Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Lotus Domino版) Release 4.0(2)
Cisco Unity の保守
Cisco Unity の保守
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Unity の保守

概要: の保守

保守作業のスケジューリング

テスト環境の設定

保守作業のための の設定

ステータス モニタ

Event Notification ユーティリティ

のパフォーマンスの監視

メッセージ転送エージェントの監視

システム リソースの監視

ウィルスのスキャン

ウィルス スキャン ソフトウェアの選択

ウィルス スキャンのスケジューリング

ウィルス スキャン定義の更新

ログ ファイルとデータベース ファイルのロケーションの管理

サーバ上でのスケジューリングされた保守の実施

適切な受信者への宛先不明メッセージの転送

宛先不明メッセージ同報リスト

システム イベント メッセージ同報リスト

オペレータ コール ハンドラ、オープニング グリーティング コール ハンドラ、および終了案内コール ハンドラ

Example Interview

サービス パックとアップデートのインストール

サードパーティ製ソフトウェアのアップグレード

新しいハードウェアとドライバのインストール

DbWalker ユーティリティの実行

システム クロックの更新

サーバの再起動

へのリモート アクセス

Windows ターミナル サービスの使用方法

Windows ターミナル サービスの制限事項

pcAnywhere の使用方法

Virtual Private Network の使用方法

ユーザ メールボックスの移動

Unity メッセージ システムのメールボックスの移動

Unity メッセージ システムのメールボックス

システムのバックアップと復元

のデータおよびメッセージの保管

Cisco Unity の保守

概要:Cisco Unity の保守

Cisco Unity サーバに関係するすべてのソフトウェアとハードウェアを常に利用可能な状態に保つには、保守が不可欠です。インストールしたソフトウェアの機能の低下は、サーバのパフォーマンスに影響します。保守を定期的に実施することによって、予想外のダウンタイムが発生する可能性を小さくすることができます。

詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「保守作業のスケジューリング」:システム保守作業の概要、および推奨される実施頻度を示します。

「テスト環境の設定」:推奨するテスト環境と実稼働環境について説明します。

「保守作業のための Cisco Unity の設定」:Cisco Unity サーバ上でのアプリケーション レベルの保守作業について説明します。

「ユーザ メールボックスの移動」:Cisco Unity を終了しなくても、ユーザを一方の Domino サーバから別の Domino サーバに移動できます。

「Unity メッセージ システムのメールボックスの移動」 :ユーザ メールボックスと同様に、Unity メッセージ システムのメールボックスも一方の Domino サーバから別の Domino サーバに移動できます。ただし、いくつかの追加の手順を実行して、この特殊なメールボックスを移動した後に発生する可能性のある問題を回避します。

「Cisco Unity システムのバックアップと復元」:データが破損または損失した場合に速やかに Cisco Unity を復元するには、バックアップが必須です。

保守作業のスケジューリング

保守の頻度をどのようにスケジューリングするかは、使用環境によって異なります。システムの規模、構成、およびトラフィック レベルなどを考慮に入れて決定します。少なくとも、 表 9-1 に示すとおりに保守をスケジューリングし、実施することを推奨します。すでに推奨する以上の頻度で次の作業を実施している場合は、推奨スケジュールではなく現在のスケジュールを使用してください。

 

表 9-1 保守作業の内容と実施頻度

作業
毎日
毎月
その他

宛先不明メッセージの適切な受信者への転送。詳細については、「適切な受信者への宛先不明メッセージの転送」を参照してください。

常時

ウィルスのスキャン。「ウィルスのスキャン」を参照してください。

X

Cisco Unity サーバのバックアップ。「Cisco Unity システムのバックアップと復元」を参照してください。

X

Unity Messaging Repository (UMR)内のメッセージが送信されていることの確認。

X

使用されていないにもかかわらず Cisco Unity が解放していない Cisco Unity システム管理セッションがないかどうかの確認。

X

システム バックアップが次の営業日の営業開始時刻までに完了していることを確認します。

X

バックアップ メディア内に、Cisco Unity サーバ全体のバックアップに必要な空き領域があることの確認。

X

最新の Cisco Unity 認定サービス パックとセキュリティ ホットフィックスのインストール。「サービス パックとアップデートのインストール」を参照してください。

X

Dbwalker ユーティリティを実行してデータベース整合性を確認する。発生したエラーを画面の指示に従って修正します。

X

システム クロックの更新。「システム クロックの更新」を参照してください。

X

サード パーティ ソフトウェアのアップグレード。「サードパーティ製ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。

必要な場合。

新しいハードウェアとドライバのインストール。「新しいハードウェアとドライバのインストール」を参照してください。

必要な場合。

ウィルス スキャン定義の更新。「ウィルス スキャン定義の更新」を参照してください。

新しい定義が利用可能になった時点。

Cisco Unity サーバの再起動。「Cisco Unity サーバの再起動」を参照してください。

現在のスケジュールに従うか、必要に応じて実行します。

システム リソースの監視。

現在のスケジュールに従うか、必要に応じて実行します。

利用可能な Cisco Unity のフォーラムの監視。

必要な場合。

テスト環境の設定

システム リソースが許す場合は、Cisco Unity 全体を展開した状態のテスト環境を確立することを推奨します。テスト環境は、実稼働環境より小さい規模で運用することができますが、設定の特性は実稼働環境と同じにしておく必要があります。

テスト環境を使用して、すべての変更案を、実稼働環境に実装する前に検証します。検証の対象となるのは、自動受付、ポート、スケジュール、コール ハンドラ、サービス クラスと同報リスト、言語、メール ストア、サードパーティ製ソフトウェアなどを含む、Cisco Unity、電話システム、およびネットワークに対するすべてのアップグレードやパッチなどです。

実稼働環境とテスト環境の両方の初期設定を記録し、加えたすべての変更のログを保持します。これを行わないと、現在の環境で Cisco Unity をサポートする上で影響が生じる可能性があります。たとえば、記録されていない変更箇所にサポート担当者が対処するときなどに無駄な遅れが生じます。また、現在の環境と今後のすべての変更を記録しておかないと、システムを効率的かつ正常に拡張する場合や、将来大幅にアップグレードする場合に、悪影響が生じます。

保守作業のための Cisco Unity の設定

次の各項を参照してください。

「ステータス モニタ」

「Event Notification ユーティリティ」

ステータス モニタ

ステータス モニタは、Cisco Unity システム管理とは別に動作する Cisco Unity サーバ上にある Web ベースのアプリケーションです。ステータス モニタには、システム ステータス、ポート、ディスク使用状況に関する情報を提供するページが含まれています。ステータス モニタの各ページには、他のステータス モニタのページの主なステータス情報が画面下のタスクバーに表示されます。ステータス モニタの各ページの内容については、 表 9-2 を参照してください。

