Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Presence Release 8.0、8.5、および 8.6
RTMT でのシステム パフォーマンスのモニタリング
RTMT でのシステム パフォーマンスのモニタリング
発行日;2012/06/01 | 英語版ドキュメント(2012/05/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

RTMT でのシステム パフォーマンスのモニタリング

RTMT でのパフォーマンス モニタリングについて

パフォーマンス モニタリング

システム概要ステータス

サーバ ステータス

システム概要とサーバ ステータスの表示およびモニタリング

Cisco Unified Presence と の概要の表示およびモニタリング

RTMT でのパフォーマンス モニタリングについて

「パフォーマンス モニタリング」

「システム概要ステータス」

「サーバ ステータス」

パフォーマンス モニタリング

Real-Time Monitoring Tool は、Cisco Unified Presence Administration および Serviceability ソフトウェアと統合されます。RTMT は、すべての Cisco Unified Presence コンポーネントのパフォーマンス情報を表示します。RTMT はパフォーマンスのトラブルシューティングを実行するためにアラート通知を行います。また、パフォーマンス カウンタを定期的にポーリングして、そのカウンタのデータを表示します。perfmon カウンタをチャート形式または表形式で表示できます。

perfmon モニタリングでは、次のタスクを実行できます。

クラスタ内のすべての Cisco Unified Presence ノードおよびデータベース サーバを含めてパフォーマンス カウンタをモニタする。

一連の事前設定されたオブジェクトを継続的にモニタし、電子メールのメッセージ形式で通知を受信する。

カウンタのしきい値設定をアラート通知に関連付ける。電子メールまたはポップアップ メッセージによる通知が管理者に送信されます。

カスタマイズされたトラブルシューティング タスクのために、モニタされているカウンタ、しきい値設定、アラート通知などの設定を保存して復元する。

1 つのパフォーマンス比較図で、最大 6 つの perfmon カウンタを表示する。

Real-Time Monitoring Tool は、パフォーマンス カウンタをチャート形式または表形式で表示します。チャート形式では、小型の情報ウィンドウが表示されます。作成する各カテゴリ タブに対して、最大 6 つのチャートが [RTMT パフォーマンス モニタリング(RTMT performance monitoring)] ペインに表示されます。[perfmon モニタリング(perfmon monitoring)] ペイン内のカウンタをダブルクリックすることで、特定のカウンタを表示できます。チャート ビューがデフォルトになっているため、カテゴリ タブを作成するときは、パフォーマンス カウンタを表形式で表示するように設定します。

カウンタ チャート(表エントリ)は、[システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] メニューにある [チャート/表エントリの削除(Remove Chart/TableEntry)] メニュー項目を使用して削除できます。


ヒント 事前設定された各モニタリング ウィンドウのポーリング レートは固定されたままであり、デフォルト値で 30 秒が指定されます。AMC(Alert Manager and Collector)サービス パラメータの収集レートが変化すると、事前に準備されたウィンドウのポーリング レートも更新されます。また、各チャート内のタイム スタンプは、バックエンド サーバの時刻ではなく、RTMT クライアント アプリケーションのローカル時刻に基づきます。

関連項目

「カウンタの説明の表示」

システム概要ステータス

Real-Time Monitoring Tool は、システムの健全性をモニタするのに役立つ一連のデフォルト モニタリング オブジェクトを提供します。デフォルト オブジェクトには、システムおよびサポートされているその他のサービスに関するパフォーマンス カウンタや重要イベント ステータスなどがあります。RTMT のシステム概要により、重要な共通情報を単一のモニタリング ペインでモニタできます。システム概要では、次の事前に定義されたオブジェクトに関する情報を表示できます。

仮想メモリの使用率

CPU 使用率

共通パーティションの使用率

アラート履歴のログ

サーバ ステータス

サーバ カテゴリでは、サーバ上のさまざまなアプリケーションについて CPU とメモリの使用率、プロセス、ディスク領域の使用率、および重要なサービスがモニタされます。

CPU とメモリのモニタでは、各サーバ上での CPU の使用率と仮想メモリの使用率に関する情報が提供されます。サーバ上の各 CPU の情報には、各プロセッサがさまざまなモードおよび動作(User、Nice、System、Idle、IRQ、SoftIRQ、および IOWait)でプロセスを実行するのに費やした時間の比率が含まれます。この CPU の比率は、アイドル時間を除いたすべてのモードおよび動作で実行に費やされた時間の合計になります。メモリの情報には、キロバイト単位での合計メモリ、使用メモリ、空きメモリ、共有メモリ、バッファ メモリ、キャッシュされたメモリ、合計スワップ メモリ、使用スワップ メモリ、空きスワップ メモリが含まれ、使用中の仮想メモリの比率も含まれます。

