Cisco Unified Application Environment アドミニストレーション ガイド Release 2.4
Cisco Unified Application Environment の保守
Cisco Unified Application Environment の保守
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified Application Environment の保守

ログ情報の表示

統計情報の表示

統計情報の表示

メトリック タイプに基づく期間の要約グラフの表示

期間に基づく全メトリックの要約グラフの表示

トラブルシューティング

システムのバックアップ

システムの復元

サーバの再初期化

Cisco Unified Application Environment の保守

この章では、ログ ファイルと統計情報を表示する方法、ログ ファイルを使用して Cisco Unified Application Server ソフトウェアのトラブルシューティングを行う方法、およびサーバを再初期化する方法について説明します。

この章では、次のトピックを扱います。

「ログ情報の表示」

「統計情報の表示」

「トラブルシューティング」

「システムのバックアップ」

「システムの復元」

「サーバの再初期化」

ログ情報の表示

次の管理コンソール ログには、診断情報が記録されます。

サーバ ログ:サーバのアクティビティに関する情報

イベント ログ:システム イベントに関する情報(たとえば、H.323 スタックが使用不能になっていないかどうか)。

監査ログ:Application Environment のすべてのアクティビティ

Cisco Unified Application Environment は、ログレベルのフィルタリングをサポートしています。ログレベルは、ログに記録するイベントの詳細レベルを指定します( 表5-1 )。

 

表5-1 ログレベル

ログレベル
説明

Off

ロギングは行われません。

Error

エラー メッセージだけがログに書き込まれます。

Warning

警告メッセージとエラー メッセージだけがログに書き込まれます。

Information

警告メッセージ、エラー メッセージ、および簡潔なイベント情報メッセージがログに書き込まれます。

Verbose

警告メッセージ、エラー メッセージ、および詳細なイベント情報メッセージがログに書き込まれます。

各ログ ファイルには固有の名前が割り当てられます。この名前は、データ コードと識別子で構成されます(このサーバ ログの例: 20070423-10261650.log )。

サーバ ログのリストにあるサーバ ログ フォルダや、個別のサーバ ログ ページにある個別のログ ファイルをアーカイブまたは削除することができます。

この項では、次のトピックを扱います。

「サーバ ログの表示」

「サーバ ログ フォルダまたはファイルのアーカイブ」

「サーバ ログ フォルダまたはファイルの内容の削除」

「イベント ログまたは監査ログの表示」

サーバ ログの表示

サーバ ログを表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の Logs の下にある Server Logs をクリックします。

ステップ 3 Server Logs ページが開きます。

ステップ 4 下線付きのログ名をクリックして、そのサーバのログ ファイルのリストを表示します。図5-1 に、AppServer ログの抜粋例を示します。

図5-1 サーバ ログ ファイル

 

ステップ 5 下線付きのログ ファイル名をクリックして、ファイルの内容を表示します。ログ リストが複数のページにわたっている場合は、ページ下部のリンクを使用して移動します。


 

サーバ ログ フォルダまたはファイルのアーカイブ

ログ フォルダまたはファイルをアーカイブするには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の Logs の下にある Server Logs をクリックします。

ステップ 3 アーカイブするフォルダまたはファイルを選択します。

ログ フォルダをアーカイブするには、チェックボックスを使用して 1 つ以上のログ フォルダを選択するか、 Select All を選択してすべてのログ フォルダを選択します。

ログ ファイルをアーカイブするには、まず、下線付きのログ名をクリックしてログ フォルダを開きます。次に、チェックボックスを使用して 1 つ以上のログ ファイルを選択するか、 Select All を選択してすべてのログ ファイルを選択します。

ステップ 4 Archive Selected Logs をクリックします。

アーカイブが作成され、ダウンロード ページが開きます。

ステップ 5 Download Archive File または Download Log Archive をクリックして、ファイルまたはフォルダをコンピュータにダウンロードします。


 

サーバ ログ フォルダまたはファイルの内容の削除

ログ ファイルまたはログ フォルダの内容を削除するには、次の手順に従います。


) ログ フォルダを削除する場合、フォルダとその内容全体が削除されるのは、そのフォルダを使用するサービスが停止したときです。サービスの動作中にフォルダの削除を実行しても、フォルダおよび現在開かれているログは保持されます。サービスによって最初のログが生成されると、フォルダは自動的に再作成されます。


手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の Logs の下にある Server Logs をクリックします。

