Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Lotus Domino版) Release 4.0(2)
クライアント アプリケーションの設定
クライアント アプリケーションの設定
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

クライアント アプリケーションの設定

概要:クライアント アプリケーション

ユーザの電話機の設定

が組み込まれた Lotus Notes の設定

の設定

での認証について

ログオン、パスワード、およびロックアウトに関するユーザ アカウントの原則の定義

を使用するためのユーザ ブラウザの設定

録音デバイスと再生デバイスの設定

電話機を録音再生デバイスとして使用する方法

マイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する方法

ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスの決定

アプリケーションでの録音再生デバイス設定の指定

クライアント アプリケーションの設定

概要:クライアント アプリケーション

Cisco Unity のユーザは、プッシュホン、または IBM Lotus Domino Unified Communications Services(DUCS)for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes を使用して、ボイスメール、ファックス メッセージ、および電子メール メッセージを送信および管理できます。また、Cisco Unity Assistant を使用すると、Cisco Unity と電話で対話する方法を制御する Cisco Unity 電話設定を個人用にカスタマイズできます。

この章では、Cisco Unity クライアント アプリケーションをユーザが使用できるように、ユーザの電話機とコンピュータを設定するために必要な準備を確認します。詳細については、次の項を参照してください。

「ユーザの電話機の設定」:Cisco Unity にユーザが電話でアクセスできるようにする方法の概要を示します。

「IBM Lotus Domino Unified Communications Services(DUCS)for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes の設定」:ユニファイド メッセージのユーザ用に電子メール クライアントを設定する作業の一覧を示します。

「Cisco Personal Communications Assistant の設定」:ユーザが Cisco Personal Communications Assistant を使用して Cisco Unity Assistant にアクセスするために必要な作業について説明します。

「録音デバイスと再生デバイスの設定」:ユーザがさまざまな Cisco Unity アプリケーションで録音を作成および再生する方法、およびアプリケーションの設定に必要な作業について説明します。

Cisco Unity クライアント アプリケーションを使用するようにユーザを設定したら、 「ユーザ、オペレータ、およびサポート デスクのオリエンテーション」 の章で説明している作業を確認して、ユーザとオペレータに対して Cisco Unity の操作方法を説明します。

ユーザ コンピュータ上のソフトウェアのバージョンと Cisco Unity のバージョンのサポートされる組み合せについては、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_pre_installation_guides_list.html )から入手可能な『 互換性マトリクス: Cisco Unity とユーザ ワークステーション上のソフトウェア 』を参照してください。

ユーザの電話機の設定

各ユーザの電話機に対して、次の作業を行います。

Cisco Unity への着信転送を使用可能にして、ユーザの内線番号に電話しても通話中の場合や応答のない場合に、Cisco Unity に転送されて処理されるようにします。Cisco Unity は、各ユーザの着信転送設定を使用して、たとえば発信者を保留状態にするか、またはユーザ グリーティングに直接送信するかなどを決定します。

簡易メッセージ アクセスを使用可能にして、ユーザが電話の「メッセージ」ボタンや短縮ダイヤル ボタンで組織の Cisco Unity 内線電話番号にダイヤルできるようにします。この機能を使用すれば、ユーザは簡単な操作ですぐに Cisco Unity に電話をかけて、メッセージを確認したり、個人用設定を変更したりできます。

必要に応じて、個々のユーザの電話パスワードを変更することもできます。デフォルトでは、ユーザ テンプレートの設定にはユーザの初期電話パスワード(12345)が含まれています。この設定は、ユーザごとに変更することも、Tools Depot の Bulk Edit ユーティリティを使用して、複数の既存ユーザについて変更することもできます。詳細については、「ユーザ設定」の章を参照してください。セキュリティを強化するために、空白の電話パスワードを使用することを禁止できます。詳細については、「電話パスワードの制限の設定」を参照してください。

ユーザは、Cisco Unity の電話通話を使用して各自の電話パスワードを変更できます。ユーザ アカウントに関連付けられているサービス クラスによっては、Cisco Unity Assistant を使用して電話パスワードを変更できる場合もあります。

