Cisco Unity システム管理ガイド
Cisco Unity 8.x でのユーザ ワークステー ションの設定
Cisco Unity 8.x でのユーザ ワークステーションの設定
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity 8.x でのユーザ ワークステーションの設定

8.x でのユーザの電話機の設定とカンバセーションのカスタマイズのためのタスク リスト

8.x 電話パスワードの保護および変更

8.x での の設定

を設定するためのタスク リスト

最適なパフォーマンスのための のカスタマイズ

8.x での の設定

を設定するためのタスク リスト

を使用するためのユーザのブラウザの設定

低帯域幅の配置のための のカスタマイズ

アドレス帳のデフォルトの検索範囲の変更

ユーザが で個別のユーザをプライベート リストに追加することの防止

8.x での パスワードの保護および変更

8.x での のログイン、パスワード、およびロックアウト ポリシーの定義

8.x での Media Master の設定

Media Master を設定するためのタスク リスト

トラップ接続に使用する通信プロトコルの決定

ユーザが電話機を録音/再生デバイスとして使用する場合の処理

ユーザがコンピュータのマイクロフォンとスピーカを録音/再生デバイスとして使用する場合の処理

ユーザが録音/再生デバイス プリファレンスを指定する方法

Web ツールでの Media Master の無効化

8.x での FaxMail の設定

8.x での Mobile Message Access for BlackBerry の設定

Mobile Message Access for BlackBerry を設定するためのタスク リスト

Cisco Unity 8.x でのユーザ ワークステーションの設定

Cisco Unity ユーザは、プッシュホンを使用して、または Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook を使用して、ボイス メッセージ、ファクス メッセージ、および電子メール メッセージを送信および管理できます。また、Cisco Unity Inbox を使用して、ボイス メッセージおよびファクス メッセージを送信および管理することもできます。さらに、ユーザは Cisco Unity Assistant を使用して、電話による Cisco Unity との対話方法を制御する Cisco Unity 電話設定を個人用にカスタマイズできます。

この章では、ユーザがワークステーションでアクセスおよび使用できるように Cisco Unity アプリケーションを設定およびカスタマイズするために必要な準備について確認します。詳細については、次の各項を参照してください。

「Cisco Unity 8.x でのユーザの電話機の設定とカンバセーションのカスタマイズのためのタスク リスト」:ユーザが電話で Cisco Unity にアクセスする前に、実行する必要があるタスクをリストします。

「Cisco Unity 8.x 電話パスワードの保護および変更」:Cisco Unity 電話パスワードの割り当て、保護、および変更方法の概要を示します。

「Cisco Unity 8.x での Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook の設定」:ユニファイド メッセージ ユーザの電子メール クライアントを設定するためのタスクをリストします。

「Cisco Unity 8.x での Cisco Personal Communications Assistant の設定」:ユーザが Cisco Personal Communications Assistant を使用して Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox にアクセスできるようにするために実行する必要がある作業の概要を示します。

「Cisco Unity 8.x での Cisco PCA パスワードの保護および変更」:ユーザ パスワードを変更および保護する方法について説明します。

「Cisco Unity 8.x での Cisco PCA のログイン、パスワード、およびロックアウト ポリシーの定義」:Cisco PCA のログイン、パスワード、およびロックアウトに対して使用できるアカウント ポリシー オプションの概要を示します。

「Cisco Unity 8.x での Media Master の設定」:ユーザが Media Master を使用して、電話またはコンピュータのマイクロフォンとスピーカで録音および再生する方法について説明します。また、ユーザが任意のデバイスを使用できるようにするために実行する必要がある作業について説明します。

「Cisco Unity 8.x での FaxMail の設定」:ユーザが FaxMail を使用できるようにするために実行する必要がある作業の概要を示します。

「Cisco Unity 8.x での Mobile Message Access for BlackBerry の設定」:ユーザが Blackberry デバイスを使用して Cisco Unity ボイス メッセージにアクセスできるようにするために実行する必要がある作業の概要を示します。

(Message Waiting Indicator(MWI; メッセージ受信インジケータ)を設定する以外に)ユーザ用のテキスト メッセージ通知を設定する場合は、「Cisco Unity 8.x でのテキスト メッセージ通知の設定」も参照してください。

Cisco Unity クライアント アプリケーションを使用するようにユーザを設定したら、 「Cisco Unity 8.x でのユーザ研修」 の章のタスクを確認し、ユーザおよびオペレータが Cisco Unity に適応できるようにします。

ユーザ ワークステーションでサポートされている Cisco Unity のバージョンとサポートされているソフトウェアのバージョンの組み合せのリストについては、『 Compatibility Matrix: Cisco Unity and the Software on Subscriber Workstations 』を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_device_support_tables_list.html から入手できます。

Cisco Unity 8.x でのユーザの電話機の設定とカンバセーションのカスタマイズのためのタスク リスト

該当する場合は、ユーザが電話で Cisco Unity にアクセスする前に、次のタスクを実行します。

1. 通話中と未応答のコールを処理するように Cisco Unity を設定する:ユーザの電話機ごとに Cisco Unity へのコール転送を有効にします。その結果、ユーザの内線番号に対する通話中と未応答のコールは Cisco Unity へ転送されて処理されます。Cisco Unity は次に、Cisco Unity Administratorでユーザごとに設定されている着信転送設定を使用して、発信者を保留にするかユーザ グリーティングに直接送信するかなどを決定します。

2. ユーザの電話機の「メッセージ」ボタンを指定する:ユーザが電話機の「メッセージ」ボタンまたは同様の短縮ダイヤル ボタンを使用して組織の内部 Cisco Unity 電話番号にダイヤルできるように、ユーザの各電話機を有効にします。これにより、ユーザは電話機から Cisco Unity の番号をダイヤルする必要がなくなるため、すばやく簡単に電話で Cisco Unity を呼び出して、メッセージをチェックしたり個人設定を変更したりできます。

