Cisco Jabber for Windows 9.6 サーバ セットアップ ガイド
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence のインスタント メッセージおよびプレゼンスのプロビジョニング
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence のインスタント メッセージおよびプレゼンスのプロビジョニング

Cisco Unified Communications Manager IM and Presence のインスタント メッセージおよびプレゼンスのプロビジョニング

メッセージの設定を有効にしてインスタント メッセージおよびプレゼンス機能を設定する方法について説明します。 次の手順を完了し、必須サービスを有効にして開始し、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスを追加し、サービス プロファイルにサービスを適用し、ユーザを設定します。

この章は、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence バージョン 9.0(1) 以降に適用されます。

必須サービスの有効化と開始

必須サービスにより、サーバ間の通信が可能になり、クライアントにさまざまな機能が提供されます。

手順
    ステップ 1   [Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ(Cisco Unified IM and Presence Servicability)] インターフェイスを開きます。
    ステップ 2   [ツール(Tools)] > [コントロール センターの機能サービス(Control Center - Feature Services)] を選択します。
    ステップ 3   [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから適切なサーバを選択します。
    ステップ 4   次の各サービスが開始され、かつ有効になっていることを確認します。
    • Cisco SIP Proxy
    • Cisco Sync Agent
    • Cisco XCP Authentication Service
    • Cisco XCP Connection Manager
    • Cisco XCP Text Conference Manager
    • Cisco Presence Engine
    ステップ 5   [ツール(Tools)] > [コントロール センターのネットワーク サービス(Control Center - Network Services)] を選択します。
    ステップ 6   [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから適切なサーバを選択します。
    ステップ 7   Cisco XCP Router Service が実行されていることを確認します。

    次の作業

    必要に応じて、その他のサービスも開始します。 利用可能なサービスを確認したり、現在の導入においてその他のサービスが必要かどうかを判断したりする場合は、Cisco Unified Communications Manager に関する適切なマニュアルを参照してください。

    サービス プロファイルの作成

    Cisco Unified Communications Manager で追加したサービスの設定を含むサービス プロファイルを作成します。 ユーザのエンド ユーザ設定にサービス プロファイルを追加します。 これにより、クライアントは、利用可能なサービスの設定をサービス プロファイルから取得できます。

    手順
      ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
      ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [サービス プロファイル(Service Profile)] の順に選択します。

      [サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。

      ステップ 3   [新規追加(Add New)] を選択します。

      [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。

      ステップ 4   [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウに次のように設定を入力します。
      1. [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの一意な名前を指定します。
      2. 必要であれば、[説明(Description)] フィールドに説明を入力します。
      3. 必要に応じて、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default service profile for the system)] を選択します。
      ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

      次の作業

      インスタント メッセージングとプレゼンスのセットアップ手順を実行します。 インスタント メッセージングとプレゼンスを有効にするのと同時に、エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを追加できます。

      連絡先リストの一括入力

      一括管理ツール(BAT)を使用してユーザの連絡先リストを事前に入力することもできます。 最初の手順は、ユーザに提供する連絡先リストを定義する CSV ファイルを作成することです。 その後、BAT を使用して一連のユーザに連絡先リストを一括でインポートします。

      これにより、ユーザの連絡先リストを事前に入力し、クライアントの最初の起動後にユーザが連絡先のセットを自動的に入手できるようにします。

      BAT および CSV ファイル形式を使用する方法の詳細については、『Deployment Guide for IM and Presence Service』を参照してください。

      メッセージングの設定の有効化

      インスタント メッセージング機能を有効にし、設定します。

      手順
        ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。
        ステップ 2   [メッセージング(Messaging)] > [設定(Settings)] の順に選択します。
        ステップ 3   次のオプションを選択します。
        • インスタント メッセージを有効にする(Enable instant messaging)
        • クライアントでのインスタント メッセージ履歴のログ記録を可能にする(Allow clients to log instant message history)
        ステップ 4   他のメッセージング設定も適切に選択します。
        ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。
        重要:

        Cisco Jabber for Windows は、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence バージョン 9.0.x の [プレゼンスの設定(Presence Settings)] ウィンドウで次の設定をサポートしていません。

        • ユーザの通話中に DND ステータスを使用する(Use DND status when user is on the phone)
        • ユーザがミーティングに参加しているときに DND ステータスを使用する(Use DND status when user is in a meeting)

        ファイル転送とスクリーン キャプチャの有効化

        Cisco Unified Communications Manager IM and Presence で Cisco XCP Router サービスを通じたファイル転送およびスクリーン キャプチャを有効または無効にできます。 ファイル転送およびスクリーン キャプチャは、デフォルトでは有効になっています。 ただし、展開のセットアップ時に設定を確認する必要があります。