ステータス モニタにアクセスするには、次の 2 つのうち、いずれかの手順を実行します。ステータス モニタにログオンする方法は、ステータス モニタが使用している認証方式によって異なります。Cisco Unity システム管理で使用するように選択した認証方式が、ステータス モニタに自動的に適用されることに注意してください。Cisco Unity システム管理とステータス モニタで使用できる認証方式の詳細については、「Cisco Unity システム管理での認証について」を参照してください。

統合 Windows 認証を使用しているステータス モニタにログオンする


ステップ 1 管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントを使用して、Cisco Unity サーバ上の(またはリモート コンピュータ上の) Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバ上のステータス モニタにログオンした場合は、ステータス モニタへのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

Cisco Unity サーバ以外のコンピュータにあるステータス モニタにログオンした場合は、Internet Explorer を起動し、 http://<Cisco Unity サーバ名>/status に移動します。

ステップ 3 Internet Explorer からユーザ名とパスワードの入力を求められた場合は、ユーザ名、パスワード、および管理アカウントまたは適切な Windows ドメイン アカウントが属するドメインを入力します。


 

Anonymous 認証を使用しているステータス モニタにログオンする


ステップ 1 ローカル コンピュータにログオンする権限を持つ任意のドメイン アカウントを使用して、
Cisco Unity サーバ上の(またはリモート コンピュータ上の) Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity サーバ上のステータス モニタにログオンした場合は、ステータス モニタへのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

Cisco Unity サーバ以外のコンピュータにあるステータス モニタにログオンした場合は、Internet Explorer を起動し、 http://<Cisco Unity サーバ名>/status に移動します。

ステップ 3 Cisco Unity のログオン ページで、次のいずれかの操作を実行します。

適切な Cisco Unity ユーザ アカウントに関連付けられた Domino アカウントのログオン ユーザ名とインターネット パスワードを入力し、 [ログオン] をクリックします。

[ログオンに使用するアカウント: Windows アカウント] をクリックします。

ステップ 4 Cisco Unity のログオン ページで、管理アカウントのユーザ名、パスワード、およびドメイン、または適切な Windows ドメイン アカウントを入力し、 [ログオン] をクリックします。


 

表 9-2 に、ステータス モニタの各ページについての説明を示します。

 

表 9-2 ステータス モニタのページ

ボタン
ページ名
説明

 

システム ステータス

Cisco Unity が動作しているかどうかが表示されます。さらに、Cisco Unity の起動と終了ができます。すべての通話が完了した後で終了する、または、通話の途中にメッセージで割り込み、すべての通話を切断して終了する、のいずれかの方法が選択できます。

 

ポート ステータス

それぞれのポートのステータスが表示されます。このページはテストとトラブルシューティングの際に役立ちます。たとえば、着信を監視して、その通話がどのコール ハンドラに転送されるかを確認することができます。

 

ディスク ドライブ ステータス

Cisco Unity サーバ上の各ドライブとパーティションの全容量と空き容量が表示されます。

 

ヘルプ

オンライン ヘルプが表示されます。

ステータス モニタへのアクセスはサービス クラスによって制御されます。ステータス モニタのページを表示するには、Internet Explorer も必要です。

ステータス モニタへのアクセスを設定または変更する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、任意の[ ユーザ] > [サービス クラス] ページに移動します。

ステップ 2 [検索] アイコンをクリックします。

ステップ 3 変更するサービス クラスをダブルクリックします。

ステップ 4 [システム アクセス] ページに移動します。

ステップ 5 [Unity 管理者アプリケーションへのアクセス]チェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [トラブルシューティングと管理]の[ステータス モニタへのアクセス]チェックボックスをオンにします。

ステップ 7 [保存] アイコンをクリックします。


 

Event Notification ユーティリティ

Event Notification ユーティリティは、Cisco Unity サーバ上のエラー状況または起こりうる問題に対応し、電子メール、ボイスメール、またはその両方をユーザかパブリック同報リストに送信します。このユーティリティは、Windows アプリケーションのログを監視し、指定したイベントが発生したときに、「ディスクが一杯になりそうです」などの通知を送信します。さらに、指定したイベントが発生したときに、Cisco Unity サーバを自動的に再起動することもできます。

Event Notification ユーティリティには、あらかじめ定義されたデフォルトのイベント通知がいくつか用意されていますが、Cisco Unity サーバを自動的に再起動する必要がある一部のイベント通知機能は使用不能になります。デフォルトのイベント通知の通知設定によって、電子メールを システム イベント メッセージ同報リストに送信するよう指定します。サンプル管理者はデフォルトでこの同報リストの唯一のメンバであるため、該当するユーザまたはパブリック同報リストをこの同報リストに割り当てて、誰かが必ずイベント通知を受信できるようにします。割り当てたユーザまたは同報リストを後で削除する場合、代わりのユーザまたはリストを割り当てるように Cisco Unity が求めることはありません。

既存のイベント通知を使用可能、または使用不可能に設定する他、監視されたイベントを修正したり、イベントが発生した場合の通知方法や誰が通知を受信するのか、といったことを設定できます。新たにイベント通知を追加することもできます。ユーザが作成できるイベント通知には次の 2 種類があります。

 

表 9-3 イベント通知の種類

種類
操作

NT イベント ログ

指定したアプリケーション イベントが発生するとユーザに通知します。

Unity の再起動

指定したアプリケーション イベントが発生するとユーザに通知し、自動的に Cisco Unity を再起動します。

Cisco Unity がイベントを書き込むのは Windows アプリケーション ログに対してだけであることに注意してください。システム ログまたはセキュリティ ログにはイベントは書き込まれません。アプリケーション イベントの表示は、Windows イベント ビューア([スタート]メニューから、[プログラム] > [管理ツール] > [イベント ビューア]をクリック)を使用しても行うことができます。Cisco Unity のイベントは、「CiscoUnity」で始まるイベント(たとえば「CiscoUnity_LogMgr」)を探すことで確認できます。Windows イベントの詳細については、Windows イベント ビューアのオンライン ヘルプを参照してください。

イベント通知を修正または追加する


ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左のウィンドウで、[Reporting Tools]の[ Event Notification Utility] をダブルクリックします。[通知ユーティリティ管理]ウィンドウが表示されます。このウィンドウにはユーティリティによって監視されるイベント、さらにそれぞれのイベントに対して設定されている通知の種類が一覧表示されます。

ステップ 3 必要に応じて、次の操作のどちらかを実行します。

既存のイベント通知を修正するには、修正するイベントをダブルクリックします。イベント通知種別は、表示される[プロパティ]ダイアログボックスのタイトル バーに指定されています。

