Cisco Jabber for Windows 9.0.x インストレーション コンフィギュレーション ガイド
Cisco Jabber for Windows の計画
Cisco Jabber for Windows の計画
発行日;2013/11/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco Jabber for Windows の計画

導入モデルとシステム アーキテクチャについて学習し、適切な導入を計画します。 さまざまな導入モデルでのユーザ ディレクトリの要件を確認し、数々の認証シナリオを検討します。 導入に含めるオプション機能を決定します。

ハードウェア要件

搭載されている RAM

  • Microsoft Windows XP 32 ビット サービス パック 3 上の 1.87 GB の RAM
  • 2 GB の RAM(Microsoft Windows 7 の場合)

物理メモリの空き容量

  • 128 MB

ディスクの空き容量

  • 256 MB

CPU の速度およびタイプ

  • モバイル AMD Sempron プロセッサ 3600+(2 GHz)
  • Intel Core2 CPU T7400(2. 16 GHz)

GPU

  • Directx 9(Microsoft Windows XP 32 ビット(Service Pack 3)の場合)
  • Directx 11(Microsoft Windows 7 の場合)

I/O ポート

  • USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用)

ソフトウェア要件

サポートされているオペレーティング システム

  • Microsoft Windows 7 32 ビット
  • Microsoft Windows 7 64 ビット
  • Microsoft Windows Vista 32 ビット
  • Microsoft Windows Vista 64 ビット
  • Microsoft Windows XP 32 ビット(Service Pack 3)

オンプレミス による展開でサポートされているサーバ

  • Cisco Unified Communications Managerバージョン 7.1.4 ~ 9.0

    (注)  


    COP ファイル ciscocm.installcsfdevicetype.cop.sgn をインストールして CSF デバイスを有効にした場合、Cisco Jabber for Windows では Cisco Unified Communications Manager 7.1.3 がサポートされています。

    Cisco.comCisco Jabber for Windows 管理パッケージ から ciscocm.installcsfdevicetype.cop.sgn をダウンロードします。


  • Cisco Unified Presence バージョン 8.0.3 以降
  • Cisco Unity Connection バージョン 8.0 以降
  • 次の Cisco WebEx Meeting Center
    • Version T26L Service Pack EP 20
    • Windows T27L Service Pack 9
  • Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony バージョン 8.5
    Cisco Jabber for Windows では、次の機能が含まれている Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony がサポートされています。
    • 基本コール機能
    • コールを保留およびレジュームする機能
    制約事項:

    Cisco Jabber for Windows には、Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony に正常にフォールバックするために、プレゼンス サーバへのアクティブ接続が必要です。

    Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony の設定については、次の URL の『Cisco Unified SCCP and SIP SRST System Administrator Guide』を参照してください。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​docs/​voice_ip_comm/​cusrst/​admin/​sccp_sip_srst/​configuration/​guide/​SCCP_​and_​SIP_​SRST_​Admin_​Guide.html

クラウドベース による展開でサポートされているサーバ

  • Cisco WebEx Messenger 7.5
  • Cisco WebEx Administration Tool 7.5
  • 次の Cisco WebEx Meeting Center
    • Version T26L Service Pack EP 20
    • Windows T27L Service Pack 9

サポートされているディレクトリ

  • Microsoft Active Directory 2003
  • Microsoft Active Directory 2008
  • Cisco Unified Communications Manager ユーザ データ サービス UDS は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.2 以降でサポートされています。
  • OpenLDAP
制約事項:

OpenLDAP とのディレクトリ統合では、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルで特定のパラメータを定義する必要があります。 詳細については、サポートされる LDAP ディレクトリ サービスを参照してください。

Microsoft Internet Explorer および Microsoft Office へのサポート

  • Microsoft Internet Explorer 7 以降
    重要:

    Cisco Jabber for Windows では、HTML コンテンツの表示に Internet Explorer レンダリング エンジンが必要です。

  • Microsoft Office 2007 32 ビット版
  • Microsoft Office 2010 32 ビット版
  • Microsoft Office 2010 64 ビット版
  • Microsoft Exchange 2007
  • Microsoft Exchange 2010

Microsoft SharePoint のサポート

  • Microsoft SharePoint 2007
  • Microsoft SharePoint 2010
重要:
  • Microsoft SharePoint でアベイラビリティ ステータスを有効にするには、Cisco Jabber for Windows をインストールするコンピュータに Microsoft Outlook 2007 または Microsoft Outlook 2010 をインストールする必要があります。
  • Cisco Jabber for WindowsMicrosoft SharePoint サイトのアベイラビリティ ステータスがサポートされるのは、ユーザが Microsoft Internet Explorer を使用してそれらのサイトにアクセスする場合だけです。 Microsoft SharePoint サイトを Microsoft Internet Explorer の信頼できるサイトの一覧に追加します。

Microsoft SharePoint でサポートされている Microsoft Outlook および Microsoft Internet Explorer のバージョン、または Microsoft SharePoint でアベイラビリティ ステータスを表示するための要件の詳細については、該当する Microsoft のマニュアルを参照してください。

Microsoft Office 365 のサポート

Cisco Jabber for Windows では、次のソフトウェアが含まれている Microsoft Office 365 がサポートされています。
  • Microsoft Office 2007 32 ビット版
  • Microsoft Office 2010 32 ビット版
  • Microsoft Office 2010 64 ビット版
  • Microsoft SharePoint 2010

(注)  


Microsoft Office 365 では、プラン、サブスクリプション、タイプに基づいてさまざまな構成タイプをサポートします。 Cisco Jabber for Windows は、オンプレミス Active Directory サーバを必要とする Microsoft Office 365 の小規模企業プラン P1 でテストされています。


仮想環境

Cisco Jabber for Windows のサポート対象は次のとおりです。

  • Citrix XenDesktop 5.0
  • Citrix XenDesktop 5.5
  • Citrix XenApp 5.0 Feature Pack 3 Enterprise Edition for Windows Server 2008 Service Pack 2 64 bit, published desktop
  • Citrix XenApp 6.0 Enterprise Edition for Windows 2008 R2 64 bit, published desktop
  • Citrix XenApp 6.5 Enterprise Edition for Windows 2008 R2 64 bit, published desktop
  • 次のものが含まれている VMWare View Connection Manager 4.6.1.640196
    • VMWare Agent 5.0
    • VMWare Client 4.6.1
  • 次のものが含まれている VMWare View Connection Manager 5.1.0704644
    • VMWare Agent 5.1.0704644
    • VMWare Client 5.1.0704644
Cisco Jabber for Windows は、仮想環境で次の機能をサポートしています。
  • インスタント メッセージおよびプレゼンス
  • デスクフォン制御

CTI 従属

Cisco Jabber for Windows では、Computer Telephony Integration(CTI)従属(サードパーティ アプリケーションからの Cisco Jabber for Windows の CTI のコントロール)をサポートしています。

CTI 従属の詳細については、Cisco Unified Communications Manager の適切なバージョンの CTI ドキュメントを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager API を通じ、CTI コントロールのアプリケーションを作成する方法について詳しくは、次の Cisco Developer Network サイトを参照してください。