        手順
          ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。
          ステップ 2   [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] の順に選択します。
          ステップ 3   [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから適切なサーバを選択します。
          ステップ 4   [サービス(Service)] ドロップダウン リストから [Cisco XCP Router] を選択します。

          [サービス パラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウが開きます。

          ステップ 5   [ファイル転送を有効にする(Enable file transfer)] パラメータを探します。
          ステップ 6   [パラメータ値(Parameter Value)] ドロップダウン リストから適切な値を選択します。
          メモ:

          Cisco Unified Communications Manager IM and Presence で設定を無効にする場合、クライアント設定でもファイル転送とスクリーン キャプチャを無効にする必要があります。

          ステップ 7   [保存(Save)] を選択します。

          プレゼンス サブスクリプション要求のプロンプト設定

          社内の連絡先からのプレゼンス サブスクリプション要求のプロンプトを有効、無効のいずれかにすることができます。

          クライアントは、社外の連絡先からのプレゼンス サブスクリプション要求には、ユーザに許可を求めるプロンプトを常に表示します。

          ユーザは、クライアントのプライバシー設定を次のように指定します。
          社内(Inside Your Organization)

          ユーザは社内の連絡先を許可するかブロックするかを選択できます。

          • ユーザがプレゼンス サブスクリプション要求を許可することを選択し、
            • [確認プロンプトなしで、ユーザが他のユーザのプレゼンス ステータスを表示できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] を選択した場合、クライアントはユーザにプロンプトを表示せずに、すべてのプレゼンス サブスクリプション要求を自動的に許可します。
            • [確認プロンプトなしで、ユーザが他のユーザのプレゼンス ステータスを表示できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] を選択しない場合、クライアントはすべてのプレゼンス サブスクリプション要求でユーザにプロンプトを表示します。
          • ユーザが連絡先をブロックすることを選択した場合、既存の連絡先のみがそれらのユーザの在席ステータスを参照できます。 つまり、ユーザのプレゼンスにサブスクライブ済みの連絡先のみが在席ステータスを確認できます。

          (注)  


          組織内で連絡先を検索する際は、組織内のすべてのユーザの一時的な在席ステータスが表示されます。 しかし、ユーザ A がユーザ B をブロックした場合、ユーザ B には、検索一覧内のユーザ A の一時的な在席ステータスは表示されません。


          社外(Outside Your Organization)

          ユーザは、社外の連絡先に対する処理を次のオプションから選択できます。

          • クライアントがプレゼンス サブスクリプション要求ごとにプロンプトを表示する。
          • 既存の連絡先のみが在席ステータスを参照できるよう、すべての連絡先をブロックする。 つまり、ユーザのプレゼンスにサブスクライブ済みの連絡先のみが在席ステータスを確認できます。
          手順
            ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。
            ステップ 2   [プレゼンス(Presence)] > [設定(Settings)] の順に選択します。

            [プレゼンスの設定(Presence Settings)] ウィンドウが開きます。

            ステップ 3   [確認プロンプトなしで、ユーザが他のユーザのプレゼンス ステータスを表示できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] を選択し、プロンプトを無効にして、社内からのすべてのプレゼンス サブスクリプション要求を自動的に許可します。
            このオプションには、次の値があります。
            オン

            クライアントはプレゼンス サブスクリプション要求ではユーザにプロンプトを表示しません。 クライアントはユーザにプロンプトを表示せずに、すべてのプレゼンス サブスクリプション要求を自動的に許可します。

            オフ

            クライアントは、プレゼンス サブスクリプション要求を許可するかどうか尋ねるプロンプトをユーザに表示します。 この設定では、ユーザの在席ステータスを社内のほかのユーザが見られる状態である必要があります。

            ステップ 4   [保存(Save)] を選択します。

            一時プレゼンスの無効化

            一時プレゼンスを無効にして Cisco Jabber にユーザの連絡先リスト内の連絡先のみのプレゼンスが表示されるようにします。

            手順
              ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。
              ステップ 2   [プレゼンス(Presence)] > [設定(Settings)] の順に選択します。
              ステップ 3   [アドホック プレゼンス サブスクリプションを有効にする(Enable ad-hoc presence subscriptions)] チェックボックスをオフにして、[保存(Save)] を選択します。

              Cisco Jabber に一時プレゼンスが表示されません。 ユーザは、各自の連絡先リスト内の連絡先のみのアベイラビリティ ステータスを確認できます。


              インスタント メッセージ/プレゼンス サービスを追加する

              インスタント メッセージングとプレゼンス機能をユーザに提供します。

              手順
                ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
                ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UC サービス(UC Service)] を選択します。