新たにイベント通知を追加するには、 [ファイル] > [新規イベント] をクリックします。その後、次のうちの適切な操作を選択します。

指定したイベントが発生したとき、Event Notification ユーティリティに通知させるようにするには、 [NT イベント ログ] をクリックします。

指定したイベントが発生したとき、Event Notification ユーティリティに通知させ、自動的に Cisco Unity サーバを再起動するには、 [Unity の再起動] をクリックします。

ステップ 4 [イベント]タブで、次の操作を実行します。

[表示名]フィールドには、[通知ユーティリティ管理]ウィンドウに表示するイベント通知名を入力します。

イベント通知を使用可、または使用不可にするには、 [アクティブ] チェックボックスをオンまたはオフにします。

イベント ソースを選択または入力し、さらにこのユーティリティに監視させるイベントのイベント ID を Windows アプリケーション ログで参照されているとおりに入力します。

ステップ 5 [ボイスメール メッセージ]タブで、必要に応じて次のいずれかの操作を実行します。

ボイスメール通知を使用可、または使用不可にするには、 [メッセージの送信] チェックボックスをオンまたはオフにします。

ボイスメール通知を設定、または修正するには、先に「ボイスメール通知を設定または修正する」の手順を実行してから、この手順のステップ 6に進みます。

ステップ 6 [電子メール メッセージ]タブで、次の操作を実行します。

イベントに対する電子メール通知を使用可、または使用不可にするには、 [メッセージの送信] チェックボックスをオンまたはオフにします。

残りのすべてのフィールドに入力、または修正します。

ステップ 7 [SMTP メッセージ]タブで、必要に応じて次のいずれかの操作を実行します。

イベントに対する SMTP 通知を使用可、または使用不可にするには、 [メッセージの送信] チェックボックスをオンまたはオフにします。

SMTP 通知を設定、または修正するには、先に「SMTP メッセージ通知を設定または修正する」の手順を実行してから、この手順のステップ 8に進みます。

ステップ 8 [OK] をクリックします。

ステップ 9 必要に応じてステップ 3ステップ 8 を繰り返し、別のイベント通知を追加または修正します。

ステップ 10 [ツール] > [サーバをリセット] を選択し、変更した内容でこのユーティリティの設定を更新します。この操作を行うと、Cisco Unity サーバではなく、Event Notification ユーティリティがリセットされる点に注意してください。イベント通知の変更内容を保存するのに、Cisco Unity サーバを再起動する必要はありません。


 

ボイスメール通知を設定または修正する


ステップ 1 Media Master コントロール バーを使って、イベント通知のためのボイスメール メッセージとして使用するメッセージを録音します。

ステップ 2 Media Master の[ ファイルにコピー] オプションを使用して、録音を WAV ファイルとして保存します。

ステップ 3 Event Notification ユーティリティをまだ実行していない場合、Cisco Unity サーバ上で Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] > [Unity] > [Event Notification Utility] をクリックします。

ステップ 4 該当するイベント通知に対する[プロパティ]ダイアログボックスの[ボイスメール メッセージ]タブに移動します。

ステップ 5 [メッセージの送信]チェックボックスがオンになっていることを確認し、[宛先]フィールドおよび[件名]フィールドに入力します。

ステップ 6 ステップ 1 で録音した WAV ファイルを保管するディレクトリへのパスを入力するか、 [参照] をクリックして、そのディレクトリを選択します。

ステップ 7 残りのすべてのフィールドに入力し、 [OK] をクリックします。


 

SMTP メッセージ通知を設定または修正する

Event Notification ユーティリティをセットアップすることにより、Cisco Unity サーバ上のエラー状況または起こりうる問題に対応し、SMTP ゲートウェイを経由して電子メールを送信できます。この機能は、Domino がダウンした場合、またはインターネットを経由して別のロケーションの電子メール アドレスに通知を送信する場合に便利です。


ステップ 1 Event Notification ユーティリティをまだ実行していない場合、Cisco Unity サーバ上で Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] > [Unity] > [Event Notification Utility] をクリックします。

ステップ 2 該当するイベント通知の[プロパティ]ダイアログボックスの[SMTP メッセージ]タブに移動します。

ステップ 3 [メッセージの送信] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

ステップ 4 [SMTP サーバ]フィールドで、Domino ネットワークに存在しない SMTP サーバの IP アドレスか、完全修飾ドメイン名を入力します。

ステップ 5 [ポート]フィールドで、その SMTP サーバのポート番号がサイトに対して正しいことを確認します。詳細については、ネットワーク管理者に連絡してください。

ステップ 6 [発信元]フィールドに適切に入力します。ここには名前、または電子メール アドレスを入力できます。

ステップ 7 [宛先]フィールドには、メッセージの受信者の電子メール アドレスを入力します。

ステップ 8 残りのすべてのフィールドに入力し、 [OK] をクリックします。


 

Cisco Unity のパフォーマンスの監視

詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html )から入手可能な『 White Paper: Monitoring Cisco Unity Performance 』を参照してください。

メッセージ転送エージェントの監視

MTA (UnityMTA フォルダと UnityMTA\failed フォルダ)を監視して、メッセージが適切なユーザのホーム サーバに送信されていることを確認します。MTA のキューには、ネットワーク接続の喪失、Domino サーバのオフライン移行、または DNS に関する問題が原因で、ユーザのホーム サーバに送信されなかったメッセージが含まれていることがあります(送信元サーバまたはホーム サーバの名前を解決できない場合は、メッセージをホーム サーバに送信できません)。

システム リソースの監視

Cisco Unity サーバのすべてのハード ディスクとパーティションについて、空きディスク領域が少なくなっていないかどうかを監視してください。どの程度でディスク領域が少ないと判断するかは、パーティションによって異なります。オペレーティング システム パーティションの場合、利用可能なディスク領域が 10% あれば十分です。データ ストアの場合は、利用可能なディスク領域が 25 % 以下になった時点でシステム管理者宛の通知が生成されるようにします。

Cisco Unity Performance Information and Diagnostics ユーティリティ(Tools Depot から利用可能)を使用すると、パフォーマンス データのログが .csv ファイルに記録されます。

ウィルスのスキャン

ウィルス スキャン ソフトウェアの選択

Cisco Unity とともに使用できる認定済みウィルス スキャン ソフトウェアのリストについては、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html )から入手できる、使用するバージョンの Cisco Unity のシステム要件ドキュメントを参照してください。

ウィルス スキャンのスケジューリング

ウィルス スキャンは、毎日 1 回実行するようにスケジューリングしてください。可能であれば、サーバの負荷が最も少なくなる時間帯にウィルス スキャンを実行し、Cisco Unity のボイスメール機能に影響が及ばないようにします。

