Cisco Unified MeetingPlace Express コンフィギュレーション メンテナンス ガイド Release 2.0
ゲートキーパーを使用した Cisco Unified MeetingPlace Express のコー ル制御統合の設定
ゲートキーパーを使用した Cisco Unified MeetingPlace Express のコール制御統合の設定
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

ゲートキーパーを使用した Cisco Unified MeetingPlace Express のコール制御統合の設定

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合方法

ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定

Cisco Unified Communications Manager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加

Cisco Unified Communications Manager とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定

Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加

Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加

ゲートキーパーを使用した Cisco Unified MeetingPlace Express のコール制御統合の設定

この章の内容は、(音声、ビデオ、Web によるスケジュールされた会議や予約不要の会議に使用する)Cisco Unified MeetingPlace Express に適用されます。( アドホック会議 に使用する) Cisco Unified MeetingPlace Express VT には適用されません。


) Cisco Unified CallManager Release 4.3、Release 5.1、および Release 6.0 の名称は、それぞれCisco Unified Communications Manager Release 4.3、Release 5.1、および Release 6.0 に変更されました。

Cisco Unified CallManager Release 4.0、Release 4.1、Release 4.2、および Release 5.0 の名称は変更されていません。


 

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合方法」

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合

ここでは、H.323 環境で Cisco Unified MeetingPlace Express をコール制御デバイスに統合する際の推奨される方法について説明します。この方法には、外部ゲートキーパー デバイスを使用したコール アドミッション制御、帯域幅割り当て、ダイヤル パターン解決、マルチメディア ネットワークにおけるデバイスのレジストリの維持も含まれます。

コール処理を冗長化したクラスタ構成のコール制御デバイスの場合、ゲートキーパーがあればプライマリのコール制御デバイスがダウンしても Cisco Unified MeetingPlace Express でダイヤルアウト コールを完了できます。

Cisco Unified MeetingPlace Express では、ゲートキーパー経由で次のコール制御デバイスとの統合をサポートしています。

Cisco Unified Communications Manager

Cisco Unified Communications Manager Express

Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータ

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件

ゲートキーパーには、ゲートキーパーまたは Multimedia Conference Manager 機能をサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを搭載した Cisco ルータを使用すること。

Cisco Unified MeetingPlace Express とコール制御デバイスのバージョンに互換性があること。『 Release Notes for Cisco Unified MeetingPlace Express Release 2.0 』を参照してください。

Cisco Unified IP Phone が正しく接続され、コール制御デバイスのデータベースに追加されていること。

Cisco Unified IP Phone で内部コールおよび外部コールを送受信できること。

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合方法

必要なタスクはコール制御デバイスの種類によって異なります。タスクのロードマップについては、 表9-1 を参照してください。

 

表9-1 ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスでの Cisco Unified MeetingPlace Express 設定ロードマップ

タスク
参考資料

1. (オプション)コール制御デバイスにゲートキーパーを設定または定義していない場合は、ゲートキーパーを設定。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定」を参照してください。

2. 使用するコール制御デバイスを設定。

Cisco Unified Communications Manager と統合する場合は、「Cisco Unified Communications Manager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified Communications Manager とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」を参照してください。

3. Cisco Unified MeetingPlace Express を設定して、選択したコール制御デバイスと統合。

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」を参照してください。

ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定

ゲートキーパーにホスト名、ゾーン、およびテクノロジー プレフィクスが設定済みの場合、次のタスクは実行しないでください。

始める前に

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合」を参照してください。

制約事項

このタスクは、ゲートキーパーの Cisco IOS コマンドライン インタフェース(CLI)で実行します。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 インタフェース設定モードを入力します。

Router(config)# interface <タイプ番号>
 

ステップ 4 このゲートウェイで使用する IP アドレスとサブネット マスクを設定します。

Router(config-if)# ip address [<IP アドレス>] [<サブネット マスク>]
 