インターネットのユーザは、電話では Cisco Unity にログオンできないこと、および Cisco Unity Assistant を使用できないことに注意してください。

 

IBM Lotus Domino Unified Communications Services(DUCS)for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes の設定

Cisco Unity のユーザは、IBM Lotus Domino Unified Communications Services(DUCS)for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes を使用して、 IBM Lotus Notes の受信ボックスにあるボイスメール、ファックス メッセージ、電子メール メッセージを送信および管理できます。ユーザは、DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes を使用して、他の Cisco Unity ユーザ、Cisco Unity を使用していないユーザ、およびパブリック同報リスト宛にボイスメールを送信できます。また、ユーザは、メッセージ フォームにある VCR 型の録音コントロールと再生コントロールを使用して、ボイスメールを録音および再生できます。

Cisco Unity は、ユーザが新しいボイスメールを受信すると、ユーザの電話機の メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)をアクティブにします。ユーザが電話ですべての新しいメッセージを聞き終えると、Cisco Unity はすぐに MWI をオフにして(ユーザがそのメッセージを新規として保存することを選択しない場合)、そのユーザ宛の新しいメッセージがない状態を反映させます。 ただし、ユーザが DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes を使用して新しいメッセージを聞く場合、Cisco Unity は Domino サーバを利用して、ユーザが新しいメッセージを聞いたかどうかを判定します。このため、Lotus Notes をオフラインで利用するユーザが、電話機の MWI が適切なタイミングでオフにならないと報告してくる可能性があります。ユーザに対しては、Lotus Notes クライアントが Domino サーバとの複製を実行するまでは MWI がオフにならないことを伝えます。

DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes はライセンスが必要な機能ではなく、使用するユーザに対して特別なサービス クラス特権やパスワードを付与する必要もありません。DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes を設定するには、各ユーザ ワークステーションに、必要に応じて DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes をインストールします。詳細については、DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes のドキュメントを参照してください。

Cisco Personal Communications Assistant の設定

ユーザは、Cisco Personal Communications Assistant (PCA)を使用して Cisco Unity Assistant にアクセスします。Cisco Unity Assistant は、録音済みのグリーティングとメッセージの送信オプションなどの個人的設定を、ユーザが自分のコンピュータでカスタマイズできるようにする Web サイトです。

Cisco PCA はライセンスが必要な機能ではなく、アクセスするユーザが特別なサービス クラス権限を持つ必要もありません。どの Cisco Unity ユーザも、 http://<Cisco Unity サーバ>/ciscopca から Cisco PCA にアクセスできます。URL は大文字と小文字が区別されることに注意してください。ただし、Cisco Unity Assistant に対する適切なサービス クラス権限が必要になります。

バージョン 3.1 およびそれ以前のバージョンでは、Cisco Unity Assistant は ActiveAssistant (AA)と呼ばれていました。次の ActiveAssistant URL を使用しているユーザは、自動的に Cisco PCA Web サイトにリダイレクトされます。

http://<Cisco Unity サーバ>/web/aa

http://<Cisco Unity サーバ>/ActiveAssistant

Cisco PCA は、Cisco Unity のインストール中に Cisco Unity サーバにインストールされます。ユーザが PCA にアクセスできるようにするために、ユーザのワークステーションにファイルを追加インストールする必要はありませんが、次の作業を行う必要があります。

1. 必要に応じて、ユーザに Cisco Unity Assistant に対する適切なサービス クラス権限を付与します。「サービス クラスの機能設定」を参照してください。

2. Cisco PCA における認証のしくみ、および組織に影響を及ぼす可能性のあるセキュリティ上のあらゆる問題点を把握しておきます。「Cisco Personal Communications Assistant での認証について」を参照してください。

3. Cisco PCA にアクセスするすべてのユーザに対して、ログオン、パスワード、およびロックアウトに関する適切な原則を定義したことを確認します。「ログオン、パスワード、およびロックアウトに関するユーザ アカウントの原則の定義」を参照してください。

