Cisco UC Integration for IBM Sametime インテグレーションガイド 9.1(1)
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2013/02/28   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

トラブルシューティング

問題レポートの作成

予測できない問題や解決できない問題が生じた場合、ユーザは詳細な設定内容やロギング情報が記載されたレポートを生成できます。 これらのレポートは、TAC によるトラブルシューティングの手掛かりになるものです。


(注)  


[詳細ログの有効化(Enable detailed logging)] は、実稼働環境への導入の場合はコンフィギュレーション ユーティリティでオンにしないでください。 詳細ログは、必要なときにクライアントでのみ有効にするようにします。これにより、ユーザはログを生成して問題を把握し、ログの収集が完了した後でロギングをオフにすることができます。

ユーザには、詳細ログを有効にした後、IBM Sametime または IBM Lotus Notes を再起動することを指示します。これは、設定などの重要な情報が起動時のログ ファイルにあるからです。


プラグインに関するトラブルシューティングを行う場合は、次のログ ファイルでエラーや警告の詳しい内容を調べることができます。

  • IBM Sametime:trace-log-0.xml および error-log-0.xml
  • IBM Lotus Notes:trace-log-0.xml および error-log-0.xml

ログの場所を表示するには、[ファイル(File)] > [プリファレンス(Preferences)] を選択し、[Cisco] > [一般(General)] を選択します。

レポートを取得するには、次の手順を実行します。

手順
    ステップ 1   詳細ログを有効にします。
    ステップ 2   問題を再現します。
    ステップ 3   問題のレポートを作成するには、[問題レポートの作成(Create Problem Report)] を [ヘルプ(Help)] メニューから選択します。

    コンフィギュレーション ユーティリティでのロギングの有効化

    シスコのサポートに問題を報告する場合、ロギングを有効にし、サポート エンジニアが問題を診断するために有益なデータを提供する必要があります。 コンフィギュレーション ユーティリティですべてのユーザに対してロギングを有効にできます。 詳細ログ機能を使用すると、次のようにボイスメール用または Phone Control and Presence 用のログを個別に記録できます。

    • ボイスメールのロギングの場合、[ボイスメール(Voicemail)] タブをクリックし、[詳細ログの有効化(Enable Detailed Logging)] チェックボックスをオンにします。
    • Phone Control and Presence のロギングの場合、[Phone Control and Presence] タブをクリックし、[詳細ログの有効化(Enable Detailed Logging)] チェックボックスをオンにします。

    (注)  


    ロギングを有効にすると、ログ ファイルには記録が累積される点に注意してください。 ログが不要になったら、必ず [詳細ログの有効化(Enable Detailed Logging)] チェックボックスをオフにします。


    Live Text ウィンドウでの余分な IBM コール オプションのディセーブル化

    Live Text 機能を使用すると、Live Text オブジェクトをクリックしたときに、コール メニューを開くことができます。ユーザは右クリックしてウィンドウを開く、または Live Text の横のドロップダウン矢印を左クリックしてメニューを開くことができます。 組織での IBM Sametime の設定によっては、ウィンドウまたはメニューに余分なコール オプションが表示されることがあります。

    余分なコール オプションをディセーブルにするには、次の手順を実行します。

    手順
      ステップ 1   IBM に連絡し、ホット フィックスのバイナリ MEWE-8UEB9U を入手します。 このホット フィックスをインストールします。

      ステップ 2   次の管理設定を設定して、ブール型フラグを作成します。 このフラグを true に設定すると、Live Text コールのアクションが強制的にディセーブルになります。
      • 設定:disableLiveTextCallAction
      • 設定グループ名:com.ibm.collaboration.realtime.telephony.ui
      • 設定の型:Boolean
      (注)     

      追加の電話アイコンが Sametime ボタン バーに表示されたら、TCSCPI または SUT を無効にします。

      IBM Sametime バージョン 8.5.2 以降では、追加の電話アイコンの問題を解決する必要があります。

      詳細については、IBM のマニュアルを参照してください。


      電話の利用状況に関する問題のトラブルシューティング

      電話の利用状況に関する問題は、次のいずれかの方法で予防します。

      • site.xml ファイルの格納場所であるアップデート サイトのルート ディレクトリに、managed-settings.xml というファイルを作成します。 Integration の導入に自動プッシュを使用しない場合は、ルート ディレクトリに managed-settings.xml ファイルを作成する以外に必要な操作はありません。 次に、managed-settings.xml ファイルの例を示します。ここでは電話ステータスが有効になるよう設定されています。
        <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
        <ManagedSettings> 
               <settingGroup name="com.ibm.collaboration.realtime">
                     <setting name="enableSUT" value="false"/>
                     <setting name="enableTelephonyStatus" value="false"/>
                     <setting name="enableExtendedStatus" value="true"/> 
               </settingGroup>
        </ManagedSettings> 

        (注)  


        enableExtendedStatus の値を true に設定し、Phone Control and Presence での電話ステータスの表示を有効にする必要があります。


      • Lotus Notes ファイル C:\Program Files (x86)\IBM\Lotus\Notes\framework\rcp\plugin_customization.ini に、次の行が含まれていることを確認します。 com.ibm.notes.branding/enable.update.ui=true com.ibm.collaboration.realtime/enableExtendedStatus=true
      • IM and Presence Service の資格情報が正しいことを確認します。 また、次のエラーがあるかどうかを詳細ログ(trace-log-0、trace-log-1、trace-log-2 など)で確認します。
        In PhoneStatusManager: Entering OnLoginError...
        このエラーには、次のいずれかのコンポーネントが含まれることがあります。
        エラー コンポーネント 意味
        ERR_CUP_UNREACHABLE IM and Presence Service が到達不能です。
        ERR_CUP_AUTH IM and Presence Service の資格情報が正しくありません。
        ERR_JABBER_UNREACHABLE IM and Presence Service は到達可能ですが、CUP サーバ上で実行されている Jabber サービスに接続できません。
      • Cisco UC Integration for IBM Sametime Administration Utility の Domain Name パラメータに対し、ドメイン(CUP サーバ上で提供されているドメインと同じ)の値を割り当てます。
      • 使用する LDAP 属性にかかわらず、IM and Presence Service のユーザ ID に対して固有の値を割り当てます。