Cisco Jabber for Windows 9.0.x インストレーション コンフィギュレーション ガイド
Cisco Jabber for Windows のトラブルシューティング
Cisco Jabber for Windows のトラブルシューティング
発行日;2013/11/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Jabber for Windows のトラブルシューティング

Cisco Jabber for Windows の一般的な問題を解決します。

設定の問題

設定ファイルがダウンロードされない

問題の内容:Cisco Jabber for Windows が、TFTP サーバから設定ファイルをダウンロードしません。 Cisco Jabber for Windows を起動後、インストール ディレクトリに設定ファイルがありません。

解決策:
  1. TFTP サーバを再起動します。
  2. 設定ファイルの名前を確認します。
    メモ:
    • 設定ファイルの名前では、大文字と小文字が区別されます。
    • グローバル設定ファイル名は、jabber-config.xml である必要があります。
  3. 企業内のファイアウォールが、Cisco Jabber for Windows による設定ファイルのダウンロードをブロックしていないことを確認します。
  4. 次の手順に従い、TFTP サーバで設定ファイルをホストします。
    1. [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます。
    2. [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File Management)] を選択します。
    3. [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
    4. [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
    5. ファイル システム上の設定ファイルを選択します。
    6. [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値を空白にしておきます。これにより、TFTP サーバのデフォルト ディレクトリの設定ファイルがホストされます。
    7. [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。

Cisco Jabber for Windows が設定ファイルを読み込まない

問題の内容:TFTP サーバで、グローバルまたはグループ設定ファイルをホストします。 Cisco Jabber for Windows は設定ファイルをダウンロードし、適切なインストール ディレクトリに保存します。 ただし、Cisco Jabber for Windows は、設定ファイルで指定した設定をどれも適用しません。

解決策:設定ファイルの XML が有効であることを確認します。 Cisco Jabber for Windows 設定ファイルは、次の条件を満たす必要があります。
  • UTF-8 エンコードを使用してください。
  • 有効な XML 文字エンティティだけを含めます。 たとえば、& ではなく & を使用してください。Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確認します。 Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません。 Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります。
  • 有効な構造を含むこと。 パラメータが正常な要素の下にネスト化されていることを確認してください。 次の XML スニペットは、オンプレミス導入における設定ファイルの基本構造を示します。
    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <config version="1.0">
     <Client>
      <parameter_name>value</parameter_name>
     </Client>
     <Directory>
      <parameter_name>value</parameter_name>
     </Directory>
     <Policies>
      <parameter_name>value</parameter_name>
     </Policies> 
    </config>

Cisco Jabber for Windows で古い設定が使用されている

問題の内容:Cisco Jabber for Windows が最新の設定を使用していません。 設定ファイルの設定を変更し、それを TFTP サーバでホストしています。 ただし、Cisco Jabber for Windows では、旧バージョンの設定ファイルの設定を使用しています。

解決策:
  1. TFTP サーバを再起動します。
  2. ブラウザで設定ファイルを開き、設定を確認します。 通常は、次の URL で設定ファイルにアクセスできます。http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml
TFTP サーバを再起動しても問題が解決しない場合は、Cisco Jabber for Windows が最新のバージョンをダウンロードできないため、キャッシュされた設定ファイルを使用している可能性があります。

ディレクトリ統合の問題

ディレクトリ接続が確立したかどうかを確認できない

問題の内容:オンプレミス導入では、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルにディレクトリ設定を指定します。 ただし、Cisco Jabber for Windows がディレクトリに正常に接続されたかどうかがわかりません。

解決策:Cisco Jabber for Windows がディレクトリに正常に接続されたかどうかを確認するには、次の手順を実行します。
  1. クライアントを起動します。
  2. 検索フィールドに、少なくとも 3 文字を入力します。
Cisco Jabber for Windows に一致する連絡先の一覧が表示される場合は、検索が動作しています。 Cisco Jabber for Windows はディレクトリに正常に接続されています。

Cisco Jabber for Windows が正常にディレクトリに接続されていない場合は、設定を見直します。 デフォルトでは、クライアントは 拡張ディレクトリ統合 を使用し、グローバル カタログ サーバに接続します。

ADSI のエラー コード

Cisco Jabber for Windows では、Microsoft Active Directory Service Interfaces(ADSI)を使用し、ディレクトリ統合を行います。 ディレクトリ統合の問題をトラブルシューティングするには、ADSI エラー コードを参照してください。

ADSI エラー コードの詳細については、次の Microsoft ドキュメントを参照してください。

音声、ビデオ、およびデバイスの問題

ボイスメールを使用できない

問題の内容:導入後、Cisco Jabber for Windows ユーザがボイス メッセージにアクセスできません。

解決策:
オンプレミスの導入
Cisco Unified Presence に、ボイスメール ストア サーバ アドレスが指定されていることを確認します。
クラウドベースの導入
Cisco WebEx Administration Toolを使用し、[ビジュアル ボイスメールの有効化(Enable Visual Voicemail)] オプションが選択されていることを確認します。

オーディオおよびビデオ通信を使用できない

問題の内容:オーディオおよびビデオ デバイスをプロビジョニングしたが、Cisco Jabber for Windows がデバイスに接続できません。

解決策:
オンプレミスの導入
CTI ゲートウェイがセットアップされており、Cisco Unified Communications Manager に CCMCIP プロファイルが適切に作成されていることを確認します。
クラウドベースの導入
Cisco WebEx Administration Toolを使用し、次のオプションが選択されていることを確認します。
  • 適切なクラスタの [Cisco WebEx Connect クリックツーコールの有効化(Enable Cisco WebEx Connect Click-to-Call)] オプションを選択します。
  • 適切なクラスタの [Cisco UC Manager と Cisco WebEx Connect との統合の有効化(Enable Cisco UC Manager integration with Cisco WebEx Connect)] オプションを選択します。

