Cisco Jabber Guest Server 10.6 インストレーション/コンフィギュレーション ガイド
高可用性とスケーラビリティの設定
高可用性とスケーラビリティの設定

高可用性とスケーラビリティの設定

クラスタ

クラスタの作成

この手順では、プライマリ サーバをプライマリと呼び、2 台のセカンダリ サーバをノード A およびノード B と呼びます。

はじめる前に

セカンダリ サーバがクラスタに組み合わされると、セカンダリ サーバのデータはすべて破棄されます。 データを将来再利用できるように保持する必要がある場合は、セカンダリ サーバをクラスタに組み合せる前にセカンダリ サーバをバックアップします。

手順
    ステップ 1   3 台のすべてのサーバに .OVA を配置します。
    ステップ 2   3 つすべての Cisco Jabber Guest サーバに対して、FQDN が設定されていることを確認します。 詳細については、Cisco Jabber Guest サーバの FQDN を設定を参照してください。
    ステップ 3   root として各サーバにサインインします。
    ステップ 4   3 台のサーバの 1 台でプライマリを確立するには、以下の操作を実行します。
    1. cluster initiate と入力し、画面の指示に従います。 新しい設定でデータベースが安定するまでに数分かかります。
    2. cluster status と入力することにより、データベースが安定したことを確認します。 データベースが安定したら、ステータスに---> <IP address/hostname of primary> PRIMARYが表示されます。 記号 ---> は現在のサーバを示します。
    3. Tomcat をリスタートします。service tomcat-as-standalone.sh restart.
    ステップ 5   ノード A を、残りのサーバの 1 台のクラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
    1. cluster join <IP address/hostname of primary> と入力し、画面の指示に従います。 新しい設定でデータベースが安定するまでに数分かかります。
    2. cluster status と入力することにより、データベースが安定したことを確認します。 データベースが安定したら、ステータスに---> <IP address/hostname of node A> SECONDARYが表示されます。
    3. Tomcat をリスタートします。service tomcat-as-standalone.sh restart.
    ステップ 6   ノード B を、残りのサーバ クラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
    1. cluster join <IP address/hostname of primary> と入力し、画面の指示に従います。 新しい設定でデータベースが安定するまでに数分かかります。
    2. cluster status と入力することにより、データベースが安定したことを確認します。 データベースが安定したら、ステータスに---> <IP address/hostname of node B> SECONDARYが表示されます。
    3. Tomcat をリスタートします。service tomcat-as-standalone.sh restart.
    ステップ 7   ノード A がノード B と通信できるようにします。
    1. cluster allow <IP address/hostname of node B> と入力します。
    2. cluster status と入力することにより、通信が許可されることを確認します。 通信が許可されている場合、ノード B のステータスが ---> <IP address/hostname of node B> not reachable/healthy から ---> <IP address/hostname of node B> SECONDARY へ変わります。
    ステップ 8   ノード B をノード A と通信できるようにします。
    1. cluster allow <IP address/hostname of node A> と入力します。
    2. cluster status と入力することにより、通信が許可されることを確認します。 通信が許可されている場合、ノード A のステータスが ---> <IP address/hostname of node A> not reachable/healthy から ---> <IP address/hostname of node A> SECONDARY へ変わります。

    次の作業

    クラスタ内の 3 台のサーバごとに、ネットワーク内に設置されたサーバのタイプに応じて、Cisco Unified Communications Manager の適切な SIP トランクか Cisco TelePresence Video Communication Server のゾーンを設定します。

