Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing コンフィギュレーション ガイド Release 5.4
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の監視および保守
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の監視および保守
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified MeetingPlace

のアクティビティの監視方法

Lumberjack Logging Utility の設定

MSDE のデータベース スケーラビリティの制限によるパフォーマンス低下の評価方法

パフォーマンス低下を最小限にするためのオプションの検討

PC クロックの自動タイム調整の設定方法

サーバ時間のドリフトの監視

フレックス フィールドについて

Cisco Unified MeetingPlace
Web Conferencing の監視および保守

頻繁に使用するシステムは、週 1、2 回のように短い間隔で監視することをお勧めします。あまり使用しないシステムは、月 1 回のように長い間隔で監視します。

次の項を参照してください。

「Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のアクティビティの監視方法」

「MSDE のデータベース スケーラビリティの制限によるパフォーマンス低下の評価方法」

「PC クロックの自動タイム調整の設定方法」

「フレックス フィールドについて」

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のアクティビティの監視方法

Windows イベント ビューア アプリケーションと Cisco Unified MeetingPlace Eventlog アプリケーションは、どちらも Web サーバの全アクティビティを記録します。これらのログを使用して、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の監視やトラブルシューティングを行うことができます。

次の各手順では、Web サーバのアクティビティの監視で使用可能な 4 つのツールの使用法について説明します。

「Cisco Unified MeetingPlace Eventlog の使用方法」

「Cisco Unified MeetingPlace Alarm Table へのアクセス方法」

「Windows パフォーマンス監視ツールの実行方法」

「Windows イベント ビューアによるイベントの表示方法」

「Lumberjack Logging Utility の設定」の手順も参照してください。

Cisco Unified MeetingPlace Eventlog の使用方法

Eventlog アプリケーションは、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスに特有のすべてのアクティビティを記録します。


ステップ 1 イベント ログにアクセスするには、システム トレイにある Cisco Unified MeetingPlace アイコンを右クリックし、 [Eventlog] を選択します。

ステップ 2 イベント ログを取り込むには、Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムを通じて Gateway SIM からそのイベント ログをプルします。


 

Cisco Unified MeetingPlace Alarm Table へのアクセス方法

Alarm Table は、Cisco Unified MeetingPlace システムで発生する異常なイベントを報告します。Cisco Unified MeetingPlace サーバに関するアラーム情報を提供するときだけでなく、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing が動作または応答しているかどうかを判断するときにも Alarm Table を使用できます。この機能の詳細については、「Cisco MeetingPlace Web Conferencing Service について」を参照してください。

MeetingTime は、Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムの管理クライアントです。アラーム テーブルにアクセスする場合は、MeetingTime をインストールする必要があります。手順については、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある、該当する『 Cisco Unified MeetingPlace Audio Server アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。


ステップ 1 MeetingTime にログインします。

ステップ 2 [MeetingTime Administrative]メニューで、[System]を選択します。

Register Book が表示されます。

ステップ 3 [Alarm Tables]をクリックし、[Execute]をクリックします。


 

Windows パフォーマンス監視ツールの実行方法

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing が提供する Cisco MeetingPlace Web Conferencing というパフォーマンス オブジェクトは、Windows パフォーマンス監視ツールで監視できます。 表7-1 は、Cisco MeetingPlace Web Conferencing パフォーマンス オブジェクトで使用可能なカウンタを示しています。パフォーマンス グラフを保存または記録する方法の詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。

 

表7-1 カウンタ リスト

カウンタ
説明

MPAgent: Total client connections in MPAgent

Cisco MeetingPlace Agent Service のクライアント接続の数。

MPConvert: Total power point attachments converted by the conversion service

変換サービスによって変換された Microsoft PowerPoint 添付の数。

MPConvert: Total power point attachments failed to convert by the conversion service

