Cisco Unified MeetingPlace Video Integration アドミニストレーション ガイド Release 5.4
Cisco Unified MeetingPlace Video Integration および Video Administration の概要
Cisco Unified MeetingPlace Video Integration および Video Administration の概要
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified MeetingPlace

の概要

の機能と利点

システムについて

IP デバイス

IP ネットワーク トポロジについて

ISDN ネットワーク トポロジについて

ネットワーク デバイスの管理

効率的に会議をスケジュールするためのカスケード

Cisco Unified MeetingPlace
Video Integration および
Video Administration の概要

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unified MeetingPlace Video Integration の概要」

「Cisco Unified MeetingPlace Video Integration の機能と利点」

「Video Administration システムについて」

Cisco Unified MeetingPlace Video Integration の概要

Cisco Unified MeetingPlace Video Integration は、個別にライセンス供与される Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing のアドオン ソフトウェアであり、Cisco Unified MeetingPlace の音声会議と Web 会議の機能と、Cisco Unified Videoconferencing Multipoint Control Unit(MCU)で提供されるビデオ会議機能を統合します。音声、Web、およびビデオ会議の参加者は、1 つのリッチ メディア会議でシームレスに対話できます。

ビデオ会議メディアのビデオ チャネルは、Cisco Unified Videoconferencing MCU によって完全に処理され、音声会議と Web 会議に平行して動作します。すべてのメディア(ビデオ、音声、およびデータ)はリンクされていますが、同時に各メディアはそれぞれ独立しています。そのため、各ストリームでは、その完全な機能セットと多機能性が維持されます。

次の手順は、(電子メール通知を含むシステムにおける)Cisco Unified MeetingPlace Video Integration ソリューションの機能について、概略を示しています。

1. システム管理者が、ビデオ会議をスケジュールできるユーザを制御するためのユーザ プロファイルを Cisco Unified MeetingPlace に設定します。

2. ビデオ会議のスケジュールを許可するプロファイルを持つユーザが、ビデオ会議、音声会議、および Web 会議の各機能を含む会議をスケジュールするために、単一の Cisco Unified MeetingPlace フォームを送信します。ユーザは、パスワードを要求することも、プロファイルを持つユーザや招待されたユーザだけが参加できるように指定することもできます。

3. Video Administration for Cisco Unified MeetingPlace コンポーネントが、Cisco Unified Videoconferencing MCU の使用可能なビデオ会議リソースを追跡します。スケジュール担当者の要求を満たすのに十分なリソースが Audio Server と Cisco Unified Videoconferencing MCU の両方にある場合、Cisco Unified MeetingPlace は会議をスケジュールし、招待者に通知を送信します。この通知には、参加者がすべての会議メディアにアクセスするために必要な情報が含まれています。

4. スケジュールされた会議の時刻になると、招待者は会議通知の情報を使用して、会議の各機能(Cisco Unified MeetingPlace の Web 会議と音声会議、および Cisco Unified Videoconferencing MCU で主催されるビデオ会議)に参加します。ビデオ参加者は、ルームベースのビデオ システムまたはデスクトップ上の IP ビデオ カメラ(Cisco Unified Video Advantage など)を使用して、会議のビデオ機能に参加します。参加者は、さまざまな方法で、異なるメディアに参加できます。

5. Cisco Unified MeetingPlace が、Cisco Unified MeetingPlace システムの音声会議と Cisco Unified Videoconferencing MCU のビデオ会議を開始し、ビデオ会議の音声と音声会議の音声を結合する音声リンクを確立します。

6. 統合された会議に参加すると、音声のみの参加者とビデオ参加者がシームレスに対話できます。ビデオ参加者は、音声とビデオの送信および表示を Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の会議室から制御できます。

7. スケジュールされた終了時刻を過ぎても会議を継続する必要がある場合、Cisco Unified MeetingPlace が、Cisco Unified MeetingPlace Audio Server と Cisco Unified Videoconferencing MCU の両方で会議リソースを使用できるかどうかを評価し、会議を延長できるかどうかを決定します。

リソースを使用できる場合は、既存の Cisco Unified MeetingPlace の Web 会議にアドホック ベースでビデオ会議を追加することもできます。

エンド ユーザ側での Cisco Unified MeetingPlace Video Integration の使用方法については、「Cisco Unified MeetingPlace ビデオ会議の使用」および「Cisco Unified MeetingPlace Video Integration のコンポーネントと プロセス」を参照してください。

Cisco Unified MeetingPlace Video Integration の機能と利点

Cisco Unified MeetingPlace Video Integration には、次の機能があります。

複数のメディアをまとめてリッチメディア会議の環境を作成することによって、会議の有効性を高める。

既存のネットワークや IP インフラストラクチャに簡単に統合できるソリューションを提供する。

ビデオ会議リソースを最大限に活用できるように管理するためのツールが用意されている。

エンド ユーザ向けに複数のメディアで、スケジューリング、通知の配信、出席、および参加のプロセスを簡素化する。

Cisco Unified Videoconferencing MCU の既存のビデオ会議機能やネットワーキングとテレフォニーのインフラストラクチャ(Cisco Unified CallManager など)を活用して、完全で統合されたマルチポイントの会議ソリューションをシスコのお客様に提供する。

Video Administration for Cisco Unified MeetingPlace コンポーネントは、重要なリソース管理ツールを Cisco Unified MeetingPlace から Cisco Unified Videoconferencing MCU に提供することにより、リソース使用の計画、割り当て、および測定を可能にして、ビデオ会議リソースを最大限に有効活用できるようにする。