3. プロンプト用の電話言語および TTS 言語を指定する:電話言語は、Cisco Unity がユーザおよび発信者に対してシステム プロンプトを再生できる言語です。TTS 言語は、Cisco Unity が電子メール メッセージを電話で再生できる言語です。電話言語および TTS 言語の指定については、 「Cisco Unity 8.x の言語の管理」 の章を参照してください。

4. TTY プロンプトをインストールする:TTY プロンプト セット(アメリカ 英語(ENX)だけで使用可能)をインストールし、サポートされているその他の電話言語と同様に使用できます。TTY プロンプト セットがインストールされている場合、TTY を使用するユーザおよび外部の発信者は Cisco Unity を呼び出し、聞き取り中の発信者が使用できる機能と同じ機能を使用できます。

ただし、次の例外に注意してください。

TTY トーンは、Cisco Unity カンバセーション全体のナビゲートでの使用には利用できません。

一部の TTY 電話機には、DTMF トーンを送信する機能がありません。この場合は、TTY ユーザがシステム ナビゲーションに電話機のキーパッドを使用することが必要となることがあります。

TTY プロンプト セットをインストールするには、「Cisco Unity 8.x での TTY の概要」を参照してください。

5. カンバセーションのデフォルトを変更し、カンバセーション固有の機能を有効にする:組織によっては、Cisco Unity カンバセーションの一部のデフォルト設定を変更して、ユーザが以前のボイス メッセージ システムから容易に移行できるようにする場合があります。たとえば、使い慣れたキーパッド マッピングを提供するメニューをユーザが聞くように、デフォルトのカンバセーション スタイルを変更できます。また、メッセージの送信時に最初に録音してから宛先指定するように Cisco Unity がユーザに求めるように指定できます。

さらに、「簡易」サインイン、システム転送、テキスト/スピーチ、Live Reply などの機能を有効にすることができます。カスタマイズと機能の完全なリストおよび実装方法の詳細については、「Cisco Unity 8.x のカンバセーションをカスタマイズする方法の概要」を参照してください。

Cisco Unity 8.x 電話パスワードの保護および変更

個別のユーザの電話パスワードは、Cisco Unity Administratorの [ユーザ(Subscribers)] > [ユーザ(Subscribers)] > [電話パスワード(Phone Password)] ページでいつでも変更できます。または、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを使用して、複数のユーザの電話パスワードを一度に変更できます (詳細については、Cisco Unity Bulk Import のヘルプを参照してください)。

各ユーザには、8 桁以上の複雑な一意のパスワードを割り当てる必要があります。ユーザが独自のパスワードを設定できるようにする場合、同じ方法に従うことをユーザに奨励するか、Cisco Unity Administratorの [ユーザ(Subscribers)] > [アカウントの原則(Account Policy)] > [電話パスワードの制限(Phone Password Restrictions)] ページの設定を使用して、同じ方法に従うことをユーザに要求します。

ユーザ アカウントの設定で許可されている場合、ユーザは Cisco Unity の電話でのカンバセーションまたは Cisco Unity Assistant を使用して電話パスワードを設定できます。Cisco Unity カンバセーションまたは Cisco Unity Assistant のいずれでも、電話パスワードをリセットするために古い電話パスワードの入力はユーザに要求されません。

AMIS、Bridge、インターネット、および VPIM ユーザは、電話での Cisco Unity へのログイン、Cisco Unity Assistant の使用、または Cisco Unity Inbox の使用はできません。

関連資料

電話パスワードの最小の長さの指定、および電話アクセスを保護できるその他の方法(Cisco Unity による単純なパスワードのチェック、空白の電話パスワードおよび無期限のパスワードの使用の禁止、以前に使用されたパスワードの記録の保持の指定など)については、『 Security Guide for Cisco Unity 』の「Password and Account Policy Management in Cisco Unity 8.x」の章を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html から入手できます。

セキュリティを追加する場合、2 ファクタ ユーザ認証と呼ばれる安全なログイン方法を使用するように Cisco Unity ユーザ アカウントを設定できます。詳細については、『 Security Guide for Cisco Unity 』の「Authentication for Cisco Unity 8.x Applications」の章を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html から入手できます。

初期電話パスワードのユーザへの配布を処理する方法の提案については、「Cisco Unity 8.x でのユーザ研修の概要」を参照してください。

Cisco Unity 8.x での Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook の設定

Cisco Unity ユーザは、ViewMail を使用して、Outlook の受信トレイからボイス メッセージ、ファクス メッセージ、および電子メール メッセージを送信および管理できます。ユーザは ViewMail を使用して、ボイス メッセージを他のユーザ、Cisco Unity を使用していないユーザ、およびパブリック同報リストに送信できます。図 28-1 に示すように、Media Master を使用してボイス メッセージを再生および録音できます (Cisco Unity では、ユーザが電話機を Media Master の再生または録音デバイスとして使用するときに、資格情報の入力を要求する場合があります。ユーザ ワークステーションが Cisco Unity とは別のドメインにある場合などです)。

図 28-1 Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook

 

Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook を設定するためのタスク リスト

ViewMail はライセンスが必要な機能ではなく、使用するために特別な Class of Service(COS; サービス クラス)特権またはパスワードをユーザに与える必要もありません。ただし、ViewMail を各ユーザ ワークステーションにインストールする必要があります。ユーザ用に ViewMail を設定するには、次のタスクを実行します。

1. Release Notes for Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook 』を確認します。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html から入手できます。このドキュメントでは、ViewMail をインストールするための要件と手順が指定されています。

2. 任意:再生前にメッセージをダウンロードし、送信されたメッセージのメッセージ ヘッダーだけを保存するように ViewMail を設定します。「最適なパフォーマンスのための ViewMail のカスタマイズ」を参照してください。

