Cisco Unity システム管理ガイド
Cisco Unity 8.x でのシステム全体の会話設 定の管理
Cisco Unity 8.x でのシステム全体の会話設定の管理
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity 8.x でのシステム全体の会話設定の管理

8.x でのシステム プロンプトについて

メッセージ再生中にユーザがスキップした新規メッセージの 8.x による保存方法の変更(オプション カンバセーション 1)

8.x でユーザがメッセージの宛先指定を確認する方法の変更

8.x(標準カンバセーション)でメッセージ再生中にユーザがメッセージをスキップする方法の変更

8.x でユーザが削除済みメッセージを管理するときに聞き取る内容の変更

8.x での通話待機保留時間の設定

8.x での録音終了の警告トーンの有効化

録音終了の警告トーンのカスタマイズ

メッセージのすべての受信者へ返信するための 8.x の動作の設定

8.x でのライブ レコードの提供

8.x でのシステム転送の設定

8.x でのオプション グリーティング通知の有効化

8.x での短縮内線番号のシミュレート

Cisco Unity 8.x でのシステム全体の会話設定の管理

この章の次の各項を参照してください。

「Cisco Unity 8.x でのシステム プロンプトについて」

「メッセージ再生中にユーザがスキップした新規メッセージの Cisco Unity 8.x による保存方法の変更(オプション カンバセーション 1)」

「Cisco Unity 8.x でユーザがメッセージの宛先指定を確認する方法の変更」

「Cisco Unity 8.x(標準カンバセーション)でメッセージ再生中にユーザがメッセージをスキップする方法の変更」

「Cisco Unity 8.x でユーザが削除済みメッセージを管理するときに聞き取る内容の変更」

「Cisco Unity 8.x での通話待機保留時間の設定」

「Cisco Unity 8.x での録音終了の警告トーンの有効化」

「メッセージのすべての受信者へ返信するための Cisco Unity 8.x の動作の設定」

「Cisco Unity 8.x でのライブ レコードの提供」

「Cisco Unity 8.x でのシステム転送の設定」

「Cisco Unity 8.x でのオプション グリーティング通知の有効化」

「Cisco Unity 8.x での短縮内線番号のシミュレート」

Cisco Unity 8.x でのシステム プロンプトについて

システム プロンプトは、Cisco Unity システムに付属する標準の録音です。プロンプトは、電話での会話の複数の箇所で、さまざまな組み合せで再生されます。すべてのシステム プロンプトは、CommServer¥Localize¥Prompts ディレクトリおよびサブディレクトリにあります。

すべてのユーザおよび発信者に対してシステム プロンプトが再生されるデフォルトの言語を指定できます。「Cisco Unity 8.x の電話言語設定」を参照してください。

システム プロンプトの内容を Cisco Unity Administrator、Cisco Unity Assistant、または電話での会話を使用して変更することはできません。実際、システム プロンプトのカスタマイズはサポートされていません。システム エラーが発生するため、システム プロンプトを削除しないでください。すべてのシステム プロンプトは、Cisco Unity をアップグレードすると自動的に削除および置換されます(メンテナンス アップグレードを含みます)。

メッセージ再生中にユーザがスキップした新規メッセージの Cisco Unity 8.x による保存方法の変更(オプション カンバセーション 1)

オプション カンバセーション 1 をカスタマイズして、メッセージ再生中にユーザがスキップした新規メッセージを Cisco Unity が処理する方法を変更できます。デフォルトでは、メッセージ再生中にユーザが # を押して新規メッセージをスキップすると、Cisco Unity はそのメッセージを新規として保存します。つまり、ユーザが Cisco Unity を呼び出してメッセージをチェックしたときに、スキップしたメッセージは Cisco Unity が再生する新規メッセージのリストに残っています。また、ユーザの電話機の Message Waiting Indicator(MWI; メッセージ受信インジケータ)は、新規メッセージがあるかぎり点灯したままです。

詳細設定ツールを使用してレジストリを変更することにより、メッセージ再生中にユーザが # を押してスキップした新規メッセージを Cisco Unity が新規メッセージではなく保存済みメッセージとして保存するように、オプション カンバセーション 1 をカスタマイズできます。Cisco Unity を呼び出して新規メッセージをチェックしたときに、以前にスキップしたメッセージではなく新着メッセージだけが聞こえるため、組織内のユーザはこの設定のほうを希望する場合があります。同様に、ユーザは新規メッセージの着信を MWI で判断できます。

ユーザがスキップした新規メッセージを Cisco Unity が保存する方法は、設定するレジストリ値によって異なります。

 

0

Cisco Unity は、スキップされたメッセージを新規メッセージとして保存します。

1

Cisco Unity は、スキップされたメッセージを保存済みメッセージとして保存します。

レジストリ変更は、Cisco Unity サーバに関連付けられた、オプション カンバセーション 1 を使用するすべてのユーザにシステム全体で適用されます。オプション カンバセーション 1 を使用する個別のユーザおよび特定のユーザ グループに対して変更することはできません。変更は、標準カンバセーションを使用するユーザには影響しません。


) Cisco Unity フェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、1 つの Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、もう一方の Cisco Unity サーバでも手動で行う必要があります。


メッセージ再生中にユーザが # を押して新規メッセージをスキップした場合に、Cisco Unity が保存済みメッセージとして保存するようにするには、次の手順を実行します。この手順では、ユーザがメッセージ再生後に 9 または # を押した場合に Cisco Unity がメッセージを保存する方法は変更されません。

メッセージ再生中にユーザが # を押してスキップしたメッセージを Cisco Unity が処理する方法を変更するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Cisco Unity 設定(Cisco Unity Settings)] ペインで、[オプション カンバセーション 1:スキップされたメッセージ状態のカスタマイズ(Optional Conversation 1: Customize Skipped Message State)] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] リストで、該当する値をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

レジストリ変更を有効にするために Cisco Unity ソフトウェアを再起動する必要はありません。


 