変換サービスが変換に失敗した Microsoft PowerPoint 添付の数。

MPAudio: Total audio attachments converted by the audio service

音声サービスによって変換された音声添付の数。

MPAudio: Total MP3 files converted by the audio service

音声サービスによって変換された MP3 ファイルの数。

MPAudio: Total windows media files converted by the audio service

音声サービスによって変換された Windows Media ファイルの数。

MPDatSvc: Total users pulled by the replication service

SQL データベースに複製されたユーザの数。

MPDatSvc: Total groups pulled by the replication service

SQL データベースに複製されたユーザ グループの数。

MPDatSvc: Total meetings pulled by the replication service

SQL データベースに複製された会議の数。

MPDatSvc: Total attachments pulled by the replication service

SQL データベースに複製された添付の数。

MPDatSvc: Total confparts pulled by the replication service

SQL データベースに複製された会議参加者の数。

MPDatSvc: Total meeting categories pulled by the replication service

SQL データベースに複製された会議のカテゴリの数。

MPDatSvc: Total size of attachments (KB) pulled by the replication service

SQL データベースに複製された添付のサイズの合計(KB 単位)。

MPX: Active MPX Threads

MPX(ISAPI エントリ ポイント)のアクティブなスレッドの数。

MPX: Total queries to MPX

MPX によって処理されたクエリーの総数。

MPX: Total schedules

MPX から試行されたスケジューリングの総数。

MPX: Total successful schedules

MPX から試行され、成功したスケジューリングの総数。

MPX: Total attends

MPX から試行された参加の総数。

MPX: Total successful attends

MPX から試行され、成功した参加の総数。

MPX: Total 1st MtgStatusGetQS queries

会議コンソールが正常にロードされた回数の合計。

MPX: Total rollover schedules

試行された会議のロールオーバーの総数。

MPX: Total successful rollover schedules

成功した会議のロールオーバーの総数。

MPX: Total server busy messages

MPX がユーザに返したサーバ ビジー メッセージの総数。

各種の FormType カウンタ

FormType カウンタは、内部トラッキングを容易にする Web サービス API 呼び出しです。


ステップ 1 [Start]メニューで、[Run]を選択します。

[Run]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Perfmon と入力して[Performance]ウィンドウを開き、[Add](+)ボタンをクリックします。

[Add Counters]ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Performance object]フィールドで、 [Cisco MeetingPlace Web Conferencing] を選択します。

カウンタのリストが表示されます。

ステップ 4 (オプション)特定のカウンタの詳細情報を表示するには、リストでそのカウンタをクリックし、[Explain]をクリックします。

ステップ 5 特定のカウンタを有効にするには、リストでそのカウンタをクリックし、[Add]をクリックします。

[Performance]ウィンドウにカウンタが追加され、リアルタイムでグラフが表示されます。


 

Windows イベント ビューアによるイベントの表示方法

アプリケーション ログは、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスに関する詳細情報を提供します。Windows イベント ビューアの詳細については、Windows のマニュアルを参照してください。


ステップ 1 [Start]>[Settings]>[Control Panel]>[Administrative Tools]>[Event Viewer] の順にクリックします。

ステップ 2 [Tree]メニューで、[Application Log]を選択します。

ステップ 3 [Application Log]ウィンドウで、イベントをダブルクリックします。


 

Lumberjack Logging Utility の設定

Lumberjack は、バックグラウンドのスレッドとして実行するログ収集ユーティリティです。Lumberjack は、24 時間間隔で数種類のログを定期的にダンプしたり、これらのログを指定の古いログとともに設定可能な場所に格納します。すべての設定内容はレジストリに格納され、Cisco Unified MeetingPlace の現在のレジストリ設定構造に組み込まれます。パフォーマンス監視のログ収集の設定は定義 INI ファイルに格納されるため、カウンタ リストとログ収集間隔を容易に変更できます。

マスター サービスを起動すると、Lumberjack の新規スレッドが開始します。Lumberjack はレジストリと INI ファイルから設定値を読み取り、動作を決定します。パフォーマンス監視の定義 INI ファイルがない場合、Lumberjack は、デフォルト値を使用して、事前定義されているカウンタ リストとログ収集間隔でファイルを自動作成します。

Lumberjack は 24 時間ウィンドウの Gateway SIM イベント ログを 24 時間間隔で作成します。午前 0 時前にイベントログが終了すると、Lumberjack はログを再起動します。最初のコールがあった日の午前 0 時を超過してイベントログが動作した場合、Lumberjack はこのプロセスを終了します。Lumberjack はルーチン ログの収集中に、次の情報も取得します。

パフォーマンス監視(24 時間ウィンドウ)

NT アプリケーションおよびシステムのイベントログ

レジストリのスナップショット(Latitude および DCMS)

IIS ログ

マスター サービスの実行中で Lumberjack が有効化されているときは、停止(クラッシュが発生)したサービスを検出し、次の情報を Windows の temp ディレクトリの temp フォルダに収集します。

GWSIM イベントログ(24 時間ウィンドウ)

NT アプリケーションおよびシステムのイベントログ

レジストリのスナップショット(Latitude および DCMS)

IIS ログ

DrWtsn.log および User.dmp

ダウンしたサービスの .exe、.map、および .pdb

authfilt.dll および jengax.dll のバイナリ(IIS がダウンした場合)

