Cisco Jabber 11.5 用のオンプレミス展開
Quality of Service
Quality of Service

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オプション

Cisco Jabber の Quality of Service を設定するには、次のオプションを使用します。

サポートされるコーデック

タイプ(Type)

コーデック

コーデック タイプ

Cisco Jabber for Android

Cisco Jabber for iPhone and iPad

Cisco Jabber for Mac

Cisco Jabber for Windows

[音声(Audio)]

G.711

A-law

はい

通常モードをサポートします。

はい

µ-law/Mu-law

はい

通常モードをサポートします。

はい

G.722

 

はい

はい

G.722.1

24 kb/s および 32 kb/s

はい

通常モードをサポートします。

はい

G.729

 

G.729 でのビジュアル ボイスメールはサポートされていませんが、ユーザは G.729 と [ボイスメールに発信(Call Voicemail)] 機能を使用してボイス メッセージにアクセスできます。

いいえ

G.729a

 

はい

狭帯域幅で使用するための最小要件です。

狭帯域幅モードをサポートするコーデックだけです。

通常モードをサポートします。

はい

Opus

 

はい

はい

ビデオ

H.264/AVC

 

はい

はい

ボイスメール

G.711

A-law

はい

いいえ

µ-law/Mu-law(デフォルト)

はい

いいえ

GSM 6.10

はい

いいえ

PCM リニア

はい

いいえ

Cisco Jabber for Android または Cisco Jabber for iPhone and iPad の使用中に音声品質に問題が発生した場合は、クライアント設定で狭帯域幅モードのオンとオフを切り替えることができます。

SIP プロファイルでのポート範囲の定義

クライアントは、ポート範囲を使用して、ネットワークに RTP トラフィックを送信します。また、クライアントは、ポート範囲を均等に分割して、下半分を音声コール用に、上半分をビデオ コール用に使用します。オーディオ メディアおよびビデオ メディアのポート範囲を分割する結果として、クライアントにより識別可能なメディア ストリームが作成されます。IP パケットのヘッダー内の DSCP 値を設定することで、それらのメディア ストリームを分類し、優先させることができます。

手順
    ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
    ステップ 2   [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [SIP プロファイル(SIP Profile)] の順に選択します。
    ステップ 3   適切な SIP プロファイルを検索するか、新しい SIP プロファイルを作成します。

    [SIP プロファイルの設定(SIP Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。

    ステップ 4   音声とビデオのポート範囲を共通にするか分離するかを指定します。音声とビデオのポート範囲を分離する場合は、音声ポートとビデオ ポートを設定します。次のフィールドにポート範囲を指定してください。
    • [開始メディアポート(Start Media Port)]:メディア ストリームの開始ポートを定義します。このフィールドは、範囲の最小ポートを設定します。

    • [終了メディアポート(Stop Media Port)]:メディア ストリームの終了ポートを定義します。このフィールドは、範囲の最大ポートを設定します。

    ステップ 5   [設定の適用(Apply Config)] を選択し、[OK] をクリックします。

    Jabber-config.xml でのポート範囲の定義

    このトピックは、Cisco Jabber for Windows に適用されます。
    手順
    ユーザがCisco Jabber for Windows のチャット ウィンドウで画面を共有するときに使用すべきポート範囲を指定するには、『Cisco Jabber Parameters Reference Guide(Cisco Jabber パラメータ リファレンス ガイド)』の「SharePortRangeStart」を参照してください。

    DSCP 値の設定

    ネットワークを通過する Cisco Jabber トラフィックに優先順位を付ける場合に、RTP メディア パケット ヘッダーで DiffServ コード ポイント(DSCP)値を設定します。

    Cisco Unified Communications Manager での DSCP 値の設定

    Cisco Unified Communications Manager で音声メディアとビデオ メディアの DSCP 値を設定できます。そうすれば、Cisco Jabber は、デバイス設定から DSCP 値を取得して、それらを RTP メディア パケットの IP ヘッダーに直接適用できます。

    制約事項:

    Microsoft Windows 7 などの新しいオペレーティング システムには、アプリケーションで IP パケット ヘッダーの DSCP 値が設定できないようにするセキュリティ機能が実装されています。そのため、Microsoft グループ ポリシーなどの DSCP 値をマーキングするための代替方式を使用する必要があります。