ステップ 5 (オプション)ファスト イーサネット インタフェースを設定する場合は、全二重・半二重を自動に設定して自動ネゴシエーション機能を指定します。ネットワークを構成するメディア(相手側ルータ、ハブ、スイッチなど)の種類や伝送速度など、環境上の要素に応じてゲートウェイが自動的に半二重または全二重で動作します。

Router(config-if)# duplex auto
 

ステップ 6 (オプション)ファスト イーサネット インタフェースを設定する場合は、このゲートウェイの速度を設定します。

Router(config-if)# speed auto
 

ステップ 7 このインタフェースを H.323 ゲートウェイ インタフェースに設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip interface
 

ステップ 8 このゲートウェイに、ゲートキーパーの名前と場所を定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip id [<ホスト名>] ipaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 9 このゲートウェイを関連付けられたゲートキーパーに指定できるよう、ゲートウェイの H.323 名を設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip h323-id <ホスト名>
 

ステップ 10 ゲートウェイがこのゲートキーパーを登録する際のテクノロジー プレフィクスを定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip tech-prefix <プレフィクス>
 

<プレフィクス>:テクノロジー プレフィクスとして使用する番号を定義します。テクノロジー プレフィクスは最長 11 文字です。必ずしも必要というわけではありませんが、多くの場合テクノロジー プレフィクスの最終桁には # 記号が使用されます。0 ~ 9 の数字、# 記号、およびアスタリスク(*)を使用します。

ステップ 11 現在のモードを終了します。

Router(config-if)# exit
 

ステップ 12 ゲートキーパー設定モードを入力します。

Router(config)# gatekeeper
 

ステップ 13 このゲートキーパーで対象とするゾーン名とドメイン名を設定します。

Router(config-gk)# zone local zone-name domain-name [<IP アドレス>] [<ポート>]
 

オプションで、ゲートキーパーにインタフェースの IP アドレスを指定できます。ゲートキーパーがゲートキーパー検出メッセージに応答すると、今後の通信にこのアドレスを使用するようエンドポイントまたはゲートウェイに通知されます。

Registration Admission Status(RAS)信号方式のゲートキーパー ポートを 1719 に設定します。これがデフォルトです。

ステップ 14 テクノロジー プレフィクス(またはゲートウェイタイプ プレフィクス)を設定します。

Router(config-gk)# gw-type-prefix <タイプ プレフィクス>
 

ステップ 15 特権 EXEC モードを終了して、設定セッションを終了します。

Router(config-gk)# end
 


 

次の Cisco IOS 設定の例では、ゲートキーパー ルータのホスト名 gk-1.example.com がゾーン名でもあります。必須ではありませんが、両方とも同じ名前であれば管理が簡単です。

!
interface FastEthernet0/0
ip address 1.1.100.200 255.255.0.0
duplex auto
speed auto
h323-gateway voip interface
h323-gateway voip id gk-1 ipaddr 10.1.100.200 1719
h323-gateway voip h323-id ipipgw_core
h323-gateway voip tech-prefix 1#
!
gatekeeper
zone local gk-1.example.com 1.1.100.200
gw-type-prefix 1#* default-technology
!

ヒント

次の手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細については、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

ゲートキーパー、ゾーン、およびテクノロジー プレフィクスの概念については、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS H.323 Configuration Guide』を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加

ここでは、ゲートキーパーを使用して H.323 環境の Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified MeetingPlace Express を統合する方法について説明します。

Cisco Unified Communications Manager にゲートキーパーが定義済みの場合は、このタスクを実行しないでください。「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。

始める前に

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定」記載のタスクをすべて実行します。

制約事項

タスクの実行は、Cisco Unified Communications Manager の [Administration] ページで行います。ページの内容とメニューは Cisco Unified Communications Manager のリリースによって異なるため、より正確な手順については、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプを参照してください。次の手順は、Cisco Unified CallManager Release 4.1 のものです。


