Cisco Unity システム アドミニストレーション ガイドIBM Lotus Domino版 Release 5.x
ユーザまたはユーザ テンプレート設定 によって制御される機能の設定
ユーザまたはユーザ テンプレート設定によって制御される機能の設定
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ユーザまたはユーザ テンプレート設定によって制御される機能の設定

ユーザ アカウント設定の指定

ユーザ パスワード設定の指定

ユーザ着信転送設定の指定

ユーザ グリーティング設定の指定

ユーザ発信者の入力設定の指定

ユーザ メッセージ設定の指定

MWI 設定の有効化または修正

ユーザ代行内線番号設定の指定

代行内線番号を使用する理由

代行内線番号の機能

代行内線番号の設定

電話によるメッセージの宛先指定のためのユーザ アカウントの分割

ユーザ アカウント設定の指定

個々のユーザの「アカウントの設定」ページで、アカウント設定を使用して個々のユーザのアカウントの状態(アカウントがロックされているかどうか)を確認できます。ユーザ アカウントの作成に使用したテンプレートの「ユーザテンプレートのアカウント設定」ページの Cisco Unity アカウントのステータス チェックボックスがオンである場合、Cisco Unity はユーザ アカウントを自動的にロックします。

ユーザがログオン試行に失敗した回数が、アカウントの原則に指定されている制限に達した場合も、Cisco Unity はユーザ アカウントをロックします。

ユーザが電話を使用して Cisco Unity にアクセスする場合の、ログオン試行の失敗が許容される回数は、[ユーザ]>[アカウントの原則]>[アカウントのロックアウト]ページに設定されています。

ユーザが Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して Cisco Unity にアクセスする場合の、ログオン試行の失敗が許容される回数は、[システム]>[認証]ページに設定されています。

ユーザが Cisco Unity システム管理またはステータス モニタを使用して Cisco Unity にアクセスし、これらのアプリケーションが統合 Windows 認証方式(デフォルト)を使用する場合は、各 Active Directory アカウントに指定されているアカウントの原則によって、そのユーザ アカウントでログオン試行に何回失敗すると Windows(したがって、Cisco Unity システム管理またはステータス モニタ)にアクセスできなくなるかが決まります。

一方、ユーザが Cisco Unity システム管理またはステータス モニタを使用して Cisco Unity にアクセスし、これらのアプリケーションが Anonymous 認証方式を使用する場合、ログオン試行の失敗が許容される回数は、[システム]>[認証]ページに設定されています。

[アカウント]の設定を使用すると、個々のユーザ アカウントをロックし、ユーザが電話または Cisco Unity Web アプリケーションを使用して Cisco Unity にアクセスすることを禁止できます。また、組織に固有の課金 ID を指定することもできます。

「ユーザテンプレートのアカウント設定」ページでは、ユーザ アカウントをロックしたりロックを解除したりでき、課金 ID を入力できます。

[アカウント]の設定では、個々のユーザ アカウントのログオン、パスワード、およびロックアウトの原則を変更できないことに注意してください。ユーザが電話から Cisco Unity にアクセスするときに適用されるアカウントの原則を設定する方法については、 「アカウントの原則の設定管理」 の章を参照してください。

ユーザ パスワード設定の指定

個々のユーザ アカウントの電話パスワード設定は、ユーザが電話で Cisco Unity のメールボックスにアクセスするときにパスワードの入力を求められるかどうか、ユーザ固有の電話パスワードを設定できるかどうか、ユーザがいつパスワードを変更する必要があるかを定義するものです。また、ユーザがパスワードを忘れてしまった場合、電話パスワード設定を使用してパスワードをリセットできます。複数のユーザが同じアカウントへのアクセス権を持つ場合、システム管理者は、パスワードをユーザが変更できないように設定できます。

電話パスワードは、ユーザが Cisco Personal Communications Assistant(PCA)へのログオンに使用するパスワードとは異なることに注意してください。詳細については、「Cisco PCA パスワードの保護と変更」を参照してください。

Security Guide for Cisco Unity 』の「Password and Account Policy Management」の章も参照してください。このドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。

「ユーザテンプレートのパスワード」 ページのパスワード設定では、ユーザが初めて電話で Cisco Unity にログオンする方法を制御できます。

テンプレートに指定されている電話パスワードがユーザに割り当てられるかどうかは、ユーザの Cisco Unity アカウントの作成方法によって異なります。ベスト プラクティスとして、ユーザにテンプレート パスワードが割り当てられないようにすることをお勧めします。その代わり、各ユーザには、一意なパスワードを割り当てる必要があります。ユーザ アカウントの作成前または作成後にこの作業を行うには、「ユーザに対する一意で安全な電話パスワードの確実な割り当て」を参照してください。