    クラスタ内のサーバの IP アドレスまたはホスト名を変更

    何らかの理由で変更した場合は、クラスタ内のサーバの IP アドレスまたはホスト名を変更できます。

    この手順では、IP アドレスまたはホスト名を変更するサーバを ターゲット サーバとします。

    手順
      ステップ 1   ターゲット サーバの現在の IP アドレスまたはホスト名を書き留めておいてください。 ステップ 4.b で、この情報を入力する必要があります。
      ステップ 2   (任意)プライマリ サーバの IP アドレスまたはホスト名を変更する場合は、プライマリ サーバをセカンダリ サーバに格下げするか、ステップ 3 に進んでください。
      1. プライマリ サーバで、cluster stepdown と入力します。
      2. cluster status と入力し、ターゲット サーバがプライマリ サーバからセカンダリ サーバに格下げされていることを確認します。
      3. 現時点でどのサーバがプライマリ サーバであるかを書き留めておきます。
      ステップ 3   ターゲット サーバの IP アドレスまたはホスト名を変更します。
      ステップ 4   クラスタで、ターゲット サーバの IP アドレスまたはホスト名を変更します。
      1. root としてプライマリ サーバにサインインします。
      2. cluster move <old IP address/hostname of target server> <new IP address/hostname of target server> と入力します。
      3. cluster status と入力することにより、ターゲット サーバの IP アドレスまたはホスト名が変更されたことを確認します。
      ステップ 5   他のセカンダリ サーバ(ノード B)で、ターゲット サーバの古い IP アドレスまたはホスト名からの通信をブロックし、ターゲット サーバの新しい IP アドレスまたはホスト名での通信を実行可能にします。
      1. root としてノード B にサインインします。
      2. ノード B で、cluster disallow <old IP address/hostname of target server> と入力することにより、ターゲット サーバの古い IP アドレスまたはホスト名からの通信をブロックします。
      3. ノード B で、cluster allow <new IP/hostname of target server> と入力することにより、ターゲット サーバの新しい IP アドレスまたはホスト名での通信を許可します。
      ステップ 6   cluster status と入力して、クラスタの各サーバが正常であることを確認します。
      ステップ 7   ターゲット サーバで、Tomcat を再起動します。
      service tomcat-as-standalone.sh restart
      ステップ 8   プライマリ サーバの IP アドレスまたはホスト名を変更した場合、Cisco Jabber Guest Administration で、リンクに使用したドメインを更新します。
      1. Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインします。
      2. [設定(Settings)] をクリックしてから、[リンク(Links)] をクリックします。
      3. [リンクに使用するドメイン(Domain used for Links)] に対して、新しいプライマリ サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
      4. [更新(Update)] をクリックします。

      次の作業

      自己署名証明書を使用する場合は、サーバの IP アドレスまたはホスト名の変更後に新しい証明書を生成します。

      プライマリ サーバからセカンダリ サーバへの格下げ

      プライマリ サーバをセカンダリ サーバに格下げまたは降格できます。 たとえば、プライマリ サーバのメンテナンスを行う必要がある場合です。

      新しいプライマリ サーバは、クラスタ内の残りのサーバから選択されます。

      手順
        ステップ 1   root としてプライマリ サーバにサインインします。
        ステップ 2   cluster stepdown と入力します。
        ステップ 3   cluster status と入力することにより、サーバがセカンダリに格下げされたことを確認します。