最適なパフォーマンスのための ViewMail のカスタマイズ

ユーザが低帯域幅の配置(支社など)でコンピュータのスピーカを使用して録音を再生する場合、パフォーマンスと品質を最適にするために、再生前にメッセージをダウンロードする必要があります (デフォルトでは、メッセージは再生中に Cisco Unity サーバからストリームされます)。

送信されたメッセージのユーザ ワークステーションでの保存に必要なディスク領域を減らすように ViewMail をカスタマイズすることもできます。その結果、メッセージの録音ではなく、ユーザが送信するボイス メッセージのメッセージ ヘッダーだけが保存されます。

ユーザ ワークステーションでこれらのオプションのいずれかを設定するには、次の手順に従います。ユーザがこれらのオプションを自分で設定するために、ViewMail のヘルプまたは『 Cisco Unity User Guide を参照することもできます。

再生前にメッセージをダウンロードするには


ステップ 1 Outlook の [ツール(Tools)] メニューで、[ViewMail オプション(ViewMail Options)] をクリックします。

ステップ 2 [再生(Playback)] タブをクリックします。

ステップ 3 [オーディオをダウンロードして再生する(Download audio before playing)] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [OK] をクリックして変更を保存します。


 

メッセージ ヘッダーだけを保存するには


ステップ 1 Outlook の [ツール(Tools)] メニューで、[ViewMail オプション(ViewMail Options)] をクリックします。

ステップ 2 [全般(General)] タブをクリックします。

ステップ 3 [Keep only message headers in the Sent Items folder] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [OK] をクリックして変更を保存します。


 

Cisco Unity 8.x での Cisco Personal Communications Assistant の設定

ユーザは Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox にアクセスします。Cisco Unity Assistant は、ユーザが録音済みのグリーティングやメッセージ配信オプションなどの個人設定をワークステーションでカスタマイズできるようにする Web サイトです。Cisco Unity Inbox Web サイトでは、ユーザはボイス メッセージの聞き取り、作成、返信、転送、および削除を実行でき、ファクス オプションでファクス メッセージを管理できます (Cisco Unity Inbox はライセンスが必要な機能であり、購入した場合にだけアクセスできます)。

Cisco PCA はライセンスが必要な機能ではなく、アクセスするためにユーザが COS 権限を保持している必要もありません。すべての Cisco Unity ユーザが http://<Cisco Unity サーバ>/ciscopca で Cisco PCA にアクセスできます (URL には大文字小文字の区別があります)。ただし、Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox に対する適切な COS 権限がユーザに必要です。

Cisco Personal Communications Assistant を設定するためのタスク リスト

Cisco PCA は、インストール時に Cisco Unity サーバにインストールされます。ユーザがアクセスできるようにするために、ユーザ ワークステーションに追加ファイルをインストールする必要はありません。ただし、次のタスクを実行する必要があります。

1. Cisco Unity がインストールされているディレクトリ(デフォルトのディレクトリは CommServer)およびそのディレクトリの下のすべてのサブディレクトリがウイルス スキャンから除外されていることを確認します (通常、これは Cisco Unity のインストール時に行われます)。スキャンからのディレクトリの除外については、ウイルス スキャン ソフトウェアのヘルプを参照してください。

2. 該当する場合は、Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox に対する適切な COS 権限をユーザに付与します。「Cisco Unity 8.x におけるサービス クラスの作成、修正、割り当て、および削除」を参照してください。

3. 各ユーザ ワークステーションで、Cisco PCA ページが正しく表示され、ページが適切な言語で表示されるようにブラウザを設定します。「Cisco PCA を使用するためのユーザのブラウザの設定」を参照してください。

4. 任意:再生前にメッセージをダウンロードするように Cisco Unity Inbox をカスタマイズします。「低帯域幅の配置のための Cisco Unity Inbox のカスタマイズ」を参照してください。

5. 任意:Cisco Unity Inbox から受信確認を除外します (受信確認は、配信と読み取りの確認です)。この機能の設定の詳細については、詳細設定ツールのヘルプを参照してください([Unity 設定(Unity Settings)] リストで、[Unity Inbox:Inbox から受信確認を除外(Unity Inbox--Exclude Return Receipts from the Inbox)] をクリックします)。詳細設定ツールは Tools Depot から利用できます。

6. 任意:Cisco Unity Inbox がユーザに削除確認を求めないこと、または項目の削除によって完全に削除される場合にだけユーザに選択内容の確認を求めることを指定します。この機能の設定の詳細については、詳細設定ツールのヘルプを参照してください([Unity 設定(Unity Settings)] リストで、[Unity Inbox:削除の確認(Unity Inbox--Confirm Deletes)] をクリックします)。詳細設定ツールは Tools Depot から利用できます。

7. 任意:該当する場合は、Cisco PCA アドレス帳のデフォルトの検索範囲の変更を検討します。この変更により、ユーザは、組織内のどの Cisco Unity ユーザがローカル ディレクトリにリストされており、どのユーザがグローバル ディレクトリにリストされているかを追跡する必要がなくなります。「Cisco PCA アドレス帳のデフォルトの検索範囲の変更」を参照してください。

8. 任意:組織がレガシー ボイス メッセージ システムから Cisco Unity に段階的に移行する場合、その間はユーザが Cisco Unity Assistant を使用して個別のユーザをプライベート リストに追加できないようにすることを検討できます。「ユーザが Cisco Unity Assistant で個別のユーザをプライベート リストに追加することの防止」を参照してください。