リソース管理のために、次の機能を提供する。

ビデオ会議リソースを事前にスケジュールする機能。Video Administration for Cisco Unified MeetingPlace は、スケジューリング機能が組み込まれていない Cisco Unified Videoconferencing MCU のビデオ会議リソースのスケジューリングを管理します。

指定された会議のスケジュール担当者およびグループに会議リソースの使用を制限するユーザ プロファイル。

Cisco Unified MeetingPlace の標準レポートに出力されるビデオ使用状況に関する統計情報。このような情報により、ニーズの評価およびすべてのリソースの管理を簡単に行うことができます。

リッチメディア会議のプロセスをユーザ向けに簡素化して操作性を向上させるために、次の機能を提供する。

統合されたスケジューリング。ユーザはシングル ポイントからすべての会議リソースを調整できます。スケジューリングは、Microsoft Outlook、Lotus Notes、Web ブラウザなど、使い慣れたデスクトップ アプリケーションを使用して行うことができます。

会議ごとの通知。この通知には、その会議で使用されるすべての会議メディアにアクセスするためのリンクと手順説明が含まれます。

アドホック ベースでのビデオ会議の開始およびビデオ会議への参加。ビデオ会議リソースが使用可能であれば、ユーザはアドホック ベースでビデオ会議を開始したりビデオ会議に参加したりすることができます。

ユーザ プロファイルのプリファレンス情報。参加プロセスの一部を自動化します。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の会議室でのビデオ制御。ユーザは単一のインターフェイスから会議の機能をすべて制御できるようになります。

Video Administration システムについて

Video Administration for Cisco Unified MeetingPlace は、複数のサイトを持つ組織構成においてビデオ通信を管理および監視するための Web ベースのアプリケーションです。

Video Administration をネットワークに導入すると、ビデオ会議および音声会議に使用するキャパシティ、リソース、およびネットワーク デバイスをスケジューリング、監視、および管理することができます。

この項では、Video Administration システムの概要を説明します。

IP デバイス

シスコの IP デバイスは、スイッチド ネットワーク(ISDN)およびパケットベース ネットワーク(IP)でのビデオ処理、音声変換、およびデータコラボレーションのサポートが可能な高品質のマルチポイント ビデオ会議を導入するためのソリューションを提供します。シスコのデバイスはモジュラ式であるため、分散環境を持つ大規模組織に導入可能なスケーラブルなソリューションを提供します。すべてのデバイスは、システムを管理および設定するための使いやすく直観的な Web ベースのインターフェイスを備えています。シスコのデバイスには、サードパーティ製のビデオ ネットワーク製品、エンドポイント、および端末との完全な互換性があります。

IP ネットワーク トポロジについて

IP ネットワーク トポロジは、インテリジェントなリソース割り当てを実現するための基礎となります。これをベースにして、Video Administration は、デバイス アイランドと呼ばれる、中央の絶対不可欠なデバイス(ゲートキーパー、MCU、ゲートウェイなど)が配置された IP ロケーション間の距離と帯域幅を記録してビデオ ネットワークをモデル化し、IP ネットワーク上で最低コスト ルーティングを実行できます。IP エンドポイントが Video Administration に設定されている場合、その IP エンドポイントも最も近いデバイス アイランドに関連付けられます。この情報は、Video Administration が、コール用に予約する最適な MCU リソースおよびゲートウェイ リソースを決定するために使用します。

IP ネットワーク トポロジは、Video Administration 設定ツールで使用可能な拡張機能です。

通常、デバイス アイランドは、ネットワーク デバイス(MCU、エンドポイント、端末など)があるロケーションごとに作成する必要があります。Video Administration は、各デバイス アイランド間の帯域幅制限と距離を監視します。

ISDN ネットワーク トポロジについて

ISDN ネットワーク トポロジは、ISDN または PSTN のネットワーク接続とコスト、ゲートウェイ番号、およびISDN デバイス アイランドに割り当てられる ISDN 端末番号をインテリジェントに管理する目的で設計されています。これを使用して、Video Administration は ISDN ネットワーク上で最低コスト ルーティングを実行できます。

ISDN ネットワーク トポロジは、Video Administration 設定ツールで使用可能な拡張機能です。

ISDN および PSTN の最低コスト ルーティングは、同一の ISDN デバイス アイランドに属するゲートウェイ番号および ISDN 端末番号の国番号、市外局番に基づいて実行されることもあります。最低コストのゲートウェイ リソースを選択することで、コストの高い電話回線や ISDN 回線の使用量が削減されます。

ネットワーク デバイスの管理

ネットワークに接続されている各デバイスの詳細な情報を入力することで、Video Administration はリソースのアベイラビリティを正確に予測し、それに応じて会議をスケジュールできるようになります。

効率的に会議をスケジュールするためのカスケード

カスケードを使用すると、Video Administration は複数の MCU または EMP カードで主催される会議を組み合せて、単一の MCU または EMP カードでは許容できない多数の参加者が参加可能な大規模な会議を実現できます。また、カスケードを使用して、ネットワーク負荷を複数の MCU に分散することでネットワーク帯域幅を節約することもできます。

ダイナミックなカスケードにより、参加者は即座に(つまり、アドホックで)会議に参加できます。また、Video Administration は、元のスケジュールされていたリソースが使用不能な場合に、MCU リソースを自動的にスケジュールして割り当てることで新しい参加者を受け入れることができます。つまり、十分なネットワーク リソースが使用可能であれば、元のスケジュールされた会議のサイズを超えて、大規模な会議のサイズをさらに拡張できます。

一般に、カスケードすると、ネットワーク リソースが枯渇する可能性の低い分散環境が作成されます。会議を主催するために必要な処理リソースは、参加 MCU 間で分散されます。