Cisco Unified MeetingPlace Express コンフィギュレーション メンテナンス ガイド Release 1.2
Cisco Unified MeetingPlace Express 用コール制御統合の設定
Cisco Unified MeetingPlace Express 用コール制御統合の設定
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified MeetingPlace Express 用コール制御統合の設定

Cisco Unified CallManager との統合について

ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定

Cisco Unified CallManager の設定:ゲートウェイとルート パターンの追加

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:Cisco Unified CallManager への接続

Cisco Unified IP Phone サービスについて

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのセキュリティについて

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ名とパスワードの要件について

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの言語の要件について

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの設定

外部ディレクトリによるユーザ認証について

外部ディレクトリによるユーザ認証要件

外部ディレクトリによるユーザ認証の制約事項

外部ディレクトリから認証する際のユーザ プロファイル設定

外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 4.x

外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 5.x

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合に必要なタスク

H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定

H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ゲートウェイの追加

H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:標準 H.323 コール制御デバイスへの接続

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合に必要なタスク

ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別

Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加

SIP 環境での統合について

SIP 環境での統合の前提条件

SIP 環境での統合の Cisco Unified CallManager の制約事項

SIP 環境での統合に必要なタスク

Cisco Unified CallManager の設定:SIP トランクとルート パターンの追加

Cisco Unified CallManager Release 4.1 への SIP トランクとルート パターンの追加

Cisco Unified CallManager Release 5.x への SIP トランクとルート パターンの追加

Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加

Cisco Gateway で Voice over IP(VoIP)サービスをシャット ダウンまたは有効にする

SIP サーバ サポートの設定

SIP ゲートウェイ ステータスの確認

音声ダイヤル ピアに対する SIP サポートの設定

Cisco SIP プロキシ サーバの設定

Cisco SIP プロキシ サーバの設定:Cisco Unified MeetingPlace Express のサブスクライバとしての追加

Cisco SIP プロキシ サーバの設定:ルートの設定

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:SIP トランクを経由したコール制御デバイスへの接続

Cisco Unified MeetingPlace Express 用コール制御統合の設定

改訂: 2006 年 10 月 18 日、OL-12185-01-J

 

この章では、Cisco Unified MeetingPlace Expressを経由して、コールをルーティングできる特定のコール制御デバイスをシステムに統合する方法について説明します。この項の内容は、次のとおりです。

「Cisco Unified CallManager との統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

「SIP 環境での統合について」

この章の内容は、Cisco Unified MeetingPlace Express システムにのみ適用されます。Cisco Unified MeetingPlace Express VT システムには適用されません。

Cisco Unified CallManager との統合について

Cisco Unified MeetingPlace Express および IP テレフォニー ネットワークで、コール制御などのサービスを行うには、Cisco Unified CallManager を使用することをお勧めします。

 

表7-1 Cisco Unified MeetingPlace Express と Cisco Unified CallManager との統合のオプションおよび機能

統合オプション
参照情報
コール制御の環境オプション

(推奨)ゲートキーパーを使用した H.323 環境での統合

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

ゲートキーパーを使用しない H.323 環境での統合

「ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定」

SIP 環境での統合

「SIP 環境での統合について」

機能とサービスのオプション

Cisco Unified MeetingPlace Express Cisco Unified IP Phone のサービス

「Cisco Unified IP Phone サービスについて」

外部ユーザの認証

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

音声、ビデオ、Web のアド ホック会議

「アドホック会議についての情報」

この項の内容は、次のとおりです。

「ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定」

「Cisco Unified IP Phone サービスについて」

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定

この項目では、H.323 環境で Cisco Unified CallManager と Cisco Unified MeetingPlace Express を統合する方法について説明します。 この方法では、Cisco Unified MeetingPlace Express が Cisco Unified CallManager に接続するゲートウェイとして構成されます。 このセットアップでは、ゲートキーパーは使用しません。


) コール処理を冗長化したクラスタ構成の Cisco Unified CallManager の場合、プライマリ Cisco Unified CallManager サーバがダウンすると、ゲートキーパーがなければ Cisco Unified MeetingPlace Express はダイヤルアウト コールを完了できなくなります。 ゲートキーパーを使用する Cisco Unified CallManager 統合については、「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」を参照してください。


前提条件

Cisco Unified CallManager のリリースと Cisco Unified MeetingPlace Express のリリースに互換性があること。 Cisco Unified MeetingPlace Express のリリース ノートを参照してください。

IP テレフォニー ネットワークが設定されており、正しく機能していること。
例:

Cisco Unified IP Phone が正しく接続され、Cisco Unified CallManager データベースに追加されていること。

Cisco Unified IP Phone で、内部コールおよび外部コールを送受信できること。

必要なタスク

H.323 環境で、ゲートキーパーを使用せずに Cisco Unified MeetingPlace Express を Cisco Unified CallManager と統合するには、次のタスクを完了させておいてください。

「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートウェイとルート パターンの追加」

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:Cisco Unified CallManager への接続」

Cisco Unified CallManager の設定:ゲートウェイとルート パターンの追加

この項目では、Cisco Unified CallManager 設定データベースで、Cisco Unified MeetingPlace Express をゲートウェイに指定する方法について説明します。 また、電話番号とゲートウェイを関連付けることにより、Cisco Unified CallManager で Cisco Unified MeetingPlace Express にコールをルーティングできるようにする方法についても説明します。 この関連付けをルート パターンと呼びます。

開始する前に

「ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定」 前提条件 などを参照してください。

このタスクは、Cisco Unified CallManagerの管理ページで実行するタスクです。 ページ内容とメニューは Cisco Unified CallManager のリリースによって異なるため、ここに記載した手順よりも正確な手順については、Cisco Unified CallManager の管理のオンライン ヘルプを参照してください。 次の手順は、Cisco Unified CallManager のリリース 4.1 のものです。

手順


ステップ 1 http://<ccm サーバ>/ccmadmin/main.asp にアクセスします。ここで <ccm サーバ> には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者ユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の操作を行って、Cisco Unified CallManager データベースにゲートウェイを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Device] > [Gateway] の順にクリックします。

b. このページの右上隅にある [Add a New Gateway] をクリックします。

c. [H.323 Gateway] のタイプを選択します。

d. [H.225] デバイス プロトコルを選択します。

e. [Next] をクリックします。

f. 表7-2 に説明したとおりに、[Gateway Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-2 Cisco Unified CallManager に新規ゲートウェイを追加するためのフィールド

Gateway Configuration のフィールド
アクション

Device Name

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのポート 1(eth0)の IP アドレスまたはホスト名を入力します。

DNS を使用する場合は、mpx-server.example.com のように、完全修飾ドメインでサーバの完全な名前を入力します。

Description

Cisco Unified CallManager に接続する他のサーバと区別するために、このゲートウェイに簡単な説明文を入力します。

Device Pool

デバイス プールが何も定義されていない場合は、[Default] を選択します。

Cisco Unified CallManager の配置でユーザ定義のデバイス プールを使用する場合、会議ゲートウェイと互換性のあるコーデックが設定されたリージョン用のデバイス プールを新規作成するか、または既存のデバイス プールを選択してください。 現段階で Cisco Unified MeetingPlace Express がサポートしているのは、G.711 オーディオ コーデックのみです。

このデバイスに対してデバイス プールで指定するプロパティには、[Cisco Unified CallManager Group]、[Date/Time Group]、[Region] などがあります。

Location

ロケーションが定義されていない場合は、デフォルト値の 「None」のままにしてください。

Cisco Unified CallManager の配置でユーザ定義のロケーションを使用している場合は、このフィールドが WAN の QoS 設定と競合しないよう設定してください。 企業 WAN 内で会議ゲートウェイを示すロケーションを新規作成するか、または既存のロケーションを選択してください。

ロケーションによって、このロケーションから送受信されるコールの総帯域幅が決まります。 ロケーションを「None」に設定すると、このデバイスで消費する帯域幅を把握できなくなります。

Signaling Port

デフォルト値の「1720」のままにしておいてください。

Media Termination Point Required

このチェックボックスはオフにしてください。

G.711 以外のエンドポイントで会議に参加する場合のみ、このメディア ターミネーション ポイント(MTP)が必要です。 この場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバと関連付けられているメディア リソース グループ リスト(MRGL)にトランスコーダがあること、かつ、トランスコーダと Cisco Unified MeetingPlace Express サーバ間のリージョン間設定に G.711 が使用されていることを確認してください。

Calling Search Space

コーリング サーチ スペース(CSS)が定義されていない場合は、デフォルト値の 「None」 のままにしてください。

Cisco Unified CallManager の配置でユーザ定義の CSS を使用する場合は、参加者を会議に参加させるために、またはヘルプ デスク担当者に連絡するために、会議ゲートウェイが必要な番号にダイヤルできるような CSS を新規作成するか、または、既存の CSS を選択してください。

CSS は、収集した発信側番号のルート方法を判別するために検索するルート パーティションを指定します。

この CSS を使用すると、Cisco Unified MeetingPlace Express がダイヤル可能なダイヤル パターンを制御して、電話ハッカーを防止できます。 たとえば、CSS を使用して国際電話をブロックできます。

AAR Calling Search Space

AAR CSS が定義されていない場合は、デフォルト値の 「None」のままにしてください。

Cisco Unified CallManager の配置でユーザ定義の CSS を使用している場合は、自動代替ルーティング(AAR)を実行する際にそのデバイスで使用する適切な CSS を選択してください。 AAR CSS は、帯域幅不足でブロックされた発信側番号のルート方法を判別するために検索するルート パーティションを指定します。

g. [Gateway Configuration] ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager の配置に合わせて適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、または Cisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

h. [Insert] をクリックします。

ステップ 4 次の操作を行って、Cisco Unified CallManager データベースにルート パターンを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Route Plan] > [Route/Hunt] > [Route Pattern] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Route Pattern] をクリックします。

c. 表7-3 に説明したとおりに、[Route Pattern Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-3 Cisco Unified CallManager に新規ルート パターンを追加するためのフィールド

Route Pattern Configuration のフィールド
アクション

Route Pattern

Cisco Unified MeetingPlace Express にダイヤルする電話番号を入力します。 このフィールドには、スペースを使用できません。

Gateway or Route List

ステップ 3 f でゲートウェイに入力した Device Name に合った値を選択します。

d. [Insert] をクリックして、ルート パターンを Cisco Unified MeetingPlace Express に追加します。

ステップ 5 複数の Cisco Unified MeetingPlace Express アクセス番号をお持ちの場合は、次を含むアクセス番号ごとにステップ 4 を繰り返してください。

[Usage Configuration] ページで入力した会議電話番号

直接会議ダイヤルイン番号

ステップ 6 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:Cisco Unified CallManager への接続」に進みます。


 

関連項目

「会議電話番号と通知ラベルの設定」

「直接会議ダイヤルインの設定」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

「ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定」

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:Cisco Unified CallManager への接続

この項目では、H.323 環境で Cisco Unified MeetingPlace Express を Cisco Unified CallManager に直接接続するための設定方法について説明します。

開始する前に

「ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定」 前提条件 などを参照してください。

「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートウェイとルート パターンの追加」で説明しているタスクをすべて実行します。

ここで説明するタスクは、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターで行われます。

[H.323 Configuration] ページのパラメータを変更すると、Cisco Unified MeetingPlace Express が Cisco Unified CallManager などのコール制御デバイスとの H.323 信号を再初期化します。 再初期化の処理には最大 2 分かかりますが、この間にコールと音声会議の両方に支障が生じることがあります。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。

ステップ 2 ページの上部にある[管理]をクリックします。

ステップ 3 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [H.323 Configuration] をクリックします。

ステップ 4 [H.323 Configuration] ページで、 表7-4 のフィールドを設定します。

 

表7-4 ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager の統合の際に Cisco Unified MeetingPlace Express の H.323 Configuration ページで必要な設定

H.323 Configuration ページのフィールド
必須値

H.323 enabled

Yes

Local H.323 port

1720 (default)

Use gatekeeper

No

H.323 gateway 1

Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレス。

Cisco Unified CallManager サーバがクラスタ構成の場合、クラスタ内にあるプライマリ コール処理サーバの IP アドレスを入力してください。

H.323 gateway 2

H.323 gateway 3

H.323 gateway 4

H.323 gateway 5

コール処理を冗長化したクラスタ構成に Cisco Unified CallManager サーバがあれば、その IP アドレス。


) プライマリ Cisco Unified CallManager サーバがダウンすると、ゲートキーパーがなければ Cisco Unified MeetingPlace Express はダイヤルアウト コールを完了できなくなります。 このフィールドでは、フェールオーバーの Cisco Unified CallManager サーバにより着信コールのみをルーティングするように設定できます。


