Oracle のインストールおよび設定
Oracle のインストールおよび設定

Oracle のインストールおよび設定

この章では、Oracle データベースのインストールおよび設定について説明します。

Oracle データベースのインストール

はじめる前に
  • シスコは、Oracle DBA が Oracle サーバをインストールすることを推奨します。

  • Oracle のマニュアルで Oracle データベースのセキュリティの推奨事項をご覧ください。

  • IM and Presence Service は、Oracle 9i、10G、および 11G をサポートしています。

  • IM and Presence Service は、Oracle Database Enterprise Edition のみへの SSL 接続をサポートしています。

  • Oracle データベースをインストールするには、Oracle のマニュアルを参照してください。


(注)  


XMPP 仕様に従って、IM and Presence Service ノードでは UTF8 の文字符号を使用します。 これにより、ノードは動作時に多数の言語を同時に使用することができ、クライアント インターフェイスで言語の特殊別文字を正しく表示できるようになります。 ノードで Oracle を使用する場合は、UTF8 に対応するようにノードを設定する必要があります。

テーブルスペースとデータベース ユーザを作成するには、次のように sysdba として Oracle データベースに接続します。

sqlplus / as sysdba
手順
    ステップ 1   テーブルスペースを作成します。
    (注)      CREATE TABLESPACE コマンドの DATAFILE キーワードは、テーブルスペースのデータファイルの配置場所を Oracle に通知します。
    1. 次のコマンドを入力します。 CREATE TABLESPACE tablespace_name DATAFILE 'absolute_path_to_oracle_installation\oradata\database_name\datafile.dbf' SIZE 100M AUTOEXTEND ON NEXT 1M MAXSIZE UNLIMITED LOGGING EXTENT MANAGEMENT LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO;
      • tablespace_name を、テーブルスペースの名前で置き換えます。
      • absolute_path_to_oracle_installation を、Oracle がインストールされている場所への絶対パスで置き換えます。 datafile.dbf を含むパス全体を、単一引用符で囲みます。
      • database_name を、データベース フォルダの名前で置き換えます。
      • datafile.dbf は \oradata\ の下のフォルダ内で作成する必要があります。この場合は database_name フォルダです。
      • datafile.dbf を、作成するデータ ファイルの名前で置き換えます。
    ステップ 2   データベース ユーザを作成します。

    CREATE USER user_name IDENTIFIED BY "new_user's_password" DEFAULT TABLESPACE tablespace_name TEMPORARY TABLESPACE "TEMP" QUOTA UNLIMITED ON tablespace_name ACCOUNT UNLOCK;

    • user_name を、新しいユーザのユーザ名で置き換えます。

      (注)      CREATE USER user_name コマンドでは、二重引用符がないとデフォルトの大文字になり、引用符があると大文字と小文字が区別されます。
    • "new_user's_password" を、新しいユーザのパスワードで置き換えます。

      重要: new_user's_password を二重引用符で囲むことで、その変数は大文字と小文字が区別されます。 デフォルトでは、SQL の ID は大文字と小文字が区別されません。
    • tablespace_name を、テーブルスペースの名前で置き換えます。

    ステップ 3   データベース ユーザに権限を付与します。

    次の例は、すべての権限をデータベース ユーザに付与しています。

    GRANT DBA TO user_name;

    次の例は、限定した権限をデータベース ユーザに付与しています。

    • GRANT CREATE ANY VIEW TO user_name;
    • GRANT "CONNECT" TO user_name;
    • GRANT "RESOURCE" TO user_name;

    新しいデータベース インスタンスの作成

    手順
      ステップ 1   dbca コマンドを入力します。 [Database Configuration Assistant(データベース設定補助)] ウィザードが開きます。
      ステップ 2   [Next(次へ)] をクリックします。 [Operations(操作)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 3   [Create a Database(データベースの作成)] オプション ボタンをクリックし、[Next(次へ)] をクリックします。 [Database Templates(データベース テンプレート)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 4   [General Purpose or Transaction Processing(汎用またはトランザクション処理)] オプション ボタンをクリックし、[Next(次へ)] をクリックします。
      [Database Identification(データベースの識別)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 5   この画面で一意のグローバル データベース名を入力し、データベースの一意の Oracle System Identifier(SID)も入力して、[Next(次へ)] をクリックします。
      (注)      今後の設定タスクで必要になるため、SID をメモしておいてください。
      [Management Options(管理オプション)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 6   [Enterprise Manager(エンタープライズ マネージャ)] タブでは、必要な設定がデフォルトで有効になっていますが、バックアップとアラートの通知をオプションで設定できます。 [Next(次へ)] をクリックします。 [Database Credentials(データベースの資格情報)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 7   そのウィンドウには、データベース ユーザのパスワード認証を設定する 2 つのオプションがあります。どちらかを選択し、[Next(次へ)] をクリックします。 [Database File Locations(データベース ファイルの場所)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 8   [Storage Type(ストレージ タイプ)] ドロップダウン リストは、インストールした Oracle と同じはずです。 [Use Oracle-Managed Files(Oracle 管理ファイルの使用)] オプション ボタンをクリックし、[Next(次へ)] をクリックします。
      (注)      これは、他のデータベース インスタンスと同じフォルダに新しいデータベース インスタンスを作成します。
      [Recovery Configuration(復元設定)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 9   デフォルト値のまま、[Next(次へ)] をクリックします。 [Database Content(データベース コンテンツ)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 10   (オプション)サンプル スキーマを有効にする場合はそのチェックボックスを選択し、[Next(次へ)] をクリックします。 [Initialization Parameters(初期化パラメータ)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 11   [Memory(メモリ)] タブでは、データベース インスタンスのデフォルト値は 4GB のメモリとなっています。 必要に応じて、これをより多くまたはより少なく設定できます。
      (注)      使用するメモリ量は多すぎないよう設定してください。多すぎると、その他のデータベース インスタンスでメモリが不足してしまいます。
      ステップ 12   [Character Sets(文字セット)] タブで、[Use Unicode(Unicode の使用)] オプション ボタンをクリックし、[Next(次へ)] をクリックします。 [Database Storage(データベース ストレージ)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 13   デフォルト値のままにしておき、[Next(次へ)] をクリックします。 [Create Options(オプションの作成)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 14   [Create Database(データベースの作成)] チェック ボックスを選択し、[Finish(完了)] をクリックします。
      ステップ 15   手順が完了して、新しいデータベース インスタンスが作成されたら、Unix システムで(ステップ 5 からの)ORACLE_SID 環境変数を一時的に変更する必要があります。次のコマンドを実行します。 export ORACLE_SID=new_oracle_db_instance_sid これで SID が変更され、sqlplus を使用してログインする際に、古いインスタンスではなく新しいインスタンスを使用することになります。その後に、Oracle データベースのインストール で手順を繰り返すことができます。

      これらの手順が完了したら、バッシュ プロファイルをソースとするか(バッシュ プロファイルに古い SID があることが前提)、または SID を元の値に戻して export コマンド(ステップ 15)を実行することで、ORACLE_SID 環境変数を変更できます。