Cisco Unity 8.x でユーザがメッセージの宛先指定を確認する方法の変更

Cisco Unity ユーザ カンバセーションをカスタマイズして、Cisco Unity がユーザにメッセージの宛先指定の確認を要求する方法を変更できます。デフォルトでは、ユーザがメッセージを宛先指定すると、Cisco Unity は目的の受信者の録音された名前と内線番号を再生し(または、録音された名前がない場合は、Cisco Unity は代わりに内線番号を再生します)、受信者が正しいことの確認をユーザに要求します。

詳細設定ツールを使用してレジストリを変更することにより、Cisco Unity がユーザにメッセージの宛先指定の確認を要求する方法をカスタマイズできます。 表 15-1 に、設定するレジストリ値に応じて、メッセージの宛先指定中にユーザに対して流れる確認プロンプトを示します。


) 詳細設定ツールを使用すると、ユーザ カンバセーションのその他の側面もカスタマイズできます。表 15-1 に示す Cisco Unity プロンプトは、ユーザ カンバセーションに関連するその他のすべてのレジストリ設定がデフォルト値に設定されていることを前提としています。Directory List Selection Style 設定などの一部のレジストリ設定を変更すると、メッセージの宛先指定をカスタマイズした場合にユーザに対して流れる内容に影響します。


 

表 15-1 メッセージの宛先指定中の確認プロンプト

レジストリ値
完全一致の場合
一致する名前が複数ある場合

0

「<内線番号> の <受信者名> の場合は、# を押してください。キャンセルするには、* を押してください。(For <recipient name> at <extension>, press #.To cancel, press *.)」

「一致する名前が <x> あります。番号で選択してください。(There are <x> matching names; choose by number.)内線番号 2015 の Alex Campbell の場合は、1 を押してください。(For Alex Campbell at extension 2015, press 1.)内線番号 2003 の Li Campbell の場合は、2 を押してください。(For Li Campbell at extension 2003, press 2.)内線番号 2078 の Terry Campbell の場合は、3 を押してください ...(For Terry Campbell at extension 2078, press 3...)」

1

「<受信者名> の場合は、# を押してください。キャンセルするには、* を押してください。(For <recipient name>, press #.To cancel, press *.)」

「一致する名前が <x> あります。番号で選択してください。(There are <x> matching names; choose by number.)Alex Campbell の場合は、1 を押してください。(For Alex Campbell, press 1.)Li Campbell の場合は、2 を押してください。(For Li Campbell, press 2.)Terry Campbell の場合は、3 を押してください ...(For Terry Campbell, press 3...)」

2

「追加されました。(Added.)」

「一致する名前が <x> あります。番号で選択してください。(There are <x> matching names; choose by number.)内線番号 2015 の Alex Campbell の場合は、1 を押してください。(For Alex Campbell at extension 2015, press 1.)内線番号 2003 の Li Campbell の場合は、2 を押してください。(For Li Campbell at extension 2003, press 2.)内線番号 2078 の Terry Campbell の場合は、3 を押してください ...(For Terry Campbell at extension 2078, press 3...)」

レジストリ変更は、Cisco Unity サーバに関連付けられたすべてのユーザにシステム全体で適用されます。個別のユーザおよび特定のユーザ グループに対して Cisco Unity がメッセージの宛先指定の確認を要求する方法を変更することはできません。


) Cisco Unity システムでフェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、1 つの Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、もう一方の Cisco Unity サーバでも手動で行う必要があります。


ユーザがメッセージの宛先指定を確認する方法を変更するには、次の手順を実行します。

ユーザがメッセージの宛先指定を確認する方法を変更するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:ユーザの宛先指定確認の一致モード(Conversation--Subscriber Addressing Confirm Match Mode)] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] リストで、該当する値をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

レジストリ変更を有効にするために Cisco Unity ソフトウェアを再起動する必要はありません。


 

Cisco Unity 8.x(標準カンバセーション)でメッセージ再生中にユーザがメッセージをスキップする方法の変更

標準カンバセーションをカスタマイズして、ユーザがメッセージをスキップする方法を変更できます。デフォルトでは、メッセージ再生中にユーザは # キーを押してメッセージの最後に早送りでき、## を押して次のメッセージにスキップできます。メッセージ再生中にユーザが単一の # キーを押してメッセージをスキップできるように、Cisco Unity カンバセーションを変更することを検討できます。

詳細設定ツールを使用してレジストリを変更することにより、新規、保存済み、および削除済みのメッセージの再生中にユーザが # キーを押したときの Cisco Unity の処理を指定できます (削除済みメッセージを電話で再生するには、該当する COS 権限がユーザに必要です)。適用できるレジストリ値は、次のとおりです。

 

0

メッセージ再生中にユーザが # キーを押すと、Cisco Unity はメッセージの最後に早送りし、[メッセージ聞き取り後(After Message)] メニューを再生します。ユーザはメッセージ再生中に ## を押して、次のメッセージにスキップします (デフォルト)。

1

メッセージ再生中にユーザが # キーを押すと、Cisco Unity は次のメッセージにスキップします。メッセージ再生中にユーザが ## キーを押すと、Cisco Unity は 2 つのメッセージをスキップします。ユーザがメッセージの最後まで早送りする方法がなくなります。

レジストリ変更は、Cisco Unity サーバに関連付けられた、標準カンバセーションを使用するすべてのユーザにシステム全体で適用されます。詳細設定ツールを使用して、標準カンバセーションを使用する個別のユーザおよび特定のユーザ グループに対して変更することはできません。

すべてのユーザに対して、次のメッセージにスキップするように # を設定する前に、設定後はユーザがメッセージの最後まで早送りする方法がなくなることを慎重に検討してください。メッセージ再生中にメッセージをスキップするためにユーザが # または ## のいずれを押すかを変更すると、メッセージの聞き取り中にユーザが使用できるショートカットにも影響します。 表 15-2 に、すべてのキーの変更の概要を示します。