ステップ 5 [Save] をクリックします。

ステップ 6 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [Dial Configuration] をクリックします。

ステップ 7 [Dial Configuration] ページで、[ Outdials ] フィールドを [H.323] に設定します。

ステップ 8 [Save] をクリックします。

ステップ 9 Cisco Unified MeetingPlace Express システムへのアクセスに使用する電話番号に、任意の電話から電話をかけて、この統合をテストします。 「Cisco Unified MeetingPlace Express へようこそ」というメッセージが再生されます。


 

関連項目

「Cisco Unified CallManager との統合について」

「ゲートキーパーを使用しない Cisco Unified CallManager 統合の設定」

「概要: H.323 設定」

「概要: ダイヤルの設定」

Cisco Unified IP Phone サービスについて

Cisco Unified CallManager の一機能である Cisco Unified IP Phone サービスは、XML アプリケーションから構成されており、テキストやグラフィックを交えた対話式コンテンツを所定の Cisco Unified IP Phone モデルに表示できるものです。サポート対象の電話モデル一覧は、 Cisco Unified MeetingPlace Express リリースノート を参照してください。

Cisco Unified IP Phone で Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを使用すると、ユーザが会議に参加しやすくなるほか、予約不要の会議を開始したり、今後行われる会議のリストを表示したり、会議の詳細を表示したりできるようになります。 会議に参加したユーザは、会議のロック、会議の記録、参加者リストの表示、参加者のミュートや退席などの会議中の操作を実行できます。


) • Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスが利用できるのは、Cisco Unified CallManager に登録済みの Cisco Unified IP Phone に限ります。

Cisco Unified CallManager Express では、Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスがサポートされていません。


 

関連項目

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの設定」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのセキュリティについて

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを使用すると、Cisco Unified MeetingPlace Express システムやネットワークをセキュリティで保護する方法に影響がある場合があります。

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスに Cisco Unified IP Phone を登録すると、公開された会議であれば誰でも Cisco Unified IP Phone 画面から会議の詳細や招待者を 表示 できます。 ただし、Cisco Unified IP Phone サービスから会議に 参加 するには、ユーザは常に電話のプロファイル パスワード(数値 PIN)を入力するよう求められます。

Cisco Unified IP Phone から Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスにアクセスするたびに、ネットワーク経由で次の情報がクリア テキストで送信されます。

ユーザ名

PIN またはパスワード( 表7-5 を参照)

Cisco Unified IP Phone の電話番号

関連項目

「Cisco Unified IP Phone サービスについて」

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ名とパスワードの要件について」

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの設定」

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ名とパスワードの要件について

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを利用するのに必要なユーザ名とパスワードは、ワークステーションから Cisco Unified MeetingPlace Express へログインする際のユーザ認証方法によって異なります。 表7-5 を参照してください。

 

表7-5 Cisco Unified IP Phone サービスを利用する際に必要なユーザ名とパスワード

Cisco Unified MeetingPlace Express の認証方法
name パラメータに必要なユーザ名
wfpassword パラメータに必要なパスワード

Cisco Unified MeetingPlace Express データベースでローカルから認証

Cisco Unified MeetingPlace Express ユーザ プロファイルの ユーザID

Cisco Unified MeetingPlace Express ユーザ プロファイルの プロファイルパスワード

Cisco Unified CallManager で外部から認証

Cisco Unified CallManager のユーザ名

Cisco Unified CallManager の数値 PIN

Active Directory、Netscape Directory、または iPlanet Directory で外部から認証

外部ディレクトリのユーザ名

外部ディレクトリの数値 PIN

関連項目

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの設定」

「Cisco Unified IP Phone サービスについて」

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの言語の要件について

ここでの要件は、Cisco Unified MeetingPlace Express、Cisco Unified CallManager または Cisco Unified IP Phone を、複数のロケール(特定地域用の言語バージョン)に設定する場合に適用されます。 たとえば、US English はアメリカ英語、UK English はイギリス英語です。 いずれのバージョンでも英語を使用しますが、異なるロケールです。

Cisco Unified MeetingPlace Express で有効にする言語ごとに、対応するロケールを Cisco Unified CallManager にインストールする必要があります。 『Cisco IP Telephony Locale Installer』マニュアルを参照してください。

Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを利用する Cisco Unified IP Phone ごとに、Cisco Unified CallManager で指定したユーザロケールと、Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ プロファイルで指定した言語を同じにする必要があります。

関連項目

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの設定」

「Cisco Unified IP Phone サービスについて」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの設定

この項目では、ユーザが Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスに加入してアクセスできるよう Cisco Unified CallManager を設定する方法について説明します。

開始する前に

次の項を参照してください。

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのセキュリティについて」

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ名とパスワードの要件について」

「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの言語の要件について」

Cisco Unified CallManager を、Cisco Unified MeetingPlace Express のコール制御デバイスとして設定します。 「Cisco Unified CallManager との統合について」を参照してください。

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスが利用できるのは、Cisco Unified CallManager に登録済みの Cisco Unified IP Phone に限ります。

このタスクは、Cisco Unified CallManager の管理ページで実行するタスクです。 ページ内容とメニューは Cisco Unified CallManager のリリースによって異なるため、ここに記載した手順よりも正確な手順については、Cisco Unified CallManager の管理のオンライン ヘルプを参照してください。 次の手順は、Cisco Unified CallManager のリリース 4.1 のものです。

手順


ステップ 1 http://<ccm サーバ>/ccmadmin/main.asp にアクセスします。ここで <ccm サーバ> には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者ユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の操作を行って、新規 Cisco Unified IP Phone サービスを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ぺージの一番上にあるメニューから、[Feature] > [Cisco IP Phone Services] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New IP Phone Service] をクリックします。

c. 表7-6 に説明したとおりに、[Service Information] 領域のフィールドを設定します。

 

表7-6 Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのフィールド

Service Information のフィールド
アクション

Service Name

Cisco Unified IP Phone に表示されるサービス名、およびユーザ登録ページで利用可能なサービスのメニューに表示されるサービス名

Cisco Unified MeetingPlace Express などの名前を入力します。

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバが複数台ある場合は、ユーザが各サーバを区別できるよう適切なサービス名を作成してください。

Service Description

サービスの内容の説明

「Integrated voice and web conferencing」などの簡単な説明を入力します。

Service URL

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービス アプリケーションにアクセスできる URL。このサービスを利用するには、Cisco Unified CallManager クラスタ内の電話をこのサーバにネットワークで接続しておく必要があります。

URL は次のいずれかの形式で入力します。ここで <サーバ> は、Cisco Unified MeetingPlace Express システムのホスト名または IP アドレスを表します。

システムで SSL がオンに設定されている場合: http:// <サーバ> / MPAPI/ipphone/login?serverhost= <サーバ>

システムで SSL がオフに設定されている場合: http:// <サーバ> :8080 / MPAPI/ipphone/login?serverhost= <サーバ> :8080


) URL は、大文字と小文字が区別されます。


Cisco Unified CallManager クラスタ内のサーバとは独立しているサーバを使用してください。 Cisco Unified CallManager サーバ、または Cisco Unified CallManager と関連付けられているサーバは指定できません(TFTP サーバやディレクトリ データベース パブリッシャ サーバなど)。

d. [Insert] をクリックして、Cisco Unified IP Phone サービスを追加します。

e. (オプション)別の Cisco Unified IP Phone サービスを追加するには、[New] をクリックし、ステップ 3 c とステップ 3 d を繰り返します。

f. 終了するには、[Insert and Close] をクリックします。

g. [Update Subscriptions] をクリックします。

ステップ 4 次の操作を行って、今追加した Cisco Unified IP Phone サービスを検索します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Feature] > [Cisco IP Phone Services] の順にクリックします。

b. [Find and List IP Phone Services] ページで、[Find] をクリックします。

c. [Matching Records] 領域から、Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを検索します。

ステップ 5 目的の Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービス名をクリックします。

ステップ 6 次の操作を行って、この Cisco Unified IP Phone サービスに Cisco IP Phone Number パラメータを追加します。

a. [Service Parameter Information] 領域で、[New] をクリックします。

b. 表7-7 に説明したとおりに、[Configure Cisco IP Phone Service Parameter] ウィンドウのフィールドを設定します。

 

表7-7 Cisco IP Phone Number パラメータのフィールド

Service Parameter Information のフィールド
アクション

Parameter Name

登録 URL の作成に使用した、正確なクエリ文字列。

「ipphone」と入力します。

このフィールドは、大文字と小文字が区別されます。

Parameter Display Name

Cisco IP Phone Users Options (ccmuser) Web サイトでユーザに表示される、わかりやすいパラメータ名。

「Cisco IP Phone Number」と入力します。

Parameter Description

サービスに登録中にユーザがアクセスできるパラメータの説明。 パラメータの説明により、ユーザがパラメータに正しい値を入力できるようにする必要があります。

「Your Cisco IP Phone number for MeetingPlace Express to call you」と入力します。

Parameter is Required

Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを利用するには、Cisco Unified IP Phone にこのパラメータが必須であることを指定します。

[Parameter is Required] チェックボックスをオンにします。

c. [Insert] をクリックして、Cisco IP Phone Number パラメータを追加します。

ステップ 7 次の操作を行って、この Cisco Unified IP Phone サービスに、User Name パラメータを追加します。

a. [Service Parameter Information] 領域で、[New] をクリックします。

b. 表7-8 に説明したとおりに、[Configure Cisco IP Phone Service Parameter] ウィンドウのフィールドを設定します。

 

表7-8 User Name パラメータのフィールド

Service Parameter Information のフィールド
アクション

Parameter Name

登録 URL の作成に使用した、正確なクエリ文字列。

「name」と入力します。

このフィールドは、大文字と小文字が区別されます。

Parameter Display Name

Cisco IP Phone Users Options (ccmuser) Web サイトでユーザに表示される、わかりやすいパラメータ名。

「User Name」と入力します。

Parameter Default Value

「guest」と入力します。

Parameter Description

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスに登録する際に、ユーザが適切なユーザ名を入力できるようにする説明。

わかりやすい説明を入力します。

このユーザ名は、ワークステーションから Cisco Unified MeetingPlace Express にログインする際のユーザの認証方法によって異なります。 「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ名とパスワードの要件について」を参照してください。

Parameter is Required

Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを利用するには、Cisco Unified IP Phone にこのパラメータが必須であることを指定します。

[Parameter is Required] チェックボックスをオンにします。

c. [Insert] をクリックして、User Name パラメータを追加します。

ステップ 8 次の操作を行って、この Cisco Unified IP Phone サービスに、ユーザ パスワード パラメータを追加します。

a. [Service Parameter Information] 領域で、[New] をクリックします。

b. 表7-9 に説明したとおりに、[Configure Cisco IP Phone Service Parameter] ウィンドウのフィールドを設定します。

 

表7-9 ユーザ パスワード パラメータのフィールド

Service Parameter Information のフィールド
アクション

Parameter Name

登録 URL の作成に使用した、正確なクエリ文字列。

「wfpassword」と入力します。

このフィールドは、大文字と小文字が区別されます。

Parameter Display Name

Cisco IP Phone Users Options (ccmuser) Web サイトでユーザに表示される、わかりやすいパラメータ名。

「User PIN」と入力します。

Parameter Description

Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスに登録する際に、ユーザが適切なパスワードを入力できるようにする説明。

わかりやすい説明を入力します。

このパスワードは、ワークステーションから Cisco Unified MeetingPlace Express にログインする際のユーザの認証方法によって変わります。 「Cisco Unified IP Phone 用 Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ名とパスワードの要件について」を参照してください。

Parameter is Required

Cisco Unified MeetingPlace Express サービスを利用するには、Cisco Unified IP Phone にこのパラメータが必須であることを指定します。

[Parameter is Required] チェックボックスをオンにします。

Parameter is a Password (mask contents)

ユーザがパスワードを入力する際、画面上のパスワードをマスクします。

[Parameter is a Password (mask contents)] チェックボックスをオンにします。

c. [Insert and Close] をクリックして、ユーザ パスワード パラメータを追加し、[Configure Cisco IP Phone Service Parameter] ダイアログを閉じます。

ステップ 9 この Cisco Unified IP Phone サービスとパラメータの変更内容を反映するには、次のいずれかの操作を実行します。

登録がすでに行われているサービスを変更した場合は、[Update Subscriptions] をクリックして、ユーザ登録内容をすべて再構築します。 サービス URL を変更した場合、phone service パラメータを削除した場合、または phone service パラメータの名前を変更した場合は、登録内容を更新する必要があります。

