音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Application Environment

Cisco Unified Application Environment アップグレード ガイド Release 2.4

Cisco Unified Application Environment アップグレード ガイド Release 2.4
発行日;2011/12/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Unified Application Environment アップグレード ガイド Release 2.4

表記法

Cisco Unified Application Environment のアップグレード

関連マニュアル

シスコシステムズマニュアルセンター

FAQ

アップグレード前の作業の実行

Release 2.4 へのアップグレードの実行

アップグレード後の作業の実行

アップグレード時のエラー メッセージ

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

シスコ製品のセキュリティの概要

Cisco Unified Application Environment アップグレード ガイド Release 2.4

このマニュアルは、Cisco Unified Application Environment を次のどちらかのリリースから Release 2.4 にアップグレードするときに使用します。

Release 2.2

Release 2.3

このマニュアルでは、次のトピックを扱います。

「表記法」

「Cisco Unified Application Environment のアップグレード」

「技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン」

表記法

このアップグレード マニュアルを参照する際は、次の表記法を参考にしてください。

青色のテキスト :特定の項や URL にすばやく移動するには、青色で表示されているテキストをクリックします。


) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。



注意 「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されています。

Cisco Unified Application Environment のアップグレード

この項では、次のトピックを扱います。

「関連マニュアル」

「シスコシステムズマニュアルセンター」

「アップグレード前の作業の実行」

「Release 2.4 へのアップグレードの実行」

「アップグレード後の作業の実行」

関連マニュアル

表1 に、関連マニュアルへのリンクを示します。

 

表1 関連マニュアル

関連情報
URL

Cisco MCS のデータ シート

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/voiceapp/ps378/index.html

Cisco MCS のオペレーティング システムのインストール マニュアル

http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/win_os/install/os200312.html

Administration Guide for the Cisco Unified Application Environment, Release 2.4

http://www.cisco.com/en/US/products/ps7058/products_administration_guide_book09186a00807dcce7.html

Installation Guide for the Cisco Unified Application Environment, Release 2.4

http://www.cisco.com/en/US/products/ps7058/prod_installation_guide09186a00807fb85e.html

Release Notes for the Cisco Unified Application Environment, Release 2.4

http://www.cisco.com/en/US/products/ps7058/prod_release_note09186a00807de870.html

シスコシステムズマニュアルセンター

シスコシステムズマニュアルセンターでは、シスコ製品の日本語マニュアルの最新版を PDF 形式で公開しています。また、日本語マニュアル、および日本語マニュアル CD-ROM もオンラインで発注可能です。ご希望の方は、次の URL にアクセスしてください。

http://www2.hipri.com/cisco/

また、シスコシステムズマニュアルセンターでは、日本語マニュアル中の誤記、誤植に関するコメントをお受けしています。次の URL の「製品マニュアル内容不良報告」をクリックすると、コメント入力画面が表示されます。

http://www2.hipri.com/cisco/

なお、技術内容に関するお問い合せは、この Web サイトではお受けできませんので、製品を購入された各代理店へお問い合せください。

FAQ

Q. Cisco Unified Application Environment のアップグレードには、どのくらいの時間がかかりますか。

A. アップグレード全体のプロセスには、約 2 時間かかります(アップグレード前およびアップグレード後の作業は除く)。

Q. 現在 Cisco Unified Application Environment を Cisco MCS サーバで実行していない場合はどうなりますか。

A. データベースをバックアップすることはできますが、そのサーバで Release 2.4 にアップグレードすることはできません。Release 2.4 にアップグレードするには、Cisco MCS サーバを用意する必要があります。 表2 を参照してください。

 

表2 サポートされているサーバ

Cisco MCS サーバ ファミリ
Cisco Unified Communications Manager Appliance 1
CPU
RAM

7845

MCS-7845-H1

2 基の Intel Xeon プロセッサ(3.4GHz)

4GB DDR2

MCS-7845-I1

MCS-7845-H2

2 基の Intel Xeon 5140 プロセッサ
(デュアル コア 2.33GHz)

MCS-7845-I2

7835

MCS-7835-I1

Intel Xeon(3.4GHz)

2GB DDR2

MCS-7835-H2

2 基の Intel Xeon 5140 プロセッサ
(デュアル コア 2.33GHz)

MCS-7835-I2

Intel Xeon 5140 プロセッサ
(デュアル コア 2.33GHz)

7825

MCS-7825-H2

Intel P4
(3.4 GHz)

MCS-7825-I2

Intel P4 Pentium D プロセッサ
(3.4 GHz)

7816

MCS 7816-I3

Intel Celeron D 352
(3.2GHz)

1.Cisco Unified Application Environment 用の MCS サーバでは、Microsoft Windows 2003 Server オペレーティング システムが使用されます。

アップグレード前の作業の実行

表3 に、アップグレード前の作業を示します。

 

表3 アップグレード前の作業

作業
アップグレード前の作業
特記事項

1.