セキュリティ コンプライアンス

ソフトウェアのセキュリティ コンプライアンスに関する情報については、次のサイトを参照してください。

サポートされるコーデック

サポートされるオーディオ コーデック

  • g.722.1
    • g.722.1 32k
    • g.722.1 24k

    (注)  


    g.722.1 は、Cisco Unified Communications Manager 8.6.1 以降でサポートされます。


  • g.711
    • g.711 A-law
    • g.711 u-law
  • g.729a

サポートされるビデオ コーデック

  • H.264/AVC

ネットワークの要件

ICMP 要求

Cisco Jabber for Windows は、インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)要求を TFTP サーバに送信します。 これらの要求は、クライアントが Cisco Unified Communications Manager に接続できるかどうかを判別することを可能にします。 このため、クライアントからの ICMP 要求を許可するようにファイアウォール設定を設定する必要があります。 ファイアウォールで ICMP 要求を許可しないと、Cisco Jabber for WindowsCisco Unified Communications Manager への接続を確立できません。

ポートおよびプロトコル

Cisco Jabber for Windows では、次の表に示すポートおよびプロトコルを使用します。 Cisco Jabber for Windows とサーバ間にファイアウォールを展開する場合、次のポートおよびプロトコルを許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。

ポート プロトコル 説明
着信
16384 ~ 32766 UDP オーディオおよびビデオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信する。 これらのポートは、Cisco Unified Communications Manager で設定する。
発信
69 UDP Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバに接続する。
6970 HTTP TFTP サーバに接続し、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルをダウンロードする。
80 TCP

(HTTP)

会議用の Cisco WebEx Meeting Center、ボイスメール用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続する。
143 IMAP

(TCP)

ボイスメール メッセージのアクセス、ダウンロード、および再生を行うために、Cisco Unity Connection に接続する。
389 UDP/TCP LDAP ディレクトリ サービスに接続する。
3268 TCP 連絡先を検索するためにグローバル カタログ サーバに接続する。
443 TCP

(HTTPS)

会議用の Cisco WebEx Meeting Center、ボイスメール用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続する。
636 LDAPS LDAP ディレクトリ サービスにセキュアに接続する。
3269 LDAPS グローバル カタログ サーバにセキュアに接続する。
993 IMAP

(SSL)

Cisco Unity Connection に接続し、ユーザのボイス メッセージのリストとボイス メッセージ自体を取得および管理する。
2748 TCP Cisco Unified Communications Manager の CTI Manager コンポーネントである CTI ゲートウェイに接続する。
5060 UDP/TCP Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供する。
5061 TCP セキュアな SIP コール シグナリングを提供する。
5222 TCP

(XMPP)

インスタント メッセージングとプレゼンスのために、Cisco Unified Presence に接続する。
7993 IMAP

(TLS)

セキュア ボイスメール メッセージのアクセス、ダウンロード、および再生を行うために、Cisco Unity Connection に接続する。
8191 TCP Simple Object Access Protocol(SOAP)Web サービスを提供するためにローカル ポートに接続する。
8443 HTTPS 8443 は Cisco Unified Communications Manager への Web アクセス用のポートで、次の接続がある。
  • 割り当てられたデバイスのための Cisco Unified Communications Manager IP Phone(CCMCIP)サーバ。
  • 連絡先の解決のためのユーザ データ サービス(UDS)。
16384 ~ 32766 UDP オーディオおよびビデオ用の RTP メディア ストリームを送信する。
53 DNS ホスト名の解決を提供する。

クラウドベースによる展開の接続の要件

ネットワーク アクセスの要件

Cisco Jabber for Windows では、クライアントと次のドメイン間に無制限のオープンなアクセス(ポート 80 および 443)が必要です。
  • webex.com とすべてのサブドメイン
  • webexconnect.com とすべてのサブドメイン

サービスの IP アドレスの範囲

クラウドベース サービスは、次の IP アドレスの範囲を介して提供されます。
  • 66.163.32.0 ~ 66.163.63.255
  • 209.197.192.0 ~ 209.197.223.255
  • 173.243.12.0 ~ 173.243.12.255(サブネット)
IP アドレス制限に基づいたネットワーク アクセスは、クラウドベースによる展開と正常に連携しない場合があります。 サービスは、事前の通知なしでいつでも他の IP アドレスの範囲を介して提供される可能性があります。

スパム フィルタリング

クラウドベースによる展開でクライアントに関する通知を受け取るには、mda.webex.com からの電子メールを許可するようにネットワークのスパム フィルタリングを設定します。 通常、通知には、新しいアカウントに関する重要な情報、パスワードのリセット、および同様の情報が含まれます。

ハイ アベイラビリティ

ハイ アベイラビリティを使用して展開する場合、次の URL をネットワーク ファイアウォールのホワイト リストに追加します。
  • http://msdl.microsoft.com/download/symbols/index2.txt
  • http://msdl.microsoft.com/download/symbols/wininet.pdb/9241CE8FD46D4D28B0C1AAA596FD93222/wininet.pdb

電話機、ヘッドセット、およびカメラ

CTI でサポートされるデバイス

Cisco Jabber for Windows は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(1) と同じ CTI デバイスをサポートします。 次の URL にある「CTI Supported Devices」のトピックの「CTI supported device matrix」の表を参照してください。

http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​docs/​voice_ip_comm/​cucm/​tapi_dev/​8_6_1/​supporteddevices.html

ヘッドセット

Plantronics Entera Plantronics W740
Plantronics Supraplus Plantronics WO200/A
Plantronics Tristar Plantronics WO300
Plantronics Audio 450 Jabra GN2000
Plantronics Blackwire C420 Jabra BIZ 2400
Plantronics Blackwire C610 Jabra BIZ 620
Plantronics Blackwire C620 Jabra Go 6470
Plantronics C220UC Jabra PRO 930
Plantronics C420 Jabra Speak 410 スピーカー
Plantronics Calisto P420 Jabra-8120
Plantronics Calisto P800 シリーズ ヘッドセット Jabra-GN2000
Plantronics DSP400 Jabra PRO 9470
Plantronics Voyager Pro UC B230/ BT300 Polycom Speaker CX100
Plantronics Voyager Pro UC WG200/B Jawbone Icon

カメラ

Microsoft LifeCam 6000 Tandberg Precision HD デバイス
Logitech Pro 9000 Cisco VTIII(最大解像度 VGA まで)
Logitech C920 -

Cisco AnyConnect

Cisco AnyConnect は、Wi-Fi ネットワークまたはモバイル データ ネットワークなどのリモート ロケーションから企業ネットワークに Cisco Jabber for Windows が安全に接続できるサーバクライアント インフラストラクチャを参照します。

Cisco AnyConnect 環境には次のコンポーネントが含まれます。
Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)

安全なリモート アクセスにサービスを提供します。

Cisco AnyConnect Secure Mobility Client

ユーザのコンピュータから Cisco Adaptive Security Appliance への安全な接続を確立します。

Cisco Jabber for Windows は次を使用して安全なリモート アクセスをサポートします。
  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 2.5
  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 3.1