    フレキシブル DSCP 値の設定の詳細については、『Configure Flexible DSCP Marking and Video Promotion Service Parameters』を参照してください。

    手順
      ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
      ステップ 2   [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] の順に選択します。

      [サービス パラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウが開きます。

      ステップ 3   適切なサーバを選択してから、[Cisco CallManager(Cisco CallManager)] サービスを選択します。
      ステップ 4   [クラスタ全体のパラメータ(システム:QOS)(Clusterwide Parameters (System - QOS))] セクションを見つけます。
      ステップ 5   適切な DSCP 値を設定し、[保存(Save)] を選択します。

      グループ ポリシーを用いた DSCP 値の設定

      Microsoft Windows 7 などの新しいオペレーティング システム上に Cisco Jabber for Windows を展開する場合は、Microsoft グループ ポリシーを使用して DSCP 値を適用できます。

      グループ ポリシーを作成するには、Microsoft 社のサポート技術情報に記載されている次の手順を実行します。 http:/​/​technet.microsoft.com/​en-us/​library/​cc771283%28v=ws.10%29.aspx

      次の属性を用いて音声メディアとビデオ メディアに別々のポリシーを作成する必要があります。

      属性(Attributes)

      音声ポリシー

      ビデオ ポリシー

      シグナリング ポリシー

      アプリケーション名

      CiscoJabber.exe

      CiscoJabber.exe

      CiscoJabber.exe

      プロトコル

      UDP

      UDP

      TCP

      ポート番号または範囲

      Cisco Unified Communications Manager 上の SIP プロファイルからの対応するポート番号または範囲。

      Cisco Unified Communications Manager 上の SIP プロファイルからの対応するポート番号または範囲。

      SIP は 5060

      安全な SIP の場合は 5061

      DSCP 値

      46

      34

      24

      クライアントの DSCP 値の設定

      一部の構成には、Cisco Jabber for Mac クライアントとモバイル クライアント用 Cisco Jabber のコールで Diffserv を有効にするオプションがあります。

      重要: このオプションは、デフォルトで有効です。シスコは、次のシナリオで問題が発生しない限り、このオプションを無効にしないことを推奨します。
      • 他の参加者の声を聞いたり、姿を確認できるが、自分の声や姿は確認されない。

      • 予期しない Wi-Fi 接続問題が発生している。

      コールの Diffserv を無効にすると、オーディオやビデオの品質が低下する可能性があります。


      (注)  


      EnableDSCPPacketMarking を true または false に設定すると、Cisco Jabber クライアントで [コールの Diffserv の有効化(Enable Differentiated Service for Calls)] が表示されません。


      手順
        ステップ 1   Cisco Jabber for Mac で、[Jabber] > [設定(Preferences)] > [コール(Calls)] > [詳細(Advanced)] に移動し、[コールの Diffserv の有効化(Enable Differentiated Service for Calls)] を選択します。
        ステップ 2   モバイル クライアント用 Cisco Jabber で、[Jabber] > [設定(Settings)] > [オーディオとビデオ(Audio and Video)] に移動し、[コールの Diffserv の有効化(Enable Differentiated Service for Calls)] を選択します。

        ネットワーク内の DSCP 値の設定

        スイッチおよびルータを設定し、RTP メディアの IP ヘッダーで DSCP 値をマーキングします。

        ネットワーク内の DSCP 値を設定するには、クライアント アプリケーションからの異なるストリームを識別する必要があります。
        • メディア ストリーム:クライアントは音声ストリームとビデオ ストリームに別々のポート範囲を使用するため、それらのポート範囲に基づいて音声メディアとビデオ メディアを区別できます。SIP プロファイルのデフォルトのポート範囲を使用して、次のようにメディア パケットをマーキングする必要があります。
          • 音声メディアは、EF として、16384 ~ 24574 のポートでストリーミング

          • ビデオ メディアは、AF41 として、24575 ~ 32766 のポートでストリーミング

        • シグナリング ストリーム:SIP、CTI QBE、および XMPP に必要なさまざまなポートに基づいて、クライアントとサーバ間のシグナリングを識別できます。たとえば、Cisco Jabber と Cisco Unified Communications Manager 間の SIP シグナリングはポート 5060 を介して行われます。

          AF31 としてシグナリング パケットをマーキングする必要があります。