) Cisco Unified CallManager Release 4.3、Release 5.1、および Release 6.0 の名称は、それぞれCisco Unified Communications Manager Release 4.3、Release 5.1、および Release 6.0 に変更されました。

Cisco Unified CallManager Release 4.0、Release 4.1、Release 4.2、および Release 5.0 の名称は変更されていません。

この手順での Cisco Unified CallManager は、Cisco Unified CallManager と Cisco Unified Communications Manager の両方を指します。


 

手順


ステップ 1 http://<ccm サーバ>/ccmadmin/main.asp にアクセスします。<ccm サーバ> には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者のユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の手順で、Cisco Unified CallManager データベースにゲートキーパーを追加します。

a. [Device] > [Gateway] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Gatekeeper] をクリックします。

c. 表9-2 の各フィールドを設定します。

 

表9-2 Cisco Unified CallManager に新規ゲートキーパーを追加するためのフィールド

Gatekeeper Configuration フィールド
アクション

Host Name/IP Address

(ゲートキーパーの IP アドレスまたはホスト名)

次のいずれかを入力。

ゲートキーパーのホスト名。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定」ステップ 13 で入力したゲートキーパーの IP アドレス。

Enable Device

(Cisco Unified CallManager にこのゲートキーパーを登録可能にする)

このチェックボックスがオンになっていることを確認。

d. [Insert] をクリックします。

e. [Reset Gatekeeper] をクリックして、変更内容を反映します。

ステップ 4 次の手順で、ゲートキーパーに新規トランクを追加します。

a. [Device] > [Trunk] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Trunk] をクリックします。

c. [Trunk type] フィールドで、[H.225 Trunk (Gatekeeper Controlled)] を選択します。

d. [Device Protocol] フィールドで、[H.225] を選択します。

e. [Next] をクリックします。

f. 表9-3 の各フィールドを設定します。

 

表9-3 Cisco Unified CallManager に新規トランクを追加するためのフィールド

[Trunk Configuration] ページのフィールド
アクション
デバイス情報

Device Name

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの名前や IP アドレスなど、このトランクに固有の識別子を入力。

ゲートキーパー情報

Gatekeeper Name

ステップ 3c. で [ Host Name/IP Address ] フィールドに入力した名前または IP アドレスを選択。

Terminal Type

[Gateway] を選択。

Technology Prefix

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定」ステップ 14 で <タイプ プレフィクス> 引数に入力した値と同じものを入力。

Zone

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定」ステップ 13 で <ゾーン名> 引数に入力した値と同じものを入力。

g. [Trunk Configuration] ページのその他すべての必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせて適切に設定してください。各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、またはCisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

h. [Insert] をクリックします。

i. [Reset Trunk] をクリックして、変更内容を反映します。

ステップ 5 次の手順で、ゲートキーパーを使用して新規ルート パターンを Cisco Unified MeetingPlace Express に追加します。

a. [Route Plan] > [Route/Hunt] > [Route Pattern] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Route Pattern] をクリックします。

c. 表9-4 の各フィールドを設定します。

 

表9-4 Cisco Unified CallManager の新規ルート パターン追加用フィールド

[Route Pattern Configuration] ページのフィールド
アクション

Route Pattern

Cisco Unified MeetingPlace Express へのダイヤルイン番号を入力。スペースは使用できません。

Gateway or Route List

ステップ 4f. でトランク用に入力した Device Name と一致する値を選択。

d. [Insert] をクリックします。

ステップ 6 次の手順で、ゲートキーパーを設定します。

a. [System] > [Service Parameters] > [Server: Select Publisher IP] > [Service: Cisco Unified CallManager] の順にクリックします。

b. [Send Product ID and Version ID] フィールドを [True] に設定します。

c. [Save] をクリックします。

ステップ 7 (オプション)Cisco Unified MeetingPlace Express のアクセス番号を複数持っている場合は、アクセス番号ごとにステップ 5 を繰り返してください。これには、直接会議ダイヤルイン番号のほか、[Usage Configuration] ページで入力した電話番号が含まれます。