Cisco AnyConnect 導入に関する考慮事項

Cisco Adaptive Security Appliance は、さまざまな導入要件を満たす柔軟なアーキテクチャを提供します。 エンドツーエンドの導入手順の提供は、このマニュアルでは扱いません。 ここでは、Cisco Jabber for Windows のために Cisco Adaptive Security Appliance および Cisco AnyConnect Secure Mobility Client を導入するときに考慮する必要のある情報を提供します。

ASA のインストールと設定の作業ベースの情報を取得するには、Cisco Adaptive Security Appliance のコンフィギュレーション ガイドを参照する必要があります。

NAT ルール

ASA の設定プロセスの一部として、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client をサポートするようにネットワーク アドレス変換(NAT)ルールを設定する必要があります。 NAT ルールを設定しないと、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client は ASA と通信できません。

「Configuring Network Object NAT」のトピックは、NAT ルールを設定するための詳細な手順を提供します。

セッション パラメータ

セキュア接続のパフォーマンスを向上するために ASA セッション パラメータを設定できます。 最良のユーザ エクスペリエンスを得るために、次の ASA セッション パラメータを設定する必要があります。
Datagram Transport Layer Security(DTLS)

DTLS は遅延およびデータ損失を防止するデータ パスを提供する SSL プロトコルです。

自動再接続

自動再接続(またはセッションの持続性)により、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client はセッションの中断から回復し、セッションを再確立します。

アイドル タイムアウト

アイドル タイムアウトは、通信アクティビティがない場合に、ASA がセキュアな接続を切断するまでの期間を定義します。

Dead Peer Detection(DTD)

DTD によって、ASA および Cisco AnyConnect Secure Mobility Client が接続障害をすばやく検出できます。

グループ ポリシーおよびプロファイル

グループ ポリシー、クライアント プロファイル、および接続プロファイルを作成するために、ASA デバイス マネージャ(ASDM)を使用する必要があります。 最初にグループ ポリシーを作成し、次にそのポリシーをプロファイルに適用します。 ASDM を使用してプロファイルを作成すると、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client が ASA への接続を初めて確立した後にプロファイルがダウンロードされます。 ASDM では、中央のロケーションでプロファイルとポリシーを管理および維持することができます。

ASDM でポリシーとプロファイルを作成する方法の手順については、『Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Administrator Guide』を参照してください。

Trusted Network Detection

Trusted Network Detection は、ユーザ ロケーションに基づいてセキュア接続を自動化する機能です。 ユーザが企業ネットワークを離れると、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client は信頼ネットワークの外部であることを自動的に検出し、セキュアなアクセスを開始します。

クライアント プロファイルの一部として ASA に Trusted Network Detection を設定します。 詳細については、「Trusted Network Detection」を参照してください。

トンネル ポリシー
トンネル ポリシーは、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client がセキュアな接続を介してトラフィックを方向付ける方法を設定します。次が含まれます。
Full Tunnel ポリシー

ASA ゲートウェイへのセキュア接続を介してすべてのトラフィックを送信できます。

Split Tunnel ポリシー

一部のトラフィックをセキュア接続経由で送信し、その他のトラフィックを非セキュア接続経由で送信するように、宛先サブネットに基づいてトラフィックを分離します。

ネットワーク ACL での Split Include ポリシー

宛先 IP アドレスに基づいてセキュア接続を制限できます。 たとえば、オンプレミス導入で、Cisco Unified Communications ManagerCisco Unified Presence、TFTP サーバ、その他のサーバに対して IP アドレスを指定して、Cisco Jabber for Windows トラフィックにだけセキュア接続を制限することができます。

Split Exclude ポリシー

セキュア接続から特定のトラフィックを除外できます。 セキュア接続を介した Cisco Jabber for Windows トラフィックを許可し、特定の宛先サブネットからトラフィックを除外できます。

証明書ベースの認証の設定

ASA とのセキュアな接続を Cisco AnyConnect Secure Mobility Client からネゴシエートするための証明書ベースの認証を使用することを推奨します。

ASA は、Cisco IOS CA、Microsoft Windows 2003、Windows 2008 R2、Entrust、VeriSign、RSA Keon などの標準認証局(CA)サーバが発行した証明書をサポートします。 ここでは、証明書ベースの認証のために ASA を設定するための高レベルな手順を説明します。 適切な ASA コンフィギュレーション ガイドの順を追った手順については、「Configuring Digital Certificates」のトピックを参照してください。


    ステップ 1   ルート証明書を CA から ASA にインポートします。
    ステップ 2   ASA の ID 証明書を生成します。
    ステップ 3   SSL 認証用の ASA の ID 証明書を使用します。
    ステップ 4   証明書失効リスト(CRL)または Online Certificate Status Protocol(OCSP)を設定します。
    ステップ 5   認証にクライアント証明書を要求するように、ASA を設定します。

    次の作業

    ASA で証明書ベースの認証を設定した後、ユーザにクライアント証明書を配る必要があります。 次のいずれかの方法を使用できます。
    • Microsoft Windows Server のグループ ポリシー。
    • Microsoft Windows Server の SCEP。

    グループ ポリシーを使用した証明書の配布

    Microsoft Windows Server のグループ ポリシーを使用して、証明書を配布できます。

    グループ ポリシーを使用して証明書を配布するには、次の作業を実行する必要があります。
    • Microsoft Windows Server に Microsoft Group Policy Management Console(GPMC)をインストールします。
    • 証明書を配布する予定のすべてのコンピュータおよびユーザが同じドメイン内にあることを確認します。

    詳細については、該当する Microsoft 社の資料を参照してください。 「Deploy Certificates by Using Group Policy」のトピックで手順を説明します。

    SCEP を使用した証明書の配布

    Microsoft Windows Server の Simple Certificate Enrollment Protocol(SCEP)を使用して、クライアント認証のための証明書を安全に発行し、更新できます。

    SCEP を使用して証明書を配布するには、Microsoft Windows Server に SCEP モジュールをインストールする必要があります。 詳細については、次のトピックを参照してください。
    • 「ASA 8.X: AnyConnect SCEP Enrollment Configuration Example」
    • 「Simple Certificate Enrollment Protocol (SCEP) Add-on for Certificate Services」

    音声およびビデオのパフォーマンス参照

    注目:

    次のデータは、ラボ環境でのテストに基づいています。 このデータは、帯域幅の使用状況の点で予想できる内容を提供することを目的としています。 このトピックの内容は、完全な内容を示したり、帯域幅の使用状況に影響を与える可能性があるすべてのメディア シナリオを反映したりするものではありません。

    音声、ビデオ、およびプレゼンテーション ビデオのビット レート

    次の表に、音声のビット レートを示します。
    コーデック RTP ペイロード(kbit/秒) 実際のビットレート(kbit/秒) メモ
    g.722.1 24/32 54/62 高品質な圧縮
    g.711 64 80 標準的な非圧縮
    g.729a 8 38 低品質な圧縮

    ビデオのビット レート

    次の表に、g.711 音声でのビデオのビットレートを示します。
    解像度 ピクセル g.711 音声で測定されたビット レート(kbit/秒)
    w144p 256 x 144 156
    w288p

