Cisco MeetingPlace Audio Server アドミニストレータ ガイド Release 5.3
Cisco MeetingPlace Audio Server の 設定
Cisco MeetingPlace Audio Server の設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco MeetingPlace Audio Server の設定

システム管理者の責任範囲

プロファイルの保守

内部サポート計画の作成

リソース使用状況の追跡

Cisco MeetingPlace システムの保守

システム管理者のスケジュール

プロファイルについて

プロファイルを割り当てることの利点

プロファイルの計画および保守

特定の会議スケジュール担当者へのプロファイルの提供

要求に応じたプロファイルの作成

プロファイルのプロパティ

ユーザ クラス

ユーザ ID とパスワード

ユーザ連絡先情報

課金情報

サービスクラス権限

アウトダイヤル権限

検索機能の使用

検索設定の例

検索設定を使用しない場合

部署のサポート連絡先

時間帯

会議のプリファレンス

ユーザ グループについて

ユーザ グループの定義

ユーザ プロファイルについて

ユーザ プロファイルの定義

ゲスト プロファイルの作成

ゲストの Web 経由での会議参加の許可

ユーザ プロファイルとグループ情報のインポート

全ユーザのプロファイルのインポート

Cisco MeetingPlace Directory Services を使用したインポート

手動でのファイルのインポート

インポート ファイルの要件

Cisco MeetingPlace データベースへのファイルのインポート

インポート プロセスの自動化

Windows バッチ モードでのプロファイルのインポートと削除

ユーザ プロファイルのレコードの変更

ユーザ グループおよびユーザ プロファイルのレコードの表示

チームについて

チームの定義

チームのプロパティ

ユーザ、グループ、およびチームの検索について

検索オプション

検索オプションの変更

セキュリティの確立について

設置場所の保護

ユーザ プロファイルのセキュリティ保護

会議のセキュリティ保護

不正通話の防止

Cisco MeetingPlace Audio Server のカスタマイズについて

会議通知のカスタマイズ

通知での代替 Cisco MeetingPlace 電話番号の指定

フレックス フィールドについて

フレックス フィールドの定義

音声プロンプトのカスタマイズについて

短い音声プロンプトまたは短縮されていない音声プロンプトの選択

プロンプトのカスタマイズ

音声プロンプト メニューへのアクセス

新しいプロンプトの録音

変更可能なプロンプト

マルチサーバ会議について

マルチサーバ会議のための Cisco MeetingPlace サーバの設定

ワークシート 2-1:マルチサーバ会議のスケジュールの要件

ワークシート 2-2:マルチサーバ会議に関する推奨事項

ユーザへの他の Cisco MeetingPlace サーバのプロファイルの提供

ユーザに対するマルチサーバ会議のスケジュールの許可

Cisco MeetingPlace サーバの Server Information レコードの作成

Cisco MeetingPlace サーバの命名

手順 1:Server Configuration レコードへの情報の入力

手順 2:ローカル サーバ上の Server Information レコードのアップデート

他の Cisco MeetingPlace サーバの音声名の録音

サブ会議セッション警告プロンプトの録音

サーバ間接続パラメータの使用

MeetingTime でのマルチサーバ会議の監視

マルチサーバ会議のスケジュール

ビデオ会議を使用するマルチサーバ会議のスケジュール

参加者の招待およびドキュメントの添付

MeetingTime でのマルチサーバ会議のスケジュール

手順 1:セカンダリ Cisco MeetingPlace サーバでの会議のスケジュール

手順 2:プライマリ サーバでの会議のスケジュール

マルチサーバ会議のキャンセルまたは詳細の変更

マルチサーバ会議の機能

アウトダイヤル機能でのサーバの追加

マルチサーバ会議での Web 会議の使用

マルチサーバ会議で発生しやすい問題の解決

予約不要の会議について

予約不要の会議の設定

システム全体の予約不要の会議属性の設定

予約不要の会議のためのユーザ プロファイルとグループの設定

予約不要の会議とスケジュール会議の設定

予約不要の会議でのパスワードの要求

予約不要の会議の開始

予約不要の会議への参加

ビデオ会議を使用する予約不要の会議のスケジュール

予約不要の会議のデータ統計情報の表示

予約不要の会議の推奨設定

ワークシート 2-3:予約不要の会議とスケジュール会議のデフォルト値

予約不要の会議とスケジュール会議の両方を使用する場合の推奨設定

予約不要の会議だけを使用する場合の推奨設定

プロファイル番号と予約不要の会議の会議 ID の管理

予約不要の会議でのプロファイルと会議 ID の競合の検出

RSNA について

RSNA の要件

Cisco 3700 シリーズ ルータの RSNA 転送用の設定

RSNA の有効化

手順1:Other MeetingPlace Servers レコードの作成

手順2:システムでの RSNA の有効化

手順3:RSNA のためのユーザとグループの設定

記録されるユーザ名に関する問題の解決

RSNA のアラーム コードの表示

Web 会議を使用する予約不要の会議のスケジュール

システム規則

Cisco MeetingPlace Language System Option について

Cisco MeetingPlace 言語オプション キーの有効化

言語の選択

複数言語システムの規則

会議の言語プロンプトの設定

単一言語システム

4 言語システム(ポート言語未設定)

2 言語システム(ポート言語を日本語に設定)

Cisco MeetingPlace Audio Server の設定

Cisco MeetingPlace には、Cisco MeetingPlace および MeetingPlace ユーザについての情報を編成、保守、セキュリティ保護、およびカスタマイズするためのさまざまな方法が用意されています。この章は、次の項で構成されています。

「システム管理者の責任範囲」

「プロファイルについて」

「ユーザ グループについて」

「ユーザ プロファイルについて」

「チームについて」

「ユーザ、グループ、およびチームの検索について」

「セキュリティの確立について」

「Cisco MeetingPlace Audio Server のカスタマイズについて」

「フレックス フィールドについて」

「音声プロンプトのカスタマイズについて」

「マルチサーバ会議について」

「予約不要の会議について」

「RSNA について」

「Cisco MeetingPlace Language System Option について」

システム管理者の責任範囲

Cisco MeetingPlace は、管理をほとんど必要としません。システム管理者が実行するタスクとしては、次のものがあります。

Cisco MeetingPlace プロファイルのデータベースの保守

内部サポート戦略の整備

リソース使用状況の追跡

一般的な保守作業の実施

システム アラームへの対応

システム セキュリティの確立

プロファイルの保守

ユーザ コミュニティ内の各ユーザは、Cisco MeetingPlace データベースに Cisco MeetingPlace ユーザ プロファイルが定義されている必要があります。ユーザ プロファイルには、次のような情報が含まれています。

ユーザ ID とパスワード

サービスクラス権限

会議のプリファレンス

通知情報(電子メール アドレス)

参加者情報(電話番号およびポケットベル番号)

システム管理者は、ユーザのディレクトリ、およびユーザに関連付けられている権限を保守する責任を負います。これは、電子メール、グループウェア、音声メール システムなどの多くの組織内通信システムの場合と同様です。

プロファイルの保守に関する定期的な作業の量は、事前の計画と調整をどの程度行ったかによって異なります。Cisco MeetingPlace Directory Services を使用している場合や、他のソース(電子メール システムのディレクトリや人事データベースなど)にあるユーザ リスト データベースへのアクセスを取得できる場合には、Cisco MeetingPlace とそのソースとの同期化プロセスを簡単に自動化できます。

Cisco MeetingPlace を他のユーザ ソースと同期化する手段がない場合は、Cisco MeetingPlace プロファイルを必要とする新しいユーザのための処理プロセスを確立する必要があります。

内部サポート計画の作成

システム管理者は、組織内でのさまざまなレベルのサポートを計画し、導入する責任を負います。サポートに関する考慮事項としては、次のものがあります。

非集中型、部署ごとのサポート :スケジュールやパスワード忘れの支援など、単純な依頼のほとんどについては、支援を提供する権限を各部署のサポート担当者や管理アシスタントに付与できます。Cisco MeetingPlace では、特殊な部署連絡先が、ユーザ コミュニティ全体のサブセットにサポートを提供する権限を持ちます。

企業全体へのサポート :企業の受付やヘルプ デスク担当者は、出席者と同じレベルのサポートを提供できます。Cisco MeetingPlace の出席者は、すべてのユーザをサポートする権限を持ちます。

ヘルプ デスク サポート :システム管理者は、ヘルプ デスク担当者が利用できる機能を追加指定して、自分が不在の場合に問題の解決にあたってもらうことができます。ヘルプ デスク担当者に利用を許可するシステム管理機能としては、ユーザ プロファイルの作成と削除、およびレポートの実行があります。

T1 障害やシステム障害などの重大な問題が発生した場合に、システム管理者に通知されるように Cisco MeetingPlace システムを設定することができます。内部サポート戦略で欠かせない要素となるのは、アラーム条件を処理するための一連の対応手順です。

リソース使用状況の追跡

システムのリソース使用状況を追跡することが重要となるのは、次の目的があるためです。

ユーザを、各会議サーバに効率的に分散させる。

現在の使用状況に応じた十分なキャパシティを確保する。

内部でのコストの付け替えを行えるようにする。

不正使用の監査を支援する。

リソース使用状況の追跡を支援するために、Cisco MeetingPlace にはさまざまな標準レポートとキャパシティ管理ツールが用意されています。また、データベース テーブルを未加工形式でエクスポートして、他のアプリケーションでの分析やレポート作成に利用することもできます。

キャパシティ管理の詳細については、「Cisco MeetingPlace の管理と保守」を参照してください。レポート作成の詳細については、「レポートの実行」を参照してください。

Cisco MeetingPlace システムの保守

Cisco MeetingPlace は、システムの保守をほとんど必要としません。ただし、他のシステムと同様に、定期的にバックアップを実行する必要があります。オフィスを他の拠点へ移転する場合などは、システムをシャットダウンして再起動する必要もあります。

システムの保守については、「Cisco MeetingPlace の管理と保守」を参照してください。

システム管理者のスケジュール

タスクのいくつかは、週 1 回または月 1 回、定期的に実行する必要があります。その他のタスクは、発生時にシステム管理者の対応が必要となるものです。 表2-1 に、システム管理者が実行する一般的なタスクの概要を示します。


) Cisco MeetingPlace の基本動作を制御するパラメータのデフォルト値を決定するには、『Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』の「Usage Parameters」ワークシートを参照してください。


 

表2-1 システム管理者のスケジュール

頻度および理由
タスク

毎週

プロファイルおよびチームを Cisco MeetingPlace システムに追加し、ドキュメントを配布し、MeetingTime へのアクセスをサポート スタッフに提供する。

前週のアラーム テーブルのアクティビティを確認する。

次週の会議のリストを印刷または保存する。

システム バックアップを実行する。

毎月

システム使用状況レポートを実行し、確認する。

月次分析型のキャパシティ管理ツールを実行して、システム使用状況、会議の拡大状況、およびサービス レベルを確認する。

月次分析ツールの履歴データ ファイルをアップデートし、保存する。

内部でのコストの付け替えを行う。

計画作成と戦略

プロファイルのインポート戦略をまとめる。

ユーザ サポートを担当する他の従業員を訓練する。

Cisco MeetingPlace アラームの処理プロセスを定義する。

システムの使用状況およびキャパシティ要件を確認する。

必要時

アラーム条件に対応する。

計画的な停止(オフィス移転やソフトウェア アップグレードなど)を各部署と調整して実行する。

Cisco TAC の連絡先として機能する。

プロファイルについて

プロファイルは、さまざまなユーザにそれぞれ異なるレベルのサービスを提供し、課金に備えて使用状況を追跡し、システムの良好なセキュリティを維持します。また、ユーザがセキュリティ保護された会議を開催するための有効な手段になります。

定義できるプロファイルには、次の 2 種類があります。

ユーザ グループ:共通の特徴を持った Cisco MeetingPlace ユーザの集合に関する情報を含んでいます。ユーザ グループを定義するには、「ユーザ グループについて」を参照してください。

ユーザ プロファイル:個々の Cisco MeetingPlace ユーザに関する情報を含んでいます。ユーザ プロファイルを定義するには、「ユーザ プロファイルについて」を参照してください。

まずユーザ グループを定義して、次にユーザ プロファイルを定義するようにします。グループに所属しているユーザ プロファイルは同じグループの設定の多くを継承するため、グループに所属する各ユーザにこれらの設定を複製する作業が最小限で済みます。

プロファイルは、システム内のユーザごとに作成することをお勧めします。会議を設定して会議に参加するユーザごとに作成します。

プロファイルを割り当てることの利点

固有のプロファイルを持つユーザは、次に示す重要な Cisco MeetingPlace 機能を使用できます。

会議のスケジュールを作成する。

システムに問い合せて会議のリストを入手する。

プロファイルによってセキュリティ保護された会議に参加する。

講義形式の会議に発言者として招待される。

会議開催時に、ポケットベルまたは電話で連絡を受ける。

会議開催時に、システムが 3 つの電話番号にダイヤルするという方法で連絡を受ける。

プロファイルによってセキュリティ保護された、会議の関連ドキュメントまたは音声コメントにアクセスする。

会議通知、および会議内容の変更通知を受け取る(Notification オプションをインストールした場合)。

LAN または WAN を通じて、MeetingTime または Cisco MeetingPlace Web を使用して Cisco MeetingPlace にアクセスする。

プロファイルの計画および保守

プロファイルは、次のユーザを対象として作成できます。

特定の会議スケジュール担当者のみ(「特定の会議スケジュール担当者へのプロファイルの提供」を参照)

プロファイルを要求したユーザのみ(「要求に応じたプロファイルの作成」を参照)

ユーザ コミュニティ全体

ユーザ コミュニティ全体にプロファイルを定義することをお勧めします。

特定の会議スケジュール担当者へのプロファイルの提供

システムで保守するプロファイルの数を最小限に抑えるには、会議をスケジュールし、予約不要の会議を作成するユーザだけを対象としてプロファイルを定義します。たとえば、部署ごとの管理者、社内オペレータ、または組織内の特定の「パワー ユーザ」が対象ユーザになります。他のユーザは、すべてゲストです。ゲスト ユーザの詳細については、「プロファイルのプロパティ」を参照してください。

この方法を採用すると、会議スケジュール担当者がゲストの参加を許可した場合は、あらゆるユーザが会議にゲストとして参加できます。会議へのゲスト アクセスを提供すると、ベンダー、顧客、およびその他のパートナーが会議に参加できるようになります。会議をスケジュールする必要のないユーザも、すべての会議にゲストとして参加できます。

この方法では、計画の規模は最小限で済みますが、プロファイルを持たないユーザが使用できる Cisco MeetingPlace 機能が限定されます。

要求に応じたプロファイルの作成

プロファイルを要求したユーザだけを対象として、プロファイルを提供することもできます。この方法は、他のタイプの情報システム リソースやテレコミュニケーション リソースを要求する場合の、従来からのプロセスに類似したものです。

要求に応じてプロファイルを提供する場合は、プロファイルの作成プロセスを定義してください。たとえば、このタスクをヘルプ デスクのスタッフに割り当てて、システム管理者が他の業務に従事できるようにします。

プロファイルのプロパティ

プロファイルには、Cisco MeetingPlace の既知のユーザに関するすべての情報が保持されます。 表2-2 に、プロファイルに保持される情報の種類を示します。

 

表2-2 ユーザ プロファイルの情報

プロファイルの情報
参照先

ユーザのクラス

「ユーザ クラス」

ユーザ ID とパスワード

「ユーザ ID とパスワード」

アドレス情報(電話および電子メールを含む)

「ユーザ連絡先情報」

課金情報

「課金情報」

サービスクラス権限

「サービスクラス権限」

アウトダイヤル権限

「アウトダイヤル権限」

Web からの会議参加をゲストに許可するかどうか

「ゲストの Web 経由での会議参加の許可」および 「ゲスト プロファイルの作成」

部署のサポート連絡先

「部署のサポート連絡先」

時間帯

「時間帯」

会議のプリファレンス

「会議のプリファレンス」

ユーザ グループを定義するには、「ユーザ グループについて」を参照してください。ユーザ プロファイルを定義するには、「ユーザ プロファイルについて」を参照してください。

ユーザ クラス

各ユーザをクラスに割り当てると、各ユーザの Cisco MeetingPlace に対するアクセス レベルを制御できます。 表2-3 に、4 つのユーザ クラスを示します。

 

表2-3 ユーザ クラス

ユーザ クラス
説明

エンド ユーザ

エンド ユーザは、会議のスケジュール、招待された会議への参加、自分のプロファイルに関する特定の設定の変更を実行できます。

代表者(連絡先)

代表者は、一連のエンド ユーザのための Cisco MeetingPlace 会議をスケジュールし、管理します。代表者は、これらのユーザ向けの会議をスケジュールおよび再スケジュールし、これらのユーザのプロファイルを管理することができます。また、MeetingTime の In-session タブにアクセスして、代表者またはエンド ユーザがスケジュールした会議を監視できます。代表者は、通常は企業の管理アシスタントです。

出席者

出席者は、すべてのエンド ユーザと代表者をサポートします。Cisco MeetingPlace でスケジュールされたすべての会議を表示し、In Session タブを使用して、開催中の会議を監視および終了することができます。

また、必要な権限をシステム管理者から付与されている場合は、プロファイルの作成と削除、プロファイルのロックとロック解除、レポートの実行、キャパシティ管理の監視、およびアラームの表示も可能です。出席者は通常、ユーザが会議中に支援を必要としたときの最初の問い合せ先となり、多くの場合は、企業内の Cisco MeetingPlace ヘルプ デスク スタッフが担当します。

システム管理者

システム管理者は、Cisco MeetingPlace システムを設定し、保守します。このため、システム設定情報やユーザ コミュニティに関する情報など、Cisco MeetingPlace Audio Server データベースに保存されているすべての情報にアクセスできる必要があります。

ユーザ ID とパスワード

Cisco MeetingPlace では、ユーザ ID に基づいてユーザを識別します。ユーザ ID は、3 ~ 17 文字の一意の英数字文字列です。MeetingTime では、すべての画面とレポートにおいて、ユーザ ID でユーザを識別します。

ユーザは、ローカルエリア ネットワーク(LAN) またはワイドエリア ネットワーク(WAN)を通じて MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web Conferencing を使用する場合にも、ユーザ ID およびそれに対応する英数字パスワードが必要になります。ユーザに割り当てる Cisco MeetingPlace ユーザ ID は、ユーザのネットワーク ユーザ名または電子メール ユーザ名と同じものにしてください。

Cisco MeetingPlace のプロファイルは、ユーザ ID に加えて、一意のプロファイル番号も持っています。3 ~ 17 桁のプロファイル番号によって、電話機を介してアクセスするユーザを識別します。プロファイル番号は、通常はユーザの電話番号、内線番号、または音声メール ボックスと同じです。プロファイル番号には、それに対応する数字のパスワードがあり、LAN アクセスまたは WAN アクセス用のユーザ ID に関連付けれられた英数字のパスワードと区別されます。

次の点に留意してください。

ユーザ ID とプロファイル番号は、同じ値に設定しないでください。数字だけのユーザ ID を使用すると、レポートが読みにくくなります。また、MeetingTime では常にユーザ ID で会議参加者が表示されるため、数字だけのユーザ ID を割り当てると、MeetingTime から会議を管理することが難しくなります。

「予約不要の会議」機能を有効にする場合は、既存の会議 ID と一致するプロファイル番号は作成できません。予約不要の会議では、プロファイル番号が会議の ID として使用されるためです。既存の会議 ID と一致するプロファイル番号を作成しようとすると、競合に関するエラー メッセージを受信します。競合を解消するには、既存の会議の ID を変更するか、ユーザのプロファイル番号として別の番号を選択します。詳細については、「予約不要の会議について」を参照してください。

ユーザ連絡先情報

Cisco MeetingPlace は、自動アウトダイヤル(会議開催時に参加者に自動でダイヤルする)や自動ポケットベル呼び出しなどの高度な機能で使用するためのディレクトリ情報を保持しています。

Cisco MeetingPlace では、ユーザごとに次の情報が記録されます。

システム アウトダイヤルに使用される電話番号

会議開始通知用のポケットベルの種類と電話番号

通知用の電子メール アドレス

Cisco MeetingPlace Web で使用されるインターネット電子メール アドレス

電話およびポケットベルの番号については、Cisco MeetingPlace は内部変換テーブルを使用して、Cisco MeetingPlace プロファイルに格納されている電話番号を実際のダイヤル文字列にマッピングします。プロファイル エントリには、ダイヤル文字列に必要となる付加番号(PBX からアウトダイヤルするための 9 など)は記述しないでください。

Cisco MeetingPlace の機能を最大限に活用するには、システムに適用されるすべてのアドレス情報を入力します。これらの情報は、企業ディレクトリなどのソースからプロファイルをインポートすることで取得できます。

電子メール アドレスについては、組織の電子メール システムで使用されている電子メール アドレスを入力します。 表2-4 に、使用する電子メール アドレスを示します。

 