このため、カスタム キーパッド マップ ユーティリティを使用してメッセージ再生中の # の動作を調整し、ユーザがメッセージの最後に早送りすることも同時にできるようにキーをマッピングすることを推奨します (Cisco Unity Administratorの [ユーザ(Subscribers)] > [ユーザ(Subscriber)] > [メッセージの聞き取り(Conversation)] ページで、ユーザをカスタム キーパッド マッピング カンバセーションに割り当てます)。ユーティリティの使用の詳細については、「カスタム キーパッド マッピング ユーティリティによる Cisco Unity 8.x のカンバセーションのカスタマイズ」を参照してください。

 

表 15-2 メッセージ再生中の # の動作の変更に影響されるショートカット キー

タスク
レジストリ値が 0 の場合にユーザが押すキー1
レジストリ値が 1 の場合にユーザが押すキー

メッセージをスキップし、そのまま保存

##

#

メッセージの最後に早送り(Cisco Unity は [メッセージ聞き取り後(After Message)] メニューを再生します)

#

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、保存済みとして復元

#2

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、返信

#4

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、全員に返信

#42

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、メッセージを転送

#5

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、新規として保存/新規として復元

#6

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、電子メール/ファクスをファクスに配信

#8

<マッピングされているキーはありません>

メッセージの最後に早送りし、メッセージ プロパティを再生

#9

<マッピングされているキーはありません>

1.Cisco Unity at a Glance』、『Cisco Unity Phone Menus and Shortcuts、および『Cisco Unity User Guideでは、レジストリ値が 0 に設定されている場合にユーザが使用するキー マッピングが反映されています。

最後に、組織内のユーザがすでに ## を押して次のメッセージにスキップすることに慣れている場合は、変更する前に「Cisco Unity 8.x でのサポート デスク研修」を確認します。ユーザが新しいキー マッピングにすぐに適応できないと、問題が発生する可能性があることを理解することが重要です。


) Cisco Unity フェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、1 つの Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、もう一方の Cisco Unity サーバでも手動で行う必要があります。


メッセージ再生中にユーザが # を押したときの Cisco Unity の処理を変更するには、次の手順を実行します。

メッセージ再生中にユーザがメッセージをスキップする方法を変更するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:次のメッセージにスキップする # の設定(標準カンバセーションだけ)(Conversation--Set # to Skip to Next Message (Standard Conversation Only))] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] リストで、該当する値をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 7 レジストリ変更を有効にするために Cisco Unity ソフトウェアを再起動します。


 

Cisco Unity 8.x でユーザが削除済みメッセージを管理するときに聞き取る内容の変更

詳細設定ツール(Tools Depot で入手可能)を使用してユーザ カンバセーションをカスタマイズし、ユーザが削除済みメッセージを管理するときに聞き取る内容を次の方法で変更できます。

複数の削除済みメッセージを完全に削除する方法に関する Cisco Unity の処理を変更します。デフォルトでは、ユーザがメイン メニューから 3 > 2 > 2 を押して複数の削除済みメッセージを一度に完全に削除する場合、Cisco Unity ではどのメッセージを削除するかを選択できます。ユーザは、削除済みボイス メッセージを削除するか、すべての削除済みメッセージを削除できます。

デフォルトの代わりに、Cisco Unity でユーザに選択を要求せず、指定したメッセージ タイプ(削除済みボイス メッセージまたはすべての削除済みメッセージ(ボイス、ファクス、および電子メール))を完全に削除するように指定できます。いずれかの代替方法を設定するには、詳細設定ツールを使用して、[カンバセーション:削除済みメッセージの一括削除方法の設定(Conversation - Set How Deleted Messages Are Deleted in Bulk)] 設定を変更します。詳細については、詳細設定のヘルプを参照してください。

単一の削除済みメッセージの完全削除を続行する前に、Cisco Unity がユーザからの確認を要求できるようにします (削除済みメッセージを完全削除するには、ユーザは削除済みメッセージを保持および確認できるサービス クラスに属している必要があります)。デフォルトでは、ユーザが電話で削除済みメッセージを確認しているときに削除済みメッセージを完全削除する場合、Cisco Unity は削除の確認を要求しません。

削除を続行する前に、Cisco Unity がユーザからの確認を要求できるようにすることができます(詳細設定ツールを使用して、[カンバセーション:削除済みメッセージの削除時に削除を確認(Conversation--Confirm Delete When Deleting a Deleted Message)] 設定を変更します。詳細については、詳細設定のヘルプを参照してください)。

単一の新規または保存済みメッセージの削除を続行する前に、Cisco Unity がユーザからの確認を要求できるようにします。デフォルトでは、ユーザが新規または保存済みメッセージを削除する場合、Cisco Unity は削除の確認を要求しません。削除を続行する前に、Cisco Unity がユーザからの確認を要求するように設定できます。特に、多くのユーザが削除済みメッセージを保持および確認できるサービス クラスに属していない場合に行います。これらのユーザにとって、削除は完全削除であるためです。

Cisco Unity 8.x での通話待機保留時間の設定

通話保留では、電話が通話中の場合に、Cisco Unity から発信者に電話を切らずに待機するように依頼できます。Cisco Unity は、設定に従ってキュー内の各発信者を管理します。次に説明するように、通話待機保留時間を設定できます。保留中に発信者に流される音楽をカスタマイズすることもできます。「Cisco Unity 8.x での Cisco Unity 保留音の使用」を参照してください。

キュー内の最初の発信者の通話保留待機時間は、次のレジストリ キーを変更して設定できます。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Active Voice¥CallTransfer¥1.0¥WaitTimeSec

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Active Voice¥CallTransfer¥1.0¥Attempts