ステップ 3 削除するフォルダまたはファイルを選択します。

ログ フォルダの内容を削除するには、チェックボックスを使用して 1 つ以上のログ フォルダを選択するか、 Select All を選択してすべてのログ フォルダを選択します。

ログ ファイルを削除するには、まず、下線付きのログ名をクリックしてログ フォルダを開きます。次に、チェックボックスを使用して 1 つ以上のログ ファイルを選択するか、 Select All を選択してすべてのログ ファイルを選択します。

ステップ 4 Delete Selected Logs をクリックします。

ログが削除されます。確認メッセージは表示されません。


 

イベント ログまたは監査ログの表示

イベント ログまたは監査ログを表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の Logs の下にある Event Log または Audit Log をクリックします。

ステップ 3 Event Log ページまたは Audit Log ページが開きます。図5-2 に、イベント ログの抜粋例を示します。

図5-2 イベント ログ

 

ステップ 4 イベントの Details ページを開くには、下線付きの ID または Details リンクをクリックします。ログ リストが複数のページにわたっている場合は、ページ下部のリンクを使用して移動します。


 

統計情報の表示

サーバで使用されている各種のメトリックに関する次のリアルタイムの統計情報をグラフィック表示できます。

アプリケーション セッション(スクリプト インスタンス)

コール

音声ポート

RTP ポート

拡張 RTP ポート

会議ポート

会議スロット

会議

テキスト/スピーチ ポート

Statistics ページ(図5-3)を使用すると、現在使用されている各リソース タイプの同時インスタンスの数を表示することや、次のグラフを生成することができます。

特定のメトリックに関するすべての設定期間のグラフ

特定の設定期間におけるすべてのメトリックのグラフ

グラフには、メトリックに関して記録された最大量がサンプルごとに表示されます。メトリックのサンプリングは 5 秒ごとに行われ、各メトリック サンプルはその 5 秒間で平均されます。たとえば、特定の 5 秒間の開始時点で 2 つのスクリプト インスタンスが動作しており、その期間の途中で 1 つのスクリプト インスタンスが終了した場合、そのサンプルに関して記録される数は、1.5 スクリプト インスタンスとなります。

各グラフは、Cisco Unified Application Environment の現在のおおまかな使用状況が一目でわかるようになっています。


) メトリックをさらに細分化するには、SNMP モニタリング ソフトウェアを使用してください。Cisco Unified Application Environment は、SNMP トラップを送信し、Statistics ページに表示されるすべてのメトリックに関する読み取り可能なフィールドを提供します。


図5-3 Statistics ページ

 

この項では、次のトピックを扱います。

「統計情報の表示」

「メトリック タイプに基づく期間の要約グラフの表示」

「期間に基づく全メトリックの要約グラフの表示」

統計情報の表示

現在使用されている各リソース タイプの同時インスタンスの数を表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の System の下にある Statistics をクリックします。

現在使用されている各リソース タイプの同時インスタンスのリストが表示されます。


 

メトリック タイプに基づく期間の要約グラフの表示

特定のメトリックに関するすべての設定期間(過去 1 時間、6 時間、12 時間、1 日、1 週間、1 か月、および 1 年)のグラフを表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の System の下にある Statistics をクリックします。

ステップ 3 View graphs of からメトリック タイプを選択し、 View をクリックします。

グラフが表示されます。


 

期間に基づく全メトリックの要約グラフの表示

特定の設定期間におけるすべてのメトリックのグラフを表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 2 Main Control Panel の System の下にある Statistics をクリックします。

ステップ 3 View graphs of all metrics for the last から期間を選択し、 View をクリックします。

グラフが表示されます。


 

トラブルシューティング

アプリケーション サーバに関する問題のトラブルシューティングを行う場合は、次の高度な作業を行います。

1. AppServer ログ ファイルを確認します(Main Control Panel で Server Logs > AppServer を選択します)。

2. 大半のコンポーネントのログレベルは、デフォルトで Warning になっています。問題を診断するには、より高いログレベル(Verbose など)を選択します(「コア コンポーネント」を参照)。Verbose に設定すると、すべての内部コンポーネントを独自のログレベル設定に従って自由にログに記録することができます。

特に、アプリケーション サーバの負荷が重くない場合は、ログ サーバのマスター ログ フィルタを Verbose に引き上げます( Core Components > Logger > Log Server Sink Log Level = Verbose )。Verbose に設定すると、すべての内部コンポーネントを独自のログレベル設定に従って自由にログに記録することができます。また、Telephony Manager コンポーネントのログレベルを Verbose に設定します( Core Components > Telephony Manager > Log Level = Verbose )。