Cisco MCS 上で Release 2.4 にアップグレードすることを確認します。

現在 Cisco Unified Application Environment 用に Cisco MCS 以外のサーバを使用している場合、システムをバックアップすることはできますが、Release 2.4 をインストールすることはできません(認定されたサーバのリストについては、 表2 を参照してください)。

2.

コンソールから直接または Virtual Network Computing(VNC)を使用して Cisco MCS サーバにアクセスできることを確認します。

VNC 以外の方法でリモートからサーバにアクセスして、このインストールを実行することはできません。

3.

次のマニュアルを用意したことを確認します。

Cisco Unified Application Environment Installation Guide, Release 2.4

Cisco Unified Application Environment Administration Guide, Release 2.4

「関連マニュアル」を参照してください。

Release 2.4 へのアップグレードの実行

Cisco Unified Application Environment を Release 2.2 または Release 2.3 から Release 2.4 にアップグレードするには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment DVD をドライブに挿入します。

Windows エクスプローラが表示され、DVD の内容が示されます。

ステップ 2 CUAE-lbt-2.4.x.exe という実行可能ファイルを見つけ、サーバ上の任意の場所に保存します。

ファイルを実行すると、ツールのインストール先を尋ねるウィンドウが表示されます。

ステップ 3 デフォルトの場所である C:\Program Files\Metreos を選択します。

ステップ 4 Install をクリックします。

ステップ 5 サーバ コンソールまたは VNC を使用して、コマンド ウィンドウを開きます。

ステップ 6 サーバ上の実行可能ファイルの保存場所に移動し、次のコマンドを入力します。

cuae-legacy-backup.exe [-u database_user ] [-p database_password ] [-l path_to_environment ] [ + database_name ...]

表示の意味は次のとおりです。

-u は、Release 2.2 と Release 2.3 のどちらの場合も root となります。

-p は、Release 2.2 の場合は metreos となり、Release 2.3 の場合は指定の管理パスワードとなります。

-l は、Release 2.2 の場合は C:\metreos となり、Release 2.3 の場合は C:\Program Files\metreos となります。

+ database_name は、システム データベースに加えてバックアップするデータベースの名前です。

一般に、カスタマイズされた独自の MySQL データベースを使用するアプリケーションがサーバ上にインストールされている場合は、そのデータベース名を指定する必要があります。そのようなアプリケーションの開発者に連絡し、アプリケーションに関連付けられたカスタム データベースがあるかどうか、およびデータベースをバックアップする必要があるかどうかを確認してください。


) 引数の名前にスペースが含まれる場合は、名前を二重引用符で囲む必要があります。


次の例を参考にしてください。

Release 2.2 サーバの場合、application_suite という追加のアプリケーション データベースを含めるときは、次のように入力します。
cuae-legacy-backup.exe -u root -p metreos -l c:\metreos +application_suite

Release 2.3 サーバの場合、追加のアプリケーション データベースを含めないで、cisco というデータベース用のパスワードを指定するときは、次のように入力します。
cuae-legacy-backup.exe -u root -p cisco -l "c:\Program Files\Metreos"

データベースがバックアップされ、Backup というフォルダがサーバ上の cuae-legacy-backup.exe のダウンロード場所に作成されます。

ステップ 7 Backup フォルダをサーバ以外の場所に保存します。バックアップ ファイルは、Release 2.4 へのアップグレード後に必要になります。


注意 次のステップ(ステップ 8)では、オペレーティング システムを再インストールします。この場合、サーバ上の既存のデータはすべて削除されます。設定をサーバ以外の場所に保存したことを確認します。ステップ 6 および 7 を参照してください。

ステップ 8 MCS サーバに付属している Cisco OS DVD(2003.1.2)を挿入し、サーバをリブートします。

リブート後、オペレーティング システムが再インストールされます。詳細については、次の URL にある Cisco MCS サーバのオペレーティング システムのインストール マニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/win_os/install/os200312.html


) Release 2.2 または Release 2.3 システムに Release 2.4 インストーラを適用することはできません。Release 2.4 インストーラは、クリーンなサーバで実行する必要があります。


ステップ 9 Cisco Unified Application Environment Release 2.4 をインストールします。次の URL にある『 Installing the Cisco Unified Application Environment, Release 2.4 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps7058/prod_installation_guide09186a00807fb85e.html


 

アップグレード後の作業の実行

Release 2.4 をインストールしたら、バックアップした Release 2.2 または Release 2.3 バックアップ データを、アップグレードしたサーバへ移行する必要があります。


) この作業を実行する前に、Release 2.4 を正常にインストールし、Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにアクセスしてログインする必要があります。

次の URL にある『Installing the Cisco Unified Application Environment, Release 2.4』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7058/prod_installation_guide09186a00807fb85e.html