各キーのデフォルト値は 5 です。キュー内の最初の発信者の通話保留キュー待機時間を取得するために、Cisco Unity はキーの値を乗算します。たとえば、デフォルト値の 25 秒は、WaitTimeSec 5 秒 x 5 回の Attempts です。両方のキーの値を 10 に設定すると、通話保留キュー待機時間は 100 秒(WaitTimeSec 10 秒 x 10 回の Attempts)になります。

WaitTimeSec 設定によって、Cisco Unity が発信者への接続を試行する間隔が制御されます。5 ~ 15 の値を推奨します。この範囲外の値では、Cisco Unity は設計どおりに機能しない場合があります。

Attempts 設定によって、発信者が保留を続行するかどうかを質問する前に、Cisco Unity がユーザの内線番号への接続を試行する回数が制御されます。2 ~ 10 の値を推奨します。この設定を増やすと、発信者が保留を続行するかどうかを Cisco Unity が質問する頻度は減ります。

これらのレジストリ キーがシステム上にない場合は、DWORD 値として追加できます。変更内容を有効にするために Cisco Unity を再起動する必要はありません。

通話保留待機時間のレジストリ キーを追加または変更するには、次の手順を実行します。

通話保留待機時間のレジストリ キーを追加または変更するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、Windows の [スタート(Start)] メニューで [ファイル名を指定して実行(Run)] をクリックします。

ステップ 2 Regedit を起動します。


注意 間違ったレジストリ キーを変更したり、正しくない値を入力したりすると、サーバの誤動作が発生する場合があります。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合にレジストリを復元する方法がわかっていることを確認してください (レジストリ エディタ ヘルプの復元に関するセクションを参照)。Cisco Unity フェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、Cisco Unity サーバのレジストリ変更は、他の Cisco Unity サーバで手動で実行する必要があります。レジストリ キーの変更に関する不明点は、Cisco TAC にお問い合せください。

ステップ 3 レジストリの最新のバックアップがない場合は、[レジストリ(Registry)] > [レジストリ ファイルの書き出し(Export Registry File)] をクリックし、レジストリ設定をファイルに保存します。

ステップ 4 次のレジストリ キーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Active Voice¥CallTransfer¥1.0

レジストリ キーが存在しない場合は、ステップ 5 に進みます。存在する場合は、ステップ 12 に進みます。

ステップ 5 [編集(Edit)] メニューで、[新しいキー(New Key)] をクリックします。

ステップ 6 新しいキーに CallTransfer という名前を付けます。

ステップ 7 新しい CallTransfer キーをクリックし、[編集(Edit)] メニューで、[新しいキー(New Key)] をクリックします。

ステップ 8 新しいキーに 1.0 という名前を付けます。

ステップ 9 新しい 1.0 キーをクリックし、[編集(Edit)] メニューで、[新しい DWORD 値(New DWORD Value)] をクリックします。

ステップ 10 新しい DWORD をダブルクリックします。

ステップ 11 [DWORD 値の編集(Edit DWORD Value)] ウィンドウで、新しい DWORD に WaitTimeSec という名前を付け、[10 進(Decimal)] をクリックします。

ステップ 12 WaitTimeSec の [値のデータ(Value Data)] を 5 ~ 15 の数字に設定します。

ステップ 13 [OK] をクリックします。

ステップ 14 次のレジストリ キーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Active Voice¥CallTransfer¥1.0

レジストリ キーの Attempts 設定が存在しない場合は、ステップ 15 に進みます。存在する場合は、ステップ 18 に進みます。

ステップ 15 1.0 キーをクリックし、[編集(Edit)] メニューで、[新しい DWORD 値(New DWORD Value)] をクリックします。

ステップ 16 新しい DWORD をダブルクリックします。

ステップ 17 [DWORD 値の編集(Edit DWORD Value)] ウィンドウで、新しい DWORD に Attempts という名前を付け、[10 進(Decimal)] をクリックします。

ステップ 18 Attempts の [値のデータ(Value Data)] を 2 ~ 10 の数字に設定します。

ステップ 19 [OK] をクリックします。

ステップ 20 レジストリ エディタを終了します。

ステップ 21 Cisco Unity システムでフェールオーバーが設定されている場合、セカンダリ サーバでこの手順を繰り返して、レジストリ設定を適用します。


 

Cisco Unity 8.x での録音終了の警告トーンの有効化

発信者がメッセージを録音しているときに、メッセージの許可された最大長に達する前に警告トーンを鳴らすように Cisco Unity を設定できます。デフォルトでは、警告トーンは無効です。次の 2 つの設定をカスタマイズできます。

メッセージの最大長に達する何ミリ秒前に警告トーンが鳴るか。0 よりも大きい任意の設定によって、警告トーンは有効になります。

警告トーンが鳴らない最大録音時間(ミリ秒)。この設定により、ボイス名などの短い録音に対して警告トーンは鳴らなくなります。

たとえば、最大メッセージ長が 300 秒に設定され、最初の設定が 10 秒に設定された場合、警告トーンは録音の 290 秒後(録音制限に達して録音セッションが終了する 10 秒前)に鳴ります。

別のトーンまたは短いメッセージを使用して WAV ファイルを録音し、警告トーンをカスタマイズすることもできます。「録音終了の警告トーンのカスタマイズ」を参照してください。


) Cisco Unity フェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、1 つの Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、もう一方の Cisco Unity サーバでも手動で行う必要があります。


警告トーンを有効にするには、次の手順を実行します。

録音終了の警告トーンを有効にするには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:録音終了警告:メッセージの最後のリードタイム(Conversation--Record Termination Warning: End of Message Lead Time)] をクリックします。この設定に関する情報が [説明(Description)] ボックスに表示されます。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] フィールドで、警告トーンが鳴るときを指定するミリ秒数を入力します。許可された録音時間の最後からこのミリ秒数前にトーンが鳴ります。 10000 を入力することを推奨します。

ステップ 5 [設定(Set)] をクリックします。

ステップ 6 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:録音終了警告:警告機能が有効になる前の最小メッセージ長(Conversation--Record Termination Warning: Minimum Message Length Before Warning Feature Is Enabled)] をクリックします。