ウィルス スキャン定義の更新

新しいウィルス スキャン定義をソフトウェア開発元の Web サイトで確認するよう求める警告を週 1 回また半月に 1 回出すように、ウィルス スキャン ソフトウェアを設定します。これらの定義の更新に関する原則が、ネットワーク上の他のコンピュータにすでに存在する場合は、Cisco Unity サーバも同じ原則に従います。原則が存在しない場合は、ウィルス スキャン ソフトウェアから通知されたときに、新しい定義をダウンロードして Cisco Unity サーバにインストールします。

ログ ファイルとデータベース ファイルのロケーションの管理

Cisco Unity サーバ上の論理ドライブのパーティション構成と内容は、Cisco Unity システムの規模と、使用している RAID ボリュームの構成によって異なります。

システムを保守する際は、『 Cisco Unity インストレーション ガイド 』に記載されている、パーティションとドライブの内容に関する推奨事項に従う必要があります。

Cisco Unity サーバ上でのスケジューリングされた保守の実施

スケジューリングされた保守作業の詳細については、次の項を参照してください。

「適切な受信者への宛先不明メッセージの転送」

「サービス パックとアップデートのインストール」

「新しいハードウェアとドライバのインストール」

「システム クロックの更新」

「Cisco Unity サーバの再起動」

適切な受信者への宛先不明メッセージの転送

Cisco Unity に録音されたメッセージが特定の受信者には関係のない場合もあるため、メッセージを選別して適切なユーザやコール ハンドラに転送する必要があります。不要なメッセージを頻繁に確認し、そのようなメッセージを適切な受信者に転送する作業を、ユーザの 1 人に義務付ける必要があります。ユーザを適切な同報リストに追加する手順については、次の手順を参照してください。

ユーザを宛先不明メッセージ同報リストまたはシステム イベント メッセージ同報リストに追加する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、追加するユーザの[ ユーザ] >[パブリック同報リスト] ページに移動します。

ステップ 2 [検索] アイコンをクリックします。

ステップ 3 [宛先不明メッセージ] または[ システム イベント メッセージ] 同報リストをダブルクリックします。

ステップ 4 適切に設定を変更した後、 [保存] アイコンをクリックします。


 

宛先不明メッセージ同報リスト

ネットワーク、またはユーザに対して割り当てられているサーバがオフラインまたはその他の状態になって Cisco Unity サーバから利用できなくなったために送信できないメッセージは、宛先不明メッセージ同報リストに転送されます。デフォルトでは、この同報リストにはサンプル管理者が唯一のメンバーとして登録されています。

このようなメッセージを正しく転送するには、宛先不明メッセージ同報リストに少なくとも 1 名のメンバー(たとえばオペレータ)を入れておき、そのメンバーがメールボックスを監視して、送信できないメッセージを処理するようにします。ユーザを同報リストに追加するには、「ユーザを宛先不明メッセージ同報リストまたはシステム イベント メッセージ同報リストに追加する」の手順を実行します。パブリック同報リストについては、「概要:パブリック同報リスト」を参照してください。

システム イベント メッセージ同報リスト

Event Notification ユーティリティから送信されるメッセージは、システム イベント メッセージ同報リストに転送されます。デフォルトでは、この同報リストにはサンプル管理者が唯一のメンバーとして登録されています。このようなメッセージを正しく転送するには、ユーザの 1 人(たとえばオペレータ)をシステム イベント メッセージ同報リストに追加します。

オペレータ コール ハンドラ、オープニング グリーティング コール ハンドラ、および終了案内コール ハンドラ

Cisco Unity へ発信してオペレータにダイヤルしたときに、応対できるオペレータがいない場合は、オペレータ コール ハンドラの通話転送設定によってはメッセージを録音することができます。オープニング グリーティング コール ハンドラと終了案内コール ハンドラについても、それぞれの通話転送設定によっては発信者がメッセージを録音できます。デフォルトでは、これらのコール ハンドラのいずれかに録音されたメッセージは宛先不明メッセージ同報リストへ送信されます。コール ハンドラのメッセージ受信者設定の詳細については、「コール ハンドラ メッセージ設定」を参照してください。

Example Interview

通話が発信者の名前や転送しようとしている相手に関する基本的な情報を収集する Example Interview へ転送されると、質問に対する回答はデフォルトではサンプル管理者へ転送されます。Example Interview メッセージを別の受信者へ転送する場合は、1 人のユーザ(たとえばオペレータ)または同報リストを受信者として選択します。インタビューに応答する受信者の選択方法の詳細については、「概要:インタビュー ハンドラの設定」を参照してください。

サービス パックとアップデートのインストール

Microsoft のアップデート(セキュリティ アップデート、重要な更新、修正プログラム、ホットフィックスなどさまざまな名称で呼ばれています)では、特定の問題点を修正する変更だけが行われます。これらのアップデートには、全般的なバグフィックスや新機能は含まれていません。これら Microsoft のアップデートはすべて、Microsoft からリリースされた日にシスコで適合が確認されます。これら Microsoft のアップデートがリリースされた場合は、即座に Cisco Unity サーバに適用することを推奨します。Cisco TAC では、これらのアップデートがインストールされた Cisco Unity システムに対してサポートを提供します。

Microsoft は、製品の一般リリース以降に作成された修正プログラムが収録されているサービス パックもリリースすることがあります。このサービス パックには、アップデートとしてリリースされた修正プログラムのほとんどが含まれています。

サービス パックによる変更は広い範囲にわたるため、サービス パックを適用する際は毎回入念なテストを実施して、変更点が Cisco Unity に悪影響を与えないようにする必要があります。Cisco TAC は、新しいサービス パックと Cisco Unity との適合を確認するまで、サービス パックに関するサポートを行いません。Cisco TAC が認定していないサービス パックおよびメンテナンス リリースはインストールしないでください。インストールした場合、Cisco TAC はそれらがアンインストールされない限り問題の解決を支援しません。

Cisco Unity との適合が確認された Microsoft サービス パックの最新情報については、Cisco.com ( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html )から入手可能な『互換性マトリクス :必須および推奨サードパーティ サービス パック 』を参照してください。

サードパーティ製ソフトウェアのアップグレード

シスコのサポート原則では、お客様は Cisco Unity サーバに対するバックアップ、監視、およびセキュリティ用に、サードパーティ製ソフトウェアを配置できることになっています。ただし、そのような製品を配置するにあたって、お客様(またはシステム連動に関するパートナー)が事前に製品と Cisco Unity との相互運用性をテストしていることを想定しています。このテストは、Cisco Unity サーバ上にロードされた Cisco Unity とサードパーティ製品との実稼働環境で問題が見つかる危険性を減らすことを目的としています。

