Cisco Unified MeetingPlace Audio Server アドミニストレーション ガイド Release 6.x
Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムのトラブルシューティ ング
Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムのトラブルシューティング
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムのトラブルシューティング

アラームについて

Alarm Table について

Alarm Table の表示( 8106および 8112)

重要なアラーム コード

8106 の LED の解釈

8112 のアラーム LED の解釈

音質について

音質の問題の解決

電話機の種類

部屋の設定

障害からの復旧について

データ ネットワークの障害

サーバの障害

シャドウ サーバを使用したサイトの障害の復旧

会議のインポートによるサイトの障害の復旧

バッチ モードでの会議のインポートと削除

バッチ モードでの会議の削除

ネットワーク停止中の の管理について

モデム インターフェイスによる の管理

クロス LAN ケーブル接続を使用した の管理

ユーザの支援について

ユーザに影響を与えるシステムの問題への対処

問題:ユーザがログインできない

問題: 会議 ID に関する問題

問題: 音質が悪い

問題: ユーザが会議をスケジュールできない

問題: 時間またはポートに対する要求

Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムのトラブルシューティング

次の項を参照してください。

「アラームについて」

「音質について」

「障害からの復旧について」

「ネットワーク停止中の Cisco Unified MeetingPlace の管理について」

「ユーザの支援について」

アラームについて

システム管理者は、システム ハードウェアおよびソフトウェアの不具合、不正アクセス、不正通話、およびその他の Cisco Unified MeetingPlace システムのエラー条件を検出する必要があります。ここでは、Alarm Table とその使用方法について説明します。

問題が発生すると、次の方法で通知されます。

MeetingTime の System タブにある Alarm Table が、Cisco Unified MeetingPlace システムで発生した異常なイベントをレポートします。

問題が発生すると、Cisco Unified MeetingPlace 8106 および 8112 の前面にあるアラーム インジケータが赤色に変わります(「Cisco Unified MeetingPlace 8106 の LED の解釈」および 「Cisco Unified MeetingPlace 8112 のアラーム LED の解釈」を参照)。

アラームが発生したときに電話で通知するように、Cisco Unified MeetingPlace を設定できます。この機能は、Configure タブの Usage Parameters ウィンドウから設定します。

Alarm Table について

異常なイベントのレポートに加えて、Alarm Table は、アラーム条件が発生した回数、最初に発生した日付と最後に発生した日付、アラームが発生したサーバ番号、およびアラーム条件に関する簡単な説明を示します。

アラームが発生すると、Cisco Unified MeetingPlace は、アラームの種類を識別するアラーム コードを割り当てます。アラームが発生した場合に通知を受けるには、指定した宛先にアウトダイヤルするようにシステムを設定します。

Alarm Table は、次の 5 種類のアラームをレポートします。

繰り返されたログイン試行の失敗(ロックされたプロファイル)

トランクの障害(T1 障害)

統合障害(IP 障害)

ハードウェアまたはソフトウェアの障害

システム停止

システム管理者が直接扱うアラームは、最初の 2 種類の一部だけです。その他のアラームについては、Cisco Network Consulting Engineer(NCE)のサポートが必要です。

Alarm Table は毎週チェックすることをお勧めします。後で参照できるように Alarm Table の情報をファイルに保存したら、テーブルのアラームをクリアできます。アラームをクリアしない場合、テーブルがオーバーフローして、新しいアラーム エントリを表示できなくなります。


注意 不明なアラーム条件がある場合は、すぐに Cisco NCE の担当者に報告してください。

表6-1 で、発生する可能性があるさまざまなアラームについて説明します。

 

表6-1 アラーム

アラーム
説明

Code[40728] Too many attempts to log in to profile

Usage Parameters で指定された試行回数を超えて、ユーザがログインに失敗したことを示すログイン エラー アラーム。

Alarm Table は、最後にアラームをクリアした後、ログインに失敗した最後のユーザをレポートします。

アラームのクリアの詳細については、「Alarm Table の表示(Cisco Unified MeetingPlace 8106および Cisco Unified MeetingPlace 8112)」を参照してください。

Code[4916105] Red Alarm detected on this T1 span

停電中など、T1 回線がダウンしているときに発生する障害アラーム。テレフォニー サービス プロバイダーに、復旧を依頼してください。

IP failure alarm

サーバ関連の IP 障害がアラームの原因になったり、ログを生成することがあります。

H.323/SIP Gateway に障害が発生した場合は、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『Cisco MeetingPlace H.323/SIP IP Gateway Software アドミニストレータ ガイド』を参照してください。

Code [1048593] DB disk backup is disabled.Run ‘save’ to enable

システムの再起動中に、内蔵ディスク間データベース バックアップが無効であることをシステムが検出したときに発生するマイナー アラーム。ディスク間データベース バックアップは、いくつかの保守手順(特に、ソフトウェアのアップグレード)で無効にされます。

このアラーム条件を回避するために、システム管理者は、 save コマンドを実行してアップグレードを恒久化できます。

システム管理者は、出席者によるアラームの表示を許可し、クリアを禁止できます。この機能の詳細については、「Help Desk Privileges for Attendants について」を参照してください。

Alarm Table の表示(Cisco Unified MeetingPlace 8106および Cisco Unified MeetingPlace 8112)

MeetingTime の Alarm Table を確認する


ステップ 1 Alarm Tables トピックを選択し、 Execute をクリックします。

Administration メニュー > View Alarms を選択して、Alarm Table を確認することもできます。

Alarm Viewer ウィンドウに、アラーム テーブルが表示されます。アラームはサーバごとにリストされ、対応するアラーム番号と共に表示されます。

ステップ 2 Alarm Viewer で、次の操作を実行できます(詳細については、「重要なアラーム コード」を参照してください)。

 

作業内容
Alarm Viewer ウィンドウでの操作

アラームの種類と説明を表示する

ログ コードをクリックします。

Alarm Viewer ウィンドウからアラーム エントリを削除する

アラーム番号を選択してから、 Clear Alarm をクリックします。すべてのアラームをクリアするには、 Clear All をクリックします。

アラームをクリアしても、アラームの原因になった問題は解決されません。たとえば、Too Many Attempts to Log In to Profile のアラームをクリアしても、ユーザ プロファイルはシステムによってロックされたままです。