9. 任意:セキュリティ対策として、機密性に関係なく、ユーザがボイス メッセージをハードディスクに保存できないようにすることができます。そのためには、Cisco Unity Inbox の Media Master の [オプション(Options)] メニューで [ファイルにコピー(Copy to File)] オプションを無効にします。詳細については、詳細設定ツールのヘルプを参照してください([Unity 設定(Unity Settings)] リストで、[Unity Inbox:Media Master で [ファイルにコピー] オプションを無効化(Unity Inbox--Disable Copy to File Option in Media Master)] をクリックします)。詳細設定ツールは Tools Depot から利用できます。

Cisco PCA を使用するためのユーザのブラウザの設定

ユーザが Cisco PCA にアクセスできるようにするには、ブラウザを次のように設定します。

アクティブ スクリプトを有効にする

ActiveX コントロールをダウンロードして実行する

Java スクリプトを有効にする

すべてのクッキーを受け入れる

インターネット一時ファイルの新しいバージョンを自動的に確認する

中~高のプライバシーを有効にする

また、Windows Vista および Internet Explorer 7 が実行されているワークステーションでは、次のことを実行します。

[信頼済みサイト(Trusted Sites)] について、[保護モードを有効にする(Enable Protected Mode)] チェックボックスをオフにします。

Cisco PCA Web サイトの URL(http://<Cisco Unity サーバ名>/ciscopca)を信頼済みサイトのリストに追加します。

Cisco Personal Communications Assistant(PCA)で使用される GUI 言語を変更するには、ブラウザで言語を選択します。ブラウザで選択する言語は、Cisco PCA が提供する言語のいずれかである必要があります。サポートされている言語の一覧については、『 System Requirements for Cisco Unity 』の「Available Languages for Cisco Unity Components」の項を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/requirements/8xcusysreq.html から入手できます。

Web ページのブックマーク

ユーザのブラウザ設定がインターネット一時ページを自動的にキャッシュするように設定されている場合、ユーザはブックマークまたはお気に入りを作成して Cisco Unity Assistant または Cisco Unity Inbox の Web ページにアクセスできますが、ページは読み取り専用になります。Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox の個別のページではなく、Cisco PCA のホームページをブックマークするようにユーザに説明します (ユーザは回避策としてブラウザ設定を変更しないでください。新しいバージョンのインターネット一時ファイルを自動的に確認するようにブラウザが設定されていない場合、Media Master コントロールが正しく表示されません)。

低帯域幅の配置のための Cisco Unity Inbox のカスタマイズ

ユーザが低帯域幅の配置(支社など)でコンピュータのスピーカを使用して録音を再生する場合、パフォーマンスと品質を最適にするために、再生前にメッセージをダウンロードする必要があります。

メッセージが再生中に Cisco Unity サーバからストリームされるのではなく、ダウンロードされるように Cisco Unity Inbox をカスタマイズするには、(該当する場合は)次の手順を使用して各ユーザ ワークステーションでレジストリ設定を変更します。この設定をユーザ自身ができるようにすることは推奨しません。

再生前にメッセージをダウンロードするように Cisco Unity Inbox をカスタマイズするには


ステップ 1 ユーザ ワークステーションで、Windows の [スタート(Start)] メニューで [ファイル名を指定して実行(Run)] をクリックします。

ステップ 2 Regedit を起動します。


注意 間違ったレジストリ キーを変更したり、正しくない値を入力したりすると、サーバの誤動作が発生する場合があります。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合にレジストリを復元する方法がわかっていることを確認してください (レジストリ エディタのヘルプの復元に関するセクションを参照)。レジストリ キー設定の変更について質問がある場合は、Cisco TAC にお問い合せください。

ステップ 3 レジストリの最新のバックアップがない場合は、[レジストリ(Registry)] > [レジストリ ファイルの書き出し(Export Registry File)] をクリックし、レジストリ設定をファイルに保存します。

ステップ 4 レジストリ キーを展開します。

HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Cisco Systems¥Cisco Unity¥Media Master¥Profiles

ステップ 5 該当するユーザ プロファイルについて、 Audio Playback Devices¥Phone キーを展開します。

ステップ 6 Buffer Count という DWORD 値が存在しない場合は、作成します。

a. [編集(Edit)] メニューで、[新しい DWORD 値(New DWORD Value)] をクリックし、 Buffer Count という名前を付けて、 Enter キーを押します。

b. [DWORD 値の編集(Edit DWORD Value)] ウィンドウで、新しい DWORD に Buffer Count という名前を付け、[10 進(Decimal)] をクリックします。

ステップ 7 DWORD Buffer Count をダブルクリックします。

ステップ 8 [値のデータ(Value Data)] フィールドに 3 と入力します。

ステップ 9 [OK] をクリックします。

ステップ 10 Buffer Size という DWORD 値が存在しない場合は、作成します。

a. [編集(Edit)] メニューで、[新しい DWORD 値(New DWORD Value)] をクリックし、 Buffer Size という名前を付けて、 Enter キーを押します。

b. [DWORD 値の編集(Edit DWORD Value)] ウィンドウで、新しい DWORD に Buffer Size という名前を付け、[10 進(Decimal)] をクリックします。

ステップ 11 DWORD Buffer Size をダブルクリックします。

ステップ 12 [値のデータ(Value Data)] フィールドに 300000 と入力します。

ステップ 13 [OK] をクリックします。

ステップ 14 レジストリ エディタ を終了します。

変更を有効にするためにワークステーションを再起動する必要はありません。


 

Cisco PCA アドレス帳のデフォルトの検索範囲の変更

デフォルトでは、Cisco PCA アドレス帳の検索範囲はローカル ディレクトリに設定されています。組織のユーザにとって便利なように、デフォルトの検索範囲をグローバル ディレクトリに変更する場合があります。これを実行すると、ユーザは自分で検索範囲を変更しなくても別のロケーションのユーザを検索できます。また、ユーザは、どの Cisco Unity ユーザがローカル ディレクトリにリストされており、どのユーザがグローバル ディレクトリにリストされているかを追跡する必要がなくなります。