        クラスタのアップグレード

        この手順では、プライマリ サーバを ノード Aと呼び、2 台のセカンダリ サーバをノード Bノード cと呼びます。

        手順
          ステップ 1   どのノードがプライマリ サーバおよびセカンダリ サーバであるかメモします。
          1. root として Cisco Jabber Guest サーバの 1 台にサインインします。
          2. cluster status と入力します。
          ステップ 2   クラスタ内の各サーバがバックアップ済みであることを確認します。
          ステップ 3   JabberGuest-10.x.x.x.iso をダウンロードします。
          ステップ 4   vSphere Client を開きます。
          ステップ 5   CD/DVD ドライブが仮想マシンに接続されていない場合は、1 台を追加します。
          1. [バーチャルマシンのプロパティ(Virtual Machine Properties)] ウィンドウで [ハードウェア(Hardware)] タブをクリックしてから、[追加(Add)] をクリックし、[ハードウェアを追加(Add Hardware)] ウィンドウを表示します。
          2. [ハードウェアを追加(Add Hardware)] ウィンドウで、デバイス タイプとして [CD/DVDドライブ(CD/DVD Drive)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。
          3. [CD/DVDメディア(CD/DVD Media)] タイプでは、[物理ドライブを使用(Use physical drive)] をクリックしてから、[次へ(Next)] をクリックします。
          4. ドライブの選択が表示されたときにデフォルト CD/DVD ドライブを承認してから、[次へ(Next)] をクリックします。
          5. [詳細オプション(Advanced Options)] 設定で、デフォルト値を受け入れ、[次へ(Next)] をクリックします。
          6. [完了する準備が整っている(Ready to Complete)] ウィンドウで、[完了(Finish)] をクリックします。
          7. [バーチャルマシンのプロパティ(Virtual Machine Properties)] ウィンドウで、[OK(OK)] をクリックします。
          ステップ 6   各サーバで、CD/DVD ドライブを ISO イメージに接続します。
          1. 仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーで、仮想マシンを選択します。
          2. [仮想マシンのCD/DVDデバイスを接続/切断(Connect/disconnect the CD/DVD devices of the virtual machine)] ボタンをクリックします。 ボタンのアイコンはレンチ付きのディスクです。
          3. [CD/DVDドライブ1(CD/DVD drive 1)] を指し示し、[ローカルディスクでISOイメージへ接続(Connect to ISO image on local disk)] をクリックします。
          4. [開く(Open)] ウィンドウで、ステップ 2 でダウンロードした ISO イメージを参照し、それをダブルクリックします。
          ISO イメージに接続するまで少し時間がかかります。 接続されると、[最近のタスク(Recent Tasks)] リストで、[接続(Connect)] タスクのステータスが [完了(Completed)] を表示します。
          ステップ 7   逆プロキシを更新することによりノード B のアップグレードの準備を行い、コール要求がノード A に 1 番目に送信され、ノード C に 2 番目に送信されると共に、ノード B にはコール要求が送信されないようにします。
          1. Cisco Expressway-C で、[設定(Configuration)] > [Unified Communications(Unified Communications)] > [設定(Configuration)] の順に選択します。
          2. [Jabber Guest(Jabber Guest)] の下で、[Jabber Guestサーバを構成(Configure Jabber Guest servers)] をクリックします。
          3. ノード A の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 1 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          4. ノード B の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 0 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          5. ノード C の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 2 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          ステップ 8   ノード B にコールがないことを確認してください。
          1. Cisco Expressway-C で、[設定(Configuration)] > [ゾーン(Zones)] > [ゾーン(Zones)] を選択してください。
          2. ノード B の行で、[コール(Calls)] カラムが 0 コールを表示するまで待機します。
          ステップ 9   次の方法で、ノード B をアップグレードします。
          1. root としてサーバにログインします。
          2. /mnt ディレクトリの下に、CD/DVD ドライブのマウント場所として使用する cdrom という名前の新しいディレクトリを作成します。
            mkdir /mnt/cdrom
          3. /mnt/cdrom に CD/DVD ドライブをマウントします。
            mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
            CD/DVD ドライブをマウントすると、「マウント: ブロック デバイス /dev/sr0 は書き込み保護され、読み取り専用のマウントです(mount: block device /dev/sr0 is write-protected, mounting read only)」というメッセージが表示されます。
          4. ディレクトリを /mnt/cdrom に変更します。
            cd /mnt/cdrom
          5. アップグレード スクリプトを実行します。
            bash upgrade
          アップグレードが完了すると、「このアップグレードのログファイルは、/var/log/webcommon/upgrade.logで確認できます(The log file, for this upgrade, can be found in /var/log/webcommon/upgrade.log)」というメッセージが表示されます。
          ステップ 10   逆プロキシを更新することによりノード C のアップグレードの準備を行い、コール要求がノード A に 1 番目に送信され、ノード B に 2 番目に送信されると共に、ノード C にはコール要求が送信されないようにします。
          1. Cisco Expressway-C で、[設定(Configuration)] > [Unified Communications(Unified Communications)] > [設定(Configuration)] の順に選択します。
          2. [Jabber Guest(Jabber Guest)] の下で、[Jabber Guestサーバを構成(Configure Jabber Guest servers)] をクリックします。
          3. ノード A の行で、優先度を 1 に設定したままにします。
          4. ノード B の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 2 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          5. ノード C の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 0 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          ステップ 11   ノード C にコールがないことを確認してください。
          1. Cisco Expressway-C で、[設定(Configuration)] > [ゾーン(Zones)] > [ゾーン(Zones)] を選択してください。
          2. ノード C の行で、[コール(Calls)] カラムが 0 コールを表示するまで待機します。
          ステップ 12   ステップ 9 を繰り返してノード C をアップグレードします。
          ステップ 13   Cisco Jabber Guest Administration へ管理者としてサインインすることにより、ノード B とノード C がバックアップされ、実行中であることを確認します。
          1. アップグレード後の Cisco Jabber Guest バージョン番号が画面の下部に表示されていることを確認します。
          2. すべてのユーザとリンクが正しいことを確認します。
          ステップ 14   逆プロキシを更新することによりノード A のアップグレードの準備を行い、コール要求がノード C に 1 番目に送信され、ノード B に 2 番目に送信されると共に、ノード A にはコール要求が送信されないようにします。
          1. Cisco Expressway-C で、[設定(Configuration)] > [Unified Communications(Unified Communications)] > [設定(Configuration)] の順に選択します。
          2. [Jabber Guest(Jabber Guest)] の下で、[Jabber Guestサーバを構成(Configure Jabber Guest servers)] をクリックします。
          3. ノード A の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 0 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          4. ノード B の行で、優先度を 2 に設定したままにします。
          5. ノード C の行で、[表示/編集(View/Edit)] をクリックし、[優先順位(Priority)] の値を 1 に変更して、[保存(Save)] をクリックします。
          ステップ 15   ノード A にコールがなくなるまで待機します。
          1. Cisco Expressway-C で、[設定(Configuration)] > [ゾーン(Zones)] > [ゾーン(Zones)] を選択してください。
          2. ノード C の行で、[コール(Calls)] カラムが 0 コールを表示するまで待機します。 他の 2 台のサーバのアップグレード中にこのサーバがすべてのコールを処理するため、これには数分かかる場合があります。
          ステップ 16   セカンダリ サーバにノード A を格下げします。
          1. cluster stepdown と入力します。
          2. cluster status と入力することにより、ノード B またはノード C のいずれかがプライマリ サーバに格上げされたことを確認します。
          ノード B またはノード C のいずれかの状態が ---> <IP address/hostname of node B or node C> PRIMARY を表示していることを確認します。
          ステップ 17   ステップ 9 を繰り返してノード A をアップグレードします。
          ステップ 18   Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインすることにより、ノード A がバックアップされ、実行中であることを確認します。 アップグレードした Cisco Jabber Guest バージョン番号が画面の下部に表示されます。
          ステップ 19   ノード A をプライマリ サーバに格上げします。
          1. 現在プライマリであるサーバで、cluster stepdown と入力します。
          2. cluster status と入力することにより、ノード A がプライマリに格上げされたことを確認します。 ノード A がプライマリの場合、ステータスは ---> <IP address/hostname of node A> PRIMARY を表示します。
          3. ノード A がプライマリに格上げされていない場合は、ノード A がプライマリ サーバに格上げされるまでステップ 12.a を繰り返します。
          ステップ 20   逆プロキシの順序を更新します。
          ステップ 21   Cisco Jabber Guest Administration の最新バージョンがブラウザにロードされていることを確認するには、Cisco Jabber Guest Administration にサインインしている、または、Cisco Jabber Guest Administration サインイン ページがロードされているブラウザ インスタンスを更新します。