アラーム テーブルの情報をファイルに保存する

Save to File をクリックします。アラーム テーブルを識別するファイル名を入力します。

たとえば、6 月 8 日に保存した Alarm Table のファイル名を AT608.TXT にします。次に、 OK をクリックします。

ステップ 3 OK をクリックして、ウィンドウを閉じます。


 

重要なアラーム コード

表6-2 で、システムの異常な状態を表すアラーム コードの範囲を示します。これらのコードが表示された場合は、Cisco NCE の担当者に報告してください。

 

表6-2 重要なアラーム コード

コード
説明

050000~05FFFF:会議スケジューラ

この障害は、単一のデータベース レコードの書き込みまたは読み取りに影響を与えます。

060000~06FFFF:ワークステーション サーバの障害

この障害は、あるワークステーションと MeetingTime の接続に影響を与えます。

080000~08FFFF:音声ユーザ インターフェイス

VUI モジュールのエラーは、通常、単一のコールに影響を与えます。

090000~09FFFF:データベースの障害

この障害は、単一の電話コールまたはシステム全体に影響を与えます。

Cisco Unified MeetingPlace 8106 の LED の解釈

Cisco Unified MeetingPlace 8106 には、 に示す 3 種類の LED があります。

図6-1 Cisco Unified MeetingPlace 8106 の前面の LED

 

これらの LED については、 表6-3 を参照してください。

 

表6-3 Cisco Unified MeetingPlace 8106 の LED

コンポーネント
(Cisco Unified MeetingPlace 8106)
説明

ファン トレイ

(ファン トレイの交換方法については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Fan Tray Replacement Procedure for the Cisco Unified MeetingPlace 8106 』を参照してください)

消灯

ファン トレイが正常に動作しているか、適切に取り付けられていない。

ファン トレイが正常に動作していない。

電源供給ユニット

(電源供給ユニットの交換方法については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Power Supply Replacement Procedure for Cisco Unified MeetingPlace 8106 』を参照してください)

両方が緑

電源供給ユニットがどちらも正常に動作している。

両方が赤

電源供給ユニットのどちらも正常に動作していない。できるだけ早くサーバをシャット オフして、すべてのカード、フロッピー ドライブおよび CD-ROM ドライブのハウジング ユニット、ディスク ドライブを取り外してください。

両方が消灯

サーバの電源がオフか、電源供給ユニットが適切に取り付けられていない。

一方が緑、一方が赤

一方の電源供給ユニットは正常に動作しているが、もう一方が正常に動作していないか、適切に取り付けられていない。

一方が緑、一方が消灯

一方の電源供給ユニットは正常に動作しているが、もう一方が正常に動作していないか、適切に取り付けられていない。

一方が赤、一方が消灯

一方の電源供給ユニットが正常に動作しておらず、もう一方が適切に取り付けられていない。

ディスク ドライブ

(ディスク ドライブの交換方法については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Hard Disk Replacement Procedure for the Cisco Unified MeetingPlace 8106 』を参照してください)

サーバがディスク ドライブにアクセスしている。

消灯

サーバがディスク ドライブにアクセスしていない。

Cisco Unified MeetingPlace 8112 のアラーム LED の解釈

Cisco Unified MeetingPlace 8112 の前面パネルの上部にはシステム ステータス LED とアラーム LED があります。また、各 Smart Blade とホットスワップ コントローラ(HSC)にもステータス LED があります。

図6-2 で、Cisco Unified MeetingPlace8112 の前面にある LED の位置を示します。

図6-2 Cisco Unified MeetingPlace 8112 の前面の LED

 

Cisco Unified MeetingPlace Audio Server システムが正常に機能しているとき、Cisco Unified MeetingPlace 8112 の LED は緑色です。システムが問題を検出すると、1 つ以上の LED が赤色または黄色になります。詳細については、「Alarm Table について」を参照してください。

表6-4 で、Cisco Unified MeetingPlace 8112 の各アラーム LED について説明します。

 

表6-4 Cisco Unified MeetingPlace 8112 の前面のアラーム LED

アラーム LED(Cisco Unified MeetingPlace 8112)
説明

システム稼働中

システムが完全に稼働中。

コンポーネントのアウト オブ サービス

ディスク ドライブやディスクなどのサーバ コンポーネントの故障。

支援が必要な場合は、『Cisco Unified MeetingPlace Audio Server インストレーション アップグレード ガイド』を参照するか、Cisco NCE にお問い合せください。

システムのアウト オブ サービス

システムがアウト オブ サービス。

支援が必要な場合は、『Cisco Unified MeetingPlace Audio Server インストレーション アップグレード ガイド』を参照するか、Cisco NCE にお問い合せください。

マイナー アラーム

システムに、システムの機能に影響を与えない問題が発生(この条件は、すぐにはシステムのオペレーションに影響を与えませんが、早めに対処してください)。

アラームの詳細については、「Alarm Table について」を参照してください。

メジャー アラーム

システムに重大な問題が存在。通常、この種類の条件によって、システムのオペレーションが中断されるため、ただちに対処してください。

支援が必要な場合は、『Cisco Unified MeetingPlace Audio Server インストレーション アップグレード ガイド』を参照するか、Cisco NCE にお問い合せください。

クリティカル アラーム

--

この LED は無視してください。現在使用されていません。

ホットスワップ コントローラ(HSC)の電源 LED

(HSC の交換方法については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Hot Swap Controller Replacement Procedure for the Cisco Unified MeetingPlace 8112 』を参照してください)

一方が緑、一方が消灯

ボードに電源が供給されています。これは、システムに電源が供給されていることを意味します。

HSC ボードには、2 つの LED があります。一方は電源(PWR)用でもう一方はその他のエラー(ERROR)用です。PWR LED が緑色で ERROR LED が点灯していない場合は、正常動作を表します。その他の LED ステータスの組み合せは、HSC ボードの障害を表します(支援が必要な場合は、『Cisco Unified
MeetingPlace Audio Server インストレーション アップグレード ガイド』を参照するか、Cisco NCE にお問い合せください)。

HSC の障害の場合は、システムの電源を入れ直すことによってこの問題を解決できます。システムの電源を入れ直しても HSC の問題が解決されない場合は、早急に HSC を交換してください。


注意 HSC の障害により、シャーシ内の他のボードとの通信が遮断され、一般的な Cisco Unified MeetingPlace システム障害が発生する場合があります。

音質について

優れた音質は、Cisco Unified MeetingPlace の会議に不可欠です。次に挙げる実環境のいくつかの要因を理解し、調整することによって、音質を向上させることができます。