表2-4 各電子メール システムの電子メール アドレス形式

電子メール システム
電子メール アドレス

cc:Mail

ユーザ名 at Post Office

Chris Lee at MyCompany

Microsoft Mail

ユーザ名

Chris Lee

IBM Lotus Notes

ユーザ名/サーバ

Chris Lee/MyCompany

Microsoft Exchange

ユーザ名

Chris Lee

Netscape Messenger

インターネット アドレス

ChrisLee@MyCompany.com

Qualcomm Eudora

インターネット アドレス

ChrisLee@MyCompany.com

その他

インターネット アドレス

ChrisLee@MyCompany.com

次の点に留意してください。

組織の電子メール システムと通信するためのプライマリ メール システムがインターネット メール システムでない場合は、E-mail address フィールドにインターネット電子メール アドレスを入力しないでください。

Cisco MeetingPlace の変換テーブルをお客様が設定することはできません。支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照して、テレフォニー設定用の変換テーブルを必ず正しく定義してください。

課金情報

プロファイルおよび会議に課金コードを割り当てると、スケジュールや会議参加に基づいて、企業が課金方式を選択できるようになります。

課金コードは、システム管理者がユーザ プロファイルに割り当てます。会議のスケジュール担当者は、各会議のデフォルト課金コードを上書きできます。ユーザ プロファイルの課金コードは、通常はユーザ グループから継承されます。

サービスクラス権限

ユーザが所属するユーザ グループ、およびそのユーザ グループの設定内容に基づいて、ユーザのリソース使用を制限することができます。これらのアクセス権および権限については、ユーザまたはグループがスケジュールを設定する能力、会議からアウトダイヤルする能力、および会議を記録する能力まで設定できます。

ユーザ プロファイルのサービスクラス権限は、通常はユーザ グループから継承されます。サービスクラス権限を使用してリソース使用を制御する方法の詳細については、「ポート管理について」を参照してください。Cisco MeetingPlace をサービスクラス権限でセキュリティ保護する方法の詳細については、「セキュリティの確立について」を参照してください。

アウトダイヤル権限

アウトダイヤルを使用すると、ユーザはすばやく簡単に会議に参加したり、参加中の会議に他のユーザを追加したりできます。アウトダイヤル機能を使用して、ユーザは次の操作を実行できます。

開催中の会議に、ユーザ、チーム、参加していない招待者、および他の Cisco MeetingPlace サーバを追加する。

会議への参加ボタンをクリックして Cisco MeetingPlace から自分の電話機にアウトダイヤルを受けることにより、Web を通じて会議に参加する。

会議の開始時に、招待された参加者に Cisco MeetingPlace からコールを行う。

Cisco MeetingPlace でこれらの機能を実行するには、ユーザがアウトダイヤル権限を持っている必要があります。ユーザにアウトダイヤル権限を付与するには、ユーザ プロファイルの Can Call Out from Mtgs 属性を Yes に設定します。


注意 権限のないユーザが Cisco MeetingPlace へのアクセスを取得した場合、不正通話が発生する可能性があります。システムを不正通話から保護する方法については、「不正通話の防止」を参照してください。

検索機能の使用

Release 5.3 では、3 つまでの番号にアウトダイヤルして、会議に参加するユーザ(またはユーザ グループのメンバー)に連絡するように設定できます。この項では、検索機能について説明し、さまざまな設定の例を示します。

検索アウトダイヤルが開始された場合、 First search method フィールドに値が存在しているときは、その番号が最初のアウトダイヤル先として使用されます。この値が存在しない場合は、ユーザ プロファイルの Phone Number の値が使用されます(Phone Number の値は、さまざまなフィールドを設定するときに選択できる Main の値でもあります)。

最初のアウトダイヤル試行でユーザが見つからなかった場合は、システムの Usage Parameters にある # of retry attempts フィールド値に基づいて、次の規則に従って処理が進行します。

このパラメータが 0 の場合は、 Second search method フィールド値と Third search method フィールド値に値が存在するときはこれらの番号にアウトダイヤルされ、その後に処理が停止します。

このパラメータが 0 より大きい場合は、一連のアウトダイヤル時に再試行回数がカウントされます。 Second search method が存在する場合はその番号にアウトダイヤルされ、次に Third search method が存在する場合はその番号にアウトダイヤルされ、次は First search method に戻されます。 First search method がもう一度アウトダイヤルされると、再試行が 1 回発生したことになります。

検索の設定では、次の制限事項があります。

None 以外の値は、任意の順序で設定できる。

None は、 None 以外の値の後ろにだけ設定できる。

None 以外の値は、 None の後ろには設定できない。

None 以外の値は、2 回以上使用できない。

表2-5 に、各検索フィールドに設定できる値を示します。

 

表2-5 検索フィールドの設定可能値

1st Search Method
2nd Search Method
3rd Search Method

None

None

None

Primary

None

None

Primary

Alternate

None

Primary

Pager

None

Primary

Alternate

Pager

Primary

Pager

Alternate

Alternate

None

None

Alternate

Primary

None

Alternate

Pager

None

Alternate

Primary

Pager

Alternate

Pager

Primary

Pager

None

None

Pager

Primary

None

Pager

Alternate

None

Pager

Primary

Alternate

Pager

Alternate

Primary

次に、いくつかの無効な設定の例を示します。

 

1st Search Method
2nd Search Method
3rd Search Method

None

Primary

None

None

None

Pager

None

Alternate

Primary

Primary

Primary

Alternate

設定したそれぞれの値には、対応する番号が存在している必要があります。たとえば、 Pager を検索設定として指定した場合は、プロファイルの中に、ユーザのポケットベル番号とポケットベル タイプが指定されている必要があります。

検索設定の例

次の例は、 None を含め、さまざまな設定で検索アウトダイヤルを実行する場合の処理の順序を示しています。書式は次のとおりです。

[<検索設定 1 番目>, <2 番目>, <3 番目>], <再試行回数> <アウトダイヤルの宛先>

この例は、MeetingTime および Voice User Interface(VUI; 音声ユーザ インターフェイス)で次の操作を行う場合にあてはまります。

チーム アウトダイヤル(MeetingTime の Search For Users オプションがオンの場合)

参加していない招待者の検索(MeetingTime の Search For Users オプションがオンの場合)

システムからのユーザの検索(MeetingTime の Meeting Attendance のオプション)

#32 (VUI チーム アウトダイヤル)

#33 (VUI 参加していない招待者の検索)

 

電話番号および再試行回数
アウトダイヤルの宛先

[None, None, None], 0

Main

[None, None, None], 1

Main
Main

[None, None, None], 2

Main
Main
Main

[Main, None, None], 0

Main

[Main, None, None], 1

Main
Main

[Main, None, None], 2

Main
Main
Main

[Alternate, None, None], 0

Alternate

[Alternate, None, None], 1

Alternate
Alternate

[Alternate, None, None], 2

Alternate
Alternate
Alternate

[Main, Alternate, None], 0

Main
Alternate

[Main, Alternate, None], 1

Main
Alternate
Main

[Main, Alternate, None], 2

Main
Alternate
Main
Alternate
Main

[Main, Alternate, None], 3

Main
Alternate
Main
Alternate
Main
Alternate
Main

[Alternate, Main, None], 0

Alternate
Main

[Alternate, Main, None], 1

Alternate
Main
Alternate

[Alternate, Main, None], 2

Alternate
Main
Alternate
Main
Alternate

[Main, Alternate, Pager], 0

Main
Alternate
Pager

[Main, Alternate, Pager], 2

Main
Alternate
Pager
Main
Alternate
Pager
Main

検索設定を使用しない場合

次の例は、検索設定を使用しない場合を示しています。

この例は、MeetingTime の次の操作を行う場合にあてはまります。

チーム アウトダイヤル(MeetingTime の Search for users オプションがオフの場合)

参加していない招待者の検索(MeetingTime の Search for users オプションがオフの場合)

システムからのユーザへのコール(MeetingTime の Meeting Attendance のオプション)

 

電話番号および再試行回数
アウトダイヤルの宛先

[Alternate, None, None], 0

Main

[Alternate, None, None], 1

Main
Main

[Alternate, Main, None], 0

Main

部署のサポート連絡先

Cisco MeetingPlace プロファイルには、それぞれ「代表者」 (「連絡先」とも呼ばれます)を割り当てます。代表者は、プロファイル ユーザの代表として行動できる部署のサポート担当者または管理者です。ユーザ プロファイルごとに、連絡先の Cisco MeetingPlace ユーザ ID を指定する必要があります。ユーザ プロファイルの連絡先は、通常はユーザ グループから継承されます。

ユーザが最初の音声プロンプトで番号を入力しない場合や、無効なプロファイルにアクセスしようとした場合に、会議前にユーザを支援するように Cisco MeetingPlace システムを設定できます。支援の詳細については、「ユーザが会議の支援を求める方法」を参照してください。

時間帯

各プロファイルは、時間帯の設定を保持しています。ユーザが業務を遂行する地点の時間帯を設定してください。ユーザがスケジュールする会議または招待されている会議は、すべてそのユーザの時間帯に基づいて受け付けられ、開始時刻が報告されます。

時間帯の異なる参加者を同じ会議に招待する場合、各参加者に報告される時刻は、各参加者の時間帯に変換されます。

定例会議をスケジュールする場合は、その会議のすべてのインスタンスが、スケジュール担当者の時間帯に基づいて同じ時刻に設定されます。このため、たとえばアリゾナのユーザが毎週の会議をスケジュールする場合、ニューヨークからの発信者は夏時間中にスケジュールを調整する必要があります。

会議のプリファレンス

各ユーザ プロファイルには、デフォルトの会議のプリファレンスが保持されています。ユーザが新しい会議をスケジュールすると、このデフォルトの会議のプリファレンスによって、会議を記録するかどうかなど、会議の動作が決定します。ユーザは、会議ごとにデフォルトの会議のプリファレンスと異なる設定を選択できます。

ユーザが設定する会議の種類はさまざまに異なるため、ユーザ グループ用のデフォルト会議プリファレンスには、ユーザに適用して意味のあるものを選択してください。

ユーザ グループについて

プロファイルの保守方針を選択したら、ユーザをユーザ グループに分類する方法を決定します。Cisco MeetingPlace では、一連の属性が共通しているかどうかに基づいてユーザ グループを編成します。

作業を開始する前に、ユーザをグループに編成する方法を次の情報に基づいて決定します。

課金情報(「課金情報」を参照)

サービスクラス権限(「サービスクラス権限」を参照)

組織の地理的分布(「時間帯」を参照)

部署のサポート連絡先(「部署のサポート連絡先」を参照)

各 Cisco MeetingPlace プロファイルには、ユーザのサービスクラス権限(「アクセス権」とも呼ばれます)と会議のプリファレンスを制御するための 50 を超える属性が含まれています。ユーザをグループに編成すると、似た性質を持つ複数のユーザのプロファイルを簡単に保守できます。グループの何らかの属性(部署の連絡先など)が変更された場合は、そのグループに所属するすべてのユーザを一度にアップデートできます。

グループによって、Cisco MeetingPlace 標準レポートでのレコードのソート順序も決定します。同じグループに所属するユーザの情報は、一緒に表示されます。

ユーザ グループの定義


) 作業を開始する前に、『Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』の「User Groups」ワークシートに記入したことを確認してください。



ステップ 1 MeetingTime を使用して、Cisco MeetingPlace にログインします。

ステップ 2 MeetingTime の待合室で、Register Book をクリックします。

または、 Administration メニュー > Configure の順に選択します。

Register ウィンドウが開いて Configure タブが表示されます。

ステップ 3 Views リストの User Groups を選択し、 New をクリックします。

ステップ 4 各パラメータ(属性)の値を入力します。

Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』の「User Groups」ワークシートの情報を使用してください。

ステップ 5 Save Changes をクリックします。


 

ユーザ プロファイルについて

ユーザ グループを定義したら、ユーザ プロファイルを作成します。ユーザ プロファイルを作成する前に、各ユーザの次の情報を入手しておきます。

ユーザ グループ(オプション)

一意のユーザ ID とプロファイル番号(ユーザ ID には、ユーザの内線電話番号、ネットワーク ユーザ名、または電子メール ユーザ名を使用するようにします)

ユーザ固有のアドレス情報(電話、電子メール、およびポケットベル)

ユーザ プロファイルの定義


) 作業を開始する前に、『Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』の「User Profiles」ワークシートに記入したことを確認してください。



ステップ 1 MeetingTime を使用して、Cisco MeetingPlace にログインします。

ステップ 2 MeetingTime の Configure タブにある Views リストで、 User Profiles を選択し、 New をクリックします。

ステップ 3 ユーザ プロファイルの各パラメータ(属性)の値を入力します。

Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』の「User Profiles」ワークシートの情報を使用してください。

ステップ 4 プロファイルが所属するユーザ グループを選択します。

ステップ 5 グループ デフォルト設定を割り当てる属性すべてについて、 Group Dflt を選択します。

ステップ 6 Save Changes をクリックします。


 

出席者は、デフォルトでは End User ユーザ プロファイル、Delegate(Contact)ユーザ プロファイル、および Attendant ユーザ プロファイルを作成できません。ただし、この権限はシステム管理者が付与できます。詳細については、「ユーザ クラス」を参照してください。

ゲスト プロファイルの作成

Cisco MeetingPlace には、 「ゲスト」と呼ばれるユーザ ID が、ゲスト ユーザ用のユーザ プロファイルとともに用意されています。ゲストのプロファイルは、内容を変更することはできますが、削除できません。

ゲストについて変更するパラメータの例としては、次のものがあります。

課金コード

プロンプトのレベル(標準プロンプトまたは短いプロンプト)

通知で使用されるデフォルトの時間帯

お勧めしませんが、ゲスト ユーザのサービスクラス権限を変更することもできます。たとえば、ゲストが会議の記録を開始したり、会議からアウトダイヤルを開始したりできるように設定できます。

ゲスト プロファイルは、MeetingTime で作成しようとするプロファイルのテンプレートとしても使用されます。プロファイルをすばやく作成できるようにするには、ゲスト プロファイルのすべての設定を Group Dflt に設定します。

ゲストの Web 経由での会議参加の許可

Cisco MeetingPlace のデフォルトでは、ゲストが Web 経由で会議への参加ボタンをクリックした場合、そのゲストにアウトダイヤルできません。システム管理者がこの設定を変更すると、ユーザは、ゲストが会議への参加ボタンをクリックした場合にシステムからそのゲストにアウトダイヤルできる会議をスケジュールできます。この設定が特に効果的となるのは、顧客、パートナー、代理店などの組織外のゲストが参加する会議です。

ゲストが Web 経由で参加できる会議をユーザがスケジュールできるようにするには、次の手順に従います。


ステップ 1 ユーザのプロファイルを次のように設定します。

Can Call Out From Mtgs 属性で、 Yes を選択します。

Can Schedule Guest Outdial Mtgs 属性で、 Yes を選択します。

ステップ 2 Allow Outdials to Guests from Web 属性のデフォルト設定を決定します。

セキュリティ上の理由から、この属性は No に設定することをお勧めします。

ユーザは、個々の会議をスケジュールするときにこの属性を変更して、Web 経由でのゲストの参加を許可または拒否できます。


 

次の点に留意してください。

このように設定すると、アウトダイヤル権限のないプロファイル ユーザが、Web 経由で会議への参加ボタンを使用して、Cisco MeetingPlace から自身にアウトダイヤルできるようになります。

常時許可されるアウトダイヤルとサブ会議の総数は、N/6 です。N は、システムのアクセス ポートの総数に相当します。

ユーザ プロファイルとグループ情報のインポート

ユーザ プロファイルまたはユーザ グループに必要な情報が、すでに他のデータベース(電子メール ディレクトリ、音声メール ディレクトリ、人事データベースなど)に存在している場合は、プロファイルの情報を Cisco MeetingPlace データベースに直接インポートできます。情報をインポートする方法としては、次の 2 つがあります。

Cisco MeetingPlace Directory Services を使用する(「Cisco MeetingPlace Directory Services を使用したインポート」を参照)。

手動でファイルをインポートする(「手動でのファイルのインポート」を参照)。

初期データベースからインポートする手順を定めて、データを最新の状態に保つには、事前の計画が必要になりますが、計画に沿って進めることで作業時間を全体にわたって短縮できます。不意の要請を受けてから苦慮するのではなく、発生しうるあらゆる状況を予想して、手順をあらかじめ整えておくようにしてください。

データを Release 5.3 にインポートするときに最高の結果を得るには、次の点に留意してください。

インポート作業が情報欠損で失敗しないようにするには、ユーザ グループを定義してからプロファイルをインポートします。

インポートは、ネットワーク アクティビティおよび Cisco MeetingPlace の使用が最も少なくなる時間帯に予定します。インポート作業では、パケットのタイミング処理が予想可能な方法で実行されるようにするため、Cisco MeetingPlace Audio Server システムの排他使用権限が必要です。

インポート作業が正常に終了しなかった場合は、最後に処理されたレコードが Import Status ダイアログボックスに表示されます。この場合は、MeetingTime をもう一度起動し、インポート ファイルを編集用に開いて、正常にロードされた会議を削除し、残りの会議のインポートを続行します。

全ユーザのプロファイルのインポート

Cisco MeetingPlace には、プロファイル ユーザのリストを企業の他のユーザ リスト(電子メール ディレクトリ、音声メール ディレクトリ、人事データベースなど)と同期させるための自動ツールが用意されています。

初期データベースからインポートする手順を定めて、データを最新の状態に保つには、事前の計画が必要になりますが、計画に沿って進めることで作業時間を短縮できます。不意の要請を受けてから苦慮するのではなく、事前にあらゆる状況を予想して、手順をあらかじめ整えておくようにしてください。

または、Cisco MeetingPlace Directory Services を使用して、企業のディレクトリ サーバ内の情報を Cisco MeetingPlace サーバ内の情報と自動的に同期させることもできます。詳細については、「Cisco MeetingPlace Directory Services を使用したインポート」を参照してください。

Cisco MeetingPlace Directory Services を使用したインポート

ディレクトリ サービスを使用すると、企業のすべてのリソースとユーザ情報を 1 箇所に格納して、単一のソースにあるその情報に他のアプリケーションでアクセスできるようになります。ディレクトリ サービスを使用することで、情報管理のコストを削減し、情報の操作性と一貫性を向上させ、アプリケーション間でセキュリティを統合することができます。

Cisco MeetingPlace Directory Services (Cisco MeetingPlace のソフトウェア オプション)は、企業のディレクトリ サーバ内の情報を Cisco MeetingPlace サーバ内の情報と同期させます。Microsoft Active Directory や Netscape Directory Server などの一般的な企業ディレクトリとは、Lightweight Data Access Protocol (LDAP)を使用して通信します。

企業に新しい従業員が加わると、その従業員の情報が企業ディレクトリに入力されます。Cisco MeetingPlace Directory Services は、情報の追加を検出して、新しい従業員ごとにプロファイルをただちに作成します。

従業員の部署とオフィスを変更すると、連絡先情報も変化します。Cisco MeetingPlace に最も正確な情報が保持されるようにするには、企業ディレクトリでのユーザ情報の変更が、Cisco MeetingPlace Directory Services で認識され、複製されるようにします。プロファイルの自動アップデートを設定すると、システムの使用負荷が軽減され、ヘルプ デスクへの問い合せも最小限に抑えることができます。

Cisco MeetingPlace Directory Services の詳細については、『 Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』を参照してください。この製品を使用する方法の詳細については、『 Administrator's Guide for Cisco MeetingPlace Directory Services』を参照してください。

手動でのファイルのインポート

Cisco MeetingPlace Directory Services をインストールしていない場合は、手動ファイル インポートを実行する必要があります。この手順を単純化するには、プロファイル固有の情報、またはグループ固有の情報を保持しているフィールドだけをインポートするようにします。たとえば、ユーザ ID、プロファイル番号、グループ名、グループ番号、連絡先情報(電子メール アドレスや電話番号など)のフィールドです。インポート ファイルに含まれていないフィールドの値は、ゲスト プロファイル、またはユーザの割り当て先となるユーザ グループから継承されます。

ユーザをグループに割り当てない場合は、ゲスト プロファイルの設定内容が、システムに追加しようとするユーザに適したものであることを確認してください。たとえば、ユーザに会議からのアウトダイヤルを許可する場合、ゲスト プロファイルの Can Call Out from Mtgs 属性が No に設定されているときは、ゲスト プロファイルのこの設定を変更した後でプロファイルをインポートする必要があります。プロファイルをインポートしたら、ゲスト プロファイルの設定を元の値に変更します。

ユーザをグループに割り当てる場合は、インポート ファイルに Group Name フィールドまたは Group Number フィールドを必ず含めてください。

インポート ファイルのプロファイル番号およびユーザ ID には、一意の値が含まれている必要があります。グループ名およびグループ番号の値を使用する場合は、これらの値も一意にする必要があります。

ユーザ ID およびプロファイル番号は、一意であればどのような値も使用できます。たとえば、データを音声メール システムからインポートする場合は、各ユーザの電話番号をプロファイル番号として使用できます。情報を電子メール システムのデータベースから取得する場合は、ユーザの電子メール ユーザ ID を Cisco MeetingPlace のユーザ ID として使用できます。

ファイル インポートの詳細については、 付録B「ファイル インポートの仕様」 を参照してください。

インポート ファイルの要件

インポート ファイルは、コンマ区切りの ASCII ファイル(書式設定のないフラット ファイル)にする必要があります。ファイルの 1 行目は一連のキーワードで、ヘッダーとして機能し、後続のすべての行でのデータ出現順を指定します。