4. Cisco Unity の Web アプリケーションを使用するようにユーザのブラウザを設定します。
「Cisco PCA を使用するためのユーザ ブラウザの設定」を参照してください。

Cisco Personal Communications Assistant での認証について

Cisco Unity では、アプリケーション レベルの認証を使用して、ユーザに対して Cisco Personal Communications Assistant (PCA)へのアクセスを許可します。これは、Cisco PCA で Anonymous 認証を使用するように IIS が設定されることによって、Cisco Unityユーザが Cisco PCA へのログオン時に入力した資格を Cisco Unity が認証することを意味します。Cisco Unity システム管理の場合とは異なり、Cisco PCA が使用する認証方式は変更できません。

デフォルトでは、ユーザが Cisco PCA にログオンするとき、ユーザ名とパスワードはネットワークを経由して Cisco Unity にクリア テキストで送信されます。ユーザが Cisco PCA のページに入力する情報も暗号化されません。セキュリティを強化するため、Secure Sockets Layer (SSL)プロトコルを使用するように Cisco Unity を設定することを推奨します。詳細については、「SSL を使用するための Cisco Unity の手動設定」の章を参照してください。

Cisco Unity の管理者は、Cisco PCA へのログオン アカウントとは別のユーザ アカウントを使用して Cisco Unity システム管理にログオンすることを推奨します。

Cisco Personal Communications Assistant での認証のしくみ

1. Cisco Unity ユーザが Internet Explorer を起動し、Cisco PCA Web サイトを参照しようとします。

2. Internet Explorer が、IIS から Cisco PCA のホーム ページの取得を試みます。

3. IIS は、IUSR_<コンピュータ名> アカウントの持つ特権に基づいて Cisco Unity へのアクセスを許可します。このアカウントは、IIS が Anonymous 認証に使用するデフォルト匿名アカウントです。

4. Cisco Unity が Cisco Unity のログオン ページをブラウザに表示します。

5. ログオン ページ上で、ユーザは 表 7-1 に示す Domino 資格を入力するように求められます。

 

表 7-1 Cisco Unity Domino 資格入力用のログオン ページ

フィールド名
説明

ログイン ユーザ名

ユーザが、Cisco Unity ユーザ アカウントに関連付けられているフル Lotus Notes ユーザ名を入力します。

このログイン ユーザ名は、ユーザ名、Domino Person ドキュメントが属する組織単位、および IBM Domino 認証ドメインで構成されます。たとえば、ユーザは Terry Campbell/Sales/Cisco のように入力します。

インターネットのパスワード

ユーザが、Domino ユーザ アカウントのインターネット パスワードを入力します。

6. Internet Explorer は、資格をクリア テキストで Cisco Unity に送信します(このセキュリティ上の危険を緩和するには、SSL を使用するように Cisco Unity を設定します)。

7. Cisco Unity は Domino アドレス帳を対象にして、ユーザがログオン ページに入力したユーザ名に関連付けられている Person ドキュメントを検索します。 ユーザ名が見つかった場合、Cisco Unity は Person ドキュメントから暗号化パスワードを取得し、ユーザがログオン ページに入力したパスワードと比較します。


) デフォルトでは、 Cisco Unity サーバと Domino サーバ間の接続は、暗号化されていません。サーバ ポート上のネットワーク データを暗号化する方法の詳細については、Domino のドキュメントを参照してください。また、Domino サーバ上で暗号化を有効にする場合は、発生する可能性のあるパフォーマンス上の問題について、組織の Domino 管理者と事前に協議しておくことを推奨します。


8. Cisco Unity が Domino 資格を認証できる場合、Cisco Unity は、ユーザの認証に使用する Domino Person ドキュメントに関連付けられているユーザ アカウントが存在することを確認するとともに、そのユーザ アカウントが適切な COS 権限を保持していることを確認します。ユーザ アカウントが存在し、適切な COS 権限を保持している場合、Cisco Unity は Cisco PCA Web サイトの最初のページをブラウザに表示します。

Domino 資格を認証できない場合、またはユーザ アカウントが存在しない場合や、適切な COS 権限を保持していない場合には、Cisco Unity は Cisco PCA Web サイトを閲覧するための許可をユーザが保持していないことを示す Web ページを表示します。