          クラスタからサーバを削除します

          重要:

          サーバは、クラスタから削除した後は、スタンドアロンの Cisco Jabber Guest インスタンスとして実行できません。 実行するには、サーバを再インストールする必要があります。

          この手順では、削除するセカンダリ サーバをノード Aノード A と呼び、他のセカンダリ サーバを ノード B と呼びます。

          手順
            ステップ 1   クラスタ内の各サーバに root としてサインインします。
            ステップ 2   プライマリ サーバ:
            1. cluster remove <IP address/hostname of node A> と入力し、画面の指示に従います。
            2. cluster status と入力して、ノード A がクラスタから削除されていることを確認します。 ノード A はサーバのリストから削除されます。
            ステップ 3   ノード A で、cluster disallow <IP address/hostname of node B> を入力して、ノード B からの通信をブロックします。
            ステップ 4   ノード B で、cluster disallow <IP address/hostname of node A> と入力して、ノード A との通信をブロックします。

            ロード バランシングの設定

            ラウンドロビン DNS ロード バランシングの設定

            ラウンドロビン DNS ロード バランシングによって、DNS サーバが単一のホスト名に関連付けられた IP アドレスの順序付きリストを返します。 ホスト名の各新規クエリーによって、DNS サーバがリストを通じて持ち回りさせます。 異なる IP アドレスの複数サーバが、順番に新しい要求を処理し、同じサービスを提供します。

            TURN トラフィックの場合、ラウンド ロビン DNS ロード バランシングの利点は、冗長性も提供することです。 TURN サーバがダウンまたは到達不能の場合は、クライアントが別のサーバを試します。


            (注)  


            ホスト名で示される DNS サーバに何らかの負荷がかかっている場合、DNS ルックアップによって返される IP アドレス リストの順序は予測が困難です。 期待すべき重要な点は、ホスト名へのコールが別のサーバへ移動することです。


