Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイド(Lotus Domino版) Release 4.0(2)
デフォルト アカウントとメッセージの 処理
デフォルト アカウントとメッセージの処理
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

デフォルト アカウントとメッセージの処理

概要:デフォルト アカウントとメッセージの処理

デフォルト アカウント

メッセージの処理

メールボックスが一杯になったユーザに対する の処理

特定の受信者を持たないメッセージの での処理

デフォルト アカウントとメッセージの処理

概要:デフォルト アカウントとメッセージの処理

Cisco Unity は、ユーザと管理者に関する設定例を提供し、さらにメッセージ処理に関係するコール ハンドラ、同報リスト、サービス クラスなどのデフォルト エンティティの所有者を提供するために、デフォルト アカウントを使用しています。

詳細については、この章の次の各項を参照してください。

「デフォルト アカウント」

「メッセージの処理」

デフォルト アカウント

Cisco Unity のインストール中に、Cisco Unity の管理に使用するアカウントを選択するように求められます。このアカウントの目的は、初期セットアップのために Cisco Unity システム管理への管理者としてのアクセスを許可することです。管理アカウントの詳細については、「Cisco Unity 管理に使用できるアカウントについて」を参照してください。

Cisco Unity システム管理へのアクセスに使用するアカウントのほかに、Cisco Unity は他のデフォルト アカウントおよびシステム設定に使用するパブリック同報リストを作成します。Cisco Unity のデフォルト アカウントの詳細を次に示します。デフォルト パブリック同報リストの詳細については、「メッセージの処理」および 「ユーザ テンプレート パブリック同報リストの設定」を参照してください。

サンプル管理者

サンプル管理者アカウントは、Cisco Unity のインストール中に作成されるもので、管理アカウントのプロパティの例を示し、次の Cisco Unity エンティティのデフォルトの所有者、メッセージ受信者、およびメンバーとしての役割を果たします。

宛先不明メッセージ同報リスト

すべてのユーザが含まれる同報リスト

システム イベント メッセージ同報リスト(この同報リストのメンバーは、デフォルトではサンプル管理者のみ)

オペレータ コール ハンドラ(この同報リストのメンバーは、デフォルトではサンプル管理者のみ)

オープニング グリーティング コール ハンドラ

終了案内コール ハンドラ

サンプル インタビュー コール ハンドラ

デフォルト ディレクトリ ハンドラ

デフォルト管理者サービス クラス(このサービス クラスを持つアカウントは、デフォルトではサンプル管理者のみ)

アカウントの簡略名は EAdmin です。デフォルトの内線番号は 99999 です。サンプル管理者は Domino Person ドキュメントと Windows ドメイン アカウントを持っていますが、電話パスワードは持っていないため、このアカウントを使用して Cisco Unity に電話でログオンすることはできません。

サンプル管理者のユーザ アカウントを Cisco Unity システム管理から削除することはできません。このアカウントには、ユーザ名の一部として「Do Not Delete」という指示語が含まれています。ただし、必要な場合には、SQL や Domino のツールを使用してこのアカウントを削除できます。たとえば、ライセンス済みユーザ数が上限に達した場合や、見破られにくいパスワードを使用してもこのアカウントがセキュリティ上の危険要素になると考えられる場合は、アカウントを削除できます。


注意 アカウントが関連付けられている Cisco Unity エンティティのメッセージ受信者またはメンバーとして適切なユーザまたはパブリック同報リストを割り当てるまで、サンプル管理者アカウントは削除しないでください。サンプル管理者アカウントを削除した場合の影響については、「ユーザ アカウントの削除」を参照してください。

Unity メッセージ システム

Unity メッセージ システムは、身元不明発信者(外部からの発信者、および会議室など、ユーザ アカウントに関連付けられていない内線電話から Cisco Unity にかけている発信者)からのメッセージに対する代理発信者としての役割を果たします。このため、身元不明発信者からのユーザ メッセージは、Unity メッセージ システムのメールボックスから受信したものと認識されます。このアカウントは、送信できないボイスメールの不達確認(NDR)を受信し、そのボイスメールを宛先不明メッセージという名前のパブリック同報リストに転送することもできます。