たとえば、情報の各行がユーザの名で始まっていて、ユーザの名、姓、ユーザ ID、プロファイル番号、電話番号、連絡先ユーザ ID、グループ名、および時間帯コードというように列挙しているとします。この場合、インポート ファイルは次のようになります。

fnm,lnm,uid,prfnum,phnum,ctcuid,grpnme,tzcode
Alex,Bell,Bell,206,5551234,Patton,system,87
Lee,Smith,Smith,202,5556789,Patton,system,87
 

インポート ファイルを作成する前に、次の点に留意してください。

値の先頭または末尾に配置されているスペースは、値と前置または後続のスペースを二重引用符(" ")で囲まない限り、インポート プロセス中に削除されます。値の中に含まれているスペース、たとえば課金コードの Tech Support にあるスペースは、削除されずにインポートされます。

値の中でコンマが使用されている場合は、値を二重引用符で囲む必要があります。たとえば、ユーザ ID は "Yuen,Chris" のように使用します。

どの種類のテキストでも、大文字と小文字は区別されません。

Cisco MeetingPlace データベースへのファイルのインポート


注意 ユーザ プロファイルまたはグループ プロファイルをインポートする前に、必ずユーザ グループを定義してください。


ステップ 1 インポート ファイルを作成し、次の条件を満たしていることを確認します。

インポート ファイルの中に、ユーザの名、姓、ユーザ ID、プロファイル番号、グループ名またはグループ番号、および固有のアドレス情報(電話番号、インターネット電子メール アドレス、電子メール アドレス、およびポケットベル番号)が含まれている。

グループ プロファイルの場合は、インポート ファイルにグループ名とグループ番号が含まれている。

ステップ 2 MeetingTime の System タブで、次の属性を設定します。

Actions で、 Import User Profiles または Import Group Profiles を選択します。

Action to Perform で、 Add profiles to system または Add groups to system を選択します。

Data File to Use で、Values 領域をクリックします。表示されるダイアログボックスで、インポート ファイル(インポート元のファイル)の名前を入力するか、 Browse をクリックしてファイルの場所を特定します。次に OK をクリックします。

Overwrite Duplicate Info で、オプションを選択します。

通常は、この属性を No に設定しておくとパフォーマンスが向上します。また、ユーザがプロファイルに加えた変更が上書きされなくなります。システムを特定の状態にリセットするには、この属性を Yes に設定します。

Log File Name で、エラー情報の格納先を入力します。

多数のレコードをインポートする場合は、エラーの記録先となるファイルの名前を入力します。

Error Threshold に値を入力します。

この値によって、インポート プロセスが中止されるまでの、MeetingTime での許容エラー数が決まります。この数はあまり大きく設定しないでください。多くのエラーが発生しない限り、インポート ファイルに問題があることがわからなくなります。

ステップ 3 Execute をクリックします。

インポート中に何らかのエラーが発生した場合は、ステータス ダイアログボックスにその情報が表示されます。


 

インポート プロセスの自動化

インポートを自動化すると、Cisco MeetingPlace のログイン スキーマをイントラネットを通じてパブリッシュし、データベース管理の作業負担を大幅に軽減することができます。

Cisco MeetingPlace Directory Services をインストールしない場合は、Windows バッチ モードを使用するスクリプトを作成すると、Cisco MeetingPlace データベースを簡単に保守できます(「Windows バッチ モードでのプロファイルのインポートと削除」を参照してください)。インポート プロセスを自動化すると、退職した従業員が無効になり、新しい従業員が追加されます。

インポートを自動化するスクリプトを作成する場合の一般的な手順は、次のとおりです。支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。スクリプトの作成はお客様の担当範囲ですが、カスタマイズ サービス契約として見積もらせていただくこともできます。


ステップ 1 ソース データベース(NT や人事など)を LAN ドライブにエクスポートします。

ステップ 2 データベースを前回のエクスポート内容と比較します。

ステップ 3 2 つのファイル(追加用と無効化用)を作成します。

ステップ 4 ファイルを適切なインポート形式に整形します。

詳細については、「インポート ファイルの要件」を参照してください。

ステップ 5 2 つのインポートを Cisco MeetingPlace に対して実行します。1 つは以前のユーザの無効化、1 つは新しいユーザの追加です。


 

Windows バッチ モードでのプロファイルのインポートと削除

プロファイルをバッチ モードでインポートまたは削除すると、これらのプロセスを夜間に実行して、コンピュータの占有を避けることができます(インポートには、プロファイル 1 つあたり 1 秒かかります)。コマンドライン オプションを使用して、すべてのインポート操作をバッチ モードで実行することができます。


注意 バッチ インポート プロセスを実行すると、システム内で重複しているプロファイル情報は上書きされます。

インポートをバッチ モードで実行する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インポート ファイルを作成します。

インポート ファイルの中に、ユーザの名、姓、ユーザ ID、プロファイル番号、グループ名またはグループ番号、および固有のアドレス情報(電話番号、インターネット電子メール アドレス、電子メール アドレス、およびポケットベル番号)が含まれていることを確認してください。

ステップ 2 表2-6 で説明しているコマンドライン オプションを使用して、MeetingTime を実行します。

次の点に留意してください。

インポート ファイルの名前を含めて、すべてのパラメータを 1 行に入力する。インポート ファイルの名前を入力するまでは Enter キーを押さないでください。

コマンドライン文字列は、次の構文で開始する(この情報が MeetingTime 設定に格納されていない場合)。

C:\Program Files\Latitude\Mtgtime\mtgtime.exe
[user ID] [user password] [hostname]

ログイン設定の格納については、「MeetingTime の設定の編集と保存」を参照してください。

 

表2-6 コマンドライン オプション

インポート オプション
インポート文字列の例

プロファイルの追加

ImportProfiles [Data file to use] [Add/Delete]

例: importProfiles impfile.csv yes


) バッチ ファイル インポート文字列で追加アクション(yes)または削除アクション(no)を指定しない場合は、yes がデフォルトになります。


グループの追加

ImportGroups [Data file to use] [Add/Delete]

例: importGroups impfile.csv yes

エラー ファイルとしきい値を定義してのプロファイルの追加

ImportProfiles [Data file to use] [Add/Delete]

例: importProfiles impfile.csv yes
logfile.txt 50


) バッチ ファイル インポート文字列でログ ファイルの名前を指定しない場合は、loginfo.txt という名前のファイルが作成されます。


プロファイルの削除

ImportProfiles [Data file to use] [Add/Delete]

例: importProfiles impfile.csv no


) バッチ ファイル インポート文字列でエラーしきい値を指定しない場合は、50 がデフォルトになります。


エラー ファイルとしきい値を定義してのプロファイルの削除

ImportProfiles [Data file to use] [Add/Delete]
[Log filename] [Error threshold]

例: importProfiles impfile.csv no
logfile.txt 50

ステップ 3 Windows 98 または Windows 2000 でコマンドラインを入力するには、 Start メニュー > Run の順に選択し、コマンドラインを入力して、 OK をクリックします。

バッチ インポート プロセスを頻繁に実行する可能性がある場合は、ファイルにすばやくアクセスするためのショートカットを作成しておくと、インポート文字列を毎回思い出す必要がなくなります。


 

ユーザ プロファイルのレコードの変更

Import Profiles アクションを使用して、ユーザ ID およびプロファイル番号を変更することもできます。


ステップ 1 少なくとも 4 つのフィールドを持つインポート ファイルを作成します。最初の 2 つは uid (ユーザ ID)と prfnum (プロファイル番号)です。

これらのフィールドは、既存のユーザ レコードの検索に使用されます。

ステップ 2 インポート ファイルを編集用に開いて、2 つの新しいフィールド(newuid と newprfnum)を追加します。

ステップ 3 これらのフィールドの下には、新しいユーザ ID とプロファイル番号を指定します。

ステップ 4 情報が変更されないユーザについては、元のユーザ ID フィールドとプロファイル番号フィールドの値をコピーします。

たとえば、次の例に示すファイルをインポートすると、Pat Park のユーザ ID が Bell_newID に変更され、プロファイル番号は 20611 に変更されます。また、Chris Lee のユーザ ID が Lee_Mgr に変更されますが、プロファイル番号は以前のまま維持されます。Alex Leeman のユーザ ID とプロファイル番号は、以前のままです。

fnm,lnm,uid,prfnum,newuid,newprfnum
Pat,Park,Park,206,Park_newID,20611
Chris,Lee,Lee,202,Lee_Mgr,202
Alex,Leeman,Leeman,204,Leeman,204
 

Cisco MeetingPlace システムからのプロファイルの削除については、「手動でのユーザ プロファイル情報の変更」を参照してください。


 

ユーザ グループおよびユーザ プロファイルのレコードの表示

特定のユーザ グループまたはユーザ プロファイルのレコードをすぐに表示できます。MeetingTime の Configure タブで、 Find Records (虫めがね)ボタンをクリックします。

 

作業内容
操作

すべての定義済みユーザ グループの表示

Views リストで、 User Groups をクリックし、 Find Records ボタンをクリックします。すべての定義済みグループのリストが表示されます。

ユーザ プロファイル レコードの検索

Views リストで、 User Profiles をクリックし、 Find Records ボタンをクリックします。表示されるダイアログボックスで、検索対象を指定するオプション(検索条件)を選択します。または、Begins With に検索条件の先頭の文字を入力します。次に OK をクリックします。

チームについて

権限のある Cisco MeetingPlace ユーザは、「チーム」(Cisco MeetingPlace ユーザのリスト)を作成および変更できます。チームは、会議をスケジュールするときや会議からアウトダイヤルするときに、すべてのユーザが使用できます。Cisco MeetingPlace のシステム管理者は、権限のあるユーザが作成できるチーム数を制限できます。

チームの定義


ステップ 1 MeetingTime を開いて、Register Book をクリックし、 Teams タブを選択します。

定義済みのチームが Names リストに表示されます。このリスト内のチームをクリックすると、そのチームのプロパティが Team Information 領域に表示されます。

ステップ 2 チームを追加、チームの内容を変更、またはチームを削除します。

作業内容
操作

チームの追加

New ボタンをクリックします。Team Information 用のチーム情報を入力して、 Save をクリックします。

チームの内容変更

変更を加えるチームをクリックします。Team Information の設定を変更し、 Save をクリックします。

チームに関する詳細情報の追加または変更

チーム情報を表示して、 Details をクリックします。チームの説明、チームに最後に変更を加えたユーザの ID、およびチームに変更が加えられた日時を追加または変更できます。

チームの削除

削除するチームをクリックし、 Delete ボタンをクリックします。

Release 5.3 データベース内のチームの検索

Find Teams ボタン(Names リストの上の虫めがね)をクリックし、Directory ウィンドウに検索情報を入力して、 OK をクリックします。

Cisco MeetingPlace では、名前または番号に基づいてチームを検索します。Name フィールドまたは Number フィールドが空白の場合は、すべてのチームが検索結果として表示されます。 Add ボタンをクリックした場合も Directory ウィンドウが表示されます。

検索の詳細については、「ユーザ、グループ、およびチームの検索について」を参照してください。

チームの属性の詳細については、「チームのプロパティ」を参照してください。


 

チームのプロパティ

表2-7 に、チームのプロパティを示します。


注意 チームは、ユーザが表示して招待やアウトダイヤルに使用できるようにするため、すべて公開されます。

 

表2-7 チームのプロパティ

プロパティ
説明

Name

チームの名前。名前は、それぞれ一意なものにする必要があります。これは必須エントリです。

Number

チームの数値識別子。タッチトーン電話機からチームにアクセスするために使用します。番号は、それぞれ一意なものにする必要があります。この値は必須です。

Owner

チームのオーナーまたは作成者の名前。これは読み取り専用フィールドです。

Editable by Others?

このチームの情報を他のユーザが変更できるかどうか。デフォルトでは、チームは編集できません。

Members

チームの全メンバーのリストを表示します。

Description ( Details ボタンからアクセス)

チームの説明。この説明フィールドには 127 文字まで入力できます。

Last Modified( Details ボタンからアクセス)

共有チームの場合は、チームに最後に変更を加えたユーザの ID が表示されます。非共有チームの場合は、常にチームの作成者が表示されます。

Last Modified( Details ボタンからアクセス)

共有チームの場合は、最後の変更日時が表示されます。非共有チームの場合は、常にチームの作成日時が表示されます。

ユーザ、グループ、およびチームの検索について

ユーザ、グループ、およびチームのデータベースで Cisco MeetingPlace ユーザを検索し、特定することができます。情報の検索は Directory ウィンドウで行います。このウィンドウは、次の操作を実行するときに表示されます。

会議への Cisco MeetingPlace プロファイル ユーザの招待

チームへのメンバーの追加

管理下でアウトダイヤルを実行するためのプロファイルの検索

表2-8 に、ユーザ プロファイル、グループ プロファイル、およびチームを検索する方法を示します。

 

表2-8 ユーザ、グループ、およびチームの検索方法

作業内容
Directory ウィンドウでの操作

プロファイルまたはチームの検索

Search for Profiles にテキストまたは番号を入力し、双眼鏡のボタンをクリックします。各オプションの詳細については、「検索オプション」を参照してください。

プロファイルまたはチームの追加

Found で、プロファイルまたはチームの名前をダブルクリックします。または、プロファイルまたはチームの名前をクリックし、 Add をクリックします。プロファイルまたはチームの名前が、Selection に移動します。次に OK をクリックします。

プロファイルまたはチームの削除

プロファイルまたはチームの名前をクリックし、 Remove をクリックします。次に OK をクリックします。

検索対象データベースの変更

Options をクリックし、双眼鏡のボタンをクリックします。検索の結果が Found に表示されます。このリスト内の以前の検索結果は、新しい検索結果が出るたびに消去されます。

次の点に留意してください。

検索対象となる値の全体を入力する必要があります。検索条件を一部しか入力しない場合は、予期しない結果が表示されることがあります。

検索条件では大文字と小文字が区別されます。

このプロファイルを含むレポートを実行するには、プロファイルが有効であった期間に関するレポートをすべて実行するまで、このプロファイルを無効にします。プロファイルの無効化については、「設定レコードの保守」を参照してください。

検索オプション

デフォルトでは、プロファイルは検索文字列の性質に従って検索されます。このため、たとえば検索文字列を番号にすると、条件「プロファイル番号」が検索対象の番号と一致しているプロファイルが検索され、チームの場合は、チーム番号が検索対象の番号と一致しているチームが検索されます。検索文字列をテキストにすると、条件「ユーザ ID」 がそのテキストと一致しているプロファイルが検索され、チームの場合は、「名前」が検索テキストと一致しているチームが検索されます。

検索オプションの変更


ステップ 1 Directory ウィンドウで、 Options ボタンをクリックします。

表2-9 に、各検索オプションの説明を示します。

 

表2-9 検索オプションの変更

選択するオプション
検索対象

Using Smart Search

Search For に入力された検索文字列の性質に従っている、すべての種類のすべてのプロファイル エントリ(デフォルト オプション)

By User ID

Search For に入力された検索テキスト文字列で始まるプロファイル

By Last Name

Search For に入力された検索テキスト文字列で始まるプロファイル

By Profile Number

Search For に入力された検索文字列とプロファイル番号が一致しているプロファイル

By Group Name

Search For に入力された検索文字列と名前が一致しているグループに属している、すべてのプロファイル

By Team

Search For に入力された検索文字列とチーム名前またはチーム番号が一致しているチームに属している、すべてのプロファイル


 

セキュリティの確立について

Cisco MeetingPlace システムのセキュリティには、物理的なセキュリティ、ソフトウェアのセキュリティ、および不正通話の防止が含まれます。一般に、ほとんどの企業は、すでにコンピュータ システムのセキュリティを保護するガイドラインを用意しています。

設置場所の保護

Cisco MeetingPlace システムの設置場所をセキュリティで保護すると、権限のないユーザがシステム技術者のコンソール ポートにアクセスすることを防止できます。


注意 システムは、ロックまたはカードキー システムで保護された区域に設置してください。

ユーザ プロファイルのセキュリティ保護

権限のないユーザが電話機またはコンピュータから Cisco MeetingPlace にアクセスすることを防止するには、 表2-10 で説明しているセキュリティ保護手段を利用します。

 

表2-10 ユーザ プロファイルの保護手段

方法
説明

パスワード保護の採用

Cisco MeetingPlace では、電話機またはコンピュータからのアクセスにパスワードを要求します。ユーザ パスワードによってコンピュータからのアクセスを許可し、プロファイル パスワードによって電話機でのアクセスを許可します。

プロファイル パスワードを効果的に利用するには、Configure タブで次のパスワードの最小長とパスワード変更パラメータを調整して、パスワード情報を定義します。

Min profile pwd length (電話機アクセス用のプロファイル パスワードの最小長)

Change profile pwd (ユーザにプロファイル パスワードの変更を課す頻度)

Min user pwd length (コンピュータ アクセス用パスワードの最小長)

Change user pwd (ユーザにコンピュータ アクセス用パスワードの変更を課す頻度)

Min meeting pwd length (会議パスワードの最小長)


) ユーザに対しては、類似システムに関する企業の管理規則を参考にして、パスワードの変更を要求することをお勧めします。


ハッカー ロックアウトの使用

Cisco MeetingPlace には、ログイン試行が連続で何回か失敗したときにユーザ プロファイルを無効にする、「ハッカー ロックアウト」機能が用意されています。試行の回数は、システム管理者が定義します。そのためには、次の操作を行います。

1. MeetingTime の Configure タブで、 Usage Parameters トピックを選択します。

2. ユーザ プロファイルにアクセス試行できる最大回数を入力します。

電話機での最大再試行回数に達すると、プロファイルがロックされます。その後もログインを試行すると、「Profile is invalid」メッセージが表示され、発信者は出席者に転送され、マイナー アラームが生成されます。

ユーザ プロファイルのロックを解除する手順は、次のとおりです。

1. MeetingPlace の System タブで、 View Locked Profiles アクションを選択します。

2. プロファイルの User Active? 設定を Yes に変更します。システム管理者がこの操作を実行するまで、このプロファイルは使用できません。ロックされたプロファイルのリセットの詳細については、「ユーザの問題のトラブルシューティング」を参照してください。

MeetingTime では、ユーザがコンピュータでのパスワード入力試行の制限回数を超えると、MeetingTime が終了します。ユーザは、MeetingTime のアイコンをダブルクリックすることで再試行できます。コンピュータからのアクセス試行については、アウトダイヤルが問題とならないため、電話機からのアクセス試行よりもセキュリティが緩やかです。


) この機能を利用すると、サーバが DoS 攻撃(サービス拒絶攻撃)にさらされる可能性があります。ハッカーは、一連のプロファイルを順に使用して無効なパスワードを入力していき、プロファイルをすべてロックさせます。この結果、システム管理者がアカウントのロックを解除するまで、システムが使用不能になります。ハッカーは、一般的な言葉を使用した同一のパスワードで複数のプロファイル番号を試していけばロックアウトを回避できるため、他の方法ではなくこの方法を使用している可能性があります。このため、セキュリティ保護されたインストール環境の多くは、この機能を採用していません。ハッカーが簡単にアカウントを盗用する可能性がある場合のコストと、ロックされたアカウントを管理し、さらに重要アカウントが緊急時にロックされる危険性を抱えるコストを比較して、検討することをお勧めします。


データベースの最新状態の維持

ユーザ プロファイルのセキュリティは、ユーザ データベースを常に最新の状態に保つことでも達成できます。たとえば、企業を退職した従業員のユーザ プロファイルを削除または無効化します。システムからのプロファイルの削除の詳細については、「ユーザ データベースの保守について」を参照してください。

Cisco MeetingPlace SNMP エージェントの使用

Cisco MeetingPlace Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェントは、 MeetingPlace-public および MeetingPlace-private というコミュニティに事前に設定されています。権限のないクエリーを防止するには、これらのコミュニティの名前を、お客様が選択した名前に変更することをお勧めします。コミュニティ名の変更の詳細については、「コミュニティ情報の設定」を参照してください。

Cisco MeetingPlace SNMP エージェントは SNMPv1 規約に基づいていますが、この規約には、ハッカーによく知られているセキュリティ上の脆弱性があります。SNMP ポートは、ファイアウォールを使用してブロックすることをお勧めします。ファイアウォールで SNMP ポートを保護できないネットワークに Release 5.3 を配置する場合は、SNMP クエリーを無効にすることをお勧めします。これは、トラップ生成を無効にしなくても実施できます。SNMP エージェントをシャットダウンする前に、支援が必要な場合は『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

会議のセキュリティ保護

会議はすべて、会議の ID 番号で保護されます。スケジュールされる会議ごとに、会議でパスワードと会議 ID を要求するかどうかをシステム管理者が決定できます。

エンド ユーザに対して、招待されていない会議のリストを表示しないようにする場合は、会議をスケジュールするときに Display Meeting to Everyone? 属性を No に設定する必要があります。この属性を Yes に設定した場合は、どのプロファイル ユーザも、この会議の情報を Cisco MeetingPlace Web Conferencing の Browse Meetings リンクと MeetingTime インターフェイスから表示できます。

表2-11 に、会議をセキュリティ保護する方法を示します。

 

