Cisco Unified MeetingPlace Express コンフィギュレーション メンテナンス ガイド Release 2.0
Cisco Unified MeetingPlace Express のコマンドライン インタフェース (CLI)の使用方法
Cisco Unified MeetingPlace Express のコマンドライン インタフェース(CLI)の使用方法
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified MeetingPlace Express のコマンドライン インタフェース(CLI)の使用方法

CLI へのログイン方法

コンソールからの CLI へのログイン

SSH を使用した CLI へのログイン

CLI コマンドの操作方法

オペレーティング システムの CLI コマンドの実行

アプリケーションの CLI コマンドの実行

Cisco Unified MeetingPlace Express のコマンドライン インタフェース(CLI)の使用方法

この章の内容は、(音声、ビデオ、Web によるスケジュールされた会議や予約不要の会議に使用する)Cisco Unified MeetingPlace Express に適用されます。( アドホック会議 に使用する) Cisco Unified MeetingPlace Express VT には適用されません。

「CLI へのログイン方法」

「CLI コマンドの操作方法」

Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インタフェース)は、管理センターでは実行できない機能のコマンドを実行するために使用します。CLI にログインできるのは、次のユーザです。

root ユーザ。最大の権限を持ちます。root のユーザ レベルになるには、mpxadmin ユーザとしてログインし、コマンド ラインに su と入力します。


注意 セキュリティの観点から、直接 root ユーザとしてログインすることはお勧めしません。Cisco Unified MeetingPlace Express の環境では、root ユーザまたは mpxadmin ユーザのパスワードをリセットする必要がある場合、情報取り込みレポートを実行する必要がある場合、またはシステムのアンインストールが必要な場合にのみ、root ユーザとしてログインすることをお勧めします。

mpxadmin ユーザ。可能な場合は常にこちらを使用してください。

CLI へのログイン方法

「コンソールからの CLI へのログイン」

「SSH を使用した CLI へのログイン」

コンソールからの CLI へのログイン

コンソールとは、Cisco Unified MeetingPlace Express システムがインストールされている Cisco MCS サーバに直接接続されたモニタとキーボードのことです。

mpxadmin ユーザまたは root ユーザの ID のいずれかを使用して、コンソールから CLI にログインできます。これは、root ユーザとして直接ログインする唯一の方法です。オペレーティング システムの CLI コマンドをここに入力できます。

制限事項

CLI とそのコマンドは、英語でのみ使用できます。CLI には、標準 ASCII の 128 文字のみを入力できます。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express オペレーティング システムをインストールした Cisco MCS サーバに接続されているモニタに移動します。Cisco Unified MeetingPlace Express オペレーティング システムのログインページが表示されます。

ステップ 2 ユーザ名として、「mpxadmin」と入力します。

ステップ 3 mpxadmin ユーザのパスワードを入力します。このパスワードは、インストール時に設定したものです。Cisco Unified MeetingPlace Express オペレーティング システムのデスクトップが表示されます。

ステップ 4 デスクトップで右クリックして、[New Terminal] を選択します。

コマンド ウィンドウが表示されます。コマンドの入力を開始できます。これは Linux オペレーティング システムなので、コマンドはすべて、Linux のコマンドまたはCisco Unified MeetingPlace Express オペレーティング システムのCLI コマンドである必要があります。オペレーティング システムの CLI コマンドの詳細については、「オペレーティング システムの CLI コマンドの実行」を参照してください。

ステップ 5 コマンド ウィンドウでの操作が終わったら、 exit と入力するか、ウィンドウの右上隅にある [X] ボタンをクリックします。


) 操作が終わったら、必ず Cisco Unified MeetingPlace Express オペレーティング システムからログアウトしてください。



 

SSH を使用した CLI へのログイン

SSH を使用してリモートで CLI にログインできるのは mpxadmin ユーザのみです。必要に応じて、後から su と入力して root ユーザに切り替えることができます。

