Cisco Jabber 11.5 の機能およびオプション
Cisco Jabber for Windows の機能
Cisco Jabber for Windows の機能

目次

Cisco Jabber for Windows の機能

カスタム顔文字の追加

XML ファイルで顔文字定義を作成して、それをファイル システムに保存することによって、Cisco Jabber for Windows にカスタム顔文字を追加できます。


(注)  


最適な結果を得るには、カスタム顔文字は、次のガイドラインに準拠する必要があります。
  • 寸法:17 X 17 ピクセル

  • トランスペアレント背景

  • PNG ファイル形式

  • RGB カラー


手順
    ステップ 1   任意のテキスト エディタを使用して emoticonDefs.xml という名前のファイルを作成します。
    ステップ 2   必要に応じて、emoticonDefs.xml で顔文字定義を指定します。

    emoticonDefs.xml の構造と使用可能なパラメータの詳細については、「顔文字の定義」を参照してください。

    ステップ 3   emoticonDefs.xml を保存して閉じます。
    ステップ 4   emoticonDefs.xml をファイル システムの適切なディレクトリに保存します。

    Cisco Jabber for Windows はファイル システム上の次のディレクトリから顔文字定義をロードします。

    • ディレクトリは、オペレーティング システムによって異なる場合があります
      • 32 ビット オペレーティング システムの場合:

        • Program Files\Cisco Systems\Cisco Jabber\Emoticons

        • Program Files\Cisco Systems\Cisco Jabber\CustomEmoticons

      • 64 ビット オペレーティング システムの場合:

        • Program Files(x86)\Cisco Systems\Cisco Jabber\Emoticons

        • Program Files(x86)\Cisco Systems\Cisco Jabber\CustomEmoticons

      Emoticons フォルダには、Cisco Jabber for Windows 用のデフォルトの顔文字とデフォルトの emoticonDefs.xml が含まれています。

      CustomEmoticons フォルダはデフォルトでは存在しません。管理者は、このフォルダを作成してカスタム顔文字の定義を格納し、組織展開に含めることができます。

      CustomEmoticons フォルダで定義した顔文字は、デフォルトの Emoticons フォルダの顔文字の定義よりも優先されます。

    • %USERPROFILE%\AppData\Roaming\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\CustomEmoticons

      このフォルダには、Cisco Jabber for Windows の個別のインスタンス用のカスタム顔文字定義が含まれています。

      このディレクトリで定義した顔文字は、インストール ディレクトリの CustomEmoticons フォルダの顔文字の定義よりも優先されます。

    ステップ 5   Cisco Jabber for Windows を再起動します。

    Cisco Jabber for Windows が emoticonDefs.xml 内のカスタム顔文字定義をロードします。

    メモ:
    ユーザは、カスタム顔文字定義が emoticonDefs.xml 内でローカルに定義されている場合にのみ、それらの定義を利用することができます。顔文字の定義が異なるユーザにカスタム顔文字を送信すると、それらのユーザはアイコンではなく、デフォルト キーを受信します。次に例を示します。
    1. ユーザ A が emoticonDefs.xml 内でカスタム顔文字を定義します。

      カスタム顔文字の定義は、ユーザ A のローカル ファイル システムにのみ存在します。

    2. ユーザ A はそのカスタム顔文字をユーザ B に送信します。

    3. ユーザ B はカスタム顔文字のデフォルト キーのみを受信します。ユーザ B はアイコンを受信しません。

    顔文字の定義

    Cisco Jabber for Windows は emoticonDefs.xml から顔文字定義をロードします。

    次の XML の抜粋は、顔文字の定義ファイルの基本構造を示します。
    <emoticons>
     <emoticon defaultKey="" image="" text="" order="" hidden="">
      <alt></alt>
     </emoticon>
    </emoticons>
    次の表に、カスタム顔文字を定義するための要素および属性を示します。
    要素または属性 説明
    emoticons