これらの情報の収集後、Lumberjack は pkzipc.exe を使用してファイルをバンドルします。この実行ファイルは MPWEB に配布され、DataSvc フォルダに格納されています。

このファイルの命名規則は、ルーチン ログでは lumberjack_ timestamp .zip とし、クラッシュ ログの場合は lumberjackCrash_ timestamp .zip とし、この timestamp は、それぞれ、ルーチン ログのログ収集を開始した時刻と、クラッシュ ログのクラッシュを検出した時刻になります。

マスター サービスが単に停止しただけの場合は、ルーチン ログ用に作成された temp ディレクトリは削除されないため、マスター サービスが再起動されると、ある一日に収集されたすべてのログは 1 つにバンドルされます。この機能により、圧縮ファイルを開かなくても取り込んだログを表示でき、マスター サービスをすばやくシャットダウンしたり再起動することができます。これは、サービスが圧縮ファイルの処理やディレクトリの削除を待たなくてすむためです。

Lumberjack Logging Utility を設定するには、必要に応じて次の手順を実行します。

「Cisco MCS Server 上に Lumberjack を設定するには」

「Cisco MCS Server 以外に Lumberjack を設定するには」

「Lumberjack スナップショットを手動で作成するには」

Cisco MCS Server 上に Lumberjack を設定するには


ステップ 1 [Start]>[Run] の順に選択し、 regedit と入力します。

ステップ 2 Lumberjack を設定するには、キー HKLM\Software\Latitude\MeetingPlace WebPublisher\General\ とキー HKLM\Software\Latitude\MeetingPlace Gateway SIM\General\ のレジストリ設定を、 表7-2 のように変更します。

 

表7-2 レジストリ設定

名前(型)
説明
データおよびデフォルト値

キー: HKLM\Software\Latitude\MeetingPlace WebPublisher\General\

Server Logging(DWORD)

Lumberjack を有効または無効にします。

0 - 無効

1 - 有効

デフォルトは 1 です。

Log Crash History(DWORD)

格納する古いクラッシュ ログの数を指定します。

デフォルトは 10 です。

Log History(DWORD)

格納する古いルーチン ログの数を指定します。

デフォルトは 15 です。

Log Location(ストリング)

ログが含まれている .zip ファイルの格納場所を指定します。

デフォルトは インストール ディレクトリ \Cisco Systems\LogFiles です。

InstallLocation(ストリング)

.dll、.exe、.map、および.pdb の各種ファイルの収集に使用します。

デフォルトは Cisco MeetingPlace Web Conferencing で設定されます。

キー: HKLM\Software\Latitude\MeetingPlace Gateway SIM\General\

InstallLocation(ストリング)

実行中の GWSIM イベントログで使用します。

デフォルトは GWSIM で設定されます。


 

Cisco MCS Server 以外に Lumberjack を設定するには

Lumberjack を Cisco MCS 以外のサーバまたはログ ディレクトリ用にカスタマイズされた格納場所があるサーバで実行する場合は、レジストリにキーを追加して、通常は Cisco MCS サーバに固定されているログ ファイルの位置をカスタマイズできます。


注意 この手順は、Cisco MCS と互換性のある、従来のサードパーティ製 Windows サーバを使用する Cisco Unified MeetingPlace のユーザにのみ適用されます。

ファイルの格納場所を指定するときは、ドライブ文字を含む完全修飾パスを指定する必要があり、最後の '\' は入れないでください。たとえば、C:\temp\ ディレクトリにユーザの IIS ログを格納している場合は、Lumberjack Custom IIS キーの格納場所は c:\temp となります。

ステップ 1 レジストリに、IIS ログの格納場所を入力するための Log Custom IIS (ストリング)を作成します。

ステップ 2 Dr Watson log/user.dmp の格納場所を入力するための Log Custom DrWatson (ストリング)を作成します。

ステップ 3 NT イベントログの格納場所を入力するための Log Custom NTEventlog (ストリング)を作成します。


 

Lumberjack スナップショットを手動で作成するには

手動のスナップショット要求には lumberjackSnapshot__timestamp.zip という書式があるため、ログはこの書式で収集されます。

これらのログは、デフォルトの LogFiles フォルダか、「Lumberjack Logging Utility の設定」の該当する手順で指定したフォルダから検索することができます。


ステップ 1 Web サーバで、Cisco Unified MeetingPlace のオレンジ色のドアのアイコンを右クリックします。

ステップ 2 [Capture Logs] を選択します。

スナップショット ログ収集プロセスが開始します。


 