    これが Cisco Jabber for Windows のビデオ レンダリング ウィンドウのデフォルト サイズです。

    512 x 288 320
    w448p 768 x 448 570
    w576p 1024 x 576 890
    720p 1280 x 720 1300
    上記の表に関する注意事項:
    • この表は、想定される解像度をすべて網羅しているわけではありません。
    • 測定されたビット レートは、実際の使用帯域幅(RTP ペイロード + IP パケットのオーバーヘッド)です。

    プレゼンテーション ビデオのビット レート

    次の表に、プレゼンテーション ビデオのビット レートを示します。
    ピクセル 2 fps でのワイヤ ビット レートの概算値(kbit/秒) 8 fps でのワイヤ ビット レートの概算値(kbit/秒)
    720 x 480 41 164
    704 x 576 47 188
    1024 x 768 80 320
    1280 x 720 91 364
    1280 x 800 100 400
    上記の表に関する注意事項:
    • Cisco Jabber for Windows は、8 fps でキャプチャし、2 ~ 8 fps で伝送します。
    • この表の値には、音声は含まれていません。

    ネゴシエートされた最大ビット レート

    [領域の設定(Region Configuration)] ウィンドウで Cisco Unified Communications Manager のペイロードの最大ビット レートを指定します。 この最大ペイロード ビット レートには、パケット オーバーヘッドは含まれません。したがって、使用される実際のビット レートは、指定した最大ペイロード ビット レートよりも大きくなります。

    次の表では、Cisco Jabber for Windows によるペイロードの最大ビット レートの割り当て方法について説明します。
    デスクトップ共有セッション 音声 双方向ビデオ(メイン ビデオ) プレゼンテーション ビデオ(デスクトップ共有ビデオ)
    No Cisco Jabber for Windows では、音声の最大ビット レートを使用します。 Cisco Jabber for Windows では、次のように残りのビット レートを割り当てます。

    ビデオ コールの最大ビット レートから音声のビット レートを引きます。

    -
    Yes Cisco Jabber for Windows では、音声の最大ビット レートを使用します。 Cisco Jabber for Windows では、音声のビット レートを引いた後に残りの帯域幅の半分を割り当てます。 Cisco Jabber for Windows では、音声のビット レートを引いた後に残りの帯域幅の半分を割り当てます。

    帯域幅のパフォーマンス期待値

    Cisco Jabber for Windows では、音声のビット レートを分けてから、インタラクティブ ビデオとプレゼンテーション ビデオの間で残りの帯域幅を均等に分けます。 次の表では、帯域幅ごとに達成できるパフォーマンスを理解するのに役立つ情報について説明します。
    アップロード速度 音声 音声 + インタラクティブ ビデオ(メイン ビデオ) 音声 + プレゼンテーション ビデオ(デスクトップ共有ビデオ) 音声 + インタラクティブ ビデオ + プレゼンテーション ビデオ
    125 kbps(VPN) g.711 の帯域幅のしきい値レベルです。 帯域幅は g.729a および g.722.1 用に十分です。 帯域幅はビデオ用に不十分です。 帯域幅はビデオ用に不十分です。 帯域幅はビデオ用に不十分です。
    384 kbps(VPN) 帯域幅は音声コーデック用に十分です。 w288p(512x288)(30 fps) 1280 x 800(2 fps 以上) w144p(256 x 144)(30 fps)+ 1280 x 720(2 fps 以上)
    384 kbps(企業ネットワーク) 帯域幅は音声コーデック用に十分です。 w288p(512x288)(30 fps) 1280 x 800(2 fps 以上) w144p(256 x 144)(30 fps)+ 1280 x 800(2 fps 以上)
    1000 kbps 帯域幅は音声コーデック用に十分です。 w576p(1024x576)(30 fps) 1280 x 800(8 fps) w288p(512 x 288)(30 fps)+ 1280 x 800(8 fps)
    2000 kbps 帯域幅は音声コーデック用に十分です。 w720p30(1280 x 720)(30 fps) 1280 x 800(8 fps) w288p(1024 x 576)(30 fps)+ 1280 x 800(8 fps)

    VPN でペイロードのサイズを大きくすると、帯域幅の消費が増えることに注意してください。

    ビデオ レート適応

    Cisco Jabber for Windows では、ビデオ レート アダプテーションを使用して、最適なビデオ品質をネゴシエートします。 ビデオ レート適応は、ビデオのビット レートのスループットを動的に増減して、有効な IP パスの帯域幅でリアルタイムの変動を処理します。

    Cisco Jabber for Windows ユーザは、ビデオ コールが低解像度で開始し、短期間に高解像度になることを想定します。 Cisco Jabber for Windows では、履歴を保存して、後続のビデオ コールが最適な解像度で開始するようにします。

    Cisco Jabber for Windows 起動シーケンス

    このトピックは、Cisco Jabber for Windows の初回起動シーケンスについて説明します。

    次の手順では、高レベルからの初回 Cisco Jabber for Windows 起動シーケンスについて説明します。
    1. プレゼンス サーバ タイプを jabber-bootstrap.properties から取得します。Cisco Jabber for Windowsjabber-bootstrap.propertiesインストール ディレクトリに保存します。
    2. プレゼンス サーバに認証します。
    3. プロファイルの詳細を取得し、使用可能なサービスに接続します。
    4. Cisco Jabber for Windows の設定ファイルを取得します。

    プレゼンス サーバ タイプの取得

    Cisco Jabber for Windows の基本機能は、インスタント メッセージングとプレゼンスです。 インスタント メッセージングおよびプレゼンス機能にアクセスするには、Cisco Jabber for Windows はプレゼンス サーバに認証する必要があります。

    Cisco Jabber for Windows は、jabber-bootstrap.properties からプレゼンス サーバの接続に関する詳細を取得します。 このプロパティ ファイルには、次のように、導入時に指定する接続の詳細が含まれます。
    クラウドベースの導入
    プレゼンス サーバ タイプとして Cisco WebEx Messenger を指定します。
    オンプレミスの導入
    プレゼンス サーバ タイプとして Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications IM and Presence を指定します。

    プレゼンス サーバがドメイン ネーム システムのサービス レコード(DNS SRV)をサポートしない場合は、プレゼンス サーバのアドレスとドメインも指定する必要があります。 ただし、プレゼンス サーバが DNS SRV をサポートする場合は、Cisco Jabber for Windows は自動的に接続できます。

    導入時にプレゼンス サーバの接続の詳細を指定せず、jabber-bootstrap.properties に接続サーバの詳細がない場合は、次のようにしてユーザ インターフェイスに接続の詳細を指定する必要があります。
    1. Cisco Jabber for Windows サインイン ウィンドウで [ファイル(File)] > [接続設定の変更(Change connection settings)] を選択します。
    2. [接続設定(Connection Settings)] ダイアログ ボックスで、サーバ タイプとアドレスを指定します。
    3. [保存(Save)] を選択します。

    (注)  