            手順
              ステップ 1   DNS サーバでラウンドロビンが有効になっていることを確認します。
              ステップ 2   Cisco Expressway-CCisco Expressway-E のクラスタの FQDN が、サーバ クラスタの IP アドレスを通じてラウンドロビンできるように、DNS サーバに設定されていることを確認します。
              ステップ 3   Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインします。
              ステップ 4   [設定(Settings)] をクリックし、次に [コール制御とメディア(Call Control and Media)] をクリックします。
              ステップ 5   SIP サーバのラウンドロビン DNS をセットアップするには次の操作を実行します。
              1. [SIPサーバ(SIP server)] に対して、Cisco Expressway-C クラスタの FQDN を入力します。
              2. [SIP トラフィックを送信(Send SIP traffic to)] の横で、[上記で指定した SIP サーバ(SIP server specified above)] をクリックします。
              ステップ 6   Cisco Expressway-C から短期 TURN クレデンシャルを要求するようにラウンド ロビン DNS を設定するには、次の操作を実行します。
              1. [Expressway-C(IPアドレスまたはDNS名)(Expressway-C (IP address or DNS name))] に対して、Cisco Expressway-C クラスタの FQDN を入力します。
              2. [短期 TURN クレデンシャルを要求(Request short-term TURN credentials from)] の横で、[上記で指定した Expressway-C サーバ(Expressway-C server specified above)] をクリックします。
              ステップ 7   TURN サーバ用にラウンドロビン DNS を設定するには、[Expressway-E TURN サーバ(IPアドレスまたはDNS名)(Expressway-E TURN server(IP address or DNS name))] に対して、Cisco Expressway-E クラスタの FQDN を入力します。 クラスタ FQDN に TURN 要求を実行した連続的なクライアントは、Cisco Expressway-E クラスタ内の別のサーバに誘導されます。ただし、特定クライアントがラウンドロビン DNS を後続のコールに使用するかどうか、あるいは使用する方法は、DNS キャッシングの影響を受けることがあります。
              ステップ 8   [更新(Update)] をクリックします。

              ラウンドロビン DNS は、Cisco Jabber Guest コールを実行するためにクライアント ブラウザで使用される Cisco Jabber Guest コール URL が、Cisco Expressway-E クラスタの FQDN を使用する場合に有効になります。

              次の作業

              新しいコール要求の数が Cisco Expressway-C の容量を超えないようにするには、必ず、SIP コール スロットル制限を変更してください。

              SIP コール スロットル制限の変更

              新しいコール要求(SIP INVITES)の割合が Cisco Expressway-C の容量を超えないようにするために、Cisco Jabber Guest サーバはコール スロットリング メカニズムを実装しています。

              ラウンドロビン DNS によりロード バランシングが実現されるクラスタ化された Cisco Expressway-C 展開では、SIP コール スリットル制限を Cisco Jabber Guest が SIP を送信する Cisco Expressway-C クラスタ内のサーバ数に 10 を掛けた値に変更することを推奨します。 たとえば、Cisco Expressway-C クラスタ内に 2 つのサーバが存在する場合は、SIP コール スロットル制限を 20 に設定します。

              新しいコールの割合がスロットル制限を超えた場合は、Cisco Jabber Guest がスロットル制限を超えたコールを処理する前に短時間遅延します。 このスロットリングはユーザに認識されないようにする必要があります。

              手順
                ステップ 1   Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインします。
                ステップ 2   [設定(Settings)] をクリックしてから、[詳細設定(Advanced Settings)] をクリックします。
                ステップ 3   [SIPコールスロットル制限(新しいコール数/秒)(SIP call throttle limit (new calls/second))]SIP ボックスで、スロットル制限を入力または選択します。
                ステップ 4   [更新(Update)] をクリックします。

                ラウンド ロビン CSV ロード バランシングの設定

                CSV ラウンド ロビン ロード バランシングでは、CSV のリストを使用することにより、個々の特定サーバ間でラウンド ロビンの順序で要求を行えるように Cisco Jabber Guest サーバを設定できます。 サーバが使用されると、選択肢がリストの先頭に来てまた繰り返されるまで、リスト内の次のサーバが使用されます。