グループ チャットが開始しない

問題の内容:グループ チャットを開始しようとしています。 グループ チャットは開始せず、ログ ファイルに次のメッセージが表示されます。
WARN  [0x000021c0] [PME(0)] [cpve] [<ctxt:GStreamer,thread:8640>] - pipeline0 [gstbin.c(2399),
gst_bin_do_latency_func()]-> failed to query latency" and the it is generating 10+ log files per minute.
その後、Cisco Jabber for Windows を再起動すると、ログ ファイルに次のメッセージが表示されます。
ERROR [0x000004fc] [ied\featuresets\adapters\imp\Log.cpp(35)] [JabberWerx] [IMPStackCap::Log::log] -
[XmppSDK.dll]: CXmppMUCRoom::GetGroupChatServer , no MUC_SERVICE is available, please check the configure of server, bPersistent:0
解決策:この問題を解決するには、次の作業を実行します。
  1. 少なくとも 1 人のグループ チャット参加者がオンラインであることを確認します。 Cisco Jabber for Windows では、グループ チャットを作成するには、1 人以上のオンライン参加者が必要です。
  2. Cisco Unified Presence の [マルチ ユーザ チャット ルーム(Multi User Chat Room)] サービスをアクティブ化し、開始します。
  3. Cisco Unified Presence の [テキスト カンファレンス マネージャ(Text Conference Manager)] サービスをアクティブ化し、開始します。

エンド ユーザが電話アカウントの詳細を取得できない

問題の内容:Cisco Jabber for Windows ユーザがエクステンション モビリティ プロファイルにログインしたときに、電話アカウントの詳細を取得できません。 そのため、[オプション(Options)] ダイアログ ボックスの [電話アカウント(Phone accounts)] タブの [電話サービス(Phone services)] セクションにエラー メッセージが表示されます。

影響を受けるユーザは、Cisco Unified Communications Manager に複数のデバイスが設定されています。

次の例外が、%USER_PROFILE%\AppData\Local\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Logs ディレクトリの csf-unified.log ファイルに書き込まれます。
<time_stamp> DEBUG [0x00001d80] [src\config\CCMCIPClient.cpp(230)] [csf.ecc] [curlDebugCallback] -
<html>
<body>
org.apache.jasper.JasperException: java.lang.reflect.InvocationTargetException<br>
<!--
org.apache.jasper.JasperException: java.lang.reflect.InvocationTargetException
at org.apache.jasper.runtime.JspRuntimeLibrary.handleSetPropertyExpression(JspRuntimeLibrary.java:622)
at org.apache.jsp.ControlledDevices_jsp._jspx_meth_c_005fforEach_005f0(ControlledDevices_jsp.java:834)
at org.apache.jsp.ControlledDevices_jsp._jspService(ControlledDevices_jsp.java:180)
at org.apache.jasper.runtime.HttpJspBase.service(HttpJspBase.java:70)
at javax.servlet.http.HttpServlet.service(HttpServlet.java:722)
解決策:この問題を解決するには、次の作業を実行します。
  1. 影響を受けるユーザを、すべてのエクステンション モビリティ プロファイルから切断します。
  2. シスコのサポート担当者に連絡し、Cisco Unified Communications Manager の問題を解決するようエンジニアリング スペシャル(ES)を要求してください。
ES を Cisco Unified Communications Manager に適用後、影響を受けるユーザをエクステンション モビリティ プロファイルに再度関連付けることができます。

オフフック ダイヤルでプレゼンス状態が変更されない

問題の内容:Cisco Jabber for Windows ユーザが、デスクフォンまたは他のデバイスから番号を直接ダイヤルします。 アベイラビリティ ステータスが、ユーザがコール中であることを示すように変更されません。

解決策:この問題を解決するには、次の作業を実行します。
  1. ユーザが回線番号に関連付けられていることを確認します。
    1. Cisco Unified Communications Manager を開き、デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウにアクセスします。
    2. [割り当て情報(Association Information)] セクションを見つけて、デバイスに関連付けられた回線を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
    3. [回線に関連付けられているユーザ(Users Associated with Line)] セクションを見つけます。
    4. ユーザが回線に関連付けられていることを確認します。
  2. Cisco Unified Communications Manager から Cisco Unified Presence への SIP トランクが存在することを確認します。
    1. Cisco Unified Communications Manager を開きます。
    2. [デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)] を選択します。
    3. Cisco Unified Presence への SIP トランクを検索します。
    4. 存在しない場合は SIP トランクを作成します。
  3. Cisco Unified Presence でセキュリティ例外として設定されている DNS 名エントリの解決を確認して、Cisco Unified Communications Manager との通信が許可されるようにします。 ドメインで Cisco Unified Presence および Cisco Unified Communications Manager を設定すると、例外は DNS 名として自動的に追加されます。 DNS 名エントリの解決で問題が発生した場合、対応する着信および発信の例外は有効になりません。 DNS 名に ping を実行した場合に正しい IP アドレスが返されることを確認する必要があります。 また、IP アドレスに ping を実行した場合に正しい DNS 名が返されることも確認する必要があります。
    Cisco Unified Presence のセキュリティ例外にアクセスするには、[システム(System)] > [セキュリティ(Security)] を選択して、次のいずれかを選択します。
    • 着信 ACL
    • 発信 ACL