ステップ 7 [項目の新しい値(New Value)] フィールドで、警告トーンが有効になる最小録音時間(ミリ秒)を入力します。 30000 を入力することを推奨します。

ステップ 8 [設定(Set)] をクリックします。

ステップ 9 [終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 10 設定を有効にするために、Cisco Unity ソフトウェアを終了して再起動します。


 

録音終了の警告トーンのカスタマイズ

有効にすると、録音の通知音が警告トーンとして鳴ります。別のトーンまたは短いメッセージを WAV ファイルとして録音し、WAV ファイルの場所を指定することによって、警告トーンをカスタマイズできます。


) Cisco Unity フェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、1 つの Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、もう一方の Cisco Unity サーバでも手動で行う必要があります。


カスタマイズした警告トーンの場所を指定するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:録音終了警告:警告 WAV ファイルの場所(Conversation--Record Termination Warning: Warning WAV File Location)] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] フィールドで、警告トーンとして使用する WAV ファイルのフル パスを入力します。

ステップ 5 [設定(Set)] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 7 設定を有効にするために、Cisco Unity ソフトウェアを終了して再起動します。


 

メッセージのすべての受信者へ返信するための Cisco Unity 8.x の動作の設定

メッセージが複数のユーザおよび同報リストに送信される場合、受信者にはすべての受信者に返信するオプションがあります。次のデフォルトの動作に注意する必要があります。

元のメッセージが 1 人のユーザに送信されており、そのユーザが全員に返信を試行すると、Cisco Unity から、メッセージの受信者は 1 人だけであることが警告され、[メッセージ聞き取り後(After Message)] メニューが再度再生されます。ユーザに対して、「メッセージの受信者は 1 人だけのため、全員に返信は使用できません。(Reply-to-all is not available because the message has only one recipient.)」という音声が流れます。

元のメッセージの受信者が 50 人を超えている場合、Cisco Unity は全員に返信を受信者に許可しません。ユーザに対して、「このメッセージは受信者が多すぎます。(this message has too many recipients.)」という音声が流れます。

元のメッセージに少なくとも 1 つのパブリック同報リストが含まれており、全員に返信を試行しているユーザが、パブリック同報リストへのメッセージの送信を許可しない COS に属している場合、ユーザに対して、「このメッセージには受信者として少なくとも 1 つの同報リストが含まれています。(This message has at least one distribution list as a recipient.)同報リストへのメッセージの送信は許可されていません。(You are not allowed to send messages to distribution lists.)」という音声が流れます。

ユーザがリモート ユーザからのメッセージまたはリモート受信者を含むメッセージに対して全員に返信を試行すると、ユーザに対して、プロンプト「元のメッセージの受信者の一部は、この応答を受信しない場合があります。(Some recipients of the original message may not receive this reply.)」という音声が流れます。

デフォルトでは、ユーザがメッセージのすべての受信者に返信するときに、Cisco Unity は受信者リストの大きさをユーザに示しません。受信者リストが特定の数よりも大きい場合にユーザに警告するように Cisco Unity を設定できます。次の「受信者リストが大きい場合にユーザに警告するように Cisco Unity を設定するには」の手順を参照してください。元のメッセージに少なくとも 1 つのパブリック同報リストが含まれている場合、または受信者数が指定した数以上の場合、ユーザに対して、「この全員に返信には、多数の受信者が含まれています。(This reply-to-all contains many recipients.)録音を続行するには、1 を押してください。(To continue recording, press 1.)元の受信者リストを確認するには、2 を押してください。(To review the original recipient list, 2.)キャンセルするには、* を押してください。(To cancel, press *.)」という音声が流れます。

受信者リストが大きい場合にユーザに警告するように Cisco Unity を設定するには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:全員に返信の警告(Conversation--Reply-to-All Warning)] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] フィールドで、1 ~ 50 の数字を入力します (数字を 0 に設定すると、Cisco Unity はユーザに警告しません)。

ステップ 5 [設定(Set)] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。


 

Cisco Unity 8.x でのライブ レコードの提供

ライブ レコードでは、ユーザは発信者と話しているときに会話を録音できます。録音した会話はユーザ メールボックスにメッセージとして保存され、ユーザはあとで確認したり、別のユーザまたはユーザ グループに転送したりできます。ライブ レコードは組織のオペレータにとって特に役立ちます。

ライブ レコードは、Cisco Unity が Cisco Unified Communications Manager 電話システムと連動している場合にだけサポートされます。また、ライブ レコードはメールボックスが一杯のユーザには機能しません。メールボックスが一杯のユーザが通話を録音すると、この機能は正常に機能しているように見えますが、録音された会話はユーザ メールボックスにメッセージとして保存されせん。

詳細設定ツールを使用すると、通話の録音中に Cisco Unity が通知音を再生する頻度と通知音再生の長さを指定できます。ライブ レコード(通知音を含む)を設定するには、Cisco Unity Tools Web サイト http://www.ciscounitytools.com/App_LiveRecord_405.htm を参照してください。

免責条項:監視、録音、または聴取デバイスを使用して、電話での会話または他の音声アクティビティを盗聴、監視、検索、または録音することは、同時に転送を伴っても伴わなくても、連邦、州および地域の条例のもとでは特定の状況で違法となることがあります。電話での会話の監視または録音を実践する前に、弁護士に意見を求めてください。一部の法律では、電話での会話を監視または録音する前に、通知音を鳴らすか、他の通知方法を使用する、または電話で会話するすべての当事者に同意を求めることで、何らかの形で電話で会話するすべての当事者に通知することが義務付けられています。これらの法律では、厳格な処罰が課せられることがあります。会話の録音中に、定期的に通知音を鳴らすことが求められる法律の場合、Cisco Unity 電話システムは、「通知音」を有効にするオプションをユーザに用意しています。Cisco Unity の通話録音機能を有効にする前に、該当するすべての管轄区の法律を確認してください。これは弁護士の意見ではなく、弁護士の意見を求めるためのものでもありません。この Unity 製品に付随する一般的な免責条項に加え、さらにシスコでは民事および刑事上のありとあらゆる責務を放棄し、この Unity 製品の無認可または不法な使用に対して責務を負いません。この責務に対する免責条項には、連邦、州および地域(またはいずれか)の該当条例に違反した電話での通話の無許可または不法な録音および監視を含みますが、必ずしもこれに限定するわけではありません。