ネットワーク トランクのオペレーティング条件(オーディオ レベル、バックグラウンドの雑音、エコーなど)は、必ずしも一定ではない。

会議の発言者間で、オーディオ レベルが異なる。

大規模な会議では、頻繁に発言者が変わることが多い。

部屋の条件が異なる(オフィス、会議室、講堂など)。

Cisco Unified MeetingPlace は、これらのすべての要因を考慮し、Digital Signal Processing アルゴリズムによって幅広いオペレーティング条件に対して全体的に優れた音質を提供します。

音質の問題の解決

音質の問題は、トランク タイプの構成や会議室の音響など、さまざまな要因と条件によって発生します。 表6-5 で、一般的な音質の問題と解決策を説明します。

 

表6-5 音質の問題と解決策

要因
解決策

回線終端タイプ

Cisco Unified MeetingPlace は、複数のトランク タイプおよび設定で動作しますが、ネットワークとシステムの間の装置を最小にすることを推奨します。

たとえば、PSTN への直接 T1 デジタル接続で、最も明瞭な音質が得られます。システムが PBX によってネットワークから切り離されている場合、または追加ギアによって PSTN から切り離されている場合は、音質が徐々に劣化することがあります。

会議室の音響効果

会議室の音響効果を改善するには、次のことを検討します。

音響コンサルタントに相談する。

高性能な音響エコー キャンセラを利用する。エコー キャンセラは、音響的なエコー シグナルをキャンセルします。

会議室の装飾を変更する。たとえば、アコースティック タイル、カーテン、花を追加すると、エコーが減ります。

部屋のキャリブレーション

音響効果を改善する装置が部屋に備え付けられている場合でも、オペレーティング条件は日によって大きく変化することがあります。室温、参加者の動き、回線の接続によって、エコー キャンセラ ギアの音響性能は変わります。

以前、音質が悪かった部屋を使う場合は、電話会議を開始する前に、部屋のキャリブレーションを実行することをお勧めします。

背後の雑音

背後の雑音のレベルを低く維持すると、会議の聞き取りやすさや全体的な状態を改善できます。

背後の雑音が会議に入らないように、参加者は自分が発言しない間、ミュート機能を使用できます。参加者がミュートを有効にするには、タッチトーン電話機の #5 を押します。再び会議で発言するには、もう一度 #5 を押して、ミュートをオフにします。

さまざまな回線レベル

音声ボリューム レベルが高すぎるまたは低すぎると参加者が訴える場合は、Cisco Unified MeetingPlace を調整して、回線レベルの不一致を解消できます。この問題は、遠い場所にコールしたとき、および会議全体の音声レベルが低い場合に発生します。逆に、近距離の全デジタル接続を使用すると、音量が大きくなりすぎることがあります。

Cisco NCE の担当者は、高すぎるまたは低すぎる会議のターゲット レベルをリモートで調整できます。

次の点に留意してください。

ヘッドセット ユーザのボリューム レベルが常に低く、背後の雑音が増えている場合は、ヘッドセットのアンプ モジュールのバッテリを交換してください。

ヘッドセット ユーザのボリューム レベルが常に高く、歪んでいる場合は、ヘッドセットのマイクのブーム部分が口に近すぎる可能性があります。マイクのブーム部分を口から少し離し、適切なレベルまでボリュームを下げてください。これによって、歪みも減少または消失します。

Cisco Unified MeetingPlace の会議の音質は、使用する電話機の種類、コールした電話網の種類、コールを発信している環境で発生する周囲の雑音の量と種類に依存します。

電話機の種類

ユーザが会議で発言するために使用する電話機は、音質に大きな影響を与えます。 表6-6 で、電話機の種類と、それぞれが音質に与える影響について説明します。

 

表6-6 電話機の種類

電話機
予想される品質と問題

ハンドセットまたはヘッドセット

最良。1 人のユーザが直接会議に参加でき、背後の雑音が最小になり、強い入力シグナルが生成されます。

普及型スピーカフォン

普通。この種類の電話機は、個人オフィスまたは小さな会議室で 1 人のユーザが使用した場合、十分に機能します。ただし、複数ユーザが発言した場合、語尾が途切れることがあります。

高品質スピーカフォン

良。この電話機は、大規模なグループが 1 か所で使用できます。ほとんどのユニットに延長マイクがあり、すべての発言者を十分にカバーできます。

音響キャンセラ デバイス

最良。この種類のデバイスは、部屋で使用した場合に最高の音質を得られますが、最も高価です。

携帯電話、自動車電話

普通。他のデバイスと比較すると、発言が高い比率で圧縮されるため、音声がときどき歪みます。ユーザがセルを切り替えるときに、一時的な中断が発生することがあります。背後の雑音がしばしば問題になります。

無線電話

可。音声は語尾がしばしば途切れ、歪みます。一般的に、背後の雑音が多くなります。ユーザは可能なかぎり、ミュート機能を使用する必要があります。

部屋の設定

会議中に参加者がコールする部屋は、音質に影響を与えます。 表6-7 で、さまざまな部屋の環境が音質に与える影響について説明します。

 

表6-7 部屋の条件

部屋の設定
予想される品質と問題

単一のオフィス

最良。

背後の雑音と音響エコーが最小、または存在しません。したがって、スピーカフォンを使用しても問題ありません。

パーティションで区切ったオフィス

普通。

背後の雑音が大きくなることがあります。そのため、このような部屋の設定では、スピーカフォンの使用は推奨されません。

小さな会議室

最良。

一般的に、このような部屋では、背後の雑音と音響エコーの問題は最小です。したがって、スピーカフォンを使用しても問題ありません。

大きな会議室

普通。

問題はありませんが、通常、スピーカフォンが必要です。スピーカフォンを使用すると、10 ~ 15 人のグループに対処できますが、延長マイクの使用が推奨されます。音響エコーの原因になる堅い表面や反射性のある壁に注意してください。

役員室

普通。

この種類の部屋には、音質の問題があります。通常、役員室は広く、表面の反射性が高くなっています。音響エコーの問題が予測されるため、オーディオ システム(マイクとスピーカ)と高性能なエコー キャンセラの使用を強くお勧めします。

