用に設定されている場合の Cisco Unity セカンダリ サーバ

Exchange 2000 ボイス コネクタ サーバ

これらの各サーバのアベイラビリティ、これらのサーバへのネットワーク接続、およびこれらに対応する Cisco Unity サーバ上のコンポーネントはいずれも、Cisco Unity のサービスに影響を及ぼします。

サーバまたはネットワーク デバイスをスケジュールに従って定期的に再起動する場合は、そのスケジュールに Cisco Unity サーバも含めてください。

Tools Depot から利用できる Unity Schedule Restart ツールを使用すると、Cisco Unity サーバの自動再起動(推奨)や Cisco Unity サービスだけの自動再起動をスケジューリングできます。このツールを使用して、Cisco Unity の再起動に関係するアプリケーション イベント ログ エントリを表示することもできます。

Cisco Unity の再起動をスケジューリングする

既存のスケジュールを変更するには、次の手順に示すとおりにタスクを削除して、新しいタスクをスケジューリングします。


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Administrative Tools]の[ Schedule Unity Restart] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity Scheduled Restart オプションの構成]ウィンドウで、Cisco Unity サーバの再起動(これを推奨します)または Cisco Unity サービスだけの再起動を選択します。

ステップ 4 [スケジュールの再起動] をクリックし、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 5 [保存して終了] をクリックします。


 

Cisco Unity へのリモート アクセス

Cisco Unity サーバにリモート アクセスする方法はいくつかあり、アップデートやパッチのロード、ファイルの転送などのタスクが実行できます。リモート アクセスを使用しない場合、こうしたタスクはローカルに実行する必要があります。利用しているサイトに応じて、次の機能を使用して Cisco Unity サーバへリモート アクセスするための設定が可能です。

Windows ターミナル サービス: 「Windows ターミナル サービスの使用方法」を参照してください。

Symantec pcAnywhere:「pcAnywhere の使用方法」を参照してください。

Virtual Private Network (VPN):「Virtual Private Network の使用方法」を参照してください。

Windows ターミナル サービスの使用方法

Windows Terminal Services (WTS; Windows ターミナル サービス)は Windows 2000 に付属しているもので、Cisco Unity サーバ上ですでに設定されている必要があります。リモート コンピュータ上に WTS を設定して使用するには、次の手順を実行します。Cisco Unity サーバ上での WTS の設定の詳細については、『 Cisco Unity インストレーション ガイド 』を参照してください。

WTS の詳細については、Cisco Unity サーバ上のターミナル サービス サーバ プログラムのオンライン ヘルプ、またはリモート コンピュータ上にインストールするターミナル サービス クライアント プログラムのオンライン ヘルプを参照してください。Microsoft の Web サイトにも情報があります。

Windows ターミナル クライアントのインストール ディスクを作成する

リモート コンピュータ上で WTS を使用するには、Cisco Unity サーバ上で WTS のホスト プログラムを使用して、まずインストール ディスク セットを作成する必要があります。この手順を実行するには、2 枚のブランク ディスクが必要です。それぞれ「ディスク 1」、「ディスク 2」というラベルを貼ってください。


ステップ 1 Cisco Unity サーバ上で、 [スタート] > [プログラム] > [管理ツール] >[ターミナル サービス クライアント クリエータ] をクリックします。

ステップ 2 [インストール ディスクの作成]ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

[32 ビット x86 Windows 用ターミナル サービス] をクリックします。

[ディスクをフォーマットする] チェックボックスをオンにして、ディスク上の既存データがすべて削除されるようにし、 [OK] をクリックします。

ステップ 3 画面上の指示に従って 2 枚のインストール ディスクを作成します。

ステップ 4 [インストール ディスクの作成] ダイアログボックスを閉じます。


 

リモート コンピュータ上で WTS クライアントを設定する


ステップ 1 リモート コンピュータの A ドライブにディスク 1 を挿入して、 setup.exe を実行します。

ステップ 2 画面上の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 3 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] > [ターミナル サービス クライアント] > [クライアント接続マネージャ] をクリックします。