    ユーザが、ユーザ インターフェイスで指定する接続設定は、jabber-bootstrap.properties の接続設定よりも優先されます。
    次の手順では、Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバ タイプを取得する方法を説明します。
    1. Cisco Jabber for Windows が起動します。
    2. Cisco Jabber for Windows は、jabber-bootstrap.properties からプレゼンス サーバのタイプを取得します。
      プレゼンス サーバ タイプがない

      プレゼンス サーバ タイプが jabber-bootstrap.properties にない場合は、[接続設定(Connection Settings)] ダイアログ ボックスに接続の詳細を指定する必要があります。

      プレゼンス サーバ タイプが Cisco WebEx Messenger

      Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに認証します。

      プレゼンス サーバ タイプが Cisco Unified Presence
      • Cisco Jabber for Windows が DNS SRV でプレゼンス サーバを自動検出できる場合は、Cisco Jabber for Windows はプレゼンス サーバに認証します。
      • Cisco Jabber for Windows が DNS SRV でプレゼンス サーバを自動検出できない場合は、jabber-bootstrap.properties にプレゼンス サーバのアドレスとドメインを指定する必要があります。 それ以外の場合は、[接続設定(Connection Settings)] ダイアログ ボックスに接続の詳細を指定する必要があります。

    プレゼンス サーバへの認証

    Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に認証できない場合は、エラー メッセージが表示され、起動シーケンスが終了します。

    Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に認証される場合は、プレゼンス サーバからプロファイルの詳細を取得し、使用可能なサービスと接続します。

    プロファイルの詳細の取得と、使用可能なサービスへの接続

    Cisco Jabber for Windows は、次のようなプロファイルの詳細を、プレゼンス サーバから取得します。
    Cisco WebEx Meeting Center の設定
    Cisco WebEx Meeting Center の設定は、クラウドベースおよびハイブリッド クラウドベース導入の会議機能を提供します。
    ボイスメールの設定
    ボイスメールの設定には、Cisco Unity Connectionオンプレミス導入やハイブリッド クラウドベース導入の接続の詳細があります。
    Cisco Unified Communications Manager の設定の詳細
    オンプレミス導入とハイブリッド クラウドベース導入では、Cisco Unified Communications Manager の設定情報には、次のものが含まれます。
    • TFTP サーバ アドレス
    • CTI ゲートウェイ プロファイル
    • CCMCIP プロファイル
    Cisco Jabber for Windows は、プロファイルの詳細を取得後に、次の手順で使用可能なサービスに接続します。
    • プロファイルに、会議設定の詳細が含まれる場合は、Cisco Jabber for Windows は会議サービスに接続します。
    • プロファイルに、ボイスメール設定の詳細が含まれる場合は、Cisco Jabber for Windows はボイスメール サービスに接続します。
    • プロファイルに Cisco Unified Communications Manager の設定の詳細が含まれる場合は、次の処理が行われます。
      • Cisco Jabber for WindowsCisco Unified Communications Manager からデバイス プロファイルを取得します。
      • Cisco Jabber for Windows が TFTP サーバからグローバル設定ファイルを取得します。
      • Cisco Jabber for WindowsCisco Unified Communications Manager に登録されます。

    Cisco Jabber for Windows 設定ファイルの取得

    Cisco Jabber for Windows の設定を含む XML ファイルを作成します。 TFTP サーバの設定ファイルをホストします。

    Cisco Jabber for Windows では、次の 2 つの設定ファイルを使用できます。
    グローバル設定ファイル

    Cisco Unified Communications Manager クラスタのすべての Cisco Jabber for Windows ユーザに適用します。

    Cisco Jabber for Windows にはグローバル設定ファイルが必要なので、ログイン前に TFTP サーバから取得を試みます。

    グループ設定ファイル

    Cisco Unified Communications Manager クラスタの Cisco Jabber for Windows ユーザのサブセットに適用します。

    グループ設定ファイルは省略可能です。 グループ設定ファイルが存在する場合は、Cisco Jabber for WindowsCisco Unified Communications Manager からデバイス設定を取得後に、ファイルを取得します。

    重要: グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
    設定ファイルに関する詳細については、「Cisco Jabber for Windows 設定の概要」の章を参照してください。

    Cisco Jabber for Windows の COP ファイル

    Cisco Jabber for Windows を導入するために必要な、さまざまな COP ファイルを確認します。 次の COP ファイルは、Cisco.comCisco Jabber for Windows 管理パッケージ から取得できます。

    COP ファイル 説明 Cisco Unified Communications Manager バージョン
    ciscocm.installcsfdevicetype.cop.sgn Cisco Unified Communications Manager に CSF デバイス タイプを追加します。

    詳細については、ソフトウェア要件を参照してください。

    7.1.3
    cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn CSF デバイスで BFCP ビデオ デスクトップ共有をサポートします。

    詳細については、ビデオ デスクトップ共有の設定を参照してください。

    8.6.2 のみ
    ciscocm.addcsfsupportfield.cop.sgn グループ設定ファイルの [CSF サポート フィールド(CSF Support Field)] フィールドを追加します。

    詳細については、グループ設定の作成を参照してください。

    8.6.x 以下
    cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn アプリケーション ダイヤル ルールとディレクトリ ルックアップ ルールを Cisco Jabber for Windows に公開します。

    詳細については、Cisco Jabber for Windows へのダイヤル ルールの発行を参照してください。

    サポートされるすべてのバージョン

    認証

    クラウドベース導入の認証

    クラウドベース導入では、Cisco Jabber for Windows および Cisco WebEx Messenger 間で認証が行われます。

    ハイブリッド クラウドベース導入では、Cisco Jabber for Windows は次のサービスでの認証も行います。
    • Cisco Unified Communications Manager に認証し、デバイス設定を取得する。
    • Cisco Unity Connection に認証し、ボイスメールを取得する。

    オンプレミス導入の認証

    オンプレミス導入では、次の認証が行われます。
    ディレクトリでの認証
    • Cisco Jabber for Windows は、ディレクトリ ソースで認証します。
    • Cisco Unified Communications Manager は、ユーザが Cisco Jabber for Windows にログインしたときに、ディレクトリでの認証をプロキシします。
    サービスでの認証
    Cisco Jabber for Windows は、次のサービスでの認証を行います。
    • Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications IM and Presence に認証し、インスタント メッセージングとプレゼンス サーバにアクセスします。
    • Cisco Unified Communications Manager に認証し、デバイス設定を取得する。
    • Cisco Unity Connection に認証し、ボイスメールを取得する。

    認証情報ソースの指定

    Cisco Jabber for Windows 設定ファイルでパラメータを指定し、Cisco Jabber for Windows がサインイン認証情報を使用してサービスにアクセスできるようにします。

    オンプレミスの導入

    クライアント認証情報が Cisco Unified Communications Manager の電話サービスの認証情報と同じであれば、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルで PhoneService_ UseCredentialsFrom パラメータを指定できます。 このパラメータでは、クライアント認証情報を使用し、電話サービスにアクセスします。 そのため、Cisco Jabber for Windows ユーザは、クライアントの電話サービスに対して認証情報を入力する必要がありません。