お客様から Cisco TAC に問題に関する問い合せをいただいた場合、Cisco TAC エンジニアがトラブルシューティング中に、そのようなサードパーティ製ソフトウェアを停止にするか、場合によっては Cisco Unity サーバから削除するようお願いする場合があります。サードパーティ製ソフトウェアと Cisco Unity との相互運用性が問題の根本原因であると判断された場合は、相互運用性の問題が解決するまで、そのサードパーティ製ソフトウェアを無効にするか、Cisco Unity サーバから削除する必要があります。このようにすることで、お客様は引き続き Cisco Unity システムを使用し続けることができます。

適合が確認された Microsoft サービス パックを Cisco Unity サーバにインストールする場合は、事前に、Cisco Unity サーバにインストールする(または、すでにインストールされている)オプションのサードパーティ製ソフトウェアまたはハードウェアの製造元でもサービス パックをその製品とともに使用することがサポートされていることを確認します。

Cisco Unity との適合が確認されたサードパーティ製ソフトウェアについては、Cisco.com
(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html)から入手可能な『
Cisco Unity システム要件およびサポートされるハードウェアとソフトウェア 』を参照してください。

新しいハードウェアとドライバのインストール

シスコシステムズから購入する Cisco Unity サーバは、特定のハードウェア構成用に設定されています。このサーバにハードウェアを追加したり、サーバのハードウェアを変更したりしないでください。ただし、ボイス カード、プロセッサ、メモリ、テープ ドライブ、外付けモデム、レール キットなどは追加および変更できます。

DbWalker ユーティリティの実行

DbWalker ユーティリティは、Cisco Unity データベースのコール ハンドラ、ユーザ、ユーザ テンプレート、インタビュー ハンドラ、ロケーション オブジェクト、およびディレクトリ オブジェクトのそれぞれについて、値の欠落、リンク切れ、およびその他の問題がないかどうかを確認します。Dbwalker は Cisco Unity サーバ上で実行する必要があります。オフボックスでは実行できません。

このユーティリティには、スケジュールとマニュアルの 2 つのモードがあります。スケジュール モードでは、データベースが読み取り専用になります。マニュアル モードでは、サイト固有の情報を使用してデータベースを自動修復できます。

スケジュールとマニュアルのどちらのモードでも、出力ログ ファイルが作成されます。ログ ファイルには、見つかったすべてのエラー、欠落している値とリンク切れに対する自動修復、および調査が必要な項目と手動修復が必要になる可能性のある項目に対する警告メッセージが記録されます。DbWalker ユーティリティでは、ログ ファイルの出力内容を選択することもできます。エラーと警告だけを出力することを推奨します。データベース全体の完全なリストを出力することは、出力ファイルが膨大になる可能性があるため推奨しません。

DbWalker ユーティリティを毎月(読み取り専用モードで)実行するようにスケジューリングします。毎月のスケジュールが実行されたら、その都度システム管理者またはデータベース保守担当者は次の 2 つのタスクを実行する必要があります。

出力ログ ファイルを確認する。

エラーや欠落している情報をただちにすべて解決する。今度は DbWalker ユーティリティを マニュアル モードで実行し、サイト固有の情報を使用して、データベースを修復します。次に、Cisco Unity システム管理を使用して、ログに記録されている問題をすべて修正します。

DbWalker ユーティリティを毎月(読み取り専用で)実行するようスケジューリングする


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、Cisco Unity が動作していることを確認し、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Diagnostic Tools]の[ DbWalker] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Directory Walker]ページの[オプション]リストで、チェックボックスがすべてオフになっていることを確認します。

ステップ 4 [ロード中]セクションで、出力ログ ファイル用に選択した場所を入力します。

ステップ 5 [ログの詳細]の方法を選択します。 [1 つもしくは複数のエラーを持つオブジェクトに関する情報にのみログする] を選択することを推奨します。

ステップ 6 [Directory Walker]ページで、 [スケジュール] >[DbWalker 実行のスケジュール] をクリックします。

ステップ 7 [DbWalker Scheduler]ウィンドウで、 [Walk のスケジュール] をクリックします。

ステップ 8 [OK] をクリックし、デフォルトのタスク名をそのまま使用するか、選択したタスク名を入力します。既存のスケジュールを変更するには、 [タスク プロパティ] をクリックします。

ステップ 9 [DbWalker]ウィンドウの[タスク]タブで、 [実行する] チェックボックスをオンにし、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 10 [スケジュール]タブをクリックし、 [月単位] を選択します。次に、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 11 [設定]タブをクリックし、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 12 [適用] [OK] [閉じる] の順にクリックします。DbWalker ユーティリティがスケジュールどおりに実行されます。

ステップ 13 DbWalker ユーティリティが実行されたら、DbWalker 出力ログ ファイルを確認します。エラーおよび警告メッセージをすべて調べます。次の手順と Cisco Unity システム管理を使用して、データベース内の欠落している情報や不正な情報をすべて解決します。


 

DbWalker ユーティリティを手動で実行する(データベース修復を実行)


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、Cisco Unity が動作していることを確認し、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Diagnostic Tools]の[ DbWalker] をダブルクリックします。

ステップ 3 [オプション]リストで、ユーティリティで実行する自動修復を選択します。

ステップ 4 [ロード中]セクションで、出力ログ ファイルについて、格納場所と[ログの詳細]の方法を確認します。 [1 つもしくは複数のエラーを持つオブジェクトに関する情報にのみログする] を選択することを推奨します。

ステップ 5 [データベース レビュー] をクリックします。DbWalker ユーティリティが実行され、選択した自動修復がすべて実行されます。

ステップ 6 DbWalker ユーティリティが実行されたら、出力ログ ファイルを確認します。エラーおよび警告メッセージをすべて調べます。Cisco Unity システム管理を使用して、データベース内の欠落している情報や不正な情報をすべて解決します。


 

システム クロックの更新

Cisco Unity サーバをネットワークに接続している場合は、信頼できるタイム サーバを設定して、組織内の全コンピュータで共通の時刻を使用することを推奨します。Microsoft の Web サイトで、記事 ID 216734 「How to Configure an Authoritative Time Server in Windows 2000」を参照してください。

Cisco Unity サーバのシステム クロックが大幅に遅れている場合、ユーザが、Cisco Unity によるメッセージ送信が遅延していると判断する可能性があります。