講堂

普通。

役員室と似た問題のほかに、周囲の雑音が増えるという問題があります。高性能なオーディオ装置の使用が不可欠です。

研究室、交換機室

可。

周囲の雑音のレベルが高いため、音質にとって最も困難な環境です。この部屋では、回線のミュートを強くお勧めします。

障害からの復旧について

Cisco Unified MeetingPlace サーバは、複数の組み込み冗長性機能および信頼性機能を備えたキャリアクラスの会議プラットフォームです。ここでは、これらの機能について説明し、次の条件が発生したときの障害からの復旧計画の推奨事項を示します。

データ ネットワークの障害

Cisco Unified MeetingPlace 8106 または Cisco Unified MeetingPlace 8112 の障害

サイトの障害

データ ネットワークの障害

データ ネットワークの障害が発生した場合、音声ネットワークが動作していれば、Cisco Unified MeetingPlace サーバは動作を継続します。つまり、スケジュール済みの会議を開始し、開催中の会議を継続できます。

ただし、データ ネットワークがバックアップされるまで、スケジューリング機能または即時会議は音声ユーザ インターフェイスに制限され、通知は利用できません。Web 会議はデータ ネットワークを必要とするため、影響を受けます。

Cisco Unified MeetingPlace サーバの障害

Cisco Unified MeetingPlace サーバは、サービスに影響を与えずに、いくつかのクリティカルなコンポーネントの障害を処理できます。 表6-8 で、冗長性機能の種類について説明します。

 

表6-8 サーバ冗長性機能

機能
説明

N+1 ホットスワップ可能リダンダント電源/ファン

電源供給の障害が発生した場合、ダウンタイムなしにシステムは動作を継続できます。さらに、新しい交換電源を「ホットスワップ」できます(システムの稼働中に取り付けることができます)。

データベースの二重化

サーバ データベースは、2 つの異なるディスク ドライブ(Disk 1 と Disk 2)に格納されます。1 つはプライマリ ドライブとして、もう 1 つはバックアップ ドライブとして設定されます。Disk 1 のデータベースがアクティブな場合、システムはデータベースのすべての内容を Disk 2 のデータベースにコピーします。この処理は、システムの動作中に、バックグラウンドで行われます。このプロセスによってシステムのパフォーマンスが影響を受けることはありません。

Disk 1 に障害が発生した場合、システムは、データベースの最新のコピーが格納された Disk 2 を使用して再起動できます。Disk 2 に障害が発生した場合、システムは動作を継続します。ただし、この場合、Disk 2 の音声ファイルは失われることがあります。


) 障害のあるドライブは早急に取り外し、交換してください。トラブルシューティングについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_tech_notes_list.html にある『MeetingPlace Server Disk Failure Recovery』テクニカル ノートを参照してください。ドライブの交換方法の詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『Hard Disk Replacement Procedure for the Cisco Unified MeetingPlace 8106』または『Hard Disk Replacement Procedure for Cisco Unified MeetingPlace 8112』を参照してください。


ネットワークのバックアップ

利用可能な障害からの復旧メカニズムのほかに、ネットワーク バックアップを毎晩実行することをお勧めします。


注意 ネットワーク バックアップを実行する前に、Cisco Unified MeetingPlace Network Backup をインストールする必要があります。

データベースのバックアップ方法の詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/ps5664/ps5669/prod_maintenance_guides_list.html にある『Cisco MeetingPlace Network Backup Gateway アドミニストレータ ガイド』を参照してください。

シャドウ サーバを使用したサイトの障害の復旧

サイトの障害から復旧する方式の 1 つに、Cisco Unified MeetingPlace シャドウ サーバがあります。シャドウ サーバは、システムまたはサイトに障害が発生した場合に、会議サーバと置き換えることができるバックアップ システムです。シャドウ サーバへのスイッチオーバーにより、最低限の時間的損失とサービスの中断で、機能全体を復旧できます。

シャドウ サーバの詳細については、『Cisco Unified MeetingPlace Audio Server コンフィギュレーション ガイド』の第 3 章を参照してください。

会議のインポートによるサイトの障害の復旧

Import Meeting 機能によって、すべての会議情報(スケジュール担当者、日付、時刻、会議 ID、予約ポート数など)を含む Raw Meeting Details レポートを、別の場所にある予備の会議サーバにインポートできます。このインポート プロセスは、MeetingTime を介して処理されます。

情報をインポートした後、システムは同じ会議 ID で会議を作成し、会議のスケジュール担当者に正しい電話番号で通知を送信します。

障害からの復旧に備えて、Raw Meeting Details レポートを 1 日に 1 回以上作成し、ネットワーク上で物理的なサーバの場所と異なる場所に格納してください。

この機能は、Cisco MeetingPlace 2001(4.3)システムから Cisco Unified MeetingPlace Audio Server 5.0 システム以降への会議のインポートをサポートしますが、逆方向のインポートはサポートしません。

会議をインポートするには、アクティブ サーバとターゲット サーバで、ユーザ プロファイルおよび会議カテゴリの同期がとられている必要があります。対応するスケジュール担当者のプロファイルがないターゲット サーバに会議をインポートすると、Scheduler User ID フィールドのユーザ ID を使用して会議がスケジュールされます。このデフォルト値は、インポートを実行しているシステム管理者のユーザ ID です。

インポートで最善の結果を得るための詳細については、「ユーザ プロファイルとグループ情報のインポート」を参照してください。

会議をインポートするには、次の手順を、記載されている順序で実行します。

「レポートを生成する」

「ターゲット サーバへの会議の詳細をインポートする」

レポートを生成する

これらのレポートをインポートするフォルダを作成することをお勧めします。


ステップ 1 MeetingTime の Report タブにある Report Type で、 Raw Meeting Details Info を選択します。

ステップ 2 Start Date 属性および End Date 属性の値を入力します。

この日付の間に開始するようにスケジュールされたすべての会議の詳細がエクスポートされます。

ステップ 3 Destination 属性で File を選択し、 OK をクリックします。

ステップ 4 Output File 属性で Browse を選択します。Save As ウィンドウで出力ファイルを保存するフォルダを選択し、 Save をクリックします。 OK をクリックして、出力ファイルの格納先を決定します。

ステップ 5 Generate Report をクリックします。


 

Import Meetings 機能は、会議のインポートの終了 30 分前よりも後に開始するようにスケジュールされている会議だけをインポートします。現在の日付よりも後にスケジュールされているすべての会議の詳細をインポートするには、 Max adv days to schedule パラメータを考慮して End Date を設定する必要があります。このパラメータは、会議を何日前からスケジュールできるかを決定します(Configure タブの Scheduling Parameters トピック)。スケジュールされている将来の会議をすべて含めるには、現在の日付に Max adv days to schedule パラメータの値を加えた日付を終了日にする必要があります。