                手順
                  ステップ 1   Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインします。
                  ステップ 2   [設定(Settings)] をクリックし、次に [コール制御とメディア(Call Control and Media)] をクリックします。
                  ステップ 3   SIP サーバの CSV リストを設定するには:
                  1. [SIPサーバ(SIP server)] に対して、個々の Cisco Expressway-C サーバの IP アドレスまたは FQDN のリストを入力します。 IP アドレスまたは FQDN のリストは、カンマによって隔離されている必要があり、スペースを含んではいけません。

                    例:expressway-c-1.somedomain.com,expressway-c-2.somedomain.com,expressway-c-3.somedomain.com
                  2. [SIP トラフィックを送信(Send SIP traffic to)] の横で、[上記で指定した SIP サーバ(SIP server specified above)] をクリックします。
                  ステップ 4   短期 TURN クレデンシャルを Cisco Expressway-C から要求するように CSV のリストを設定するには:
                  1. [Expressway-C(IPアドレスまたはDNS名)(Expressway-C (IP address or DNS name))] に対して、個々の Cisco Expressway-C サーバの IP アドレスまたは FQDN のリストを入力します。 IP アドレスまたは FQDN のリストは、カンマによって隔離されている必要があり、スペースを含んではいけません。

                    例:expressway-c-1.somedomain.com,expressway-c-2.somedomain.com,expressway-c-3.somedomain.com
                  2. [短期 TURN クレデンシャルを要求(Request short-term TURN credentials from)] の横で、[上記で指定した Expressway-C サーバ(Expressway-C server specified above)] をクリックします。
                  ステップ 5   TURN サーバの CSV をセットアップするには、[Expressway-E TURNサーバ(IPアドレスまたはDNS名)(Expressway-E TURN server (IP address or DNS name))] に対して、個々の Cisco Expressway-E サーバの FQDN のリストを入力します。 FQDN のリストは、カンマによって隔離されている必要があり、スペースを含んではいけません。

                  例:expressway-e-1.somedomain.com,expressway-e-2.somedomain.com,expressway-e-3.somedomain.com
                  ステップ 6   [更新(Update)] をクリックします。

                  HTTP ロード バランシングの設定

                  Cisco Jabber Guest サーバは、HTTP を送信する Cisco Expressway-C へ SIP と TURN のクレデンシャル要求を送信することにより、Cisco Expressway-C からの HTTP ロード バランシングを利用することができます。

                  手順
                    ステップ 1   Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインします。
                    ステップ 2   [設定(Settings)] をクリックし、次に [コール制御とメディア(Call Control and Media)] をクリックします。
                    ステップ 3   SIP を [SIP トラフィックを送信(Send SIP traffic to)] の隣にある、HTTP を送信する Cisco Expressway-C に送信するには、[Jabber Guest クライアントからの HTTP 要求をプロキシする Expressway-C サーバ(Expressway-C server that proxied the HTTP request from Jabber Guest client)] をクリックします。
                    ステップ 4   TURN のクレデンシャル要求を [短期の TURN クレデンシャルを要求(Request short-term TURN credentials from)] の隣にある HTTP を送信する Cisco Expressway-C に送信するには、[Jabber Guest クライアントからの HTTP 要求をプロキシする Expressway-C サーバ(Expressway-C server that proxied the HTTP request from Jabber Guest client)] をクリックします。
                    ステップ 5   [更新(Update)] をクリックします。

                    ラウンドロビン TURN ポート範囲ロード バランシングの設定

                    連続する各 TURN 要求に対して異なるポートを使用することで、TURN 要求のロードバランシングの潜在力を利用できるように Cisco Jabber Guest を設定できます。

                    大規模な Cisco Expressway-E の導入では、最大 6 つの TURN 要求ポートを範囲として指定できます。 TURN サーバにラウンド ロビン DNS またはラウンド ロビン CSV を組み合わせて使用する場合、使用中の TURN 要求ポートの数が増加します。

                    手順
                      ステップ 1   Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインします。
                      ステップ 2   [設定(Settings)] をクリックし、次に [コール制御とメディア(Call Control and Media)] をクリックします。
                      ステップ 3   [TURNポート(TURN port)] に対して、Cisco Expressway-E[設定(Configuration)] > [トラバーサル(Traversal)] > [TURN])で設定された TURN 要求ポートの範囲と一致する、ポート番号をハイフンで連結した範囲を入力します。

                      例: 3478-3483
                      ステップ 4   [更新(Update)] をクリックします。