サービスを新規作成しており、ユーザの登録内容を変更する必要がない場合は、[Update] をクリックしてください。

ステップ 10 次の操作のどちらかまたは両方を行って、Cisco Unified MeetingPlace Express サービスに Cisco Unified IP Phone を登録します。

Cisco Unified CallManager を使用して、各 Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified IP Phone サービスに登録できます。 『Cisco Unified CallManager 管理者ガイド』を参照してください。

各自の Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified MeetingPlace Express サービスに登録できることを、エンドユーザに通知します。 Cisco Unified MeetingPlace Express ユーザ ガイドを参照してください。


 

関連項目

「Cisco Unified IP Phone サービスについて」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

「SSL の有効化」

外部ディレクトリによるユーザ認証について


) 外部ディレクトリからのユーザ認証は、Cisco Unified CallManager でのみサポートされています。


Cisco Unified MeetingPlace Express ユーザを認証する際に外部ディレクトリを使用可能にすると、ユーザ プロファイル管理が簡単になります。 新規ユーザが Cisco Unified MeetingPlace Express にログインし、外部ディレクトリを通じて認証された場合に、そのユーザ プロファイルが自動的にローカル データベースに作成されます。

Cisco Unified MeetingPlace Express の各ユーザ プロファイルでは、認証方法を設定(ローカルまたは外部)でき、それによって影響を受ける項目は次のとおりです。

今後ユーザが Cisco Unified MeetingPlace Express にアクセスを試行する際に使用される認証方法。

Cisco Unified MeetingPlace Express を使用して、システム管理者またはエンドユーザが変更する ユーザ プロファイル パラメータ。

ユーザの認証方法は、管理センターからは設定できません。 認証方法は、ユーザ プロファイルのインポート ファイル内でのみ変更できます。 [ isLocalUser ] フィールドを次のいずれかの値に設定します。

Yes:Cisco Unified MeetingPlace Express データベースでローカルにユーザ認証を行います。 ユーザ プロファイルをインポートした場合や管理センターから手動で作成した場合は、これがデフォルト設定になります。

No:外部ディレクトリからユーザ認証を行います。 外部ディレクトリから新規ユーザを認証した際にユーザ プロファイルが自動的に作成された場合は、これがデフォルト設定になります。

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 4.x」

「外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 5.x」

「ユーザ プロファイルの追加方法について」

「ユーザ プロファイルのインポート」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

外部ディレクトリによるユーザ認証要件

Cisco Unified MeetingPlace Express ユーザ認証に外部ディレクトリを使用するには、Cisco Unified CallManager Release 4.0 以降が必要です。

表7-10 は、サポート対象の認証方法とディレクトリを示しています。

 

表7-10 外部ディレクトリでサポートしている認証方法

Cisco Unified CallManager リリース
認証方法
サポートしているディレクトリ

4.x

LDAP 1

Cisco Unified CallManager DC-Directory 2

Cisco Unified CallManager 3 の Cisco Customer Directory Configuration Plugin がインストールされている LDAP ディレクトリすべて

5.x

AXL SOAP API 4

Cisco Unified CallManager ユーザ ディレクトリ。

Cisco Unified CallManager 5 と同期する LDAP ディレクトリすべて

1.LDAP = Lightweight Directory Access Protocol

2.DC-Directory = Data Connection Directory。Cisco Unified CallManager 内に組み込まれた LDAP ディレクトリ。

3.サポートされている LDAP ディレクトリは、Cisco Unified CallManager のリリースによって異なります。 特定の Cisco Unified CallManager リリースについては、『Installing the Cisco Customer Directory Configuration Plugin for Cisco CallManager』を参照してください。

4.AXL SOAP API = Administrative XML Layer Simple Object Access Protocol Application Programming Interface

5.Cisco Unified CallManager と LDAP ディレクトリの同期化については、Cisco Unified CallManager リリースのシステム ガイドおよびアドミニストレーション ガイドを参照してください。

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

外部ディレクトリによるユーザ認証の制約事項

外部ディレクトリによる認証中に自動的に作成されたユーザ プロファイル、またはインポート処理中に外部認証を必要とするよう設定されたユーザ プロファイルには、次の制約事項が当てはまります。

ユーザは、常に外部ディレクトリから認証されます。 このため、Cisco Unified MeetingPlace Express と外部ディレクトリの接続に失敗すると、ユーザは Cisco Unified MeetingPlace Express にログインできなくなります。

ユーザは外部ディレクトリから認証されるため、ユーザまたはシステム管理者は Cisco Unified MeetingPlace Express から [ User ID ]、[ User password ]、[ Profile Number ]、および [ Profile Password ] フィールドを変更できません。

外部ディレクトリから認証されるユーザには、[Usage Configuration] ページの Change profile password (days) および Change user password (days) のパスワード有効期間フィールドは当てはまりません。

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

外部ディレクトリから認証する際のユーザ プロファイル設定

次のユーザ プロファイル フィールドは、外部ディレクトリから入力されます。

First name

Last name

User ID

User password

Profile Number :ユーザの電話番号に基づく固有の番号。

Profile Password :電話から Cisco Unified MeetingPlace Express にアクセスする際に使用する数値 PIN。

E-mail address

Search order for "Find Me"

上記フィールドのうち、外部ディレクトリで利用できないものがあれば、Cisco Unified MeetingPlace Express ユーザ プロファイルのそのフィールドが空白のままになります。

これ以外のすべてのユーザ プロファイル フィールドには、ゲスト プロファイルで設定した値が入力されます。

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

「ゲスト プロファイルおよびゲスト ユーザについて」

外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 4.x

この項目では、Cisco Unified CallManager Release 4.x に組み込まれている、または統合されている外部ディレクトリによるユーザ認証の設定方法について説明します。


) Cisco Unified CallManager 5.x に組み込まれている、または統合されている外部ディレクトリからのユーザ認証を設定する場合は、「外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 5.x」を参照してください。


開始する前に

次の項目を参照してください。

「外部ディレクトリによるユーザ認証要件」

「外部ディレクトリによるユーザ認証の制約事項」

「外部ディレクトリから認証する際のユーザ プロファイル設定」

Cisco Unified CallManager に組み込まれている DC-Directory とは別の LDAP ディレクトリに対して Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証を行う場合は、使用している Cisco Unified CallManager リリースの『Installing the Cisco Customer Directory Configuration Plugin』に記載される必要なタスクを完了してください。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。

ステップ 2 ページの上部にある[管理] をクリックします。

ステップ 3 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Usage Configuration] をクリックします。

ステップ 4 次のフィールドを設定します。これらのフィールドの詳細な説明および例については、「使用状況の設定ページのフィールド」を参照してください。

Cisco Unified CallManager version :このフィールドは、Cisco Unified CallManager Release 4.x に設定します。

LDAP URL :このフィールドは、次のように設定します。

http ではなく ldap で始まる URL であること。
例: ldap:// server-ip-address:port /

URL の後にスペースが入っていないこと。

Directory username :LDAP 識別名の形式を使用します。
例: cn=Directory Manager, o=cisco.com

Password :Cisco Unified CallManager のインストール時に指定したパスワードを使用します。

Cisco base :Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証に Cisco Unified CallManager DC-Directory を使用しない場合は、空白のままにします。

User base

Directory type

ステップ 5 [Save] をクリックします。


 

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

「概要: 使用状況の設定」

「ユーザ プロファイルの追加方法について」

外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 5.x

Cisco Unified CallManager 5.x に組み込まれている、または統合されている外部ディレクトリからのユーザ認証を設定するには、次のタスクを両方とも実行してください。

1. 「Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証をサポートするための Cisco Unified CallManager の設定」

2. 「Cisco Unified CallManager 5.x からの外部ユーザ認証を行うための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定」


) Cisco Unified CallManager 4.x に組み込まれている、または統合されている外部ディレクトリからのユーザ認証を設定する場合は、「外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 4.x」を参照してください。


Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証をサポートするための Cisco Unified CallManager の設定

この項目では、次のディレクトリのいずれかから Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証が行えるよう、Cisco Unified CallManager 5.x でアプリケーション ユーザを作成する方法について説明します。

Cisco Unified CallManager 5.x のユーザ ディレクトリ

Cisco Unified CallManager 5.x と同期する LDAP ディレクトリすべて

Cisco Unified CallManager と LDAP ディレクトリの同期化については、Cisco Unified CallManager リリースのシステム ガイドおよびアドミニストレーション ガイドを参照してください。

開始する前に

次の項目を参照してください。

「外部ディレクトリによるユーザ認証要件」

「外部ディレクトリによるユーザ認証の制約事項」

「外部ディレクトリから認証する際のユーザ プロファイル設定」

Cisco Unified MeetingPlace Express など別のアプリケーションからアクセスできるよう、Cisco Unified CallManager で AXL Web サービスを有効にしていることを確認します。 Cisco Unified CallManager リリースの管理ドキュメントを参照してください。

手順


ステップ 1 http:// ccm-server /ccmadmin にアクセスします。ここで ccm-server には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者ユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の手順に従って、Cisco Unified MeetingPlace Express LDAP アプリケーション ユーザを作成します。

a. メイン メニューから[ユーザ管理(User Management)]を選択します。

b. ドロップダウン リストから[アプリケーションユーザ(Application User)]を選択します。

c. この新しいアプリケーション ユーザに、たとえば mpeaxl などのユーザ名を入力し、パスワードを割り当てます。

次のように設定して、この新しいアプリケーション ユーザを、Cisco Unified CallManager AXL データベースへのアクセス権を持つユーザ グループに関連付けます。

ステップ 4 次の手順に従って、AXL ユーザの役割を作成します。

a. メイン メニューから[ユーザ管理(User Management)]を選択します。

b. ドロップダウン リストから[権限の設定(Role Configuration)]を選択します。

c. [名前(Name)]フィールドに、「Standard AXL API Access」と入力します。

d. [リソースアクセス情報(Resource Access Information)]の[AXLデータベースAPI(AXL Database API)]の横にある[APIを使用可能(Allow to use API)]の横のチェックボックスがオンになっていることを確認します。 これで AXL データベースにアクセスできるようになります。

ステップ 5 次の手順に従って、ユーザ グループを作成します。

a. メイン メニューから[ユーザ管理(User Management)]を選択します。

b. ドロップダウン リストから[ユーザグループ(User Group)]を選択します。

c. [名前(Name)]フィールドに、「Standard AXL Users」と入力します。


) このユーザ グループがすでに存在する場合もあります。 その場合は、ステップ 6 に進みます。


d. [保存(Save)]をクリックして、グループを作成します。

ステップ 6 次の手順に従って、アプリケーション ユーザをグループに追加します。

a. メイン メニューから[ユーザ管理(User Management)]を選択します。

b. ドロップダウン リストから[ユーザグループの設定(User Group Configuration)]を選択します。

c. [グループにアプリケーションユーザを追加(Add Application Users to Group)]をクリックします。

d. ステップ 3 c で作成したアプリケーション ユーザ名の横のチェックボックスをオンにします。

e. [選択項目の追加(Add Selected)]をクリックします。

f. [保存(Save)]をクリックします。

ステップ 7 次の手順に従って、ユーザ グループに役割を割り当てます。

a. メイン メニューから[ユーザ管理(User Management)]を選択します。

b. ドロップダウン リストから[ユーザグループ(User Group)]を選択します。

c. 手順 4b で作成した Standard AXL API ユーザの横の[権限情報(Role Information)]アイコンをクリックします。

d. [グループに権限を割り当て(Assign Role to Group)]をクリックします。

e. [Standard AXL API Access] を選択して、[選択項目の追加(Add Selected)]をクリックします。

f. [保存(Save)]をクリックします。


 

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 5.x」

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

「ユーザ プロファイルの追加方法について」

Cisco Unified CallManager 5.x からの外部ユーザ認証を行うための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定

この項目では、Cisco Unified MeetingPlace Express を設定して、次のディレクトリのいずれかからユーザ認証を行う方法について説明します。

Cisco Unified CallManager 5.x のユーザ ディレクトリ

Cisco Unified CallManager 5.x と同期する LDAP ディレクトリすべて

Cisco Unified CallManager と LDAP ディレクトリの同期化については、Cisco Unified CallManager リリースのシステム ガイドおよびアドミニストレーション ガイドを参照してください。

開始する前に

次の項目を参照してください。

「外部ディレクトリによるユーザ認証要件」

「外部ディレクトリによるユーザ認証の制約事項」

「外部ディレクトリから認証する際のユーザ プロファイル設定」

「Cisco Unified CallManager 5.x からの外部ユーザ認証を行うための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定」で説明しているタスクをすべて実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。