Cisco Unity サーバをネットワークに接続していない場合は、システム クロックを月 1 回確認して、正確な時刻から 1 分以上ずれないようにします。時刻を変更するには、[日付と時刻]コントロール パネル(Windows の[スタート]メニューの[設定] >[コントロール パネル] >[日付と時刻]をクリック)を使用します。

システム クロックの時刻は、Cisco Unity システム管理を使用している間は変更しないでください。変更すると、データに不整合が生じる可能性があります。これは、IIS のキャッシングに問題があるためです。新しい値は SQL Server データベースに書き込まれていますが、古い値がまだ IIS のキャッシュに残っているため、Cisco Unity システム管理では、変更済みの値が変更されていないと表示されるようです。

Cisco Unity サーバの再起動

Cisco Unity のサービスは、ネットワークの構成によっては、次のようなネットワーク上の多くの他サーバのアベイラビリティに依存します。

Unity システム メールボックスのホーム サーバとなるサーバ

Cisco Unity ユーザ メールボックスのホーム サーバとなるサーバ

Lotus Domino サーバ

Cisco Unity サーバが属しているドメインのドメイン コントローラ

Active Directory グローバル カタログ サーバ

Cisco CallManager サーバ(Cisco Unity を Cisco CallManager と連動させる場合)

これらの各サーバのアベイラビリティ、これらのサーバへのネットワーク接続、およびこれらに対応する Cisco Unity サーバ上のコンポーネントはいずれも、Cisco Unity のサービスに影響を及ぼします。

サーバまたはネットワーク デバイスをスケジュールに従って定期的に再起動する場合は、そのスケジュールに Cisco Unity サーバも含めてください。

Tools Depot から利用できる Unity Schedule Restart ツールを使用すると、Cisco Unity サーバの自動再起動(推奨)や Cisco Unity サービスだけの自動再起動をスケジューリングできます。このツールを使用して、Cisco Unity の再起動に関係するアプリケーション イベント ログ エントリを表示することもできます。

Cisco Unity の再起動をスケジューリングする

既存のスケジュールを変更するには、次の手順に示すとおりにタスクを削除して、新しいタスクをスケジューリングします。


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[Administrative Tools]の[ Schedule Unity Restart] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity Scheduled Restart オプションの構成]ウィンドウで、Cisco Unity サーバの再起動(これを推奨します)または Cisco Unity サービスだけの再起動を選択します。

ステップ 4 [スケジュールの再起動] をクリックし、使用しているサイトに応じて必要なフィールドに値を入力します。

ステップ 5 [保存して終了] をクリックします。


 

Cisco Unity へのリモート アクセス

Cisco Unity サーバにリモート アクセスする方法はいくつかあり、アップデートやパッチのロード、ファイルの転送などのタスクが実行できます。リモート アクセスを使用しない場合、こうしたタスクはローカルに実行する必要があります。利用しているサイトに応じて、次の機能を使用して Cisco Unity サーバへリモート アクセスするための設定が可能です。

Windows ターミナル サービス: 「Windows ターミナル サービスの使用方法」を参照してください。

Symantec pcAnywhere:「pcAnywhere の使用方法」を参照してください。

Virtual Private Network (VPN):「Virtual Private Network の使用方法」を参照してください。

Windows ターミナル サービスの使用方法

Windows Terminal Services (WTS; Windows ターミナル サービス)は Windows 2000 に付属しているもので、Cisco Unity サーバ上ですでに設定されている必要があります。リモート コンピュータ上に WTS を設定して使用するには、次の手順を実行します。Cisco Unity サーバ上での WTS の設定の詳細については、『 Cisco Unity インストレーション ガイド 』を参照してください。

WTS の詳細については、Cisco Unity サーバ上のターミナル サービス サーバ プログラムのオンライン ヘルプ、またはリモート コンピュータ上にインストールするターミナル サービス クライアント プログラムのオンライン ヘルプを参照してください。Microsoft の Web サイトにも情報があります。

Windows ターミナル クライアントのインストール ディスクを作成する

リモート コンピュータ上で WTS を使用するには、Cisco Unity サーバ上で WTS のホスト プログラムを使用して、まずインストール ディスク セットを作成する必要があります。この手順を実行するには、2 枚のブランク ディスクが必要です。それぞれ「ディスク 1」、「ディスク 2」というラベルを貼ってください。


ステップ 1 Cisco Unity サーバ上で、 [スタート] > [プログラム] > [管理ツール] >[ターミナル サービス クライアント クリエータ] をクリックします。

ステップ 2 [インストール ディスクの作成]ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

[32 ビット x86 Windows 用ターミナル サービス] をクリックします。

[ディスクをフォーマットする] チェックボックスをオンにして、ディスク上の既存データがすべて削除されるようにし、 [OK] をクリックします。

ステップ 3 画面上の指示に従って 2 枚のインストール ディスクを作成します。

ステップ 4 [インストール ディスクの作成] ダイアログボックスを閉じます。


 

リモート コンピュータ上で WTS クライアントを設定する


ステップ 1 リモート コンピュータの A ドライブにディスク 1 を挿入して、 setup.exe を実行します。

ステップ 2 画面上の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 3 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] > [ターミナル サービス クライアント] > [クライアント接続マネージャ] をクリックします。

ステップ 4 [クライアント接続マネージャ]ウィンドウで、 [ファイル] > [新しい接続] をクリックします。

ステップ 5 画面上の指示に従って接続ウィザードを完了します。


 

WTS を使用してリモート セッションを起動する

WTS を使ってリモート コンピュータから Cisco Unity サーバに接続すると、リモート コンピュータがサーバを制御します。リモート コンピュータ上のウィンドウには Cisco Unity サーバ画面が表示され、通常はどのサーバ ファイルやアプリケーションにもアクセスできます。Cisco Unity サーバが一度にホストする WTS 接続は、1 つだけにすることを推奨します。 また、 Notes または Domino 管理セッションは、ローカルおよび WTS セッションの使用のいずれでも実行できますが、同時には実行できないことに注意してください。


ステップ 1 リモート コンピュータ上で、次のいずれかの操作を実行します。

[クライアント接続マネージャ]ウィンドウで、前の手順で作成した新しい接続のアイコンをダブルクリックします。

[スタート]メニューで、 [プログラム] > [ターミナル サービス クライアント] > [<新しい接続のアイコン>] をクリックします。新しい接続のアイコンのデフォルトの場所を変更した場合は、前の手順で指定した場所に移動します。

ステップ 2 適切な名前とパスワードを入力して、Cisco Unity システム管理にログオンします。


 

ファイル転送を実行する


ステップ 1 リモート コンピュータ上で、 \\<Cisco Unity サーバの IP アドレス>\c$ を実行します。

ステップ 2 適切な名前とパスワードを入力して、Cisco Unity システム管理にログオンします。

ステップ 3 Windows コマンドのコピーと貼り付け、またはドラッグ アンド ドロップを使用して、ファイルを転送します。


 