ログオン、パスワード、およびロックアウトに関するユーザ アカウントの原則の定義

Cisco Unity システム管理の[認証]ページで指定するアカウントの原則によって、ユーザが Cisco PCA にログオンしようとしたときに、不正なパスワードを繰り返し入力した場合の Cisco Unity の対応、つまり、ユーザ アカウントが Cisco PCA にアクセスできなくなるまでのログオン失敗回数、およびユーザをロックアウトする期間が決まります。

Cisco PCA にアクセスするためのパスワードは、Domino のパスワード設定から継承されます。

ユーザが Cisco Unity 電話通話および Cisco Unity Assistant を使用して Cisco PCA パスワードを変更することや、管理者が Cisco Unity システム管理で Cisco PCA パスワードを変更することはできません。 ただし、セキュリティを強化するために、Domino アカウントで空白のパスワードが許可されている場合でも、[認証]ページの設定を使用して禁止できます。

ユーザが Cisco PCA を使用して Cisco Unity にアクセスするたびに Cisco Unity によって適用される、ログオン、パスワード、およびロックアウトに関する原則をカスタマイズするには、「認証設定」を参照してください。

Cisco PCA を使用するためのユーザ ブラウザの設定

ユーザが Cisco PCA にアクセスできるようにするには、ユーザのブラウザを次のように設定します。

Active Scripting を使用可能にする

ActiveX コントロールをダウンロードして実行する

Java スクリプトを使用可能にする

すべてのクッキーを受け入れる

SSL を使用するように Cisco Unity を設定する場合は、ユーザがブラウザでいずれかの Web サイトを参照するたびに、Cisco PCA Web サイトでは自動的に SSL 接続が使用されることを考慮に入れてください。ただし、ユーザ コンピュータ上の信頼されたルート ストアにデジタル証明書を追加するまで、ブラウザはユーザに対し、サイトが本物であるかどうかを確認できず、したがってサイトのコンテンツが信頼できないことを警告するメッセージを表示します。

ブラウザにセキュリティ警告が表示されないようにするには、証明書をグループ ポリシーに追加して、ドメイン内の全ユーザの信頼されたルート ストアに証明書を配布します。または、ユーザに次の手順を通知し、証明書を各自のコンピュータ上の信頼されたルート ストアに追加する方法を知らせます。SSL の詳細については、「SSL を使用するための Cisco Unity の手動設定」の章を参照してください。

ドメイン内の全ユーザの信頼されたルート ストアに証明書を配布した場合でも、組織によっては、ユーザに対して次の手順を通知しておくことを推奨します。これは、信頼されているドメインに属していないコンピュータ、たとえば自宅のコンピュータからユーザが Cisco PCA にアクセスすると、ブラウザに毎回セキュリティ警告が表示されるためです。

Cisco Unity 証明書をユーザ コンピュータ上の信頼されたルート ストアに追加する


ステップ 1 各ユーザ コンピュータ上で、Internet Explorer を起動します。

ステップ 2 http://<認証局サーバ>/certsrv に移動します。

ステップ 3 Microsoft 証明書サービスのページで、[タスクの選択]の[ CA 証明書または証明書失効リストの取得] をクリックします。

ステップ 4 [次へ] をクリックします。

ステップ 5 [この CA 証明書のパスのインストール] リンクをクリックします。

ステップ 6 メッセージが表示されたら、 [はい] をクリックして証明書をルート ストアに追加します。


 

録音デバイスと再生デバイスの設定

ユーザは、Cisco Unity Assistant で、電話機またはコンピュータのマイクロフォンとスピーカを利用し、Media Master コントロールをクリックすることで録音メッセージを作成および再生できます。DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes を使用する場合は、メッセージ フォームに同様の VCR 型録音再生デバイスがあります。適切なサービス クラスが設定されているユーザは、Cisco Unity システム管理で Media Master を使用して録音メッセージを作成および再生することもできます。

図 7-1 Media Master コントロール バー

 