ステップ 2 ページの上部にある[管理]をクリックします。

ステップ 3 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Usage Configuration] をクリックします。

ステップ 4 次のフィールドを設定します。これらのフィールドの詳細な説明および例については、「使用状況の設定ページのフィールド」を参照してください。

Cisco Unified CallManager version :このフィールドは、Cisco Unified CallManager Release 5.x に設定します。

AXL username :Cisco Unified CallManager で設定した Cisco Unified MeetingPlace Express アプリケーション ユーザのユーザ名。

「Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証をサポートするための Cisco Unified CallManager の設定」ステップ 3 を参照してください。

AXL password :Cisco Unified CallManager に設定した Cisco Unified MeetingPlace Express アプリケーション ユーザのパスワード。

「Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証をサポートするための Cisco Unified CallManager の設定」ステップ 3 を参照してください。

ステップ 5 [ New AXL URL ] フィールドで次の操作を実行します。

a. AXL ディレクトリ サーバの URL またはホスト名を入力します。

b. [Add] をクリックします。

ステップ 6 [ AXL URL ] フィールドに、URL またはホスト名が正しく表示されていることを確認します。

ステップ 7 [Save] をクリックします。

ステップ 8 「Cisco Unified MeetingPlace Express のユーザ認証をサポートするための Cisco Unified CallManager の設定」に進みます。


 

関連項目

「外部ディレクトリによるユーザ認証の設定:Cisco Unified CallManager Release 5.x」

「外部ディレクトリによるユーザ認証について」

「概要: 使用状況の設定」

「ユーザ プロファイルの追加方法について」

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について

Cisco Unified CallManager に加え、Cisco Unified MeetingPlace Express では、次のように標準 H.323 コール制御デバイスとの統合もサポートされています。

Cisco Unified CallManager Express

Cisco Unified CallManager Express は、最大 200 ポートまでサポートするエントリレベルの Cisco Unified MeetingPlace Express システムに適しています。 これ以上のユーザ層をサポートする Cisco Unified MeetingPlace Express システムには、コール制御に Cisco Unified CallManager Express よりも Cisco Unified CallManager を使用することをお勧めします。

Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータ

サードパーティ製の標準 H.323 コール制御デバイス

この項目では、これらの標準 H.323 コール制御デバイスとの Cisco Unified MeetingPlace Express の統合方法について説明します。 この方法では、Cisco Unified MeetingPlace Express が、コール制御デバイスに接続するゲートウェイとして構成されます。 今回のセットアップでは、ゲートキーパーは使用しません。

この項の内容は、次のとおりです。

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定」

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:標準 H.323 コール制御デバイスへの接続」

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件

次の前提条件は、Cisco Unified MeetingPlace Express を Cisco Unified CallManager Express、または別の標準 H.323 コール制御デバイスと統合する際に適用されます。

コール制御デバイスのバージョンと Cisco Unified MeetingPlace Express に互換性があること。 Cisco Unified MeetingPlace Express のリリース ノートを参照してください。

IP テレフォニー ネットワークが設定されており、正しく機能していること。 次に例を示します。

Cisco Unified IP Phone が正しく接続され、コール制御デバイスのデータベースに追加されていること。

Cisco Unified IP Phone で、内部コールおよび外部コールを送受信できること。

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合に必要なタスク

必要なタスクは、コール制御デバイスの種類によって異なります。 タスクのロードマップについては、 表7-11 を参照してください。

 

表7-11 Cisco Unified MeetingPlace Express を H.323 環境において標準コール制御デバイスで設定するためのロードマップ

タスク
参考資料

1. 使用するコール制御デバイスを設定します。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータを設定する場合は、「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定」で説明したタスクを実行してください。

サードパーティ製の標準 H.323 コール制御デバイスを使用する場合は、設定手順について、そのデバイスに付属の製品マニュアルを参照してください。

2. Cisco Unified MeetingPlace Express を設定して、使用するコール制御デバイスに接続します。

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:標準 H.323 コール制御デバイスへの接続」を参照してください。

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定

この項目では、Cisco Unified CallManager 以外の Cisco コール制御デバイスに Cisco Unified MeetingPlace Express を H.323 ゲートウェイとして追加する方法について説明します。 これには、Cisco Unified CallManager Express と Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータが含まれます。

この項目は、次の 2 つのタスクから構成されています。

「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ゲートウェイの追加」

「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定」

H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ゲートウェイの追加

開始する前に

次の項を参照してください。

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件」

このタスクは、ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード(またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベル)を入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 インターフェイス設定モードを入力します。

Router(config)# interface <タイプ番号>
 

ステップ 4 このゲートウェイで使用する IP アドレスとサブネット マスクを設定します。

Router(config-if)# ip address <IP アドレス> <サブネット マスク>
 

ステップ 5 (オプション)ファスト イーサネット インターフェイスを設定する場合は、全二重・半二重を自動に設定して、自動ネゴシエーション機能を指定します。 ゲートウェイが、ネットワーク構成で使用している相手側ルータ、ハブ、スイッチのメディアの種類や伝送速度などの環境要素に応じて自動的に、半自動または全自動で動作します。

Router(config-if)# duplex {full | half | auto}
 

ステップ 6 (オプション)ファスト イーサネット インターフェイスを設定する場合は、このゲートウェイの速度を設定します。

Router(config-if)# speed {10 | 100 | auto}
 

ステップ 7 このゲートウェイに使用するソース IP アドレスを設定します。 このコマンドは、ゲートウェイからこの IP アドレスまでのすべての H.323 メッセージをバインドします。

Router(config-if)# h323-gateway voip bind srcaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 8 現在のモードを終了します。

Router(config-if)# exit
 

ステップ 9 「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定」に進みます。


 

次の例は、IP アドレスを 10.10.10.1 に設定した場合の H.323 ゲートウェイ構成を示します。 全二重・半二重もインターフェイス速度も自動ネゴシエーションに設定し、すべての H.323 メッセージを IP アドレスにバインドします。

!
interface FastEthernet0/0
ip address 10.10.10.1 255.255.255.0
duplex auto
speed auto
h323-gateway voip bind srcaddr 10.10.10.1
 

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定

この項目では、ダイヤル ピアを設定して、コール制御デバイスで Cisco Unified MeetingPlace Express へのコールをルーティングする方法について説明します。 ダイヤル プランを実装して IP パケット ネットワーク経由で音声サービスを提供するには、ダイヤル ピアの設定が鍵となります。 ダイヤル ピアは、コールの発信元と着信先のエンドポイントを識別し、コール接続での各コール レッグに適用する特徴を定義するのに使用します。

開始する前に

次の項を参照してください。

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件」

「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定:ゲートウェイの追加」で説明しているタスクをすべて実行します。

このタスクは、ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 ダイヤル ピアの音声設定モードを入力し、リモート Voice over IP(VoIP)ダイヤルピアを定義します。

Router(config)# dial-peer voice <番号> voip
 

<番号>:ダイヤル ピアで識別できる 1 桁以上の番号。 1 から 2147483647 までの値を入力できます。

voip :IP ネットワークで音声カプセル化に使用する VoIP ピアを指定します。

ステップ 4 (オプション)このインターフェイスの接続先を示すコメントまたは説明。

Router(config-dialpeer)# description <文字列>
 

ステップ 5 Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのコールをルーティングします。

Router(config-dialpeer)# destination-pattern <ディジット>
 

<ディジット>:宛先パターンと同じ番号を指定します。

ステップ 6 Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの IP アドレスを設定します。

Router(config-dialpeer)# session target ipv4:<IP アドレス>
 

ステップ 7 Dual Tone MultiFrequency(DTMF)リレーを使用して DTMF 番号を転送するようルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# dtmf-relay h245-alphanumeric
 

ステップ 8 特定のコーデックを使用するようルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# codec [g711ulaw | g711alaw]
 

ステップ 9 このダイヤル ピアでのコールには、音声アクティビティ検出(VAD)をオフにします。

Router(config-dialpeer)# [no] vad
 

ステップ 10 現在のモードを終了します。

Router(config-dialpeer)# exit
 

ステップ 11 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:標準 H.323 コール制御デバイスへの接続」に進みます。


 

次の例は、プライマリ Cisco Unified MeetingPlace Express の番号と代替 Cisco Unified MeetingPlace Express の番号にコールを誘導するよう設定されたダイヤル ピアを示します。 Cisco Unified MeetingPlace Express の IP アドレスは 10.10.10.4 に設定されています。

!
dial-peer voice 1 voip
description MP Express main number
destination-pattern 7777
session target ipv4:10.10.10.4
dtmf-relay h245-alphanumeric
codec g711ulaw
no vad
!
dial-peer voice 2 voip
description MP Express alternate number
destination-pattern 7000
session target ipv4:10.10.10.4
dtmf-relay h245-alphanumeric
codec g711ulaw
no vad
!

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:標準 H.323 コール制御デバイスへの接続

この項目では、H.323 環境で Cisco Unified MeetingPlace Express をコール制御デバイスに直接接続するための設定方法について説明します。 この項目で説明するコール制御デバイスは、次のとおりです。

Cisco Unified CallManager Express

Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータ

サードパーティ製の標準 H.323 コール制御デバイス

開始する前に

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件」を参照してください。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「H.323 環境における Cisco コール制御デバイスの設定」で説明したタスクを実行してください。

サードパーティ製の標準 H.323 コール制御デバイスを使用する場合は、デバイスの製品マニュアルの説明どおりにデバイスを設定してください。

[H.323 Configuration] ページのパラメータを変更すると、Cisco Unified MeetingPlace Express が Cisco Unified CallManager などのコール制御デバイスとの H.323 信号を再初期化します。 再初期化の処理には最大 2 分かかりますが、この間にコールと音声会議の両方に支障が生じることがあります。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。

ステップ 2 ページの上部にある[管理]をクリックします。

ステップ 3 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [H.323 Configuration] をクリックします。

ステップ 4 [H.323 Configuration] ページで、 表7-12 のフィールドを設定します。

 

表7-12 ゲートキーパーを使用しないコール制御デバイスの統合の際に Cisco Unified MeetingPlace Express の H.323 Configuration ページで必要な設定

H.323 Configuration ページのフィールド
必須値

H.323 enabled

Yes

Local H.323 port

1720 (default)

Use gatekeeper

No

H.323 gateway 1

コール制御デバイスの IP アドレス。

コール制御デバイスがクラスタ構成の場合、クラスタ内にあるプライマリ コール処理デバイスの IP アドレスを入力してください。

H.323 gateway 2

H.323 gateway 3

H.323 gateway 4

H.323 gateway 5

クラスタ内にその他のコール制御デバイスがあれば、その IP アドレス。


) プライマリのコール制御デバイスがダウンすると、ゲートキーパーがなければ Cisco Unified MeetingPlace Express はダイヤルアウト コールを完了できなくなります。 このフィールドでは、フェールオーバーのコール制御デバイスから、着信コールのみをルーティングするように設定できます。


ステップ 5 [Save] をクリックします。

ステップ 6 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [Dial Configuration] をクリックします。

ステップ 7 [Dial Configuration] ページで、[ Outdials ] フィールドを [H.323] に設定します。

ステップ 8 [Save] をクリックします。

ステップ 9 Cisco Unified MeetingPlace Express システムへのアクセスに使用する電話番号に、任意の電話から電話をかけて、この統合をテストします。 「Cisco Unified MeetingPlace Express へようこそ」というメッセージが再生されます。


 

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合について」

「概要: H.323 設定」

「概要: ダイヤルの設定」

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について

この項目では、H.323 環境で Cisco Unified MeetingPlace Express をコール制御デバイスに統合する際の優先される方法について説明します。 この方法には、外部ゲートキーパー デバイスを使用したコール アドミッション制御(CAC)帯域幅割り当て、ダイヤル パターン解決、マルチメディア ネットワークにおけるデバイスのレジストリの維持も含まれます。

コール処理を冗長化したクラスタ構成のコール制御デバイスの場合、ゲートキーパーがあればプライマリのコール制御デバイスがダウンしても Cisco Unified MeetingPlace Express でダイヤルアウト コールを完了できます。

Cisco Unified MeetingPlace Express では、ゲートキーパーを経由した次のコール制御デバイスとの統合をサポートしています。

Cisco Unified CallManager

Cisco Unified CallManager Express

Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータ

この項の内容は、次のとおりです。

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」

「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件

ゲートキーパーには、ゲートキーパーまたは Multimedia Conference Manager 機能をサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを搭載した Cisco ルータを使用すること。

Cisco Unified MeetingPlace Express とコール制御デバイスのバージョンに互換性があること。 Cisco Unified MeetingPlace Express のリリース ノートを参照してください。