ステップ 4 [クライアント接続マネージャ]ウィンドウで、 [ファイル] > [新しい接続] をクリックします。

ステップ 5 画面上の指示に従って接続ウィザードを完了します。


 

WTS を使用してリモート セッションを起動する

WTS を使ってリモート コンピュータから Cisco Unity サーバに接続すると、リモート コンピュータがサーバを制御します。リモート コンピュータ上のウィンドウには Cisco Unity サーバ画面が表示され、通常はどのサーバ ファイルやアプリケーションにもアクセスできます。Cisco Unity サーバが一度にホストする WTS 接続は、1 つだけにすることを推奨します。


ステップ 1 リモート コンピュータ上で、次のいずれかの操作を実行します。

[クライアント接続マネージャ]ウィンドウで、前の手順で作成した新しい接続のアイコンをダブルクリックします。

[スタート]メニューで、 [プログラム] > [ターミナル サービス クライアント] > [<新しい接続のアイコン>] をクリックします。新しい接続のアイコンのデフォルトの場所を変更した場合は、前の手順で指定した場所に移動します。

ステップ 2 適切な名前とパスワードを入力して、Cisco Unity システム管理にログオンします。


 

ファイル転送を実行する


ステップ 1 リモート コンピュータ上で、 \\<Cisco Unity サーバの IP アドレス>\c$ を実行します。

ステップ 2 適切な名前とパスワードを入力して、Cisco Unity システム管理にログオンします。

ステップ 3 Windows コマンドのコピーと貼り付け、またはドラッグ アンド ドロップを使用して、ファイルを転送します。


 

Windows ターミナル サービスのリモート セッションを終了する


ステップ 1 リモート コンピュータ上でログオフを実行し、Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 [ターミナル サービス クライアント <新しい接続>] ウィンドウを閉じます。

ステップ 3 メッセージが表示されたら、 [OK] をクリックしてリモート接続セッションを終了します。


 

Windows ターミナル サービスの制限事項

WTS は次の場合にサポートされます。

Cisco Unity Bridge サーバ、バージョン 2.0(1) 以降で使用する場合

Cisco Unity サーバ、バージョン 4.0(1) 以降で使用する場合( 表 9-4 に示す制限付き)

 

表 9-4 Cisco Unity とともに使用する場合の Windows ターミナル サービスの制限事項

リモート実行できる機能
Cisco Unity 4.0(1) 以降

Cisco Unity をインストールまたはアップグレードする

実行不可

ボリューム設定ユーティリティを使用して、録音済みの名前とグリーティングの dB レベルを設定する

実行不可

WAV 形式の設定ユーティリティを使用して、録音済みの名前とグリーティングのコーデックを別のものに変換する

実行不可

pcAnywhere の使用方法

組織内の Cisco Unity サーバと Cisco Unity サーバへのアクセスに使用されるリモート コンピュータに、pcAnywhere をインストールできます。必要なライセンスの数については、販売代理店までお問い合わせください。

リモート コンピュータ上に pcAnywhere をセットアップして使用するには、次の手順で行います。詳しい手順と他の pcAnywhere 機能に関する情報は、pcAnywhere のドキュメントを参照してください。

リモート コンピュータ上で pcAnywhere をセットアップする


ステップ 1 pcAnywhere CD をリモート コンピュータに挿入します。

ステップ 2 画面上の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 3 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] > [Symantec pcAnywhere] をクリックするか、デスクトップのショートカットをダブルクリックします。

ステップ 4 [pcAnywhere マネージャ]ウィンドウで、 [リモートを追加] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 5 [接続情報]タブで、該当する操作を実行します。

モデム接続にする場合は、[デバイスリスト]の該当するチェックボックスをオンにして、リモート コンピュータが使用するモデムを表示します。次に、 [設定] タブをクリックして、 [ダイヤルのプロパティと電話番号を使う] フィールドに Cisco Unity サーバの電話番号を入力します。

LAN 接続にする場合は、 [TCP/IP] が選択されていることを確認します。次に、 [設定] タブをクリックして、[制御するネットワークホスト PC または IP アドレス]フィールドに Cisco Unity サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 6 必要に応じ、残りのタブで他のプロパティを入力するか、変更してください。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 作成した新規リモート アイコンの名前を入力し、 Enter キーを押します。


