Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Presence Release 6.0(1)
トレースの設定
トレースの設定
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

トレースの設定

トレース パラメータの設定

デバッグ トレース レベルの設定値

トレース出力設定値の説明とデフォルト値

関連項目

トレースの設定

[Trace Configuration]ウィンドウでは、Cisco Unified Presence の問題をトラブルシューティングするときにトレースするパラメータを指定できます。トレースする情報のレベル(デバッグ レベル)、トレース対象の情報(トレース フィールド)、およびトレース ファイルに関する情報(サービスごとのファイル数、ファイル サイズなど)を設定できます。1 つのサービスに対してトレースを設定することも、そのサービスに対するトレース設定をクラスタ内のすべてのサーバに適用することもできます。

さまざまなサービスのトレース ファイルにどの情報を記録するかを設定した後、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)で Trace & Log Central のオプションを使用してトレース ファイルを収集することができます。トレースを収集する方法の詳細については、「RTMT の トレース収集とログ集中管理」を参照してください。


) トレースを有効にすると、システム パフォーマンスが低下します。このため、トラブルシューティングを行う場合にだけトレースを有効にしてください。トレースの使用方法については、Cisco TAC にお問い合せください。


この章は、次の項で構成されています。

「トレース パラメータの設定」

「デバッグ トレース レベルの設定値」

「トレース出力設定値の説明とデフォルト値」

トレース パラメータの設定

この項では、Cisco Presence のサービスに対してトレース パラメータを設定する方法について説明します。

手順


ステップ 1 [Trace]>[Configuration] を選択します。

[Trace Configuration]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Server]ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定する対象のサービスが動作しているサーバを選択し、 [Go] をクリックします。

ステップ 3 [Service Group]ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定する対象のサービスのサービス グループを選択し、 [Go] をクリックします。

ステップ 4 [Service]ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定する対象のサービスを選択し、 [Go] をクリックします。


) ドロップダウン リスト ボックスに、すべての(アクティブおよび非アクティブの)サービスが表示されます。


選択したサービスのトレース パラメータが表示されます。


) このサービスに対してトラブルシューティング トレースを設定した場合、トラブルシューティング トレースが設定されていることを示すメッセージがウィンドウの上部に表示されます。ウィンドウでは、[Output Settings]以外のすべてのフィールドが無効になります。[Output Settings]を設定するには、ステップ 10 に進みます。トラブルシューティング トレースをリセットするには、「トラブルシューティング トレース設定値の設定」を参照してください。


ステップ 5 クラスタ内のすべての Cisco Unified Presence のサーバにトレースを適用する場合は、 [Apply to All Nodes] チェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [Trace On] チェックボックスをオンにします。

ステップ 7 [Debug Trace Level]ドロップダウン リスト ボックスから、「デバッグ トレース レベルの設定値」の説明に従って、トレースする情報のレベルを選択します。

ステップ 8 選択したサービスの[Trace Field]チェックボックス(たとえば Cisco UPS SIP Proxy Trace Fields)をオンにします。

ステップ 9 選択したサービスに複数のトレース フィールドが存在する場合(Cisco UP SIP プロキシ サービスなどの場合)は、有効にするトレース フィールドの横にあるチェックボックスをオンにします。Cisco UP SIP プロキシ サービスのトレース フィルタ設定の詳細については、 表5-1 を参照してください。

ステップ 10 トレース ファイルの数とサイズを制限するには、トレース出力設定を指定します。説明とデフォルト値については、 表5-3 を参照してください。

ステップ 11 トレース パラメータの設定を保存するには、 [Save] ボタンをクリックします。

Cisco Messaging Interface を除き、すべてのサービスに対するトレース設定の変更は、即時に有効になります。Cisco Messaging Interface に対するトレース設定の変更は、3~5 分以内に有効になります。


) デフォルトを設定するには、[Set Default]ボタンをクリックします。



 

 