) インストール時に、すでに、Default Subscriber テンプレートのデフォルトの電話パスワードを 12345 から、より安全なパスワードに変更するよう求められています。ただし、以前のバージョンの Cisco Unity からアップグレードしたシステムの場合は、このパスワードが 12345 のままである可能性があります。セキュリティ対策として、デフォルトのパスワードが、8 桁以上の見破られにくいパスワードに置き換えられていることを確認してください。


ユーザが Cisco Unity システム管理および Cisco PCA へのアクセスに使用するパスワードは、Cisco Unity テンプレートからではなく、Domino および Active Directory(ユーザが Active Directory アカウントを持つ場合)のパスワード設定から継承されます。ただし、Domino アカウントまたは Active Directory アカウントで空白パスワードが許可されている場合でも、Cisco Unity システム管理の[認証]ページにあるアカウントの原則オプションを使用して、空白パスワードの使用を禁止できます。

テンプレート パスワード設定では、ユーザが自分の電話パスワードを設定するかどうか、ユーザがいつパスワードを変更する必要があるかについても定義します。

ユーザ着信転送設定の指定

着信転送の設定では、自動受付またはディレクトリ ハンドラからユーザの電話に転送された着信を Cisco Unity が処理する方法を指定します。外部の発信者または他のユーザがユーザの内線番号を直接ダイヤルする場合、着信転送オプションは適用されないことに注意してください。

また、Cisco Unity が着信転送を処理する方法も指定します。Cisco Unity が、通話を電話システムに渡すか、相手先の応答を検出するかを指定します。Cisco Unity は相手先応答の検出が設定されている場合、間接通話の通話保留および通話スクリーニングにより拡張通話を制御できます。

通話保留を有効にすると、電話が通話中の場合に、Cisco Unity は発信者に電話を切らずに待つよう求めることができます。保留状態の各発信者は、Cisco Unity ポートおよび電話システムのポートを使用します。このため、一度にキュー内で保留可能な発信者の合計数は、利用可能なポートの数によって制限されます。

通話保留キュー内で最初の発信者が待機する時間は、デフォルトで 25 秒に設定されています。この時間が経過した後でも保留である場合は、Cisco Unity は発信者に保留し続けるか、メッセージを残すか、または他の内線電話に接続するかを尋ねます。発信者が 1 を押して保留し続けず、かつ 2 を押してメッセージも残さない場合、発信者はオープニング グリーティングに再転送されます。保留キューにいる後続の発信者には、これらのオプションの他に、彼らの前の発信者がキューに何人いるのかが再生されます。通話保留の詳細については、「通話保留の待ち時間の構成」および 「Cisco Unityの保留音の機能」を参照してください。

通話保留を選択しない場合、発信者は、通話中グリーティング、標準グリーティング、時間外グリーティング、またはオプション グリーティングなど、有効になっているユーザ グリーティングまたはハンドラ グリーティングに転送されます。

通話スクリーニングに関しては、Cisco Unity で、ユーザに接続する前に発信者の名前を要求できます。この機能により、ユーザは発信者を確認することができます。複数のユーザが電話を共有している場合には、誰宛ての通話であるかを判別できます。その後、ユーザは、通話に応答するかどうかを決めることができます。

通話を受け付けると、ユーザの電話に転送されます。通話を拒否すると、Cisco Unity は、適切なユーザ グリーティングを再生します。


ヒント ユーザの内線電話への直接通話の転送、スクリーニング、および保留の設定については、電話システムのドキュメントを参照してください。ユーザの卓上電話で同様の機能が提供されている場合もあります。


プライマリと代行の両方の内線番号は、同じ転送設定を利用しています。

ユーザは、カスタマイズ可能な 3 つの転送ルール(有効なスケジュールの標準と時間外、およびオプション設定)を持つことができます。オプション転送ルールが使用可能な場合、標準と時間外の転送ルールを無効にし、オプション転送ルールが常に有効となります。設定が変更されない限りユーザによる転送の動作が常に同じになるように、オプション転送ルールがデフォルトで有効になっています。