たとえば、今日が 2005 年 6 月 1 日で、Max Adv Days to Schedule パラメータが 20 に設定されている場合、スケジュールされているすべての会議をキャプチャするには、End Date を 2005 年 6 月 21 日にする必要があります。

ターゲット サーバへの会議の詳細をインポートする


ステップ 1 ターゲット サーバの MeetingTime の System タブにある Actions で、 Import Meetings を選択します。

ターゲット サーバがスタンドアロン サーバではなくネットワーク サーバの場合、システム管理者は 4 つの追加フィールド(Preferred server、Force on preferred server、Preferred site、および Force on preferred site)にアクセスできます。

定例会議は、一連の会議ではなく、別々の 1 回だけの会議としてインポートされます。継続会議は、会議をインポートした日付を開始日とする継続会議としてインポートされます。

ステップ 2 Data File to Use 属性で、 Browse を選択します。

ステップ 3 Open ウィンドウで生成したレポート ファイルを選択し、 OK をクリックします。

ステップ 4 Override w/Sched.ID 属性で、値を選択します。

Yes を選択した場合、Scheduler User ID フィールドで識別されるユーザが、インポート ファイルのすべての会議をスケジュールします。

No を選択した場合、システムは、会議をスケジュールした元のスケジュール担当者を使用して会議をスケジュールします。会議のスケジュール担当者が存在しない場合は、Scheduler User ID フィールドで識別されるユーザが会議をスケジュールします。

ステップ 5 Send Log Info To 属性で、オプションを選択します。

ステップ 6 Log File Name 属性で、 Browse を選択します。ログ ファイル名を入力して、 OK をクリックします。

ステップ 7 Error Threshold 属性のフィールドに、予測されるエラー数を入力します。

検出されたエラー数が Error Threshold フィールドで指定された数を超えた場合、システムは会議のインポートを中止します。

ステップ 8 Execute をクリックして、会議のインポートを実行します。

ターゲット サーバが会議を生成し、インポートで影響を受けた会議の主催者に電子メール通知を送信します。これらの通知は、会議の主催者名、会議 ID、ターゲット サーバの電話番号が含まれる標準の会議通知で、これによって参加者は会議にアクセスできます。

ステップ 9 会議のインポートの記録を表示するには、ディレクトリを開き、適切なファイルを開きます。


 

次の点に留意してください。

ログ情報の格納先として Screen を選択した場合、Meeting Import Information レコードは、 Execute をクリックした後で表示されます。

Import Meetings は、進行中のすべての会議、および会議のインポートの完了 30 分前よりも後に開始するすべての会議について、新しい会議を生成します。インポートの完了より 30 分以上早く開始した会議は、Meeting Import Information レコードの Past Meetings フィールドに表示されます。

通知機能は、通知キューの空き領域によって制限されます。通知キューのステータスは、MeetingTime の System タブでチェックできます。通知キューの 90% が使用されている場合、システムはメジャー アラームを送信します。通知キューが制限に達すると、システムは別のメジャー アラームを送信し(下の例を参照)、着信通知をドロップします。

REFNO SEV CODE COUNT FIRST LAST UNIT
--------------------------------------------------------------------------
481684) MAJ 0f0088 1 Aug 3 00:28 Aug 3 00:28 0 SW MODULE=18 PO mailbox full!
Mbox 2, NumMsgs 10000, MaxMsgs 10000
477777) MAJ 0f0089 1 Aug 2 23:53 Aug 2 23:53 0 SW MODULE=18 PO mailbox
90 percent full! Mbox 2, NumMsgs 9000, MaxMsgs 10000
 

インポートした会議の通知を受信できるように、1 回にインポートする会議の数は、最大 10,000 件にすることをお勧めします(通知の受信が必要ない場合は、前のステップで示したように、すべてをインポートします)。ターゲット サーバは、電子メール通知を参加者に配信しません。会議の主催者が、会議のすべての参加者に、電子メール通知を転送することをお勧めします。

バッチ モードでの会議のインポートと削除

コンピュータの占有を避けるため、会議のインポートと削除は夜間にバッチ モードで行います。コマンドライン オプションを使用して、すべてのインポート操作をバッチ モードで実行できます。

バッチ モードで会議をインポートする


ステップ 1 インポート ファイルを作成します。

インポート ファイルは、Raw Meeting Details レポートからの出力です。Raw Meeting Details レポートをバッチ モードで生成する方法については、「Windows バッチ モードでレポートのバッチを生成する」を参照してください。インポートに必須のフィールドは、会議の日付と時刻を表す StartDateTimeOfConfGMT だけです。

インポート ファイルに含まれていないフィールドの値は、スケジュール担当者のプロファイルのデフォルト会議プリファレンスから継承されます。

ステップ 2 表6-9 で示すコマンドライン オプションを使用して、MeetingTime を実行します。

MeetingTime Settings でログイン情報を格納している場合を除き、コマンドライン文字列はログイン情報で開始します。次の構文を使用します。

C:\Program Files\Latitude\Mtgtime\mtgtime.exe [user ID][user password][hostname]
For example: C:\Program Files\Latitude\Mtgtime\ mtgtime.exe tsmith
MyPassword Server-CA
 

または、Windows 95、Windows 98、または Windows 2000 を使用して、コマンドラインを入力します(Windows で Start メニュー > Run を選択します)。


 

表6-9 にコマンドライン オプションを示します。パラメータの情報は、この表の後で説明します。

次の点に留意してください。

ImportMeetings はキーワードです。コマンドライン文字列のインポート ファイル名の前に必ず付けてください。

それ以外のすべてのパラメータはオプションですが、位置が重要になります。つまり、コマンドラインの後方で指定するパラメータ(Error threshold など)の前には、先行するすべてのオプション パラメータが置かれている必要があります。

 

表6-9 バッチ モード インポートのオプション

オプション
インポート文字列の例

会議のインポート

importMeetings [Data file to use] [Add/Delete flag]

例:importMeetings rawmtdet.csv yes

すべてのオプション フィールドを定義しての会議のインポート

importMeetings [Data file to use] [Add/Delete flag] [Scheduler user ID] [Override?][Log file name] [Error threshold]