 

pcAnywhere を使用してリモート セッションを起動する

pcAnywhere を使ってリモート コンピュータから Cisco Unity サーバに接続する場合、リモート コンピュータがサーバを制御します。リモート コンピュータ上のウィンドウには Cisco Unity サーバ画面が表示され、通常はどのサーバ ファイルやアプリケーションにもアクセスできます。リモート セッションを開始する前に、Cisco Unity サーバ上で pcAnywhere がホストモードで動作していることを確認してください。モデム接続にする場合は、[ホストのプロパティ]ダイアログボックスの[設定]タブの[Windows の起動時に起動]チェックボックスがオフになっていることを確認してください。

Cisco Unity サーバは一度に 1 つの pcAnywhere 接続にしか対応できないことに注意してください。


ステップ 1 リモート コンピュータ上で、pcAnywhere を起動するためのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

ステップ 2 前の手順で新たに作成されたリモート アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 リモート セッションが利用可能になれば、アクセスする Cisco Unity サーバの一覧をクリックし、さらに[ OK] をクリックします。

Cisco Unity サーバとの接続が確立すると、Cisco Unity サーバのデスクトップが表示され、pcAnywhere オンライン ツールバーが画面上部に表示されます。

ステップ 4 必要に応じて、次の操作を実行し、接続速度を上げます。

a. pcAnywhere オンライン ツールバーから[ オンラインのオプションの表示または変更] をクリックする。

b. [オンラインのオプション]ダイアログボックスで、[ColorScale]メニューから [16 色] をクリックし、 [OK] をクリックする。

ステップ 5 適切な名前とパスワードを入力して、Cisco Unity システム管理にログオンします。


 

pcAnywhere のリモート セッションを終了する


ステップ 1 リモート コンピュータ上でログオフを実行し、Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 [pcAnywhere]オンライン ツールバーから、 [リモートセッションの終了] をクリックし、さらに[ はい] をクリックします。


 

Virtual Private Network の使用方法

Virtual Private Network (VPN)とは、公衆電話回線(またはケーブル モデム)を使用した専用ネットワークのことです。プライバシーの維持には暗号とセキュア プロトコルが使用されます。VPN を使用してファイアウォール経由で Cisco Unity にアクセスする場合、そのネットワークの内にいるかのように Cisco Unity にアクセスできます。

次の場合は VPN が必要です。

ネットワーク ファイアウォールの外部にあるリモート コンピュータから Cisco Unity システム管理の Web サイト( http://<Cisco Unity サーバ名>/web/sa )にアクセスする。

Distributed Component Object Model (DCOM)を使用して、ファイアウォール経由でリモート コンピュータを Cisco Unity サーバに接続し、Media Master コントロール バーを利用してユーザが自分の名前とグリーティングを録音する。


) リモート アクセスに VPN を使用していない場合に、ファイアウォール経由で DCOM を構成する際の詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。


VPN のセットアップ方法については、 LAN 管理者と相談してください。

ユーザ メールボックスの移動

ユーザ メールボックスをより高速な、またはよりディスク容量の大きな別のサーバへ移動することが必要な場合があります。または、ネットワークに新しくサーバを追加する際に、ユーザ メールボックスを移動することがあります。サーバ間では、Cisco Unity をシャットダウンせずにユーザを移動することが可能です。


注意 複数のユーザ メールボックスを一度に移動する場合は、Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni のメールボックスを誤って選択していないかどうかを確認してください。これらの特殊なメールボックスを移動する場合は、「Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni の Exchange メールボックスの移動」を参照してください。

Cisco Unity サーバが Exchange 2000 に接続されている場合、Microsoft Exchange のドキュメントに記載されている手順に従って、メールボックスを一方のサーバから他方のサーバへ移動できます。ただし、Cisco Unity サーバが Exchange 5.5 に接続されている場合は、メールボックスを Exchange に移動しようとする前に、Bulk Logout ユーティリティを使用して Cisco Unity サーバ(複数可)をメールボックスからログアウトします。Bulk Logout ユーティリティでは、サイト内の各 Cisco Unity サーバにある Exchange 5.5 からログアウトするユーザ メールボックスを選択できます。次のうちの 1 つ以上を選択できます。