Windows ターミナル サービスのリモート セッションを終了する


ステップ 1 リモート コンピュータ上でログオフを実行し、Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 [ターミナル サービス クライアント <新しい接続>] ウィンドウを閉じます。

ステップ 3 メッセージが表示されたら、 [OK] をクリックしてリモート接続セッションを終了します。


 

Windows ターミナル サービスの制限事項

WTS は次の場合にサポートされます。

Cisco Unity Bridge サーバ、バージョン 2.0(1) 以降で使用する場合

Cisco Unity サーバ、バージョン 4.0(1) 以降で使用する場合( 表 9-4 に示す制限付き)

 

表 9-4 Cisco Unity とともに使用する場合の Windows ターミナル サービスの制限事項

リモート実行できる機能
Cisco Unity 4.0(1) 以降

Cisco Unity をインストールまたはアップグレードする

実行不可

ボリューム設定ユーティリティを使用して、録音済みの名前とグリーティングの dB レベルを設定する

実行不可

WAV 形式の設定ユーティリティを使用して、録音済みの名前とグリーティングのコーデックを別のものに変換する

実行不可

pcAnywhere の使用方法

組織内の Cisco Unity サーバと Cisco Unity サーバへのアクセスに使用されるリモート コンピュータに、pcAnywhere をインストールできます。必要なライセンスの数については、販売代理店までお問い合わせください。

リモート コンピュータ上に pcAnywhere をセットアップして使用するには、次の手順で行います。詳しい手順と他の pcAnywhere 機能に関する情報は、pcAnywhere のドキュメントを参照してください。

リモート コンピュータ上で pcAnywhere をセットアップする


ステップ 1 pcAnywhere CD をリモート コンピュータに挿入します。

ステップ 2 画面上の指示に従ってインストールを完了します。

ステップ 3 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] > [Symantec pcAnywhere] をクリックするか、デスクトップのショートカットをダブルクリックします。

ステップ 4 [pcAnywhere マネージャ]ウィンドウで、 [リモートを追加] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 5 [接続情報]タブで、該当する操作を実行します。

モデム接続にする場合は、[デバイスリスト]の該当するチェックボックスをオンにして、リモート コンピュータが使用するモデムを表示します。次に、 [設定] タブをクリックして、 [ダイヤルのプロパティと電話番号を使う] フィールドに Cisco Unity サーバの電話番号を入力します。

LAN 接続にする場合は、 [TCP/IP] が選択されていることを確認します。次に、 [設定] タブをクリックして、[制御するネットワークホスト PC または IP アドレス]フィールドに Cisco Unity サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 6 必要に応じ、残りのタブで他のプロパティを入力するか、変更してください。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 作成した新規リモート アイコンの名前を入力し、 Enter キーを押します。


 

pcAnywhere を使用してリモート セッションを起動する

pcAnywhere を使ってリモート コンピュータから Cisco Unity サーバに接続する場合、リモート コンピュータがサーバを制御します。リモート コンピュータ上のウィンドウには Cisco Unity サーバ画面が表示され、通常はどのサーバ ファイルやアプリケーションにもアクセスできます。リモート セッションを開始する前に、Cisco Unity サーバ上で pcAnywhere がホストモードで動作していることを確認してください。モデム接続にする場合は、[ホストのプロパティ]ダイアログボックスの[設定]タブの[Windows の起動時に起動]チェックボックスがオフになっていることを確認してください。

Cisco Unity サーバは一度に 1 つの pcAnywhere 接続にしか対応できないことに注意してください。


ステップ 1 リモート コンピュータ上で、pcAnywhere を起動するためのデスクトップ ショートカットをダブルクリックします。

ステップ 2 前の手順で新たに作成されたリモート アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 リモート セッションが利用可能になれば、アクセスする Cisco Unity サーバの一覧をクリックし、さらに[ OK] をクリックします。

Cisco Unity サーバとの接続が確立すると、Cisco Unity サーバのデスクトップが表示され、pcAnywhere オンライン ツールバーが画面上部に表示されます。

ステップ 4 必要に応じて、次の操作を実行し、接続速度を上げます。

a. pcAnywhere オンライン ツールバーから[ オンラインのオプションの表示または変更] をクリックする。

b. [オンラインのオプション]ダイアログボックスで、[ColorScale]メニューから [16 色] をクリックし、 [OK] をクリックする。

ステップ 5 適切な名前とパスワードを入力して、Cisco Unity システム管理にログオンします。


 

pcAnywhere のリモート セッションを終了する


ステップ 1 リモート コンピュータ上でログオフを実行し、Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 [pcAnywhere]オンライン ツールバーから、 [リモートセッションの終了] をクリックし、さらに[ はい] をクリックします。


 

Virtual Private Network の使用方法

Virtual Private Network (VPN)とは、公衆電話回線(またはケーブル モデム)を使用した専用ネットワークのことです。プライバシーの維持には暗号とセキュア プロトコルが使用されます。VPN を使用してファイアウォール経由で Cisco Unity にアクセスする場合、そのネットワークの内にいるかのように Cisco Unity にアクセスできます。

次の場合は VPN が必要です。

ネットワーク ファイアウォールの外部にあるリモート コンピュータから Cisco Unity システム管理の Web サイト( http://<Cisco Unity サーバ名>/web/sa )にアクセスする。

Distributed Component Object Model (DCOM)を使用して、ファイアウォール経由でリモート コンピュータを Cisco Unity サーバに接続し、Media Master コントロール バーを利用してユーザが自分の名前とグリーティングを録音する。


) リモート アクセスに VPN を使用していない場合に、ファイアウォール経由で DCOM を構成する際の詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。


VPN のセットアップ方法については、 LAN 管理者と相談してください。

ユーザ メールボックスの移動

ユーザ メールボックスをより高速な、またはよりディスク容量の大きな別のサーバへ移動することが必要な場合があります。または、ネットワークに新しくサーバを追加する際に、ユーザ メールボックスを移動することがあります。


注意 複数のユーザ メールボックスを一度に移動する場合は、Unity メッセージ システムのメールボックスを誤って選択していないかどうかを確認してください。この特殊なメールボックスを移動する場合は、「Unity メッセージ システムのメールボックス」を参照してください。