Cisco Unity 8.x でのシステム転送の設定

組織において、通常は宛先検索サービスに記載されない番号をダイヤルできることを発信者が希望する場合があります。たとえば、ユーザおよび外部の発信者は、Cisco Unity を呼び出し、ガイダンスなどのコール ハンドラからロビーの内線番号、会議室の内線番号、または組織内の Cisco Unity ユーザではない従業員(別の場所から訪問していて、ゲスト用オフィスを使用している従業員など)に割り当てられている内線番号に転送できると便利です。また、一部のユーザは Cisco Unity を呼び出し、組織外の電話番号(頻繁に電話をかける顧客や仕入先など)に転送できると、メッセージをチェックしたあと切断して別の電話をかける必要がなくなったり、出張中に長距離料金を支払うことがなくなったりします。

次の 2 つの「システム転送」カンバセーションのいずれかに発信者を転送できます。どちらを使用しても、発信者は Cisco Unity ユーザに関連付けられていない番号に転送できます。

 

発信者のシステム転送

このカンバセーションは、転送先の番号の入力を発信者に要求します。

不正通話や不正使用から Cisco Unity を保護するために、Cisco Unity は、CS_Default_System_Transfer 規制テーブルで許可されている場合だけに転送を実行します。

ユーザのシステム転送

このカンバセーションは、Cisco Unity へのログインを発信者に要求します。発信者が Cisco Unity ID とパスワードを入力すると、Cisco Unity は転送先の番号の入力を発信者に要求します。

不正通話や不正使用から Cisco Unity を保護するために、Cisco Unity は、ログインしたユーザのサービス クラスに関連付けられている転送規制テーブルで許可されている場合にだけ転送を実行します。

次に示すようないくつかの方法で、発信者をいずれかのシステム転送カンバセーションに転送できます。

システム転送を「短縮ダイヤル」オプションとして提供。発信者がグリーティング中に特定のキーを押したときに Cisco Unity が実行する処理として、いずれかのシステム転送を(任意のコール ハンドラまたはユーザ グリーティングの [発信者の入力(Caller Input)] ページで)指定できます。

たとえば、すべての発信者がガイダンスからロビーの電話機、ゲスト用オフィス、または会議室に転送できるようにするには、発信者が 3 を押したときに Cisco Unity が発信者のシステム転送を提供するように指定します。特定のユーザにシステム転送を提供するには、ガイダンス中またはユーザ独自のグリーティング中にユーザが特定のキーを押したときに Cisco Unity がユーザのシステム転送を提供するように指定します。

新しい電話番号と対応する転送ルールを作成し、発信者をいずれかのシステム転送カンバセーションに送信。この方法では、発信者がその番号をダイヤルしたときに、Cisco Unity は通話を指定されたシステム転送カンバセーションに送信します。

キーをユーザのシステム転送にマッピングするカスタム キーパッド マッピング カンバセーションを作成し、ユーザにメイン メニューで提供。


) 発信者にいずれかのタイプのシステム転送をどのように提供するかとは関係なく、Cisco Unity は電話システムへの通話を解放し、電話システムが指定された番号への転送を処理します。


この項の該当するタスク リストに従って、発信者のシステム転送およびユーザのシステム転送を設定します。どちらのタイプの転送でも、転送の実行前に Cisco Unity によって、入力した番号の確認がユーザおよび発信者に求められます。確認プロンプトを無効にするには、詳細設定ツールを使用して [カンバセーション:システム転送カンバセーションの前に番号を確認(Conversation--Confirm Number Before System Transfer Conversation)] 設定を変更します。詳細については、詳細設定のヘルプを参照してください(詳細設定ツールは、Tools Depot から利用できます)。

タスク リスト:発信者のシステム転送の提供

1. 許可する番号を発信者がダイヤルできるように、CS_Default_System_Transfer 規制テーブルを変更します。規制テーブルの機能と変更方法の詳細については、 「Cisco Unity 8.x での規制テーブルの管理」 の章を参照してください。

2. 短縮ダイヤル オプションまたは発信者がシステム転送用に使用できる新しい電話番号を設定します。

短縮ダイヤル オプションの設定 :コール ハンドラの発信者の入力設定を使用して、コール ハンドラ グリーティング中に発信者が指定のキーを押したときに、発信者を発信者のシステム転送カンバセーションに送信します。次に、該当するグリーティングの発信者の入力を有効にし、コール ハンドラ グリーティングで発信者が押すことができるキーを説明するグリーティングを再録音します (「... 会議室へつなぐには、3 を押してください。」など)。「Cisco Unity 8.x での短縮ダイヤルを使用した発信者のルーティング」を参照してください。

「システム転送」電話番号の設定 :電話システムのドキュメントを参照して、新しい電話番号を設定します。次に、Cisco Unity Administratorの [通話管理(Call Management)] > [着信サービス(Call Routing)] > [一般の着信(Direct Calls)] ページで、新しい番号での着信を発信者のシステム転送カンバセーションに送信する転送ルールを作成します。発信者のシステム転送を利用する発信者に新しい番号を配布します。直接コールの転送ルールの作成の詳細については、「Cisco Unity 8.x でのコール ルーティング ルールの作成および変更」を参照してください。