表5-1 Cisco UP SIP プロキシ サービス パラメータのトレース フィルタの設定値

パラメータ
説明

Enable CTI Gateway Trace

このパラメータは、CTI ゲートウェイのトレースを有効にします。

Enable Parser Trace

このパラメータは、per-sipd チャイルド SIP パーサーの操作に関連するパーサー情報のトレースを有効にします。

Enable SIP TLS Trace

このパラメータは、TCP サービスによる SIP メッセージの TLS 転送に関連する情報のトレースを有効にします。

Enable Privacy Trace

このパラメータは、プライバシー要求に関連する PAI、RPID、および Diversion ヘッダーの処理についての情報のトレースを有効にします。

Enable Routing Trace

このパラメータは、Routing モジュールのトレースを有効にします。

Enable IPPM Trace

このパラメータは、IP Phone Messenger のトレースを有効にします。

Enable SIPUA Trace

このパラメータは、SIP UA アプリケーション モジュールのトレースを有効にします。

Enable SIP Message and State Machine Trace

このパラメータは、per-sipd SIP ステートマシンの操作に関連する情報のトレースを有効にします。

Enable SIP TCP Trace

このパラメータは、TCP サービスによる SIP メッセージの TCP 転送に関連する情報のトレースを有効にします。

Enable Authentication Trace

このパラメータは、Authentication モジュールのトレースを有効にします。

Enable Enum Trace

このパラメータは、ENUM モジュールのトレースを有効にします。

Enable Registry Trace

このパラメータは、Registry モジュールのトレースを有効にします。

Enable Method/Event Routing Trace

このパラメータは、Method/Event ルーティング モジュールのトレースを有効にします。

Enable CALENDAR Trace

このパラメータは、Calendar モジュールのトレースを有効にします。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

デバッグ トレース レベルの設定値

表5-2 に、サービスのデバッグ トレース レベルの設定値を示します。

 

表5-2 サービスのデバッグ トレース レベル

レベル
説明

Arbitrary

すべての Entry/Exit 状態に加えて、低いレベルのデバッグ情報をトレースします。


) Cisco UPS Presence Engine サービスまたは Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスに対して、通常の運用中にこのトレース レベルを使用しないでください。


Debug

すべての State Transition 状態に加えて、通常の運用中に発生するメディア レイヤ イベントをトレースします。

すべてのログ記録をオンにするトレース レベルです。

Detailed

すべての Arbitrary 状態に加えて、詳細なデバッグ情報をトレースします。


) Cisco UPS Presence Engine サービスまたは Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスに対して、通常の運用中にこのトレース レベルを使用しないでください。


Entry/Exit

すべての Significant 状態に加えて、ルーチンの Entry Point と Exit Point をトレースします。このトレース レベルを使用しないサービスもあります(たとえば、Cisco Presence は使用しません)。

Error

アラーム状態とイベントをトレースします。異常なパスで生成されたすべてのトレースに使用されます。最小限の CPU サイクルを使用します。

Fatal

アプリケーションの中止の原因となる、非常に重大なエラー イベントをトレースします。

Info

servlet の問題の大部分をトレースします。システムのパフォーマンスに対する影響は最小限です。

Significant

すべての State Transition 状態に加えて、通常の運用中に発生するメディア レイヤ イベントをトレースします。

Special

すべての Error 状態に加えて、プロセス メッセージとデバイス初期化メッセージをトレースします。

State Transition

すべての Special 状態に加えて、通常の運用中に発生するサブシステムの状態遷移をトレースします。

Warn

潜在的に有害な状況をトレースします。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トレース出力設定値の説明とデフォルト値

表5-3 に、トレース ログ ファイルの説明とデフォルト値を示します。


注意 Maximum No. of Files または Maximum File Size のいずれかのパラメータを変更すると、サービスが実行中の場合は、現在のファイルを除くすべてのサービス ログ ファイルが削除され、サービスがアクティブにされていない場合は、サービスが最初にアクティブにされたときにファイルが削除されます。ログ ファイルの記録を保存する場合は、Maximum No. of Files パラメータまたは Maximum File Size パラメータを変更する前に、必ずサービス ログ ファイルをダウンロードして別のサーバに保存してください。

 

表5-3 トレース出力設定値

フィールド
説明

Maximum number of files

このフィールドには、特定のサービスに対するトレース ファイルの合計数を指定します。Cisco Unified Presence は、各ファイルを識別するために、ファイル名にシーケンス番号を自動的に追加します(例:esp000005)。シーケンスの最後のファイルが満杯になると、トレース データは最初のファイルに上書きされます。デフォルト値は、サービスによって異なります。

Maximum file size (MB)

このフィールドには、トレース ファイルの最大サイズを MB 単位で指定します。デフォルト値は、サービスによって異なります。

追加情報

「関連項目」を参照してください。