サーバ間でユーザ メール ボックスを移動する


ステップ 1 サーバ間でメール ボックスを移動する Lotus Domino の手順は次のとおりです。

ステップ 2 Cisco Unity サーバを再起動します。

Cisco Unity は次の操作が実行されるまでメール ボックスの新しい場所を認識しないことに注意してください。

Cisco Unity モニタ(パートナー メール サーバ)が監視するディレクトリ複製内で、ユーザの Person ドキュメントが更新される。

Cisco Unity がディレクトリ データベースと同期化する。

また、送信先サーバが他の Cisco Unity ユーザ メールボックスを 1 つも含んでいない場合、
Cisco Unity サーバが再起動されるまで、ユーザ メールボックスでアクティビティが生じた時に通知が送信されないことに注意してください(MWI 通知も含みます)。


 

Unity メッセージ システムのメールボックスの移動

Unity メッセージ システムのメールボックスは、固有の機能を持つ特殊なメールボックスです。メールボックスをより高速な、またはよりディスク容量の大きなサーバへ移動する場合や、ネットワークに新しくサーバを追加する際などに、ユーザ メールボックスを移動する必要が生じることがあります。

Unity メッセージ システムのメールボックスは、通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順で移動します。ただし、この特殊なメールボックスを移動した後に発生する可能性のある問題を回避するために、いくつかの追加手順を実行します。

複数のユーザ メールボックスを移動するとき、Unity メッセージ システムのメールボックスを誤って移動しないように、このメールボックスの表示名を変更しておくことを検討してください。変更しておくと、取り扱いに注意が必要なメールボックスであることが明確に識別できます。

次の項で、メールボックスおよびその正しい移動方法について説明します。

Unity メッセージ システムのメールボックス

身元不明発信者、つまり外部の発信者またはユーザ アカウントに関連付けられていない電話機(会議室の電話機など)から発信する組織内部の発信者が、ユーザ宛のメッセージを録音した場合、Cisco Unity はそのメッセージをユーザのホーム サーバに転送して(Cisco Unity サーバ以外の場合)、ユーザのメールボックスに格納します。これらのメッセージは、Cisco Unity がメッセージを送信するサーバをホーム サーバとし、かつ Unity メッセージ システムという表示名を持つ Unity メッセージ システム メールボックスから送信されたものと認識されます。

Unity メッセージ システムのメールボックスおよび関連アカウントの詳細については、「デフォルト アカウント」を参照してください。

Unity メッセージ システムのメールボックスを移動する


ステップ 1 Lotus Domino の通常のユーザ メールボックスを移動する場合と同じ手順を使用します。

ステップ 2 身元不明発信者からのメッセージが、メールボックス移動後に Unity Messaging Repository (UMR)に残ることを防ぐには、次の手順を実行します。

a. Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

b. [サービス]ウィンドウで、 AvUMRSyncSvr サービスを停止して再起動します。

UMR を再起動すると(数分間かかることがあります)、Cisco Unity は次のように動作します。

身元不明発信者から送信された、メールボックスが一杯になっていないユーザ宛のメッセージは送信されます。

身元不明発信者から送信された、メールボックスが一杯になっているユーザ宛のメッセージは送信されません。ただし、Cisco Unity が不達確認(NDR)を送信しようとしたとき、NDR は Unity メッセージ システムのメールボックスに残り、身元不明メッセージ同報リストには転送されません。

ステップ 3 Unity メッセージ システムのメールボックスに残っている NDR を解放するには、システム トレイのアイコンを使用して、Cisco Unity ソフトウェアを停止し、再起動します。


 

フェールオーバーは Cisco Unity サーバに障害が起きた場合、または保守の実行が必要な場合でも、簡単な冗長性を提供してボイスメール機能を継続させることができる機能です。フェールオーバーを設定するには、Cisco Unity を 2 つのサーバ(プライマリ サーバとセカンダリ サーバ)にインストールし、構成します。

正常時は、プライマリ サーバがアクティブであり、Cisco Unity が、電話に対する応答、メッセージの受信、メッセージ到着通知の送信、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフを行います。セカンダリ サーバは非アクティブであり、Cisco Unity は実行中ですが、ボイスメール機能は実行していません。

プライマリ サーバに障害が発生するか、プライマリ サーバ上の Cisco Unity サービスが停止した場合は、セカンダリ Cisco Unity サーバが自動的にアクティブになり、Cisco Unity の標準オペレーションを実行します。この Cisco Unity サーバのプライマリからセカンダリへの切り替わりが、フェールオーバーと呼ばれます。メンテナンスのためにプライマリ Cisco Unity サーバを停止する場合は、フェールオーバーを手動で起動することもできます。

Cisco Unity システムのバックアップと復元

Cisco Unity サーバ上にインストールされているソフトウェアとしては、Windows 2000 Server と SQL Server 2000 (または MSDE 2000)があります。これらのソフトウェアと付随データをバックアップするために開発された、対応バックアップ ソフトウェア製品は数多く存在しています。また、Cisco Unity には Disaster Recovery ツールが用意されており、これを使用して Cisco Unity のデータをバックアップおよび復元できます。

Cisco Unity システムのバックアップと復元の詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html )から入手可能な『 White Paper: Backing Up and Restoring a Cisco Unity System 』を参照してください。

Cisco Unity のデータおよびメッセージの保管

ユーザ アカウント情報とその他の Cisco Unity のデータは Cisco Unity サーバ上の SQL Server データベースに保管されます。さらに、Cisco Unity 情報の小さなサブセットが Domino ディレクトリに保管されます。Cisco Unity は、Domino ディレクトリ内の情報と SQL Server データベース内の情報との同期化を保ちます。

Cisco Unity は、データを SQL サーバ データベースに保管することによって、パフォーマンス、信頼性、およびスケーラビリティ上の利点を数多く得ています。Domino ディレクトリ内に保管されている情報が非常に少なく、情報を変更する頻度も少ないため、ユーザ アカウントを初期作成した後の Cisco Unity データの変更によるディレクトリ複製は微小です。

ネットワークがダウンした場合の Cisco Unity 機能

ユーザ名と内線番号を含む SQL データベースに加え、Cisco Unity サーバ上には Unity Messaging Repository (UMR)があります。Domino サーバまたはすべての Domino ネットワークがダウンした場合でも、Cisco Unity は通話の応答、身元不明発信者によるユーザ内線番号の検索許可、およびボイスメールの受信が可能です。電子メール システムまたはネットワークがオフラインの間、新しいボイスメールは Cisco Unity サーバ上にあるメッセージの格納場所に保管されます。 この間にボイスメールを確認しようとするユーザには、UMR ガイダンスが再生されます。ガイダンスでは、Domino サーバは使用不能であるが、ユーザはサーバがダウンしてから残されているボイスメールにはアクセスできることが説明されます。Domino サーバまたはネットワークがオンラインに復帰した場合、メッセージの格納場所に保管されたボイスメールはユーザのメールボックスに転送されます。