Cisco Unified Presence Release 8.5 / 8.6 統合ガイド(Microsoft Exchange 版)
Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange の統合の概要
Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange の統合の概要
発行日;2013/08/27 | 英語版ドキュメント(2013/04/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange の統合の概要

概要

展開タイプ

WebDAV

EWS

での Microsoft Exchange 予定表ステータス

プレゼンス ゲートウェイのオプション

制限事項

概要

Cisco Unified Presence に Microsoft Exchange を統合することによって、Microsoft Outlook の予定表/会議ステータスを Cisco Unified Presence のアベイラビリティ ステータスに取り込むことができます。

展開タイプ

以降のセクションでは、使用可能な展開のタイプを識別し、それぞれについて説明します。

WebDAV

WebDav(Web 分散オーサリングとバージョン管理)は、サーバ上でのドキュメントの作成、変更、移動、およびファイルのプロパティの編集を容易にする HTTP 拡張です。WebDAV は、HTTP 接続を介して Microsoft Exchange メール ボックスにアクセスするために使用できます。各フォルダには、メッセージ、カレンダー イベント、連絡先など、データにアクセスするために使用できる URL があります。Cisco Unified Presence は、カレンダー イベントの情報を収集するために WebDAV を使用できます。WebDAV は、Exchange 2010 以降では非推奨になります。

図 1 Cisco Unified Presence を介した Microsoft Exchange と WebDAV の統合

EWS

EWS(Exchange Web サービス)は、HTTP を介して Microsoft Exchange メール ボックスおよびコンテンツと対話式操作を行える最新の Web サービスのセットです。EWS は、Microsoft Outlook を介して利用できるデータとほぼ同じデータにアクセスできます。WebDAV よりも多くのサービスを提供し、より堅牢かつ簡単に使用できるとともに、Exchange 固有のデータをよりうまく処理できるようになりました。EWS は、クライアント コンピュータからサーバにいくつかの責任を移動します。

図 1-2 EWS を介した Microsoft Exchange と Cisco Unified Presence の統合

Cisco Unified Presence での Microsoft Exchange 予定表ステータス

Cisco Unified Presence に Microsoft Exchange を統合することによって、Microsoft Outlook の予定表/会議ステータスを Cisco Unified Presence のアベイラビリティ ステータスに取り込むことができます。次の表は、到達可能性のマッピングと、Cisco Unified Presence において会議ステータス(Microsoft Outlook 予定表に表示される)と Cisco Unified Presence のユーザのアベイラビリティ ステータスがどのように対応付けられるかを示しています。

表 1-1 予定表ステータスに基づく集約されたアベイラビリティ ステータス

Microsoft Outlook のステータス
Cisco Unified Presence のステータス

空き時間/仮の予定

応対可

ビジー

会議中

不在1

退席中2

退席中

1.Microsoft Oulook 2003 および 2007

2.Microsoft Outlook 2010

プレゼンス ゲートウェイのオプション

Cisco Unified Presence 上で予定表情報を交換するには、Microsoft Exchange サーバをプレゼンス ゲートウェイとして設定する必要があります。Exchange へのプレゼンス ゲートウェイは、ユーザのアベイラビリティ情報(予定表/会議ステータス)ステータスをユーザごとに反映するために Cisco Unified Presence サーバを有効にします。

制限事項

以下に、Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange を統合する場合の制限事項を示します。

1 つの WebDav サーバまたは複数の EWS サーバを設定できます。展開環境に WebDAV サーバと EWS サーバを混在させることは できません

1 台以上の EWS サーバを追加、更新、または削除できます(上限はありません)。ただし、[プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] ウィンドウの [トラブルシュータ(Troubleshooter)] は、設定した最初の 10 台までの EWS サーバのステータスのみを検証し、レポートするよう作られています。

この Cisco Unified Presence のリリースは、Microsoft Exchange 自動検出サービスをサポートしません。自動検出サービスでは、負荷分散機能がすでに CAS サーバに配置されていることが前提となっています。