Cisco Unified Application Environment アドミニストレーション ガイド Release 2.5
プラグインの管理
プラグインの管理
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 974KB) | フィードバック

目次

プラグインの管理

Cisco Unified Application Environment のプラグイン

Cisco DeviceListX プロバイダー

H.323 プロバイダー

HTTP プロバイダー

JTAPI プロバイダー

Media Engine プロバイダー

Presence プロバイダー

SCCP プロバイダー

SIP プロバイダー

Timer プロバイダー

プラグインのリストの表示

プラグインのインストール

プラグインの有効化と無効化

プラグインのアンインストール

プラグインの設定

拡張機能の起動

プラグインの管理

プラグインは、ネットワーク ポートを開くために使用され、ランタイム環境でネットワーク上のデバイスと通信できるようにします。この章では、次のトピックを扱います。

「Cisco Unified Application Environment のプラグイン」

「プラグインのリストの表示」

「プラグインのインストール」

「プラグインの有効化と無効化」

「プラグインのアンインストール」

「プラグインの設定」

「拡張機能の起動」

Cisco Unified Application Environment のプラグイン

Cisco Unified Application Environment には、次のプラグインが付属しています。

「Cisco DeviceListX プロバイダー」

「H.323 プロバイダー」

「HTTP プロバイダー」

「JTAPI プロバイダー」

「Media Engine プロバイダー」

「Presence プロバイダー」

「SCCP プロバイダー」

「SIP プロバイダー」

「Timer プロバイダー」

Cisco DeviceListX プロバイダー

Cisco DeviceListX プロバイダーは、Cisco Unified Communications Manager と通信して、アプリケーションで使用するリアルタイムのデバイス情報を取得し、キャッシュします。この情報を収集するときは、Cisco DeviceListX(3.X、4.X)プロバイダー プロトコルと SNMP(5.X、6X)プロトコルが使用されます。 表6-1 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-1 Cisco DeviceListX プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

ログに書き込む情報のタイプと量。

Poll Interval

デバイス情報をリフレッシュする(キャッシュをリフレッシュする)ための要求を Cisco Unified Communications Manager に送信するときの間隔(分単位)

Cisco DeviceListX プロバイダーは、次の拡張機能をサポートしています。この拡張機能は、Cisco DeviceListX Provider ページで呼び出すことができます。

Metreos.Providers.CiscoDeviceListX.Refresh:リアルタイム キャッシュを再初期化するようにアプリケーション サーバに指示します。この機能の使用が推奨されるのは、Cisco DeviceListX プロバイダーを使用するアプリケーションの使用率が高い状況で、電話デバイスの IP アドレスが変更された場合です。

H.323 プロバイダー

H.323 プロバイダーは、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のコール処理ノードを使用して、H.323 電話コールを発信および受信することができます。H.323 プロバイダーは、Cisco Unified Communications Manager 内に H.323 ゲートウェイ デバイス アピアランスとして表示され、Cisco Unified Communications Manager ノードは、Telephony Servers の下に H.323 ゲートウェイ デバイスとして表示されます。 表6-2 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-2 H.323 プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

指定のレベルに満たないデバッグ出力をすべてフィルタリングします。

Listen Port

スタックが着信 H.225 要求をリッスンするポートの番号。

Max Pending Calls

保留コールの許容最大数で、この数を超えるとスタックがコールの自動拒否を開始します。

H.245 Range (min)

H.245 用の最小ポート番号。

H.245 Range (max)

H.245 用の最大ポート番号。

Enable Stack Debugging

H.323 診断用のファイルにログを書き込むツール。

Stack Debugging Log Level

StackDebugger によって書き込まれるログの詳細を指定するログレベル。

Stack Debugging Log File

Stack Debugging Log 機能用のログ ファイルの名前。

TCP Connect Timeout

ゲートウェイとの交信を試行する秒数で、この時間を過ぎると試行は停止します。秒数を小さくすると、フェールオーバーまでの時間が短縮されます。

H323 Service Log Level

サービス ログ メッセージの詳細レベル。

HTTP プロバイダー

HTTP プロバイダーは、ポート 8000 上で HTTP 要求を受信します。受信後、この要求は、適切なアプリケーションにルーティングされて、処理されます。 表6-3 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-3 HTTP プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

指定のレベルに満たないデバッグ出力をすべてフィルタリングします。

Session Expiration Minutes

HTTP セッションが期限切れになるまでの分数。

JTAPI プロバイダー

Java Telephony API(JTAPI)プロバイダーは、CTI プロトコルを使用して、IP テレフォニー コールを作成、受信、および制御します。Cisco Unified Communications Manager では、JTAPI プロバイダーは CTI ルート ポイントおよび CTI ポートとして登録されます。また、このプロバイダーは JTAPI を使用して電話デバイスを監視することができます。 表6-4 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-4 JTAPI プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