3. アプリケーションを再度実行して、Verbose 設定の下でログを生成します。

システムのバックアップ

システム バックアップ機能を使用すると、管理コンソールにおける現在の設定のスナップショットを取得すること、アプリケーションを保存すること、およびアプリケーション設定を保存することができます。システム バックアップでは tar ファイルが生成され、安全な場所に保管できるようになります。


) バックアップは、同じバージョンのシステムを復元する場合にのみ使用できます。


突発的なシステム障害によってデータを失うことがないよう、システムを定期的にバックアップすることをお勧めします。バックアップ済みのシステムを復元する手順については、「システムの復元」を参照してください。

システムのバックアップを実行するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 サーバ コンソールまたは VNC を使用して、コマンド ウィンドウを開きます。

ステップ 2 現在のディレクトリを C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Framework\1.0 に変更し、実行可能ファイルの cuae-backup.exe を見つけます。


) 引数の名前にスペースが含まれる場合は、名前を二重引用符で囲む必要があります。


次の例を参考にしてください。

cd “C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Framework\1.0”
 

ステップ 3 次のコマンドを入力します。

cuae-legacy-backup.exe [ + database_name ...]

+ database_name は、システム データベースに加えてバックアップするデータベースの名前です。


) システム データベースは、バックアップ プロセスの中で自動的にバックアップされます。アプリケーション固有のデータベースを追加でバックアップする必要がない場合は、database_name を指定しないでください。


一般に、カスタマイズされた独自の MySQL データベースを使用するアプリケーションがサーバ上にインストールされている場合は、そのデータベース名を指定する必要があります。そのようなアプリケーションの開発者に連絡し、アプリケーションに関連付けられたカスタム データベースがあるかどうか、およびデータベースをバックアップする必要があるかどうかを確認してください。たとえば、システム データベースだけをバックアップするには、次のように入力します。

cuae-backup.exe
 

cuae-backup.exe ツールの実行が終了すると、バックアップ ファイルが C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Backups に保存されます。バックアップ ファイルを MCS サーバから別の場所に移動して、保管することを強くお勧めします。


 

システムの復元

システム復元機能を使用すると、生成済みのシステム バックアップ ファイルをインストールし、アクティブにすることができます(「システムのバックアップ」を参照)。


注意 現在の設定は、バックアップ フォルダ内の設定によって上書きされます。プロセスは、いったん開始すると停止することも取り消すこともできません。システム バックアップ ファイルを復元する前に、必ずシステムをバックアップしてください。

バックアップを復元するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 MCS サーバ上の任意の場所に Backup フォルダを保存します。

ステップ 2 Cisco Unified Application Environment 管理コンソールにログインします。

ステップ 3 Main Control Panel の System の下にある Service Control をクリックし、すべてのサービスを停止します。

ステップ 4 サーバ コンソールまたは VNC を使用して、コマンド ウィンドウを開きます。

ステップ 5 現在のディレクトリを C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Framework\1.0 に変更し、実行可能ファイルの cuae-restore.exe を見つけます。


) 引数の名前にスペースが含まれる場合は、名前を二重引用符で囲む必要があります。


次の例を参考にしてください。

cd “C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Framework\1.0”
 

ステップ 6 次のコマンドを入力して、データを復元します。

cuae-restore.exe [ path_to_backup_file ]

path_to_backup_file は、cuae-legacy-backup ツールによって生成されたファイルの場所です。このツールは、サーバ上の Backup フォルダにあります。

たとえば、C:\Program Files\Cisco Systems\Unified Application Environment\Backups フォルダにある backup1.cuae というファイルを復元する場合は、次のように入力します。

cuae-restore.exe “C:\Program Fil”s\Cisco Systems\Unified Application Environment\Backups\backup1.cuae"
 

ステップ 7 Main Control Panel に戻り、 Service Control をクリックしてから、Watchdog Server の Restart をクリックします。

この作業により、すべてのサービスが依存関係の順序で再開されます。


 

サーバの再初期化

サーバに付属している DVD を使用すると、システムのイメージを工場出荷時の設定に戻すことができます。詳細については、次の URL にある『 Installing the Cisco Unified Application Environment, Release 2.4 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7058/prod_installation_guide09186a00807fb85e.html