バックアップしたデータをアップグレードした Release 2.4 Cisco MCS サーバで復元するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 アップグレードした MCS サーバ上の任意の場所に Backup フォルダを保存します。

ステップ 2 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 3 Main Control Panel の System の下にある Service Control をクリックし、すべてのサービスを停止します。

ステップ 4 サーバ コンソールまたは VNC を使用して、コマンド ウィンドウを開きます。

ステップ 5 次のコマンドを入力して、適切なディレクトリにアクセスします。

C:\ Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Framework\1.0


) 引数の名前にスペースが含まれる場合は、名前を二重引用符で囲む必要があります。


次の例を参考にしてください。

cd "c:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Framework\1.0"

ステップ 6 次のコマンドを入力して、データを復元します。

cuae-restore.exe C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Enviroment\Framework\1.0\ [ path_to_backup_file ]

path_to_backup_file は、cuae-legacy-backup ツールによって生成されたファイルの場所です。このツールは、サーバ上の Backup フォルダにあります。


) 引数の名前にスペースが含まれる場合は、名前を二重引用符で囲む必要があります。


次の例を参考にしてください。

cuae-restore.exe "C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\Backup\SAMPLECUAESERVER-20070513-143919.cuae"

ステップ 7 次のコマンドを入力して、アップグレードをテストします。

cuae-dbtool.exe -t upgrade

テストが成功すると、「The trial run was successful」というメッセージが表示されます。この場合は、ステップ 8 に進みます。

テストが失敗すると、「The trial run failed」というエラー メッセージが表示されます。この場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してください。Cisco TAC の連絡先については、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/techsupport/contacts

ステップ 8 次のコマンドを入力して、データを移行します。

cuae-dbtool.exe upgrade

移行が成功すると、「The migration was successful」というメッセージが表示されます。この場合は、ステップ 9 に進みます。

移行が失敗すると、「The migration failed」というエラー メッセージが表示されます。この場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してください。Cisco TAC の連絡先については、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/techsupport/contacts

ステップ 9 アップグレードしたこのサーバがメディア エンジンである場合は、パスワードをリセットする必要があります。cuae-dbtool.exe では、メディア エンジン ソフトウェア用のパスワードは復元されません。Cisco Unified Application Environment 管理コンソールの Main Control Panel で、 Media Engine Configuration をクリックし、メディア エンジン用のパスワードを入力します。


) このメディア エンジンを使用するすべてのアプリケーション サーバの Main Control Panel > Media Engine Configuration でも、上記と同じパスワードを入力する必要があります。この作業により、アプリケーション サーバがメディア エンジンと通信できるようになります。


ステップ 10 Main Control Panel に戻り、 Service Control をクリックしてから、Watchdog Server の Restart をクリックします。

この作業により、すべてのサービスが依存関係の順序で再開されます。


 

アップグレード時のエラー メッセージ

表4 に、アップグレード時に表示される可能性があるアップグレード時のエラー メッセージを示します。

 

表4 アップグレード時のエラー メッセージ

エラー メッセージ
原因
対応策

FATAL ERROR: The following exception was thrown: System.IO.FileNotFoundException: Could not load file or assembly 'file:///C:\Documents and Settings\Administrator\migration-defs.dll' or one of its dependencies.The system cannot find the file specified.

cuae-dbtool.exe を適切なディレクトリから実行しませんでした。

この実行可能ファイルは、その保存ディレクトリから実行する必要があります。

「Release 2.4 へのアップグレードの実行」のステップ 5 を参照してください。

No migration path is defined for starting version.

The migration failed.

cuae-restore.exe をサーバ上で実行しませんでした。

データを復元するための適切なコマンドを入力したことを確認します。

「Release 2.4 へのアップグレードの実行」のステップ 6 を参照してください。

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

技術情報の入手、サポートの利用、技術情報に関するフィードバックの提供、セキュリティ ガイドライン、推奨するエイリアスおよび一般的なシスコのマニュアルに関する情報は、月刊の『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。ここには、新規および改訂版のシスコの技術マニュアルもすべて記載されています。次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

シスコ製品のセキュリティの概要

本製品には暗号化機能が備わっており、輸入、輸出、配布および使用に適用される米国および他の国での法律を順守するものとします。シスコの暗号化製品を譲渡された第三者は、その暗号化技術の輸入、輸出、配布、および使用を許可されたわけではありません。輸入業者、輸出業者、販売業者、およびユーザは、米国および他の国での法律を順守する責任があります。本製品を使用するにあたっては、関係法令の順守に同意する必要があります。米国および他の国の法律を順守できない場合は、本製品を至急送り返してください。

シスコの暗号化製品に適用される米国の法律の概要については、次の URL で参照できます。

http://www.cisco.com/wwl/export/crypto/tool/stqrg.html

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