タスク リスト:ユーザのシステム転送の提供

1. ユーザのシステム転送を使用するユーザについて、Cisco Unity のエンティティに関連付けられていない番号をユーザがダイヤルできるように、ユーザのサービス クラスに関連付けられた転送規制テーブルを変更します。転送規制テーブルの機能と特定の番号を許可するように変更する方法の詳細については、 「Cisco Unity 8.x での規制テーブルの管理」 の章を参照してください。


ヒント 1 つのサービス クラスの一部のユーザにシステム転送を提供する場合は、システム転送を使用するユーザを、該当する番号へのダイヤルを許可する転送規制テーブルを持つ新しいサービス クラスに再割り当てします。


2. 短縮ダイヤル オプション、カスタム キーパッド マッピング カンバセーション、システム転送、または発信者がシステム転送用に使用できる新しい電話番号を設定します。

短縮ダイヤル オプションの設定 :コール ハンドラまたはユーザ グリーティングの発信者の入力設定を使用して、グリーティング中に発信者が指定のキーを押したときに、発信者をユーザのシステム転送カンバセーションに送信します。次に、該当するグリーティングの発信者の入力を有効にします。グリーティングの聞き取り中にユーザのシステム転送カンバセーションにアクセスするために押すキーをユーザに通知します。または、他の発信者が自分は使用できないオプションについて聞いてもかまわない場合は、キーを説明するグリーティングを再録音します (「... 会議室へつなぐには、3 を押してください。」など)。「Cisco Unity 8.x での短縮ダイヤルを使用した発信者のルーティング」を参照してください。

カスタム キーパッド マッピング カンバセーションの設定 カスタム キー マップ ユーティリティの使用についてドキュメントを参照します。メイン メニューでユーザに提供するオプションに、ユーザのシステム転送を追加します。次に、カスタム キーパッド マッピング カンバセーションを使用するようにユーザを設定します。 「カスタム キーパッド マッピング ユーティリティによる Cisco Unity 8.x のカンバセーションのカスタマイズ」を参照してください。

「システム転送」電話番号の設定 :電話システムのドキュメントを参照して、新しい電話番号を設定します。次に、Cisco Unity Administratorの [通話管理(Call Management)] > [着信サービス(Call Routing)] > [一般の着信(Direct Calls)] ページで、新しい番号への着信をユーザのシステム転送カンバセーションに送信する転送ルールを作成します。ユーザのシステム転送を使用するユーザだけに新しい番号を配布します。直接コールの転送ルールの作成の詳細については、「Cisco Unity 8.x でのコール ルーティング ルールの作成および変更」を参照してください。

Cisco Unity 8.x でのオプション グリーティング通知の有効化

メッセージを送信、返信、および転送したときに、メッセージ受信者のグリーティングをユーザが聞くことはないため、メッセージ受信者がオプション グリーティングを有効にしている場合にユーザに通知されるように、Cisco Unity サーバの「オプション グリーティング通知」を有効にすることを検討します。オプション グリーティング通知は、メッセージ受信確認のタイプです。オプション グリーティングを有効にしているユーザにユーザがメッセージを残すか送信すると、Cisco Unity はメッセージを配信し、送信者にもオプション グリーティング通知を送信します。オプション グリーティング通知は次のとおりです。

「<ユーザ名または ID> のオプション グリーティングはオンに設定されており、次の期限までオンの状態が維持されます:<グリーティングの有効期限>。(The alternate greeting for <subscriber name or ID> is on and will remain on until <expiration date for the greeting>.)送信したメッセージは届きましたが、受信者が不在のため再生していない可能性があります。(The message you sent was delivered, but the recipient may not be available to play it.)」

グリーティングを無期限に再生するように設定されている場合、Cisco Unity は有効期限を再生する代わりに無期限であることを示します。

オプション グリーティング通知は、受信者がオプション グリーティングを有効にしている期間内にユーザが受信者に残すか送信する最初のメッセージへの応答で送信されます。ユーザが同じ受信者に後続のメッセージを残すか送信しても、(受信者がオプション グリーティングをオフにして再度有効にしないかぎり)Cisco Unity は追加の通知によって応答しません。

この機能が有効な場合、受信確認にアクセスできれば(受信確認は詳細設定ツールを使用してサーバごとに無効にできます)、ユーザは通知を電話で再生するか、Cisco Unity Inbox からテキストを表示できます。オプション グリーティング通知は自動化された応答ですが、メッセージ受信者からのものです。したがって、ユーザはメッセージ ロケータを使用して、特定のユーザからのメッセージと通知の両方を検索できます。他のタイプの受信確認と同様に、オプション グリーティング通知によって Message Waiting Indicator(MWI; メッセージ受信インジケータ)はトリガーされません。

Cisco Unity は、システム ブロードキャスト メッセージに応答して通知を送信することも、身元不明発信者へ通知を送信することもありません。Cisco Unity は、メッセージが個別のユーザまたは受信者がメンバーである同報リストに宛先指定されている場合に、送信者に通知を送信します。通知は、送信者と受信者が同じ Cisco Unity サーバをホームとしているか、デジタル ネットワークで接続されている別々のサーバをホームとしているか(各サーバでこの機能が有効であることを前提とします)に関係なく、送信されます。ただし、他のネットワーク機能(AMIS、Bridge、VPIM など)が使用されていると、受信者がオプション グリーティングまたは同様のグリーティング(拡張された不在グリーティングなど)を有効にしている場合でも、送信者はリモート Cisco Unity または Cisco Unity Express ユーザに残したか送信したメッセージの応答で通知を受信せず、別のボイス メッセージ システムのリモート ユーザに残したか送信したメッセージの応答でも通知を受信しません。

オプション グリーティング通知はデフォルトでは無効です。オプション グリーティング通知は、サーバ単位だけで有効にすることができます。通知が特定のユーザだけに送信されるように、または特定のユーザによって送信されたメッセージの応答だけで送信されるように指定することはできません。デジタル ネットワークで接続された環境では、この機能はネットワーク内のすべての Cisco Unity サーバに対して有効にする必要があります。