すべてのユーザ メールボックス。

内線番号の範囲、パブリック同報リストのメンバーシップ、サービス クラス(COS)、または電話システムの割り当て(デュアル電話システム環境)に基づいたユーザ メールボックスのグループ。

Exchange エイリアスに基づいたユーザを選択するためにコンマ区切り値(CSV)ファイルを使用することも可能です。CSV は、1 つのデータ ストアから別のデータ ストアへデータを移動するための一般的なテキスト ファイルです。CSV ファイルは、テキスト エディタまたは表計算アプリケーションで編集できます。CSV ファイルからユーザを選択する場合は、次のガイドラインを使用してファイルをフォーマットし、正しく解析できることを確認します。

コンマで値を区切ります。タブ、スペース、またはセミコロンでファイルの値を区切らないでください。

最初の行にあるタイトルが「alias」のカラム ヘッダーを含める。カラム ヘッダーに大文字と小文字の区別はなく、左右のスペースを使用して書式設定ができます。

たとえば次のものがあります。

first name, last name, home server, alias, domain
Alex, Abade, EXServer1, aabade, ENG_MAIN
Kelly, Bader, EXServer1, kbader, ENG_MAIN
 

Cisco Unity の動作中に Exchange 5.5 サーバ間で複数のユーザ メールボックスを移動するには、次の手順を実行します。Cisco Unity サーバが Exchange 2000 に接続している場合は、これらの手順を実行する必要がないことに注意してください。その代わり、Microsoft Exchange ドキュメントに記載されている手順を実行すると、Exchange 2000 メールボックスを移動することができます。

複数の Exchange 5.5 メールボックスから強制的に Cisco Unity をログアウトする


ステップ 1 ユーザが Outlook を終了し、Cisco Unity からログオフしたことを確認します。


注意 移動する予定のメールボックスには、移動と Exchange ディレクトリの複製が行われるまでアクセスできません。ユーザは許可が通知されるまで、電話から Outlook を起動したり、Cisco Unity にアクセスできません。このプロセス中にメールボックスがアクセスされると、ユーザは接続が解除され、Cisco Unity サーバの再起動が必要です。

ステップ 2 Tools Depot から利用できる Bulk Logout ユーティリティを起動し、Cisco Unity がインストールされているドライブに対して実行します。

ステップ 3 [Bulk Subscriber Logout]ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行して、Exchange からログアウトするユーザを選択します。

[すべてのユーザ] をクリックします。

[ユーザの内線番号] をクリックし、範囲を入力します。

[このパブリック同報リスト内のすべてのユーザ] をクリックし、隣接するフィールド内のリストから同報リストをクリックします。

[このサービス クラス内のすべてのユーザ] をクリックし、隣接するフィールド内のリストから COS をクリックします。

[この CSV ファイル内にあるエイリアスのすべてのユーザ] をクリックし、 [参照] をクリックして CSV ファイルを特定します。

ステップ 4 [グリッドへのユーザの追加] をクリックします。ステップ 3で選択したユーザがグリッドに表示されます。

CSV ファイルからユーザを選択した場合、ローカル Cisco Unity サーバに関連付けられたメールボックスを持つユーザだけが表示されることに注意してください。

ステップ 5 該当する場合はステップ 3 およびステップ 4 を繰り返し、さらにグリッドにユーザを追加します。

ステップ 6 必要に応じて、グリッド内の各ユーザリストの隣にあるチェックボックスをオンまたはオフにして、ログアウトを選択したグループのユーザを追加または削除します。

ステップ 7 [ユーザのログ アウト] をクリックし、画面の指示に従います。選択したユーザに対し、Cisco Unity は、ローカル Cisco Unity サーバに関連するすべての Exchange メールボックスからログアウトします。