例:importMeetings rawmtdet.csv yes tsmith no mylogfile.txt 50

会議の削除

ImportMeetings [Data file to use] [Add/Delete flag]

例:ImportMeetings rawmtdet.csv no

すべてのオプション フィールドを定義しての会議の削除(会議を削除するときは、Scheduler User ID フィールドを使用しない場合でも、指定する必要があります)

importMeetings [Data file to use] [Add/Delete flag] [Scheduler user ID] [Override?][Log file name] [Error threshold]

例:importMeetings rawmtdet.csv yes tsmith no mylogfile.txt 50


注意 ここで示したすべてのパラメータは、インポート ファイル名を含めて、1 行で入力します(インポート ファイル名を入力するまで、Enter キーを押さないでください)。

パラメータを値に置き換えるときは、 表6-10 を使用してください。

 

表6-10 バッチ モード インポートのパラメータ

パラメータ
インポート文字列の例

Add/Delete flag

インポート ファイル内の会議を追加(スケジュール)するか、削除(キャンセル)するかを指定します。このフィールドのデフォルトは yes です。

このフラグが Yes の場合、会議はスケジュールされます。

このフラグが No の場合、会議は削除されます。

Scheduler User ID

インポート ファイル内の一部またはすべてのレコードのスケジュール担当者の ID を上書きまたは指定する場合に、スケジュール担当者のユーザ ID コマンドライン フィールドを使用します。

Override w/Sched.ID flag

指定したスケジュール担当者の ID で、インポート ファイル内のすべての会議をスケジュールする場合に使用します。上書きフラグが指定されていない場合、デフォルトは no です。

上書きフラグが Yes の場合、スケジュール担当者のユーザ ID コマンドライン フィールドで識別されるユーザが、インポート ファイル内のすべての会議をスケジュールします。

上書きフラグが no の場合は、インポート ファイル内のレコードのスケジュール担当者の ID がない場合、または無効な場合に、スケジュール担当者のユーザ ID コマンドライン フィールドを使用して、スケジュール担当者の ID が指定されます。インポート ファイル内のその他のすべての会議は、インポート ファイルで指定されている元のスケジュール担当者がスケジュールします。

スケジュール担当者のユーザ ID が指定されていない場合は、バッチ操作を実行しているユーザの ID がデフォルト値になります。

コマンドラインで指定されたスケジュール担当者のユーザ ID が無効な場合、または会議をスケジュールするために必要なアクセス権がない場合は、バッチ操作を実行しているユーザの ID が使用されます。

Log file name

ログ ファイルの名前を使用して、エラーおよびステータス情報を記録するファイルを指定できます。ログ ファイルの名前が指定されていない場合、デフォルトは loginfo.txt です。ログ ファイルの名前とパスに空白は使用できません。

Error threshold

エラーしきい値で、MeetingTime がインポート プロセスを中止するまでに許可するエラーの数を指定します。指定しなかった場合、エラーしきい値のデフォルトは 50 になります。

バッチ モードでの会議の削除

会議を削除するときは、インポート ファイルは同じシステムから生成したものであることが必要です。削除を実行するために必須のフィールドは、次のとおりです。

ConfNum

DialableConfID

StartDateTimeOfConfGMT

ネットワーク停止中の Cisco Unified MeetingPlace の管理について

MeetingTime クライアントは、情報をやりとりするために、常に Cisco Unified MeetingPlace サーバと接続している必要があります。企業のネットワークが停止しても、Cisco Unified MeetingPlace 8106 または 8112 は動作を継続します。ただし、MeetingTime クライアントは通常の方法でサーバと接続できなくなります。ネットワークの停止中に MeetingTime クライアントをサーバに接続するには、次の方式のいずれかを使用します。

モデムによる SLIP 接続(「モデム インターフェイスによる Cisco Unified MeetingPlace の管理」を参照)

クロス LAN ケーブルを使用した TCP/IP 接続(「クロス LAN ケーブル接続を使用した Cisco Unified MeetingPlace の管理」を参照)

モデム インターフェイスによる Cisco Unified MeetingPlace の管理

Cisco Unified MeetingPlace サーバには、システムにリモート接続するためのモデムが付属しています。このインターフェイスを使用すると、Cisco Unified MeetingPlace 8100 シリーズを MeetingTime から管理できます。そのためには、コンピュータに次のものが必要です。

モデム

Windows 98、NT、または 2000

MeetingTime ソフトウェア

Cisco Unified MeetingPlace サーバにダイヤルアップ接続できるように、各オペレーティング システムで用意されているダイヤルアップ接続を設定します。次の設定例を参照してください。

Windows NT でダイヤルアップ接続を設定する


ステップ 1 Windows で Start メニュー > Programs > Accessories > Dial-up Networking を選択します。

ステップ 2 Dial-up Networking ダイアログボックスで New をクリックし、New Phonebook Entry ダイアログボックスを表示します。

ステップ 3 Entry Name Phone Number に、Cisco Unified MeetingPlace サーバを識別する名前と、Cisco Unified MeetingPlace モデムの電話番号を入力します。 Dial Using で、モデムを選択します。次に、 Server タブを選択します。

ステップ 4 次の手順を実行します。

Dial-up Sserver Type SLIP を選択します。

TCP/IP のチェックボックスがオンになっていることを確認します。

TCP/IP Settings ボタンをクリックして、TCP/IP を設定します。

ステップ 5 SLIP TCP/IP Settings ダイアログボックスで次の手順を実行し、 OK をクリックします。

IP Address が 198.207.208.242 に設定されていることを確認します。

Force IP Header Compression Use Default Gateway on Remote Network がオフである(選択されていない)ことを確認します。

Frame Size は 1006 のままにします。

ステップ 6 New Phonebook Entry ダイアログボックスで OK をクリックします。

ダイヤルアップ ネットワーキング接続を設定した後は、Cisco Unified MeetingPlace サーバに対応する電話帳のエントリを選択するだけです。サーバに接続した後、MeetingTime を起動できます。

ステップ 7 自分のユーザ ID とパスワードを入力します。 Address に、198.207.208.241 と入力します。

この設定を使用して、MeetingTime クライアントからモデム経由でサーバに接続できます。ただし、この方式で接続した場合、添付の追加または取得はできません。


 

クロス LAN ケーブル接続を使用した Cisco Unified MeetingPlace の管理

クロス LAN ケーブルを使用するという方法でも、コンピュータを Cisco Unified MeetingPlace サーバに直接接続できます(イーサネット 10 Base-T/100Base-TX クロスケーブルは、一般の電器店で購入できます)。