    この要素には、すべての顔文字の定義が含まれます。

    emoticon

    この要素には、1 つの顔文字の定義が含まれます。

    defaultKey

    この属性により、顔文字を描画するデフォルト キーの組み合わせが定義されます。

    値として任意のキーの組み合わせを指定します。

    この属性は必須です。

    defaultKeyemoticon 要素の属性です。

    image

    この属性では、顔文字イメージのファイルを指定します。

    値として顔文字のファイル名を指定します。顔文字イメージは、emoticonDefs.xml と同じディレクトリに存在する必要があります。

    この属性は必須です。

    Cisco Jabber for Windows は、.jpeg.png.gif など、Internet Explorer でレンダリング可能なアイコンをサポートしています。

    imageemoticon 要素の属性です。

    text

    この属性では、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに表示される説明文を定義します。

    任意の Unicode 文字の文字列を指定します。

    この属性はオプションです。

    textemoticon 要素の属性です。

    order

    この属性では、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示される順序を定義します。

    値として 1 から始まる序数を指定します。

    orderemoticon 要素の属性です。

    この属性は必須です。ただし、hidden の値が true である場合、このパラメータは有効になりません。

    hidden

    この属性では、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示されるかどうかを指定します。

    値として次のいずれかを指定します。
    true
    [顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示されないことを指定します。ユーザは、顔文字を描画するキーの組み合わせを入力する必要があります。
    false
    [顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示されることを指定します。ユーザは、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスから顔文字を選択するか、顔文字を描画するキーの組み合わせを入力することができます。これがデフォルト値です。

    この属性はオプションです。

    hiddenemoticon 要素の属性です。

    alt

    この要素を使用すると、キーの組み合わせを顔文字にマッピングできます。

    値として任意のキーの組み合わせを指定します。

    たとえば、defaultKey の値が :) である場合に、alt の値として :-) を指定すると、両方のキーの組み合わせで同じ顔文字を描画できます。

    この要素はオプションです。

    メモ:
    デフォルトの顔文字の定義ファイルには、ユーザが他のユーザからコールを要求できる次のキーの組み合わせが含まれています。
    • :callme

    • :telephone

    これらのキーの組み合わせによって、callme の顔文字、または communicon が送信されます。この顔文字を受信したユーザは、アイコンをクリックして音声コールを開始できます。任意のカスタム顔文字の定義ファイルにこれらのキーの組み合わせを含めて、callme の顔文字を有効にします。

    顔文字の定義の例

    <emoticons>
     <emoticon defaultKey=":)" image="Emoticons_Smiling.png" text="Smile" order="1">
      <alt>:-)</alt>
      <alt>^_^</alt>
     </emoticon>
     <emoticon defaultKey=":(" image="Emoticons_Frowning.png" text="Frown" order="2">
      <alt>:-(</alt>
     </emoticon>
    </emoticons>

    ブラウザ クリック通話

    ブラウザ クリック通話により、次のブラウザからコールを開始できます。

    • Internet Explorer (バージョン 9 以降)

    • Mozilla Firefox (バージョン 38.0a1 以降)

    • Google Chrome (バージョン 45 以降)

    任意の番号、URI、または英数字文字列を選択して右クリックし、次のいずれかのオプションを選択することができます。
    • [コール(Call)]:スペースおよび句読点が削除され、発信が開始されます。

    • [編集してコール(Call with Edit)]:スペースおよび句読点が削除され、番号がハブ ウィンドウの [検索(Search)] ボックスに表示されます。コールを開始する前に番号を編集できます。

    ブラウザ クリック通話は、CLICK2X インストール パラメータによって有効になります。このパラメータを ENABLED(デフォルト値)に設定すると、この機能が有効になります。この機能を無効にするには、CLICK2X インストール パラメータを DISABLED に設定する必要があります。CLICK2X パラメータの詳細については、ご使用のリリースに対応する展開ガイドを参照してください。