MSDE のデータベース スケーラビリティの制限によるパフォーマンス低下の評価方法

Cisco Unified MeetingPlace Web サーバで発生するパフォーマンスの低下が、MSDE の同時処理クエリーが 8 つまでに制限されていることが原因であるかを判断するには、「イベント ログ エントリを表示するには」を実行してから、「パフォーマンス低下を最小限にするためのオプションの検討」を参照してください。

イベント ログ エントリを表示するには


ステップ 1 MSDE 2000 データベース サーバを実行する Windows 2000 サーバで(データベース エンジンが別のサーバに置かれていない限りこれは Cisco Unified MeetingPlace Web サーバ)、 [Control Panel]>[Administrative Tools]>[Event Viewer] を開きます。

ステップ 2 [Application Log] を選択してから、 [View]>[Find] を選択します。

ステップ 3 次の情報を入力します。

[Event types]: [Information] のみ選択します。

[Event source]: [MSSQLSERVER] を選択します。

[Description]: concurrent queries と入力します。

ステップ 4 [Find Next] をクリックします。

ステップ 5 検索に失敗するか、ログの最後に到達したことを示すメッセージが表示された場合は、このアプリケーションのイベント ログのタイム スパン内に MSDE のパフォーマンスの上限に達していないため、これ以上の処置は必要ありません。

または

イベント ビューアでイベント ログ エントリが検出された場合は、ステップ 6 に進みます。

ステップ 6 イベント ビューアで、イベント ログ エントリをダブルクリックして開きます。

説明のフィールドに、しきい値の 8 つを超過しているクエリー数が表示されます。

ステップ 7 イベント ログ エントリを再度表示するために、ローカルの[Application Log]ウィンドウで [Find Next] をクリックします。

ステップ 8 各イベント ログ エントリで、X 個のクエリーが超過したことを示すメッセージの値 X を検索します。

ステップ 9 X が 10 を超える場合は、パフォーマンスに著しい影響が生じている可能性があるため、このメッセージが一日に何度表示されるかを確認して再発に注意する必要があります。

たとえば、この再発が一日に平均して 1 回発生する場合は、ユーザへの影響は限定的です。しかし、一日に 30 回発生する場合は、影響は深刻です。

ステップ 10 「パフォーマンス低下を最小限にするためのオプションの検討」のガイドラインを参考にしながら、分析に基づいてオプションを評価してください。


 

パフォーマンス低下を最小限にするためのオプションの検討

MSDE の同時クエリー数の上限値 8 が原因でユーザの Cisco Unified MeetingPlace Web サーバにパフォーマンスの低下が発生している場合は、次のオプションについて検討してください。

サーバをアップグレードする。

MSDE のクエリー数の上限 8 は変えられませんが、超高速 CPU とハード ディスク アクセスを持つサーバを使用して、大量のクエリーを同時(または逐次)処理すれば、これらのクエリーは処理能力の低いサーバに比べてはるかに短時間に処理および完了することができ、8 つというクエリー上限の効果を上げることができます。したがって、サーバを大幅に高速なハードウェア(特に CPU およびディスク)にアップグレードすると、上限のしきい値を機能的に上げるだけでなく、アプリケーションの全体的なパフォーマンスも向上します。

別のプロセッサを追加する:このオプションは、Cisco MCS と互換性のある、従来のサードパーティ製 Windows サーバを使用する Cisco Unified MeetingPlace のユーザにのみ適用されます。

Microsoft のマニュアルによると、MSDE は最大 2 台のプロセッサを、デュアル CPU、クワッド CPU などの symmetric multi processors(SMP; 対称型マルチプロセッサ)サーバで効率的に使用することができます。

SQL Server 2000 もマルチ プロセッサを有効活用できますが、2 台の物理プロセッサ用に 2 種類のライセンスを取得しなくてはならなくなります。しかし Microsoft によると、プロセッサ ライセンスが 1 つでも、2 つの論理プロセッサが同じ物理 Xeon プロセッサに置かれている場合に限り、ハイパースレッディング モードのデュアル Xeon 上で 2 つの論理プロセッサを使用できるということです。

インストールに関する他のパフォーマンスおよびスケーラビリティの脆弱性を検索する。

たとえば、システム管理者のサーバとエンドユーザの間にあるネットワーク機器の帯域幅が少ないと、アプリケーション使用時にネットワーク トラフィックが低速化してエンド ユーザが影響を受けることがあります。このような場合は、高性能のネットワーク機器を導入することで、結果的に SQL Server のフル ライセンスを購入するよりも全体的なパフォーマンスが改善できることがあります。