                [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。

                ステップ 3   [新規追加(Add New)] を選択します。

                [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。

                ステップ 4   [UC サービスの追加(Add a UC Service)] セクションで、[UC サービス タイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [IM および Presence(IM and Presence)] を選択します。
                ステップ 5   [次へ(Next)] を選択します。
                ステップ 6   次の手順に従って、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスの詳細情報を設定します。
                1. [製品のタイプ(Product Type)] ドロップダウン リストから [Unified CM (IM および Presence)(Unified CM (IM and Presence))] を選択します。
                2. [名前(Name)] フィールドにサービスの名前を入力します。

                  入力した名前は、プロファイルにサービスを追加する際に表示されます。 入力する名前は必ず、一意的でわかりやすく、かつ意味が通じるものにしてください。

                3. 必要であれば、[説明(Description)] フィールドに説明を入力します。
                4. [ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] フィールドに、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスのアドレスを入力します。
                ステップ 7   [保存(Save)] を選択します。

                次の作業

                サービス プロファイルにインスタント メッセージ/プレゼンス サービスを追加します。

                インスタント メッセージ/プレゼンス サービスを適用する

                Cisco Unified Communications Manager でインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスを追加した後、クライアントがその設定を取得できるようにするために、そのインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスをサービス プロファイルに適用する必要があります。

                はじめる前に

                サービス プロファイルを作成します。

                手順
                  ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
                  ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [サービス プロファイル(Service Profile)] の順に選択します。

                  [サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。

                  ステップ 3   目的のサービス プロファイルを検索し、それを選択します。

                  [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。

                  ステップ 4   [IM/プレゼンス プロファイル(IM and Presence Profile)] セクションで、次のドロップダウン リストから、サービスを最大 3 つ選択します。
                  • プライマリ(Primary)
                  • セカンダリ(Secondary)
                  • ターシャリ(Tertiary)
                  ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

                  ユーザの設定を行う

                  ユーザの設定を行う場合は、インスタント メッセージおよびプレゼンスを有効にし、サービス プロファイルをユーザに追加します。

                  ユーザの設定を個別に行う

                  インスタント メッセージおよびプレゼンスを有効にし、個々のユーザにサービス プロファイルを追加します。

                  手順
                    ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
                    ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択します。

                    [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。

                    ステップ 3   [ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。
                    ステップ 4   対象のユーザ名をリストから選択します。

                    [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。

                    ステップ 5   [サービスの設定(Service Settings)] セクションに移動し、以下の操作を行います。
                    1. [ユーザに対して Unified CM IM and Presence を有効にする(Enable User for Unified CU IM and Presence)] を選択します。
                    2. [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからサービス プロファイルを選択します。
                      重要:

                      Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x のみ:インスタント メッセージとプレゼンス機能のみ(IM のみ)のユーザである場合、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。

                      IM のみのユーザの場合、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストの選択内容に関係なく、常にデフォルトのサービス プロファイルが適用されます。

                    ステップ 6   [保存(Save)] を選択します。

                    複数ユーザの設定を一括で行う

                    インスタント メッセージおよびプレゼンスを有効にし、複数のユーザにサービス プロファイルを追加します。

                    手順
                      ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
                      ステップ 2   [一括管理(Bulk Administration)] > [ユーザ(Users)] > [ユーザの更新(Update Users)] > [クエリー(Query)] を選択します。

                      [更新するユーザの検索と一覧表示(Find and List Users To Update)] ウィンドウが表示されます。

                      ステップ 3   [ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。
                      ステップ 4   [次へ(Next)] を選択します。

                      [ユーザの更新(Update Users Configuration)] ウィンドウが開きます。

                      ステップ 5   2 つある [ユーザに対して Unified CM IM and Presence を有効にする(Enable User for Unified CU IM and Presence)] チェックボックスをどちらもオンにします。
                      重要:

                      [ユーザに対して Unified CM IM and Presence を有効にする(Enable User for Unified CU IM and Presence)] チェックボックスは 2 つあります。 インスタント メッセージおよびプレゼンスを無効にする場合は、いずれか一方のチェックボックスを選択します。 インスタント メッセージおよびプレゼンスを有効にする場合は、両方のチェックボックスを選択します。

                      ステップ 6   [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] チェックボックスをオンにし、そのドロップダウン リストからサービス プロファイルを選択します。
                      重要:

                      Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x のみ:インスタント メッセージとプレゼンス機能のみ(IM のみ)のユーザである場合、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。

                      IM のみのユーザの場合、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストの選択内容に関係なく、常にデフォルトのサービス プロファイルが適用されます。

                      ステップ 7   [ジョブ情報(Job Information)] セクションで、ジョブをただちに実行するか後で実行するかを指定します。
                      ステップ 8   [送信(Submit)] を選択します。