    Google Chrome からのクリック通話

    Google Chrome ブラウザからのクリック通話を有効にするには、ユーザ入力が必要です。ユーザは、Cisco Jabber をインストールし、サインインした後に、Google Chrome ブラウザを再起動する必要があります。ブラウザが開くと、"Jabber Call" 拡張機能のインストールの許可を求めるポップアップ ウィンドウが表示されます。[拡張機能を有効にする(Enable Extension)] をクリックしてインストールを許可する必要があります。拡張機能がインストールされます。これにより、ブラウザに表示される電話番号を選択し、右クリックすることによってコールできるようになります。

    ユーザにマシンの管理者権限がない場合は、"Jabber Call" 拡張機能のインストールの許可を求めるポップアップ ウィンドウが表示されません。この場合は、システム管理者に問い合わせて、拡張機能をインストールしてもらう必要があります。

    Mozilla Firefox からのクリック通話

    Mozilla Firefox ブラウザからのクリック通話を有効にするには、ユーザ入力が必要です。ユーザは、Cisco Jabber をインストールした後に、Firefox ブラウザを再起動する必要があります。ブラウザが開くと、"JabberCallAddOn" アドオンのインストールの許可を求めるポップアップ ウィンドウが表示されます。[このインストールを許可する(Allow this installation)] および [続ける(Continue)] をクリックしてインストールを許可する必要があります。アドオンがインストールされます。これにより、ブラウザに表示される電話番号を選択し、右クリックすることによってコールできるようになります。

    Internet Explorer からのクリック通話

    Internet Explorer ブラウザからのクリック通話には、ユーザによる許可またはインストールは不要です。

    問題レポートの設定

    問題レポートをセットアップすると、ユーザはクライアントの使用中に発生した問題の概要を送信できます。次のように、問題レポートを送信する方法は 2 つあります。
    • ユーザは、クライアント インターフェイスを使用して問題レポートを直接送信します。

    • 問題レポートをローカルに保存し、後でアップロードする。

    クライアントは、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します。POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ上のスクリプトの URL を指定します。ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。

    はじめる前に
    環境の準備を行うには、次の手順を実行します。
    1. HTTP サーバをインストールして設定します。
    2. HTTP POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成します。
    3. ユーザが、ローカルに保存されている問題レポートをアップロードできる HTML ページを作成します。HTML ページには、.ZIP アーカイブとして保存された問題レポートを受け入れ、カスタム スクリプトを使用して問題レポートを送信するアクションが含まれているフォームがあります。

    次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。

    <form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data">
     <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br />
     <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" />
    </form>
    手順
      ステップ 1   HTTP サーバ上でカスタム スクリプトをホストします。
      ステップ 2   設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。

      My Jabber Chats および My Jabber Files ディレクトリの場所

      ユーザが会話を閉じるたびにインスタント メッセージおよびファイル転送が自動的に保存されるように設定されている場合(EnableAutosave パラメータを使用)、これらのファイルのデフォルトの保存場所はドキュメント フォルダです。チャットは「MyJabberChats」というフォルダに保存され、ファイルは「MyJabberFiles」というフォルダに保存されます。

      ただし、AutosaveChatsLocation パラメータを使用して別の場所を指定するか、AllowUserSelectChatsFileDirectory パラメータを使用してユーザに独自の場所を選択させることもできます。ユーザが独自のディレクトリの場所を設定できる場合、そのユーザ設定はシステム定義の設定よりも優先されます。これらのパラメータの詳細については、ご使用のリリースに対応する『Parameters Reference Guide』を参照してください。

      IBM Notes の連絡先検索とカレンダー統合

      Cisco Jabber for Windows では、クライアントの [会議(Meetings)] タブでの IBM Notes のカレンダー統合がサポートされています。Cisco Jabber を使用すれば、IBM Notes からローカル連絡先を検索または追加することができます。IBM Notes との統合を有効にするには、次のパラメータを設定する必要があります。