制限事項

CLI とそのコマンドは、英語でのみ使用できます。CLI には、標準 ASCII の 128 文字のみを入力できます。

始める前に

SSH を使用してリモートで CLI にログインするには、Windows SSH クライアントなど、設定不可の端末エミュレーション プログラムによるリモート接続が必要です。

ここで、SSH を使用して CLI にログインする方法の例を示します。SSH を使用したログイン方法は他にもあります。これは単なる一例です。

手順


ステップ 1 コンピュータで、[スタート] >[プログラム] > [SSH Secure Shell] > [Secure Shell Client] の順にクリックします。

ステップ 2 [Quick Connect] をクリックします。

ステップ 3 [Connect to Remote Host] ダイアログボックスに、次の値を入力します。

フィールド

Host Name

Cisco Unified MeetingPlace Express システムの IP アドレス。

User Name

mpxadmin

Port number

22

Authentication Method

<プロファイルの設定> をそのまま使用

ステップ 4 [Connect] をクリックします。

ステップ 5 [Enter Password] ダイアログボックスに、mpxadmin ユーザのパスワードを入力します。このパスワードは、インストール時に設定したものです。

ステップ 6 [OK] をクリックします。

コマンドラインが表示され、コマンドを入力することができます。


 

CLI コマンドの操作方法

Cisco Unified MeetingPlace Express システムの CLI では、オペレーティング システムの CLI コマンドとアプリケーションの CLI コマンドの 2 種類を実行できます。

「オペレーティング システムの CLI コマンドの実行」

「アプリケーションの CLI コマンドの実行」

オペレーティング システムの CLI コマンドの実行

オペレーティング システムの CLI コマンドは、 表19-1 に記載されています。

 

表19-1 オペレーティング システムの CLI コマンド

コマンド
説明

mpx_sys

これは、「マスター」コマンドで、その他すべての「mpx_」コマンドを含みます。

このコマンドでは、Cisco Unified MeetingPlace Express のすべてのサービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_sys {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_app

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべてのアプリケーション サービスの開始、停止、または再開を行います。 swstatus コマンドと似ています。

シンタックス: mpx_app {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_db

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべてのデータベース サービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_db {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_lm

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべてのライセンス マネージャ サービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_lm {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_si

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべてのシステム インフラストラクチャ サービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_si {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_snmp

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべての SNMP サービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_snmp {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_tomcat

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべての Tomcat サービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_tomcat {start | stop | restart | status} [-v]

mpx_version

システムに現在インストールされている Cisco Unified MeetingPlace Express のすべてのバージョンをリストします。

シンタックス: mpx_version

mpx_webconf

Cisco Unified MeetingPlace Express のすべての Web 会議サービスの開始、停止、または再開を行います。

シンタックス: mpx_webconf {start | stop | restart | status} [-v]

root ユーザとしてログインしていない場合は、これらのコマンドを実行する前に sudo と入力する必要があります。たとえば、アプリケーション サービスをすべて停止するには、コマンドラインに移動して次のコマンドを入力します。

sudo ./mpx_app stop

上の例では、現在の場所が /etc/init.d ディレクトリであると仮定しています。現在の場所がそのディレクトリではない場合のコマンドは、次のとおりです。

sudo /etc/init.d/mpx_app stop


注意 mpx_appmpx_dbmpx_simpx_tomcat、または mpx_webconf のコマンドを使用してサービスの開始または停止を行うと、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバで予期しない結果が発生する可能性があります。これらのコマンドは、Cisco TAC により明確に指示された場合以外は実行しないでください。

サービスの中には他のサービスに依存しているものもあるので、mpx コマンドを個別に実行する場合は、次の順序で実行する必要があります。

mpx_si

mpx_db

mpx_lm

mpx_app

mpx_webconf

mpx_tomcat

アプリケーションの CLI コマンドの実行

表19-2 にアプリケーションの CLI コマンドを示します。

 