ステップ 8 ユーザが複数の Cisco Unity サーバに関連している場合、またはどの Exchange メールボックスがサイト内のどの Cisco Unity サーバに関連しているかわからない場合は、必要に応じてサイト内の各 Cisco Unity サーバに対し、ステップ 2 からステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 [Bulk Subscriber Logout]ウィンドウを開いたまま、次の手順に進みます。


 

Exchange 5.5 メールボックスを移動する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] > [Microsoft Exchange] >[Microsoft Exchange 管理ツール] をクリックします。

ステップ 2 左側のウィンドウのツリーから、 [受信者] をクリックし、右側のウィンドウからユーザ名をクリックします。


注意 複数のユーザ メールボックスを一度に移動する場合は、Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni のメールボックスを誤って選択していないかどうかを確認してください。これらの特殊なメールボックスを移動する場合は、「Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni の Exchange メールボックスの移動」を参照してください。

ステップ 3 [ツール] > [メールボックスの移動] をクリックします。

ステップ 4 [メールボックスの移動先]リストから、メールボックスの移動先のサーバをクリックします。

ステップ 5 [OK] をクリックしてメールボックスを移動します。

ステップ 6 メールボックスを移動すると、ディレクトリが更新されるまでユーザはメッセージにアクセスできなくなる可能性があります。Exchange の設定に応じて、ディレクトリの複製を強制的に実行するか、自動的に複製されるまで待ちます。

強制的にディレクトリの複製を行う前に、サイトの Exchange 管理者と相談してください。ディレクトリの複製を強制的に実行する場合は、メールボックスが常駐していた Cisco Unity サーバと、さらにメールボックスの移動先となったサーバに対して実行します。詳しい手順については、Microsoft Exchange 5.5 のドキュメントを参照してください。

ステップ 7 次の手順に続きます。


 

サーバを同期化する

前の手順において、ユーザのメールボックスの移動元になった各Cisco Unity サーバに対し、この手順を繰り返します。


ステップ 1 [Bulk Subscriber Logout]ウィンドウで[ ユーザの同期化] ボタンをクリックし、画面の指示に従います。このステップでは Cisco Unity キャッシュを Exchange 5.5 ディレクトリと同期化し、Cisco Unity をユーザ メールボックスにログ バックします。

ステップ 2 [終了] をクリックします。

ステップ 3 Outlook と Cisco Unity の両方にログオンできるユーザに通知します。


 

Exchange 5.5 オプティマイザを実行する

Exchange 5.5 のユーザを 100 以上移動した場合は、Cisco Unity サーバ上で Exchange オプティマイザを実行します。オプティマイザ を実行しない場合、ユーザやコール ハンドラ宛にダイヤルされた内線番号を Cisco Unity が受け付けない、またはイベント ログにカンバセーションに関するエラーがあるなどの問題が生じる可能性があります。サイト内に他の Exchange サーバが存在する場合、これらの Exchange サーバ上で Exchange オプティマイザを実行する必要はありません。


ステップ1 Cisco Unity サーバが動作中の場合は、サーバを終了します。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] > [Microsoft Exchange] >[Microsoft Exchange オプティマイザ] を選択します。

ステップ 3 画面の指示に従います。Exchange オプティマイザがファイルの移動を推奨する場合でも、特に移動を実行する必要はありません。

ステップ 4 サービスが終了できなかったことを示すエラー メッセージが Exchange 5.5 オプティマイザで表示された場合は次の操作を行います。

a. Exchange オプティマイザ を終了します。

b. タスクバーのステータス領域にある[ Cisco Unity] アイコンを右クリックし、 [終了] をクリックします。

c. Exchange オプティマイザ を起動して、画面上の指示に従います。

ステップ 5 Exchange オプティマイザが終了したら、Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni の Exchange メールボックスの移動

Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni のメールボックスは、それぞれ固有の機能を持つ特殊な Exchange メールボックスです。メールボックスをより高速な、またはよりディスク容量の大きなサーバへ移動する場合や、ネットワークに新しくサーバを追加する際などに、ユーザ メールボックスを移動する必要が生じることがあります。

Unity メッセージ システム、UAmis、および UOmni のメールボックスは、Exchange の通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順で移動します。ただし、これらの特殊なメールボックスを移動した後に発生する可能性のある問題を回避するために、いくつかの追加手順を実行します。