オプション グリーティングを有効にしている他のユーザにユーザがメッセージを残すか送信、返信、または転送したときに、ユーザに通知を送信するように Cisco Unity サーバを設定するには、次の「Cisco Unity サーバのオプション グリーティング通知を有効にするには(ボイス メッセージだけ)」の手順を実行します。この手順を実行する場合、オプション グリーティングをすでに有効にしているユーザにこの手順を終了する前に送信されたメッセージへの応答では、Cisco Unity は通知を送信しないことに注意してください。

あとでオプション グリーティング通知を無効にすることを選択した場合、ネットワーク内の他の Cisco Unity サーバでこの機能が有効であっても、この機能が再度有効になるまでユーザはユーザ メールボックス内の既存の通知を使用できなくなり、ユーザは通知を受信しなくなります。

Outlook の「不在」ルールと競合するため、Unified Messaging システムに対するオプション グリーティング通知の有効化はサポートされていません。

Cisco Unity サーバのオプション グリーティング通知を有効にするには(ボイス メッセージだけ)


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:オプション グリーティング通知(Exchange だけ)(Conversation--Alternate Greeting Notices (Exchange Only))] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] リストで、 1 をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[カンバセーション:ボイスメール スタックからすべての受信確認を除外(Exchange だけ)(Conversation - Exclude All Receipts From Voice Mail Stack (Exchange Only))] をクリックします。

ステップ 7 キーが存在しないか 0 に設定されている場合は、ステップ 8 に進みます。

キーが存在し 1 に設定されている場合は、次のようにキーをリセットします。

a. [項目の新しい値(New Value)] リストで、 0 をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

b. プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。


) ユーザは、受信確認にアクセスできる場合にだけ、オプション グリーティング通知を受信できます。[カンバセーション:ボイスメール スタックからすべての受信確認を除外(Exchange だけ)(Conversation - Exclude All Receipts From Voice Mail Stack (Exchange Only))] の値が 1 に設定されている場合、オプション グリーティング通知機能は機能しません。


ステップ 8 [終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 9 Cisco Unity ソフトウェアを再起動します。


) この機能を有効または無効にする場合に Cisco Unity ソフトウェアを再起動しないと、通知は期待どおりに動作しません。


ステップ 10 該当する場合は、サイトの各 Cisco Unity サーバに対して手順を繰り返します。


) Cisco Unity フェールオーバーが設定されている場合、レジストリ変更はレプリケートされないため、1 つの Cisco Unity サーバでのレジストリ変更は、もう一方の Cisco Unity サーバでも手動で行う必要があります。



 

Cisco Unity 8.x での短縮内線番号のシミュレート

コール ハンドラおよびユーザ メールボックスに対して先頭および末尾に数字を追加して、短縮内線番号をシミュレートできます。そのような数字が定義されると、それらはコール ハンドラまたはユーザ メールボックスのグリーティングを聞いているときに発信者がダイヤルする内線番号の先頭および末尾に追加されます。

Cisco Unity は、最初は、先頭および末尾に数字が追加された内線番号に通話を転送しようとします。先頭および末尾に数字が追加された内線番号が無効な場合、Cisco Unity は通話をダイヤルされた内線番号に転送しようとします。たとえば、販売という名前のコール ハンドラが、数字 123 を先頭に追加し、数字 456 を末尾に追加するように設定されます。発信者が販売コール ハンドラのグリーティングを聞いているときに 1000 をダイヤルすると、Cisco Unity は通話を内線番号 1231000456 に転送しようとします。先頭および末尾に数字が追加された内線番号が無効な場合、Cisco Unity は通話を内線番号 1000 に転送しようとします。

発信者がサポート担当者に連絡するために同じ数字(1000 など)を入力できるように、複数のコール ハンドラを設定できます。ただし、先頭および末尾に数字が追加されるため、特定のコール ハンドラ(テクニカル サポート コール ハンドラや販売コール ハンドラなど)にとって適切なサポート担当者に通話を転送できます。

短縮内線番号を有効にして設定するには、次の 2 つの手順を実行します。

「短縮内線番号のシミュレートを有効にするには」

「ユーザまたはコール ハンドラの先頭および末尾に追加する数字を設定するには」

短縮内線番号のシミュレートを有効にするには


ステップ 1 Cisco Unity サーバ デスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側のペインで、[管理ツール(Administrative Tools)] の下にある [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Unity 設定(Unity Settings)] ペインで、[管理:コール ハンドラおよびユーザの先頭および末尾に追加する数字の表示(Administration--Expose Prepend and Postpend Digits for Call Handlers and Subscribers)] をクリックします。

ステップ 4 [項目の新しい値(New Value)] リストで、1 をクリックし、[設定(Set)] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了(Exit)] をクリックします。

変更内容を有効にするために Cisco Unity を再起動する必要はありません。


 

ユーザまたはコール ハンドラの先頭および末尾に追加する数字を設定するには


ステップ 1 Cisco Unity Administratorで、該当するページに移動します。

ユーザ アカウントの作成に使用するテンプレートを変更するには、いずれかの [ユーザ(Subscribers)] > [ユーザ テンプレート(Subscriber Template)] ページに移動し、変更するテンプレートを検索します。次に、[発信者の入力(Caller Input)] ページを参照します。

既存のユーザ アカウントを変更するには、任意の [ユーザ(Subscribers)] > [ユーザ(Subscribers)] ページに移動し、該当するユーザ アカウントを検索します。次に、[発信者の入力(Caller Input)] ページを参照します。

コール ハンドラを変更するには、任意の [通話管理(Call Management)] > [コール ハンドラ(Call Handlers)] ページに移動し、該当するコール ハンドラを検索します。次に、[発信者の入力(Caller Input)] ページを参照します。

ステップ 2 該当する場合は [数字を先頭に追加する(Prepend digits)] および [数字を末尾に追加する(Postpend digits)] フィールドに値を入力します。

ステップ 3 [保存(Save)] アイコンをクリックします。