表2-11 会議をセキュリティ保護する方法

方法
説明

会議パスワードの使用

会議パスワードを設定すると、会議のセキュリティが強化されます。Configure タブの Usage Parameters トピックを使用すると、会議パスワードの最小長(Min meeting pwd length)を定義できます。

会議参加の制限

Who Can Attend 属性を利用すると、会議のスケジュール担当者は、Cisco MeetingPlace プロファイルを持つユーザ、または会議に明示的に招待されたプロファイル ユーザだけを会議に参加させることができます。会議への参加を制限すると、ゲスト ユーザは会議に参加できなくなります。

セッション中の会議のセキュリティ保護

ユーザは、会議中にセッション中会議機能にアクセスして次の許可オプションを使用すると、どのユーザを会議に入席させるかを制御できます。

#21 :現在の参加者のロールコールを実行します。

#41 :会議をロックして、他のユーザは許可されない限り会議に参加できないようにします。

#42 :アナウンスされていない参加者の会議参加を許可します。

#43 :会議に最後に入席した参加者を退席させます。

会議記録へのアクセスの制限

システム管理者は、Configure タブの User Profile トピックと User Groups トピックを使用して、ユーザが会議を記録する機能に制限を課すことができます。会議をスケジュールするときに、特定のユーザだけが所定の会議の記録にアクセスできるように設定できるほか、パスワードを要求するように設定できます。

一般会議 ID の使用の制限

ユーザが会議をスケジュールするとき、デフォルトでは、ユーザは 1234 などの「一般的な」会議 ID (カスタム ID、よく使用される ID)を割り当てることができます。一般会議 ID は、会議参加者にとっては覚えやすく特定しやすいものですが、システム管理者はこの使用を制限することをお勧めします。使用を制限することで、セキュリティが強化され、権限のないユーザやハッカーが ID を簡単に推測して、会議にアクセスすることを防止できます。

一般 ID の使用を制限する方法は、次のとおりです。

1. Configure タブで、 System Parameters を選択します。

2. Allow vanity mtg IDs フィールドで、 No を選択します。以降にスケジュールされる会議には、Cisco MeetingPlace によって、ユーザが変更できない一意のランダム生成 ID が割り当てられます。

ユーザに一般 ID の割り当てを許可している場合、セキュリティを強化するには、電話機でスケジュールされる会議への一般 ID の割り当てを、グループごとまたはユーザごとに制限します。そのためには、次の操作を行います。

3. Configure タブで、 User Groups または User Profiles を選択します。

4. Can Chg Mtg ID Via Phone フィールドで、 No を選択します。ユーザ プロファイルはグループの設定を継承しますが、システム管理者は個々のユーザの設定を変更できます。


) ハッキングされやすい 1234 や ABCD などの会議 ID が使用されることを防ぐには、ゼロポート継続会議を作成してこれらの会議 ID を割り当てておきます。これらの会議は招待者だけが参加できるようにし、他のユーザは招待しないでください。継続会議の詳細については、「継続会議について」を参照してください。


不正通話の防止

最近の判決や米国連邦通信委員会(FCC)規則では、不正通話は装置のベンダーではなく顧客の責任であると規定していますが、Cisco MeetingPlace には、権限のない使用を防止する機能がいくつか用意されています。Cisco MeetingPlace はコールの受発信を可能にする強力なテレコミュニケーション システムであるため、 表2-12 に示すように、システムに対する権限のないアクセスを防止する手段を講じることが重要です。

 

表2-12 不正通話を防止する方法

方法
説明

アウトダイヤル権限の制限

不正通話に対する保護の第一段階は、ユーザ プロファイルです。ユーザ プロファイルによって、ユーザのアウトダイヤル権限、および Web 経由でゲストが参加可能な会議をユーザがスケジュールできるかどうかが決まります。

アウトダイヤル権限を、販売やマーケティングなどの特定のユーザ グループだけ、または Jones や Smith などの特定のユーザ プロファイルだけに付与するようにします。非常に厳しいセキュリティを設定する場合には、即時のアウトダイヤルをすべてのユーザについて無効にすると、不正通話が発生する可能性は事実上なくなります。

登録済みのユーザだけが会議からアウトダイヤルできるようにする方法は、次のとおりです。

1. Configure タブで、 User Profiles トピックを選択します。

2. ゲスト プロファイルの Can Call Out From Mtgs? 属性が No に設定されていることを確認します。

3. User Groups トピックで、ステップ 1 と 2 を繰り返します。

4. 特定のユーザまたはゲストが( #3 を押して)各会議からアウトダイヤルできる数を制限するには、Max Outdials Per Mtg の数値を低めに設定します。

また、ゲストが Web 経由で会議への参加ボタンをクリックしたときに、Cisco MeetingPlace からゲストにアウトダイヤルされないようにする場合は、すべてのユーザ プロファイルの Can Allow Guest Outdial in Mtgs 属性が No に設定されていることを確認します。この属性の詳細については、「ユーザ プロファイルについて」を参照してください。


) ユーザ プロファイルの Can Call Out From Meetings 属性を No に設定しても、ユーザが Outdial Invitees on First Call 属性を Yes に設定して会議をスケジュールすることは防止できません。


期近会議の制限

User Groups トピックおよび User Profiles トピックで期近制限を設定すると、期近会議(スケジュール設定時刻から 6 時間以内に開催される会議)の数を制限できます。

システム全体にわたる制限の定義

セキュリティの次の段階は、システム アウトダイヤル変換テーブルで構築します。変換テーブルは、Cisco MeetingPlace システムがコールできる電話番号を定義するものです。システムには、16 までのテーブルを設定して、システム上の複数のユーザ コミュニティに一意の機能を提供できます。PBX を経由する場合のテーブルも定義できます。

次の点に留意してください。

どのユーザがアウトダイヤルできるか、できないかについては、具体的に定義します。Configure タブの Port Groups トピックと Ports トピックで、発信コールを処理できるポートを設定できます。個々のユーザ プロファイルでユーザのアウトダイヤル権限を設定することや、ユーザが会議中に実行できるアウトダイヤルの数を制限することもできます。

内部ダイヤリング テーブルを定義して、特定の長距離電話を制限します。シスコの Network Consulting Engineer(NCE; ネットワーク コンサルティング エンジニア)がダイヤリング テーブルの設定をご支援できます。

PBX を経由する場合は、ブロッキング テーブルを使用することで、特定の市外局番へのアウトダイヤルをブロックできます。

長距離電話会社と協議して発信回線の使用を監視し、不審な発信コールがないかどうかを確認します。

レポートによる使用状況の監視

アウトダイヤルの使用状況を簡単に確認して、不正通話のパターンを見つけ出すことができます。Cisco MeetingPlace は、標準の発信ダイヤリング レポートを提供するほか、未加工のデータをサードパーティ製のソフトウェア プログラムにエクスポートする機能も備えています。

MeetingTime の Outbound Dialing レポート、Port Usage レポート、Raw Meeting Outdial Information (Users) レポート、または Raw System Outdial レポートを使用して、トランク上の不審な発着信アクティビティを監視します。これらのレポートの説明および例については、「レポートの実行」を参照してください。

Cisco MeetingPlace Audio Server のカスタマイズについて

インストールした Cisco MeetingPlace Audio Server システムが完全に機能している場合は、特殊な用途やアプリケーションに適合するようにシステムをカスタマイズできます。ここでは、次の作業を行う方法について説明します。

会議通知のカスタマイズ

フレックス フィールドの作成

短い音声プロンプトまたは短縮されていない音声プロンプトの選択

ユーザにアナウンスされる音声プロンプトのカスタマイズ

会議通知のカスタマイズ

ユーザが通知を電子メールで受け取れるように支援するには、システム管理者は企業の電子メール メッセージをカスタマイズして、Cisco MeetingPlace の会議に参加する方法と記録済みメッセージを聞く方法を掲載します。


ステップ 1 MeetingTime の Configure タブで、 Company Information トピックを選択し、 Query をクリックします。

このトピックは、 Views の Company Specific Information ヘッダーの下にあります。

ステップ 2 さまざまな属性の値が表示されるので、How to Attend a Meeting 属性と How to Access MeetingNotes 属性が表示されるまで下方向にスクロールします。

ステップ 3 これらのフィールドの値の領域をクリックし、ユーザに通知として表示するメッセージを入力します。

表2-13 に、カスタム通知フィールドで使用するメッセージの例を示します。

 

表2-13 会議通知パラメータ

パラメータ

How to Attend a Meeting

「Welcome to < 企業名 > MeetingPlace conference server. To attend voice conferences on the system, dial the MeetingPlace phone number and follow the voice prompts.」

How to Access MeetingNotes

「Users can record meetings, leave voice comments about a meeting, or to attach relevant meeting materials. To access this feature, dial the MeetingPlace phone number and select option 3.

If your system uses DID/DDI access for attending meetings and listening to meeting recordings, be sure to provide the appropriate telephone access number for each custom notification text field.」


 

通知での代替 Cisco MeetingPlace 電話番号の指定

システム管理者は、Cisco MeetingPlace 会議サーバにアクセスするための電話番号を 3 つまで指定できます。たとえば、次のような電話番号を指定します。

市外の参加者のためのフリーダイヤル番号(米国では 1-800)

現場スタッフや近隣の参加者のための市内電話番号

参加者が社内からコールするときに使用する内線番号

Cisco MeetingPlace 8106 または Cisco MeetingPlace 8112 用の代替電話番号を入力する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 MeetingTime にログインします。

ステップ 2 MeetingTime の Configure タブで、 Telephony Access トピックを選択し、 Query をクリックします。

ステップ 3 次の属性を設定します。

1st Alternate Ph Number 属性に、代替電話番号を入力します。

Label for Notifications 属性に、電話番号のラベルを入力します。たとえば、 Toll-Free Number or Extension Number と入力します。

ステップ 4 Cisco MeetingPlace システムに 2 番目や 3 番目の代替電話番号がある場合は、2nd Alternate Ph Number 属性と 3rd Alternative Ph Number 属性を使用して、ステップ 2 ~ 4 を繰り返します。

ステップ 5 Save Changes をクリックします。


 

フレックス フィールドについて

フレックス フィールドを使用すると、プロファイル フィールドまたは会議フィールドをビジネス情報でカスタマイズできます。フレックス フィールドに指定した情報は、レポートに使用されます。

システムには、プロファイル フレックス フィールドと会議フレックス フィールドを 7 つずつ作成できます。システム管理者は、各フィールドの保護レベル(編集可能、読み取り専用、またはユーザに非表示)を指定します。フレックス フィールドの 4 ~ 7 については、(システム管理者が作成した)使用可能エントリのリストからユーザが値を選択する必要があるかどうか、およびフレックス フィールドの値が必須かどうかもシステム管理者が選択できます。

表2-14 に、企業で使用するプロファイル フレックス フィールドと会議フレックス フィールドの例を示します。

 

表2-14 フレックス フィールドの例

プロファイル フレックス フィールド
会議フレックス フィールド

コスト センター

会議室

課金免除

棟番号

雇用日

インストラクタ名

部署名

プロジェクト名

フレックス フィールドを定義するときは、フィールドのタイトル情報とインポート タイトル情報を指定します。フレックス フィールドの必須情報のデータ型は、いくつかの中から指定できます(テキスト、数値、日時、または yes/no)。

次の点に留意してください。

最初の 7 つのフレックス フィールドはプロファイル用で、最後の 7 つのフレックス フィールドは会議用です。

フレックス フィールドの 4 ~ 7 は、MeetingTime Release 5.1 以降で利用できます。初期のバージョンでは、これらのフィールドはユーザ、グループ、および会議記録には表示されません。

システム管理者は、フレックス フィールドの値を Configure Profiles and Groups ウィンドウでいつでも表示できます。

フレックス フィールドの定義


ステップ 1 Configure タブで、 Flex Fields ビューを選択し、 Query をクリックします。

ステップ 2 フィールドに属性を割り当てて(次の表を参照)、 OK をクリックします。

フレックス フィールドに属性を割り当てるときは、 表2-15 を使用してください。設定した内容は、フィールドの属性および値として Configure タブに表示されます。

 

表2-15 フレックス フィールドの属性

属性
説明

Active?

フレックス フィールドが有効かどうかを示します。この属性が Yes である場合は、フレックス フィールドが表示され、ユーザはフィールドの値を MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web で入力できます。

Title

MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web でのフレックス フィールドの表示用の名前です。

Type

フレックス フィールドが保持する情報のデータ型(テキスト、数値、Yes/No、または日付)です。

Import title

フレックス フィールドのデータを含んでいる未加工のプロファイル レポート情報をインポートするときに使用される、フィールド タイトルです。

Protection level

フレックス フィールドに対するエンド ユーザのアクセス権(非表示、読み取り専用、または編集可能)です。保護レベルは、ユーザによる上書きを禁止する必要のある属性(課金コードなど)を持つフレックス フィールドがある場合に役立ちます。

この属性が Invisible である場合、エンド ユーザにはこのフレックス フィールドが表示されません。属性が Read-only である場合は、ユーザにフレックス フィールドが表示されますが、ユーザはフィールドを編集できません。属性が Editable である場合には、エンド ユーザにフレックス フィールドが表示され、ユーザはフィールドを編集できます。

有効になっている表示可能フレックス フィールドは、MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web のスケジューリング セクションとプロファイル管理セクションでエンド ユーザに表示されます。

Uses data from profile?

フレックス フィールドのデフォルト値が、ユーザのプロファイルから取得されるかどうかを示します。

Use defined choices(フレックス フィールド 4 ~ 7 のみ)

ユーザが(システム管理者の作成した)定義済み値のリストから選択してフレックス フィールドに入力するか、または自由に値を入力するかを示します。

この属性が Yes (デフォルト)である場合、ユーザの Schedule タブと Review タブには、定義済み値のリストが表示されます。値を定義するには、次の属性 User Choice Strings の説明を参照してください。

Use choice strings(フレックス フィールド 4 ~ 7 のみ)

Use Defined Choices を Yes にする場合に、定義済み値のリストを定義するために使用します。Use Defined Choices を No にすると、リストは一切表示されません。

値を定義するには(Use Defined Choices を Yes にする場合)、User Choice Strings を選択します。次に、 Add をクリックし、最初の値(23 文字まで)を入力して、 OK をクリックします。リストに定義する値ごとに、この操作を繰り返します。値の長さは、すべて合計したときに 299 文字を超えることはできません。値の中には、コンマを入力しないでください。 OK をクリックして、すべての値を保存します。

Required field?(フレックス フィールド 4 ~ 7 のみ)

ユーザが Schedule タブで会議をスケジュールまたは変更するときに、フレックス フィールドの値を必須にするかどうかを示します。デフォルトでは No に設定されています。この属性を Yes にした場合は、空白の必須フィールドを含むレコードをユーザが保存しようとすると、ユーザにエラー メッセージが表示されます。

グループ プロファイルのフレックス フィールドからデフォルト値を継承したユーザ プロファイルのフレックス フィールドは、値を保持するという要件を満たします。


 

音声プロンプトのカスタマイズについて

ユーザにアナウンスされる音声プロンプトをカスタマイズするには、次の作業を行います。

短い音声プロンプトまたは短縮されていない音声プロンプトの選択(「短い音声プロンプトまたは短縮されていない音声プロンプトの選択」を参照)

音声プロンプトのカスタマイズ(「プロンプトのカスタマイズ」を参照)

短い音声プロンプトまたは短縮されていない音声プロンプトの選択

ユーザは、システムの使用中に長い案内プロンプトを聞くか、短いバージョンを聞くかを選択できます。ユーザにアナウンスされるプロンプトは、ユーザの Abbreviated Prompts プロファイル設定によって異なります。Abbreviated Prompts が Yes に設定されている場合は、プロンプトの短いバージョンがアナウンスされます。標準の短縮されていないプロンプトのいくつかについては、それに対応する短いプロンプトが用意されていません。

表2-16 に、Cisco MeetingPlace でのプロンプトの短縮の例を示します。

 

表2-16 音声プロンプト

短縮されていないプロンプト
短いプロンプト

「Enter the month for your meeting, followed by the pound key.」

「Enter month then pound.」

「Enter the length of your meeting in minutes, followed by the pound key.」

「Enter length, then pound.」

「Enter the starting time for the meeting in 12-hour format.When finished, press the pound key.」

「Enter starting time, then pound.」

「Enter the number of locations, including your location, followed by the pound key.」

「Enter number of locations, then pound.」

「Your meeting has been scheduled.」

「Meeting scheduled.」

短いプロンプトと短縮されていないプロンプトを聞くには、音声プロンプトのメニューにアクセスし、これらのプロンプトを聞くオプションを選択します(「音声プロンプト メニューへのアクセス」を参照)。

プロンプトのカスタマイズ

Cisco MeetingPlace のタッチトーン電話機のインターフェイスは、一連の音声プロンプトを再生し、ユーザにタッチトーン応答または音声応答を要求することで機能します。システム管理者は、再生されるすべてのプロンプトをタッチトーン電話機からカスタマイズできます。

プロンプトをカスタマイズする理由としては、次のものが挙げられます。

音楽の選定 :システム管理者は、ユーザが他のユーザの会議参加や、Cisco MeetingPlace によるスケジュールの確認を待っている間に再生される音楽を変更できます。これは、プロンプトをカスタマイズすることで実施します。音楽を無音に置き換えることもできます。

プロンプトの変更 :ユーザが特定の機能を使用するときにアナウンスされるプロンプトを変更できます。たとえば、内部のユーザにアウトダイヤルするときは、外線ではなく内部ネットワーク番号をダイヤルするようにプロンプトでうながすことができます。

企業名の明示 :このオプションは、カスタマイゼーション サービスで専門家によるスタジオ録音を実施する場合のみご利用いただけます。

次の点に留意してください。

企業名および音声プロンプトをカスタマイズする場合は、プロンプトのどこかに MeetingPlace という語を挿入する必要があります。

専門家によるプロンプト録音をご希望の場合は、Cisco Technical Support までお問い合せください。支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

音声プロンプト メニューへのアクセス

音声プロンプトは、音声プロンプト メニューから選択することでカスタマイズできます。システム管理者は、タッチトーン電話機から音声プロンプト メニューにアクセスできます。エンド ユーザ、連絡先、および出席者はこのメニューにアクセスできません。


ステップ 1 Cisco MeetingPlace の電話番号をダイヤルします。

ステップ 2 システム管理者のプロファイル番号とパスワードを入力します。

標準機能の後に、「For system manager options, press 9.」というメニュー オプションがアナウンスされます。

ステップ 3 9 を押してシステム管理者オプションを選択します。

ステップ 4 1 を押して音声プロンプト メニューにアクセスします。

ステップ 5 変更する音声プロンプトの番号を入力し、 # を押します。

音声プロンプトの番号のリスト(一部)については、「新しいプロンプトの録音」の手順の後にある表を参照してください。

ステップ 6 次のいずれかの操作を行います。

作業内容
押すキー

短縮されていないプロンプトの再生

1

短いプロンプトの再生

2

カスタム プロンプトの再生または録音

3

Flex Menu アプリケーションで使用するカスタム プロンプトの再生または録音

4


 

新しいプロンプトの録音


ステップ 1 「音声プロンプト メニューへのアクセス」のステップ 1 ~ 5 に従います。

ステップ 2 3 を押し、次に 2 を押します。

ステップ 3 新しいプロンプトを録音し、 # を押します。

ステップ 4 次のいずれかの操作を行います。

作業内容
押すキー

プロンプトの保存

1

新しいプロンプトの録音

2

プロンプトの削除および工場出荷時の標準プロンプトの使用

3


 

変更可能なプロンプト

システムの音声プロンプトはすべて変更できますが、実際に変更するのは、発信者に挨拶する音声プロンプト、または特定のテレフォニー アクセスの操作案内を提供する音声プロンプトだけにしてください。システム機能に関係するプロンプトを変更すると、ユーザが混乱する可能性があります。

次の表に、変更可能なプロンプトおよびお勧めの変更内容を示します。 表2-17 を使用して、プロンプトを変更するかどうかを決定してください。

 

表2-17 変更可能なプロンプト

プロンプト番号
プロンプトの内容
お勧めする変更内容

155

「Thank you for calling.」

「Thank you for calling <企業名> MeetingPlace system.」

303

スケジュール用の音楽。

ユーザ指定の音楽、または音楽の代わりに無音(音楽または無音の録音時間は 1 分以上である必要があります)。

304

会議用の音楽。

ユーザ指定の音楽、または音楽の代わりに無音(音楽または無音の録音時間は 1 分以上である必要があります)。

320

システムが、会議の日時、所要時間、および場所の数を入力するように求めます。システムは席数を確認し、会議 ID を発行します。

将来の会議をスケジュールする方法の説明。

394

「Make a note of the following meeting ID number.If you do not reach your party, you may choose to leave the meeting ID and MeetingPlace phone number with an assistant or in a voice-mail message.」

即時会議をスケジュールする方法の説明。

485

「Enter the phone number to be dialed.When finished, press the pound key.」

会議からアウトダイヤルする方法の説明。

486

「The phone number is being dialed.After connecting with the party, you may add them to the meeting by pressing pound, then 1. To disconnect the party and return yourself to the meeting, press pound, then 2.」

アウトダイヤル先のユーザを会議に追加する方法の説明。

次の点に留意してください。

録音したカスタム音声プロンプトは、バックアップできません。このようなバックアップを実行する必要がある場合は、Cisco NCE にお問い合せください。『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