Cisco PCA アドレス帳のデフォルトの検索範囲を変更すると、次のユーザ インターフェイスでデフォルトの検索範囲が変わります。

Cisco Unity Inbox の [名前検索(Find Names)] および [名前確認(Check Names)] ダイアログボックス。ユーザはこれらのダイアログボックスを使用して、メッセージを送信するときに宛先指定を解決します。

Cisco Unity Assistant の [名前検索(Find Names)] ダイアログボックス。ユーザはこのダイアログボックスを使用して、メンバーをプライベート リストに追加します。

次の手順を使用して、グローバル ディレクトリを Cisco PCA アドレス帳のデフォルトの検索範囲として設定します。この変更は、Cisco Unity サーバに関連付けられたすべてのユーザに影響します。

ここで指定するデフォルトの検索範囲にかかわらず、ユーザは Cisco Unity Inbox および Cisco Unity Assistant で Cisco PCA アドレス帳を使用するときに、ローカル ディレクトリとグローバル ディレクトリを切り替えることができます。

Cisco PCA アドレス帳のデフォルトの検索範囲をグローバル ディレクトリに設定するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[Unity Inbox および Assistant:デフォルトのアドレス帳検索範囲の設定(Unity Inbox and Assistant--Set Default Address Book Search Scope)] をクリックします。

ステップ 4 アドレス帳がダイヤル ドメイン内のユーザを検索するように、[項目の新しい値(New Value)] リストで、 1 をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

変更内容を有効にするために Cisco Unity を再起動する必要はありません。


 

ユーザが Cisco Unity Assistant で個別のユーザをプライベート リストに追加することの防止

レガシー ボイス メッセージ システムから Cisco Unity への移行で、組織がユーザを段階的に Cisco Unity に移行する場合があります。結果的に、Cisco Unity は通常のユーザと「外部」ユーザ(Bridge、AMIS、または VPIM 連絡先(該当する場合))を同時にサポートすることになります。移行中に、通常のユーザは外部ユーザにメッセージを送信でき、外部ユーザをプライベート同報リストに追加することもできます。

ただし、外部ユーザが通常の Cisco Unity ユーザに変換されると、外部ユーザはすべてのプライベート リストから自動的に削除され、プライベート リストの所有者には通知されません。この状況が発生すると、ユーザは、意図した受信者の一部がメッセージを受信しなくなっていることに気付かずに、引き続きプライベート リストにメッセージを送信する場合があります。

適切な時期に、管理者はユーザに対して、外部ユーザが通常のユーザに変換されるタイミングを通知し、該当する場合は新しく移行されるユーザを既存のプライベート リストに再度追加する必要があることを知らせる必要があります。また、移行段階では、ユーザが Cisco Unity Assistant でプライベート リストにユーザを追加できないようにし、少なくとも移行処理が完了するまでは Cisco Unity 電話メニューを使用してユーザを追加しないように依頼することも検討できます。

次の手順を使用して、Cisco Unity サーバに関連付けられているすべてのユーザが、Cisco Unity Assistant で個別のユーザをプライベート リストに追加できないようにします。この手順を実行しても、ユーザが Cisco Unity 電話メニューを使用して通常のユーザおよび外部ユーザをプライベート リストに追加することや、メッセージを通常のユーザおよび外部ユーザに宛先指定することはできます。

ユーザが Cisco Unity Assistant で個別のユーザをプライベート リストに追加できないようにするには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[Unity Assistant:ユーザがプライベート リストにユーザを追加することを許可しない(Unity Assistant--Do Not Allow Subscribers to Add Subscribers to Private Lists)] をクリックします。

ステップ 4 ユーザが Cisco Unity Assistant でリストにメンバーを追加するときに、[名前検索(Find Names)] ダイアログボックスに [ユーザ(Subscribers)] タブが表示されないように、[項目の新しい値(New Value)] リストで、 1 をクリックし、[設定(Set)] をクリックします (ユーザは引き続き [同報リスト(Distribution Lists)] タブから同報リストをリストに追加できます)。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

変更内容を有効にするために Cisco Unity を再起動する必要はありません。


 

Cisco Unity 8.x での Cisco PCA パスワードの保護および変更

ユーザは、Active Directory アカウントのユーザ名およびパスワードを入力して Cisco PCA にログインします (Cisco PCA のパスワードは Cisco Unity 電話パスワードとは関係なく、同期もしていません)。

ユーザ アカウントの作成後、[Active Directory ユーザとコンピュータ(Active Directory Users and Computers)] を使用してユーザ パスワードを変更できます。各ユーザに一意のパスワードを割り当てる必要があります。長い(8 文字以上)複雑なパスワードを指定することを推奨します。ユーザがパスワードを変更するときは同じ方法に従うことをユーザに奨励するか、同じ方法に従うことをユーザに要求するように Active Directory のドメイン アカウント ポリシーを設定します。ユーザは Cisco Unity の電話でのカンバセーションまたは Cisco Unity Assistant を使用して Cisco PCA パスワードを変更することはできず、管理者が Cisco Unity Administratorを使用して変更することもできません。ユーザが Cisco PCA パスワードを変更できるのは Windows 上だけであり、Ctrl+Alt+Delete キーを押して [パスワードの変更(Change Password)] をクリックします (Cisco Unity サーバが、ユーザが通常 Active Directory パスワードでアクセスするドメインとは異なるドメインにある場合、ユーザは Cisco Unity サーバのドメイン名を指定する必要があります)。


) ユーザは、電話パスワードと Cisco PCA パスワードは同じだと考えている場合があります。このため、初回登録時に Cisco Unity から電話パスワードを変更するように求められたとき、両方のパスワードが変更されると考えることがあります。このため、Windows での Cisco PCA パスワードの保護をユーザに要求しても、多くのユーザが考慮しない可能性があります。