ステップ 8 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。


 

Cisco Unified Communications Manager とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定

ここでは、ゲートキーパーを経由して Cisco Unified Communications Manager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータを、Cisco Unified MeetingPlace Express に統合する方法について説明します。

この項目は、次の 2 つのタスクに分かれます。

「Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加」

「Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定」

Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加

始める前に

Cisco IOS ルータにすでにゲートキーパーが定義されている場合は、このタスクは実行しないでください。「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件」を参照してください。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの指定」記載のタスクをすべて実行します。

制約事項

このタスクは、ルータの Cisco IOS コマンドライン インタフェース(CLI)で実行します。次の手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細については、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 インタフェース設定モードを入力します。

Router(config)# interface <タイプ番号>
 

ステップ 4 このゲートウェイで使用する IP アドレスとサブネット マスクを設定します。

Router(config-if)# ip address [<IP アドレス>] [<サブネット マスク>]
 

ステップ 5 (オプション)ファスト イーサネット インタフェースを設定する場合は、全二重・半二重を自動に設定して自動ネゴシエーション機能を指定します。ネットワークを構成するメディア(相手側ルータ、ハブ、スイッチなど)の種類や伝送速度など、環境上の要素に応じてゲートウェイが自動的に半二重または全二重で動作します。

Router(config-if)# duplex auto
 

ステップ 6 (オプション)ファスト イーサネット インタフェースを設定する場合は、このゲートウェイの速度を設定します。

Router(config-if)# speed auto
 

ステップ 7 このインタフェースを H.323 ゲートウェイ インタフェースに設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip interface
 

ステップ 8 このゲートウェイに、ゲートキーパーの名前と場所を定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip id [<ホスト名>] ipaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 9 このゲートウェイを関連付けられたゲートキーパーに指定できるよう、ゲートウェイの H.323 名を設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip h323-id <ホスト名>
 

ステップ 10 ゲートウェイがこのゲートキーパーを登録する際のテクノロジー プレフィクスを定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip tech-prefix <プレフィクス>
 

<プレフィクス>:テクノロジー プレフィクスとして使用する番号を定義します。テクノロジー プレフィクスは最長 11 文字です。必ずしも必要というわけではありませんが、多くの場合テクノロジー プレフィクスの最終桁には # 記号が使用されます。0 ~ 9 の数字、# 記号、およびアスタリスク(*)を使用します。

ステップ 11 このゲートウェイに使用するソース IP アドレスを設定します。このコマンドは、ゲートウェイからこの IP アドレスまでのすべての H.323 メッセージをバインドします。

Router(config-if)# h323-gateway voip bind srcaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 12 現在のモードを終了します。

Router(config-if)# exit
 

ステップ 13 「Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定」に進みます。


 

次の例は、IP アドレス 1.1.100.1 を持つ Cisco IOS 音声ゲートウェイと、IP アドレス 1.1.100.200 を持つゲートキーパー gk-1 間の統合を示しています。

interface FastEthernet0/0
ip address 1.1.100.1 255.255.255.0
duplex auto
speed auto
h323-gateway voip interface
h323-gateway voip id gk-1 ipaddr 1.1.100.200 1719
h323-gateway voip h323-id cme1
h323-gateway voip tech-prefix 1#
h323-gateway voip bind srcaddr 1.1.100.1

Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定

ここでは、ダイヤル ピアを設定して、コール制御デバイスで Cisco Unified MeetingPlace Express にコールをルーティングする方法について説明します。ダイヤル プランを実装して IP パケット ネットワーク経由で音声サービスを提供するには、ダイヤル ピアの設定が重要です。ダイヤル ピアの用途は、コールの発信元エンドポイントと着信先エンドポイントの識別、およびコール接続での各コール レッグに適用する特徴の定義です。