    サインイン認証情報と電話サービスの認証情報が、Cisco Jabber for Windows ユーザに対して同じであることを確認する必要があります。 このパラメータを設定した場合、[オプション(Options)] ウィンドウの [電話アカウント(Phone accounts)] タブに [電話サービス(Phone services)] セクションはありません。

    詳細については、「オンプレミス導入の設定」の章の「認証情報の設定」のトピックを参照してください。

    ハイブリッド クラウドベースの導入

    クライアント認証情報が Cisco Unity Connection のボイスメール サービスの認証情報と同じであれば、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルで VoicemailService_ UseCredentialsFrom パラメータを指定できます。 このパラメータでは、クライアント認証情報を使用し、ボイスメール サービスにアクセスします。 このため、Cisco Jabber for Windows ユーザはクライアントでボイスメール サービス用のクレデンシャルを入力する必要がありません。

    サインイン認証情報とボイスメール サービスの認証情報が、Cisco Jabber for Windows ユーザに対して同じであることを確認する必要があります。 このパラメータを設定した場合、[オプション(Options)] ウィンドウの [電話アカウント(Phone accounts)] タブに [ボイスメール(Voicemail)] セクションはありません。

    詳細については、「ハイブリッド クラウドベース導入の設定」の章の「認証情報の設定」のトピックを参照してください。

    サーバの自動検出

    Cisco Jabber for Windows は、Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications IM and Presence に自動接続するために、ドメイン ネーム システム レコード(DNS SRV)ルックアップを使用します。

    自動サーバ検出のシナリオ

    オンプレミスの自動サーバ検出は、次のシナリオで行われます。
    • Cisco Jabber for Windows ユーザは、[接続設定(Connection Settings)] ダイアログ ボックスで次のオプションを選択します。
      • [サーバ タイプ(Server type)] セクションの [Cisco Unified Presence]。
      • [ログイン サーバ(Login server)] セクションの [デフォルト サーバを使用(Use the default server)]。
    • 導入時に、TYPE コマンドライン引数の値として CUP を指定します。 Cisco Jabber for Windows は、jabber-bootstrap.properties からプレゼンス サーバのタイプを読み込みます。

      (注)  


      プレゼンス サーバの DNS ドメインがユーザの DNS ドメインと異なる場合は、DOMAIN コマンドライン引数の値として、プレゼンス サーバの DNS ドメインを指定する必要があります。
      コマンドライン引数の詳細については、「Cisco Jabber for Windows のインストール」の章を参照してください。

    自動サーバ検出の論理

    この項では、Cisco Jabber for Windowsオンプレミス導入のプレゼンス サーバに自動接続する方法を説明します。

    Cisco Jabber for Windows の初回起動時に、jabber-bootstrap.properties からプレゼンス サーバのタイプが取得されます。

    プレゼンス サーバの接続がjabber-bootstrap.properties にない場合
    1. Cisco Jabber for Windows は、次の場所から次の順番で検索し、最初に見つかった有効なドメインを使用します。
      • USERDNSDOMAIN 環境変数
      • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Domain レジストリ キー
      • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\DhcpDomain レジストリ キー
    2. Cisco Jabber for Windows は、プレゼンス サーバへの接続を試行します。
      • Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に接続できない場合は、エラー メッセージが表示されます。
      • Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に接続し、リダイレクトが発生しない場合は、Cisco Jabber for Windows はそのプレゼンス サーバの接続値をキャッシュします。
      • Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に接続し、クラスタ内の別のサーバへのリダイレクトが発生すると、Cisco Jabber for Windows は、接続先のプレゼンス サーバの接続値をキャッシュします。 Cisco Jabber for Windows は、リダイレクトの前に Cisco Unified Presence サーバの値をキャッシュしません。
    プレゼンス サーバの接続が jabber-bootstrap.properties にある場合
    • Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に接続した場合、Cisco Jabber for Windows はロードを続行します。 Cisco Jabber for Windows は、初回起動後にプレゼンス サーバのアドレスをキャッシュし、その後の起動時にそのサーバに接続を試行します。
    • Cisco Jabber for Windows がプレゼンス サーバに正常に接続されない場合、プレゼンス サーバの接続値が存在しないかのように再開されます。

    DNS SRV レコード

    プレゼンス サーバ ドメインの DNS サーバに、_cuplogin のサービス名の DNS SRV レコードを追加する必要があります。 この DNS SRV レコードがない場合、Cisco Jabber for Windows は DNS SRV ルックアップを実行できません。

    次に、DNS SRV レコードの例を示します。
    _cuplogin._tcp.company.com
    Server: dns_server.company.com
    Address: 10.10.1.10
    _cuplogin._tcp.company.com SRV service location:
     priority =0
     weight =0
     port =8443
     srv hostname =cupserver.company.com
     internet address =10.53.56.57

    前の例で、_cuplogin はサービス名です。 プレゼンス サーバのドメイン名は company.com です。 DNS サーバで定義されている company.com ドメインの SRV は _cuplogin._tcp.company.com です。


    (注)  


    Cisco Jabber for Windows
    • デフォルトでは、SRV レコードにマッピングされているポートではなく、ポート 8443 が使用されます。
    • DNS SRV ルックアップ時は、重みと優先順位がサポートされます。

    ディレクトリ統合

    Cisco Jabber for Windowsオンプレミス導入には、ディレクトリ統合が必要です。 Cisco Jabber for Windows には、2 種類のディレクトリ統合が提供されています。
    • 拡張ディレクトリ統合EDI
    • Cisco Unified Communications Manager ユーザ データ サービスUDS

    EDI ディレクトリ統合

    EDI は、ネイティブの Microsoft Windows API を使用し、Microsoft Active Directory から連絡先データを取得します。

    EDI のための Cisco Jabber for Windows の設定

    デフォルトでは、EDI に接続するために設定ファイルを作成する必要はありません。 Active Directory ドメインに登録されているワークステーションに Cisco Jabber for Windows をインストールした場合、Cisco Jabber for Windows は自動的にディレクトリ サービスを検出し、ドメイン内のグローバル カタログに接続します。 ただし、次の手順に従い、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルにカスタム設定を指定することもできます。
    • 属性のマッピング 属性マッピングのパラメータを参照してください。
    • 接続の設定 ディレクトリ接続パラメータを参照してください。
    • クエリー設定 ディレクトリ クエリー パラメータを参照してください。
    • 連絡先の写真の解像度 連絡先の写真のパラメータを参照してください。
    • ドメイン フェデレーション ドメイン フェデレーション パラメータを参照してください。

    ディレクトリからの属性の取得

    Cisco Jabber for Windows がディレクトリから属性を取得できることを確認する必要があります。

    グローバル カタログ

    デフォルトでは、Cisco Jabber for Windowsグローバル カタログ サーバに接続します。 デフォルト設定を使用する場合は、すべての属性が グローバル カタログ サーバに常駐することを確認する必要があります。

    Microsoft Active Directory Schema スナップインなどの適切なツールを使用すると、属性を グローバル カタログ サーバに複製できます。

    (注)  