ユーザが Cisco PCA へのアクセスに使用する初期パスワードは、ユーザ アカウントの作成方法によって異なります。

関連資料

Cisco PCA での認証の機能および組織に影響を及ぼす可能性があるセキュリティの問題については、『 Security Guide for Cisco Unity 』の「Authentication for Cisco Unity 8.x Applications」の章を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html から入手できます。

Cisco Unity 8.x での Cisco PCA のログイン、パスワード、およびロックアウト ポリシーの定義

Cisco Unity Administratorの [認証(Authentication)] ページで指定するアカウント ポリシーによって、ユーザが Cisco PCA にログインしようとして間違ったパスワードを繰り返し入力した状況の Cisco Unity による処理方法、ユーザが空白のパスワードを使用できるかどうか、ユーザ アカウントが Cisco PCA へのアクセスに使用できなくなるまでに Cisco Unity によって許可されるログイン試行の失敗回数、およびユーザがロックアウトされ続ける時間が決まります。

また、[認証(Authentication)] ページの設定を使用して、Cisco PCA の [ログオン(Log On)] ページが次のオプションをユーザに提供するかどうかを指定できます。

[ユーザ名の保存(Remember User Name)]

[パスワードの保存(Remember Password)]

[ドメインの保存(Remember Domain)]

ユーザが Cisco Unity でユーザ名、パスワード、またはドメインを保存するように指定した場合、ユーザは次回 Cisco PCA にログインするときにそれらを入力する必要がなくなります。代わりに、[ログオン(Log On)] ページのフィールドに自動的に値が入力されます。Cisco Unity で資格情報を保存するかどうかをユーザが指定できるようにすると、サポート デスクへの情報の要求を減らすことができます。ただし、セキュリティ上の理由から、[ログオン(Log On)] ページでユーザに上記のオプションを提供しない場合もあります。そのようにする場合は、[認証(Authentication)] ページで [次回も同じデータでログオン:__日(Remember logons for: __ days)] チェックボックスをオフにして、Cisco PCA の [ログオン(Log On)] ページにオプションを表示しないようにし、ユーザが Cisco PCA にログインするたびにユーザ名、パスワード、およびドメインの入力を要求できます。

ユーザが Cisco PCA を使用して Cisco Unity にアクセスするときに Cisco Unity が適用するログイン、パスワード、およびロックアウト ポリシーをカスタマイズするには、「Cisco Unity 8.x での認証設定」を参照してください。

Cisco Unity 8.x での Media Master の設定

Media Master は、電話機を使用して、またはコンピュータのマイクロフォンとスピーカを使用して Media Master コントロールをクリックすることによって、ユーザが録音を作成および再生できる Cisco Unity Assistant および Cisco Unity Inbox の各ページに表示されます (Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook は、メッセージ フォームで同様の VCR 型の録音/再生デバイスを提供します)。図 28-2 を参照してください。

図 28-2 Media Master

 

ユーザが Media Master を含む Cisco Unity Assistant または Cisco Unity Inbox ページを初めて開いたとき(または、Media Master を含む Web ページにアクセスし、新しいバージョンが使用可能な場合)、ユーザはインストールを求められます。インストールを選択しないと、Media Master を含む Web ページにアクセスするたびにインストールを求められます。インストールを選択すると、ユーザがワークステーションに対するローカル管理権限を保持している場合は、Media Master は自動的にインストールされます。これ以降、Media Master を含む Web ページにアクセスすると、Media Master はローカルにインストールされたコピーから作成されます。

Media Master の機能および Media Master を使用するようにユーザ ワークステーションを設定する方法については、次の項を参照してください。

「Media Master を設定するためのタスク リスト」

「ユーザが電話機を録音/再生デバイスとして使用する場合の処理」

「ユーザがコンピュータのマイクロフォンとスピーカを録音/再生デバイスとして使用する場合の処理」

「ユーザが録音/再生デバイス プリファレンスを指定する方法」

「Cisco Unity Assistant Web ツールでの Media Master の無効化」

Media Master を設定するためのタスク リスト

Media Master を提供する Cisco Unity アプリケーションの使用をユーザが開始する前に、次のタスクを実行します。

1. ユーザが電話機を録音/再生デバイスとして使用できるようにするには、Cisco Unity にこの目的のためのボイス メッセージ ポートを少なくとも 1 つ指定します(詳細については、「Cisco Unity 8.x でのボイス メッセージ ポート設定」を参照してください)。または、電話機を録音/再生デバイスとして使用しないユーザに、サウンド カード、スピーカ、およびマイクロフォンを提供します。

ユーザに使用させる録音/再生デバイスを決定する際は、Cisco Unity Administratorで Media Master とともに使用するデバイスを選択するときと同じ考慮事項が適用されます。考慮事項のリストについては、「Cisco Unity 8.x で使用する録音/再生デバイスの決定」を確認してください。

2. 通信プロトコルとして HTTP/HTTPS を使用するか DCOM を使用するかを決定します。「トラップ接続に使用する通信プロトコルの決定」を参照してください。

3. ActiveX コントロールをダウンロードして実行するようにユーザのブラウザを設定するか、そうするようにユーザに指示します。また、Media Master が正しくインストールされるように、ユーザがワークステーションに対するローカル管理権限を保持していることを確認します (ActiveX コントロールをダウンロードして実行するようにブラウザが設定されていないか、Media Master が正しくインストールされていないユーザには、図 28-2 ではなく赤い X が表示されます)。

4. 低帯域幅の配置(支社など)でコンピュータのスピーカを使用して録音を再生するユーザに対して、再生前にメッセージをダウンロードするように Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook および Cisco Unity Inbox を設定します。その結果、パフォーマンスと品質は最適になります。該当する場合は、「最適なパフォーマンスのための ViewMail のカスタマイズ」および「低帯域幅の配置のための Cisco Unity Inbox のカスタマイズ」を参照してください。