IP テレフォニー ネットワークが正常に動作していること。 たとえば、Cisco Unified IP Phone が接続され、コール制御アプリケーションのデータベースに追加されていることを確認します。 また、Cisco Unified IP Phone で、内部コールおよび外部コールを送受信できることも確認します。

関連項目

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合に必要なタスク

必要なタスクは、コール制御デバイスの種類によって異なります。 タスクのロードマップについては、 表7-13 を参照してください。

 

表7-13 ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスでの Cisco Unified MeetingPlace Express 設定ロードマップ

タスク
参考資料

1. (オプション)コール制御デバイスにゲートキーパーを設定または定義していない場合は、ゲートキーパーを設定してください。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」を参照してください。

2. 使用するコール制御デバイスを設定します。

Cisco Unified CallManager と統合する場合は、
「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」を参照してください。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」を参照してください。

3. Cisco Unified MeetingPlace Express を設定して、選択したコール制御デバイスと統合します。

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」を参照してください。

関連項目

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別

この項目では、ゲートキーパーを設定して Cisco Unified MeetingPlace Express とコール制御デバイスを統合する方法について説明します。

開始する前に

次の項を参照してください。

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件」

ゲートキーパーにホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスがすでに設定されている場合は、このタスクを行う必要はありません。 設定されていない場合は、次のいずれかを実行します。

Cisco Unified CallManager と統合する場合は、「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」に進みます。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」に進みます。

このタスクは、ゲートキーパーの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 インターフェイス設定モードを入力します。

Router(config)# interface <タイプ番号>
 

ステップ 4 このゲートウェイで使用する IP アドレスとサブネット マスクを設定します。

Router(config-if)# ip address [<IP アドレス>] [<サブネット マスク>]
 

ステップ 5 (オプション)ファスト イーサネット インターフェイスを設定する場合は、全二重・半二重を自動に設定して、自動ネゴシエーション機能を指定します。 ゲートウェイが、ネットワーク構成で使用している相手側ルータ、ハブ、スイッチのメディアの種類や伝送速度などの環境要素に応じて自動的に、半自動または全自動で動作します。

Router(config-if)# duplex auto
 

ステップ 6 (オプション)ファスト イーサネット インターフェイスを設定する場合は、このゲートウェイの速度を設定します。

Router(config-if)# speed auto
 

ステップ 7 このインターフェイスを H.323 ゲートウェイ インターフェイスに設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip interface
 

ステップ 8 このゲートウェイに、ゲートキーパーの名前と場所を定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip id [<ホスト名>] ipaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 9 このゲートウェイを関連付けられたゲートキーパーに指定できるよう、ゲートウェイの H.323 名を設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip h323-id <ホスト名>
 

ステップ 10 ゲートウェイがこのゲートキーパーを登録する際のテクノロジー プレフィクスを定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip tech-prefix <プレフィクス>
 

<プレフィクス>:テクノロジー プレフィクスとして使用する番号を定義します。 各テクノロジー プレフィクスには、最大 11 文字まで設定できます。 必須ではありませんが、テクノロジー プレフィクスの最終桁には # 記号がよく使われます。 0 から 9 までの数字、# 記号、およびアスタリスク(*)が使用できます。

ステップ 11 現在のモードを終了します。

Router(config-if)# exit
 

ステップ 12 ゲートキーパー設定モードを入力します。

Router(config)# gatekeeper
 

ステップ 13 このゲートキーパーで対象とするゾーン名とドメイン名を設定します。

Router(config-gk)# zone local zone-name domain-name [<IP アドレス>] [<ポート>]
 

オプションで、ゲートキーパーにインターフェイスの IP アドレスを指定できます。 ゲートキーパーがゲートキーパー検出メッセージに応答すると、今後、エンドポイントまたはゲートウェイが今後の通信でこのアドレスを使用するように通知されます。

Registration Admission Status(RAS)信号方式のゲートキーパー ポートを 1719 に設定します。これがデフォルト設定になります。

ステップ 14 テクノロジー プレフィクス(またはゲートウェイタイプ プレフィクス)を設定します。

Router(config-gk)# gw-type-prefix <タイプ プレフィクス>
 

ステップ 15 特権 EXEC モードを終了して、設定セッションを終了します。

Router(config-gk)# end
 

ステップ 16 統合設定の次の手順に進みます。

Cisco Unified CallManager と統合する場合は、「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」に進みます。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」に進みます。


 

次の Cisco IOS 設定例では、ゲートキーパー ルータのホスト名 gk-1.example.com がゾーン名も兼ねています。 両方に同じ名前を使用する必要はありませんが、その方が管理しやすくなります。

!
interface FastEthernet0/0
ip address 1.1.100.200 255.255.0.0
duplex auto
speed auto
h323-gateway voip interface
h323-gateway voip id gk-1 ipaddr 10.1.100.200 1719
h323-gateway voip h323-id ipipgw_core
h323-gateway voip tech-prefix 1#
!
gatekeeper
zone local gk-1.example.com 1.1.100.200
gw-type-prefix 1#* default-technology
!

ヒント

この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

ゲートキーパー、ゾーン、およびテクノロジー プレフィクスの概念については、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS H.323 Configuration Guide』を参照してください。

関連項目

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加

この項目では、ゲートキーパーを経由して H.323 環境の Cisco Unified CallManager と Cisco Unified MeetingPlace Express を統合する方法について説明します。

開始する前に

Cisco Unified CallManager にすでにゲートキーパーが定義されている場合は、このタスクは行わないでください。 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件」を参照してください。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」で説明しているタスクをすべて実行します。

このタスクは、Cisco Unified CallManagerの管理ページで実行するタスクです。 ページ内容とメニューは Cisco Unified CallManager のリリースによって異なるため、ここに記載した手順よりも正確な手順については、Cisco Unified CallManager の管理のオンライン ヘルプを参照してください。 次の手順は、Cisco Unified CallManager のリリース 4.1 のものです。

手順


ステップ 1 http:// ccm-server /ccmadmin にアクセスします。ここで ccm-server には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者ユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の操作を行って、Cisco Unified CallManager データベースにゲートキーパーを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Device] > [Gatekeeper] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Gatekeeper] をクリックします。

c. 表7-14 に説明したとおりに、[Gatekeeper Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-14 Cisco Unified CallManager に新規ゲートキーパーを追加するためのフィールド

Gatekeeper Configuration のフィールド
アクション

Host Name/IP Address

ゲートキーパーの IP アドレスまたはホスト名。

次のいずれかの値を入力します。

ゲートキーパーのホスト名。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」ステップ 13 で入力したゲートキーパーの IP アドレス。

Enable Device

Cisco Unified CallManager で、このゲートキーパーを登録できるようにします。

このチェックボックスがオンになっていることを確認します。

d. [Insert] をクリックして、新規ゲートキーパーを Cisco Unified CallManager データベースに追加します。

e. [Reset Gatekeeper] をクリックして、変更内容を反映します。

ステップ 4 次の操作を行って、ゲートキーパーに新規トランクを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Device] > [Trunk] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Trunk] をクリックします。

c. [Trunk type] フィールドで、[H.225 Trunk (Gatekeeper Controlled)] を選択します。

d. [Device Protocol] フィールドで、[H.225] を選択します。

e. [Next] をクリックします。

f. 表7-15 に説明したとおりに、[Trunk Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-15 Cisco Unified CallManager に新規トランクを追加するためのフィールド

Trunk Configuration のフィールド
アクション
デバイス情報

Device Name

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの名前や IP アドレスなど、このトランクに固有の識別子を入力します。

ゲートキーパー情報

Gatekeeper Name

ステップ 3 c で [ Host Name/IP Address ] フィールドに入力した名前または IP アドレスを選択します。

Terminal Type

[Gateway] を選択します。

Technology Prefix

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」ステップ 14 で <タイプ プレフィクス> 引数に入力したのと同じ値を入力します。

Zone

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」ステップ 13 で <ゾーン名> 引数に入力したのと同じ値を入力します。

g. [Trunk Configuration] ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせて適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、またはCisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

h. [Insert] をクリックして、新しくトランクをゲートキーパーに追加します。

i. [Reset Trunk] をクリックして、変更内容を反映します。

ステップ 5 次の操作を行って、ゲートキーパーを使用して新規ルート パターンを Cisco Unified MeetingPlace Express に追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Route Plan] > [Route/Hunt] > [Route Pattern] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Route Pattern] をクリックします。

c. 表7-16 に説明したとおりに、[Route Pattern Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-16 Cisco Unified CallManager に新規ルート パターンを追加するためのフィールド

Route Pattern Configuration のフィールド
アクション

Route Pattern

Cisco Unified MeetingPlace Express にダイヤルする電話番号を入力します。 このフィールドには、スペースを使用できません。

Gateway or Route List

ステップ 4 f でトランクに入力した Device Name に合った値を選択します。

d. [Insert] をクリックして、ルート パターンをゲートキーパーに追加します。

ステップ 6 (オプション)複数の Cisco Unified MeetingPlace Express アクセス番号をお持ちの場合は、アクセス番号ごとに手順 7 を繰り返してください。 これには、直接会議ダイヤルイン番号のほか、[Usage Configuration] ページで入力した電話番号が含まれます。

ステップ 7 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。


 

関連項目

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定

この項目では、ゲートキーパーを経由して Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータを、Cisco Unified MeetingPlace Express に統合する方法について説明します。

この項目は、次の 2 つのタスクに分かれます。

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定」

関連項目

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合に必要なタスク」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加

開始する前に

Cisco IOS ルータにすでにゲートキーパーが定義されている場合は、このタスクは行わないでください。 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件」を参照してください。

「ゲートキーパーの設定:ホスト名、ゾーン、テクノロジー プレフィクスの識別」で説明しているタスクをすべて実行します。

このタスクは、Cisco ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 インターフェイス設定モードを入力します。

Router(config)# interface <タイプ番号>
 

ステップ 4 このゲートウェイで使用する IP アドレスとサブネット マスクを設定します。

Router(config-if)# ip address [<IP アドレス>] [<サブネット マスク>]
 

ステップ 5 (オプション)ファスト イーサネット インターフェイスを設定する場合は、全二重・半二重を自動に設定して、自動ネゴシエーション機能を指定します。 ゲートウェイが、ネットワーク構成で使用している相手側ルータ、ハブ、スイッチのメディアの種類や伝送速度などの環境要素に応じて自動的に、半自動または全自動で動作します。

Router(config-if)# duplex auto
 

ステップ 6 (オプション)ファスト イーサネット インターフェイスを設定する場合は、このゲートウェイの速度を設定します。

Router(config-if)# speed auto
 

ステップ 7 このインターフェイスを H.323 ゲートウェイ インターフェイスに設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip interface
 

ステップ 8 このゲートウェイに、ゲートキーパーの名前と場所を定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip id [<ホスト名>] ipaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 9 このゲートウェイを関連付けられたゲートキーパーに指定できるよう、ゲートウェイの H.323 名を設定します。

Router(config-if)# h323-gateway voip h323-id <ホスト名>
 

ステップ 10 ゲートウェイがこのゲートキーパーを登録する際のテクノロジー プレフィクスを定義します。

Router(config-if)# h323-gateway voip tech-prefix <プレフィクス>
 

<プレフィクス>:テクノロジー プレフィクスとして使用する番号を定義します。 各テクノロジー プレフィクスには、最大 11 文字まで設定できます。 必須ではありませんが、テクノロジー プレフィクスの最終桁には # 記号がよく使われます。 0 から 9 までの数字、# 記号、およびアスタリスク(*)が使用できます。

ステップ 11 このゲートウェイに使用するソース IP アドレスを設定します。 このコマンドは、ゲートウェイからこの IP アドレスまでのすべての H.323 メッセージをバインドします。

Router(config-if)# h323-gateway voip bind srcaddr [<IP アドレス>]
 

ステップ 12 現在のモードを終了します。

Router(config-if)# exit
 

ステップ 13 「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定」に進みます。


 

次の例は、IP アドレス 1.1.100.1 を持つ Cisco IOS 音声ゲートウェイと、IP アドレス 1.1.100.200 を持つゲートキーパー gk-1 間の統合を示しています。

interface FastEthernet0/0
ip address 1.1.100.1 255.255.255.0
duplex auto
speed auto
h323-gateway voip interface
h323-gateway voip id gk-1 ipaddr 1.1.100.200 1719
h323-gateway voip h323-id cme1
h323-gateway voip tech-prefix 1#
h323-gateway voip bind srcaddr 1.1.100.1
 