ユーザ グリーティング設定の指定

各ユーザ アカウントは、最大 5 件のグリーティングを持つことができます。[グリーティング]設定では、有効にするグリーティング、グリーティングの有効期間、グリーティングの内容、および各グリーティングの間および後に Cisco Unity が行う操作を指定します。グリーティングが有効な場合、Cisco Unity は、そのグリーティングを指定された日時まで適切な状況で再生し、その後グリーティングを自動的に無効にします。グリーティングは無期限に再生することもできます。通話中グリーティングや時間外グリーティングの場合に便利です。また、ユーザが休暇中にオプション グリーティングを使用する場合にも便利です。

Cisco Unity は、有効なグリーティングを再生します。次の表に詳細を示します。一部のグリーティングは、有効な場合は他のグリーティングに優先します。

 

[標準]

別のグリーティングで無効にされない限り、常時再生されます。標準グリーティングは無効にできません。

[時間外]

アクティブ スケジュールに対して定義されている仕事をしていない(営業外)時間再生されます。時間外グリーティングは、標準グリーティングに優先して使用され、アクティブ スケジュールに定義されている営業時間に標準グリーティングを限定することになります。

[内線]

内線発信者だけに再生されます。同僚だけに知らせる必要のある情報を指定できます(たとえば、「午後は研究室にいます」など)。内線グリーティングは標準グリーティング、および時間外グリーティングに優先して使用されます。

すべての電話システム連動が、内線グリーティングに必要なサポートを提供しているとは限りません。

[通話中]

内線が通話中のときに再生します(たとえば、「オペレータはすべて別のお客様に対応しています」)。通話中グリーティングは、標準、時間外、および内線の各グリーティングよりも優先して使用されます。

すべての電話システム連動が通話中グリーティングに対応しているとは限りません。

[オプション]

休暇、休職、または休日などさまざまな特別状況で使用できます(たとえば、「~で休暇中です」)。オプション グリーティングは他のすべてのグリーティングに優先して使用されます。

ユーザがオプション グリーティングを有効にしたときに Cisco Unity がどのように動作するかをカスタマイズできます。Cisco Unity が次の動作をするように指定できます。

ユーザが電話で Cisco Unity にログオンしたときに、オプション グリーティングが有効であることをユーザに知らせるメッセージを再生する。

ユーザの電話機の呼び出し音を鳴らさずに、発信者を直接オプション グリーティングに転送する。

発信者がグリーティングをスキップできないようにする。

発信者がメッセージを残すことができないようにする。

デフォルトでは、上記のいずれのオプションも無効になっています。また、すべてのオプションが[ユーザ テンプレート]>[グリーティング]ページで有効にできるわけではありません。詳細については、「ユーザがオプション グリーティングを有効にしている場合の Cisco Unity の動作の指定」を参照してください。

ユーザは必要な数のグリーティングを有効にでき、グリーティングはすべて電話でまたは Cisco Unity Assistant を使用して(再)録音および管理できます。Cisco Unity システム管理で選択したオプションに基づいて、Cisco Unity Assistant は、オプション グリーティングが有効な場合に Cisco Unity の通話処理方法についての情報をユーザに示します。

ユーザ発信者の入力設定の指定

発信者の入力設定では、発信者が押すプッシュホンのキーに応答して、Cisco Unity が行う操作を定義します。発信者の入力が許可されているユーザ グリーティングごとに、発信者の入力設定を使用して、ユーザ グリーティングのスキップ、メッセージの録音、グリーティングの終了を発信者に許可できます。また、選択したコール ハンドラ、ディレクトリ ハンドラ、またはインタビュー ハンドラへの転送も発信者に許可できる場合もあります。Cisco Unity がユーザ グリーティング中に発信者入力を認識するためには、適切な[グリーティング]ページで、[許可 発信者の入力]チェックボックスをオンにしておく必要があります。

ユーザは、グリーティングに対する発信者入力を有効にすることはできません。また、ユーザは、発信者が特定のキーを押したときの Cisco Unity の動作を指定することもできません。ただし、発信者が使用可能なキーを通知するグリーティングは、ユーザも管理者も録音できます(たとえば、「今、電話に出ることはできません。アシスタントにお話しになりたい場合は 3、メッセージを残したい場合は 4、営業担当者とお話しになりたい場合は 5 を押してください)。

また、発信者の入力設定を使用すると、ユーザがユーザ グリーティングを中断して Cisco Unity にログオンするために押すキーを指定できます。さらに、Cisco Unity がログオンを求めた後でユーザに通知する内容も指定できます。詳細については、「ユーザ グリーティングからの Cisco Unity へのログオン」を参照してください。システム転送の設定については、「システム転送の設定」を参照してください。