新しい音声プロンプトを録音すると、そのプロンプトはカスタム プロンプトになり、元のプロンプトは消去されません。工場出荷時の標準プロンプトには上書き録音されないため、カスタム プロンプトを使用しないことを決定した場合は、工場出荷時の標準プロンプトに戻すことができます。

マルチサーバ会議について

マルチサーバ会議機能は、複数の Cisco MeetingPlace システム間に仮想的なリンクを構築して、各サーバ上のユーザが同じ会議にいるような感覚で互いに通信できるようにします。

ユーザがマルチサーバ会議をスケジュールするときは、1 つの Cisco MeetingPlace サーバを他の(セカンダリ)サーバに接続するプライマリ サーバとして指定します。MeetingTime クライアント ソフトウェアと Cisco MeetingPlace Web Conferencing は、マルチサーバ会議をスケジュールするための使いやすいインターフェイスを備えています。

マルチサーバ会議の開始に際し、プライマリ Cisco MeetingPlace サーバは、標準電話回線を通じてそれぞれのセカンダリ サーバに対して 1 つのコールを行います。コールを受け取ったセカンダリ サーバは、その会議にプライマリ サーバを追加します。これによって、すべてのユーザが、接続しているサーバを通じて互いに会話できるようになります。

マルチサーバ会議は、次の場合に適しています。

企業の主要拠点間での長距離電話を、できる限り少なくする。各地域のユーザは、ローカルの会議サーバに接続できます。会議サーバは、標準電話回線を通じて互いにコールし、マルチサーバ会議を形成します。この方法によって、ユーザどうしの接続に必要となる長距離電話の数が減少します。

複数の Cisco MeetingPlace サーバを必要とする、参加者数が 550 を超える大規模な会議コール。

マルチサーバ会議のシステム要件については、『 Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』を参照してください。

マルチサーバ会議のための Cisco MeetingPlace サーバの設定

ユーザがマルチサーバ会議を設定できるようにするには、システム管理者が事前に次の作業を行う必要があります。

各 Cisco MeetingPlace サーバで、各ユーザにユーザ プロファイルを提供する。

各 Cisco MeetingPlace システムで Server Information レコードを作成して、接続時にサーバが互いを識別できるようにする。

ワークシート 2-1:マルチサーバ会議のスケジュールの要件

次のワークシートは、マルチサーバ会議をスケジュールするための要件を示しています。これらの要件の詳細については、「マルチサーバ会議のための Cisco MeetingPlace サーバの設定」を参照してください。

 

マルチサーバ会議のスケジュールの要件
完了

1. 各 Cisco MeetingPlace サーバでマルチサーバ会議をスケジュールする可能性があるユーザに対して、プロファイルを提供する(「ユーザへの他の Cisco MeetingPlace サーバのプロファイルの提供」を参照)。

 

2. マルチサーバ スケジュール権限を使用して会議をスケジュールするユーザのユーザ プロファイルを有効にする(「ユーザへの他の Cisco MeetingPlace サーバのプロファイルの提供」を参照)。

 

3. 各 Cisco MeetingPlace サーバのすべての Cisco MeetingPlace システム上で、Server Information レコードを作成する(「Cisco MeetingPlace サーバの Server Information レコードの作成」を参照)。

 

4. ユーザが Cisco MeetingPlace Web を使用してマルチサーバ会議をスケジュールできるようにするために、次のことを確認する。

ユーザは、Microsoft Internet Explorer Version 5.5 以降または Netscape Navigator Version 4.79 以降を使用している。

ユーザは、各サイトを Cisco MeetingPlace Web Conferencing サーバとしてアクセスできる。これらのユーザがすでに Web ブラウザで各サイトの Cisco MeetingPlace Web ページにアクセスできている場合は、ユーザはマルチサーバ会議をスケジュールできます。

各 Cisco MeetingPlace サイトに、Cisco MeetingPlace Web Conferencing Release 4.2.5 以降がインストールされ、実行されている。

要件の詳細については、『 Administrator’s Guide for Cisco MeetingPlace Web Conferencing Release 5.3』を参照してください。

 

5. ユーザが MeetingTime を使用してマルチサーバ会議をスケジュールできるようにするために、次のことを確認する。

ユーザは、各サイトの Cisco MeetingPlace サーバに MeetingTime クライアント ソフトウェアを通じてアクセスできる。

システムに MeetingTime 2000 以降がインストールされている。

 

ワークシート 2-2:マルチサーバ会議に関する推奨事項

次のワークシートは、Cisco MeetingPlace 8106 または Cisco MeetingPlace 8112 をマルチサーバ会議用に設定する場合の推奨事項を示しています。この推奨事項を満たすには、他の Cisco MeetingPlace サーバのシステム管理者との連携が必要になることがあります。

 

推奨事項
完了

1. すべての Cisco MeetingPlace サーバの時刻が、Network Time Protocol(NTP ;ネットワーク タイム プロトコル)サーバを使用して同期されていることを確認する。この NTP サーバは、Cisco MeetingPlace システムまたは外部デバイスのどちらでもかまいません。NTP サーバを指定するには、MeetingTime の Configure タブで、 System Parameters を選択し、NTP サーバの IP アドレスを入力します。支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

 

2. すべての Cisco MeetingPlace システムにわたって、すべてのサーバが適切に命名されていることを確認する(Cisco MeetingPlace システムでの命名ガイドラインについては、「Cisco MeetingPlace サーバの命名」を参照してください)。

 

3. 他の Cisco MeetingPlace サーバの音声名を録音する(「他の Cisco MeetingPlace サーバの音声名の録音」を参照してください)。

 

4. すべての Cisco MeetingPlace サーバに同じガード タイムを設定する(ガード タイムについては、 「ガード タイムによるポート スケジューリングの管理」 を参照してください)。

 

5. すべての Cisco MeetingPlace サーバに同じ会議延長パラメータを設定する(詳細については、「マルチサーバ会議で発生しやすい問題の解決」を参照してください)。

 

6. 参加者がサブ会議セッションに参加する前に再生される、サブ会議セッション警告プロンプトを録音する(「サブ会議セッション警告プロンプトの録音」を参照してください)。

 

ユーザへの他の Cisco MeetingPlace サーバのプロファイルの提供

マルチサーバ会議をスケジュールするには、会議に関係する各 Cisco MeetingPlace サーバ上に、ユーザがマルチサーバ スケジュール権限とプロファイルを持っている必要があります。たとえば、ユーザがニューヨークとロンドン間でのマルチサーバ会議をスケジュールする必要がある場合は、ニューヨークの Cisco MeetingPlace サーバとロンドンの Cisco MeetingPlace サーバ上に、マルチサーバ スケジュール権限のあるユーザ プロファイルをユーザが持っていることを確認する必要があります。

システム管理者がユーザに他の Cisco MeetingPlace サーバのプロファイルを提供する方法は、2 つあります。

ユーザがすでに Cisco MeetingPlace サーバにプロファイルを持っている場合は、他のサーバでこのプロファイルをユーザのデータベースにインポートします。ユーザがプロファイルを持っていない場合は、プロファイルを作成し、他のサーバでインポートします。プロファイルをインポートする方法の詳細については、「ユーザ プロファイルとグループ情報のインポート」を参照してください。

すべての Cisco MeetingPlace システム管理者が、それぞれの Cisco MeetingPlace サーバ上に同じ汎用プロファイルを作成して、すべてのスケジュール担当者が、マルチサーバ会議を設定するときにこのプロファイルを使用します。この方法では、すべてのスケジュール担当者が同じ ID とパスワードを使用して各サーバにログインできます。ただし、各スケジュール担当者が同じプロファイルを使用するため、セキュリティおよび課金に問題が発生する可能性があります。ユーザ プロファイルの作成の詳細については、「ユーザ プロファイルについて」を参照してください。

ユーザに対するマルチサーバ会議のスケジュールの許可

ユーザがマルチサーバ会議をスケジュールできるようにするには、ユーザ プロファイルにマルチサーバ スケジュール権限を付与する必要があります。ユーザのプロファイルに変更を加えるには、システム管理者権限を持っていることが必要です。


ステップ 1 MeetingTime を使用して、Cisco MeetingPlace サーバにログインします。

ステップ 2 MeetingTime の Configure タブで、 User Profiles トピックを選択します。

ステップ 3 Find Records ボタンをクリックして、変更対象のユーザ プロファイルにアクセスします。

このフィールドでは、大文字と小文字が区別されます。

ステップ 4 Can Call Other Servers? 属性で、 Yes を選択します。

この属性は、Outdial Meeting Defaults トピックの下にあります。

ステップ 5 Time Zone 属性が、ユーザの現地時間帯に設定されていることを確認します。

すべての Cisco MeetingPlace サーバで、ユーザのプロファイルの Time Zone パラメータを同じ時間帯に設定します。たとえば、ユーザの現地時間帯が America/Los Angeles である場合は、サーバの実際の設置場所にかかわらず、各 Cisco MeetingPlace サーバ上のユーザ プロファイルをこの時間帯に設定する必要があります。

ステップ 6 Save Changes をクリックします。


 

Cisco MeetingPlace サーバの Server Information レコードの作成

2 台の Cisco MeetingPlace サーバが互いに接続できるようにするには、各サーバのデータベースに他のサーバの情報を入力しておく必要があります。プロファイルによって Cisco MeetingPlace ユーザを識別するのと同様に、各サーバは、他のサーバに対する ID として機能する Server Information レコードを保持している必要があります。

たとえば、ニューヨークからロンドンへのマルチサーバ会議の場合、ニューヨークの Cisco MeetingPlace サーバは、自身のデータベースにロンドンの Cisco MeetingPlace サーバの Server Information レコードを保持している必要があり、ロンドンのサーバは、ニューヨークのサーバのレコードを保持している必要があります。


注意 リモート Cisco MeetingPlace サーバのシステム管理者に問い合せて、サーバに関する正しい情報を入手する必要があります。この情報については、操作手順の後に示す表で説明します。


ステップ 1 MeetingTime を使用して、ローカルの Cisco MeetingPlace Audio Server システムにログインします。

ステップ 2 MeetingTime の Configure タブで、System Configuration ビューの下にある Other MeetingPlace Servers トピックを選択します。次に New をクリックします。

ステップ 3 表示されるフィールドに、リモート サーバの情報を入力します。 表2-18 の情報を使用してください。

 

表2-18 Other MeetingPlace Servers のフィールド

フィールド
説明

Name

ユーザがマルチサーバ会議をスケジュールするときに、MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web に表示されるサーバ名。この名前によって、スケジュールの対象となるサーバをユーザが正しく識別できます。

ID number

会議参加者は、会議に追加するサーバを選択するために会議からアウトダイヤルするとき、この数値文字列(0 ~ 9 桁で構成)を使用します。サーバの ID 番号は、各サーバで同じものにすることをお勧めします。他の Cisco MeetingPlace システム管理者と協議して、すべての Cisco MeetingPlace サーバの ID 番号を決定してください。

Phone number

Cisco MeetingPlace サーバの電話番号。この番号は、マルチサーバ会議を設定するために Cisco MeetingPlace サーバにアウトダイヤルするときに、Cisco MeetingPlace によって使用されます。この番号は、システムの変換テーブルを通じて渡されるため、変換テーブルに定義されている規則に従っています。

電話番号を正しく入力したことを確認するには、ローカル サーバで会議をスケジュールし、その会議に参加して、このリモート サーバにアウトダイヤルします。サーバがコールに応答した場合は、電話番号は正確です。

VoIP gateway IP address 1

リモート サーバの VoIP ゲートウェイの IP アドレス(詳細については、「RSNA について」を参照してください)。

(オプション) VoIP gateway IP address 2

2 番目のリモート サーバの VoIP ゲートウェイの IP アドレス(2 番目のリモート サーバが存在する場合)(詳細については、「RSNA について」を参照してください)。

Will accept SNA transfers?

このサーバで、シングル ナンバー アクセスの転送を受け付けるかどうか(詳細については、「RSNA について」を参照してください)。

Ethernet address

Cisco MeetingPlace 8100 シリーズ サーバのイーサネット アドレスを表す、12 桁(先頭の余白は 0 埋め込み)の 16 進文字列。Cisco MeetingPlace 8100 シリーズ サーバのイーサネット アドレスは、他の Cisco MeetingPlace 8100 シリーズに対する ID として機能します。このイーサネット アドレスは、このエントリが参照しているサーバ上の Server Configuration レコード(Configure タブ)に表示されるイーサネット アドレスと一致している必要があります。

Web Publisher location

Cisco MeetingPlace Web Conferencing の IP アドレスまたは URL。Cisco MeetingPlace Web が正常に機能するには、このフィールドに正しい URL を指定する必要があります。

Data conference active?

サーバに Cisco MeetingPlace Web オプションがインストールされ、Cisco MeetingPlace Web が動作している場合は、このフィールドを Yes に設定します。サーバにこのオプションがインストールされていない場合は、このフィールドを No に設定します。

Server number

スタンドアロン サーバである場合、Cisco MeetingPlace 8106 または Cisco MeetingPlace 8112 の番号は 0 です。

ステップ 4 Save Changes をクリックします。

ステップ 5 MeetingTime を使用して、プロファイルの作成対象となったリモート Cisco MeetingPlace 8100 シリーズにログインします。

ステップ 6 ステップ 2 ~ 5 を繰り返して、ローカル Cisco MeetingPlace 8100 シリーズの Server Information レコードをこのリモート サーバ上に作成します。すべてのサーバが、他のすべての Cisco MeetingPlace 8100 シリーズ サーバの Server Information レコードを保持する状態になるまで、この手順を繰り返します。


 

Cisco MeetingPlace サーバの命名

システム管理者は、マルチサーバ会議のスケジュール対象となるサーバをユーザが簡単に識別できるように、Cisco MeetingPlace サーバにわかりやすい名前を付けることができます。

サーバに名前を付けるときは、次の点に留意してください。

次のように作業します。

各サーバには、簡単に識別できる名前を付ける。

すべての Cisco MeetingPlace システムにわたって、一貫した規則ですべてのサーバに名前を付ける。

サーバをユーザが簡単に識別できるようにするには、サーバの名前に設置場所を含めます。たとえば、組織内で、ニューヨークに 1 台サーバがあり、もう 1 台がカリフォルニアにある場合は、サーバの名前に NY CA を含めます。

すべてのユーザが、どのサーバにログインするかにかかわらず、各 Cisco MeetingPlace システムを同じ名前で利用できるようにするには、他の Cisco MeetingPlace システム管理者と連携してサーバの名前を検討する必要があります。

サーバの名前を変更する場合は、すべての Cisco MeetingPlace Audio Server システムを新しい名前でアップデートする必要があります。たとえば、企業内に 2 つの Cisco MeetingPlace Audio Server システムがあり、一方の名前を変更する必要がある場合は、両方のサーバを新しい名前でアップデートします。

表2-19 に、各サーバ上でアップデートする必要のあるレコードを示します。

 

表2-19 各サーバ上でアップデートする必要のあるレコード

Server 1 上でアップデートするレコード
Server 2 上でアップデートするレコード

Server Configuration レコード

Server 1 の Server Information レコード

Server 1 の Server Information レコード

 

手順 1:Server Configuration レコードへの情報の入力

まず、Server Configuration レコードにサーバの新しい名前を入力する必要があります。


ステップ 1 MeetingTime を使用して、名前変更の対象となるサーバにログインします。

ステップ 2 Configure タブで、 Server Configuration トピックを選択し、 Query をクリックします。

ステップ 3 < ボタンと > ボタンを使用して、名前変更の対象となるサーバを特定します。

ステップ 4 Server Description 属性で、表示されるテキストボックスにサーバの説明を入力し、 OK をクリックします。

たとえば、カリフォルニアの会議サーバには CA-Cisco MeetingPlace という説明を入力します。

ステップ 5 Save Changes をクリックします。


 

手順 2:ローカル サーバ上の Server Information レコードのアップデート

次に、ローカル サーバ上の Server Information レコードを他の Cisco MeetingPlace サーバ上の Server Information レコードと同様にアップデートする必要があります。


ステップ 1 MeetingTime を使用して、前の項で名前を変更したサーバにログインし、 Configure タブを選択します。

ステップ 2 Other MeetingPlace Servers トピックを選択し、 Query をクリックします。

ステップ 3 < ボタンと > ボタンを使用して、名前を変更したサーバを特定します。

ステップ 4 Name 属性で、「手順 1:Server Configuration レコードへの情報の入力」で入力したものと同じサーバ説明を入力します。

ステップ 5 Save Changes をクリックします。

ステップ 6 他の Cisco MeetingPlace サーバにログインし、名前を変更したシステムに関する Server Information レコードをアップデートします。各サーバをアップデートしたら、 Save Changes をクリックします。

他の Cisco MeetingPlace システムのシステム管理者が、その管理下のサーバの名前を変更した場合は、自分の管理しているシステムにログインし、そのサーバに関する Server Information レコードをアップデートする必要があります。


 

他の Cisco MeetingPlace サーバの音声名の録音

他の Cisco MeetingPlace サーバがマルチサーバ会議に参加するときは、すべての参加者に「Now attending, another MeetingPlace server.」というデフォルト プロンプトがアナウンスされます。

会議に参加するサーバをユーザが識別しやすくするには、このプロンプトにサーバ名や設置場所などの固有の情報を含めることを強くお勧めします。この音声名は、「手順 1:Server Configuration レコードへの情報の入力」でサーバに付けた名前と一貫するものにしてください。

システム管理者権限を持つユーザは、電話機を使用して新しいプロンプトを録音できます。他の Cisco MeetingPlace サーバの音声名を録音する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ローカルの Cisco MeetingPlace サーバにダイヤルインします。

ステップ 2 タッチトーン電話機の 2 を押して、プロファイル番号とパスワードを入力します。

ステップ 3 9 を押して、システム管理者オプションを選択します。

ステップ 4 3 を押して、リモート サーバの名前を録音するオプションを選択します。

ステップ 5 プロンプトに従って、他の Cisco MeetingPlace サーバの音声名を録音します。


 

サブ会議セッション警告プロンプトの録音

サブ会議セッションを利用すると、同じサーバに接続している参加者がメイン会議から外れて、サブグループを形成できます。マルチサーバ会議では、他の Cisco MeetingPlace サーバ上のユーザが同じサブ会議セッションに参加することはできません。

ユーザは、他のサーバ上の参加者と同じサブ会議セッションには参加できないことを知らない場合もあります。このため、マルチサーバ会議の参加者がサブ会議セッションを開始するたびに再生するように、警告プロンプトを録音してください。この警告プロンプトによって、ユーザにこの機能の制限事項を通知します。

タッチトーン電話機を使用してサブ会議セッション警告プロンプトを録音する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco MeetingPlace 8100 シリーズ サーバにダイヤルインします。

ステップ 2 2 を押して、プロファイル番号とパスワードを入力します。

ステップ 3 9 を押して、システム管理者オプションにアクセスします。

ステップ 4 1 を押して、音声プロンプト メニューにアクセスします。

ステップ 5 変更するプロンプトの番号を入力するように求められたら、 1309# を入力します。

ステップ 6 3 を押して、録音オプションにアクセスします。

ステップ 7 2 を押して、このプロンプトのカスタム バージョンを録音します。

ステップ 8 新しいサブ会議セッション警告プロンプトを録音し、シャープ記号( # )を押します。

推奨プロンプト:「In a multiserver meeting, you cannot go into the same breakout session with a user on another server.」

ステップ 9 1 を押して、新しいプロンプトを確定します。


 

サーバ間接続パラメータの使用

MeetingTime を使用してマルチサーバ会議をスケジュールするときは、プライマリ サーバが他のサーバとの接続を開始および終了するタイミングを指定できます。

接続を開始するためのデフォルト設定では、スケジュールされた会議開始時刻になると、プライマリ サーバがセカンダリ サーバに接続します。ただし、最初のユーザが会議に参加した時点(スケジュールされた開始時刻の前または後)でセカンダリ サーバに接続するようにプライマリ Cisco MeetingPlace サーバを設定することもできます。

表2-20 に、さまざまなサーバ間接続パラメータおよびそれぞれの利点を示します。

 

表2-20 サーバ間接続パラメータ

設定
説明
利点
Initiate

At scheduled start time

スケジュールされた会議開始時刻に、他の Cisco MeetingPlace サーバへの接続を確立します。この設定がデフォルトの設定です。

スケジュールされた会議開始時刻に、マルチサーバ接続が確実に実行されます。

When the first person enters

最初の参加者がプライマリ サーバ上の会議に入席したときだけ、他の Cisco MeetingPlace サーバへの接続を確立します。

会議に誰も参加していない場合や、参加者がセカンダリ サーバ上の会議にだけ参加している場合には、プライマリ サーバはセカンダリ サーバに接続しないため、長距離電話の費用がかかりません。

Terminate

When meeting ends

会議が終了した時点で、セカンダリ サーバへの接続を終了します。会議が終了するのは、最後のユーザが電話を切った後に、設定済み時間(分単位)が経過した時点です。この設定がデフォルトの設定です。

プライマリ サーバがセカンダリ サーバから切断されないまま、ユーザはしばらくの間休憩を取って会議を退席することができます。参加者は、Disconnect Empty Port Timer/Early Release Timer によって会議が終了する前に会議に戻る必要があります。