始める前に

「Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件」を参照してください。

「Cisco Unified Communications Manager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加」記載のタスクをすべて実行します。

制約事項

このタスクは、ルータの Cisco IOS コマンドライン インタフェース(CLI)で実行します。次の手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細については、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 ダイヤル ピアの音声設定モードを入力し、リモート Voice over IP(VoIP)ダイヤルピアを定義します。

Router(config)# dial-peer voice <番号> voip
 

<番号>:ダイヤル ピアで識別できる 1 桁以上の番号。1 ~ 2147483647 まで入力できます。

voip :IP ネットワークで音声カプセル化に使用する VoIP ピアを指定します。

ステップ 4 Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのコールをルーティングします。

Router(config-dialpeer)# destination-pattern <ディジット>
 

<ディジット>:宛先パターンと同じ番号です。

ステップ 5 (オプション)このインタフェースの接続先を示すコメントまたは説明を設定します。

Router(config-dialpeer)# description <文字列>
 

ステップ 6 Registration Admission Status(RAS)信号方式を使用できるよう、このダイヤル ピアにネットワーク固有のアドレスを指定します。

Router(config-dialpeer)# session target ras
 

ステップ 7 Dual Tone MultiFrequency(DTMF)リレーを使用して DTMF 番号を転送するルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# dtmf-relay h245-alphanumeric
 

ステップ 8 特定のコーデックを使用するルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# codec [g711ulaw | g711alaw | g729 ]
 

ステップ 9 このダイヤル ピアでのコールには、音声アクティビティ検出(VAD)をオフにします。

Router(config-dialpeer)# [no] vad
 

ステップ 10 現在のモードを終了します。

Router(config-dialpeer)# exit
 

ステップ 11 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。


 

次の例は、RAS を使用してプライマリ Cisco Unified MeetingPlace Express の番号と代替 Cisco Unified MeetingPlace Express の番号にコールを誘導するよう設定されたダイヤル ピアを示します。

!
dial-peer voice 1 voip
destination-pattern 7777
description MP express main number
session target ras
dtmf-relay h245-alphanumeric
codec g711ulaw
no vad
!
dial-peer voice 2
voip destination-pattern 7000
description MP express alternate number
session target ras
dtmf-relay h245-alphanumeric
codec g711ulaw
no vad

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加

始める前に

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合」を参照してください。

次のタスクのいずれかを実行して、コール制御デバイスを設定します。

Cisco Unified Communications Manager と統合する場合は、「Cisco Unified Communications Manager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified Communications Manager とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」を参照してください。

[H.323 Configuration] ページのパラメータを変更すると、Cisco Unified MeetingPlace Express によってコール制御デバイスとの H.323 信号が再初期化されます。再初期化には最大で 2 分ほどかかりますが、その間にコールや音声会議に支障が生じることがあります。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインして、[Administration] をクリックします。

ステップ 2 [System Configuration] > [Call Configuration] > [H.323 Configuration] の順にクリックします。

ステップ 3 表9-5 の各フィールドを設定します。

 

表9-5 ゲートキーパーを使用した統合に Cisco Unified MeetingPlace Express に必要な H.323 の設定

H.323 Configuration ページのフィールド
設定値(必須)

H.323 enabled

Yes

Local H.323 port

1720

Use gatekeeper

Yes

Gatekeeper

ゲートキーパー IP アドレス

ステップ 4 [Save] をクリックします。

ステップ 5 [System Configuration] > [Call Configuration] > [Dial Configuration] の順にクリックします。

ステップ 6 [ Outdials ] フィールドを [H.323] に設定します。

ステップ 7 [Save] をクリックします。

ステップ 8 Cisco Unified MeetingPlace Express システムにアクセスする電話番号に他の電話機から電話をかけて、この統合をテストします。「Cisco Unified MeetingPlace Express へようこそ」のメッセージが再生されます。


 

関連項目

「フィールド リファレンス:H.323 設定」

「フィールド リファレンス:ダイヤルの設定」