      • EnableLocalAddressBookSearch=true

      • EnableLotusNotesContactResolution=true

      • CalendarIntegrationType=2

      CalendarIntegrationType パラメータはユーザが上書きできます。IBM Notes とのカレンダー統合と連絡先解決を有効にするには、ユーザは [オプション(Options)] ウィンドウの [カレンダー(Calendar)] タブで [カレンダー統合(Calendar integration)] タイプが [IBM Notes] に設定されていることを確認する必要があります。


      (注)  


      ユーザが IBM Notes の連絡先を連絡先リストに正常に追加できるようにするには、IBM Notes の [メッセージング ID(Messaging ID)] フィールドに有効な値が入力されている必要があります。


      着信コールの連絡先の解決

      Cisco Jabber for Windows は着信コールに関して IBM Notes のアドレス帳を検索しないため、通話履歴には IBM Notes の連絡先の電話番号のみが表示されます。その後に Cisco Jabber のユーザが電話番号に関連付けられた連絡先を検索すると、通話履歴が変更され、電話番号の代わりに連絡先の名前が表示されるようになります。

      Microsoft 製品との統合

      Cisco Jabber for Windows は、アプリケーションと統合するさまざまな Microsoft 製品をサポートします。このセクションでは、これらの製品のサポートと統合について説明します。

      Internet Explorer

      Microsoft Internet Explorer 8 以降が必要です。Cisco Jabber for Windows は、Internet Explorer のレンダリング エンジンを使用して HTML コンテンツを表示します。

      Cisco Jabber for Windows は、IM をレンダリングするために Internet Explorer のアクティブ スクリプティングが必要です。アクティブ スクリプティングの有効化方法については、http:/​/​windows.microsoft.com/​en-US/​windows/​help/​genuine/​ie-active-scriptを参照してください。


      (注)  


      シングル サインオン(SSO)を使用したクラウドベース展開の Internet Explorer 9 ユーザが Cisco Jabber for Windows にサインインすると、セキュリティ アラートが表示されます。このアラートを停止するには、Internet Explorer 9 の [互換表示設定(Compatibility View Settings)] ウィンドウで、Web サイトのリストに webexconnect.com を追加します。


      Office

      次のバージョンの Office との統合がサポートされます。

      • Microsoft Office 2016(32 ビットと 64 ビット)

      • Microsoft Office 2013(32 ビットと 64 ビット)

      • Microsoft Office 2010(32 ビットと 64 ビット)

      Office 365

      Microsoft Office 365 は、プランまたはサブスクリプション タイプによって異なる設定タイプをサポートします。Cisco Jabber for Windows は Microsoft Office 365 のSmall Business プラン P1 でテスト済みです。このプランにはオンプレミス Active Directory サーバが必要です。

      Microsoft Office 365 とのクライアント側統合は、次のアプリケーションでサポートされます。

      • Microsoft Office 2016(32 ビットおよび 64 ビット)

      • Microsoft Office 2013(32 ビットおよび 64 ビット)

      • Microsoft Office 2010(32 ビットおよび 64 ビット)

      • Microsoft SharePoint 2010

      SharePoint

      次のバージョンの SharePoint との統合がサポートされます。

      • Microsoft SharePoint 2013

      • Microsoft SharePoint 2010

      Microsoft SharePoint サイトの可用性 ステータスは、ユーザが Microsoft Internet Explorer を使用してこのサイトにアクセスしている場合にのみサポートされます。Microsoft Internet Explorer で信頼済みサイトのリストに Microsoft SharePoint サイトを追加する必要があります。

      カレンダーの統合

      予定表の統合のために、次のクライアント アプリケーションを使用できます。
      • Microsoft Outlook 2016(32 ビットおよび 64 ビット)