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」

Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ダイヤル ピアの設定

この項目では、ダイヤル ピアを設定して、コール制御デバイスで Cisco Unified MeetingPlace Express へのコールをルーティングする方法について説明します。 ダイヤル プランを実装して IP パケット ネットワーク経由で音声サービスを提供するには、ダイヤル ピアの設定が鍵となります。 ダイヤル ピアは、コールの発信元と着信先のエンドポイントを識別し、コール接続での各コール レッグに適用する特徴を定義するのに使用します。

開始する前に

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスとの統合の前提条件」を参照してください。

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定:ゲートキーパーの追加」で説明しているタスクをすべて実行します。

このタスクは、ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 ダイヤル ピアの音声設定モードを入力し、リモート Voice over IP(VoIP)ダイヤルピアを定義します。

Router(config)# dial-peer voice <番号> voip
 

<番号>:ダイヤル ピアで識別できる 1 桁以上の番号。 1 から 2147483647 までの値を入力できます。

voip :IP ネットワークで音声カプセル化に使用する VoIP ピアを指定します。

ステップ 4 Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのコールをルーティングします。

Router(config-dialpeer)# destination-pattern <ディジット>
 

<ディジット>:宛先パターンと同じ番号を指定します。

ステップ 5 (オプション)このインターフェイスの接続先を示すコメントまたは説明。

Router(config-dialpeer)# description <文字列>
 

ステップ 6 Registration Admission Status(RAS)信号方式を使用できるよう、このダイヤル ピアにネットワーク固有のアドレスを指定します。

Router(config-dialpeer)# session target ras
 

ステップ 7 Dual Tone MultiFrequency(DTMF)リレーを使用して DTMF 番号を転送するようルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# dtmf-relay h245-alphanumeric
 

ステップ 8 特定のコーデックを使用するようルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# codec [g711ulaw | g711alaw]
 

ステップ 9 このダイヤル ピアでのコールには、音声アクティビティ検出(VAD)をオフにします。

Router(config-dialpeer)# [no] vad
 

ステップ 10 現在のモードを終了します。

Router(config-dialpeer)# exit
 

ステップ 11 「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加」に進みます。


 

次の例は、RAS を使用してプライマリ Cisco Unified MeetingPlace Express の番号と代替 Cisco Unified MeetingPlace Express の番号にコールを誘導するよう設定されたダイヤル ピアを示します。

!
dial-peer voice 1 voip
destination-pattern 7777
description MP express main number
session target ras
dtmf-relay h245-alphanumeric
codec g711ulaw
no vad
!
dial-peer voice 2
voip destination-pattern 7000
description MP express alternate number
session target ras
dtmf-relay h245-alphanumeric
codec g711ulaw
no vad
 

関連項目

「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:ゲートキーパーの追加

この項目では、H.323 環境でゲートキーパーを Cisco Unified MeetingPlace Express に追加する方法について説明します。

開始する前に

次の項を参照してください。

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合の前提条件」

次のタスクのいずれかを実行して、コール制御デバイスを設定します。

Cisco Unified CallManager と統合する場合は、「Cisco Unified CallManager の設定:ゲートキーパー、トランク、ルート パターンの追加」を参照してください。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified CallManager Express とその他の標準 H.323 コール制御デバイスの設定」を参照してください。

ここで説明するタスクは、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターで行われます。

[H.323 Configuration] ページのパラメータを変更すると、Cisco Unified MeetingPlace Express が Cisco Unified CallManager などのコール制御デバイスとの H.323 信号を再初期化します。 再初期化の処理には最大 2 分かかりますが、この間にコールと音声会議の両方に支障が生じることがあります。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。

ステップ 2 ページの上部にある[管理]をクリックします。

ステップ 3 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [H.323 Configuration] をクリックします。

ステップ 4 [H.323 Configuration] ページで、 表7-17 のフィールドを設定します。

 

表7-17 ゲートキーパーを使用した統合に Cisco Unified MeetingPlace Express に必要な H.323 の設定

H.323 Configuration ページのフィールド
必須値

H.323 enabled

Yes

Local H.323 port

1720

Use gatekeeper

Yes

Gatekeeper

ゲートキーパー IP アドレス

ステップ 5 [Save] をクリックします。

ステップ 6 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [Dial Configuration] をクリックします。

ステップ 7 [Dial Configuration] ページで、[ Outdials ] フィールドを [H.323] に設定します。

ステップ 8 [Save] をクリックします。

ステップ 9 Cisco Unified MeetingPlace Express システムへのアクセスに使用する電話番号に、任意の電話から電話をかけて、この統合をテストします。 「Cisco Unified MeetingPlace Express へようこそ」のメッセージが流れます。


 

関連項目

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

「概要: H.323 設定」

「概要: ダイヤルの設定」

SIP 環境での統合について

Cisco Unified MeetingPlace Express は、SIP コール制御環境における各種デバイスとの統合をサポートします。 SIP 環境に Cisco Unified MeetingPlace Express を配置するには、ネットワークに次のアプリケーションのいずれかを用意してコールをルーティングする必要があります。

Cisco Unified CallManager

Cisco Unified CallManager Express

Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータ

Cisco SIP プロキシ サーバ

この項の内容は、次のとおりです。

「SIP 環境での統合の前提条件」

「SIP 環境での統合の Cisco Unified CallManager の制約事項」

「SIP 環境での統合に必要なタスク」

SIP 環境での統合の前提条件

コール制御デバイスのバージョンと Cisco Unified MeetingPlace Express に互換性があること。 Cisco Unified MeetingPlace Express のリリース ノートを参照してください。

IP テレフォニー ネットワークが正常に動作していること。 次に例を示します。

Cisco Unified IP Phone が接続され、コール制御デバイスのデータベースに追加されていること。

Cisco Unified IP Phone で、内部コールおよび外部コールを送受信できること。

関連項目

「SIP 環境での統合について」

SIP 環境での統合の Cisco Unified CallManager の制約事項

SIP トランクからの同時コール数は、使用可能なメディア ターミネーション ポイント(MTP)リソース数によって制限されます。 この制限は、H.323、MGCP、TAPI/JTAPI および SCCP すべてが Cisco Unified CallManager のアウトバンド DTMF を使用するのに対し、SIP が DTMF トーンにインバンド RFC 2833 を使用するために生じます。 次の制約事項と条件が適用されます。

Cisco Unified CallManager サーバに、48 台を超える MTP リソースを設定しないでください。 Cisco Unified CallManager サーバ 1 台に対して外部ハードウェア MTP リソースが配置されていない状態で、コールごとに MTP デバイスに 2 ストリームが必要なため、SIP トランクでサポートできるコール数は最大 24 コールです。

Cisco Unified CallManager サーバがクラスタ構成の場合、クラスタ内のサーバごとに最大 48 台までの MTP リソースを配置して SIP トランクからのコールに対応できます。 たとえば、2 台の Cisco Unified CallManager サーバを備えたクラスタの場合、SIP トランク経由で最大 48 コールまで対応できます。

外部ハードウェア MTP リソースには、最低 1 台以上の Ad-Hoc Conferencing and Transcoding(ACT)Port Adapter を備えた Cisco Catalyst 6500 Series Communication Media Module(CMM)が使用できます。 この組み合わせで、512 台の MTP リソースを配置できます。

Cisco Unified MeetingPlace Express と Cisco Unified CallManager 間でゲートキーパー経由の H.323 接続を使用すれば、この MTP リソース問題を回避できます。

Cisco Unified CallManager Release 4.x では、コールを別のコーデック G.711 に変換するために DSP リソースが必要です。 変換しないと、Cisco Unified CallManager Release 4.x から SIP トランク経由で Cisco Unified MeetingPlace Express により受信できるコールは G.711 コールのみとなります。 変換がサポートされている Cisco DSP リソースについては、『Cisco Unified CallManagerr システム ガイド』を参照してください。

Cisco Unified CallManager Release 4.x では、コールの転送に SIP Refer Method、すなわち RFC 3515 をサポートしていません。 このため、Cisco Unified MeetingPlace Express と Cisco Unified CallManager Release 4.x との統合のために SIP トランクを使用する場合は、コールはアテンダントへ転送されません。 代わりに、「オペレータ支援について」に記載した状況で話中音が流れます。

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「ゲートキーパーを経由したコール制御デバイスとの統合について」

SIP 環境での統合に必要なタスク

必要なタスクは、コール制御デバイスの種類によって異なります。 タスクのロードマップについては、 表7-18 を参照してください。

 

表7-18 SIP 環境におけるコール制御デバイスでの Cisco Unified MeetingPlace Express 設定ロードマップ

タスク
参考資料

1. 使用するコール制御デバイスを設定します。

使用するコール制御デバイスに応じて、次の手順のいずれかを参照してください。

Cisco Unified CallManager を使用する場合は、「Cisco Unified CallManager の設定:SIP トランクとルート パターンの追加」を参照してください。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータを使用する場合は、「Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加」を参照してください。

Cisco SIP プロキシ サーバを使用する場合は、「Cisco SIP プロキシ サーバの設定」を参照してください。

2. Cisco Unified MeetingPlace Express を設定して、SIP トランク経由でコール制御デバイスに接続します。

「Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:SIP トランクを経由したコール制御デバイスへの接続」を参照してください。

関連項目

「SIP 環境での統合について」

Cisco Unified CallManager の設定:SIP トランクとルート パターンの追加

Cisco Unified CallManager リリースに合わせて、次のタスクのいずれかを実行します。

「Cisco Unified CallManager Release 4.1 への SIP トランクとルート パターンの追加」

「Cisco Unified CallManager Release 5.x への SIP トランクとルート パターンの追加」

関連項目

「SIP 環境での統合について」

Cisco Unified CallManager Release 4.1 への SIP トランクとルート パターンの追加

この項目では、SIP トランクを Cisco Unified CallManager 構成データベースに追加する方法について説明します。 また、電話番号とトランクを関連付けることにより、Cisco Unified CallManager で Cisco Unified MeetingPlace Express にコールをルーティングできるようにする方法についても説明します。 この関連付けをルート パターンと呼びます。

開始する前に

次の項を参照してください。

「SIP 環境での統合について」

「SIP 環境での統合の前提条件」

「SIP 環境での統合の Cisco Unified CallManager の制約事項」

このタスクは、Cisco Unified CallManager の管理ページで実行するタスクです。 ページ内容とメニューは Cisco Unified CallManager のリリースによって異なるため、ここに記載した手順よりも正確な手順については、Cisco Unified CallManager の管理のオンライン ヘルプを参照してください。

手順


ステップ 1 http:// ccm-server /ccmadmin にアクセスします。ここで ccm-server には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者ユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の操作を行って、新規 SIP トランクを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Device] > [Trunk] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Trunk] をクリックします。

c. [Trunk type] フィールドで、[SIP Trunk] を選択します。

d. [Device Protocol] フィールドで、[SIP] を選択します。

e. [Next] をクリックします。

f. 表7-19 に説明したとおりに、[Trunk Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-19 Cisco Unified CallManager に新規トランクを追加するためのフィールド

Trunk Configuration の
フィールド
アクション

Device Name

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの名前や IP アドレスなど、このトランクに固有の識別子を入力します。

Device Pool

デバイス プールが何も定義されていない場合は、[Default] を選択します。

Cisco Unified CallManager の配置でユーザ定義のデバイス プールを使用する場合、会議ゲートウェイと互換性のあるコーデックが設定されたリージョン用のデバイス プールを新規作成するか、または既存のデバイス プールを選択してください。 現段階で Cisco Unified MeetingPlace Express がサポートしているのは、G.711 オーディオ コーデックのみです。

このデバイスに対してデバイス プールで指定するプロパティには、[Cisco Unified CallManager Group]、[Date/Time Group]、[Region] などがあります。

Media Termination Point Required

このチェック ボックスをオンにしてください。

Destination Address

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのポート 1 (eth0)の IP アドレスを入力します。

Destination Port

Incoming Port

デフォルト値の「5060」のままにしておいてください。

このポート番号を変更する必要が生じた場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターの [SIP Configuration] ページにある [ Local SIP port: ] フィールドと同じポート番号を設定してください。

Outgoing Transport Type

[UDP] を選択します。

g. [Trunk Configuration] ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせて適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、またはCisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

h. [Insert] をクリックして、新規トランクを追加します。

ステップ 4 次の操作を行って、Cisco Unified CallManager データベースにルート パターンを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager Administration] ページの一番上にあるメニューから、[Route Plan] > [Route/Hunt] > [Route Pattern] の順にクリックします。

b. 右上隅の [Add a New Route Pattern] をクリックします。

c. 表7-20 に説明したとおりに、[Route Pattern Configuration] ページのフィールドを入力します。

 