表19-2 アプリケーションの CLI コマンド

コマンド
説明

activity

すべてのポート、または一部の範囲のポートについて、簡易、詳細、完全なステータスを表示します。テスト コールの発信と全会議の表示ができます。

シンタックス: activity

alarm

システムで重要度が最高のエラーを発生回数と共に表示します。

シンタックス: alarm

ccamon

コール制御エージェントを監視します。コールの統計値の表示、およびログ追跡レベルの設定ができます。

シンタックス: ccamon

checklic

インストール済みのライセンスのタイプと数を表示します。


) この情報を処理するために、最大 15 秒かかることがあります。


シンタックス: checklic

clearalarm

アラーム テーブルのアラームすべて、または指定したアラームのみを消去します。

アラーム テーブルに重要度が高のアラームがある場合は、アラーム テーブルからそれらのアラームがすべて削除されるまで、再起動のたびにシステム管理者を呼び出すようにシステムを設定できます。詳細については、「メジャー アラームがある場合にシステムからコールを発信する設定」を参照してください。

システム管理者を呼び出すように設定されている場合にこのコマンドを実行すると、その呼び出しが停止されます。

シンタックス: clearalarm <アラーム番号> | all

cptrace

コール処理追跡ログの選択部分をリストします。

シンタックス: cptrace

errorlog

次の情報と共にエラー メッセージを表示します。

エラーの発生日

エラーの発生時刻

重要度(高、低、参考、または警告)

例外コード

簡単な説明

シンタックス: errorlog

eventlog

コール処理追跡ログを表示します。 cptrace コマンドと似ています。

シンタックス: eventlog

exc

errorlog コマンドの出力にリストされた例外コードの意味を表示します。

シンタックス: exc [-v] <例外コード>

infocap

一定期間について、設定の詳細とログをシステムから取り込みます。出力ファイルは zip ファイルで、/tmp ディレクトリに保存されます。情報を取り込んだ後、正確な場所が示されます。


) この情報は、「システム情報採取(Infocap)ログの表示」の手順でも取得できます。この CLI コマンドは、Cisco Unified MeetingPlace Express の管理センターから情報が得られない場合にのみ使用してください。


制約事項:このコマンドを実行するには、root ユーザとしてログインする必要があります。

シンタックス: infocap -b <開始日時> -e <終了日時>


) 開始日時と終了日時は、[YY]MMDDHHMM の形式である必要があります。YY はオプションで、指定しない場合は現在の年が使用されます。


langinfo

インストール済みのロケールのすべてについて、次の情報を表示します。

ロケール ID

言語コード

ロケールの順序

ロケール名

国コード

ロケールのバージョン番号

シンタックス: langinfo

mtginfo

指定した会議の情報を表示します。次のいずれかに基づいて、会議を検索します。

一意の会議 ID(例:125)(この番号は cptrace -C errorlog などの特定コマンドで出力され、会議を一意に示します)。

会議 ID(例:1278)。オプションで、時刻を示す任意の引数を使用できます。

一意のユーザ ID(例:0x65)(この番号は userinfo などの特定コマンドで出力され、ユーザを一意に示します)。ユーザが参加した、または招待された会議をすべて検索します。

アクティビティ。アクティブな会議のみを検索します。

時刻。-t 引数を使用した場合はその時刻に有効な会議すべて、-s と -e の引数を両方使用した場合はその時刻間で有効な会議すべてを検索します。

シンタックス: mtginfo -a <時刻> -c <一意の会議 ID> -e <終了時刻> -m <会議 ID> -s <開始時刻> -t <時刻> -u <一意の会議 ID>


) 開始と終了の時刻は、YYMMDDHHMM の形式にする必要があります。パラメータはすべてオプションです。指定しないパラメータがある場合は、シンタックスの後ろから処理されます。