      • Microsoft Outlook 2013(32 ビットおよび 64 ビット)

      • Microsoft Outlook 2010(32 ビットおよび 64 ビット)

      • IBM Lotus Notes 9(32 ビット)

      • IBM Lotus Notes 8.5.3(32 ビット)

      • IBM Lotus Notes 8.5.2(32 ビット)

      • IBM Lotus Notes 8.5.1(32 ビット)

      • Google Calendar

      Microsoft Outlook からの予定表イベントの有効化

      予定表イベントが Cisco Jabber for Windows に表示されるように、Microsoft Outlook で設定を適用する必要があります。

      手順
        ステップ 1   次の例のように、Microsoft Outlook で電子メール アカウント設定を開きます。
        1. [ファイル(File)] > [アカウント設定(Account Settings)] を選択します
        2. [アカウント設定(Account Settings)] ウィンドウの [電子メール(Email)] タブを選択します。
        ステップ 2   サーバ名をダブルクリックします。

        ほとんどの場合、サーバ名は Microsoft Exchange です。

        ステップ 3   [キャッシュされた Exchange モードの設定(Cached Exchange Mode setting)] チェックボックスを選択します。
        ステップ 4   設定を適用してから、Microsoft Outlook を再起動します。

        ユーザが Microsoft Outlook で予定表イベントを作成すると、[ミーティング(Meetings)] タブにそれらのイベントが表示されます。

        Microsoft Outlook とのプレゼンス統合の有効化

        Microsoft Outlook との統合を有効にするには、Microsoft Active DirectoryproxyAddresses 属性の値として SIP:user@cupdomain を指定します。ユーザは Microsoft Outlook に在席かどうかを共有できるようになります。proxyAddresses 属性を変更するには、次のいずれかの方法を使用します。

        • Active Directory ユーザとコンピュータなどの Active Directory 管理ツールを使用する

          Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを使用すれば、Microsoft Windows Server 2008 以降の属性を編集できます。

        • ADSchemaWizard.exe ユーティリティ

          ADSchemaWizard.exe ユーティリティは Cisco Jabber 管理パッケージ で使用できます。このユーティリティが生成する LDIF ファイルにより、SIP:user@cupdomain の値を持つ proxyAddresses 属性をすべてのユーザに追加するよう、ディレクトリが変更されます。

          ADSchemaWizard.exe ユーティリティは、Active Directory ユーザおよびコンピュータ用管理ツールの属性編集機能をサポートしていないサーバで使用します。ADSI Edit などのツールを使用して、ADSchemaWizard.exe ユーティリティを使用して適用した変更を確認できます。

          ADSchemaWizard.exe ユーティリティでは、Microsoft .NET Framework バージョン 3.5 以降が必要です。

        • Microsoft Windows PowerShell でスクリプトを作成する

          Microsoft Outlook でのプレゼンスを有効にするスクリプトの作成については、対応する Microsoft のマニュアルを参照してください。

        Active Directory ユーザとコンピュータ ツールとのプレゼンスの有効化

        次の手順を実行し、Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを使用して Microsoft Outlook で個別ユーザのプレゼンスを有効にします。

        手順
          ステップ 1   Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを起動します。 Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを実行するには、管理者権限が必要です。
          ステップ 2   メニューバーで [表示(View)] を選択し、ドロップダウン リストから [拡張機能(Advanced Features)] オプションを選択します。
          ステップ 3   Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールの対象ユーザに移動します。
          ステップ 4   ユーザをダブルクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを開きます。
          ステップ 5   [属性エディタ(Attribute Editor)] タブを選択します。
          ステップ 6   [属性(Attributes)] リスト ボックスで、proxyAddresses 属性を見つけて選択します。
          ステップ 7   [編集(Edit)] を選択し、[複数値文字列エディタ(Multi-valued String Editor)] ダイアログボックスを開きます。
          ステップ 8   [追加する値(Value to add)] テキスト ボックスに SIP:user@cupdomain の値を指定します。