指定のレベルに満たないデバッグ出力をすべてフィルタリングします。

Max Calls per Device

任意のファーストパーティ CTI ポート デバイスで許容されるコールの最大数(この値は Cisco Unified Communications Manager 内の対応する値と一致する必要があります)。

Advertise Low-bitrate Codecs

デバイスを G.723.1 および G.729a サポートに登録するかどうかを示します。

Media Engine プロバイダー

Media Engine プロバイダーは、アプリケーションにメディア機能を提供する Cisco Unified Media Engine を管理します。 表6-5 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-5 Media Engine プロバイダー

フィールド
説明

Log Level

指定のレベルに満たないデバッグ出力をすべてフィルタリングします。

Connect Timeout

接続に失敗したと見なしてシステムがリトライを試行するまでの間隔(ミリ秒単位)。

Heartbeat Interval

メディア エンジンに送信されるハートビート信号の間隔(秒単位)。

Heartbeat Skew

Media Engine プロバイダーがハートビート信号への応答を待つ間隔(秒単位)。

Log Inbound Connect Messages

すべての着信接続メッセージをログ サーバに書き込みます。

Log Outbound Connect Messages

すべての発信接続メッセージをログ サーバに書き込みます。

Log Outbound Disconnect Messages

すべての発信切断メッセージをログ サーバに書き込みます。

Log Outbound Command Messages

すべての発信コマンドメッセージをログ サーバに書き込みます。

Log Inbound Response Messages

すべての着信応答をログ サーバに書き込みます。

Log Real-Time Resource Info

ハートビート信号の情報をログ サーバに書き込みます。

Log Media Server Selection

すべての選択プロセスの詳細をログ サーバに書き込みます。

Log Transaction Metrics

すべてのログ トランザクション メトリックをログ サーバに書き込みます。

Media Engine プロバイダーは、次の拡張機能をサポートしています。


) これらの拡張機能を呼び出す場合は、必ず、シスコのテクニカルサポート エンジニアの指示に従ってください。


Metreos.MediaControl.RefreshMediaServers:メディア エンジンの制御を再初期化するようにアプリケーション サーバに指示します。

Metreos.MediaControl.ClearMRGCache:メディア エンジンの内部ストレージを再初期化するようにアプリケーション サーバに指示します。

Metreos.MediaControl.PrintServerTable:設定されているすべてのメディア エンジンの要約をアプリケーション サーバ ログに書き込むようにアプリケーション サーバに指示します。

Metreos.MediaControl.PrintDiags:現在接続されているメディア エンジンに関する診断情報をアプリケーション サーバ ログに書き込むようにアプリケーション サーバに指示します。

Presence プロバイダー

Presence プロバイダーは、SIP と SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)を使用して、これらのプロトコルをサポートする外部システムと通信します。このプロバイダーを使用すると、アプリケーションが、ユーザまたはユーザ グループに関するプレゼンス変更の通知をリアルタイムで受信できるようになります。 表6-6 にプロバイダーのパラメータを示します。


) Presence プロバイダーはすべての SIP または SIMPLE 対応アプリケーションとインターフェイス接続できる必要がありますが、このプロバイダーのテストおよびサポートの対象は Cisco Unified Presence Release 6.0 に限定されています。


 

表6-6 Presence プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

(指定のレベルに満たない)デバッグ出力をすべてフィルタリングします。

ServiceLogLevel

Presence サービスのログレベル。

ServiceTimeout

Presence サービスの応答を待つ時間(秒単位)。正の数を指定する必要があります。

SubscribeExpires

各登録の有効期間(秒単位)。

期限切れになると、Presence サービスは、通知用のプレゼンス サーバに自動的に再登録します。値は、Cisco Unified Presence に設定されている有効期間の最大値と最小値の間に含まれている必要があります。

LogTimingStat

タイミングの統計情報(有効にするにはこれを選択します)。

LogMessageBodies

通知 XML 本文のログ(有効にするにはこれを選択します)。

Presence プロバイダーは、次の拡張機能をサポートしています。

Metreos.Providers.Presence.PrintSubscriptions

Metreos.Providers.Presence.ClearSubscriptions

SCCP プロバイダー

SCCP プロバイダーは、SCCP プロトコルを使用して、IP テレフォニー コールを作成、受信、および制御します。Cisco Unified Communications Manager では、SCCP プロバイダーは SCCP 7960 デバイスとして登録されます。 表6-7 にプロバイダーのパラメータを示します。


) 次の表には、高度なパラメータは記載されていません。高度なパラメータはデフォルトのままにしてください。


 