When last person leaves

プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバ上の最後の参加者が会議を退席すると、ただちにセカンダリ サーバへの接続を終了します。

スケジュールされた終了時刻以前に最後のユーザが会議を退席したときは、長距離電話の費用の節約になります。

サーバ間接続パラメータは、MeetingTime の Schedule タブで会議ごとに設定できます。Configure タブの Scheduling Parameters トピックを使用して、パラメータのデフォルト値を新しいものに変更することもできます。この新しい値は、ユーザが新しいマルチサーバ会議をスケジュールするときのデフォルト設定になります。

MeetingTime でのマルチサーバ会議の監視

開催中のマルチサーバ会議を監視するには、MeetingTime の In Session タブを使用します。マルチサーバ会議に接続されているサーバ、および現在ログインしているサーバ上の会議の参加者を表示できます。

同じマルチサーバ会議に参加している他のサーバ上の参加者を表示するには、MeetingTime ウィンドウを新しく開いて、当該の各サーバに個別にログインします。たとえば、ニューヨークのサーバとロンドンのサーバ間で会議が開催されている場合は、MeetingTime を使用して各サーバにログインし、それぞれの MeetingTime ウィンドウを開いたままにしておきます。

マルチサーバ会議のスケジュール

マルチサーバ会議を設定するときは、各 Cisco MeetingPlace サーバで個々の会議をスケジュールし、すべてのサーバの接続をどのシステムが担当するかを指定する必要があります。この接続を担当するサーバが、「プライマリ」サーバです。

会議の開始時に、プライマリ サーバは「セカンダリ」サーバにコールを発信します。 セカンダリ サーバは、システムにダイヤルインした参加者を扱う場合と同様に、プライマリ サーバを会議に追加します。プライマリ サーバは、DTMF シグナリングを使用して、電話接続を通じて情報をセカンダリ サーバに伝達します。

たとえば、ニューヨーク、ロンドン、および香港間での会議をスケジュールするには、各サーバ上で会議を 1 つ設定します。プライマリ サーバが他のサーバとの接続を確立すると、これらの 3 つの個別会議が接続され、1 つのマルチサーバ会議になります。ニューヨークの Cisco MeetingPlace サーバがプライマリ サーバである場合、接続は図2-1 のようになります。

図2-1 マルチサーバ会議がサポートされる設定

 

マルチサーバ会議をスケジュールする前に、会議に関係するサーバおよびプライマリ サーバにするサーバを書き留めておくことをお勧めします。

ビデオ会議を使用するマルチサーバ会議のスケジュール

ビデオ参加者は、音声リンク経由でマルチサーバ会議に参加して、他の Cisco MeetingPlace 8106 サーバまたは Cisco MeetingPlace 8112 サーバを使用している他の参加者とコミュニケーションを行うことができます。両方の Cisco MeetingPlace サーバに Cisco IPVC Multipoint Control Unit(MCU; マルチポイント コントロール ユニット)も装着されていて、ビデオ参加者がそれぞれの Cisco IPVC MCU から同じマルチサーバ会議に参加する場合には、各 Cisco IPVC MCU からの参加者は、ビデオ リンクを通じて互いの音声を聞くことができます。ただし、各 Cisco IPVC MCU 上で 2 つの独立したビデオ会議が主催されているため、どちらの会議のビデオ参加者も互いの映像を表示することはできません。

このドキュメントでは、Cisco IPVC マルチポイント コントロール ユニットを Cisco IPVC MCU と記述しています。

たとえば、マルチサーバ会議がサーバ 1 とサーバ 2 の間でセッション中だとします。各サーバには、それぞれ MCU1 と MCU2 が装着されています。ユーザ A が MCU1 上でビデオ会議に参加し、ユーザ B が MCU2 上でビデオ会議に参加に参加する場合、これらのユーザは、ビデオ リンクを通じて互いの音声を聞くことができます。ただし、ビデオ エンドポイントから互いの映像を表示することはできません。

図2-2 に、マルチサーバ会議のビデオ参加者の通信経路を示します。

図2-2 ビデオ会議を使用するマルチサーバ会議

 

参加者の招待およびドキュメントの添付

複数の Cisco MeetingPlace サーバでスケジュールを行うため、参加者を招待するときおよびドキュメントを添付するときは特別な配慮が必要です。

参加者をマルチサーバ会議に招待するときは、各サーバが通知の送信を分担します。前の例では、ニューヨークのサーバは、このサーバ上の会議に招待される参加者に通知を送信します。ニューヨークのサーバはプライマリ サーバですが、香港のサーバおよびロンドンのサーバのために通知を送信する責任はありません。

マルチサーバ会議にドキュメントを添付するときは、会議に関係する各サーバに同じドキュメントを添付してください。たとえば、ロンドンとニューヨークのサーバにドキュメントを添付して、香港のサーバに添付し忘れた場合は、香港のサーバ上の参加者が添付にアクセスできません。

MeetingTime でのマルチサーバ会議のスケジュール

MeetingTime を使用してマルチサーバ会議をスケジュールするときは、会議に複数のプライマリ サーバを割り当てないでください。

作業を開始する前に、次の条件を満たしていることを確認してください。

システム管理者のユーザ プロファイルが、マルチサーバ会議に関係するすべての Cisco MeetingPlace サーバ上に存在する。

システム管理者が、各プロファイルでマルチサーバ スケジュール権限を保持している。

手順 1:セカンダリ Cisco MeetingPlace サーバでの会議のスケジュール


ステップ 1 MeetingTime で、セカンダリ サーバ(プライマリ サーバからコールを受信するサーバ)にログインします。

ステップ 2 Schedule タブを選択し、会議の詳細を入力します。必要な添付がある場合は、添付を追加します。

他の Cisco MeetingPlace サーバ上で会議をスケジュールするときに同じ会議 ID を使用するので、この番号を書き留めておきます。

ステップ 3 # of Calling Sites パラメータで、プライマリ サーバを含めてこの数を入力します。

たとえば、複数の場所から 3 名のユーザがこのサーバにコールする場合は、この数を 4 にします。

ステップ 4 この会議に参加者を招待しない場合は、 Schedule Meeting ボタンをクリックしてステップ 9 に進みます。参加者を招待するには、Participants オプションを選択して次のステップに進みます。

ステップ 5 このセカンダリ サーバに接続する参加者を選択し、 Add をクリックします。このサーバに接続するすべての参加者について選択と追加を繰り返します。

たとえば、ニューヨークからロンドンへの会議をスケジュールし、ロンドンがセカンダリ サーバである場合は、ロンドンの Cisco MeetingPlace サーバにコールする参加者だけを追加します。ニューヨークの Cisco MeetingPlace サーバにコールする参加者は追加しないでください。

ステップ 6 ドロップダウン リストで、 Receive call from a MeetingPlace server を選択します。

このオプションが表示されていない場合は、マルチサーバ会議をスケジュールできるようにユーザ プロファイルを変更します。ユーザ プロファイルを変更する方法については、「ユーザに対するマルチサーバ会議のスケジュールの許可」を参照してください。

ステップ 7 Server Name で、プライマリ サーバを選択し、 Add をクリックします。

ステップ 8 すべての参加者とプライマリ サーバを会議に追加したら、 Schedule Meeting をクリックします。

ステップ 9 他のセカンダリ サーバをスケジュールする必要がある場合は、それらのサーバにログインし、ステップ 2 ~ 8 を繰り返します。


 

手順 2:プライマリ サーバでの会議のスケジュール


ステップ 1 プライマリ サーバにする Cisco MeetingPlace Audio Server システムにログインします。

ステップ 2 MeetingTime の Schedule タブで、会議の詳細を入力します。

セカンダリ サーバをスケジュールしたときと同じ ID、日付、および開始時刻を使用し、必要に応じて添付を追加してください。

ステップ 3 # of Calling Sites パラメータには、会議に関係するセカンダリ サーバの数を含めます。

たとえば、複数の場所から 3 名のユーザがこのプライマリ サーバにコールする場合、セカンダリ サーバを 2 台スケジュールしたときは、この値を 5 にします。

ステップ 4 Participants オプションを選択します。

ステップ 5 参加者をこのプライマリ サーバに招待する場合は、それらの参加者を会議に追加します。

ステップ 6 ドロップダウン リストで、 Place call to a MeetingPlace server を選択します。

このオプションが表示されていない場合は、マルチサーバ会議をスケジュールできるようにユーザ プロファイルを変更します。ユーザ プロファイルを変更する方法については、「ユーザに対するマルチサーバ会議のスケジュールの許可」を参照してください。

ステップ 7 Server Name で、「手順 1:セカンダリ Cisco MeetingPlace サーバでの会議のスケジュール」でスケジュールしたセカンダリ サーバの名前を選択します。

ステップ 8 会議 ID が、セカンダリ サーバをスケジュールしたときに使用したものと同じであることを確認し、 Add をクリックします。

複数のセカンダリ サーバをスケジュールした場合は、必ず各セカンダリ サーバを会議に追加してください。

ステップ 9 すべての参加者とセカンダリ サーバを会議に追加したら、 Schedule Meeting をクリックします。


 

マルチサーバ会議のキャンセルまたは詳細の変更

スケジュール済みのマルチサーバ会議をキャンセルする場合、またはマルチサーバ会議の内容を変更する場合は、MeetingTime を使用して再スケジュールするか、これらの会議を削除します。ただし、変更した内容が適用されるのは、ログインしたサーバ上の会議だけです。マルチサーバ会議全体に及ぶ変更を加える必要がある場合は、他の Cisco MeetingPlace サーバ上の会議を再スケジュールまたは削除する必要があります。


ステップ 1 変更の対象となる会議を保持している Cisco MeetingPlace サーバにログインします。

ステップ 2 MeetingTime の Schedule タブで、変更を加える会議を選択します。

会議が表示されていない場合は、 Look for meeting ID フィールドを使用して会議を検索します。

ステップ 3 会議に変更を加えます。

マルチサーバ会議全体をキャンセルするには、 Cancel Meeting をクリックし、次に他の Cisco MeetingPlace サーバにログインして、他の会議を削除します。

ステップ 4 Save Changes をクリックします。

アップデートされるのは、ログインしたサーバ上の会議だけです。会議の時刻または日付を再スケジュールした場合は、必ず他の Cisco MeetingPlace サーバ上の会議もアップデートしてください。

ステップ 5 他の Cisco MeetingPlace サーバ上で同じ変更を加えるには、ステップ 1 ~ 4 を繰り返します。


 

マルチサーバ会議の機能

シングル サーバ会議で使用されるものと同じ Cisco MeetingPlace 機能を、マルチサーバ環境で使用できます。ただし、一部の機能は、マルチサーバ会議に関係するすべてのサーバにわたっては適用されません。

表2-21 に、マルチサーバ会議に参加するときに参加者が使用できる機能を示します。

 

表2-21 マルチサーバ会議の機能

機能
マルチサーバ会議の機能

ロールコール

同じサーバに接続されている参加者の名前をアナウンスします。ロールコールでは、他の Cisco MeetingPlace サーバに接続されている参加者の名前はアナウンスされません。

会議の記録

マルチサーバ会議全体を記録し、記録を要求したサーバに記録を格納します。参加者が記録機能を有効にすると、会議が記録されていることがプロンプトで全参加者に通知されます。会議に関係するすべてのサーバに会議記録を格納する場合は、各サーバ上で参加者のいずれかが記録を開始する必要があります。

Web 会議

マルチサーバ会議全体で、ドキュメントを共有およびコラボレーションできます。ただし、Web 会議を開始したプライマリ サーバ上に、利用可能なポートが存在している必要があります。詳細については、「マルチサーバ会議での Web 会議の使用」を参照してください。

会議のロック

参加者は、接続しているサーバ上の会議をロックできます。この機能では、すべてのサーバ上でそれぞれ 1 名のユーザがこの機能を使用しない限り、マルチサーバ会議全体がロックされることはありません。

会議メッセージ

マルチサーバ会議のすべての参加者に音声メッセージをアナウンスします。

サブ会議セッション

同じサーバに接続している参加者が、メイン会議から外れてサブグループを形成できます。この機能では、他の Cisco MeetingPlace サーバ上のユーザが同じサブ会議セッションに参加することはできません。

ミュート

参加者は、自分の電話回線をミュートできます。

添付の表示

参加者が接続しているサーバに、ドキュメント、記録、および URL が添付されている場合は、それらにアクセスできます。

アウトダイヤル

アウトダイヤル権限を持つ参加者は、他のユーザ、チーム、または Cisco MeetingPlace サーバにコールを発信し、それらを会議に追加することができます。アウトダイヤル機能を使用して他のサーバを会議に追加する方法については、このマニュアルの当該ページを参照してください。

アナウンス プロンプト

すべての会議参加者について、入席と退席をアナウンスします。

自動再接続操作

この機能を有効にすると、セカンダリ サーバへの接続を失ったプライマリ Cisco MeetingPlace サーバは、セカンダリ サーバに自動的にリダイヤルして会議を再開します。2 台のサーバ間の接続が失われた場合は、接続がもう一度確立されるまでユーザは待機する必要があります。この機能は、システム管理者が有効化および設定する必要はありません。

アウトダイヤル機能でのサーバの追加

アウトダイヤル権限を持つユーザは、タッチトーン電話機を使用して、他の Cisco MeetingPlace サーバを会議に追加できます。この機能を使用するには、他のサーバの ID 番号および接続する会議の ID を把握しておく必要があります。


ステップ 1 会議中に、タッチトーン電話機で #39 を押します。

ステップ 2 プロンプトに従って、会議に追加する Cisco MeetingPlace サーバの ID 番号を入力します。

ステップ 3 1 を押して続行します。

ステップ 4 プロンプトに従って、接続する会議の ID を入力します。

ステップ 5 1 を押して続行します。

ステップ 6 会議のパスワードを入力します。

パスワードが割り当てられていない場合は、 # (シャープ記号のみ)を押します。

ステップ 7 サーバが正常に接続されると、アウトダイヤル先のサーバの参加がアナウンスされます。


 

マルチサーバ会議での Web 会議の使用

会議が開始されるときは、Web 会議サーバに対して、Cisco MeetingPlace システムに保持されていたユーザ ライセンスと同じ数の Web 会議を設定するように Cisco MeetingPlace サーバが自動的に通知します。たとえば、25 ユーザ ライセンスの会議が Cisco MeetingPlace 上で開始されるときは、25 ユーザ ライセンスの Web 会議も Web 会議サーバ上で設定されます。

マルチサーバ環境では、プライマリ Cisco MeetingPlace サーバが Web 会議を主催します。セカンダリ Cisco MeetingPlace サーバ上のユーザは、プライマリ Cisco MeetingPlace サーバの Web 会議サーバにリダイレクトされます。Cisco MeetingPlace によって、すべての Web 会議参加者が自動的にマルチサーバ会議に収容されます。

たとえば、マルチサーバ会議がニューヨークとロンドン間で開催され、ニューヨークのサーバ上の参加者が Web 会議を開始する場合は、ロンドンのサーバ上で Web 会議への参加を希望しているすべてのユーザの IP 接続が、ニューヨークのサーバにリダイレクトされます。これらのユーザは、ロンドンのサーバ上のユーザ ライセンスを音声会議用に使用し、さらにニューヨークのサーバ上のユーザ ライセンスを Web 会議用に使用します。

マルチサーバ会議で発生しやすい問題の解決

表2-22 に、マルチサーバ会議の設定および参加について、ユーザからよく質問される事項およびその回答を示します。

 

表2-22 マルチサーバ会議のトラブルシューティング

質問
回答

Cisco MeetingPlace Web を使用してマルチサーバ会議をスケジュールするときに、Cisco MeetingPlace Web がユーザ プロファイルを読み取れない、というエラー メッセージを受信するのはなぜですか。

この問題が発生するのは、スケジュール対象となるサーバ上に、ユーザがユーザ プロファイルを持っていないためです。この問題を解決するには、スケジュール対象のサーバ上にユーザ プロファイルを作成するか、インポートします。

Cisco MeetingPlace Web を使用して会議をスケジュールしようとしていますが、Schedule Multiserver リンクが表示されていません。

この問題が発生するのは、次のいずれかに該当する場合です。

ユーザが、マルチサーバ スケジュール権限を持っていない。この問題を解決するには、ユーザ プロファイルの Can Schedule Other Servers? パラメータを Yes に設定します。

ユーザの Web ブラウザが、サポートされていない。ブラウザの要件については、『 Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』のスケジュール要件の表を参照してください。

会議をスケジュールしようとしていますが、各 Cisco MeetingPlace サーバ上で同じ会議 ID を使用できないのはなぜですか。

この問題が発生するのは、ネットワークで接続された複数の Cisco MeetingPlace サーバ間で会議をスケジュールしようとしている場合か、同じサーバ上に同じ会議 ID で別の会議がすでにスケジュールされている場合です。この問題を解決するには、ユーザに対して、会議に別の会議 ID を割り当てるように依頼します。

Cisco MeetingPlace Web を使用して会議をスケジュールしようとしていますが、プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバを選択するときに、サーバにアクセスできなかったというエラー メッセージを受信するのはなぜですか。

ユーザがアクセスしようとしている Cisco MeetingPlace サーバが、Cisco MeetingPlace Web サーバに接続されていることを確認します。接続されていない場合は、ユーザが Web ブラウザを使用して会議をスケジュールすることはできません。

マルチサーバ会議に参加しています。他のサーバ上の参加者は添付にアクセスできますが、私がアクセスできないのはなぜですか。

この問題が発生するのは、添付を他のサーバに追加した人が、当該ユーザが接続しているサーバに添付を追加しなかったためです。

時間が延長された会議に参加していますが、他の Cisco MeetingPlace サーバが会議から除外されるのはなぜですか。

この問題が発生するのは、そのサーバが利用可能ポートをすべて使用していて、さらにサーバの会議延長パラメータの時間を過ぎている場合です。すべての Cisco MeetingPlace サーバが接続を同じ時間維持するには、各サーバが同じ会議延長パラメータを保持している必要があります。会議延長パラメータを変更する手順は、次のとおりです。

1. MeetingTime にログインし、 Configure タブを選択します。

2. Scheduling Parameters トピックを選択し、 Query をクリックします。

3. Extend Meeting パラメータに、他の Cisco MeetingPlace サーバと同じ値を割り当てます。

4. Save Changes をクリックします。

Cisco MeetingPlace サーバがマルチサーバ会議に接続しないのはなぜですか。

この問題が発生するのは、会議に参加している他のサーバについて誤ったイーサネット アドレスを持っているサーバが存在しているときです。この問題を解決するには、Cisco MeetingPlace サーバのシステム管理者がサーバ プロファイルを確認して、どのサーバが誤ったアドレスを保持しているかを確認します。

予約不要の会議について

予約不要の会議機能を使用すると、事前に会議をスケジュールしなくても、プロファイル ユーザはタッチトーン電話機を使用して即席の会議を作成できます。システム リソースが利用可能である場合、参加者は、各ユーザのために予約されている一意の会議 ID(ユーザのプロファイル ID)を使用して、会議を開催し、会議中に利用可能なすべての機能を使用することができます。

予約不要の会議とスケジュールされる標準の会議は、同じ Cisco MeetingPlace サーバ上に共存できます。予約不要の会議をシステム レベルでオンまたはオフに設定すると、アナウンスされるプロンプト、および参加者が会議に参加する方法が決まります。

予約不要の会議を有効にすると、ユーザには、スケジュールされている会議と予約不要の会議のプロンプトがアナウンスされます。ユーザは、スケジュールされている会議と予約不要の会議に 1 つのユーザ インターフェイスを使用して参加できます。定期的にスケジュールされている会議に参加するときは、参加者はメインの会議に直接入れられます。開始前の予約不要の会議に参加するときは、待合室に入れられます。スケジュールされている会議と予約不要の会議は、会議ポートの同じプールを使用します。

予約不要の会議を有効にしない場合、ユーザには、スケジュールされている会議の標準プロンプトだけがアナウンスされます。ユーザは、スケジュールされている標準の会議(即時会議を含む)だけに参加します。スケジュールされている会議に参加するときは、参加者はメインの会議に直接入れられます(講義形式の会議を除く。このときは、参加者はまず待合室に入れられます)。

予約不要の会議だけを有効にすると、ユーザは 2 つの手順を省いて予約不要の会議を開始できます。ただし、この設定では、スケジュール会議をプロファイル ユーザがタッチトーン電話機でスケジュールすることもできなくなります。この場合は、MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web を使用することでスケジュール会議をスケジュールできます。

予約不要の会議機能を有効にするには、 mtgmode CLI コマンドを使用します。このコマンドは、必ずシスコの NCE 担当者が実行します。このコマンドを実行すると、Cisco MeetingPlace システム全体が、特定の種類の会議用に設定されます。mtgmode コマンドを実行した後で、機能を有効にするために Cisco MeetingPlace システムを再起動する必要はありません。予約不要の会議機能の有効化で支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。


) Release 3.0 より前の Cisco MeetingPlace Web Conferencing を使用する場合は、音声会議を有効にした後で Web 会議を有効にできます。Release 3.0 以降を使用する場合は、Cisco MeetingPlace Web または電話機のどちらからでも予約不要の会議を開始できます。


予約不要の会議の設定

予約不要の会議を有効にする場合は、この会議の使用形態を次の 3 つの方法で設定できます。

システム全体(すべてのユーザをまとめて、機能を使用可または使用不可にする):「システム全体の予約不要の会議属性の設定」を参照してください。

ユーザ グループごと(ユーザのグループごとに、機能を使用可または使用不可にする):「予約不要の会議のためのユーザ プロファイルとグループの設定」を参照してください。

ユーザ プロファイルごと(ユーザごとに、機能を使用可または使用不可にする):「予約不要の会議のためのユーザ プロファイルとグループの設定」を参照してください。


ステップ 1 Cisco MeetingPlace 8106 サーバまたは Cisco MeetingPlace 8112 サーバ上で、予約不要の会議を有効にします。支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

スケジュール会議または予約不要の会議だけ、あるいは予約不要の会議とスケジュール会議の両方を有効にできます。

ステップ 2 Cisco MeetingPlace 8106 または Cisco MeetingPlace 8112 を再起動して、機能を有効にします。

ステップ 3 Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』のワークシートの作業を完了します。

ステップ 4 予約不要の会議についてシステム全体の属性を設定するには、「システム全体の予約不要の会議属性の設定」を参照してください。

ステップ 5 必要に応じて、デフォルトの予約不要の会議パラメータを変更します(「ワークシート 2-3:予約不要の会議とスケジュール会議のデフォルト値」を参照)。


注意 デフォルトの設定で円滑に会議を開催できるため、変更を加えるのは必要な場合だけにしてください。


注意 スケジュール会議とは違って、予約不要の会議によって使用されるポートの数は制限できません。


 

システム全体の予約不要の会議属性の設定

予約不要の会議に関するシステム全体のフィールド属性を設定すると、すべてのユーザがこの機能を使用できる状態、または、どのユーザもこの機能を使用できない状態になります。

特定のユーザまたはグループに対して、予約不要の会議の使用を許可(または禁止)するには、次の表で説明する属性を設定します。次に、「予約不要の会議のためのユーザ プロファイルとグループの設定」を参照してください。


ステップ 1 MeetingTime で、 System タブを選択します。

ステップ 2 Reservationless Mtgs アクションを選択し、次の表に示す属性を設定します。

 

フィールド
デフォルト値
説明

Enable reservationless

No

予約不要の会議の開催を許可または禁止します。このフィールドは読み取り専用です。この値を変更するときに支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

Owner Initiate with 2 key?