詳細については、次の項を参照してください。

「電話機を録音再生デバイスとして使用する方法」

「マイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する方法」

「ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスの決定」

「Cisco Unity アプリケーションでの録音再生デバイス設定の指定」

電話機を録音再生デバイスとして使用する方法

ユーザが Cisco Unity システム管理、Cisco Unity Assistant、または DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes で電話機を録音再生デバイスとして使用する場合は、次のような手順になります。

a. ユーザが、クライアント アプリケーションで、ボイスメールを作成または再生するために適切なオプションをクリックします。

b. クライアント アプリケーションが、ユーザの内線番号に電話するように Cisco Unity に要求し、Cisco Unity が内線番号に電話します。

c. 録音メッセージを作成するときは、ユーザが電話に応答して、メッセージ、名前、およびグリーティングの録音を開始します。ユーザが電話を切ると、クライアント アプリケーションは録音の終了を Cisco Unity に通知します。

録音メッセージを再生するときは、ユーザが電話に応答し、クライアント アプリケーションが Cisco Unity に対してメッセージの再生を要求します。Cisco Unity は、電話を通じて録音メッセージをストリーミングします。

マイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する方法

ユーザが Cisco Unity システム管理、Cisco Unity Assistant、または DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes でコンピュータのマイクロフォンとスピーカを録音再生デバイスとして使用する場合は、次のような手順になります。

a. ユーザが、クライアント アプリケーションで、ボイスメールを作成または再生するために適切なオプションをクリックします。

b. 録音メッセージを作成するときは、ユーザがマイクロフォンに向かって話し始めます。ユーザが、クライアント アプリケーションで録音を終了するために適切なオプションをクリックすると、クライアント アプリケーションは録音の終了を Cisco Unity に通知します。

録音メッセージを再生するときは、Cisco Unity がクライアント アプリケーションに録音メッセージをストリーミングします。ストリーミングは、ネットワーク トラフィックとは無関係にオンデマンドで発生します。クライアント アプリケーションは、ユーザ コンピュータのメモリに数秒間分のメッセージがバッファリングされた後、すぐにスピーカでメッセージを再生し始めます。

ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスの決定

ユーザが使用する録音デバイスと再生デバイスを決定するときは、次のことを考慮してください。

録音メッセージの音質が最も良くなるのは、電話機を使用する場合です。Media Master のデフォルトの録音再生デバイスは電話機です。

Cisco Unity でユーザに電話機を録音再生デバイスとして使用させる場合は、この用途の 1 セッションにつき、少なくとも 1 つのポートを指定する必要があります。詳細については、「ボイスメール ポート設定」を参照してください。ユーザがコンピュータのマイクロフォンとスピーカを使用してメッセージやその他の録音内容を聞くときは、ポートは使用されません。よって、Cisco Unity サーバにかかる負荷は小さくなり、ポートは他の機能で利用できます。

電話機を録音再生デバイスとして使用しないユーザに対して、サウンド カード、スピーカ、およびマイクロフォンを支給する必要があります。

Media Master は DCOM (Distributed Component Object Model)を利用しているため、ファイアウォールを越えて使用することはできません。ユーザがリモート アクセスできるように設定するときは、このことに留意してください。

Cisco Unity アプリケーションでの録音再生デバイス設定の指定

ユーザは、録音再生デバイスの設定を各自で指定できます。たとえば、Media Master のオプション メニューを使用して録音デバイスと再生デバイスを選択できます。Media Master の録音と再生の設定は、ユーザごと、およびコンピュータごとに保存されます。具体的には次のようになります。

Cisco Unity システム管理または Cisco PCA にログオンするユーザは、Media Master のオプション メニューで録音デバイスと再生デバイスを変更できます。ユーザが選択する録音デバイスと再生デバイスは、設定変更に使用したコンピュータからユーザがアクセスできる、すべての Cisco Unity アプリケーションに適用されます。

複数のユーザが同じコンピュータを共有する場合は、コンピュータを使用するすべてのユーザが、録音デバイスと再生デバイスの選択を各自で指定する必要があります。

ユーザは、あるコンピュータから録音デバイスと再生デバイスの選択を変更し、別のコンピュータ(自宅のコンピュータなど)でも Cisco Unity Assistant、または DUCS for Cisco Unity が組み込まれた Lotus Notes にアクセスするときは、その別のコンピュータに対しても録音デバイスと再生デバイスの選択を指定する必要があります。