イーサネット ケーブルを購入せずに構築する場合は、次の配線情報を使用してください。

 

ピン
ピン

1

3

2

6

3

1

6

2

サーバが LAN に接続されていて、ネットワーク接続がダウンしているときにクロス ケーブルを使用してサーバにアクセスするには、次の手順を実行します。

クロス ケーブルを使用してサーバにアクセスする


ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace サーバの背面からイーサネット ケーブルを取り外します。

ステップ 2 代わりにクロスケーブルを接続します。

ステップ 3 ネットワーク停止の問題が解決した後、LAN ケーブルを再接続します。

使用しているコンピュータを、Cisco Unified MeetingPlace サーバと同じサブネットの固定 IP アドレスを持つように設定する必要があります。たとえば、Cisco Unified MeetingPlace 8100 シリーズの IP アドレスが 192.168.1.2、サブネット マスクが 255.255.255.0、デフォルトが 192.168.1.1 の場合、コンピュータの IP アドレスは 192.168.1.3 から 192.168.1.254 の間、サブネット マスクは 255.255.255.0 である必要があります。


 

コンピュータと Cisco Unified MeetingPlace サーバとの間の接続が確立されたら、LAN の場合と同じように、MeetingTime を使用して Cisco Unified MeetingPlace を管理できます。DNS または WINS サーバにアクセスできないため、MeetingTime の Address フィールドでは、サーバのホスト名の代わりに、IP アドレスを使用する必要があります。

ユーザの支援について

ユーザは、会議に入席する前に支援を必要としたり、会議の進行中に Cisco Unified MeetingPlace の機能について疑問を持ったりすることがあります。電話で支援を提供するのは、システムの出席者です。ユーザは、会議の前または途中に、 0 (ゼロ)を押すことによって、出席者と会話ができます(会議の途中で出席者に接続した場合、ユーザは #2 を押すと出席者との接続が解除されます。 #1 を押すと、出席者と共に会議に戻ります)。

発信者が出席者に接続する方法は、システムのトランクによって異なります。

会議の開始前:発信者がフラッシュ可能なトランクでシステムに接続している場合は、フラッシュ転送によって出席者に接続します。着信トランクがフラッシュを受信できない場合は、ループスルー接続を使用します。

会議中:Cisco Unified MeetingPlace は第 2 のトランクを確保して、発信者が話している間に、出席者へのループスルー接続を作成します。

システム管理者は、ユーザからの質問を受けることがあります。エンド ユーザおよび出席者については、「会議のスケジュールと参加」を参照してください。また、『 Quick Start Guide for Cisco Unified MeetingPlace Audio Server 』、オンラインの Cisco Unified MeetingPlace Reference Center、オンライン ヘルプも参照してください。

ユーザに影響を与えるシステムの問題への対処

システムの問題は、会議の品質、またはユーザが Cisco Unified MeetingPlace 機能を使用できるかどうかに影響を与えることがあります。 表6-11 で、一般的なユーザの問題をいくつか説明します。

 

表6-11 一般的なユーザの問題

問題
解決策

システムの音声記憶域が足りない

ユーザが、会議名、プロファイル名、議題、または会議全体を記録できません。Cisco Unified MeetingPlace システム上にある会議の記録の数、および利用可能なディスク容量を判別するには、System タブの View Disk Usage パラメータをチェックします。

また、Max Recording Space (min) の値(Configure タブの Server Configuration)が正しく設定されていることを確認します。この設定では、音声記憶域が Meeting Recordings と Other の 2 つに区別されます。Other には、プロファイル名、ゲスト参加者名、会議名、記録された議題が含まれます。

Review タブの Delete MeetingNotes ボタンをクリックして、古い会議の記録を削除するように、ユーザに依頼します。

DID/DNIS または DDI 番号が使用できない

ユーザが DID/DNIS または DDI 番号を使用できない場合、または会議 ID 番号が使用できない場合は、すべての DID/DNIS または DDI 番号が使用されているか、その番号でスケジュールの競合が発生しています。

Configure タブで Telephony Access を選択し、電話番号のブロックに別のポート アクセス タイプを割り当て、各ブロックの番号を特定の用途に予約します。Cisco Unified MeetingPlace が着信番号情報を受信する場合は、それぞれの用途に予約する番号の数を決定します。


) システムに DID/DNIS または DDI 番号を追加します。システムが DID/DNIS または DDI 番号を使用しない場合は、Minimum Mtg ID Length フィールド(Configure タブの Scheduling パラメータ)を使用して、利用可能な ID の数を増やすことができます。


ポートが会議から接続解除されない

通常、会議の参加者が電話を切ると、接続解除シグナルがネットワークに渡され、システムで認識されます。Cisco Unified MeetingPlace は対応するポートを会議から削除し、残っている会議の参加者に退席者がいることを知らせるプロンプトを再生します。

接続解除の制御がネットワークで伝達されなかった場合、遠端の参加者が電話を切ったときに、雑音またはトーンによる会議の干渉が発生することがあります。ほとんどの場合、PBX または電話サービス プロバイダーが、接続解除シグナルを伝達しないトランクを切り離す必要があります。

問題:ユーザがログインできない

 

表6-12 ユーザ ログインの問題

問題
解決策

ユーザが電話パスワードを忘れた

MeetingTime の Preferences タブ(User Profile の Profile Password フィールド)を使用して、新しいパスワードを発行します。

ユーザが MeetingTime パスワードを忘れた

Preferences タブまたは Configure タブ(User Profile の Workstation Password フィールド)を使用して、新しいパスワードを割り当てます。

ユーザが会議パスワードを忘れた

Schedule タブでパスワードを判別します。

ユーザがログインできない

いくつかの原因と解決策が考えられます。

ユーザがパスワードを忘れた。ユーザが電話プロファイル パスワードまたはワークステーション(MeetingTime または Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing)パスワードを忘れました。解決策については、「ユーザに影響を与えるシステムの問題への対処」を参照してください。

ユーザのプロファイルがない。システム上にユーザのプロファイルがありません。Configure タブ(User Profiles)を使用して、新しいプロファイルを割り当てます。プロファイルの作成の詳細については、「プロファイルについて」を参照してください。