複数のユーザ メールボックスを移動するとき、Unity メッセージ システム、UAmis、または UOmni のメールボックスを誤って移動しないように、これらのメールボックスの Exchange 表示名を変更しておくことを検討してください。変更しておくと、取り扱いに注意が必要なメールボックスであることが明確に識別できます。

以降の項で、各種のメールボックス、およびそれらを正しく移動する方法について説明します。

Unity メッセージ システムのメールボックス

身元不明発信者、つまり外部の発信者またはユーザ アカウントに関連付けられていない電話機(会議室の電話機など)から発信する組織内部の発信者が、ユーザ宛のメッセージを録音した場合、Cisco Unity はそのメッセージをユーザのホーム サーバに転送して(Cisco Unity サーバ以外の場合)、ユーザのメールボックスに格納します。これらのメッセージは、Cisco Unity がメッセージを送信するサーバをホーム サーバとし、かつ Unity メッセージ システムという表示名を持つ Unity メッセージ システム メールボックスから送信されたものと認識されます。

Unity メッセージ システムのメールボックスおよび関連アカウントの詳細については、「デフォルト アカウント」を参照してください。

Unity メッセージ システムのメールボックスを移動する


ステップ 1 Exchange 5.5 や Exchange 2000 の通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順を使用します。この手順は、「ユーザ メールボックスの移動」に示しています。

ステップ 2 身元不明発信者からのメッセージが、メールボックス移動後に Unity Messaging Repository (UMR)に残ることを防ぐには、次の手順を実行します。

a. Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

b. [サービス]ウィンドウで、 AvUMRSyncSvr サービスを停止して再起動します。

UMR を再起動すると(数分間かかることがあります)、Cisco Unity は次のように動作します。

身元不明発信者から送信された、メールボックスが一杯になっていないユーザ宛のメッセージは送信されます。

身元不明発信者から送信された、メールボックスが一杯になっているユーザ宛のメッセージは送信されません。ただし、Cisco Unity が不達確認(NDR)を送信しようとしたとき、NDR は Unity メッセージ システムのメールボックスに残り、身元不明メッセージ同報リストには転送されません。

ステップ 3 Unity メッセージ システムのメールボックスに残っている NDR を解放するには、システム トレイのアイコンを使用して、Cisco Unity ソフトウェアを停止し、再起動します。


 

UAmis メールボックス

発信する AMIS メッセージは、UAmis_<サーバ名> という表示名を持つ、特殊な Exchange メールボックスに配置されます。UAmis メールボックスの詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能な『 Cisco Unity のネットワーク機能 』の「 AMIS ネットワーク 」の章の「 UAmis メールボックス」 の項を参照してください。

UAmis メールボックスを移動する


ステップ 1 Exchange 5.5 や Exchange 2000 の通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順を使用します。この手順は、「ユーザ メールボックスの移動」に示しています。

ステップ 2 移動後に UAmis のメールボックスにメッセージが残ることを防ぐには、システム トレイのアイコンを使用して、Cisco Unity を停止し、再起動します。


 

UOmni メールボックス

Bridge ユーザを作成、変更、または削除するための Cisco Unity Bridge からの管理メッセージは、UOmni_<サーバ名> という表示名を持つ、特殊な Exchange メールボックスに配置されます。

UOmni メールボックスを移動する


ステップ 1 Exchange 2000 の通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順を使用します。この手順は、「ユーザ メールボックスの移動」に示しています。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 3 [サービス]ウィンドウで、 CsBridgeConnector を停止して再起動します。このサービスは、Bridge コネクタ サービスです。

Bridge コネクタは、UOmni メールボックスを監視しています。メールボックスの移動直後にコネクタを再起動することで、Bridge ユーザに関連付けられた Active Directory のコンタクトが正しく作成され、メッセージが UOmni メールボックスに残らなくなります。コネクタを再起動した後は、Bridge ユーザの追加、変更、および削除を問題なく実行できます。


 