    グローバル カタログ サーバに属性を複製すると、ドメイン内の Active Directory サーバ間にトラフィックが発生します。


    Active Directory Schema スナップインを使用し、グローバル カタログ サーバに属性を複製する方法については、適切な Microsoft ドキュメントを参照してください。

    ドメイン コントローラ
    次の場合は、Cisco Jabber for Windows を設定し、ドメイン コントローラ に接続できます。
    • グローバル カタログ サーバに接続したくない。
    • グローバル カタログ サーバに属性を複製したくない。

    (注)  


    ドメイン コントローラ に接続するよう Cisco Jabber for Windows を設定した場合は、Cisco Jabber for Windows は 1 つのドメインにのみクエリーを送信します。


    ドメイン コントローラ に接続するよう Cisco Jabber for Windows を設定するには、ConnectionType パラメータの値として「1」を指定します。 詳細については、ディレクトリ接続パラメータを参照してください。

    属性のインデックス化

    ディレクトリの連絡先の解像度に使用する属性は、必ずインデックス化してください。

    デフォルトの属性マッピングを使用する場合は、次の属性がインデックス化されていることを確認します。
    • sAMAccountName
    • telephoneNumber
      さらに、セカンダリ番号クエリーについては、次の属性もインデックス化する必要があります。
      • otherTelephone
      • mobile
      • homePhone

      (注)  


      セカンダリ番号クエリーは Cisco Jabber for Windows ではデフォルトで有効になっています。 セカンダリ番号クエリーは、DisableSecondaryNumberLookups パラメータで無効にすることができます。


    • msRTCSIP-PrimaryUserAddress ドメイン内フェデレーションのみ、msRTCSIP-PrimaryUserAddress をインデックス化する必要があります。

    UDS ディレクトリ統合

    UDS は、連絡先の解決を提供する Cisco Unified Communications Manager 上のインターフェイスです。 Microsoft Active Directory または別の LDAP ディレクトリ ソースから連絡先データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます。その後、 Cisco Jabber for Windows では、UDS インターフェイスを使用して Cisco Unified Communications Manager から連絡先データを直接取得します。

    UDS との統合の有効化

    UDS との統合を有効にするには、次の手順を実行します。
    1. Cisco Unified Communications Manager でディレクトリ ソースを作成します。
    2. 連絡先データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます。
    3. Cisco Jabber for Windows 設定ファイルの DirectoryServerType パラメータの値として UDS を指定します。
    同期の実行後、連絡先データが Cisco Unified Communications Manager に格納されます。その後、 Cisco Jabber for Windows は自動的に UDS に接続し、すべての連絡先の解決を実行します。 UDS を使用するために他のサーバ設定タスクを実行する必要はありません。

    連絡先の写真の取得

    UDS と統合する場合に連絡先写真を取得するには、Cisco Jabber for Windows を設定する必要があります。 詳細については、UDS による連絡先写真の取得を参照してください。

    複数のクラスタでの連絡先の解決

    複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタでの連絡先の解決では、社内ディレクトリのすべてのユーザを各 Cisco Unified Communications Manager クラスタに同期させます。 その後、適切な Cisco Unified Communications Manager クラスタにこれらのユーザのサブセットをプロビジョニングします。

    たとえば、組織のユーザが 40,000 人とします。 20,000 人のユーザが北米にいます。 20,000 人のユーザがヨーロッパにいます。 組織の各場所に次の Cisco Unified Communications Manager クラスタがあります。
    • cucm-cluster-na(北米)
    • cucm-cluster-eu(ヨーロッパ)
    この例では、40,000 人のすべてのユーザを両方のクラスタに同期させます。 その後、北米の 20,000 人のユーザを cucu-cluster-na にヨーロッパの 20,000 人のユーザを cucm-cluster-eu にプロビジョニングします。

    ヨーロッパのユーザが北米のユーザにコールすると、Cisco Jabber for Windows が cucu-cluster-na からヨーロッパのユーザの連絡先詳細を取得します。

    北米のユーザがヨーロッパのユーザにコールすると、Cisco Jabber for Windows が cucu-cluster-eu から北米のユーザの連絡先詳細を取得します。

    サポートされる LDAP ディレクトリ サービス

    Cisco Jabber for Windows では、次のディレクトリ サービスをサポートしています。
    • Microsoft Active Directory 2003
    • Microsoft Active Directory 2008
    • OpenLDAP
    このリリースで、Cisco Jabber for WindowsOpenLDAP を使用した次のような特定の統合シナリオをサポートします。
    • 匿名バインドを使用する OpenLDAP の統合。
    サポートされている統合シナリオについては、ディレクトリ サービスの設定例セクションの設定例を参照してください。
    Cisco Jabber for Windows を設定する前に、ディレクトリ サービスの実装を検討し、スキーマの特性を決定します。 ディレクトリ サービスに接続するための要件を確認した後、次のように設定ファイルで指定できる設定を確認します。
    • 属性のマッピング 属性マッピングのパラメータを参照してください。
    • 接続の設定 ディレクトリ接続パラメータを参照してください。
    • クエリー設定 ディレクトリ クエリー パラメータを参照してください。
    • 連絡先の写真の解像度 連絡先の写真のパラメータを参照してください。
    • ドメイン フェデレーション ドメイン フェデレーション パラメータを参照してください。

    ドメイン ネーム システムの設定

    Cisco Jabber for Windows が組織全体のディレクトリ検索を実行するためには、クライアント アプリケーションが組織のすべてのユーザの情報にアクセスできるディレクトリ サービスに接続する必要があります。 ほとんどの展開シナリオでは、Cisco Jabber for Windows によってユーザのワークステーションの USERDNSDOMAIN 環境変数からドメイン名が取得されます。 USERDNSDOMAIN の値により、Cisco Jabber for Windows はドメイン内のグローバル カタログまたは LDAP サービスを検索します。

    (注)  


    デフォルトでは、Cisco Jabber for Windowsグローバル カタログを検索します。 LDAP サービスを検索するように Cisco Jabber for Windows を設定する必要があります。


    場合によっては、USERDNSDOMAIN 環境変数の値は、フォレスト全体のドメイン名に対応する DNS ドメイン名に解決されません。 たとえば、この設定は、組織がサブドメインまたはリソース ドメインを使用する場合に発生します。 このような設定では、USERDNSDOMAIN 環境変数は、親ドメインではなく子ドメインに解決されます。 このタイプの設定が発生すると、Cisco Jabber for Windows は組織のすべてのユーザの情報にアクセスできません。

    USERDNSDOMAIN 環境変数が子ドメインに解決される場合、次のいずれかの設定オプションを使用して、Cisco Jabber for Windows が親ドメインのサービスに接続できるようにします。

    • 親ドメインの FQDN を使用するように Cisco Jabber for Windows を設定します。 この設定を実行するには、PrimaryServerName パラメータの値として親ドメインの FQDN を指定します。 詳細については、「ディレクトリ接続パラメータ」のトピックを参照してください。
    • Cisco Jabber for Windows によるグローバル カタログまたはLDAP サービスの要求時に組織のすべてのユーザにアクセスできるサーバに Cisco Jabber for Windows を転送するように、DNS サーバを設定します。
    • グローバル カタログまたは LDAP サービスが組織のすべてのユーザにアクセスできることを確認します。
    DNS サーバの設定に関する詳細については、次の Microsoft のマニュアルを参照してください。
    • Configuring DNS for the Forest Root Domain
    • Assigning the Forest Root Domain Name
    • Deploying a GlobalNames Zone
    • サポート:Microsoft サーバ製品における「DNS 名前空間計画」