例:

mtginfo -m 1234 :現在の時刻で ID が 1234 の会議を検索します。

mtginfo -m 1234 -t 11 :現在の時刻から 11 分後において ID が 1234 の会議を検索します。

mtginfo -m 1234 -t 1111111111 :2011 年 11 月 11 日の午前 11:11 において、ID が 1234 の会議を検索します。

mtginfo -a 1430 :本日午後 2:30 にアクティブな会議を検索します。

mtginfo -s 1430 -e 1530 :本日午後 2:30 ~ 3:30 の間に開始または終了する会議を検索します。

mtginfo -c 123 :一意の会議 ID 123 を持つ会議を検索します。

mtginfo -u 123 -t 1111 -e 1211 :一意のユーザ ID 123 を持つユーザが本日午前 11:11 ~ 午後 12:11 の間に招待された会議を検索します。

net

現在のネットワーク設定をリストし、システムをインストールした後にそれらの設定を変更できます。変更内容の多くは、システムの再起動後に有効になります。

net コマンドは、次の項目の設定に使用します。

ポート設定パラメータ(プライマリ IP アドレス、サブネット マスク、セカンダリ IP アドレス、デフォルトのゲートウェイ、MTU など)、およびリンク パラメータ(自動ネゴシエーション、転送速度、全二重/半二重)

ホスト名

ドメイン名

DNS サーバ

NTP サーバ

スタティック ルート

シンタックス: net

SSLUtil

システムの SSL を設定します。次の項目を含みます。

現在の SSL 設定の表示

SSL の無効化と有効化

SSL 設定のバックアップと復元

シンタックス: SSLUtil

swstatus

Cisco Unified MeetingPlace Express の情報を表示します。次の情報が含まれます。

バージョン番号

システム モード

電源のステータス

メモリにロードされたソフトウェア モジュール、そのバージョン番号とステータスのリスト

シンタックス: swstatus

taccli

ミキサーのステータスの詳細、アクティブな会議、参加者の詳細、および全般の統計値を表示します。次の情報が含まれます。

Cisco Unified MeetingPlace Express の要求の統計値

1 チャネルまたは全チャネルの統計値、またはステータス

1 つの会議または全会議の統計値、または詳細情報

ミキサーのステータス、要求のエラー、およびミキサーのリターン コード テーブル

次の操作も行います。

Cisco Unified MeetingPlace Express の要求の統計値のリセット

追跡の有効化と無効化

現在の日時の表示

チャネルの RTP 記録の開始と停止

シンタックス: taccli

userinfo

指定したユーザの情報を表示します。次のいずれかに基づいて、ユーザを検索します。

テキスト形式のユーザ ID(例:jsmith)

プロファイル番号(例:987-6543)

一意のユーザ ID(例:0x65)。一意のユーザ ID は特定コマンドで出力されます。ユーザが一意に示されますが、ユーザ名は表示されません。

シンタックス: userinfo <ユーザ ID> | < プロファイル番号> | < 一意のユーザ ID >

userutil

ユーザ プロファイルについて、次の管理機能を実行します。

指定したユーザのユーザ ID、ユーザ名、およびプロファイル番号の表示

ユーザ プロファイルのアクティブ、非アクティブ、ロック、またはグループ デフォルトの設定

制約事項:admin ユーザは、非アクティブ、ロック、またはグループ デフォルトに設定できません。

ユーザのパスワード(エンドユーザ インタフェースまたは管理センターに使用)、またはユーザ プロファイルのパスワード(電話インタフェースに使用)のリセッ

シンタックス: userutil {-qpNailg} <ユーザ ID>[<パスワード>]


) <パスワード> パラメータが必要なのは、-p または -N の引数を使用する場合のみです。


xlatinfo

自動参加機能で使用され、次の機能を実行します。

自動参加変換テーブルの印刷

機能のテストに使用できる、異なる番号の出力表示

シンタックス: xlatinfo