PC クロックの自動タイム調整の設定方法

Cisco Unified MeetingPlace には、時刻に関連する会議の動作を正確に管理するための高度なパラメータがあります。このようなパラメータでは、会議のスケジュール、出席、および端末の動作などをさまざまな側面から適切に制御するために、Cisco Unified MeetingPlace Audio Server および Cisco Unified MeetingPlace ゲートウェイなど、Cisco Unified MeetingPlace システムを構成するすべてのコンポーネントの時刻を同期させる必要があります。

ゲートウェイには、設定可能なタイム調整機能があり、これによってソースのクロックとターゲットを周期的に指定することができます。この機能は、Windows W32Time 関数を使用して実装します。

Gateway SIM は、Cisco Unified MeetingPlace ゲートウェイの代表的なコンポーネントであり、その目的は、ゲートウェイと Cisco Unified MeetingPlace Audio Server との通信を可能にするチャネルを提供することです。ゲートウェイが Audio Server に接続されると、Gateway SIM は、ゲートウェイと Audio Server との通信状況も監視します。


) Gateway SIM 接続のいずれか、つまり Cisco Unified MeetingPlace Audio Server 側またはゲートウェイ側のいずれかで大規模なタイム調整が発生すると、Gateway SIM 接続は失敗し、ゲートウェイは自身のすべてのサービスをリセットすることになり、結果的にサービス停止に陥ります。


PC クロックの自動タイム調整を設定するには、「PC クロックの自動タイム調整を設定するには」を実行してから、「サーバ時間のドリフトの監視」を参照してください。

PC クロックの自動タイム調整を設定するには


注意 Gateway SIM が接続をリセットせずに実行可能なタイム調整は、2 分以下です。Gateway SIM で 2 分を超えて増分する調整は行わないでください。2 分を超過した調整を行うとサービスが中断する場合があります。

ステップ 1 Gateway SIM を開きます。

a. システム トレイで、Cisco Unified MeetingPlace のアイコン(オレンジ色のドア)を右クリックします。

b. [Properties] をクリックします。

ステップ 2 [Internet Time] タブを選択します。

ステップ 3 [Select Time Server]セクションで、クロック ソースを指定する次のオプションから 1 つ選択します。


) ドメイン コントローラのクロックに誤差がないようにしておく必要があります。


[Domain Controller]:デフォルトです。ドメイン コントローラのクロックをソース クロックとして使用するようにゲートウェイを設定します。

[External NTP Server]:Cisco Unified MeetingPlace Audio Server に NTP サーバが設定されている場合は、このオプションを選択すると、その NTP サーバを使用するようにゲートウェイが設定されます。

ステップ 4 次のいずれかを実行して同期化アップデートを設定します。

同期化アップデートの間隔を日数に設定するには、[Interval]フィールドに 1 ~ 65530 の数字を入力します。

同期化アップデート間隔を事前設定された間隔に設定する場合は、次のリストから該当するコードを[Interval]フィールドに入力します。

0 = 1 日に 1 回

65535(BiDaily)= 2 日に 1 回

65534(TriDaily)= 3 日に 1 回

65533(Weekly)= 1 週間(7 日)に 1 回

65532(SpecialSkew)= 連続 3 回成功するまで 45 分ごとに 1 回行い、その後は 8 時間に 1 回ずつ実行(1 日に 3 回)[デフォルト]

65531(DailySpecialSkew)= 1 回成功するまでは 45 分ごとに 1 回行い、その後は 1 日に 1 回


 

サーバ時間のドリフトの監視

ゲートウェイに時刻調整機能を最初に設定したときに、サーバの時刻ドリフトの規模を監視することをお勧めします。ドリフトが大きい場合は、周期(指定の期間中に同期化イベントが発生する回数)を増やして、それぞれの時刻調整が大きくなり過ぎないようにします。

各調整の規模を監視するには、Windows NT のアプリケーション ログで、W32Time イベントの出力を検討してください。

フレックス フィールドについて

フレックス フィールドは、プロファイルと会議のカスタマイズ フィールドであり、MeetingTime で設定できます。フレックス フィールドを使用すると、企業の名前やユーザの部門番号など、一意の企業情報をレポートに含めることができます。

システム管理者は、Cisco Unified MeetingPlace システムでプロファイルと会議のフレックス フィールドをそれぞれ 3 つまで作成できます。各フィールドは、編集可、読み取り専用、または非表示に設定できます。フレックス フィールドを他のユーザに表示するように選択した場合、フィールドは MeetingTime のスケジューリングおよびプロファイル管理のセクションと、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing 管理インターフェイスに表示されます。

フレックス フィールドの作成および設定の詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある、該当する『 Cisco Unified MeetingPlace Audio Server アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。