          例:SIP:msmith@cisco.com

          user@cupdomain の値は、ユーザのインスタント メッセージ アドレスです。cupdomain は、Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスのドメインに対応します。


          Microsoft Outlook からのローカル連絡先の追加

          Cisco Jabber for Windows を使用すれば、Microsoft Outlook 内のローカル連絡先を検索または追加することができます。

          Microsoft Outlook のすべてのローカル連絡先には、インスタント メッセージ アドレスと電話番号が含まれている必要があります。これらの詳細情報により、ユーザが次の操作を実行できるようになります。

          • Microsoft Outlook のローカル連絡先を自分の連絡先リストに追加する。

          • クライアントで連絡先の写真を表示する。

          • インスタント メッセージをローカル連絡先に送信する。

          • クライアントからローカル連絡先にコールする。

          管理者のタスク

          この Microsoft Outlook との統合を有効にするには、Microsoft Exchange Server で Exchange キャッシュ モードを有効にします。

          ユーザがクライアントから Microsoft Outlook 内のローカル連絡先を検索できるようにするには、Microsoft Outlook でプロファイルを設定する必要があります。

          ユーザのタスク

          ユーザはクライアントで適切な予定表設定を指定する必要があります。

          1. [ファイル(File)] > [オプション(Options)] を選択します。

          2. [予定表(Calendar)] タブを選択します。

          3. [Microsoft Outlook] を選択します。

          4. 変更を適用するには、Cisco Jabber を再起動してください。

          Outlook フォルダへのチャット履歴の保存

          この機能は、Cisco Jabber for Windows クライアントで使用できます。

          この機能は、次のバージョンのクライアントで使用できます。

          Cisco Jabber for Windows のバージョン

          サポートされるサーバ

          10.6

          Microsoft Exchange 2013

          Microsoft Exchange 2010

          11.0

          Microsoft Office 365

          Microsoft Exchange 2013

          Microsoft Exchange 2010

          クライアントが自動的にユーザの Microsoft Outlook アプリケーション内の Cisco Jabber Chats フォルダにチャット履歴を保存するようにできます。ユーザがチャット ウィンドウを閉じると、クライアントは Exchange サーバに IM 会話を保存します。

          機能を有効にするには、以下を実行する必要があります。
          • jabber-config.xml ファイルで、EnableSaveChatHistoryToExchange パラメータを true に設定します。

          • (任意)Exchange サーバに対してユーザを認証する方式を設定します。認証方式を指定しない場合、ユーザはクライアントの [オプション(Options)] メニューの [Outlook] タブから直接認証できます。

          • 使用するサーバを決定する方法を指定します。

          この機能の有効化に必要なすべてのパラメータの詳細については、「オプション パラメータ」を参照してください。

          Outlook フォルダに保存するチャット履歴の制限事項

          この機能は、ユーザが Cisco Unified Communications Manager のアカウントを所有している場合にのみ有効にできます。

          Mobile and Remote Access 用 Cisco Expressway の認証方式に関する制限

          Expressway 経由で Mobile and Remote Access に接続する機能をユーザに対して有効にしている場合は、次の制限が適用されます。

          • ユーザが Expressway 経由で接続していることを検出した場合、クライアントは Exchange 接続に外部サーバ オプションを使用します。外部サーバが設定されていない場合は、内部サーバが使用されます。

          • ユーザが Expressway 経由で接続していないことを検出した場合、クライアントは Exchange 接続に内部サーバ オプションを使用します。内部サーバが設定されていない場合は、外部サーバが使用されます。

          • ただし、内部サーバまたは外部サーバが設定されているが、Cisco Jabber が何らかの理由でそのサーバに接続できない場合、クライアントはもう一方のサーバを使用しません。