次に、発信者の入力設定を指定する手順を示します。

[ユーザ テンプレート]で発信者入力設定を指定する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [ユーザ]>[ユーザ テンプレート]>[発信者の入力] ページ に移動します。

ステップ 2 [発信者の入力マップ]またはキーパッドで、キーを 1 つ選択します。

ステップ 3 操作を 1 つ選択します。

ステップ 4 選択したキーをその操作にロックするかどうかを指定します。


 

ユーザ メッセージ設定の指定

[メッセージ]の設定により、次の項目が定義されます。

身元不明発信者が残すメッセージの最大録音時間(連動によっては、発信者によるメッセージの録音中、最大許容メッセージ長に達する前に警告音を再生するように、Cisco Unity を設定できます。詳細については、「録音終了の警告音の有効化」を参照してください)。

メッセージを残すときに身元不明発信者が実行できること。

ユーザへのメッセージを外部発信者が残すときに再生される Cisco Unity の要求の言語。

ボイス メッセージの有無を MWI でユーザに通知するかどうか。

ユーザにボイス メッセージがあるときに MWI をアクティブにする 1 つまたは複数の内線番号。

MWI 設定の有効化または修正

Cisco Unity では、電話機上の MWI を使用して、ユーザに新しいボイス メッセージがあることを通知します。新しい電子メール、ファックス、または配達証明メッセージの受信を通知するのに、MWI は使用されません。

MWI を使用可能にする


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、該当する [ユーザ]>[ユーザ]>[メッセージ] ページに移動します。

ステップ 2 [MWI 使用] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

ステップ 3 [MWI 内線]テーブルの下にある [追加] ボタンをクリックして、行をテーブルに追加します。デフォルトでは、テーブルの 1 行目に、ユーザに割り当てられているプライマリ内線番号を示す「X」が含まれています。内線番号がもう 1 つ必要な場合、およびプライマリ内線番号に対する MWI をアクティブにする必要がない場合は、1 行目を修正することもできます。

ステップ 4 テーブルの[内線番号]フィールドに適切な内線番号を入力します。MWI はテーブル内のすべての行に対して自動的に使用可能になります。[MWI 内線]テーブルに文字を入力する場合、次のことを考慮してください。

0 9 の数字を入力します。スペース、ダッシュ、括弧は使用できません。

1 秒のポーズを挿入するには、 , (コンマ)を入力します。

電話機の # キーと * キーに対応させるには、 # * を入力します。

ステップ 5 [保存] アイコンをクリックします。

ステップ 6 必要に応じて、ステップ 3ステップ 5 を繰り返します。


 

代行 MWI(複数可)を修正または削除する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、該当する [ユーザ]>[ユーザ]>[メッセージ] ページに移動します。

ステップ 2 次の操作のいずれかを実行します。

[MWI 内線]テーブルの内線番号を変更し、内線番号を修正します。

内線番号を削除するため、[MWI 内線]テーブルで削除する行の横にあるチェックボックスをオンにし、 [削除] ボタンをクリックします。

ステップ 3 [保存] アイコンをクリックします。

ステップ 4 必要に応じて、ステップ 2ステップ 3 を繰り返します。


 

ユーザ代行内線番号設定の指定

ユーザに指定するプライマリ内線番号の他に、ユーザを最大で 9 個の代行内線番号に割り当てることができます(プライマリ内線番号は、ユーザ アカウントを作成する際に、各ユーザに割り当てる番号です。この番号は、[ユーザ]>[ユーザ]>[プロファイル]ページに表示されます)。

代行内線番号を使用する理由

ユーザに代行内線番号を指定する理由はいくつかあります。たとえば、単一の企業域ディレクトリにアクセスする複数の Cisco Unity サーバがある場合、代行内線番号を使用して、さまざまなロケーションにいるユーザへのメッセージの宛先指定を簡単にすることができます。代行内線番号を追加すると、別のロケーションのユーザにメッセージの宛先を指定するときにユーザが入力する番号が、通話時にユーザがダイヤルする番号と同じになります。代行内線番号を使用して、次のことも実行できます。

ユーザの電話機で複数行表示を処理します。

携帯電話、自宅の電話、または代行職場サイトの電話からの一般の着信サービスでメッセージ アクセスができます(電話番号がこうした他の電話システムから Cisco Unity に伝えられるものと仮定した場合)。さらに、このような電話を代行内線番号として使用し、Cisco Unity に転送するように設定すると、発信者は、ユーザのプライマリ内線番号にダイヤルするときと同様に、ユーザ グリーティングを聞き、ユーザにメッセージを残すことができます。