5. 通信プロトコルとして常に DCOM を使用するように Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook および Cisco Unity を設定する場合、ViewMail for Outlook を使用するユーザのワークステーションでパーソナル ファイアウォールを無効にするか、該当するソフトウェアを削除します。個別のワークステーションにパーソナル ファイアウォールを提供するセキュリティ ソフトウェアにより、ユーザが電話機を再生デバイスとして使用すると ViewMail は機能を停止します。または、コンピュータのスピーカで ViewMail のメッセージを再生できるようにユーザ ワークステーションを設定します。

トラップ接続に使用する通信プロトコルの決定

Cisco Unity Administrator、Cisco PCA Web ツール、および ViewMail for Outlook の Media Master は、通信プロトコルとして HTTP/HTTPS または DCOM を使用して、Cisco Unity との間で録音およびオーディオ ストリームを送信できます。

Cisco Unity バージョン 8.0 以降、Media Master のデフォルトでは HTTP/HTTPS 通信プロトコルが使用されます。HTTP/HTTPS が優先されるのは、ファイアウォールを介した接続時の信頼性が高いためと、管理アクセス用にすでに開かれている TCP ポートが使用されるためです。

Cisco Unity Administratorおよび Cisco PCA Web ツールでは、Media Master は HTTP または HTTPS をデフォルトのプロトコルとして使用します(Cisco Unity Administratorおよび Cisco PCA Web ツールへのアクセスに使用される URL と、SSL が Cisco Unity サーバ用に設定されているかどうかによって異なります)。

Media Master Active-X コントロールの Cisco Unity 8.0 以降のバージョンがすでにブラウザにインストールされているが、Cisco Unity バージョン 7.x 以前(通信プロトコルとして HTTP/HTTPS をサポートしていません)が実行されているサーバを参照している場合、Media Master は通信プロトコルとして DCOM を使用するように自動的に切り替わります。

Media Master が通信プロトコルとして常に DCOM を使用するようにする場合、または Cisco Unity サーバと Media Master が HTTP/HTTPS をネゴシエートできないときに Media Master が DCOM の使用に自動的に切り替わらないようにする場合は、詳細設定ツールのヘルプを参照してください([Unity 設定(Unity Settings)] リストで、[管理:SA および PCA のトラップ接続方式(Administration--TRAP Connection method for SA and PCA)] をクリックします)。詳細設定ツールは Tools Depot から利用できます。

Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook バージョン 8.0 以降は、通信プロトコルとして HTTPS を使用します。Cisco Unity サーバでバージョン 8.0 以降が実行されていない場合、またはサーバが SSL を使用するように設定されていない場合、ViewMail の Media Master は通信プロトコルとして DCOM を使用するように自動的に切り替わります。Cisco Unity サーバが SSL を使用するように設定されておらず、通信プロトコルとして HTTP を使用する場合は、HTTPS ではなく HTTP を使用するように Media Master を設定する方法について、ViewMail for Outlook のリリース ノートを参照してください。

ユーザが電話機を録音/再生デバイスとして使用する場合の処理

Cisco Unity Administrator、Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、または ViewMail でユーザが電話機を録音/再生デバイスとして使用する場合、次のことが実行されます。

1. ユーザは、Cisco Unity アプリケーションで該当するオプションをクリックして、音声録音を作成または再生します。

2. ユーザ ワークステーションが Cisco Unity サーバとは異なるドメイン内にある場合、Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook はユーザに資格情報の入力を求めます。ユーザが資格情報の入力を求められるのは、Outlook セッションごとに 1 回だけです。

3. Cisco Unity アプリケーションが Cisco Unity サーバに Media Master で指定されている内線に電話をかけるように要求し、Cisco Unity が内線に電話をかけます。

デフォルトでは、Cisco Unity は電話をかけるとユーザの電話機が 4 回鳴るのを待ってから、メッセージ「指定された電話番号が応答しません。(The specified phone number does not answer.)」を表示します。このような電話で Cisco Unity が待つ最大呼び出し回数は調整できます。詳細設定ツールのヘルプを参照してください([Unity 設定(Unity Settings)] リストで、[管理:トラップ コールを待機するための最大呼び出し音数の設定(Administration--Set Maximum Number of Rings to Wait For TRAP Calls)] をクリックします)。詳細設定ツールは Tools Depot から利用できます。

4. 録音を作成する場合、ユーザは電話に応答し、メッセージ、名前、およびグリーティングを録音します。Cisco Unity サーバに対して指定されている録音および格納用のコーデックによって、録音が Cisco Unity サーバに保存および格納される形式が決まります。ユーザが電話を切ると、Cisco Unity アプリケーションは Cisco Unity サーバに録音が終了したことを通知します。

録音を再生する場合、ユーザは電話に応答し、アプリケーションは Cisco Unity にメッセージの再生を要求します。Cisco Unity は電話で録音をストリームします。

ユーザがコンピュータのマイクロフォンとスピーカを録音/再生デバイスとして使用する場合の処理

Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、または ViewMail でユーザがコンピュータのマイクロフォンとスピーカを録音/再生デバイスとして使用する場合、次のことが実行されます。

1. ユーザは、Cisco Unity アプリケーションで該当するオプションをクリックして、音声録音を作成または再生します。

2. 録音を作成する場合、ユーザはマイクロフォンに向かって話し始めます。ユーザが該当するオプションをクリックして録音を停止すると、Cisco Unity アプリケーションは Cisco Unity サーバに録音が終了したことを通知します。録音は G711 コーデック形式で保存および格納されます。これが Cisco Unity サーバに対して指定されている保存および格納コーデックではない場合でも、この形式が使用されます。同じことが、ユーザが Media Master で [貼り付け(Paste)] オプションを使用し、コンピュータに格納された WAV ファイルを録音に挿入する場合にも当てはまります。ファイルは(該当する場合は)変換され、Cisco Unity サーバに G711 形式で保存されます。