表7-20 Cisco Unified CallManager に新規ルート パターンを追加するためのフィールド

Route Pattern Configuration のフィールド
アクション

Route Pattern

Cisco Unified MeetingPlace Express にダイヤルする電話番号を入力します。 この番号は、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターの [SIP Configuration] ページの [ Username: ] フィールドで設定した値と一致している必要があります。

このフィールドには、スペースを使用できません。

Gateway or Route List

ステップ 3 f でゲートウェイに入力した Device Name に合った値を選択します。

d. [Insert] をクリックして、ルート パターンを Cisco Unified MeetingPlace Express に追加します。


 

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「概要: SIP の設定」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

Cisco Unified CallManager Release 5.x への SIP トランクとルート パターンの追加

この項目では、SIP トランクを Cisco Unified CallManager 構成データベースに追加する方法について説明します。 また、電話番号とトランクを関連付けることにより、Cisco Unified CallManager で Cisco Unified MeetingPlace Express にコールをルーティングできるようにする方法についても説明します。 この関連付けをルート パターンと呼びます。

開始する前に

次の項を参照してください。

「SIP 環境での統合について」

「SIP 環境での統合の前提条件」

「SIP 環境での統合の Cisco Unified CallManager の制約事項」

このタスクは、Cisco Unified CallManagerの管理ページで実行するタスクです。 ページ内容とメニューは Cisco Unified CallManager のリリースによって異なるため、ここに記載した手順よりも正確な手順については、Cisco Unified CallManager の管理のオンライン ヘルプを参照してください。 次の手順は、Cisco Unified CallManager Release 5.0(3) を使用した場合の手順です。

手順


ステップ 1 http:// ccm-server /ccmadmin にアクセスします。ここで ccm-server には、Cisco Unified CallManager サーバの完全修飾ドメイン名、または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 Cisco Unified CallManager の管理者ユーザ名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 3 次の操作を行って、新規 SIP トランクを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager 管理(Cisco Unified CallManager Administration)]ページの一番上にあるメニューから、[デバイス(Device)]>[トランク(Trunk)]の順にクリックします。

b. [新規追加(Add New)]をクリックします。

c. [トランクタイプ(Trunk type)]フィールドで、[SIPトランク(SIP Trunk)]を選択します。

d. 自動的に選択されない場合は、[デバイスプロトコル(Device Protocol)]フィールドで [SIP] を選択します。

e. [次へ(Next)]をクリックします。

f. 表7-21 に説明したとおりに、[トランクの設定(Trunk Configuration)]ページのフィールドを入力します。

 

表7-21 Cisco Unified CallManager に新規トランクを追加するためのフィールド

トランクの設定(Trunk Configuration)のフィールド
アクション

デバイス名(Device Name)

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの名前や IP アドレスなど、このトランクに固有の識別子を入力します。

デバイス プール(Device Pool)

デバイス プールが何も定義されていない場合は、[デフォルト(Default)]を選択します。

Cisco Unified CallManager の配置でユーザ定義のデバイス プールを使用する場合、会議ゲートウェイと互換性のあるコーデックが設定されたリージョン用のデバイス プールを新規作成するか、または既存のデバイス プールを選択してください。 現段階で Cisco Unified MeetingPlace Express がサポートしているのは、G.711 オーディオ コーデックのみです。

このデバイスに対してデバイス プールで指定するプロパティには、[Cisco Unified CallManager グループ(Cisco Unified CallManager Group)]、[日時グループ(Date/Time Group)]、[リージョン(Region)]などがあります。

メディアターミネーションポイントが必須(Media Termination Point Required)

このチェック ボックスをオンにしてください。

着信先アドレス(Destination Address)

Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのポート 1 (eth0)の IP アドレスを入力します。

着信先ポート(Destination Port)

デフォルト値の「5060」のままにしておいてください。

このポート番号を変更する必要が生じた場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターの [SIP Configuration] ページにある [ Local SIP port: ] フィールドと同じポート番号を設定してください。

SIPトランクセキュリティプロファイル(SIP Trunk Security Profile)

[Non Secure SIP Trunk Profile] を選択します。

SIP プロファイル(SIP Profile)

[Standard SIP Profile] を選択します。

DTMFシグナリング方式(DTMF Signaling Method)

[RFC 2833] を選択します。

g. [トランクの設定(Trunk Configuration)]ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせて適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、またはCisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

h. [保存(Save)]をクリックして、新規トランクを追加します。

ステップ 4 次の操作を行って、標準 SIP プロファイルを設定します。

a. [Cisco Unified CallManager 管理(Cisco Unified CallManager Administration)]ページの一番上にあるメニューから、[デバイス(Device)]>[デバイスの設定(Device Settings)]>[SIPプロファイル(SIP Profile)]の順にクリックします。

b. すべての SIP プロファイルを一覧表示するには、[検索オプション(Search Options)]フィールドに何も入力せずに[検索(Find)]をクリックします。

c. [検索結果(Search Results)]から、[Standard SIP Profile] をクリックします。

d. 表7-22 に説明したとおりに、[SIPプロファイルの設定(SIP Profile Configuration)]ページのフィールドを入力します。

 

表7-22 Cisco Unified CallManager で標準 SIP プロファイルを設定するためのフィールド

SIP プロファイル(SIP Profile)のフィールド
アクション

デフォルトMTPテレフォニーイベントペイロードタイプ(Default MTP Telephony Event Payload Type)

デフォルト値の「101」のままにしておいてください。

この番号を変更する必要が生じた場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターの [SIP Configuration] ページにある [RFC2833 payload type] フィールドと同じ番号を設定してください。

180で早期メディアを無効化(Disable Early Media on 180)

このチェックボックスがオフになっていることを確認してください。

e. [SIPプロファイルの設定(SIP Profile Configuration)]ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせてフィールドを適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、またはCisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

f. [保存(Save)]をクリックします。

ステップ 5 次の操作を行って、ノンセキュア SIP トランク プロファイルを設定します。

a. [Cisco Unified CallManager 管理(Cisco Unified CallManager Administration)] ページの一番上にあるメニューから、[システム(System)]>[セキュリティプロファイル(Security Profile)]>[SIPトランクセキュリティプロファイル(SIP Trunk Security Profile)]の順にクリックします。

b. すべての SIP トランク セキュリティ プロファイルを一覧表示するには、[検索オプション(Search Options)]フィールドに何も入力せずに[検索(Find)]をクリックします。

c. [検索結果(Search Results)]から、[Non Secure SIP Trunk Profile] をクリックします。

d. 表7-23 に説明したとおりに、[SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)]ページのフィールドを入力します。

 

表7-23 Cisco Unified CallManager でノンセキュア SIP トランク プロファイルを設定するためのフィールド

SIP トランク セキュリティ プロファイル(SIP Trunk Security Profile)の情報フィールド
アクション

着信転送タイプ(Incoming Transport Type)

デフォルト値の「TCP+UDP」のままにしておいてください。

発信トランスポートタイプ(Outgoing Transport Type)

[UDP] を選択します。

e. [SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)]ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせてフィールドを適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、またはCisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

f. [保存(Save)]をクリックします。

ステップ 6 次の操作を行って、Cisco Unified CallManager データベースにルート パターンを追加します。

a. [Cisco Unified CallManager 管理(Cisco Unifired CallManager Administration)]ページの一番上にあるメニューから、[コールルーティング(Call Routing)]>[ルート/ハント(Route/Hunt)]>[ルートパターン(Route Pattern)]の順にクリックします。

b. [新規追加(Add New)]をクリックします。

c. 表7-24 に説明したとおりに、[ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)]ページのフィールドを入力します。

 

表7-24 Cisco Unified CallManager に新規ルート パターンを追加するためのフィールド

ルート パターンの設定(Route Pattern Configuration)のフィールド
アクション

ルートパターン(Route Pattern)

Cisco Unified MeetingPlace Express にダイヤルする電話番号を入力します。 この番号は、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターの [SIP Configuration] ページの [ Username: ] フィールドで設定した値と一致している必要があります。

このフィールドには、スペースを使用できません。

ゲートウェイ/ルートリスト(Gateway/Route List)

ステップ 3 f でゲートウェイに入力した デバイス名(Device Name) に合った値を選択します。

d. [ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)]ページにあるこの他の必須フィールドについては、最新の Cisco Unified CallManager 配置に合わせてフィールドを適宜設定してください。 各フィールドについては、Cisco Unified CallManager のオンライン ヘルプ、または Cisco Unified CallManager リリースのアドミニストレーション ガイドを参照してください。

e. [保存(Save)]をクリックして、ルート パターンを Cisco Unified MeetingPlace Express に追加します。

f. ポップアップ ダイアログ ボックスのメッセージが表示されたら、すべて [OK] をクリックします。


 

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「概要: SIP の設定」

「Cisco Unified CallManager との統合について」

Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加

この項目では、SIP Voice over IP(VoIP)サービスに Cisco Unified CallManager 以外の Cisco コール制御デバイスを設定する方法について説明します。

Cisco IOS と SIP 設定の詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS SIP Configuration Guide』を参照してください。

この項目は、次の 4 つのタスクに分かれます。

「Cisco Gateway で Voice over IP(VoIP)サービスをシャット ダウンまたは有効にする」

「SIP サーバ サポートの設定」

「SIP ゲートウェイ ステータスの確認」

「音声ダイヤル ピアに対する SIP サポートの設定」

関連項目

「SIP 環境での統合について」

Cisco Gateway で Voice over IP(VoIP)サービスをシャット ダウンまたは有効にする

開始する前に

次の項を参照してください。

「SIP 環境での統合について」

「SIP 環境での統合の前提条件」

このタスクは、Cisco ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 音声サービス VoIP 設定モードを入力します。

Router(config)# voice service voip
 

ステップ 4 SIP 設定モードを入力します。

Router(config-voi-serv)# sip
 

ステップ 5 選択したサブモードで、VoIP コール サービスをシャット ダウンするか、または有効にします。

Router(config-serv-sip)# [no] call service stop [forced] [maintain-registration]
 

アクティブ コールを削除せずに SIP サービスを停止するには、次のようにして maintain registration 属性を選択します。

Router(config-serv-sip)# call service stop maintain-registration
 

SIP サービスを停止してアクティブ コールを削除するには、次のようにして forced 引数を選択します。

Router(config-serv-sip)# call service stop forced
 

ステップ 6 現在のモードを終了します。

Router(config-serv-sip)# exit
 

ステップ 7 「SIP サーバ サポートの設定」に進みます。


 

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加」

SIP サーバ サポートの設定

開始する前に

次の項を参照してください。

「SIP 環境での統合について」

「SIP 環境での統合の前提条件」

「Cisco Gateway で Voice over IP(VoIP)サービスをシャット ダウンまたは有効にする」で説明しているタスクをすべて実行します。

このタスクは、Cisco ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 SIP ユーザ エージェント設定モードを入力します。

Router(config)# sip-ua
 

ステップ 4 外部 SIP プロキシまたは SIP レジストラ サーバに E.164 番号を登録します。

Router(config-sip-ua)# registrar [dns:<アドレス>] [ipv4:<IP アドレス>] expires <秒> [tcp] [secondary]
 

dns :<アドレス>:コールを受信するようダイヤル ピア名を解決するドメイン名サーバ。

ipv4 :<IP アドレス>:コールを受信するためのダイヤル ピアの IP アドレス。

expires <秒>:デフォルトの登録期間(秒単位)

tcp :トランスポート レイヤ プロトコルを TCP に設定。UDP がデフォルトです。

secondary :(オプション)冗長化目的で、セカンダリ SIP プロキシまたはレジストラにレジストレーションを指定。

ステップ 5 SIP プロキシ サーバのネットワーク アドレス(IP アドレスまたはホスト名)を指定します。

Router(config-sip-ua)# sip-server [ipv4:<IP アドレス>] [dns:<アドレス>]
 

ステップ 6 現在のモードを終了します。

Router(config-sip-ua)# exit
 

ステップ 7 「SIP ゲートウェイ ステータスの確認」に進みます。


 

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加」

SIP ゲートウェイ ステータスの確認

開始する前に

「SIP サーバ サポートの設定」で説明しているタスクをすべて実行します。

このタスクは、Cisco ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 SIP ゲートウェイのステータスを確認するには、Cisco ルータで次のコマンドを使用します。

Router # show sip service
Router # show sip-ua register status
Router # show sip-ua statistics
Router # show sip-ua status
Router # show sip-ua timers

ステップ 2 「音声ダイヤル ピアに対する SIP サポートの設定」に進みます。


 