ヒント 複数の携帯電話、自宅の電話、およびその他の電話に代行内線番号を設定するユーザからの要求の数を減らすために、独自の代行内線番号のセットを指定するサービス クラス(COS)権限をユーザに付与します。[ユーザ]>[サービス クラス]>[プロファイル]ページを参照してください。ユーザは、適切な COS 権限があれば、Cisco Unity システム管理の[ユーザ]>[代行内線番号]ページで指定されている 9 個の内線番号の他に、Cisco Unity Assistant に最大 5 個までの代行内線番号を指定できます。

SIP 電話システムとの連動のために Cisco Unity で URL ベースの内線番号を使用可能にします。

代行内線番号の機能

代行内線番号を設定する前に、次に示す代行内線番号の機能について確認してください。

代行内線番号の長さは、30 文字を超えることはできません。デフォルトでは、管理者定義の各代行内線番号は 3 文字以上である必要があり、ユーザ定義の代行内線番号は 10 文字以上である必要があります。

Tools Depot の Advanced Settings ツールを使用して、Cisco Unity システム管理および Cisco Unity Assistant に入力する内線番号の最小長を指定できます。設定の使用方法に関する詳細については、Advanced Settings ツールのヘルプを参照してください。設定は、それぞれ[Administration-Set the Minimum Length for Locations]と[Administration-Set the Minimum Length for Subscriber-Defined Alternate Extensions]です。

Cisco Unity システム管理に指定した代行内線番号を、ユーザが Cisco Unity Assistant を使用して表示できるかどうかを制御できます。[ユーザ]>[サービス クラス] >[プロファイル]ページを参照してください。ユーザが追加した代行内線番号は、[ユーザが設定した代行内線番号]テーブルに表示されます。

Cisco Unity システム管理および Cisco Unity Assistant のどちらも、別のユーザ(プライマリまたは代行内線番号のいずれも)、パブリック同報リスト、コール ハンドラ、ディレクトリ ハンドラ、またはインタビュー ハンドラにすでに割り当てられている内線番号を受け入れません。Cisco Unity は、管理者またはユーザに作成を許可する前に、各代行内線番号が一意であることを(適用可能ならばダイヤル ドメイン レベルまで)確認します。

すべての代行内線番号で、プライマリ内線番号と同じ転送設定が利用されます。

多くの場合、Cisco Unity では、代行内線番号の MWI をアクティブにできます。ただし、関係する電話機と電話システムによっては、代行内線番号の設定のために、なんらかの電話システムの追加プログラミングが必要になる場合があります。

代行内線番号の設定

代行内線番号を追加、修正、または削除するには、次の該当する手順を実行します。

「管理者定義の代行内線番号を追加する」

「代行内線番号(複数可)を修正または削除する」

管理者定義の代行内線番号を追加する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、任意の [ユーザ]>[代行内線番号] ページに移動します。

ステップ 2 [管理者が設定した代行内線番号]テーブルの任意の行に、内線番号を入力します。[代行内線番号]テーブルに文字を入力する場合、次のことを考慮してください。

長さが 30 文字までの内線番号を入力できます。SIP 連動では、最大 30 文字のアルファベットを使用できます。

各内線番号は一意である必要があります(適用可能な場合はダイヤル ドメイン レベルまで)。

0 9 の数字を入力します。スペース、ダッシュ、括弧は使用できません。

SIP 連動では、SIP URL の有効なエイリアスを入力することもできます。たとえば、URL が SIP:aabade@cisco.com の場合は、aabade を入力します。スペースは使用できません。

便宜上、行には番号が付けられます。代行内線番号は任意の順序で入力でき、空白行も可能です。

ステップ 3 必要に応じて、ステップ 2 を繰り返します。

ステップ 4 [保存] アイコンをクリックします。代行内線番号はテーブル内のすべての行に対して使用可能です。


 

代行内線番号(複数可)を修正または削除する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、任意の [ユーザ]>[代行内線番号] ページに移動します。

ステップ 2 次の操作のいずれかを実行します。

内線番号を修正するために、[代行内線番号]テーブルの内線番号を変更します。

内線番号を削除するために、削除する内線番号の横にあるチェックボックスをオンにします。

テーブルにリストされているすべての代行内線番号を削除するには、 [すべて選択] をクリックします。

ステップ 3 [保存] アイコンをクリックします。

ステップ 4 必要に応じて、ステップ 2ステップ 3 を繰り返します。


 