録音を再生する場合、Cisco Unity はメッセージをクライアント アプリケーションにストリームします。ストリーミングは、ネットワーク トラフィックとは関係なく、オンデマンドで行われます。クライアント アプリケーションは、ユーザ ワークステーションのメモリにメッセージのうちの数秒がバッファされるとすぐに、スピーカでメッセージの再生を開始します。

ユーザが録音/再生デバイス プリファレンスを指定する方法

ユーザは、Media Master の [オプション(Options)] メニューから録音/再生デバイス プリファレンスを設定できます。ユーザに、『 Cisco Unity User Guide の「Overview: Changing Recording and Playback Settings」の章を参照するよう指示してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_user_guide_list.html から入手できます。

Media Master の録音および再生設定は、ユーザごと、ワークステーションごとに保存されます。つまり、次のとおりです。

Cisco PCA または ViewMail にログインしているユーザは、Media Master の [オプション(Options)] メニューから録音/再生デバイスを変更できます。ユーザが選択した録音/再生デバイスは、その変更が行われた同じワークステーションからアプリケーションにアクセスするかぎり、すべての Cisco Unity アプリケーションに適用されます。

複数のユーザが同じワークステーションを共有する場合、ワークステーションを使用する各ユーザは録音/再生デバイスの選択を指定する必要があります。

ユーザが録音/再生デバイスの選択を 1 つのワークステーションから更新したが、別のワークステーション(自宅のコンピュータなど)でも Cisco Unity Assistant、Cisco Unity Inbox、または ViewMail にアクセスする場合、録音/再生デバイスの選択は 2 番目のワークステーションについても指定する必要があります。

Cisco Unity Assistant Web ツールでの Media Master の無効化

Media Master が Cisco Unity Assistant に表示されないようにするには、詳細設定ツールで [Unity Assistant:MediaMaster の無効化(Unity Assistant--Disable MediaMaster)] 設定を設定します。この設定は、Cisco Unity Inbox Web ツールの Media Master には影響しません。

Cisco Unity 8.x での FaxMail の設定

ファクス サーバと Cisco Unity との連動によって、ユーザはファクス メッセージを管理できます。

ユーザが電話機で、または Cisco Unity Inbox からファクス メッセージを管理できるようにするには、FaxMail が有効な Class of Service(COS; サービス クラス)にユーザを割り当てます (すべてのユニファイド メッセージ ユーザは、COS に関係なく、電子メールの受信トレイでファクス メッセージを管理できます)。

Cisco Unity 8.x での Mobile Message Access for BlackBerry の設定

Mobile Message Access for BlackBerry はライセンスが必要な機能ではなく、特別な Class of Service(COS; サービス クラス)特権をユーザに与える必要もありません。Blackberry デバイスが Mobile Message Access for BlackBerry プラグインがインストールされている Blackberry サーバに接続されており、正しく設定されているかぎり、ユーザは Blackberry デバイスを使用して、ユニファイド メッセージ用に設定されている Cisco Unity サーバ上の Cisco Unity ボイス メッセージにアクセスできます。

ボイス メッセージは、他のメッセージと一緒に BlackBerry の受信ボックスに表示されます。Cisco Unity ボイス メッセージを再生するには、ユーザは BlackBerry デバイスを使用してメッセージを開き、関連するリンクをクリックします。Cisco Unity はメッセージ再生用に指定された電話番号に電話し、ユーザが応答すると、メッセージの再生が開始されます (ユーザのサービス クラスに関連付けられた規制テーブルにより、メッセージ再生用に特定の電話番号を指定できない場合があります)。

メッセージの再生中または再生後に使用できるメニュー オプションは、ユーザが電話で Cisco Unity にログインしてメッセージを再生する場合と同じです。メッセージを保存または削除したあと、ユーザは BlackBerry の受信ボックスから別のメッセージを選択して再生するか、* を押して Cisco Unity にログインして他のタスクを実行できます。

Mobile Message Access for BlackBerry を設定するためのタスク リスト

Mobile Message Access for BlackBerry を設定するには、次のタスクを実行します。

1. 任意:BlackBerry サーバとの通信に Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを使用するように Cisco Unity を設定します。Cisco Unity サーバと BlackBerry サーバの間で交換されるデータは、暗号化された HTTPS 接続で送信されるようになります。また、BlackBerry デバイスに結果のセキュリティ警告が表示されないようにすることも検討します。

詳細な手順については、『 Security Guide for Cisco Unity 』の「Using SSL to Secure Client/Server Connections in Cisco Unity 8.x」の章を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html から入手できます。

2. ユーザが電話機を録音/再生デバイスとして使用できるようにするには、Cisco Unity にこの目的のためのボイス メッセージ ポートを少なくとも 1 つ指定します。

詳細については、「Cisco Unity 8.x でのボイス メッセージ ポート設定」を参照してください。

3. Mobile Message Access for BlackBerry プラグインを BlackBerry サーバにインストールします。『 Release Notes for Cisco Unity Mobile Message Access for BlackBerry 』を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html から入手できます。このドキュメントでは、Mobile Message Access for BlackBerry プラグインをインストールするための要件と手順が指定されています。

4. User Guide for Mobile Message Access for BlackBerry 』に記載されている手順をユーザに提供します。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_user_guide_list.html から入手できます。

また、ユーザが初めて BlackBerry デバイスを使用して Cisco Unity ボイス メッセージにアクセスするときは、メッセージを再生するために Cisco Unity が電話をかける電話番号を指定する必要があります。