表6-7 SCCP プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

(指定のレベルに満たない)デバッグ出力をすべてフィルタリングします。

MaxBurst

バーストあたりの登録メッセージの最大数(5)。

有効範囲:1 ~ 2147483647

InterBurstDelayMs

バーストの間隔(ミリ秒単位)(1000)。

有効範囲:0 ~ 2147483647

CallManagerPort

Cisco Unified Communications Manager が登録をリッスンするポート(2000)。

有効範囲:1024 ~ 32767

AdvertiseLowBitRateCodecs

デバイスを G.729a サポートに登録します(No)。

MusicOnHoldOption

Music-On-Hold(MOH; 保留音)を有効にします(Yes)。

LogCallVerbose

コールに関する冗長ロギングを有効にします(Yes)。

LogCommunicationsManagerVerbose

Communications Manager に関する冗長ロギングを有効にします(No)。

LogConnectionVerbose

接続に関する冗長ロギングを有効にします(No)。

LogDiscoveryVerbose

検出に関する冗長ロギングを有効にします(No)。

LogRegistrationVerbose

登録に関する冗長ロギングを有効にします(Yes)。

LogSystemVerbose

システムに関する冗長ロギングを有効にします(No)。

SIP プロバイダー

SIP プロバイダーは、SIP プロトコルを使用して、Cisco Unified Communications Manager ノード間の IP テレフォニー コールを作成、受信、および制御します。Cisco Unified Communications Manager では、SIP プロバイダーは SIP トランクとして動作するか、または SIP 7961G-GE デバイスとして登録されます。 表6-8 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-8 SIP プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

(指定のレベルに満たない)デバッグ出力をすべてフィルタリングします。

DefaultOutboundFromNumber

発信コール用のデフォルトの From 番号。

SIPTrunkIP

発信コール用の SIP トランク IP アドレス(Communications Manager で SIP トランクに使用される IP と一致する必要があります)。

SIPTrunkPort

発信コール用の SIP トランク ポート(Communications Manager で SIP トランクに使用されるポートと一致する必要があります)。

MinRegistrationPort

SIP サーバへの登録に使用する最小の TCP ポート番号。

MaxRegistrationPort

SIP サーバへの登録に使用する最大の TCP ポート番号。

ServiceLogLevel

SIP サービスのログレベル。

LogTimingStat

タイミングの統計情報(有効にするには true に設定します)。

Timer プロバイダー

Timer プロバイダーは、タイマーをアプリケーションで使用できるようにします。このプロバイダーは、他のシステムとは通信しません。 表6-9 にプロバイダーのパラメータを示します。

 

表6-9 Timer プロバイダーのパラメータ

フィールド
説明

Log Level

指定のレベルに満たないデバッグ出力をすべてフィルタリングします。

Enable Minute Events

1 分ごとのタイマー イベントを有効にします(有効にするにはこれを選択します)。

Enable Hourly Events

1 時間ごとのタイマー イベントを有効にします(有効にするにはこれを選択します)。

Enable Daily Events

1 日ごとのタイマー イベントを生成します(有効にするにはこれを選択します)。

プラグインのリストの表示

プラグインのリストを表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment Administration にログインします。

ステップ 2 Plugins > List Plugins を選択します。 表6-10 で説明する List Plugins ページが表示されます。

 

表6-10 プラグイン

フィールド
説明

Name

プラグインの名前

Description

プラグインの説明

Version

プラグインのバージョン

Status

アプリケーションのステータス


 

プラグインのインストール

プラグインをインストールするには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment Administration にログインします。

ステップ 2 Plugins > List Plugins を選択します。List Plugins ページが表示されます。

ステップ 3 Install a Plugin で、 Browse... をクリックします。

ステップ 4 アップロードするファイルを強調表示し、 Open をクリックします。

ステップ 5 Upload をクリックします。


 

プラグインの有効化と無効化

プラグインを有効または無効にするには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment Administration にログインします。

ステップ 2 Plugins > List Plugins を選択します。List Plugins ページが表示されます。

ステップ 3 プラグイン名の隣にあるチェックボックスをオンにします。

プラグインを有効にするには、 Enable をクリックします。

プラグインを無効にするには、 Disable をクリックします。


 

プラグインのアンインストール

プラグインをアンインストールするには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment Administration にログインします。

ステップ 2 Plugins > List Plugins を選択します。List Plugins ページが表示されます。

ステップ 3 プラグイン名の隣にあるチェックボックスをオンにし、 Uninstall をクリックします。


 

プラグインの設定

プラグインの設定を変更または適用するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment Administration にログインします。

ステップ 2 Plugins > List Plugins を選択します。List Plugins ページが表示されます。

ステップ 3 プラグイン名を選択します。Provider ページが表示されます。

ステップ 4 必要に応じて値を入力または変更してから、 Apply をクリックします。

ステップ 5 Done をクリックして List Plugins ページに戻ります。


 

拡張機能の起動

拡張機能を起動するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment Administration にログインします。

ステップ 2 Plugins > List Plugins を選択します。List Plugins ページが表示されます。

ステップ 3 プラグイン名を選択します。Provider ページが表示されます。

ステップ 4 Extensions で、起動する拡張機能を指定し、 Invoke Extension をクリックします。

ステップ 5 Done をクリックして List Plugins ページに戻ります。