) 複数のユーザの代行内線番号を一度に追加する場合は、Cisco Unity Bulk Import ウィザードを実行します。実行すると、Cisco Unity Bulk Import ウィザードは、既存の代行内線番号のテーブルに、空白行で始まる新しい代行内線番号を付加します。


電話によるメッセージの宛先指定のためのユーザ アカウントの分割

Cisco Unity では、複数のユーザ アカウントを異なるグループに分割し、ユーザが電話でメッセージの宛先指定をしたり同報リストにユーザを追加したりするときに、これらの作業を実行できるユーザを制限することができます。

アカウントを分割するには、ユーザをディレクトリ ハンドラに関連付けて、メッセージ宛先指定の検索範囲を定義します。

デフォルトでは、システムの検索範囲は、Cisco Unity サーバ用に設定されているプライマリ ロケーションの宛先オプション設定で定義されます。このオプション設定を使用すると、メッセージの宛先をグローバル ディレクトリ(すべてのユーザ)、ダイヤル ドメイン内のすべてのユーザ、またはローカル Cisco Unity サーバ上のすべてのユーザに制限できます。

ユーザをディレクトリ ハンドラに関連付ける場合、Cisco Unity がユーザのメッセージ宛先指定の検索範囲を、ディレクトリ ハンドラ用に選択した検索オプションに制限するようにできます。指定可能な検索オプションは、ダイヤル ドメイン、ローカル Cisco Unity サーバ、ロケーション、サービス クラス、およびパブリック同報リストです。

この機能は、あるグループのユーザが別のグループのユーザにメッセージを送信できないようにする必要のあるマルチテナント システムを設定する場合に便利です。

たとえば、組織でユーザ アカウントを 2 つのグループに分割し、各グループのユーザがもう一方のグループのユーザにメッセージの宛先指定ができないようにする必要がある場合、次のタスクを順序どおりに実行します。

1. 各グループに異なるサービス クラスを作成します。

2. [検索場所]オプションが、タスク 1. で作成した 2 つのサービス クラスのそれぞれ別の方に設定されている各グループに、異なるディレクトリ ハンドラを作成します。

3. 異なるユーザ テンプレートを作成し、各テンプレートを、タスク 2. で作成した 2 つのディレクトリ ハンドラの一方に関連付けます。

4. 2 つのテンプレートを使用して、2 つのユーザ グループを作成します。


) テンプレートの設定を変更しても、そのテンプレートに基づく既存のユーザ アカウントは影響を受けません。ユーザの作成後は、テンプレートを使用してユーザを修正することはできません。


または、ユーザ アカウントがすでに存在し、異なるパブリック同報リストのメンバーになっている場合は、異なるディレクトリ ハンドラを各同報リストに関連付けてから、Bulk Edit ユーティリティを使用して各ユーザ グループを適切なディレクトリ ハンドラに関連付けることもできます。

ユーザをディレクトリ ハンドラに関連付けるには、次の手順を実行します。

ユーザ またはユーザ テンプレートをディレクトリ ハンドラに関連付ける


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、必要に応じて [ユーザ] >[ユーザ] >[プロファイル] ページまたは [ユーザ] >[テンプレート] >[プロファイル] ページに進みます。

ステップ 2 [アクセス制限] をクリックし、 [選択] をクリックします。

ステップ 3 [ディレクトリ ハンドラの選択]ダイアログで、ユーザを関連付けるディレクトリ ハンドラを検索し、該当するものをダブルクリックします。

ステップ 4 [保存] アイコンをクリックします。


 

ユーザの検索範囲を修正するには、Cisco Unity システム管理または Bulk Edit を使用できます。

Cisco Unity システム管理を使用して個々のユーザまたはユーザ テンプレートの検索範囲を修正するには、「ユーザ またはユーザ テンプレートをディレクトリ ハンドラに関連付ける」の手順を実行し、ステップ 3 で新しいディレクトリ ハンドラを選択します。

既存のユーザのグループの検索範囲を一度に修正するには、Bulk Edit ユーティリティを使用します。詳細については、Bulk Edit ユーティリティのヘルプを参照してください。Bulk Edit ユーティリティは、Tools Depot から利用できます。Tools Depot にアクセスするには、Cisco Unity サーバのデスクトップ上にある[Cisco Unity Tools Depot]アイコンをダブルクリックします。