No

No の場合は、会議のオーナーはプロファイルとパスワードを入力する必要があります。 Yes の場合には、会議のオーナーは 1 を押すことで予約不要の会議に参加し、 2 を押すことで会議を開始できます(この後で、パスワードを入力する必要があります)。

Allow 3rd party initiate?

Yes

会議の主催者が到着する前に、プロファイル ユーザが予約不要の会議を開始できるかどうかを示します。

Bill 3rd party initiator?

Yes

予約不要の会議のコストを会議開始者が負担するか(第三者が会議を開始する場合)、会議の開始者にかかわらず会議の主催者が負担するかを示します。

ステップ 3 Save Changes をクリックします。


 

予約不要の会議のためのユーザ プロファイルとグループの設定

柔軟な運用のためには、システム管理者が、予約不要の会議機能を使用できるように個々のユーザ プロファイルとユーザ グループを設定します。

ユーザとグループが予約不要の会議を使用できるようにするには、Enable Reservationless 属性(「システム全体の予約不要の会議属性の設定」で説明)を Yes に設定する必要があります。


ステップ 1 MeetingTime の Configure タブで、 User Profiles または User Groups を選択します。

ステップ 2 この属性の設定対象となるユーザまたはグループを検索します。

ステップ 3 Attributes で、 Restrictions カテゴリまでスクロールします。

ステップ 4 Use Reservationless? 属性の値を選択し、 Save Changes をクリックします。

ユーザ プロファイルのデフォルトは、 Group Dflt です。ユーザ グループのデフォルトは、 Yes です。

表2-23 に、さまざまな属性設定に適用される依存関係を示します。

 

表2-23 予約不要の会議の設定の組み合せ

Enable Reservationless Meeting?
(System タブ)の設定値
Use Reservationless? の設定値
結果

No

任意の値

Use Reservationless? の値は無視されます。

Yes

Yes

プロファイル ユーザまたはグループは、予約不要の会議を使用できます。

Yes

No

プロファイル ユーザまたはグループは、予約不要の会議を使用できません。

Yes

Group Dflt (ユーザ プロファイル)

ユーザ プロファイルは、このフィールドについてはグループの設定を使用します。


) ユーザが予約不要の会議を使用できるようにするには、グループの設定が Yes になっていることを確認してください。



 

次の点に留意してください。

どのユーザも、Use Reservationless? の設定を Preferences タブで変更することができます。この設定は、上の表で説明したものと同じ依存関係に従います。

プロファイルが予約不要の会議用に設定されていないユーザには、「To start your meeting」プロンプトはアナウンスされません。

予約不要の会議とスケジュール会議の設定

予約不要の会議とスケジュール会議の設定は、 mtgmode CLI コマンドで始まります。支援が必要な場合は、Cisco NCE (『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照)にお問い合せください。

コマンドを実行したら、システム管理者が MeetingTime でパラメータを設定して会議を設定できます。 表2-24 に、予約不要の会議とスケジュール会議(音声専用インターフェイス)を開催できる条件を示します。

 

表2-24 予約不要の会議とスケジュール会議の条件

モード
設定

予約不要の会議とスケジュール会議の両方

1. mtgmode -r

2. MeetingTime の Configure タブにある User Profiles ビューの Use Reservationless パラメータが Yes 、または Group Default が Yes

3. MeetingTime Configure タブにある Port Groups ビューの Combined Access パラメータが Yes

予約不要の会議のみ

1. mtgmode -o

2. MeetingTime の Configure タブにある User Profiles ビューの Use Reservationless パラメータが Yes 、または Group Default Yes

3. MeetingTime Configure タブにある Port Groups ビューの Combined Access パラメータが Yes

参加して( 1 を押す)、
オーナーが開始( 2 を押す)

1. mtgmode -r または mtgmode -o

2. 会議オーナーのプロファイルの設定で、Use Reservationless パラメータが Yes (または Group Default

3. MeetingTime の System タブにある Reservationless Mtgs アクションの Owner Initiate With 2 Key? パラメータが Yes

4. ユーザのプロファイルで、ユーザが作成した会議の Password Required が Yes

参加して( 1 を押す)、
第三者が開始( 3 を押す)

1. mtgmode -r または mtgmode -o

2. 会議オーナーのプロファイルの設定で、Use Reservationless パラメータが Yes (または Group Default

3. MeetingTime の System タブにある Reservationless Mtgs アクションの Allow 3rd Party Initiate? が Yes

4. ユーザのプロファイルの設定で、ユーザが作成する会議の Password Required が Yes

予約不要の会議でのパスワードの要求

予約不要の会議は、すべてパスワードで保護することができます。パスワードの入力を求められるのは、音声会議への参加者だけです。この機能は、Web 会議とビデオ会議の参加者には適用されません。


ステップ 1 MeetingTime の Configure タブで、 User Groups または User Profiles を選択します。

ステップ 2 予約不要の会議を主催する可能性のあるユーザまたはグループごとに、 Password Required? パラメータを選択し、 Yes を選択します。

ステップ 3 Cisco MeetingPlace 8106 または Cisco MeetingPlace 8112 を再起動して、これらの設定を有効にします。

予約不要の会議の主催者(または会議を開始するユーザ)は、会議の開始前にすべての参加者にパスワードを通知し、すべての参加者が会議に遅れずに参加できるようにする必要があります。たとえば、すべての参加者に対して、会議の電話番号、ID、およびパスワードを記した電子メール メッセージを送信します。

会議パスワードが必要な会議では、会議の開始前または参加前に、ユーザはパスワードを入力するように求められます。


 

予約不要の会議の開始

プロファイル ユーザは、タッチトーン電話機でサーバにコールし、プロファイル番号を会議 ID として入力すると予約不要の会議を開始できます。プロファイル パスワードによって ID が確認され、予約不要の会議が開始されます。

会議の主催者は、招待された参加者全員に会議 ID を通知する責任があります。

ユーザは、次のどの方法でも予約不要の会議を開始できます。

予約不要の会議のオーナーの Cisco MeetingPlace Web は、予約不要の会議のオーナーにアウトダイヤルできます。

予約不要の会議専用モードを有効にしている場合は、会議のオーナーが 2 を押すと「Start your meeting now」プロンプトがアナウンスされるので、案内に従います。

予約不要の会議とスケジュール会議併用モード、または予約不要の会議専用モードを有効にしている場合は、会議のオーナーが 1 を押します。次に 2 を押すと、会議が開始されます。この方法を使用する場合は、Owner Initiate With 2 Key? パラメータ(MeetingTime の System タブにある Reservationless Mtgs アクション)が Yes に設定されている必要があります。

予約不要の会議とスケジュール会議併用モード、または予約不要の会議専用モードを有効にしている場合は、どのユーザでも 1 を押すことができます。次に、パスワードを作成し(省略可能)、 3 を押すと会議が開始されます。このパスワードは、他の参加者(オーナーを含む)が会議への参加前に使用する必要があります。この方法を使用する場合は、Allow 3rd Party Initiate? パラメータ(MeetingTime の System タブにある Reservationless Mtgs アクション)が Yes に設定されている必要があります。

Cisco MeetingPlace Web の Welcome ページで、ユーザが Immediate Meeting ボタンをクリックし、会議 ID を入力します。待合室にいる参加者は、全員が会議に入れられます。詳細については、『 Administrator's Guide for Cisco MeetingPlace Web Conferencing Release 5.3』を参照してください。

予約不要の会議への参加


ステップ 1 ユーザが、「予約不要の会議の開始」で説明している方法で会議を開始します。

ステップ 2 参加者が会議に参加すると、Cisco MeetingPlace Audio Server システムによって、会議が開始されているかどうかが判定されます。

オーナーが会議が開始していた場合、参加者は会議に参加できます。

オーナーが会議を開始していない場合で Allow 3rd Party Initiate? パラメータが No のときは、オーナーが到着して会議を開始するまで、参加者は待合室に移動されます。待合室にいるユーザは、互いに会話することはできません。

オーナーが会議を開始していない場合で Allow 3rd Party Initiate? パラメータが Yes のときは、会議に参加した最初の参加者が会議を開始できます。

ステップ 3 会議が開始されると、待合室にいる参加者はメインの会議室に移動されます。

オーナーが遅刻したか不在の場合は、任意のプロファイル ユーザがプロファイル番号とパスワードを入力して会議を有効にし、開会することができます。

ステップ 4 セッション中会議機能を使用します。「会議中の機能の使用について」を参照してください。


 

ビデオ会議を使用する予約不要の会議のスケジュール

ユーザは、ビデオ会議スロットとフロータ ポートに空きがある場合は、予約不要の会議のビデオ会議に参加できます。ただし、予約不要の会議では、事前にビデオ ポートをスケジュールしません。

ユーザは、参加しようとした予約不要の会議がまだ開始されていない場合、次のように処理されます。

1. 予約不要の会議がセッション中でない場合は、対応するビデオ会議が作成され、ビデオ ユーザは待合室に入れられます。

2. 待合室に音声参加者がいる場合は、ビデオ会議が作成され、Cisco MeetingPlace サーバ上のいずれかのユーザが会議を開始するまで、ビデオ ユーザは会議内で待機します。待機モード中は、ビデオ ユーザは互いに会話することはできません。ビデオ ユーザには、会議が開始されていないというメッセージがビデオ エンドポイントによって表示されます。

ビデオ参加者は、会議のオーナーまたは開始者であっても、予約不要の会議を開始できません。

予約不要の会議のデータ統計情報の表示

予約不要の会議についての情報を表示するには、Raw Meeting Details Information レポートを生成し、次のフィールドを確認します。

RsvnlessStartID フィールドには、会議を開始したユーザのプロファイル ID が含まれています。このフィールドはレポートの末尾にあります。

BillCode フィールドには、会議主催者(その会議 ID と同じ ID を持つプロファイル ユーザ)の課金コードが含まれています。ただし、会議が第三者によって開始され、Reservationless Mtgs の Bill 3rd Party Initiator フィールドが Yes である場合は、BillCode フィールドには会議を開始したユーザの課金コードが含まれています。

fstartpeopleinwr フィールドの Reservationless という値は、どの会議が予約不要の会議であるかを示しています。

Raw Meeting Details Information レポートの詳細については、「Raw Meeting Details Information のデータ」を参照してください。

予約不要の会議の推奨設定

予約不要の会議の配置設定、予約不要の会議とスケジュール会議の両方を使用する場合の設定、およびプロファイル番号と会議 ID の管理には、この項の情報を使用してください。

予約不要の会議のシステム要件については、『 Installation Planning Guide for Cisco MeetingPlace Release 5.3』を参照してください。

表2-25 に、即時会議の設定に基づいた、推奨される配置設定を示します。これらの設定は、使用状況に応じて MeetingTime で変更できます。

 

表2-25 予約不要の会議の推奨配置設定

パラメータ
推奨値
説明
サーバの設定

Floater ports

表2-26 および 表2-27 を参照

音声用のフロータ ポートとして予約されるポートの数。

Overbook ports

システム上で利用可能な会議ポートの数を超えてスケジュールできるようにするための、予約ポートの数。

Video floater ports

推奨値については、『 Administrator’s Guide for Cisco MeetingPlace Video Integration Release 5.3』を参照

ビデオ用のフロータ ポートとして予約されるポートの数。

Video overbook ports

システム上で利用可能なビデオ会議ポートの数を超えてスケジュールできるようにするための、予約ポートの数。

スケジューリング パラメータ:即時会議

# of ports to schedule

表2-26 および 表2-27 を参照

即時会議のデフォルトの参加者(場所)数。

Length of mtg (min)

30

即時会議のデフォルトの所要時間(分単位)。

推奨値は 20 以上です。待合室で発信者 1 名だけが待機しているときは、この即時会議の所要時間を超えると発信者が切断されます。

スケジューリング パラメータ:ランタイム パラメータ

Extend meeting (min)

15

会期が満了し、かつポートが利用可能な場合に、会議を延長する時間の長さ(分単位)。

0 またはそれ以上にすることをお勧めします。0 にした場合は、会議を延長できません。

ワークシート 2-3:予約不要の会議とスケジュール会議のデフォルト値

予約不要の会議には、円滑に会議を開催するための事前定義パラメータが割り当てられています。MeetingTime で設定するパラメータは、スケジュールされた標準の会議にだけ適用されます。

 

パラメータ
予約不要の会議の値
スケジュール会議の値
説明
ユーザ プロファイルまたはユーザ グループのパラメータ

Display mtg to everyone

Yes

Yes/No/
Group Default

このユーザがスケジュールする会議を、MeetingTime および Cisco MeetingPlace Web のすべてのユーザに表示するかどうか。

会議のプリファレンス

End of mtg announcement?

No

Yes/No/
Group Default

会議の終了について、設定された時間に Cisco MeetingPlace でアナウンスするかどうか。

Mtg extension announcements?

No

Yes/No/
Group Default

会議の延長について、設定された時間までに Cisco MeetingPlace でアナウンスするかどうか。

Password required

No

Yes/No/
Group Default

このユーザがスケジュールする会議で、デフォルトでパスワードの入力を求めるかどうか。

このユーザまたはグループが開催するすべての予約不要の会議で、パスワードの入力を求めることができます。詳細については、「予約不要の会議でのパスワードの要求」を参照してください。


) パスワードの入力を求められるのは、音声会議への参加者だけです。この機能は、Web 会議とビデオ会議の参加者には適用されません。


Who can attend?

Anyone

Anyone/
MeetingPlace Users/
Invited Users/
Group Default

このグループがスケジュールする会議に参加できるユーザ。

通知の送信

Enabled for this mtg?

No

Yes/No/
Group Default

このグループが会議の通知を送信するかどうか。

スケジューリング パラメータ:会議ポート

Default meeting type

All Speaker

All Speaker/ Lecture

会議の種類のデフォルト:All Speaker または Lecture。

Meeting start guard time (min)

Does not apply

数値(0 ~ 1440)

スケジュールされた会議の開始時刻の何分前にポートを予約するかを示す値。Cisco MeetingPlace では、要求された開始時刻に対して、この事前予約時間を付加します。

Mtg end guard time (min)

0

数値(0 ~ 1440)

スケジュールされた会議の終了時刻の何分後までポートを予約するかを示す値。CiscoMeetingPlace では、会議の予定終了時刻に対して、この会議後時間を付加します。

Mtg ID start guard time (min)

Does not apply

数値(0 ~ 1440)

関連付けられている会議 ID または DID/DDI 番号を、スケジュールされた会議開始時刻の何分前から予約するかを示す値。

Mtg ID end guard time (min)

0

数値(0 ~ 1440)

関連付けられている会議 ID または DID/DDI 番号を、スケジュールされた会議終了時刻の何分後まで予約するかを示す値。

ランタイム パラメータ

Disconnect empty port (min)

0

数値(0 ~ 30)

ユーザ全員が電話を切ってから何分後までポートを確保するかを示す値。スケジュールされた会議終了時刻に到達しない場合でも確保を終了します。

予約不要の会議とスケジュール会議の両方を使用する場合の推奨設定

予約不要の会議とスケジュール会議の両方を使用するシステムを設定するには、 表2-26 の値を使用します。これらの値を使用すると、システムのポート使用率およびキャパシティが最大になります。

この表に示す値については、次の点に留意してください。

R は、予約不要の会議で使用されるトラフィックの割合

N は、キャパシティ アシュアランス(CAP)を含む会議ポートの総数

30% は、平常時の稼働率で置き換え可能

 

表2-26 予約不要の音声会議とスケジュールされる音声会議の両方を使用する場合の推奨設定

パラメータ
推奨値
R < 50% の場合

Immediate Meetings

3

Overbook ports

N x 30%

Floater ports

N x 30%

R >= 50% の場合

Immediate Meetings

0

Overbook ports

N x 15%

Floater ports

N x (R + 25%)

次の点に留意してください。

利用可能なスケジューリング ポート(オーバーブック ポートを含む)の総数が、スケジュールする最大規模の会議の予想参加者数と同じか、それ以上であることを確認してください。

これらのガイドラインは、新規システムに適したデフォルト値を示しています。すでに設定済みのシステムでは、既存の設定をそのまま使用することをお勧めします。

予約不要の会議だけを使用する場合の推奨設定

予約不要の会議だけを使用するシステムを設定するには、 表2-27 の値を使用します。これらの値を使用すると、システムのポート使用率およびキャパシティが最大になります。

この表に示す値については、次の点に留意してください。

R は、予約不要の会議で使用されるトラフィックの割合

N は、キャパシティ アシュアランス(CAP)を含む会議ポートの総数

 

表2-27 予約不要の音声会議だけを使用する場合の推奨設定

パラメータ
推奨値
R = 100% の場合

Immediate Meetings

4

Overbook ports

N

Floater ports

N

プロファイル番号と予約不要の会議の会議 ID の管理

各ユーザのプロファイル番号が予約不要の会議の ID になるため、予約不要の会議を有効にする場合は、既存の会議 ID に一致するプロファイル番号は作成できません。

既存の会議 ID に一致するプロファイル番号を作成しようとすると、競合が報告されます。この問題を解決するには、既存の会議の ID を変更するか、ユーザのプロファイル番号として別の番号を選択します。

エンド ユーザは、自分以外のプロファイル番号に一致する会議 ID を使用して会議をスケジュールすることはできません。

標準のスケジュール会議モードから、スケジュール会議と予約不要の会議併用モードにシステムを移行したとき、プロファイル番号を会議 ID として使用しているスケジュール会議は、移行後もすべてスケジュール会議のままになります。

予約不要の会議でのプロファイルと会議 ID の競合の検出

会議の競合は、スケジュール会議モードからスケジュール会議と予約不要の会議併用モード(または予約不要の会議専用モード)に変換した場合などに発生する可能性があります。これらの競合は、将来にスケジュールされている会議の ID 番号が、予約不要の会議を開催するユーザのプロファイル番号と同じである場合に発生します。

mtgconflicts ユーティリティを使用すると、プロファイル ID と会議 ID の競合を検出できます。競合が発見された場合は、競合している会議のリストが表示されます。競合を解消するには、スケジュールされている会議の方を残すか、会議 ID を変更します。

Cisco NCE の担当者が mtgconflicts ユーティリティを実行して、これらの競合の確認をご支援できます。詳細については、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

RSNA について

Reservationless Single Number Access(RSNA; 予約不要シングル ナンバー アクセス)機能を利用すると、複数の Cisco MeetingPlace 8100 シリーズ サーバを 1 台のサーバとしてユーザ コミュニティに表示できます。予約不要の会議を(プロファイル ユーザとして)主催するすべてのユーザ、および予約不要の会議に(プロファイル ユーザまたはゲストとして)参加するすべてのユーザは、どのサーバが会議を主催しているかにかかわらず、そのユーザのローカル サーバの電話番号をダイヤルすることで会議にアクセスできます。会議にアクセスしたユーザは、会議を主催しているサーバにリダイレクトされます。