Cisco Unity フェールオーバー機能

フェールオーバーは Cisco Unity サーバに障害が起きた場合、または保守の実行が必要な場合でも、簡単な冗長性を提供してボイスメール機能を継続させることができる機能です。フェールオーバーを設定するには、Cisco Unity を 2 つのサーバ(プライマリ サーバとセカンダリ サーバ)にインストールし、構成します。

正常時は、プライマリ サーバがアクティブであり、Cisco Unity が、電話に対する応答、メッセージの受信、メッセージ到着通知の送信、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフを行います。セカンダリ サーバは非アクティブであり、Cisco Unity は実行中ですが、ボイスメール機能は実行していません。

プライマリ サーバに障害が発生するか、プライマリ サーバ上の Cisco Unity サービスが停止した場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバが自動的にアクティブになり、Cisco Unity の標準オペレーションを実行します。この Cisco Unity サーバのプライマリからセカンダリへの切り替わりが、フェールオーバーと呼ばれます。メンテナンスのためにプライマリ Cisco Unity サーバを停止する場合は、フェールオーバーを手動で起動することもできます。

詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_installation_and_configuration_guide_books_list.html )から入手可能な『 Cisco Unity フェールオーバー コンフィギュレーション アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unity システムのバックアップと復元

Cisco Unity サーバ上にインストールされているソフトウェアとしては、Windows 2000 Server と SQL Server 2000 (または MSDE 2000)があります(一部の構成では Exchange 2000 も)。これらのソフトウェアと付随データをバックアップするために開発された、対応バックアップ ソフトウェア製品は数多く存在しています。また、Cisco Unity には Disaster Recovery ツールが用意されており、これを使用して Cisco Unity のデータをバックアップおよび復元できます。

Cisco Unity システムのバックアップと復元の詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html )から入手可能な『 White Paper: Backing Up and Restoring a Cisco Unity System 』を参照してください。

Cisco Unity のデータおよびメッセージの保管

ユーザ アカウント情報とその他の Cisco Unity のデータは Cisco Unity サーバ上の SQL Server データベースに保管されます。さらに、Cisco Unity 情報の小さなサブセットがディレクトリに保管されます。Cisco Unity は、このディレクトリ内の情報と SQL Server データベース内の情報との同期化を保ちます。

Cisco Unity で、データの保管に使用するディレクトリは、Cisco Unity のインストール時の選択によります。インストールの実行中に、Cisco Unity が通信するパートナー Exchange サーバを指定します。Exchange 5.5 サーバまたは Exchange 2000 サーバのどちらでも、パートナー サーバとして使用できます。パートーナー サーバが Exchange 5.5 サーバのとき、Cisco Unity がデータを保管するディレクトリは Exchange 5.5 ディレクトリです。Exchange 2000 がパートナー サーバのとき、Cisco Unity は Active Directory にデータを保管します。

Cisco Unity は、データを SQL サーバ データベースに保管することによって、パフォーマンス、信頼性、およびスケーラビリティ上の利点を数多く得ています。ディレクトリ内に保管されている情報が非常に少なく、情報を変更する頻度も少ないため、ユーザ アカウントを初期作成した後の Cisco Unity データの変更によるディレクトリ複製は微少です。

ネットワークがダウンした場合の Cisco Unity 機能

ユーザ名と内線番号を含む SQL データベースに加え、Cisco Unity サーバ上には Unity Messaging Repository (UMR)があります。Exchange サーバまたはすべての Exchange ネットワークがダウンした場合でも、Cisco Unity は通話の応答、身元不明発信者によるユーザ内線番号の検索許可、およびボイスメールの受信が可能です。電子メール システムまたはネットワークがオフラインの間、新しいボイスメールは Cisco Unity サーバ上にあるメッセージの格納場所に保管されます。この間にボイスメールを確認しようとするユーザはには、UMR ガイダンスが再生されます。ガイダンスでは、Exchange サーバは使用不能であるが、ユーザはサーバがダウンしてから残されているボイスメールにはアクセスできることが説明されます。Exchange サーバまたはネットワークがオンラインに復帰した場合、メッセージの格納場所に保管されたボイスメールはユーザのメールボックスに転送されます。