          認証モード

          クライアントが Exchange Server で認証される認証方式をセットアップする必要があります。認証が完了すると、クライアントに Exchange Server へのアクセス権が付与され、Outlook 内のフォルダにチャット履歴を保存できるようになります。

          認証方式を指定しなかった場合は、ユーザが [オプション(Options)] メニューの [Outlook(Outlook)] タブで、Exchange クレデンシャルをクライアントに手動で入力する必要があります。

          オペレーティング システムのシングル サインオンを使用した認証
          クライアントは、ログイン ユーザのアカウント詳細を使用して、Exchange サーバで認証を受けます。この認証方式は、Windows NT LAN Manager(NTLM)セキュリティ プロトコルを使用します。

          (注)  


          一部のユーザが同じ Windows アカウントを共有している場合は、この認証方式を使用しないでください。クライアントは、Cisco Jabber にログインしているユーザではなく、オペレーティング システム上のアカウントを使用して認証します。たとえば、ユーザ A は Windows マシンにログインしてから、Cisco Jabber にログインして午前のシフトに就きます。このシフトが終わると、Jabber がリセットされ、ユーザ B がクライアントにログインして午後のシフトに就きます。ユーザ A が Windows アカウントにログインしているため、ユーザ B からのチャット メッセージがユーザ A の Outlook アカウントに保存されます。


          はじめる前に

          ユーザと彼らのコンピュータはドメインを使用する必要があります。シングル サインオンを使用した認証は、ユーザがローカル Windows ユーザの場合に機能しません。

          手順
          jabber-config.xml ファイルで、ExchangeAuthenticateWithSystemAccount パラメータを true に設定します。

          クレデンシャルの同期による認証

          Exchange クレデンシャルは、Cisco Unified Presence クレデンシャルなどの別のユーザのクレデンシャル セットと同期することができます。この方法を使用する場合は、クライアントがクレデンシャルを使用して Exchange サーバの認証を受けます。

          はじめる前に
          手順
            ステップ 1   Jabber-config.xml ファイルで、Exchange_UseCredentialsFrom パラメータを設定します。
            ステップ 2   パラメータの値は、クレデンシャルを同期するために使用するサービスとして定義します。例:<Exchange_UseCredentialsFrom>CUCM</Exchange_UseCredentialsFrom> この例では、Cisco Unified Communications Manager が Exchange サーバに認証用のクレデンシャルを提供するサービスとして定義されます。

            サーバ アドレスの指定

            クライアントが Exchange Server にアクセスするための認証方式を有効にしてから、クライアントが Exchange Server のアドレスを指定するための方法を有効にする必要があります。

            サーバ アドレスを指定しなかった場合は、ユーザがクライアントの [オプション(Options)] メニューの [Outlook(Outlook)] > [詳細設定(Advanced)] タブで、内部と外部の Exchange Server を手動で入力する必要があります。

            サーバ アドレスの自動検出
            ユーザのドメインに基づいて自動的に Exchange Server を検出するようにクライアントを設定できます。このドメインは、ユーザのクレデンシャルに対して指定されたドメインを使用して認証方式をセットアップしたときに定義されます。
            手順
              ステップ 1   jabber-config.xml ファイルで、ExchangeAutodiscoverDomain パラメータを設定します。
              ステップ 2   Exchange Server を検出するドメインとしてパラメータの値を定義します。 クライアントは、このドメインを使用して、次の Web アドレスのいずれかで Exchange Server を検索します。

              https://<domain>/autodiscover/autodiscover.svc

              https://autodiscover.<domain>/autodiscover/autodiscover.svc


              サーバ アドレスの定義

              コンフィギュレーション ファイルで内部と外部の Exchange Server アドレスを定義できます。

              手順
                ステップ 1   jabber-config.xml ファイルで、InternalExchangeServer パラメータと ExternalExchangeServer パラメータを設定します。
                ステップ 2   Exchange Server アドレスを使用してパラメータの値を定義します。