以前のリリースでは、リモート ユーザは、会議ごとに異なるローカル Cisco MeetingPlace Audio Server システムの番号を入手してダイヤルする必要がありました。RSNA を使用する場合、ユーザは常にホーム サーバの番号をダイヤルします。このコールは、スケジュール担当者(ホスト)のホーム サーバに転送されます。わずかな遅延が発生することを除いて、ユーザにはこの機能による影響はありません。

この機能は、VoIP 電話機および SIP 電話機を使用する場合だけ作用します。詳細については、「RSNA の要件」を参照してください。

RSNA の要件

RSNA では、Cisco MeetingPlace サーバでのすべての音声通信に VoIP と SIP が使用されている必要があります。PSTN エンドポイントまたは H.323 エンドポイントは、Cisco MeetingPlace と通信するために SIP 統合環境を経由する必要があります。この実装は、RFC 3515 に規定されている SIP の「REFER メソッド」コール転送メカニズムを使用して機能を実現しています。Cisco MeetingPlace H.323/SIP IP サーバ、Cisco MeetingPlace と通信する SIP 統合環境、SIP を使用して Cisco MeetingPlace と直接通信する電話機およびその他の端末を含めて、関与するすべての SIP エンドポイントがこのメソッドを使用します(Cisco 3700 シリーズ ルータを RSNA 用に設定する方法については、「Cisco 3700 シリーズ ルータの RSNA 転送用の設定」を参照してください)。

SIP の REFER メソッドをサポートしていない SIP 電話機は転送を正しく実行しないため、転送が必要になる会議には参加できません。この電話機を使用したユーザは、不明な会議 ID を入力した場合と同じように、ホスティング サーバの電話番号をダイヤルするように求められます。

システム管理者は、次の状態を常に維持する必要があります。

参加するすべての Cisco MeetingPlace サーバ間で、ユーザ データベースが同期されている。

有効になっているユーザが使用するすべてのユーザ プロファイルが、すべてのシステム上に存在している。

複数の Cisco MeetingPlace システム間でユーザ データベースを同期させるには、Cisco MeetingPlace Directory Services を使用します。すべてのサーバ上で、各ユーザ プロファイルの次のフィールドが矛盾のないように設定されている必要があります。

User ID

Scheduling Home Server

RSNA を使用する構成では、システム全体にわたるプロファイル番号を割り当てていることが前提になります。たとえば、サーバ A とサーバ B のプロファイル ID 1234 が同じユーザを指していることが必要です。また、両方のサーバ上のユーザをどちらのサーバでも認証できる必要があります。

パスワードが同期されている必要があります。パスワードがシステム全体にわたって同期されていない場合、ユーザは「暫定的に認証」されます(プロファイル ユーザとしてアクセスするには、会議をいったん退席して、パスワードをもう一度入力する必要があります)。また、ユーザは、リモート サーバ上に名前を記録する場合に、そのサーバ上のパスワードを知っている必要もあります。ユーザ名の記録の詳細については、「記録されるユーザ名に関する問題の解決」を参照してください。

Cisco 3700 シリーズ ルータの RSNA 転送用の設定

Cisco 3700 シリーズ サーバを RSNA 転送用に設定するには、次の手順に従います。作業を開始する前に、ルータが次の IOS イメージを実行していることを確認してください。これらのイメージは、RSNA 機能で使用される REFER メソッドをサポートしています。

12.3(07)XI

12.3(06.02)T01

12.3(05.12)T


ステップ 1 ルータに Telnet で接続し、必要なログイン情報を入力します。

ステップ 2 show running-config と入力します。

Cisco 3700 シリーズ ルータの現在の設定が表示されます。

ステップ 3 ルータが任意のエンドポイントから特定の Cisco MeetingPlace サーバにコールを送信できるようにするには、次の設定情報を入力します。

入力する情報

dial-peer voice [ number ] voip

必須。[ number ] は数値タグで、音声ネットワークの設定によって異なる

(オプション) description [ text ]

[ text ] はこの設定の説明で、たとえば次のように入力する
SIP DP to server1 contact clee

destination-pattern [0000]

[ 0000 ] は、ダイヤル プランの宛先パターン

session protocol sipv2

必須

session target ipv4:[000.00.0000]

[ 000.00.0000 ] は、コールの送信先となる Cisco MeetingPlace H.323/SIP IP GW サーバの IP アドレス

(オプション) req-qos [type]

[ type ] は要求された Quality of Service(QOS)のタイプ。たとえば controlled-load

codec [codec]

[ codec ] は音声圧縮(コーデック)のタイプ。たとえば g711ulaw

 

 

!

セパレータ

 

 

ステップ 4 コールが特定の Cisco MeetingPlace サーバに転送されるようにするには、次の設定情報を入力します。

入力する情報

dial-peer voice [ number ] voip

必須。[ number ] は数値タグで、音声ネットワークの設定によって異なる

(オプション) description [ text ]

[ text ] はこの設定の説明で、たとえば次のように入力する
SIP transfer to server2 contact clee

application session

必須

destination-pattern [0000]

Cisco MeetingPlace H.323/SIP IPGW サーバ上で設定した文字列と一致している必要あり

session protocol sipv2

必須

session target ipv4:[000.00.0000]

[ 000.00.0000 ] は、コールの転送先となる Cisco MeetingPlace H.323/SIP IP GW サーバの IP アドレス

(オプション) req-qos [type]

[ type ] は要求された Quality of Service(QOS)のタイプ。たとえば controlled-load

codec [ codec ]

[ codec ] は音声圧縮(コーデック)のタイプ。たとえば g711ulaw

ステップ 5 exit と入力し、もう一度 exit と入力します。

ステップ 6 write memory と入力して、設定内容を適用します。


 

RSNA の有効化

ここでは、シングル ナンバー アクセスを有効にする手順について説明します。

「手順1:Other MeetingPlace Servers レコードの作成」

「手順2:システムでの RSNA の有効化」

「手順3:RSNA のためのユーザとグループの設定」


Cisco MeetingPlace 8112:RSNA Enabled 属性を Cisco MeetingPlace 8112 上で No に設定すると、コール転送側のサーバにのみ適用されます(コール受信側のサーバには適用されません)。


手順1:Other MeetingPlace Servers レコードの作成

RSNA に参加するリモート サーバごとに、Other MeetingPlace Servers レコードを作成する必要があります。


ステップ 1 MeetingTime の Configure タブで、 Other MeetingPlace Servers ビューを選択します。

ステップ 2 新しいレコードを次の値で作成します。

属性
操作

Name

リモート サーバの名前を入力します。

ID number

101 ~ 32767 の番号を入力します。この番号は、Scheduling Home Server 属性(当該サーバのユーザのプロファイルで設定)の値と一致している必要があります。


) このフィールドを 0 に設定すると、このレコードは使用されなくなります。このフィールドには 101 以上の値を入力する必要があります。たとえば、102 と 121 は有効な値ですが、007 は無効です。


Phone number

リモート サーバのアクセス電話番号です。転送が失敗した場合に、プロンプトを再生するために使用されます。

VoIP gateway IP address 1

リモート サーバの VoIP ゲートウェイの IP アドレスを入力します。

(オプション) VoIP gateway IP address 2

2 番目のリモート サーバの VoIP ゲートウェイの IP アドレスを入力します(2 番目のリモート サーバが存在する場合)。

Will accept SNA transfers?

Yes を選択します。

Ethernet address

リモート サーバのイーサネット アドレス(当該サーバのライセンス キー生成に使用したものと同じアドレス)を入力します。


注意 RSNA を有効にして Will Accept SNA Transfers? 属性を Yes にしている場合は、このサーバのローカル ユーザの Scheduling Home Server 設定と一致する ID Number を使用して Other MeetingPlace Servers レコードを作成しないでください。このようなレコードを作成すると、ローカルの会議が参加不能な状態になります。

ステップ 3 RSNA に参加するサーバごとにステップ 1 と 2 を繰り返して、他のすべてのサーバの Other MeetingPlace Servers レコードを作成します。

ステップ 4 Save Changes をクリックします。

RSNA に参加するサーバ全体にわたって、ID Number の値と Scheduling Home Server の値が一致していることを確認してください。


 

手順2:システムでの RSNA の有効化

RSNA 転送メカニズムを有効にするには、システムで RSNA を有効にする必要があります。


ステップ 1 MeetingTime の Configure タブで、 Usage Parameters ビューを選択します。

ステップ 2 SNA Settings 属性までスクロールします。RSNA Enabled 属性で、 Yes を選択します。

ステップ 3 Save Changes をクリックします。


 

手順3:RSNA のためのユーザとグループの設定

リモート ユーザが RSNA 機能を使用できるようにするには、MeetingTime の Configure タブで属性を設定する必要があります。

各ユーザは、ユーザのプロファイルの Scheduling Home Server 値で指定された特定のサーバに割り当てられます。この値は、「手順1:Other MeetingPlace Servers レコードの作成」で作成した Other MeetingPlace Servers レコードの検索に使用されます。


ステップ 1 MeetingTime の Configure タブで、 User Profile ビューまたは User Group ビューを選択します。

ステップ 2 Identification 属性カテゴリの Scheduling Home Server 属性で、「手順1:Other MeetingPlace Servers レコードの作成」のステップ 2 で設定した ID Number 値に一致する 101 ~ 32767 の番号を入力します。

この番号は、ID Number 値と同じ値にする必要があり、かつ 0(ゼロ)にすることはできません。許容値の範囲は、1 からではなく 101 から始まります。つまり、1 ~ 32767 ではなく 101 ~ 32767 の間で設定する必要があります。


注意 ホーム サーバ上のレコードが正しく設定されていることを確認してください。レコードが正しくない場合はコールが転送されず、予約不要の会議はユーザのローカル サーバで開催されます。

ステップ 3 Save Changes をクリックします。

ステップ 4 上の設定に加えて、次の属性も次のように設定されていることを確認します。

属性

RSNA Enabled?(Configure タブの Usage Parameters ビュー)

Yes

詳細については、「手順2:システムでの RSNA の有効化」を参照してください。

Will Accept SNA Transfers?(Configure タブの Other MeetingPlace Servers ビュー)

Yes

詳細については、「手順1:Other MeetingPlace Servers レコードの作成」を参照してください。

また、Cisco MeetingPlace Web Conferencing に対して、補助機能の「予約不要の WebConnect」サービスを設定することもできます。詳細については、『 Administrator's Guide for Cisco MeetingPlace Web Conferencing Release 5.3』を参照してください。ただし、WebConnect と RSNA はそれぞれが独立して動作するため、互いに同期されるように両者を適切に設定する必要があります。


 

記録されるユーザ名に関する問題の解決

ユーザは、各サーバ上にそれぞれ別の名前を記録することができます。ログインしたユーザは、各リモート サーバで主催されている会議に初めて参加すると、名前を記録するように求められます。

ユーザは、いずれかのサーバ上のユーザ名を好ましくないと判断した場合、好ましくない記録のある会議を調べてシステム管理者に報告します。システム管理者は、その会議を見つけて問題のサーバがどれであるかを特定し、そのサーバにアクセスするためのコール用電話番号をユーザに通知します。これで、ユーザはそのサーバ上のプロファイルを入力し、ユーザ名を記録できます。

RSNA のアラーム コードの表示

表2-28 に、RSNA 機能が生成するマイナー アラームの説明を示します。システム管理者は、この説明を参考にして問題をトラブルシューティングしてください。

 

表2-28 RSNA のアラーム コード

アラーム
説明

0x30130 (196912) 「RSNA transfer loop?UserID=%d MtgOwner=%d」

(マイナー アラーム) RSNA 転送ループ。サーバ間で設定に競合があること、またはユーザ データベースの同期に問題があることを示します。

0x30134 (196916) 「RSNA userunknown, user=%08x%08x%08x%08x」

(マイナー アラーム)RSNA 転送で指定されているユーザが不明です。サーバ間でユーザ データベースの同期に問題があることを示します。

0x30137 (196919) 「RSNA: Password mismatch, user=%08x%08x%08x%08x」

(マイナー アラーム)転送情報ブロックに含まれているパスワードが、ローカル ユーザのパスワードと一致していません。サーバ間でデータベースの同期に問題があることを示します。

0x30138 (196920) 「RSNA: Info block verification failed, ex=%#x」

(マイナー アラーム)転送元サーバから受信した情報ブロックが破損しています。転送中の情報破損、ソフトウェア バージョンの不一致、クロックのスキュー、または不正なアクセス試行を示します。詳細を確認するには、セカンダリ例外コード(ex=)を調べます。

Web 会議を使用する予約不要の会議のスケジュール

Release 3.0 より前の Cisco MeetingPlace Web Conferencing を予約不要の会議で使用する場合は、音声会議を有効にした後で Web 会議を有効にできます。Release 3.0 以降を使用する場合は、Web または電話機のどちらからでも予約不要の会議を開始できます。

この動作の例外は、即時会議の場合、およびスケジュール会議をすぐに開始する場合です。会議 ID が選択されていない場合にユーザが Cisco MeetingPlace Web Conferencing ホーム ページの Immediate Meeting ボタンをクリックしたときや、現在またはそれ以前の開始時刻を指定して会議をスケジュールした場合は、ユーザのプロファイル番号を使用した予約不要の会議が作成されます。この操作をもう一度実行しようとすると、予約不要の会議がすでに存在しているため、ユーザはエラー メッセージを受信します。この現象は、Cisco MeetingPlace for Outlook および MeetingTime からスケジュールした時にも発生します。

予約不要の会議の参加者が Web 会議に参加するときは、待合室にいるユーザも含めて、すべての参加者が参加できます。ただし、待合室にいるユーザはセッション中機能を使用できません。

システム規則

予約不要の会議を使用するときは、次のシステム規則に留意してください。

予約不要の会議のデフォルト パラメータは、即時会議用に設定されているパラメータです。たとえば、即時会議のデフォルトの所要時間が 30 分である場合には、予約不要の会議は開始まで 30 分待機した後で終了します。最初の参加者が待合室に入ってから 30 分以内に会議が開始されない場合は、すべての参加者に「The meeting organizer has not arrived. Please try again later.」というプロンプトが表示されます。

予約不要の会議の Web 会議コンポーネントは、音声会議が終了すると終了します。

ユーザは、システムにログインした後はログイン状態が維持されます。退席してトップ メニューに移動しても、もう一度プロファイルとパスワードを入力する必要はありません。別の会議に参加する場合は、記録されているプロファイル名を使用して参加します。

プロファイル ユーザは、参加している予約不要の会議を #812 を押すことで終了できます。また、スケジュールされている会議を終了することもできます。

ユーザは、 #9 を押すことで会議を退席して、メイン メニューに戻ることができます。このコマンドは、予約不要の会議が有効または無効のどちらになっていても機能します。

予約不要の会議機能は、英語(米国)、英語(英国)、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、日本語、ドイツ語、ポルトガル語(ブラジル)、およびスペイン語(アメリカ)で使用できます。

Cisco MeetingPlace Language System Option について

Cisco MeetingPlace Language System Option は、同時に 4 つの言語のサポートを提供します。ユーザには、利用可能な設定済み言語でプロンプトがアナウンスされます。言語が何も選択されていないときは、U.S. English がシステムのデフォルトになります。

各システムには、インストールして設定した言語のプロンプトだけが含まれています。他の言語のインストールの詳細については、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

言語は、会議レベル、ユーザ プロファイル レベル、およびポート グループ レベルで選択できます。これらの言語選択によって、常用される言語が決定します。たとえば、会議全体にアナウンスされるプロンプトは会議の言語でアナウンスされるのに対し、個人にアクセスされるプロンプトは、ユーザのプロファイルで指定された言語、またはシステムにログインしている間に選択された言語でアナウンスされます。

Cisco MeetingPlace 言語オプション キーの有効化

オプション キーは、シリアル番号に似た英数字文字列で、システム オプションを有効にするときに Cisco MeetingPlace データベースに入力します。


ステップ 1 ライセンスに関するドキュメントに記載されているオプション キーを確認します。

ステップ 2 MeetingTime の Configure タブにある Views で、 System Options トピックを選択し、 Query をクリックします。

ステップ 3 > ボタンをクリックして、 Languages オプションを見つけます。

ステップ 4 Number of Licenses 属性で、Cisco MeetingPlace システムで使用する言語の数を入力します。

ライセンス数は、Cisco MeetingPlace 言語オプション キーに対応する言語の数と一致している必要があります。

ステップ 5 Option Key 属性に、オプション キー番号を入力します。

ステップ 6 Save Changes をクリックします。


 

言語の選択

この項では、複数の言語をインストールして設定している場合にユーザにアナウンスされるプロンプトについて説明します。

Cisco MeetingPlace で使用される言語は、階層に基づいて決定されます。次のいずれかのレベルで言語が選択されると、ユーザにはその選択言語でプロンプトがアナウンスされます。

1. 会議

2. プロファイル

3. ポート グループ

4. システムのデフォルト(常に U.S. English)

下位のレベルで選択された言語は、上位のレベルで選択された言語によって上書きされます。

複数言語システムの規則

次に示すのは、Cisco MeetingPlace で追加の言語を設定するときに留意するガイドラインのリストです。

Port Group パラメータで言語について設定していない場合は、システムのデフォルト言語(U.S. English)が使用されます。

ゲスト ユーザが言語を選択すると、会議に入席するまではその言語でプロンプトがアナウンスされます。

ユーザのプロファイルの言語は、システムにログインした後で使用されます。

ユーザが会議に入席すると、個々のプロンプトは、ユーザがシステムにログインしていた場合はユーザのプロファイルの言語でアナウンスされます。または、システムにログインしている間にユーザが選択した言語でアナウンスされます。

会議の言語は、ユーザが会議に入席した後で使用されます。

会議の言語は、MeetingTime で別の言語を指定しない場合には、スケジュール担当者のプロファイルの言語がデフォルトになります。

アスタリスク キー( * )を押すと、前のメニューに戻ります。

複数言語の場合の言語選択順は、言語 CD-ROM がロードされた順序によって決定されます。

複数言語システムでポートに言語が設定されている場合は、ユーザが会議に入席するまで、ポートの言語でプロンプトがアナウンスされます。「会議の言語プロンプトの設定」の表を参照してください。

会議の言語プロンプトの設定

以降の表では、さまざまな言語設定において使用されるプロンプトと言語を示します。

次の点に留意してください。

ゲスト ユーザに対応するために、「Welcome to MeetingPlace」メニューはインストール済みの各言語でアナウンスされます。このため、システムのデフォルト言語またはポートに設定されている言語を知らないゲストであってもシステムを利用できます。

会議中に、すべての参加者を対象としてアナウンスされるプロンプトは、会議の言語設定に従ってアナウンスされます。たとえば、「By request of < ユーザ >, this meeting is being recorded.」などのプロンプトです。

会議 ID を入力すると、個々のユーザにアナウンスされるプロンプトでは、ユーザが電話コールを開始したときまたはプロファイルにログインしたときに選択した言語が使用されます。このような個人プロンプトの例としては、「Muted」や「There are five people in the meeting.」があります。

「Welcome to MeetingPlace」を設定済みのいずれかの言語でアナウンスするには、ポート グループを個々の言語で設定する必要があります。言語の設定について支援が必要な場合は、『 Guide to Cisco Conferencing Documentation and Support 』の「Obtaining Technical Assistance」を参照してください。

会議参加者にアウトダイヤルするときに使用されるプロンプトは、ゲスト プロファイルの個々の言語設定によって決定されます。

複数言語システムでのプロンプトのアナウンス順は、言語 CD がロードされた順序によって決定されます。

単一言語システム

表2-29 に、単一言語システムでの標準の音声プロンプトを示します。

 

表2-29 単一言語システム

プロンプト
言語

「Welcome to MeetingPlace.」

アメリカ英語

「To attend a meeting, press 1.」

アメリカ英語

「To access your profile, press 2.」

アメリカ英語

「To review MeetingNotes, press 3.」

アメリカ英語

「To hear MeetingPlace overview, press 9.」

アメリカ英語

「To reach assistance, press 0.」

アメリカ英語

4 言語システム(ポート言語未設定)

表2-30 に、ポートの言語を設定していない 4 言語システムの音声プロンプトを示します(ユーザは、言語の選択を求められたときに 5 を押して日本語を選択したとします)。

 

表2-30 4 言語システムのプロンプト

プロンプト
言語

「Welcome to MeetingPlace.」

アメリカ英語

「To select English, press 1.」

「To select English, press 4.」

「To select Japanese, press 5.」

「To select French, press 6.」

アメリカ英語

イギリス英語

日本語

カナダ フランス語

「To attend a meeting, press 1.」

日本語

「To access your profile, press 2.」

日本語

「To access MeetingNotes, press 3.」

日本語

「To hear MeetingPlace overview, press 9.」

日本語

「To reach assistance, press 0.」

日本語

2 言語システム(ポート言語を日本語に設定)

表2-31 に、ポートの言語を日本語に設定した 2 言語システムの音声プロンプトを示します。

 

表2-31 2 言語システムのプロンプト

プロンプト
言語

「Welcome to MeetingPlace.」

日本語

「To attend a meeting, press 1.」

日本語

「To access your profile, press 2.」

日本語

「To access MeetingNotes, press 3.」

日本語

「To select English, press 4.」

アメリカ英語

「To hear a MeetingPlace overview, press 9.」

日本語

「To reach assistance, press 0.」

日本語