このアカウントの簡略名は Unity_<サーバ名> です。アカウントは、Cisco Unity システム管理では表示されませんが、作成され、Domino 管理クライアント内に、関連する Domino Person ドキュメントが表示されます。このアカウントは電話パスワードを持っていないため、このアカウントを使用して Cisco Unity に電話でログオンすることはできません。メールボックスの表示名は Unity メッセージ システムです。

サンプル ユーザ

サンプル ユーザ アカウントは一般的なユーザ設定の例です。このアカウントはデフォルトのユーザ サービス クラスに割り当てられます。アカウントの簡略名は ESubscriber です。デフォルトの内線番号は 99990 です。このアカウントはいつでも削除できます。

メッセージの処理

メールボックスが一杯になったユーザに対する Cisco Unity の処理

IBM Lotus Domino では、ユーザのメール ファイルについて、データベース サイズの使用割当量を設定できます。メール ファイルがディスク領域の使用割当量を超えた場合は、警告メッセージが送信されます。このメッセージは Log.nsf の Misc Events 欄で確認できます。メール ファイルがディスク領域の使用割当量を超えた場合でも、ルータは引き続きメールを送信するので、ユーザはメッセージの送受信を続行できます。

特定の受信者を持たないメッセージの Cisco Unity での処理

Cisco Unity に録音されたメッセージが特定の受信者には関係のない場合もあるため、メッセージを選別して適切なユーザやコール ハンドラに転送する必要があります。不要なメッセージを頻繁に確認することをユーザの 1 人に義務付ける必要があります。

不要なメッセージは次のように録音されます。

宛先不明メッセージ同報リスト

ユーザに割り当てられたネットワークまたはサーバの機能が停止しているため送信できないメッセージは、宛先不明メッセージ同報リストに転送されます。デフォルトでは、この同報リストにはサンプル管理者が唯一のメンバーとして登録されています。

このようなメッセージを正しく転送するには、宛先不明メッセージ同報リストに少なくとも 1 名のメンバー(たとえばオペレータ)を入れておき、そのメンバーがメールボックスを監視して、送信できないメッセージを処理するようにします。「適切な受信者への宛先不明メッセージの転送」を参照してください。

ユーザを宛先不明メッセージ同報リストに追加する方法については、「適切な受信者への宛先不明メッセージの転送」を参照してください。パブリック同報リストについては、「概要:パブリック同報リスト」を参照してください。

システム イベント メッセージ同報リスト

Event Notification ユーティリティから送信されるメッセージは、システム イベント メッセージ同報リストに転送されます。デフォルトでは、この同報リストにはサンプル管理者が唯一のメンバーとして登録されています。このようなメッセージを正しく転送するには、ユーザの 1 人(たとえばオペレータ)をシステム イベント メッセージ同報リストに追加します。ユーザを同報リストに追加する方法については、「概要:パブリック同報リスト」を参照してください。

オペレータ コール ハンドラ、オープニング グリーティング コール ハンドラ、および終了案内コール ハンドラ

Cisco Unity へ発信してオペレータにダイヤルしたときに、応対できるオペレータがいない場合は、オペレータ コール ハンドラの通話転送設定によってはメッセージを録音することができます。オープニング グリーティング コール ハンドラと終了案内コール ハンドラについても、それぞれの通話転送設定によっては発信者がメッセージを録音できます。デフォルトでは、これらのコール ハンドラのいずれかに録音されたメッセージは宛先不明メッセージ同報リストへ送信されます。コール ハンドラのメッセージ受信者設定の詳細については、「コール ハンドラ メッセージ設定」を参照してください。

Example Interview

通話が発信者の名前や転送しようとしている相手に関する基本的な情報を収集する Example Interview へ転送されると、質問に対する回答はデフォルトではサンプル管理者へ転送されます。このようなメッセージを別の受信者へ転送する場合は、1 人のユーザ(たとえばオペレータ)または同報リストを受信者として選択します。インタビューに応答する受信者の選択方法の詳細については、「概要:インタビュー ハンドラの設定」を参照してください。