Click to Call インストレーション ガイド リリー ス 8.0
Cisco Unified Communications システム における Click to Call のアーキテクチャ
Cisco Unified Communications システムにおける Click to Call のアーキテクチャ
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2010/07/06 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 815KB) | フィードバック

目次

Cisco Unified Communications システムにおける Click to Call のアーキテクチャ

の概要

の実行可能ファイル

のアーキテクチャ

ローミング プロファイルの同期

複雑な仮想化環境の

Click to Call の概要

Click to Call を使用すると、お使いのアプリケーション内やクリップボードから電話をかけることができます。Click to Call には、アプリケーション、複数の DLL ファイル、およびいくつかの実行可能ファイルとともに稼動する一連のプラグインが用意されています。

Click to Call をユーザのコンピュータに直接インストールすることも、Citrix XenApp などの仮想化環境で公開することもできます。

Click to Call の実行可能ファイル

表 1-1 に Click to Call の実行可能ファイルを示します。

表 1-1 Click to Call の実行可能ファイル

ファイル名
説明

CiscoCallApplication.exe

この実行可能ファイルを使用すると、次の処理を実行できます。

アプリケーション内の番号と連絡先に電話をかける。

[編集してコール(Call with Edit)] ダイアログボックスを表示する。このダイアログボックスを使用して、クリップボードの番号に電話をかける。キーボードのショートカット Ctrl+Alt+D を使用すると、このダイアログボックスを開くことができます。

電話プロトコル内の番号に電話をかける。次のようにフォーマットされたすべての番号に電話をかけられます。

tel:< 番号 >

通話履歴を表示する。

clicktocall.exe

これは Click to Call の設定アプリケーションです。この実行可能ファイルを使用すると、次の処理を実行できます。

Windows の通知領域に表示される をダブルクリックして、[編集してコール(Call with Edit)] ダイアログボックスを開く。

を右クリックするとメニューが開き、そこで Click to Call の設定、Click to Call で使用する電話の選択、通話履歴の番号への発信、Click to Call のオンライン ヘルプを開くなどの処理を行える。

ProblemReportingTool.exe

この実行ファイルを使用すると、エラー レポート ツールを実行できます。このツールは、予期せぬことが発生した場合やアプリケーションがクラッシュした場合に、システムからログと情報を収集します。さらにこれらのログを圧縮して、デスクトップに圧縮ファイルを置きます。

表 1-2 に Click to Call の実行ファイルのデフォルトの場所を示します。

表 1-2 Click to Call の実行可能ファイルの場所

プロセッサ アーキテクチャ
場所

32 ビット

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥Click to Call

64 ビット

C:¥Program Files (x86)¥Cisco Systems¥Click to Call


) Click to Call を仮想化環境に展開する場合、実行可能ファイルへのパスは、ドメインを構成するサーバが 32 ビットか 64 ビットかにかかわらず、仮想化ドメインのすべてのサーバで同じにする必要があります。たとえば、ドメインに 32 ビット サーバと 64 ビット サーバが混在する場合、Click to Call のインストール中に、どちらかのサーバ タイプのデフォルトのインストール パスを変更して、すべてのサーバで実行可能ファイルへのパスが同じになるようにする必要があります。


Click to Call のアーキテクチャ

Click to Call のアーキテクチャは、Click to Call のローカル インストールと、仮想環境での Click to Call の展開の両方をサポートするように設計されています。

Click to Call のアーキテクチャには、Click to Call をサポートする各アプリケーション用のプラグインが含まれています。CoWebDialerProvider.exe という Click to Call のアセンブリは、Click to Call の設定データを読み取り、通話を作成し、通知ウィンドウを表示し、%APPDATA% フォルダにあるユーザのローミング プロファイルに通話履歴を書き込みます。

図 1-1 は Click to Call のアーキテクチャを示しています。

図 1-1 Click to Call のアーキテクチャ

ローミング プロファイルの同期

Click to Call の設定データ、通話履歴、およびログは、ユーザの %APPDATA% フォルダに保存されます。これは、ローミング プロファイルとも呼ばれます。Click to Call をローカルにインストールすると、ファイルは Click to Call のプラグイン全体で同期化されます。

仮想化環境では、これらのファイルは同期化されないことがあります。ファイルが同期化されないと、不完全な通話履歴が表示されたり、ユーザは Click to Call の設定を何度も指定しなければならない場合があります。

Citrix 環境にローミングを実装する方法の詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://support.citrix.com/article/CTX120285

複雑な仮想化環境の Click to Call

このガイドでは、Click to Call のアーキテクチャと Click to Call の動作方法について説明します。Click to Call を複雑な仮想化環境に統合し、Click to Call が予期しない動作を起こした場合は、Click to Call の動作方法を確実に理解してください。グループ ポリシー、ファイアウォール、プロキシなどの仮想化環境の機能が、Click to Call の予期せぬ動作の原因となっている可能性があります。