    QoS の設定

    このトピックでは、Cisco Jabber for Windows の Quality of Service(QoS)を設定するためのオプションについて説明します。

    Microsoft Windows の QoS ポリシー

    Windows クライアントが、Cisco Jabber for Windows へのメディア ストリームに対して DiffServ コード ポイント(DSCP)値を自動的に適用できるよう、Microsoft Windows にグループ ポリシーを設定できます。

    設定するポリシーは、CiscoJabber.exe アプリケーション、UDP プロトコル、およびソース ポート範囲に一致する必要があります。 ほとんどの場合は、オーディオ コールのポート範囲に DSCP 値を適用するポリシーを 1 つと、ビデオ コールのポート範囲に DSCP 値を適用するポリシーを 1 つ設定する必要があります。

    詳細については、Microsoft Windows Server 2008 マニュアルの「Policy-based Quality of Service (QoS)」のトピックを参照してください。

    Cisco Medianet

    Cisco Medianet では、Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco Jabber for Windows がネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオ メディアを送信できるようにします。

    Cisco Jabber for Windows では、音声メディアまたはビデオ メディアを送信する前に、Cisco Medianet サービスをチェックします。 そのサービスがコンピュータ上に存在しない場合には、Cisco Jabber for Windows によってフロー情報が Cisco Medianet サービスに提供されます。 その後、サービスはネットワークに信号を送信するため、ルータがフローを分類して Cisco Jabber for Windows のトラフィックにプライオリティを設定できるようになります。 サービスが存在しない場合には、Cisco Jabber for Windows ではサービスを使用せずに、通常どおりに音声メディアとビデオ メディアを送信します。 ただし、Cisco Jabber for Windows では、音声コールまたはビデオ コールごとに Cisco Medianet サービスをチェックします。

    Cisco Medianet は個別にインストールし、ネットワークが Cisco Medianet 対応であることを確認する必要があります。 また、Cisco Prime Collaboration Manager と、Cisco Medianet に対応するルータもインストールする必要があります。 詳細については、「Cisco Jabber for Windows のインストール」の章の「Cisco Medianet のインストール」のトピックを参照してください。

    Cisco Unified Communications Manager のポート範囲

    Cisco Unified Communications Manager では、Cisco Jabber for Windows に対して 1 つのポート範囲を定義できます。 Cisco Jabber for Windows では、このポート範囲を均等に分け、下半分をオーディオ コール用に、上半分をビデオ コール用に使用します。 たとえば、Cisco Unified Communications Manager で 1000 から 3000 のポート範囲を定義するとします。 Cisco Jabber for Windows では、1000 から 2000 のポート範囲をオーディオ コール用に、2000 から 3000 のポート範囲をビデオ コール用に使用します。

    ポート範囲は、Cisco Unified Communications ManagerCisco Jabber for Windows SIP プロファイルの [SIP プロファイルの設定(SIP Profile Configuration)] ウィンドウで設定します。

    [SIP プロファイルの設定(SIP Profile Configuration)] ウィンドウを開くには、[デバイス(Device)] > [デバイス設定(Device Settings)] > [SIP プロファイル(SIP Profile)] を選択します。

    [メディア ポートの開始(Start Media Port)] フィールドでは、Cisco Jabber for Windows で使用可能な、一番低いポートを定義します。 [メディア ポートの停止(Stop Media Port)] フィールドでは、使用可能な一番高いポートを定義します。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager マニュアルの「SIP Profile Configuration」のトピックを参照してください。

    プロトコル ハンドラ

    Cisco Jabber for Windows は、次のプロトコル ハンドラをオペレーティング システムに登録し、クリックツーコールまたはクリックツー IM 機能を Web ブラウザやその他のアプリケーションから使用できるようにします。
    • XMPP: Cisco Jabber for Windows でインスタント メッセージを開始し、チャット ウィンドウを開きます。
    • IM: Cisco Jabber for Windows でインスタント メッセージを開始し、チャット ウィンドウを開きます。
    • TEL: Cisco Jabber for Windows との通話を開始します。

    プロトコル ハンドラのレジストリ エントリ

    プロトコル ハンドラとして登録するために、Cisco Jabber for WindowsMicrosoft Windows レジストリの次の場所に書き込みます。
    • HKEY_CLASSES_ROOT\tel\shell\open\command
    • HKEY_CLASSES_ROOT\xmpp\shell\open\command
    • HKEY_CLASSES_ROOT\im\shell\open\command
    2 つ以上のアプリケーションが同一プロトコルのハンドラとして登録される場合は、レジストリに最後に書き込まれたアプリケーションが優先されます。 たとえば、Cisco Jabber for Windows が XMPP: のプロトコル ハンドラとして登録され、その後に別のアプリケーションが XMPP: のプロトコル ハンドラとして登録された場合、別のアプリケーションが Cisco Jabber for Windows よりも優先されます。

    HTML ページへのプロトコル ハンドラの追加

    HTML ページに、href 属性の一部としてプロトコル ハンドラを追加します。 HTML ページに表示されるハイパーリンクをクリックすると、Cisco Jabber for Windows はプロトコルに対して適切な処理を実行します。

    次に、HTML ページの TEL: および IM: プロトコル ハンドラの例を示します。
    <html>
      <body>
        <a href="TEL:1234">Call 1234</a><br/>
        <a href="IM:msmith@domain">Send an instant message to Mary Smith</a>
      </body>
    </html>
    前の例では、ユーザがハイパーリンクをクリックして 1234 に発信すると、Cisco Jabber for Windows はその電話番号への音声コールを開始します。 ユーザが Mary Smith にインスタント メッセージを送信するハイパーリンクをクリックすると、Cisco Jabber for Windows は Mary とのチャット ウィンドウを開きます。
    次に、HTML ページの XMPP: プロトコル ハンドラを使用したグループ チャットの例を示します。
    <html>
      <body>
        <a href="XMPP:msmith@domain;amckenzi@domain">Create a group chat with Mary Smith and Adam McKenzie</a>
      </body>
    </html>
    前の例では、ユーザが Mary Smith および Adam McKenzie とのグループ チャットを作成するハイパーリンクをクリックすると、Cisco Jabber for Windows は Mary および Adam とのグループ チャット ウィンドウを開きます。

    ヒント


    • Cisco Jabber for Windows のカスタム埋め込みタブの HTML ページに、プロトコル ハンドラを含めることができます。 詳細については、カスタム埋め込みタブを参照してください。
    • XMPP: および IM: ハンドラに連絡先リストを追加し、グループ チャットを作成します。 連絡先を区切るには、セミコロンを使用します。 次に、例を示します。
      XMPP:user_a@domain.com;user_b@domain.com;user_c@domain.com;user_d@domain.com