ユーザ プロファイルがロックされている。電話機からのログイン試行が複数回失敗したために、ユーザ プロファイルがロックされていることがあります。次の手順に従って、ロックされたプロファイルをリセットします。

1. MeetingTime の Configure タブで、 User Profile トピックを選択します。

2. ユーザ ID を検索して、ユーザ プロファイルを探します。

3. User password フィールドに新しいパスワードを入力します。

次の点に留意してください。

新しいパスワードを作成するときは、ユーザが次にシステムにログインしたときに新しいパスワードを入力するように、Change User Password (Days) の値を超える値を Last Changed フィールドに入力します。

ユーザ プロファイルが見つからない場合は、Find ダイアログボックスで適切なオプション ボタンを選択したことを確認してください。User ID、Last Name、Profile Number の 3 つのボタンがあります。

プロファイル番号とユーザ ID を混同することがあります。「プロファイル番号」は、Cisco Unified MeetingPlace で本人確認を行うために電話機から入力する番号です。これは、多くの場合、内線番号です。「ユーザ ID」は、MeetingTime ソフトウェアでユーザを識別するもので、多くの場合、ユーザの電子メールまたは LAN のログイン名です。

システム管理者は、ヘルプ デスクの担当者または出席者に、プロファイルのロックおよびロック解除を行う権限を与えることができます。詳細については、「Help Desk Privileges for Attendants について」を参照してください。

問題: 会議 ID に関する問題

 

表6-13 会議 ID の問題

問題
解決策

ユーザが会議 ID または会議の日付を忘れた

MeetingTime の Schedule タブまたは Attend タブで日付、会議をスケジュールした担当者、会議名を指定し、情報を検索します。

会議を探すために十分な情報がない場合は、会議をスケジュールした担当者に連絡する必要があります(連絡先と出席者は、ユーザの代わりに MeetingTime で会議を検索する方法を知っている必要があります)。

システムが会議 ID を認識しない

アクセスしようとしている会議 ID を確認します。MeetingTime の Attend タブと Review タブをチェックして、指定の会議 ID を検索します。次に、一般的な解決策をいくつか示します。

会議の時刻と現在の時刻が違う。会議が終了した、または開始していない可能性があります。

不正な会議 ID を使用している。Attend タブを使用して、発信者と協力して正しい ID を調べます。会議の時刻、会議のスケジュール担当者の名前、会議名をチェックします。

会議がスケジュールされていない。ヘルプ デスク アナリストの判断によって、会議の主催者は Schedule タブを使用し、同じ会議 ID で新しい会議をスケジュールできます。

スケジュールされた会議が見つからない

会議をスケジュールした後、会議にコールしても会議が存在しないというレポートをユーザから受けることがあります。ユーザ プロファイルの時間帯をチェックします。ユーザの意図した会議の時刻が、時間帯設定と矛盾している可能性があります。

問題: 音質が悪い

会議の参加者が、会議の途中で、音声の品質に関する問題(電波障害、エコー、ランダム ノイズ、保留音)をシステム管理者にレポートしてきた場合は、回線をミュートする方法を指示します。

参加者が、会議中に 0 を押してシステム管理者に連絡してきた場合は、次のいずれかを実行します。

ミュートの方法を簡単に説明し、 #2 を押してシステム管理者との接続を解除するように指示します。

#1 を押して、システム管理者を会議に参加させるように指示します。

電話機で会議に参加したら、同時に MeetingTime の In Session タブを開きます。会議に参加している間に、次の手順に従い、音声の品質に関する問題をトラブルシューティングします。

すべての参加者に対し、会議で発言しないときは #5 を押して、回線をミュートするように指示します(回線のミュートを解除するには、もう一度 #5 を押すように伝えます)。

音声の問題が解決しない場合は、In Session タブを使用して、参加者の発言権のオン/オフを切り替えます。参加者の発言権のオン/オフを切り替えることによって、どの参加者が音声の問題を発生させているかが、active speaker アイコンで識別できます。

その参加者をサブ会議セッションに移動してからそのセッションに参加し、ミュートの使用方法と使用するタイミングを参加者に説明します。その参加者が、会議の主要な発言者である場合は、スピーカフォンの代わりにハンドセットを使用するか、コールバックすることで解決できます(問題が、雑音の多いネットワーク回線である場合)。この後、問題を発生させていた参加者は、管理者が In Session タブを使用するか、自分のタッチトーン電話機で #10 を押すことによって、メイン会議に戻ることができます。

問題: ユーザが会議をスケジュールできない

ユーザが会議をスケジュールできない場合は、次の手順で解決できます。

プロファイルをチェックして、ユーザ プロファイルの Scheduling Restriction パラメータが Cannot Schedule に設定されていないことを確認します。

ユーザがスケジュールできるポートの制限、および会議の数と所要時間を制御する設定をチェックします。たとえば、会議の開始前または終了後のガード タイムを減らします。Scheduling Parameters(Configure タブの Company Specific Information 設定)および Ports(Configure タブの System Configuration 設定)をチェックします。これらのリソースの管理の詳細については、「Cisco Unified MeetingPlace の管理と保守」を参照してください。

問題の原因がポートの不足にある(問題が頻繁に発生する)場合は、システムにポートを追加します。Cisco Unified MeetingPlace の販売代理店に連絡し、ポートを追加購入してください。

予約不要の会議機能がオンの場合、プロファイル番号を既存の会議 ID と同じにすることはできません。ユーザが、他のユーザ プロファイル番号と同じ ID で会議をスケジュールしようとしていないかチェックします。

問題: 時間またはポートに対する要求

システム管理者は、会議リソースに関する問題を解決するように依頼されることがあります。

 

表6-14 ポートでの時間延長要求に関する問題

問題
解決策

進行中の会議を延長する必要がある

会議が開始した後で会議を再スケジュールすることはできませんが、システムでポートが利用可能であれば、会議は自動的に延長されます。

スケジュールされた会議の終了時刻に発信者が会議に残っている場合、システムは、会議を延長するために必要なポートの数と、システムでスケジュールされている他の会議を比較します。ポートが利用可能な場合は、システム設定で指定された時間、会議が自動的に延長されます。システムは会議の参加者に、会議が [ n ] 分延長されたと連絡します。

進行中の会議のポート数を増やす

会議が開始した後で、その会議にスケジュールされた参加者の数を変更することはできません。ただし、システムでポートが利用可能であれば、Cisco Unified MeetingPlace は追加の発信者が進行中の会議に参加することを許可します。