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加」

音声ダイヤル ピアに対する SIP サポートの設定

この項目では、SIP を使用して、コール制御デバイスで Cisco Unified MeetingPlace Express へのコールをルーティングする方法について説明します。 ダイヤル プランを実装して IP パケット ネットワーク経由で音声サービスを提供するには、ダイヤル ピアの設定が鍵となります。 ダイヤル ピアは、コールの発信元と着信先のエンドポイントを識別し、コール接続での各コール レッグに適用する特徴を定義するのに使用します。

開始する前に

次の項を参照してください。

「SIP 環境での統合について」

「SIP 環境での統合の前提条件」

「SIP ゲートウェイ ステータスの確認」を実行します。

このタスクは、ルータの Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)で実行します。 この手順で使用する Cisco IOS コマンドの詳細は、Cisco IOS ソフトウェアの主要リリースの『Cisco IOS Commands Master List』を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco ルータで、特権 EXEC モード、またはシステム管理者が設定した任意のセキュリティ レベルを入力します。 プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

Router# enable
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 ダイヤル ピアの音声設定モードを入力し、リモート Voice over IP(VoIP)ダイヤルピアを定義します。

Router(config)# dial-peer voice <番号> voip
 

<番号>:ダイヤル ピアで識別できる 1 桁以上の番号。 1 から 2147483647 までの値を入力できます。

voip :IP ネットワークで音声カプセル化に使用する VoIP ピアを指定します。

ステップ 4 セッションのプロトコル タイプを入力します。

Router(config-dialpeer)# session protocol sipv2
 

sipv2 :IETF SIP を使用するようダイヤル ピアを設定します。

ステップ 5 特定のコーデックを使用するようルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# codec [g711ulaw | g711alaw]}
 

ステップ 6 Dual Tone MultiFrequency(DTMF)リレーを使用して DTMF 番号を転送するようルータを設定します。

Router(config-dialpeer)# dtmf-relay rtp-nte
 

ステップ 7 ダイヤル ピアにネットワーク固有のアドレスを指定します。

Router(config-dialpeer)# session target {sip-server | dns:[<ホスト名>]| ipv4:<IP アドレス>:[<ポート番号>]}
 

sip-server :セッション ターゲットをグローバル SIP サーバに設定します。 SIP サーバ コマンドがすでに SIP サーバ インターフェイスのホスト名や IP アドレスを指定していた場合に使用されます。

dns :<ホスト名>:グローバル SIP サーバ インターフェイスをドメイン ネーム サーバ(DNS)のホスト名に設定します。 有効な DNS ホスト名は、<名前>.<ゲートウェイ>.xyz の形式になります。

ipv4 :<IP アドレス>:IP アドレスを設定します。

<ポート番号>:(オプション)SIP サーバに UDP ポート番号を設定します。


) VoIP ピアのセッション ターゲットを定義する際は、ワイルドカードを使用できます。


ステップ 8 このダイヤル ピアでのコールには、音声アクティビティ検出(VAD)をオフにします。

Router(config-dialpeer)# [no] vad
 

ステップ 9 現在のモードを終了します。

Router(config-dialpeer)# exit
 


 

次の例は、SIP を使用して Cisco Unified MeetingPlace Express の番号にコールを誘導するよう設定されたダイヤル ピアを示します。 Cisco Unified MeetingPlace Express の IP アドレスは 10.8.17.42 に設定されています。

!
dial-peer voice 123 voip
destination-pattern [12]...
session protocol sipv2
session target ipv4:10.8.17.42
dtmf-relay rtp-nte
codec g711ulaw
no vad
 

関連項目

「SIP 環境での統合について」

「Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加」

Cisco SIP プロキシ サーバの設定

Cisco SIP プロキシ サーバ(Cisco SPS)は、サービス プロバイダなどがスケーラブルで信頼性の高いパケット音声ネットワークを構築し、VoIP ネットワークにおけるコール セッション管理を提供する、コール制御ソフトウェア パッケージです。 レジストラ サーバまたはリダイレクト サーバとしても機能します。 小規模および大規模なパケット音声ネットワークの両方でネットワーク性能を最大限に高められるよう、多数のコール ルーティングの機能を提供します。

Cisco SPS には、認証、アカウンティング、登録、ネットワーク アクセス制御、セキュリティなどの機能を実行する、エッジ プロキシ サーバの機能が搭載されています。 また、受信済みや変換済みの宛先 URL に基づいたネクストホップのルーティングなどの機能を実行するインフラストラクチャ プロキシ サーバの機能も搭載可能です。

この項目では、Cisco Unified MeetingPlace Express をエンドポイントとして認識するよう Cisco SPS を設定する方法について説明します。 次の 2 つのタスクから構成されます。

「Cisco SIP プロキシ サーバの設定:Cisco Unified MeetingPlace Express のサブスクライバとしての追加」

「Cisco SIP プロキシ サーバの設定:ルートの設定」


) Cisco SPS のインストール方法、設定方法、管理方法の詳細は、Cisco SIP プロキシ サーバ リリースの『インストレーション ガイド』または『アドミニストレーション ガイド』を参照してください。


関連項目

「SIP 環境での統合に必要なタスク」

「SIP 環境での統合について」

Cisco SIP プロキシ サーバの設定:Cisco Unified MeetingPlace Express のサブスクライバとしての追加

サブスクライバとは、静的で設定可能なサブスクライバ情報を持つ SIP のエンドポイントです。 この項目では、Cisco SIP プロキシ サーバ(SPS)にサブスクライバとして Cisco Unified MeetingPlace Express を追加する方法について説明します。

開始する前に

Cisco SIP プロキシ サーバのドキュメンテーションの指示に従って、Cisco SPS をインストールして設定します。

手順


ステップ 1 Cisco SPS のメイン メニューから、[Subscribers] をクリックします。

ステップ 2 新規サブスクライバを追加するには、次を実行します。

a. [Add] をクリックします。

b. Cisco Unified MeetingPlace Express の情報を入力します。 赤いアスタリスク(*)が付いたフィールドはすべて必須項目です。

c. [Submit] をクリックします。


 

関連項目

「Cisco SIP プロキシ サーバの設定」

「SIP 環境での統合について」

Cisco SIP プロキシ サーバの設定:ルートの設定

ダイナミック ルートもスタティック ルートも、追加、変更、削除が可能です。

ダイナミック ルートとは、ネットワーク経由のパスで、ルーティング プロトコルとルーティング更新メッセージに応じて自動的に計算されます。 スタティック ルートとは、ユーザが明示的に設定する、ネットワーク経由の固定パスです。 スタティック ルートは、ダイナミック ルートより優先され、ファーム メンバ間で同期化されます。 設定可能なルート情報は、次のとおりです。

宛先パターンとタイプ

ネクストホップとネクストホップ ポート

転送プロトコル

優先度と重み付け

テクノロジー プレフィクスのアクション

より限定的でないルートの許可

ルート ブロック

稼働中

ラベル

Cisco SIP Proxy Server (SPS)でスタティック ルートを設定する際のルートの宛先パターンは、次のように定義します。

ユーザの部分内の電話番号を元にルーティングする際は、user=phone を使用してください。

例: +14085550122@cisco.com; user=phone (140855501222 は、E.164 番号です。)

例: 50122@cisco.com; user=phone (50122 は、cisco.com ドメイン内で明確な拡張子です。)

ドメインの部分を元にルーティングする際は user=ip を使用してください(ドメイン ルーティングとも呼ぶ)。

宛先パターンを指定するときは、以下の注意事項に従って、次のディレクティブに含まれる任意の文字を使用できます。

NumericUsernameCharacterSet:Request-URI のユーザ情報部分が「NumericUsernameInterpretation」処理手順に該当するカテゴリ内にあるかどうかを判断するのに Cisco SPS が使用する文字セット。 このセットは、他のユーザ情報パラメータには適用されません。

デフォルトは、+0123456789.-() (グローバルな電話番号の組み合わせ)です。 このコマンドの詳細は、sipd.conf ファイルを参照してください。


注意 文字の中には、( ) . - など、視覚的に区切り文字として使用されるものもあります。 これらの文字は、ルート データベースを参照する前に削除されます。 ルート宛先パターンを定義する際は、これらを含めないでください。

ルートを定義するための特殊文字は、次のとおりです。

* は、複数桁のワイルドカードを示します。
例: 9* 」と入力すると 「911 」や「 914085551212 」に一致します。

* は、1 桁のワイルドカードを示します。
例: 「9..」 と入力すると「 911 」には一致しますが 9111 には一致しません。

\* は、実際の * 文字を示します。
例:「 \*69 」と入力すると「 *69 」に一致します。

開始する前に

Cisco SIP プロキシ サーバのドキュメンテーションの指示に従って、Cisco SPS をインストールして設定します。

「Cisco SIP プロキシ サーバの設定:Cisco Unified MeetingPlace Express のサブスクライバとしての追加」で説明しているタスクをすべて実行します。

手順


ステップ 1 Cisco SPS のメイン メニューから、[Routes] をクリックします。

ステップ 2 検索ツールで検索を実行して、既存のルートを表示します。

ステップ 3 新規ルートを追加するには、次を実行します。

a. [Add] をクリックします。

b. ルートの情報を入力します。 赤いアスタリスク(*)が付いたフィールドはすべて必須項目です。

c. [Submit] をクリックします。


 

関連項目

「Cisco SIP プロキシ サーバの設定」

「SIP 環境での統合について」

Cisco Unified MeetingPlace Express の設定:SIP トランクを経由したコール制御デバイスへの接続

この項目では、SIP トランクを経由して Cisco Unified MeetingPlace Express を、サポート対象のコール制御デバイスに直接接続するための設定方法について説明します。

開始する前に

次の項を参照してください。

「SIP 環境での統合の前提条件」

「SIP 環境での統合の Cisco Unified CallManager の制約事項」

使用するコール制御デバイスを次のように設定します。

Cisco Unified CallManager と統合する場合は、「Cisco Unified CallManager の設定:SIP トランクとルート パターンの追加」を実行してください。

Cisco Unified CallManager Express または Cisco IOS ソフトウェアの音声対応ルータと統合する場合は、「Cisco Unified CallManager Express とその他の Cisco IOS ソフトウェア音声対応ルータの設定:SIP ゲートウェイとダイヤルピアの追加」で説明したタスクを実行してください。

Cisco SIP プロキシ サーバと統合する場合は、「Cisco SIP プロキシ サーバの設定」を実行してください。

ここで説明するタスクは、Cisco Unified MeetingPlace Express 管理センターで行われます。

手順


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。

ステップ 2 ページの上部にある[管理]をクリックします。

ステップ 3 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [SIP Configuration] をクリックします。

ステップ 4 [SIP Configuration] ページで、 表7-25 のフィールドを設定します。

 

表7-25 SIP トランクを経由した統合の際に Cisco Unified MeetingPlace Express の [SIP Configuration] ページで必要な設定

SIP Configuration ページのフィールド
必須値

SIP enabled?

Yes

Local SIP port:

5060 (default)

SIP proxy server 1:

コール制御デバイスまたは SIP プロキシ サーバの IP アドレス。

Cisco Unified MeetingPlace Express から開始された SIP コールは、この IP アドレスに誘導されます。 コール制御デバイスがクラスタ構成の場合、クラスタ内にあるプライマリのコール処理サーバの IP アドレスを入力してください。

SIP proxy server 2:

SIP proxy server 3:

SIP proxy server 4:

SIP proxy server 5:

SIP proxy server 6:

コール処理を冗長化したクラスタ内にコール制御デバイスまたは SIP プロキシ サーバがあれば、その IP アドレス。


) プライマリのコール制御アプリケーションがダウンすると、Cisco Unified MeetingPlace Express はダイヤルアウト コールを完了できなくなります。 このフィールドでは、フェールオーバーのコール制御アプリケーションから、着信コールのみをルーティングするように設定できます。


ステップ 5 [Save] をクリックします。

ステップ 6 ページの左側で次の操作を実行します。

a. [System Configuration] をクリックします。

b. [Call Configuration] をクリックします。

c. [Dial Configuration] をクリックします。

ステップ 7 [Dial Configuration] ページで、 Outdials フィールドを [SIP] に設定します。

ステップ 8 [Save] をクリックします。

ステップ 9 Cisco Unified MeetingPlace Express システムへのアクセスに使用する電話番号に、任意の電話から電話をかけて、この統合をテストします。 「Cisco Unified MeetingPlace Express へようこそ」のメッセージが流れます。


 

関連項目

「SIP 環境での統合に必要なタスク」

「SIP 環境での統合について」