プロセス モニタでは、システム上で実行しているプロセスに関する情報が提供されます。RTMT は、各プロセスについて、プロセス ID(PID)、CPU 使用率、ステータス、共有メモリ(KB)、Nice(レベル)、VmRSS(KB)、VmSize(KB)、VmData(KB)、スレッド数、ページ フォールト数、およびデータ スタック サイズ(KB)を表示します。

ディスク使用率モニタリング カテゴリでは、共通パーティションとスワップ パーティションのディスク使用量の比率がチャートで示されます。また、各ホストでの各パーティション(アクティブ、ブート、共通、非アクティブ、スワップ、共有メモリ)のディスク使用量の比率も表示されます。

重要なサービス モニタリング カテゴリでは、次の情報が提供されます。

重要なサービスの名前

重要なサービスのステータス(アップ、ダウン、アクティブ、管理者によって停止されている、起動中、停止中、または不明な状態)

サービスがシステム上でアップ状態になり、動作している間の経過時間

各状態の具体的な説明については、 表 2-1 を参照してください。

 

表 2-1 重要なサービスのステータス

重要なサービスのステータス
説明

起動中(starting)

現在、サービスが起動モードになっています。[重要なサービス(Critical Services)] ペインおよび Cisco Unified Serviceability の [コントロール センター(Control Center)] で示されます。

アップ(up)

現在、サービスが動作しています。[重要なサービス(Critical Services)] ペインおよび Cisco Unified Serviceability の [コントロール センター(Control Center)] で示されます。

停止中(stopping)

現在、サービスが停止中です。[重要なサービス(Critical Services)] ペインおよび Cisco Unified Serviceability の [コントロール センター(Control Center)] で示されます。

ダウン(down)

予期せずに(つまり、サービスを停止するタスクを実行していないのに)サービスが実行を停止しました。[重要なサービス(Critical Services)] ペインにサービスがダウン状態であることが示されます。

サービス ステータスがダウンになると、CriticalServiceDown アラートが生成されます。

管理者によって停止されている(stopped by Admin)

サービスを意図的に停止するタスクを実行しました。たとえば、Cisco Unified Presence をバックアップまたは復元した、アップグレードを実行した、Cisco Unified Serviceability またはコマンド ライン インターフェイス(CLI)でサービスを停止したなどの理由によってサービスが停止しました。

[重要なサービス(Critical Services)] ペインにこのステータスが示されます。

アクティブにされていない(not activated)

現在、サービスは、アクティブにされたステータスになっていません。[重要なサービス(Critical Services)] ペインおよび Cisco Unified Serviceability の [サービスの開始(Service Activation)] で示されます。

不明ステータス(Unknown Status)

システムがサービスの状態を判別できません。[重要なサービス(Critical Services)] ペインで示されます。

システム概要とサーバ ステータスの表示およびモニタリング

Real-Time Monitoring Tool では、クイック起動チャネルで [システム(System)] を選択するか、[システム(System)] > [システム概要(System Summary)] を選択すると、事前に定義されたシステム オブジェクトに関する情報がモニタリング ペインに表示されます。サーバ関連の情報をモニタリング ペインに表示するには、クイック起動チャネルで [サーバ(Server)] を選択するか、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > <predefined object of choice> を選択します。Cisco Unified Presence と Cisco Jabber の全体的なパフォーマンスに関する情報を表示するには、クイック起動チャネルで [CUP] を選択するか、[CUP] > [CUP 概要/Cisco Jabber 概要(CUP Summary/Cisco Jabber Summary)] を選択します。

はじめる前に

RTMT でパフォーマンス モニタリングに関する情報を確認します。

表 2-2 に、RTMT でモニタされる事前に定義されたオブジェクトに関する情報を示します。

表 2-2 システム カテゴリ

カテゴリ
説明

システム概要

仮想メモリの使用率、CPU 使用率、共通パーティションの使用率、およびアラート履歴のログに関する情報を表示します。

事前に定義されたシステム オブジェクトに関する情報を表示するには、[システム(System)] > [システム概要(System Summary)] を選択します。

サーバ

[CPU とメモリ(CPU and Memory)]:サーバの CPU 使用率と仮想メモリの使用率に関する情報を表示します。

CPU と仮想メモリの使用率に関する情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [CPU とメモリ(CPU and Memory)] を選択します。特定のサーバに対して CPU とメモリの使用率をモニタするには、そのサーバを [ホスト(Host)] リスト ボックスから選択します。

[プロセス(Process)]:サーバ上で実行中のプロセスに関する情報を表示します。

システム上で実行中のプロセスに関する情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [プロセス(Process)] を選択します。特定のサーバに対してプロセスの使用率をモニタするには、そのサーバを [ホスト(Host)] リスト ボックスから選択します。

[ディスク使用率(Disk Usage)]:サーバ上のディスク使用率に関する情報を表示します。

システム上のディスク使用率に関する情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [ディスク使用率(Disk Usage)] を選択します。特定のサーバに対してディスク使用率をモニタするには、そのサーバを [ホスト(Host)] リスト ボックスから選択します。

[重要なサービス(Critical Services)]:重要なサービスの名前、ステータス(アップ、ダウン、アクティブ、管理者によって停止されている、起動中、停止中、または不明な状態)、およびそのサービスが特定の Cisco Unified Communications ノードで特定の状態に入ってからの経過時間を表示します。

重要なサービスに関する情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [重要なサービス(Critical Services)] を選択します。システムの重要なサービスを表示するには、システムのタブを選択します。特定のサーバに対して重要なサービスをモニタするには、そのサーバを [ホスト(Host)] リスト ボックスから選択し、対象となる重要なサービスのタブを選択します。

重要なサービスのステータスで管理者によるサービスの停止が示されている場合、管理者が、サービスを意図的に停止するタスクを実行しました。たとえば、Cisco Unified Communications Manager をバックアップまたは復元した、アップグレードを実行した、Cisco Unified CallManager Serviceability またはコマンド ライン インターフェイス(CLI)でサービスを停止したなどの理由によってサービスが停止しました。

重要なサービスのステータスが不明な状態として表示されている場合、システムは、サービスの状態を判別できていません。

重要なサービスの状態の詳細については、「サーバ ステータス」を参照してください。

トラブルシューティングのヒント

事前に定義されたオブジェクトのモニタを拡大するには、対象となるチャートの領域上でマウスの左ボタンを押し、ドラッグします。必要な領域を選択してから、マウスの左ボタンを放します。RTMT によってモニタ対象のビューが更新されます。モニタを縮小して初期のデフォルト ビューにリセットするには、R キーを押します。

関連項目

「Cisco Unified Presence と Cisco Jabber の概要の表示およびモニタリング」

「RTMT でのパフォーマンス モニタリングについて」

Cisco Unified Presence と Cisco Jabber の概要の表示およびモニタリング

Real-Time Monitoring Tool は、Cisco Unified Presence と Cisco Jabber の全体的なパフォーマンスをモニタするのに役立つ一連の重要なパフォーマンス カウンタを提供します。RTMT の Cisco Unified Presence 概要と Cisco Jabber 概要により、重要な共通情報を単一のモニタリング ペインでモニタできます。

Cisco Unified Presence と Cisco Jabber の全体的なパフォーマンスを反映している重要なパフォーマンス カウンタに関する情報を表示するには、[CUP] > [CUP 概要(CUP Summary)] または [CUP] > [Cisco Jabber 概要(Cisco Jabber Summary)] を選択します。

[CUP 概要(CUP Summary)] では、次の情報を確認できます。

Cisco Unified Presence Release 8.6(2) 以前の場合

Presence Engine のアクティブなサブスクリプション(Presence Engine Active Subscriptions)

プロキシ SIP メッセージ要求の入力(Proxy SIP Message Requests In)

IPPM メッセージ要求の出力(IPPM Message Requests Out)

プロキシ SIP 要求の入力(Proxy SIP Requests In)

プロキシ SIP サブスクライブ要求の入力(Proxy SIP Subscribe Requests In)

JVM 仮想メモリ(JVM Virtual Memory)

Cisco Unified Presence Release 8.6(3) 以降の場合

PE アクティブ JSM セッション(PE Active JSM Sessions)

XCP JSM IM セッション(XCP JSM IM Sessions)

処理された IM の合計(Total IMs Handled)

現在接続されている XMPP クライアント(Current XMPP Clients Connected)

アドホック チャット ルームの合計(Total Ad hoc Chat Rooms)

永続的なチャット ルームの合計(Total Persistant Chat Rooms)

[Cisco Jabber 概要(Cisco Jabber Summary)] では、次の情報を確認できます。

クライアント Soap インターフェイス(Client Soap interface)

SIP クライアントの登録ユーザ(SIP Client Registered Users)

SIP クライアントの登録ユーザ エラー(SIP Client Registered User Failures)

SIP クライアントのIM メッセージ(SIP Client IM Messages)